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権兵衛トンネル開通20周年記念イベント
伊那谷と木曽谷を結ぶ国道361号権兵衛トンネルの開通20周年を記念するイベントが24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
イベントでは「トンネル開通による効果と未来」と題してトークショーが行われました。
話をしたのは木曽町出身の俳優、田中要次さん、伊那市の白鳥孝市長、岐阜県高山市の田中明市長、木曽町の原久仁男町長の4人です。
白鳥市長は令和元年2019年に台風の影響で、伊那側のトンネル出入口付近の道路が崩落し2か月間、通行止めになった事例を紹介し「伊那から木曽へ皆さん通い、木曽からも伊那へ通っていたという状況で権兵衛トンネルが使えないというのはどれだけ深く二つの地域が結びついていたかというのを改めて感じさせられた」と話していました。
高山市の田中市長は「景色の美しさなど人を惹きつけるものが361号にはある」木曽町の原町長は「生活面もそうだが観光にとって重要な道路だ」と話していました。
俳優の田中さんは、伊那、木曽、高山に人を呼ぶアイデアを紹介しました。
権兵衛トンネルは平成18年2006年に開通し来年2月に20年となります。
1日の交通量は約4700台だということです。
このイベントは国道361号沿線の自治体などでつくる権兵衛トンネル開通20周年記念事業実行委員会が開いたもので、会場には約300人が集まりました。
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満開時の土日の入園料値上げの方針
伊那市は高遠城址公園のさくら祭りについて満開の土曜日と日曜日の入園料を来年から400円値上げし1,000円とする方針です。
これは21日伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。
白鳥市長はさくら祭り満開時の渋滞緩和を目的に入園料値上げの方針を示しました。
さくら祭りの入園料は大人600円、小中学生は300円で伊那市民は無料です。
来年からは満開時の土曜日と日曜日は大人のみ400円値上げし1,000円とし小中学生の300円と伊那市民の無料は変わりありません。
伊那市では値上げにより1,000万円ほどの増収を見込んでいます。
伊那市では入園料を改定する条例改正案を12月定例議会に提出します。 -
ソーラーシェアリング学ぶ
箕輪町は県が行う「地域共生型ソーラーシェアリングの普及促進事業」のモデル市町村に選定されました。
21日はソーラーシェアリングのあり方を学ぶ講演会が地域交流センターみのわで初めて開かれました。
講演会では千葉県でソーラーシェアリングに取り組む市民エネルギーちば(株)会長の椿茂雄さんらが講演しました。
ソーラーシェアリングは農地に支柱を立てて上に太陽光発電設備を設置し、農業を継続しながら発電を行う取組です。
作物の販売収入に加えて、太陽光発電事業の実施による所得向上につながることも期待されます。
町内では現在1件の農家が実践しています。
講演会で椿さんは「農業の収入を売電収入で支えることで安定した営農ができる」と話していました。
町では検討組織を立ち上げ、取り組みをさらに進めていきたいとしています。
地域共生型ソーラーシェアリングの普及促進事業のモデル市町村には他に茅野市も選定されています。 -
箕輪町特別職報酬等 審議会に諮問
箕輪町の特別職報酬等審議会が18日に役場で開かれ、白鳥政徳町長が審議会に諮問しました。
この日は白鳥町長が諮問書を商工会会長で審議会の上田幸生会長に手渡しました。
白鳥町長は「特別職の報酬は現行通り。農業委員と民生児童委員は業務内容が変化しているため、一定額の引き上げが必要だ」と話していました。
なお、町議会から議員報酬の引き上げの要望書が出されています。
審議会は公共団体などの代表者7人で構成されていて、町長や教育長、議員の報酬などについて審議します。
審議会は次回12月7日に開かれ、年内の答申を目指すということです。
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伊那合同庁舎職員対象 情報収集訓練
伊那市の伊那合同庁舎で大規模地震を想定した情報収集訓練が18日に行われ、衛星インターネットサービスとドローン中継の訓練が初めて行われました。
