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消防広域化に向け消防署が研修
消防広域化に向けた消防署員の研修会が19日、伊那市役所で開かれました。 研修会は伊那消防署と高遠消防署が開いたのもので、会場には、伊那のほか、伊南、諏訪、飯田、木曽からおよそ110人が集まりました。 講師を務めたのは父親が高遠町出身の有賀雄一郎さんです。 有賀さんは東京大学卒業後旧自治省に入省し現在は東京消防庁次長です。 研修では「消防広域化へ向けて 職員の意識改革」という演題で話をしました。 講演で有賀さんは、消防広域化で懸念されることとして、人事異動による地元以外の勤務や環境が変わることによる士気の低下などを上げました。 そのうえで「消防広域化を好機ととらえ学びチャレンジしてほしい。 また互いに尊重しあう人間関係をつくってほしい」と呼びかけていました。
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新伊那消防署庁舎 安全祈願
老朽化に伴い新しく建設される伊那消防署庁舎の安全祈願祭と起工式が18日、現地で行われました。 平成27年4月の供用開始を目指します。 新しい伊那消防署庁舎は伊那市荒井の富士塚グラウンド北側に建設されます。 式には、伊那消防組合、組合長の白鳥孝伊那市長をはじめ伊南行政組合、地元関係者など70人が出席しました。 庁舎は、2階建てで、消防広域化に伴い建物の中に上伊那広域消防本部や通信指令センターが入ります。 この他に、6階建ての訓練塔や防災倉庫も建設されます。 全体の延床面積はおよそ3300平方メートルで事業費は13億円となっています。 新しい庁舎は来年の12月に完成する予定で、平成27年4月の供用開始を目指します。
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陸前高田市議が白鳥市長表敬訪問
東日本大震災で壊滅的被害を受けた岩手県陸前高田市の及川修一市会議員が15日伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に支援に対する感謝の気持ちを伝えました。 及川修一市議は、伊那市西春近のまつり工房、北原永代表と太鼓を通じ交流があります。 陸前高田市では、震災前から全国太鼓フェスティバルを開催していました。 及川市議は、実行委員会会長で、北原代表は、太鼓フェスティバル復活を支援しようと現金370万円を寄付しています。 太鼓フェスティバルは、去年陸前高田市で復活し、北原さんが芸術監督をつとめる太鼓グループ大太坊も招待されました。 及川さんは、白鳥市長に震災当時の陸前高田の写真集を手渡し、自ら指導していた少年野球チームの子どもが非難先の体育館でなくなったことなどを話していました。 白鳥市長は、「そういう話を聞くと被災地にまた行かなくてはならないという気持ちになりますね。」とこたえていました。
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選挙の「三ない運動」推進へ
明るい選挙推進県大会が13日、伊那文化会館で開かれ、選挙での贈らない求めない、受け取らないという「三ない運動」を推進していくことが確認されました。 大会は県選挙管理委員会が開いたもので、各自治体の職員などおよそ600人が集まりました。 大会では今年の参院選などの選挙違反や投票率について報告がありました。 選挙違反について検挙はありませんでしたが、警告が36件あったということです。 投票率は57%で全国平均の 52%を上回っているものの前回の64%を下回る結果となっています。 大会では他に政治評論家の中島勝さんが1票の格差問題について話をしました。 中島さんは、「去年の衆院選の定数配分についての判決が今月20日に最高裁で言い渡される。投票価値の平等について司法判断が下されるものなので注目してほしい。」と呼びかけていました。
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南原保育園 県指導で増工事
園児数の増加に伴い増築工事が行われている南箕輪村の南原保育園は、県の指導により壁を防火構造に変更するなどの対策を追加します。 8日に開かれた南箕輪村議会臨時会で関連する議案が全会一致で可決されました。 工事内容の変更に伴う増額分は、214万2,000円で増築工事全体では、9,118万2,000円となります。 建築確認に伴う県からの指導によるもので、隣接する神社との境界からの距離が3メートル未満のため防火サイディングと壁を防火構造に変更します。 また、既設部分も防火対策が必要となり防火サイディングが設置されます。
