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伊那市教育長に久保村清一さん
伊那市の新しい教育長に東春近の久保村清一さんが決まった。
17日開かれた伊那市教育委員会の臨時会で決定し、市役所で就任式があった。
久保村さんは、「心と体にもう一度ネジを巻き、重責を果たしてまいりたい。安全安心の教育環境づくりを進めることが教育委員会の使命。先頭に立ってがんばりたい」と抱負を述べた。
教育長の任期は4年。
久保村さんは66歳。信州大学農学部を卒業後、中学校で教鞭をとり、伊那中学校の校長を務めた。
教育委員長には松田泰俊さんが再任された。 -
伊那市副市長に酒井茂氏再任
伊那市の白鳥孝市長は、14日の臨時市議会に、副市長に現在の副市長の酒井茂さんを選任する議案を提出し、全会一致で可決された。
副市長に選任された酒井茂さんは、57歳。
東春近原新田。
京都大学農学部を卒業後、昭和50年に市役所に入り、企画課長、地域まちづくり特命参事などをつとめ、平成16年に旧伊那市の助役に抜擢された。
合併後の平成18年からは、新しい伊那市の助役をつとめ、平成19年からは統括副市長として、新ごみ中間処理施設の用地選定などにも携わった。
取材に対し、酒井副市長は再任について「これまで6年間やってきて、思い起こすと大変な6年間だったと感じている。これからの4年間も大変な4年が始まるのかなと感じている。市の職員の皆さんと一丸となって市の発展に全力を尽くしたい」と話した。
議会の中で、白鳥市長は、副市長を2人から1人とする条例改正案も議会に提出し、全会一致で可決された。
白鳥市長は、「前小坂市長は、市町村合併後、行政改革・産業立地・情報化・子育て支援を特に推進するために、副市長を2人にしたが、これからは副市長を中心に、各部課長が推進役となって、施策を分担し、業務を推進するものとしたい」と提案理由を話した。
酒井副市長の任期は、17日から4年間となっている。
14日の臨時議会には、16日付けで任期が満了となる教育委員の任命も行われた。
現在教育委員長で長谷の松田泰俊さんは再任、信州大学農学部卒で伊那中学校の校長をつとめた久保村清一さん66歳は新任。
任期満了に伴い、北原明教育長は退任する。
新しい教育委員長と教育長は、17日の臨時教育委員会で決定する。 -
上伊那地域医療再生事業作業部会全体会議
上伊那広域連合は、公立病院の機能再編や経営効率化を目標とする上伊那地域医療再生事業で、具体的に検討を進める7つの作業部会を立ち上げた。
13日夜、伊那合同庁舎で開かれた会議には、上伊那の公立3病院の関係者や医療福祉関係団体の代表など60人が出席した。
上伊那地域医療再生事業は、国から22億円余りの補助を受け、公立3病院の機能再編や病床利用率を上げる経営の効率化、医療従事者の増加、里帰り出産制限の緩和を平成25年度をめどに目指す取組み。
今回設置された作業部会は、その目標に向けて具体的に検討を進めていくためのもの。
地域救急センターの充実、運営などについて検討する救急医療部会、病院の移転新築などを検討する辰野総合病院施設部会、地域医療支援センターの設置、運営について検討する地域連携ネットワーク部会、医師確保部会など7つの部会が設置される。
各部会は、それぞれ10人ほどで構成され、早いところは、来週から検討に入る。
6月をめどにプランをまとめ、7月の運営連携会議で決定し、県の9月補正予算に反映させていくことにしている。 -
伊那市議会 議長に伊藤泰雄さん選出
伊那市議会臨時会が13日開かれ、新しい議長に伊藤泰雄さん、副議長に飯島尚幸さんが選ばれた。
伊那市長・市議選後初となる臨時議会が開かれ、市議会議長・副議長が選出された。
立候補届出の締め切りだった11日までに、正副議長に1人ずつが届出を行い、指名推薦で選出された。