伊那合同庁舎を本部に行なわれた訓練は、上伊那地方で震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
長野県の防災情報システムに来る上伊那8市町村の被害情報を、ホワイトボードに書き込んでいました。
また、人的・住宅被害、道路情報、ライフラインに分けられた地図に被害情報の付箋を貼っていました。
訓練は、職員の防災意識と初動対応の向上のため毎年この時期に行われています。
外では衛星インターネットサービス、スターリンクの稼働訓練が初めて行われました。
県は各地域振興局に、今年3月に導入しました。
車から電源を繋ぎ、スターリンクを稼働させます。
停電時でもインターネットが使用できるということです。
ドローンを使用した被災場所の中継訓練も初めて行われました。
今回は中川村の映像を映しました。
上伊那地域振興局の通常業務で使用しているドローンを職員が操作しました。
地域振興局では「新しい技術を取り入れ、災害に備えていきたい」と話していました。
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箕輪町 1,900万円追加補正
箕輪町議会臨時会がきょう役場で開かれ、1,900万円を追加する一般会計補正予算案の1議案が可決されました。
主な事業はみのわ温泉ながたの湯の源泉ポンプの修繕費に1,086万円。
中部小、東小、西小の太陽光パネルの設置に伴う追加工事や、箕輪東小学校の屋根の全面塗装に298万円となっています。
ながたの湯の源泉ポンプは今年3月にポンプが故障し、予備のポンプと入れ替えて営業が行われています。
引き上げたポンプは修理を行い、予備機として活用するということです。
一般会計補正予算案は全会一致で可決されました。 -
南箕輪村行政評価委員会が具申
南箕輪村が令和6年度に実施した事業について村行政評価委員会は17日、評価結果を藤城栄文村長に報告しました。
評価対象の20事業のうち改善すべきは3事業、拡充すべきは1事業となっています。
行政評価委員会の渡邉文善委員長らが役場を訪れ藤城村長に具申書を手渡しました。
委員会が評価したのは令和6年度の182事業のうち20事業です。
そのうち拡充すべきは1事業、現状維持は16事業、改善すべきは3事業となっています。
改善すべきとしたのは、村民センターの管理運営事務事業、スポーツの推進など保健体育管理総務事務事業、道路除雪事業でした。
このうち道路除雪事業について委員会では「除雪ボランティアの高齢化」などを課題にあげていました。
藤城村長は「物価高ということもあり除雪ボランティアへの補助金の増額について検討していきたい」と答えていました。
他に拡充すべきとしたのは、大芝高原の整備を進める森林整備・利活用推進事業でした。
委員会では評価した20事業について「必要性あり」としたうえで拡充すべき、改善すべきとした事業内容について検討を求めていました。
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日比谷松本楼で伊那市フェア
東京都日比谷公園にある老舗レストラン、日比谷松本楼で、伊那の農産物をPRするフェアが開かれています。
フェアは、伊那の農産物をPRしようと、今年で3年目です。
期間中は、伊那谷で採れた野菜やそば粉を使った特別メニューの他、伊那のりんごを使ったアップルパイなどを提供しています。
5日には、伊那で採れた野菜や菓子などを販売する物産展のほか、食事会も開かれ、白鳥孝市長も出席しました
松本楼は、伊那市西箕輪出身の小坂駒吉さんの子、梅吉さんが1903年に開いたレストランです。
今の、4代目社長、小坂文乃さんは、「伊那市繋ぐふるさと大使」に委嘱されています。
伊那市フェア「信州伊那 松本楼で愉しむ秋の恵み」は、30日(日)まで開催されています。
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伊那フィル 40周年定期演奏会のチケットを寄贈
今年創立40周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団は、12月7日に開かれる定期演奏会に子どもたちを招待しようと、チケットを10日に伊那市に寄贈しました。