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消防広域化後 出動区域素案示す
上伊那消防広域化協議会が11日、伊那市のいなっせで開かれ消防広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。伊那消防署の出動区域が減少し、他の3つの消防署の管轄が増加する案となっています。 11日は伊那市内で12回目の協議会が開かれ広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。 広域化後は、これまでの市町村の境界では無く、現場到着時間の短縮を図る為、最も近い消防署から出動し、活動する事を基本としています。 示された素案によりますと広域化後はこれまで伊那消防署が管轄していた、伊那市西箕輪の吹上、大泉新田、南箕輪村の北原、久保、中込、塩ノ井は箕輪消防署。富県の桜井、貝沼、美篶の中県、下県、手良の八ツ手、下手良、は高遠消防署。西春近の赤木、下牧は、駒ヶ根市の北消防署が管轄するとしています。 今回の出動区域の変更により、各消防署の救急隊の出動回数は、平成24年のデータを基に一隊あたり、伊那消防署は672件、高遠消防署は577件、箕輪消防署は489件となります。 広域化後は、部隊体制や車両配備など、状況を見ながら見直しを進めるとしています。 広域化協議会では、来月までに、関係する区長会や各市町村議会、警察、消防団に説明をしていくとしています。 上伊那消防広域化協議会では、来年1月20日に、各市町村長が出席して広域化に関する協定を締結する予定です。
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伊那市景観審議会 初会合
伊那市景観審議会の初会合が11日、伊那市役所で開かれました。 審議会は景観形成に必要な事項について調査、審議する場として景観条例に基づき設置されたものです。 関係団体から選ばれた委員14人に、白鳥孝伊那市長から委嘱状が手渡され、会長には信州大学農学部の上原三知助教が選ばれました。 伊那市は、今月から独自に景観計画を定め地域にあった景観形成や保全に向けた届出の基準を設ける事ができる景観行政団体に移行しました。 市では、来年4月に独自の基準などを示した景観計画の発効を予定していて、今回、審議会にこの計画案について諮問しました。 計画案では、土地利用については「市街地」や「田園」「山地・森林」「山岳・自然公園」の4つの区域に分け、配置や高さ、色彩などについて基準を設けています。 市独自の基準としては、建物高さについて、市街地や工業団地は31メートル以下、それ以外の場所では18メートル以下とする事や、河岸段丘において、500㎡以上、木を伐採する場合は事前の届け出が必要としています。 委員からは「メガソーラーについても景観の面から一定の規制が必要では」との意見が出されていました。市の担当者は「面積が1000平方メートルを超える物については、今後、届出が必要となる。届け出が出た段階で検討していきたい」と答えていました。 市では、今月15日から、市役所やホームページで計画案に対する意見の公募を行い来年1月に景観計画を決定したいとしています。
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箕輪町 上下水道料金改定を答申
箕輪町上下水道審議会は11日、平澤豊満町長に上下水道料金改定を答申しました。 水道料金は引き下げ、下水道料金は外税にするとしています。 11日は、上下水道料金について検討してきた審議会の戸田宗雄会長が平澤豊満町長に答申しました。 箕輪町の水道料金は30立方メートルあたり5,922円で上伊那の市町村で最も高くなっています。 水道料金の基本料金、2ヶ月で2,880円を1,000円に変更することで、平均で15%の値下げとなります。 また、下水道料金については、現在の料金体系を据え置き、内税を外税にし、消費税8%分値上げするとしました。 これにより、一般家庭の平均使用量を30立法メートルとした場合、上下水道あわせて2ヶ月で1万1400円が、1万900円と500円安くなります。 平澤町長は「現在77.9%の下水道加入率を100%に近づけるよう、接続を推進していきたい」と話していました。 この上下水道料金の改定案は12月の議会に提出され、可決されれば来年4月の使用分から適用され、水道料金は16年ぶり、下水道料金は21年ぶりの改定になります。