議長となった伊藤泰雄さんは62歳。旧伊那市から数えて市議会議員は5期目。
就任にあたり、「新しい市が誕生してから4年が経過し、これからは骨組みを組み立てる重要な時期で議員の果す役割は大きい。活力ある長野県一の議会にしていきたい」とあいさつした。
また、自治基本条例の制定を目指す仮称・議会活性化特別委員会と、バイパスの整備などを検討する仮称・道路問題特別委員会の2つを設置したい考えを示した。
また、副議長となった飯島尚幸さんは64歳。旧伊那市時代から数えて4期目。
就任にあたり「活力みなぎる協議ができるよう、議長をサポートしていきたい」とあいさつした。
正副議長の任期は、申し合わせにより2年間。
また、常任委員会などの構成が決まった。
正副委員長は次の通り(敬称略)。
◆総務委員会▽委員長=柴満喜夫▽副委員長=竹中則子◆社会委員会▽委員長=平岩国幸▽副委員長=飯島光豊◆経済建設委員会▽委員長=前沢啓子▽副委員長=中山彰博◆議会運営委員会▽委員長=前田久子▽副委員長=飯島進 -
春の河川一斉パトロール
河原などに不法投棄されているごみの実態を把握するため、県内一斉の河川パトロールが13日、行われた。
パトロールは県の主催で、春と秋の年2回行われている。
県と市町村、警察署が参加し、上伊那では16の河川をパトロールした。
そのうち、伊那市長谷の黒川では、川遊びをする人が多い場所や橋の近くで、ペットボトルやビン、缶、タイヤなどを回収していた。
パトロールで上伊那全体では340キロが集まり、年の秋に比べ20キロほど減少した。
回収したごみは、家庭ごみが多いことから、県では「一人ひとりが意識を高め、市町村の定める方法でごみを処理してほしい」と呼びかけていた。 -
元高遠町長伊東義人さん春の叙勲報告
春の叙勲で旭日双光章を受賞した元高遠町長の伊東義人さんが11日、白鳥孝伊那市長に受賞の喜びを報告した。
伊東さんが受賞した旭日双光章は、行政分野などで顕著な功績があった人に贈られる勲章。
伊東さんは現在77歳。
昭和25年に現在の高遠町河南地区にあった旧河南村の職員になった。その後、平成4年12月から平成12年6月まで旧高遠町の助役を務め、平成12年11月から平成18年3月までの5年5カ月にわたり町長を務めた。
特に平成18年の市町村合併では、町民との懇談を重ねたり、意向調査を行うなど、町民の意見を聞きながら合併の推進に尽力したとして受章した。
白鳥市長は、「今回の受章は高遠時代の功績と、合併への尽力の結果。伊那市としても栄誉なこと」と祝福した。
伊東さんは、「身に余る光栄。旧高遠の町民の皆さんを代表していただいた。今後は地域に恩返ししていきたい。また、名君保科正之公の大河ドラマ化実現のため微力を尽くしていきたい」と話していた。 -
伊那市副市長 酒井茂氏再任へ
伊那市の白鳥孝市長は、次の副市長に現在の副市長の酒井茂さんを再任する意向を固め、14日の市議会臨時会に諮る見通しであることがわかった。
酒井茂副市長の任期は、5月16日まで。
副市長は、市長が任命するが、議会の同意が必要となる。
11日非公開で開かれた市議会の会派代表者会議で、白鳥市長が議員にその旨を説明し、理解を求めた。
伊那ケーブルテレビの取材に対し白鳥市長は「酒井さん以上の適任者はいない」と話した。
同じく取材に対し酒井さんは「重く受け止めしっかりやっていきたい」と話していた。
酒井さんは2004年に小坂樫男前市長より助役に選ばれた。
2006年の合併後は新しい伊那市の助役を務め2007年からは統括副市長を務めている。
副市長を決める人事案件は、14日の市議会臨時会に提出されることになっている。 -
新広域連合長に白鳥伊那市長
上伊那広域連合の連合長選挙が10日行われ、新しい連合長に伊那市長の白鳥孝さんが選ばれた。
