-
くらし体感ツアー 伊那市内各地を見学
伊那市は、移住を検討している人を対象にした「くらし体感ツアー」を25日に、市内各地で行いました。
今年度は初めて、25日と29日の2日間の日程で実施します。
くらし体感ツアーには、東京や兵庫、新潟などから8組23人が参加しました。
参加者らはまず、伊那小学校を見学しました。
ツアーは、園児や児童のありのままの活動の様子を見てもらおうと、都市圏が夏休み中のこの時期に企画されました。
2日間かけて行うのは今回が初めてです。
ヒツジやヤギの飼育の様子の他、紙づくりに取り組んでいる学級などを見学しました。
昨年度伊那市に移住した人は、162組358人となっています。
伊那小学校には、現在614人が通っていて、今年4月に15人が転入したということです。
25日は他に、信州やまほいくに認定されている手良保育園の他、田舎暮らしモデルハウスなどを見学しました。
ツアーは29日にも行われ、25日に参加した3組を含め7組22人が参加するということです。 -
伊那市 地域ブランドスローガン発表
伊那市は、市民や行政、地域事業者の新しい地域の方向性を示す、地域ブランドスローガンを21日に発表しました。
地域ブランドスローガン「森といきる伊那市」のロゴも披露されました。
目指すものとして、森から生きる知恵を学び、伊那市の未来を築く。自然や学びが育む文化や風土を次の世代へつないでいくとしています。
森の文字には、人の字を重ねてコミュニティを表現しています。
伊那市は2023年度から地域ブランド推進事業を進めています。
暮らしの豊かさを実感できるブランド形成により魅力ある伊那市をつくりあげ、地域内外に認知・拡散されることを目指すものです。
発表会には、伊那市ブランディングアドバイザーの柘植伊佐夫さや地域ブランド推進事業の関係者も出席しました。
伊那市は今後、メディアやSNSを活用してスローガンを発信するほか市民・団体などによる実践と学びの場を増やすとしています。
-
防災用コンテナ型トイレ2,990万円で取得
南箕輪村議会臨時会が7日役場で開かれ、防災用コンテナ型トイレを購入する財産の取得など3議案が可決されました。
村が購入するのは大芝公園に設置される防災用コンテナ型トイレは約2,990万円です。
災害時の避難所運営を充実させるためのもので、電源がない場所や水がない所でも使用が可能です。
この議案を含む提出された3議案は全て全会一致で可決されました。
他に村議会全員協議会が開かれ、南原コミュニティーセンターに設置されていた教育支援センターが7月末で終了したことが報告されました。
教育支援センターは学校に行きにくさを感じる子どもが勉強する場として去年6月に設置されました。
毎週火曜日と木曜日の午後1時30分から午後3時ころまで開かれ、学習支援ボランティアが対応していました。
利用者は小中学生合わせて5人で、保護者の相談は2人でした。
南箕輪村教育委員会では教育支援センター終了について利用者数が少なかったことなどを理由に挙げています。
今後、学びの場の在り方について広く意見を聞き、検討していくとしています。
-
伊那市 メガソーラー稼働の記事に反論
伊那市は、2日の信濃毎日新聞朝刊が「前原のメガソーラー稼働認める」と報道した記事について、反論する会見を7日に開きました。
この日は白鳥孝市長らが会見を開きました。
前原の太陽光発電施設は、地元の同意を得ていないことなどを理由に伊那市が建設を2023年4月に不許可としました。
業者側は不許可取り消しを求めて提訴しています。
信毎は2日の朝刊で、伊那市が今年1月に業者側と合意書を結び、稼働を始めていると報道しました。
伊那市はこの報道に対し「一部」稼働について認めたものの、伊那市太陽光発電設備の設置等に関する条例に基づいたものであるとしています。
また、伊那市議会や該当する地区の了承を得たものであり、記事にあるような条例を違反し該当する区を無視するようなものではないと反論しています。
メガソーラー建設について市では、今年秋ごろに地元区の同意の判断が出され、同意を得られなかった場合は改めて不許可にするとしています。
-
伊那市議会臨時会 4議案可決
伊那市議会臨時会が4日に市役所で開かれ、美原防災スポーツセンタ―建設建築工事請負契約の締結についてなど4議案が提出され可決されました。