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ごみ処理基本計画 見直し最終案を白鳥連合長に報告
上伊那のごみ処理基本計画の見直しを検討してきた審議会は、7日、上伊那広域連合の白鳥孝連合長に第4次計画の最終案を報告しました。 上伊那広域連合廃棄物政策審議会の白鳥嘉文会長が、白鳥連合長に第4次計画の最終案を報告しました。 計画案では、平成35年度までのごみの削減目標を、家庭から出るごみの平均排出量を一人一日530グラム、事業系ごみの年間排出量を6,910トンと、予測値よりも少なく設定しています。 去年8月の中間報告以降住民から募集した意見もまとめ、計画案に掲載されています。 白鳥連合長は「数値目標を達成するため、食べ残しを減らす取り組みを行うなど、具体的な施策が今後必要になる」と話していました。 第4次計画は、11日(月)に開かれる上伊那広域連合正副連合長会で協議し決定する見通しです。
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文化の日 各地で表彰式典
文化の日の3日、各市町村で表彰式典が行われ、永年にわたる功績をたたえました。 このうち、伊那市は、5人の個人と2つの団体を表彰しました。 消防功労として伊藤仁さん、寄附功労で向山僚一さん、教育文化功労で、田中眞郎さん、武田登さん、伊那混声合唱団、伊那少年少女合唱団、保健衛生功労で松本孝さんが表彰されました。 白鳥孝市長は、「平和で明るく住みよい伊那市発展のためにこれからもよろしくお願いします」と式辞を述べ、これまでの功績をたたえるとともに今後の協力をよびかけました。 10年間伊那公民館長をつとめ教育文化功労を受賞した武田登さんは、「みんなで喜びたい。これからは一市民として地域の発展につとめていきたい」と謝辞を述べました。 箕輪町では、3人、南箕輪村では、15人が表彰されました。
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廃棄物政策審議会 住民意見を検討
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が31日、伊那市のいなっせで開かれ、計画について住民から寄せられた意見について話し合われました。 上伊那広域連合は、一般廃棄物基本計画案について、9月2日から、10月1日まで、住民から意見を募集しました。 1人から5つの意見があり、それについて話しあいました。 意見では廃プラスチックを可燃ごみとして回収するのはやめて、これまでどおり不燃ごみとして回収するべきなどとしています。 それに対し、上伊那広域連合では、国の方針は、廃プラスチック類は熱回収することが適当としていて、広域連合でも丁寧な説明で周知していきたいとの見解を示しています。 審議会は、意見に対する上伊那広域連合の見解を承認しました。 基本計画は、11月7日広域連合長に、28日に広域連合議会で報告され、12月に発刊されます。
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全国女性消防操法大会 10位入賞を報告
17日に神奈川県で開かれた全国女性消防操法大会で、長野県代表として出場した南箕輪村女性消防隊は10位に入賞しました。 25日は、選手と消防団長ら8人が役場を訪れ、唐木一直村長に入賞を報告しました。 女性消防隊の7人は、長野県消防協会の推薦を受け、初めて県代表として大会に出場しました。 大会には47チームが出場し、南箕輪村は10位に入り優良賞を受賞しました。 選手達は、「優勝を目指していたので残念だが、良い緊張感の中で普段通りの操法ができた。練習に協力してくれた方々のお陰です」と話していました。 大会の映像を見たという唐木村長は「出場したチームの中で1番はつらつとしていた。この経験を活かし、住民の安心安全を守ってほしい」と活躍を讃えていました。
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長谷戸草ダム 治水利用で早期建設を
伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が25日市役所で開かれ、戸草ダムの治水ダムとしての必要性を再確認しました。 市は、県などに天竜川流域全体の問題として訴えていく考えです。 国は、戸草ダムを特定多目的ダムとして建設する基本計画を来年2月に廃止します。 伊那市は、これには同意しますが、25日開かれた協議会で県に対し治水ダムとしての建設を求めることを確認しました。 委員からは、「原発事故を受け、自然エネルギーの必要性が高まっている。」 「利水から撤退した県の責任は重い。」 「河川・砂防一体となった天竜川モデルを作るべき。」 「戸草ダムは、地点でなく広域の天竜川全体の問題。」 などとする意見がありました。 会長の白鳥孝市長は、「戸草ダム建設は地元の悲願。1日も早い建設に向け取り組んでいかなくてはならない」と述べ、流域の市町村や県、県議会にもその必要性を訴えていく考えを示しました。