広域連合長選挙は、前の小坂樫男連合長の退任に伴い、広域連合を構成する8市町村の長による無記名投票で行われた。
開票の結果、白鳥さん7票、白票1票で、伊那市長の白鳥孝さんが当選した。
選挙後に開かれた広域連合正副連合長会の冒頭で、新連合長の白鳥伊那市長は、「新ごみ中間処理施設のこと、地域医療のことなどあり、精一杯頑張ってまいりたい」とあいさつした。
また、「観光を上伊那地域の新しい産業に育てるため検討を進めたい」と話した。
広域連合長の任期は、伊那市長の任期と同じ期間となる。 -
愛の鐘提携へ
南箕輪村は、静岡県伊豆市の土肥温泉旅館組合と、「愛の鐘の名称使用についての覚書」を交わすことになった。
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」。この鐘は、村と姉妹都市締結し、恋人岬で有名な静岡県の旧土肥町から平成4年に贈られた。
しかし、平成16年に旧土肥町が伊豆市と合併し、村との姉妹都市の関係は自然消滅した形となっていた。
今回、村では、民間や観光レベルでの交流を深めようと、土肥温泉旅館組合と愛の鐘の名称使用について覚書を交わすことになった。
村では今後、プロジェクトチームを中心に、独自のイベント企画などを行い、愛の鐘を観光資源として活用していきたいとしている。 -
大泉所トイレ太陽光設備盗難
南箕輪村の大泉所ダム近くにある公衆トイレの太陽光発電装置が、何者かによって盗まれ、トイレが使用できなくなっていることが分かった。
盗難にあったのは、大泉所公衆トイレの屋根に設置されたソーラーパネルやバッテリーなど、太陽光発電装置一式。
4月23日、村職員がソーラーパネルなどが盗まれているのを見つけ、村は26日に伊那警察署へ被害届けを提出した。
トイレは、平成9年に県の補助を受け約550万で設置された。
太陽光発電により得られた電気で排泄物の分解を行う太陽光発酵処理方式が採用されていた。
しかし現在は、処理装置の電力が供給出来ないため、使用が出来なくなっている。
村では、経ヶ岳やダム周辺への観光客に対応するため、仮設トイレを設置した。 -
村北部保育園改修工事
南箕輪村は本年度、約6600万円かけ北部保育園の改修工事を行う。
10日開かれた村議会全員協議会で、村から議員に対して、改修の概要や費用について説明が行われた。
北部保育園は昭和59年に建設され、建物の老朽化個所の修繕や、非常用照明、避難誘導灯など防火安全面を目的に改修工事が行われる。
主には、給食室の土台や柱などの腐食した部分の改修や、建築基準法に適合するよう非常用照明や避難誘導灯などの再整備を行う。
また新たに、玄関付近など2カ所にウッドデッキや、屋根には発電量9キロワットの太陽光発電設備を設置する計画。
改修費用の総額は6600万円となる見込み。
村では、本年度予算ですでに5千万円を計上していて、改修に関する1600万円の補正予算案を6月議会に提出する予定。 -
箕輪町長選は11月9日告示 14日投開票
箕輪町長選挙は、11月9日告示、14日投開票の日程で行われる。
箕輪町選挙管理委員会が、4月に町長選挙の日程を決め、6日、各区の区長や町議会議員に報告した。
11月28日に任期満了を迎える箕輪町長の選挙は、11月9日告示、14日投開票で行われる。 -
みすず寮起工式・安全祈願祭
老朽化に伴い建て替えられる養護老人ホーム「みすず寮」の起工式が7日、伊那市美篶の現地で行われた。
7日は、上伊那の市町村長やみすず寮を運営する福祉協会の関係者などが集まり、起工式と安全祈願祭が行われた。
現在の養護老人ホームみすずは築37年で老朽化が進んでいることから、今回、現在の施設の東側に新しい施設を建設することになった。
敷地面積は約6500平方メートル、鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約3600平方メートル。