10日は、指揮者の横山奏さんら4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に定期演奏会のチケットを手渡しました。
伊那フィルは、1985年に創立し、12月7日に40周年の定期演奏会を開きます。
9日は、富県ふるさと館で練習が行われました。
演奏する曲は、チェコの作曲家スメタナの6つの交響詩からなる連作交響詩「我が祖国」です。
横山さんによると、この曲をつくったころスメタナは耳が聞こえなくなっていて、想像で作曲したため難曲だということです。
チケットは、伊那市内の21の小中学校と、市内にある4つの高校にそれぞれ10枚ずつ贈られます。
入場料は、大人1人1,000円で、会場となる伊那文化会館などで販売しています。 -
村誌「南箕輪村の150年」完成
南箕輪村の歴史などをまとめた村誌「南箕輪村の150年」の完成報告会が2日、村民センターで開かれました。
村民文化祭に合わせて征矢鑑編集委員長ら3人が村誌の概要について説明しました。
村誌が刊行されるのは40年ぶりで合併論議と自立の村づくり、子育て日本一の村に向けた新時代のむらづくりなど平成から令和にかけての村の歴史が追加されています。
村制150周年記念事業の一環として作られたものでイラストや写真を使い若い世代にも読みやすいように配慮されています。
村誌「南箕輪村の150年」は村図書館と南部小学校図書館で貸し出しが行われているほか、
村民センター内の村教育委員会で1冊2,000円で販売されています。
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伊那市表彰式典 13人1団体を表彰
文化の日に合わせて、伊那市の地方自治や産業、保健衛生などに功績のあった個人や団体を表彰する式典が、3日に、市役所で行われました。
市役所で行われた伊那市表彰式典では、13人と1団体が表彰され、このうち12人と1団体が出席しました。
式典では、白鳥孝市長が受賞者に表彰状を贈りました。
地方自治功労が2人、消防功労が4人、寄付功労が1団体、教育文化功労が1人、産業功労が4人、保健衛生功労が2人です。
受賞者を代表して、産業功労を受賞した、上伊那郡伊那土地改良区前理事長の平澤正弘さんは、「これからも伊那市の発展に尽力していきたい。」と謝辞を述べました。
白鳥市長は、「市民を代表して、皆さんの功績に感謝と敬意を表します。今後も様々な場面でお力添えをいただければ幸いです。」と式辞を述べました。
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箕輪町 避難情報を電話で発信
箕輪町は、緊急時の避難情報などを電話で発信する、新しいサービスの運用を4日から始めました。
箕輪町が4日から始めた防災架電サービス「みのわアラートコール」は、予め電話番号を登録している利用者に、電話で緊急時の避難情報などを伝えるサービスです。
応答すると、防災アプリ「みのわメイト」と同じ情報が自動音声で流れます。
現在は15件の登録があり、町では100件を目標にしているということです。
みのわアラートコールの申し込みはQRコード、または町ホームページまでお願いします。
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林道バス年間利用者数最高記録を更新
林道バス南アルプスクイーンラインの年間利用者数、最高記録更新記念式典が2日、伊那市長谷の戸台パークで行われました。
式典では、記録更新の6万2,757人目となった東京都の小野澤潤さんに令和8年中に利用できる林道バス年間往復乗車券やりんご5キロ分などの記念品が贈られました。
またその前後の男女にも林道バス乗車券などの記念品が贈られました。
林道バス南アルプスクイーンラインは1980年昭和55年に運行が始まりました。
これまでの年間利用者数最高記録は2003年平成15年の6万2,756人でこの記録を更新しました。
利用者の増加について伊那市では「山岳観光拠点として整備した戸台パークの利便性が登山者に定着してきているのではないか」と話していました。
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長崎県大村市の桜 伊那市に植樹
伊那市の市役所西側の芝生エリアで28日、長崎県大村市から贈られたオオムラザクラの植樹式が行われました。
この日は伊那市や長崎県大村市の関係者などが出席し、植樹式が行われました。