伊那市は、旧伊那中央清掃センター跡地に平時は屋内スポーツ施設、災害時には避難所や物資供給拠点となる建築工事を宮下・西武特定建設工事共同企業体と11億5500万円で一般競争入札による契約を結びました。
施設は鉄骨造の平屋建てで延べ床面積はおよそ2,700平方メートルです。
来年10月末の完成を目指します。
きょう提出された議案は全て可決されました。 -
箕輪町議会臨時会4議案可決
箕輪町議会臨時会が31日役場で開かれ、避難所用の折畳みベッドやパーテーションを購入する財産の取得など4議案が可決されました。
町が購入するのは折畳みベッドが1,350基で価格は約1,300万円、パーテーションが1,550基で、1,800万円です。
町では災害時に開設する避難所の生活改善に役立てたいとしています。
4議案は全会一致で可決されました。
-
「ざざ虫漁」文化財指定 結論出ず
伊那市文化財審議委員会の会合が24日市役所で開かれ「ざざ虫漁とその食習慣」の伊那市民俗文化財指定について審議しました。
文化財指定について結論は出ず、審議が継続されることになりました。
伊那市教育委員会から6月の審議会で文化財指定について諮問があり今回初めて審議が行われました。
委員からは「どれくらいの人が食文化としてざざ虫を食べていたのかデータをとる必要があるのではないか」「漁で使う道具についてもサイズなどを示してもらいたい」などの意見が出されていました。
ざざ虫漁は鍬で石を掘り返し、足を使って石の裏側についているざざ虫をはがし四つ手網と呼ばれる網に流し入れます。
ざざ虫はトビケラやカワゲラ、ヘビトンボなど水中昆虫の幼虫の総称です。
伊那市教育委員会は「地域の文化をなくさないためにも指定していきたい」と話していました。
答申時期については未定です。
-
伊那市上下水道事業運営審議会 下水道従量料金値上げを諮問
伊那市は下水道の使用料金について、2027年度から従量料金を平均11.4%値上げしたい考えを示しました。
伊那市上下水道事業運営審議会が22日に市役所で開かれ、白鳥孝市長が、来年度から2028年度までの上下水道の利用料金について審議会に諮問しました。
水道料金については現行のまま、一カ月あたり平均3,210円で据え置きとしています。
下水道使用料については、基本料金は据え置きとし、使用水量によって金額が変わる従量料金は、2027年度から平均11.4%増額するとしています。
原材料費等の価格高騰による市民の家計負担を軽減するため、来年度は一般会計からの補助を行い、値上げを一年先送りしています。
上水道は現行の料金体系でも原価を回収できる見込みですが、下水道は今後純損失が拡大し、財源が枯渇する試算が出ているため、従量料金の値上げを行うとしています。
審議会は8月下旬にも開かれ、9月中に答申する予定です。
-
伊那市議会議員 研修会
伊那市議会議員が必要な知識を身につけ倫理観の向上を図る研修会が14日伊那市役所で開かれました。
研修会では市議会副議長で行政書士・心理カウンセラーの二瓶裕史さんが話をしました。
二瓶さんは「議員は日常的に市民からの相談を受け課題解決に奔走している」としたうえで「相手のあるがままを受け入れ信頼関係を構築していかなければならない。そのためには相談者に寄り添った対応をとる必要がある」と話していました。
研修会は議員がその職責を効果的に行うための知識を身につけようと開かれたもので16人が話を聞きました。
-
伊駒アルプスロード早期完成要望を決議
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が30日伊那市役所で開かれ、早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村などから約50人が出席しました。
伊駒アルプスロードは駒ヶ根市赤穂から伊那市美篶までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認され国会議員などに要望書が手渡されました。
また、30日は国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が開かれました。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村から約50人が出席しました。