長期入所50人、短期入所2人を受け入れることが可能で、全室個室となっている。総工費は約8億5千万円。
今後は、同じく建て替えを予定している特別養護老人ホームを併設。
また、将来的には今回建設する養護老人ホーム部分も特養に移行する計画。
上伊那福祉協会の平澤豊満箕輪町長は、「地域の方の協力をいただきながら、安全な工事をしていただきたい」と話した。
施設の完成は11月末頃を予定している。 -
大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に、特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は700人前後とみられる。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
南大東村職員が伊那西小を訪問
伊那市と民間交流をしている沖縄県南大東村の職員が28日伊那西小学校を訪れ、今年も子どもたちの交流を続けていくことを井上祐一校長と確認した。
子どもたちの交流事業に当初から携わっている宮城克行さんが小学校を訪れた。
南大東村は、今年度も子どもたちの交流事業を計画していて、当初予算に50万円を計上している。
宮城さんは、今年も交流をお願いしたいと、井上校長にあいさつ。
井上校長は、山のない島の小学校と海のない山の小学校の交流から得るものは多い。今までのものを大切にしながら精一杯やらせていただくつもりと快諾した。
子どもたちは、平成17年度から物を送りあうなどして交流をスタート。以来、子どもたちの行き来がスタートし今年で5年目になる。
最初に交流した子どもたちは、今高校1年生で、文通などでお互いの近況を報告しあっているという。
井上校長が宮城さんに見ているのは、今年度の伊那西小学校児童会の年間計画。
交流・ボランティア委員会の目標は、「地域の人や南大東島の人たちと交流を深める学校にしよう」。
宮城さんはうれしそうに、コピーを持ち帰った。
南大東村の児童は、10月に伊那市を訪れ、ホームステイしながら西小の児童たちと同じ教室で授業を受けるという。 -
白鳥孝新伊那市長初登庁
民間感覚での改革を訴え伊那市長選挙で初当選を果たした白鳥孝さんが30日、初登庁し、白鳥市政がスタートした。
白鳥市長は、午前8時過ぎに公用車で市役所に到着。自らの意思で慣例となっていた職員の出迎えはとりやめた。
酒井茂副市長が4階の市長室に案内し、市長の椅子に座った。
その後開かれた就任式で、白鳥さんは、大きな拍手で迎えられ酒井副市長が歓迎のあいさつをした。
酒井副市長は、「市民から選ばれた人として帰ってきてくれたことは、苦労をともにしてきた私としてもうれしい。市民感覚による正しい改革を進めてほしい。市長は、市を代表する営業マン。精力的に外交してほしい」と話した。
女子職員からお祝いの花束を受け取った白鳥市長は、「現場主義と対話を基本に行政運営に取り組みたい。職員も現場に赴いて、自分の目で確認し、判断をしてほしい。大好きな伊那市のために一緒に汗をかいていきましょう」と就任のあいさつをした。
このあと開かれた記者会見で白鳥市長は、副市長や部長への権限の委譲によるトップセールスや、会議は1時間とするなどの効率的な働き方を職員に指示したい竏窒ニ述べた。
また、小坂樫男前市長から仕事の引き継ぎが行われた。
白鳥市長の任期は平成26年4月29日まで。 -
【カメラリポート】小坂市政を振り返る
平成6年、伊那市の助役に就任以来、16年間市政運営にあたった小坂市長。
小坂市長は県公衆衛生専門学校長などを経て平成6年に旧伊那市の助役に就任し約2年間務める。 -
出会いサポートセンターでカップル1組誕生へ