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現職 市長選への出馬明言さける
任期満了に伴い、来年4月に予定されている伊那市長選挙について、現職の白鳥孝市長は2期目の出馬について「まだかんがえている最中」とし、明言をさけました。 23日開かれた定例記者会見で記者の質問に答えたものです。 白鳥市長は「まだどうするか考え中、後援会と相談し決めたい」と答え、態度を明らかにする時期についても明確にしませんでした。 白鳥市長の任期は、来年4月29日までで、伊那市選挙管理委員会によりますと12月に市長選挙の日程を決定するという事です。
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辰野町長選 加島範久氏無投票で初当選
任期満了に伴う辰野町長選挙が22日告示され、新人の加島範久さん以外に立候補の届け出がなく加島さんが無投票で初当選しました。 辰野町長選挙が無投票となったのは12年ぶりとなります。 加島さんは無所属の新人で現在64歳です。 加島さんは、諏訪清陵高校、法政大学工学部を卒業し1973年に辰野町役場へ入りました。 有線放送事務局長や総務、農政、企画財政課長を歴任し、定年退職するまでの2年間は会計管理者を務めました。 加島さんは景気、雇用対策や子育て支援の充実などの公約を掲げています。 加島さんの任期は平成29年11月11日となっています。
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長野県の事業を有識者が点検
長野県の対象事業を県民がチェックする、事業点検が今日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。 19日は2会場に別れ、有識者と県政モニターが文化事業や県産材推進事業、福祉事業の10の事業を点検しました。 これは、平成23年度まで行われていた「信州型事業仕分け」の内容を見直して、改めて実施されたものです。 判定は6段階で、議論を基に有識者とモニターがシートに記入します。 その結果、「事業規模・内容を見直す必要あり」とする事業のうち、芸術文化推進の2事業、県産材推進の4事業、家庭福祉相談事業は「規模拡大」、中国帰国者地域生活支援事業、一人親家庭福祉推進事業、就職・自立支援センター事業は「規模は維持で内容や方法を見直す」との結果になりました。 「行政が実施する必要無し」「国・市町村での実施が望ましい」とする事業はありませんでした。 県では、今回の点検の結果を検討し、どう対応するかは今年度中に公表する考えです。 20日は長野県庁で12の事業を点検します。
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長谷地域協「過疎」「世界遺産」について協議
伊那市長谷地域自治区地域協議会が昨夜開かれ、急速する過疎化や、南アルプス世界遺産登録に向けた取り組みについて話し合われました。 16日夜は、長谷総合支所で協議会が開かれました。 地域協議会では、中山晶計地域自治区長から、「これまでも空き家を紹介するなど過疎化への対策を講じてきたが、近年過疎化が急速に進み、緊急の対策が必要となっている。深刻さを受け止め空き家の数など実態を把握し、地区毎に定住計画をつくるなどの姿勢をつくらなければいけない」と呼びかけました。 委員からは、どの程度人口が減ったのかなど具体的な数字を示してもらった上で、検討をしたいとの声がありました。 また、伊那市などが取り組む南アルプスの世界自然遺産登録について、「地元である長谷地域の住民が、充分に理解できないまま進んでいる。住民に納得して賛成してもらえるよう前向きな気持ちで、動きに注目して欲しい」と呼びかけました。 委員からは、「登録されれば、住民サイドにどのような影響があるのか。もっと情報提供して欲しい」との声があがっていました。
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リニア見据え 上伊那地域将来ビジョン素案まとめる