伊那バイパスは伊那市美篶から箕輪町木下までの7.6キロを結ぶものです。
総会では事業推進に向けた要望決議案が承認され、要望書が手渡されました。 -
伊那市子ども・子育て審議会 今年度初会合
伊那市子ども・子育て審議会の今年度の初会合が6月30日、市役所で開かれ、伊那市こども計画の推進について協議が行われました。
審議会には伊那市主任児童委員会、保護者連合会、伊那市校長会の代表など、委員12人が出席しました。
伊那市こども計画は、国のこども基本法に基づき定められたもので、今年度から5年を期間として、地域すべての子ども・若者が幸福な生活を送ることを目指しています。
計画ではこどもの権利に関する条例の研究整備や、子ども・若者の意見を反映するためのアンケートを行うとしています。
委員からは、「子どもの権利についてまず地域の大人がしっかり知る必要がある。」「アンケートは一回だけでは不十分で、何度も行ってはじめて意味がある」といった意見が出ました。
次回の審議会は9月に開かれる予定です。
-
県選管が参院選投票呼びかけ
長野県選挙管理委員会は南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の学生に20日の参議院議員選挙の投票を10日呼びかけました。
長野県選挙管理委員会の委員が南信工科短大で投票を呼びかけるチラシとポケットティッシュを学生に配っていました。
今年は選挙権年齢が18歳に引き下げられてから10年の節目の年となります。
県選管によりますと去年の衆議院議員選挙の投票率は10代が38.18%、20代前半が31.71%と若年層の投票率が低く、全体の57.21%を下回っているということです。
参議院議員選挙の投票日は20日日曜日で期日前投票は19日土曜日までです。
-
伊那市災害対策本部訓練
伊那市は、天竜川の洪水災害を想定した対策本部訓練を10日に市役所で行いました。
訓練は、警報級の大雨による天竜川の洪水、市街地の広域的な浸水を想定して行われました。
危機管理課の担当者が被害状況を報告し、各課が対応の確認をしました。
高遠町総合支所と長谷総合支所は、オンラインでつなぎました。
伊那市では、自然災害や地震を想定した訓練を毎年この時期に行っています。
災害対策本部長の白鳥孝市長は「まずは人命救助を主体として取り組んでもらいたい」と話していました。 -
にほんご教室い~な 初開催
伊那市は、市内に在住または勤務する外国人を対象に、生活に必要な日本語を教える「にほんご教室い~な」を、今年度から開催します。
28日は、初めての授業が伊那図書館で行われました。
初回の28日は、ブラジル、インドネシア、ベトナム、フィリピン出身の外国人19人が参加しました。
参加者はまず、名前や出身国、日本に来てどのくらい経つかなどを日本語で紹介していました。
市は、県の多文化共生モデル地域に認定され、今年度から2年間日本語教室を開催します。
教室は前期と後期それぞれ10回を予定していて、バスの乗り方や図書館の使い方、交通ルール、伊那市で起きる災害などをテーマに、生活に必要な言葉を学びます。
講師は、集落支援員でブラジル出身の宮ヶ迫ナンシー理沙さんが務めました。
自己紹介の後は、参加者同士1対1で会話をしながらお互いを理解し合うゲームを行いました。
前期の教室は、9月6日までの毎週土曜日に開かれます。 -
若者の投票率向上へ 保育園で街頭啓発
伊那市選挙管理委員会は20日の参議院議員選挙を前に、子育て世代の投票率の向上につなげようと竜西保育園で街頭啓発を9日に行いました。
9日は子どもを迎えに来た保護者に選挙管理委員会の委員ら13人が投票を呼び掛けるチラシとティッシュを配りました。
市のイメージキャラクターい~なちゃんと選挙のイメージキャラクター「めいすいくん」も登場し投票を呼びかけました。
去年10月に行われた衆議院議員選挙の伊那市の30代以下の投票率は、年代別で10代がおよそ43パーセント、20代が39パーセント、30代が54パーセントで、市全体の投票率61パーセントを下回りました。
市選管では、子育て世代を含む若い世代の投票率向上につなげようと保育園で啓発を行いました。