伊那市の結婚相談窓口、出会いサポートセンターの登録者同士で1組のカップルが誕生することがわかった。
伊那市結婚事業として平成20年に開設された出会いサポートセンターは、平成21年度の実績で、個人登録者は277人(男性180人、女性97人)で、現在交際中の男女が25組ある。
このうち1組から、出会いサポートセンター担当者に近いうちに結婚するとの報告があったという。
サポートセンターの登録者同士による結婚は今回が初めてということで、センターでは「現在交際中のカップルも結婚を前提とした真剣な付き合いをしている。今後に期待したい」と話している。 -
箕輪町でブックスタート
生後7カ月の乳児に絵本をプレゼントする「ブックスタート」が27日、箕輪町で行われた。
本年度のブックスタート初日ということで、平澤豊満町長から絵本をプレゼントするセレモニーが行われた。
町では本年度、子供育成事業の柱として、読む教育、「読育」に力を入れている。
7カ月の乳児に絵本をプレゼントするブックスタートもその一環で、この日は、読み聞かせボランティアが母親と子供に絵本を読んで聞かせ、読むときのポイントなどをアドバイスしていた。
このほかにも町では、1歳になった時と、保育園を卒園する時に、絵本をプレゼントする取り組みも行っている。
これらを合わせると、本年度は約750人に絵本が配られる予定。 -
小坂伊那市長退任式
4月29日が任期満了となる小坂樫男伊那市長の退任式が28日、伊那市役所で開かれた。
退任式では職員約200人が見守る中、小坂市長が会場に入場した。
小坂市長は職員から花束を受け取り、「平成8年の就任以来14年間務めさせてもらった。あっという間の14年間だった。行政改革その他、多くの職員の皆さんにご理解ある協力をいただいた。嫌な思いはほとんどなかった気がする。生涯現役という言葉が大好き。これからもいろいろなことに挑戦していきたい」と最後のあいさつをした。
酒井茂副市長は、「一時も気の抜けない市長職を14年間見事にまっとうされました。市長と一緒に仕事ができた時間は宝物です」と述べ別れを惜しんだ。
小坂市長の任期は29日までで、30日からは6年前小坂市長が民間から収入役に登用した白鳥孝さんが市政を引き継ぐ。 -
元気づくり支援金 今年度上伊那分決定
長野県が市町村や住民の自主的な取り組みを支援する地域発 元気づくり支援金の上伊那分の今年度採択事業が決定した。
採択されたのは48件、約7千万円。
64件、約1億3500万円の要望に対して、採択された事業は48件、約7千万円。
伊那市分では、高遠ブックフェスティバルで町を案内するコンシェルジュ設立事業などに395万円、信州産雑穀を使ったビールの開発に140万円など19件、2808万円の事業が採択された。
箕輪町分では、赤そばと身近な食材の白そばによる地域おこし事業に365万円など6件、1078万円の事業が採択された。
南箕輪村分では、間伐材をウッドチップにして大芝高原に敷設する事業に262万円など2件、352万円の事業が採択された。
地域発元気づくり支援金は、約2300万円の枠で、5月末まで2次募集が行われる予定。 -
箕輪町セーフコミュニティー地区勉強会
WHOのセーフコミュニティ認証を目指す箕輪町で、24日、初めての地区勉強会が北小河内公民館で開かれた。
この日、公民館には地区住民約50人が集まり、アジア・セーフコミュニティ認証センターの白石 陽子さんから、取組み方法や、他の自治体の事例などについて話を聞いた。
白石さんは、公共機関の統計情報や、地域の中でのコミュニケーションから生まれる情報を最大限生かし、
「似たような活動を組み合わせ、異なる取組を活用し、新たな取組みを作る。企画した活動は、環境、教育、規則の視点からチェックし、行動していく事が望ましい形」と参加者に呼びかけていた。