上伊那広域連合は、2027年のリニア中央新幹線の開業を見据え、上伊那地域の道路整備や環境形成などまちづくりの在り方を定めた「上伊那地域将来ビジョン」の素案をまとめました。 将来ビジョンの素案ではリニア開通によりプラス面として、移動時間の短縮により、交流人口の増加や、都市圏への遠距離通勤など多様なライフスタイルの可能性を広げるとしています。 一方マイナス面として、企業の支店の統廃合による流出や日帰り客の増加で滞在型の観光客の減少が懸念されるとしています。 将来の地域像としては、上伊那ブランドの確立やグローバル化を目指し、世界に誇れる地域をめざすと共に、地域の事を自分達で考える協働のまちづくりを進めていくとしています。 具体的な案として、県内駅とのアクセス向上に向け、中央道へのスマートインターチェンジの開設や国道153号バイパスの早期開通、リニア県内駅周辺に長時間駐車可能な駐車場整備等をあげています。伊那谷全体を一つの観光圏域ととらえ、広域観光の推進を進めていくとしています。この他に、ソフト、ハード両面からの移住・定住促進対策や、地域全体で景観形成する仕組みづくり推進する仕組みづくりを挙げています。 広域連合では、来月からパブリックコメントを募集し、年度内に将来ビジョンの成案をまとめる方針です。
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災害復旧費 補正予算案可決
箕輪町は、9月の台風18号の災害復旧費用などを盛り込んだ補正予算案を15日開かれた町議会臨時議会に提出し可決されました。 補正により箕輪町の災害復旧費はおよそ1,130万円増額した1560万円となっています。 内訳は倒木や福与城東の崩落などの農林施設災害復旧費に415万円。 道路修繕などに440万円となっています。 箕輪町の、台風18号による倒木や崩落などの被害額はおよそ1130万円。 果樹などの農家関係の被害額は1670万円となっています。
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国道153号 整備促進などを提言
一般国道153号改良期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は15日、国道153号がリニアの長野県駅へのアクセス道路として大きな役割を果たすとして県に対し整備促進などを提言しました。 国道153号は、2027年に開業が予定されているリニア中央新幹線の長野県駅へのアクセス道路として大きな役割を果たすことから、道路財源を安定的に確保し、必要な箇所の早期整備を推進していくことが必要としています。 また、長野県伊駒アルプスロードの早期ルート確定や早期事業化を求めています。
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水道大口使用者に特割制度
伊那市は、2か月あたり4,000立方メートル以上の水道水を使用している事業者を対象に来年10月からをめどに特割制度を適用させる考えです。 来年度から3年間の水道料金と下水道使用料の改定案を審議してきた伊那市下水道事業運営審議会が11日白鳥孝市長に答申しました。 水道料金と下水道使用量の大きな料金改定はありませんが、水需要の喚起を狙いに大口使用者に対する特割制度「個別需給給水契約」を新たに導入します。 これは、大口使用者と市で取り決めた基準水量を超えて水道水を使用した場合、1立方メートルあたり195円の通常料金を76円に引き下げるというものです。 伊那市水道部によりますと、昨年度実績で12の事業者が該当するということです。 市は、審議会で了承が得られたことから関係条例案を12月の定例市議会に提出し、来年10月からの導入を目指します。 伊那市の下水道事業は、累積赤字が21億8,400万円となっていることから答申書では、附帯意見として健全化計画の着実な実施と経営改善に最大限の努力をするよう求めています。
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宮下創平氏の葬儀 14日グレース伊那で