参議院選挙の伊那市の投票は20日の午前7時から午後7時までとなっています。
-
箕輪町 綿半ホームエイドと廃油回収などを中心に環境協定締結
箕輪町は、県内を中心にスーパーやホームセンターを展開する株式会社綿半ホームエイドと、廃油回収を中心に循環型社会の実現を目指す、環境協定を8日に結びました。
町役場で8日、調印式が行われ、白鳥政徳町長と、株式会社綿半ホームエイドの永岡幸春社長が調印書を取り交わしました。
綿半ホームエイドが自治体と環境協定を結ぶのは、今回の箕輪町が初めてです。
綿半ホームエイドのスーパーセンター箕輪店では、店舗入り口で古紙やペットボトルの回収を行っていますが、今年3月から廃食用油の無料回収も始めました。
これを受けて、ゴミの削減を目指したい箕輪町と、廃食用油回収の周知を行いたい綿半ホームエイドの思いが合致したことから、協定が実現しました。
白鳥町長は「行政でカバーしきれない部分を民間企業が担ってくれるのは大変ありがたい。協力して循環型社会の実現を目指したい。」と話しました。
回収された廃食用油はバイオディーゼル燃料に加工され、綿半ホームエイドの業務車両などで活用するということです。
-
こども館公園で遊具お披露目
南箕輪村が進めていた、こども館東側の公園整備が完了し7日に遊具がお披露目されました。
お披露目会には藤城栄文村長や清水閣成教育長のほか南箕輪小学校の児童らが出席し完成を祝いました。
完成したのはコンクリート製のすべり台で幅12メートル、奥行き4メートル、高低差1メートル85センチです。
南箕輪小学校の児童が完成したばかりのすべり台を楽しんでいました。
南箕輪村ではこども館東側の公園整備事業として、すべり台を設置したほか、広さ約640平方メートルの敷地に芝を張りました。総事業費は約3,400万円で村政150周年記念事業の一環として整備されました。
村では公園の愛称について公募し決めるということです。
-
アンコンシャスバイアス講演会
無意識の思い込みを意味する「アンコンシャスバイアス」をテーマにした講演会が23日箕輪町役場で開かれました。
講師は一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所、認定トレーナーの平田園さんが務めました。
平田さんは「どうせムリだ、こうあるべきだなど、決めつけや押しつけの言葉はアンコンシャスバイアスの影響を受けている。相手への決めつけは相手を傷つけるかもしれない」としたうえで、「受け止め方は人それぞれで相手にとってどうなのかを確認することが大切だ」と話していました。
女性だから、男性だからなどアンコンシャスバイアス「無意識の思い込み」は男女共同参画が進まない一つの要因ともいわれているということです。
講演会は箕輪町が開いたもので、役場職員のほか地域住民など約50人が集まり話を聞きました。
-
南箕輪村 大芝高原にコンテナ型トイレ設置を検討
南箕輪村は、国の交付金を活用し、大芝高原内に防災用のコンテナ型トイレを設置する考えを7日に示しました。
7日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を説明しました。
設置を検討しているのは、し尿を循環処理し、洗浄水として再利用するシステムを搭載したコンテナ型トイレです。
バリアフリートイレと洋式トイレがそれぞれ1室あり、汲み取りなしで4,000回使用できるということです。
野球場北側のステーキハウス付近に設置し、平常時は公園利用者のトイレとして、災害時は防災用のトイレとして利用する考えです。
移動式のため、他の避難所や被災地支援にも活用できるということです。
今後は入札したのち、契約に関する議会の承認を得ることになっています。 -
地球・環境・未来フェスinみのわ 開幕
箕輪町がゼロカーボン推進事業の一環で開催する、地球・環境・未来フェスinみのわが、5日から始まりました。
地球・環境・未来フェスは、町文化センター、地域交流センターみのわなどで開かれています。
5日から17日までの日程で、初日は、箸づくりができる木工体験や、ポットに好きな花や野菜の種をまく体験、EVゴーカート乗車体験などが行われました。
-
箕輪町 ゼロカーボン事業のトートバッグ完成