また、他の自治体の活動を例にあげ「無理をした取組は、長続きしない。新たな負担にならないようにする事が大切」と話していた。
北小河内区では、セーフコミュニティへの理解を深めようと町内で初となる、協議会を今月設立しています。
協議会は、自主防災会や消防団、各種グループなど、約16団体で組織していた。
協議会会長の漆戸正区長は「今後は、個々の活動を点から線、面へと広げていきたい」と話していた。 -
伊那市長選挙 白鳥孝さん当選から一夜明けて
任期満了に伴う伊那市長選挙の投開票が26日行われ、新人で前副市長の白鳥孝さんが初当選した。
今回の伊那市長選挙で、白鳥さんは2万5988票、野口さんは1万4468票獲得した。
当選から一夜明けた26日、白鳥さんは早朝から、自宅でテレビや新聞などの共同取材や、当選祝いに訪れる来客の対応に追われていた。
今後の抱負などについて、白鳥さんに話をきいた。
●選挙戦を振り返って
「伊那市の各地を歩き、話を聞けた事が宝物」
●選挙について
「相手候補が話していた、ゴミや財政、下水道問題などの課題が明確になった。私にとって、これらの問題は、修正をかける一部になり、野口さんの票として見え、確認できた事が良かった。」
●最初に行いたい課題
「公約を果たす為にも、中期長期といったビジョンを作り、医療・地域交通・雇用など見極めながら取り組みたい。また、市職員に対しては行政改革を促したい」
●民間感覚の改革
「地方自治体の中で考えるのは当然だが、違った目線で、地方自治やありかた、将来などについて、専門家から意見を聞く事が大事。それを勉強し機敏に行政に反映させる為にも、シンクタンクが必要。環境や教育、経済など様々な課題はある、お金をかければ何でもできるが、お金をかけず、手弁当で知恵を出しあいたい。」
●副市長について
「現段階では白紙」
インタビューの最後に白鳥さんは、「忙しい事が性分にあっている、今は早く仕事を始めたい」と意欲を示した。
白鳥さんは30日、初登庁する。 -
伊那市地域づくり支援金決定
伊那市が住民による地域活性化のための活動を支援する地域づくり活動支援金事業の本年度採択分が決まった。
事業には18団体が応募していて、審査の結果、新規事業が11件、2年目の継続事業が5件のあわせて16件が採択された。
主な新規事業では、子どもや大人が集い、リフレッシュできる三峰川自然園づくりの会による上新田の公園再生づくりを進める事業と、三峰川境堤防桜並木造成特別委員会の桜並木の育成や区民の憩いの場をつくる事業が、限度額50万円の支援を受ける。
この他の新規事業は▽故郷諸町の歴史と文化を後世に残す会に42万2千円▽中条おいらが集落調査編纂事業に27万円▽新田組庚申塔広場整備事業に12万3千円▽絆の楽農園事業に10万円▽手良のトトロの森整備事業に6万4千円▽権現山登山道整備事業に49万5千円
▽羽広桜の里作り事業に41万6千円▽法華道を守る事業に32万9千円▽「諏訪形区御柱祭の祭典」の実施と伝承事業に34万3千円竏窒ニなっている。
本年度の伊那市地域づくり活動支援金事業の支援金総額は約400万円となっている。 -
伊那市長は白鳥孝さん 初当選
当 白鳥 孝 (54) 無新 25988
野口 俊邦 (67) 無新 14468 -
伊那市長・市議会議員選挙きょう投票
伊那市長選挙・市議会議員選挙の投票が25日行われ、即日開票される。
24日は、投票所の準備が行われた。市役所で、投票事務を担当する職員に、投票箱や投票用紙などが渡された。
投票所は市内67カ所に設置される。
各投票所では、記載台や投票箱の設置など準備が行われた。
伊那市長選挙には新人2人、市議会議員選挙には定数21に対し24人が立候補している。
投票は25日行われる。時間は午前7時から午後8時までで、一部の投票所は午後7時まで。