肺炎のため85歳でなくなった元衆議院議員の宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、伊那市東春近のグレース虹のホール伊那で執り行われます。 伊那市の名誉市民で、8期連続で衆議院議員を務め、元厚生大臣の宮下創平さんは、7日に肺炎のため85歳で亡くなりました。 長男で衆議院議員の宮下一郎さんは、「ふるさとを愛し発展を願ってきた父の志を受け継いでいきたいという想いを改めて認識しがんばらねばと感じている」とコメントしています。 伊那市の白鳥孝市長は、「権兵衛トンネル開通促進などに大変精力的にご尽力いただきました。故人の偉大なるご功績に対し、尊敬の念と、感謝の意を捧げます」とコメントしています。 宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、弔問の受付は午前9時からグレース虹のホール伊那で行われ、喪主は長男で衆議院議員の宮下一郎さんがつとめます。 葬儀委員長は、宮下一郎後援会長の小坂樫男さん、副葬儀委員長は、飯伊地区後援会長の唐沢弘文さんと後援会筆頭副会長の塚越寛さんがつとめます。 当日は、伊那市役所の職員駐車場、JA上伊那本所、虹のホール高遠の駐車場から10分毎にシャトルバスが運行されます。 なお、21日に東京都でも告別式が予定されています。
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NECライティング訴訟 住民側上告せず
NECライティング伊那工場閉鎖に伴い伊那市が支払った補助金などが無駄になったとして市民が伊那市を相手取り、補助金返還などを請求するよう求めていた訴訟で、控訴を棄却した東京高裁の判決をうけて原告の住民側は上告しない事を決めました。 住民側市民代表の市川富士雄さんは「高裁の判決は一審と同じで訴えた内容に踏み込んでおらず上告しても結果は同じではないかと思う。今回は残念だが断念する」と話しています。 今後については「市民の税金を無駄遣いさせない運動に重きをおいて進めたい」としています。 NECライティング住民訴訟は、9月25日、東京高裁が一審の長野地裁の判決を支持し、住民側の控訴を棄却する判決を出していました。
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県が試算 リニア整備で交流人口200万人増
リニア中央新幹線開業後の地域の将来像について考えるリニアを活かした地域づくり勉強会が4日、駒ヶ根市で開かれました。 県はリニア整備により伊那谷の観光客など交流人口は年間200万人増加すると試算しています。 JR東海は2027年東京、名古屋間の開業を目指し、来年の工事着工を予定しています。 長野県の中間駅はJR飯田線の元善光寺駅から1キロほど離れた飯田市上郷飯沼付近としています。 勉強会ではリニア整備により伊那谷の観光客など交流人口は年間200万人増加するとの試算が県から示されました。 これにより観光活性化や企業の立地促進のほか、静養地としての役割の向上や都市圏をバックアップする防災機能としての効果がもたらされるとしています。 出席者からは交流人口増加に対応するため、公共交通を強化するべきとの意見が多く出されました。 地域づくり勉強会では、今回出された意見をもとに公共交通整備など地域の将来像実現に向けた協議を進めていくとしています。
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箕輪町で有害物質災害想定し訓練
伊那消防組合は、複合レジャー施設で有害物質により多数の負傷者が発生したとの想定で、3日、訓練を行いました。 3日は、箕輪町地域交流センターと交流広場で訓練が行なわれました。 センターの中で有害物質の硫化水素が発生し、多数の負傷者が出ているとの想定です。 伊那消防組合が年に1回行っている集団災害訓練で、今年は箕輪町を主会場に開かれました。 署員らは、化学防護服を身に付け、センターに入り、倒れている人を次々に救助していました。 救助している間に、外には、テントが設営され、有害物質を取り除く除染などが行われていました。 負傷者の数が多い場合に、優先度を色で振り分けるトリアージ訓練も行っていました。 伊那消防組合では、特殊な災害に対しても、各隊が連携し活動できるよう、対応能力を向上させたいとしています。
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鳥インフルエンザ発生を想定し上伊那で初の訓練
上伊那で鳥インフルエンザが発生したとの想定で、蔓延を防ぐための初動体制を確認する訓練が3日、伊那合同庁舎で行われました。 訓練は、駒ヶ根市の養鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が見つかったとの想定で、まん延を防ぐための初動対応から対策本部設置までの流れを確認しました。 上伊那地方事務所などが初めて行ったもので市町村の担当職員など60人が参加しました。 対策本部となる伊那合同庁舎には、発生現場からデジタルカメラで撮影した画像がスマートホンを通してリアルタイムに送られてきました。 防疫措置として移動規制の対策も検討されました。防疫班が発生農場から半径10キロ以内に出入りする畜産関係の車両に行う消毒ポイントの設置場所を地図上で確認します。 午後は、鶏の殺処分の実技演習が行われました。現在上伊那で鶏などの鳥を飼育している農家は95戸あり、20万羽近くが飼育されています。 本格的な渡り鳥のシーズンを前に上伊那地方事務所では、市町村や関係団体、農家との連携を密にし、充分な対策をとっていきたいとしています。