2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環として町内企業からの協賛金で製作したトートバッグが完成しました。
1日は協賛企業の一つ株式会社Greanの箕輪工場にトートバッグが届けられました。
このトートバッグは、町内の企業10社の協賛金で作られたものです。
素材は綿100%で、1,300枚作られました。
町では、町民と企業、行政でゼロカーボンを進めていこうと、4年前から協賛を募り、ノベルティグッズを製作しています。
トートバッグには、各企業の名前と2050ゼロカーボンみのわ、そして町発足70周年のそれぞれのロゴがデザインされました。
トートバッグは、5日から開かれる地球・環境・未来フェスinみのわのイベント参加者などで配布されるということです。
-
河川愛護モニター委嘱
日常生活の範囲内で気付いた天竜川に関する情報を報告する河川愛護モニターの委嘱式が3日駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で行われました。
委嘱式では天竜川上流河川事務所の吉田桂治所長から河川愛護モニターとなった7人のうち出席した5人に委嘱書が手渡されました。
河川愛護モニターは川や堤防に不法投棄がされていないか、油の流出や魚の大量死がないかなど気付いたことを天竜川上流河川事務所に報告するものです。
上下伊那の天竜川を7区域に分けて担当するもので伊那市在住が3人で箕輪町、駒ケ根市、飯田市、喬木村が各1人となっています。
委嘱式で吉田所長は「より良い河川環境が守られるよう力をお借りしたい」とあいさつしました。
河川愛護モニターは巡回の回数に規定はありませんが、河川の情報を月に1回、報告することになっていて任期は来年6月30日までです。
-
高遠町総合支所 新庁舎完成
老朽化により移転新築工事が進められていた伊那市高遠町の高遠町総合支所新庁舎が完成し、開庁式が30日に行われました。
30日は、白鳥孝市長らがテープカットで新庁舎の完成を祝いました。
建物は、高遠町文化センター駐車場に移転新築されました。
鉄骨造2階建てで、延床面積はおよそ940㎡です。
外観は、城下町の雰囲気に合うデザインとなっています。 -
妊産婦健診専用車両 愛称募集
伊那市は、今年10月に導入を予定しているモバイルクリニックの妊産婦健診専用車両の愛称の募集を7月1日から始めます。
30日は、定例記者会見が市役所で開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、移動診療車モバイルクリニックを2019年度から運用しています。
妊産婦健診での需要が特に高まっていることから専用車両を今年10月に導入することにしていて、今回その車両の愛称を募集するものです。
桜の花びらをあしらったピンク色を基調としたデザインを予定していて、募集テーマは「未来をはぐくむ、柔らかいぬくもりのある愛称」としています。
伊那市に在住または勤務・通学している中学生以上なら誰でも応募できます。
募集期間は、7月1日から8月1日までです。
採用者には、高遠さくらホテルのペア宿泊券が送られます。
詳細は、伊那市のホームページをご確認ください。 -
伊那市公共交通の利用状況報告
伊那市の地域公共交通会議と地域公共交通協議会の合同会議が26日、市役所で開かれ路線バスやぐるっとタクシーなどの利用状況が報告されました。
会議には伊那市のほか、バスやタクシーの事業者など約20人が出席しました。
会議では昨年度の路線バスなどの利用状況が報告されました。
市街地循環バスなど路線バスの利用者は14万7,346人で前の年度より39人減少しました。
ぐるっとタクシーは2万9,240人で245人減少しました。
ほかに市街地デジタルタクシーは2万4,480人で3433人増加しました。
伊那市では今年度の公共交通の利用促進事業として運転免許証自主返納者への運賃割引制度の継続や保育園児へのバス育の実施などを計画しています。 -
春富ふくじゅ園 廃止の方針
伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園は今年度末で事業を廃止することが27日分かりました。