期日前投票は市内3カ所で行われていて、24日午後4時までに7819人が投票を済ませている。
17日現在の選挙人名簿登録者数は5万6809人。 -
市長選では8割「誰に投票するか決めている」
25日の伊那市長選挙と市議会議員選挙の投票を間近に控え、各陣営の選挙活動も熱を帯びている。
告示後に行った伊那ケーブルテレビの調査によると、市長選では、8割の人が誰に投票するかを決めていることがわかった。
調査は、電話により、市内在住の509人を対象に行なった。
今回の市長選挙に関心はあるかとの問いには、82%の人があると答えている。
投票で重視することは何かとの問いには、行動力が29.3%、公約が28.3%、続いて人柄、実績・経験となっている。
現在の市政をどう評価するかとの問いには、評価する・ある程度評価すると答えた人が55.6%、評価しない・余り評価しないと答えた人は33.6%となっている。
新しい市長に重点的に取り組んでほしいことは何かとの問いには、高齢者・障害者福祉が30.3%、医療の充実が17.1%、続いて雇用対策、財政の健全化となっている。
誰に投票するか決めているかとの問いに対しては、決めている・すでに投票したが78.7%となっている。
まだ決めていない、何ともいえないと答えた人21.3%で、流動的な要素も含んでいる。
一方、市議会議員選挙については、誰に投票するか決めている・すでに投票したが68.5%にのぼっている。
伊那市長・市議会議員選挙は、25日に投票・即日開票される。
17日現在の選挙人名簿登録者数は、5万6,809人となっている。 -
伊那市長谷の黒河内線が開通
伊那市長谷と富士見町をつなぐ市道の黒河内線が開通し、23日、開通式が開かれた。
23日は関係者や地元の長谷保育園の園児が出席し、開通セレモニーが行われた。
市道、黒河内線は、伊那市長谷の黒河内地区を通る市道。国道152号から入笠高原を抜けて富士見町までつながっている。
道路の整備は旧長谷村時代の平成14年度から国や県の補助を受けて行われてきた。
整備した区間の総延長は戸台口から黒川口までの約2.6キロ、総事業費は6億9千万円。
旧道は道幅も狭く、カーブが連続していたが、今回の整備では、2車線化して安全性を改善した。
式典で小坂樫男市長は、「この道は長谷の人たちの生活道路であり、南アルプス林道の入り口となる観光道路でもある。今後、この道により安全が確保されるよう願いたい」と話した。 -
伊那中央病院で防火訓練
伊那中央病院で19日、防火訓練が行われた。
防火訓練は、病棟エレベーター前のごみ箱から出火し火災が発生したとの想定で行われた。
年1回行っている訓練で、昨日は職員約100人が参加した。
病院内での訓練で実際に消火器を使うことができないため、絵に描いた炎に向かって消火する動きを確認していた。
また、やけどなどけが人が発生した状況を報告し、けが人を搬送する訓練も行われた。
想定訓練の後には、散水栓を使い実際に放水する訓練もあった。
職員は、扱い方を確認し放水していた。
訓練後の講評で小川秋實院長は、全体的には合格点竏窒ニした上で、「情報伝達や放水開始が迅速にできるようお願いしたい」と話していた。 -
箕輪町予算執行方針を職員に説明
箕輪町は19日、本年度の予算執行の方針を職員に説明した。
各部署の職員約70人が集まり、本年度の予算執行方針について説明を受けた。
町では、厳しい経済情勢の中、「町としても厳しい財政運営が避けられない状況」として、本年度の基本方針として、経費の徹底した見直しと削減を行い事業を進めていく竏窒ニしている。
平澤豊満町長は、「マンネリ化にならないよう新たな気持ちで取り組み、業務実態を変えることに取り組んでほしい。スピードを持って、最少のコストで最高品質のサービスを町民の皆さんに提供できるよう心がけてほしい」と呼びかけた。