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第5次総合計画策定へ むらづくり委員会初会合
南箕輪村の平成28年度から10年間の第5次総合計画を策定する第3期むらづくり委員会の初会合が昨夜、役場で開かれました。 30日は、唐木一直村長が各区の代表や団体の代表23人を委員に任命しました。 30日の委員会では会長に大泉区の清水研夫(けんお)さんが選ばれました。 むらづくり委員会は、自立に向けた村づくりについて考える場として平成16年度に第1期委員会平成20年度に第2期委員会を組織しました。 委員会では第4次総合計画の数値目標を検証します。 計画では平成27年の目標値として人口を1万4770人、世帯数を7155世帯、就業者数を8663人などとしています。 委員会では、来年2月に村民を対象に今後の村づくりについてのアンケート調査を実施し、第5次総合計画に盛り込んでいくということです。 むらづくり委員会の任期は3年となって、第5次総合計画の審議結果を平成27年10月に答申する計画です。
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殿島団地下水道 市と統合
これまで地域の単独施設で汚水処理をしていた伊那市の殿島団地は平成27年度から市の下水道施設に統合することが決まりました。 30日は、伊那市役所で下水道統合の調印式が行われました。 式には殿島団地を構成している暁野区の岡田裕区長と白鳥孝市長ら10人が出席しました。 殿島団地は下水処理が一般的ではなかった1988年昭和63年に県が造成し市に移管されたもので、団地独自での処理施設があり整備されていました。 現在は180戸、およそ560人が施設を利用していますが、老朽化が進んでいることから市の下水処理施設に統合することになりました。 統合は平成27年度からを予定していて、今の施設は平成28年度中に解体する計画です。
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道路・交通問題で懇談会
伊那市議会の道路・交通対策特別委員会は、調査・研究活動に市民の声を反映させようと、26日、懇談会を市役所で開きました。 市民からは、国道153号バイパスの早期建設や市内環状線の整備をめぐる要望などが出されました。 26日、特別委員会の呼びかけに対し、市民120人が市役所の多目的ホールにつめかけました。 伊那市議会の道路・交通対策特別委員会は、慢性化する交通渋滞の解消や利便性の高い公共交通の構築を目指して調査・研究に取り組んでいます。 懇談会は、伊那市が去年6月に道路網整備の今後の進め方を具体的に示した伊那市幹線道路網整備計画のアクションプログラムを市民に知ってもらい、今後の道路・交通計画に活かそうと初めて開かれました。 路線やテーマ別に委員会が会場に意見を求めました。 公共交通のテーマでは、伊那と木曽を結ぶ連絡バス復活を望む声もありました。 ある参加者は、「道路行政は民間ではできない仕事なので、他市町村に遅れをとらないようきちんと進めるよう市に働きかけてほしい」と話していました。
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市総合計画後期基本計画答申案まとまる
伊那市総合計画の平成26年度から30年度までの後期基本計画の市長への答申案が27日まとまりました。 25人の委員で組織する審議会が4月から9回にわたり市側が提出した原案を審議してきました。 後期基本計画案は、社会情勢の変化に対応し、見直されるものです。 人口の減少、東日本大震災、リニア中央新幹線、TPPなど地域をとりまく情勢を鑑み作成されました。 27日は、最終回となる審議会が市役所で開かれました。 後期計画案の第6章の広域交通網の整備の項目では、リニア新幹線の中間駅へのアクセス向上のための道路網整備や小黒川パーキングエリアから出入りが可能なスマートインターチェンジの設置などが盛り込まれています。 小黒川スマートインターチェンジの1日平均の利用台数を1,072台とする目標値も記されています。 審議会は、10月中旬に白鳥孝市長に答申する予定です。