これは27日市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
デイサービス事業を行っている春富ふくじゅ園は平成9年1997年に設置され、指定管理制度により伊那市社会福祉協議会が運営しています。
事業廃止の理由について市では赤字の状態が続いていることや施設の老朽化などをあげています。
令和4年度は1,350万円、5年度は890万円、昨年度は1,460万円の赤字でした。
今年3月時点で69人の利用者がいて順次、民間施設への移行を進めていくことにしています。
市では7月上旬に利用者やケアマネジャーへの説明を予定しています。
施設については、取り壊しは行わず用途を限定せずに公募や売却などを検討していくということです。
市によりますと想定される利用者の移行施設は13か所で調査の結果、全員が移行した場合でも
全ての施設合計で48人分の空きが確認できているということです。
-
箕輪町 SDGs未来都市に選定
箕輪町は、内閣府が選定する、今年度のSDGs未来都市に選ばれました。
SDGs未来都市は、経済や社会、環境において新たな価値を生み出し、より持続可能な開発を実現する自治体を選定するものです。
箕輪町は安定的な経営支援や脱炭素の推進などを計画として盛り込み採択されました。
SDGs未来都市は2018年から選定が始まり、これまでに215都市が、上伊那ではほかに、2021年に伊那市が選ばれています。
-
仮想空間メタバース「イナの森」 提供開始
伊那市は、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用し、伊那市内の実在する場所や建物を再現した「イナの森」の提供を、23日から始めました。
23日は市役所でお披露目会が開かれ、白鳥孝市長が実際に体験しました。
23日から提供が始まった「イナの森」では、森の妖精「イナミン」と協力し、森の循環や荒廃した森の再生を体感することができます。
「森の入口」や「暮らしの家」などテーマの異なる5つのエリアがあり、田舎暮らしモデルハウスで過ごしたり、特色ある教育を体感したりできます。
白鳥市長です。
世界で一千万人が登録している「VR Chat」のプラットフォーム上で提供していて、専用のヘッドセットがなくてもパソコンだけで体験することができます。
市では、来月3日に体験会を開く他、移住体験ツアーや市内の高校の授業などでも活用していく計画です。
国の交付金を活用していて、事業費は2022年度からの3年間でおよそ5,900万円、市の負担分は300万円ほどとなっています。
伊那市のHPから専用サイトにアクセスすることができます。 -
箕輪町など放送エリア内3市町村で国保 過支給
箕輪町など伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村で、海外からの転入者について、国民健康保険の高額医療費と入院時の食事医療費を多く支給していたことが分かりました。
2020年度から今年5月までの5年間に、箕輪町は2世帯に対し17万7,526円、伊那市は3世帯に対し14万円8,380円、南箕輪村は1世帯に対し2,106円の過支給があったということです。
過支給は、海外から転入した人がいる世帯について、自己負担限度額の適用区分を誤っていたことが原因です。
各市町村では、該当世帯に対し返還を求めていくとしています。
県によりますと、同様の過支給は県内の複数の市町村からも報告があるということです。 -
上伊那の松くい虫被害減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が伊那市の伊那合同庁舎で19日開かれ、上伊那地域で昨年度新たに発生した松くい虫による被害量は前の年度より約1割減少したことが報告されました。
昨年度新たに発生した松くい虫の被害量は2023年度より310㎥減少の4,101㎥でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では伊那市が535㎥減少の907㎥、箕輪町が219㎥増加の606㎥、南箕輪村が125㎥減少の693㎥でした。
協議会では被害拡大を防ぐため被害木の効果的な伐倒駆除や樹種転換を進めていくということです。