植樹式ではオオムラザクラの苗木1本が植えられました。
1989年に高遠町で開かれたさくらサミットに大村市も参加し、伊那市にオオムラザクラが贈られ、花の丘公園に植えられました。
残念ながらその桜は枯れてしまいました。
今回、伊那市と大村市に事業所がある伸和コントロールズ株式会社の提案で、再び伊那市に桜が贈られました。
オオムラザクラは国の天然記念物で、大村市の花に指定されています。
鮮やかなピンク色で、花びらが多い八重桜です。
オオムラザクラは市役所西側の芝生エリアに植えられました。
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箕輪町 ソーラーウィーク大賞優秀賞
一般社団法人太陽光発電協会が、太陽光発電の取り組みについて評価する「ソーラーウィーク大賞」で箕輪町が優秀賞を受賞しました。
これは24日に役場で開かれた記者懇談会で発表されたものです。
箕輪町では、保健センターや図書館などの役場周辺施設や、ソーラーカーポートで太陽光発電を行っています。
太陽光発電設備設置の計画から実行までの過程、設置後の住民向けイベントの実施が評価され、2位にあたる優秀賞を受賞しました。
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無人VTOL機使って物資運搬 輸送飛行デモ
伊那市と川崎重工業株式会社が2021年度から進めている無人の航空機による山小屋への物資輸送に向けた輸送飛行デモンストレーションが27日、伊那スキーリゾートで行われました。
27日は、無人垂直離着陸機VTOLを開発した東京都の川崎重工業が、物資輸送のデモ飛行を行いました。
デモ機は、全長7メートルで、川崎製のエンジンで駆動し、およそ200キロの荷物を標高3,000メートルまで運ぶことができます。
2年前に行ったデモ飛行では、目視での操縦飛行でしたが、今回は無人地帯でのプログラミングによる目視外自律飛行を行いました。
現在開発中の自動荷揚げ・荷下ろしシステムも実演し、飛行しながら荷物を吊り上げていました。
現在、山小屋への輸送はヘリコプターに頼っていますが、パイロット不足などにより今後の物流の維持が課題となっています。
27日は、白鳥孝伊那市長の他、国や県の関係者などがデモ飛行を見学していました。
予定では、離陸地点に戻り荷物を切り離す予定でしたが、飛行中に推力が落ちたため、荷物を山中で切り離したということです。
川崎重工業では、推力が落ちた原因について調査するとしています。
市と川崎重工業では、2028年度の事業化を目指しています。 -
辰野町長選挙 武居氏が3選果たす
任期満了に伴う辰野町長選挙が26日に行われ、現職の武居保男さんが一騎打ちを制し3期目の当選を果たしました。
武居さんは、無所属現職2期目で、辰野町宮木の67歳です。
得票数は、武居さんが5,176票、元給食調理員で無所属新人の原佐由美さんが1,147票で、4,029票差で3期目の当選を果たしました。
投票率は、42.35%で、選挙戦だった8年前の町長選を28.74ポイント下回っています。
武居さんの任期は、11月12日からの4年間となっています。 -
特定空き家 略式代執行で解体へ
箕輪町内の倒壊の恐れのある所有者不在の建物について、町が略式代執行で解体工事を行う方針が22日開かれた箕輪町空き家等対策協議会で了承されました。
略式代執行による空き家の解体工事は箕輪町では初めてのケースです。
22日は役場で箕輪町空き家等対策協議会が開かれ、略式代執行の審議が行われました。
対象の建物は木造2階建てで、人通りの多い道に面した場所にあり、地元住民からは倒壊の危険があるとの声が町に寄せられていました。
相続放棄され所有者不在となっていた事から、町が略式代執行により解体工事を行う方針です。
町では今後11月に公告をし、年度内に解体工事を行う方針です。
略式代執行による空き家の解体工事は箕輪町ではこれが初めてです。
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長野県戦没者追悼式600人参列
太平洋戦争で犠牲となった長野県の戦没者に対し県をあげて追悼の誠をささげる戦没者追悼式が18日伊那市の伊那文化会館で行われました。
式には県内全域から遺族など約600人が参列し黙とうをささげました。
阿部守一長野県知事は「戦争のない未来は相互理解と信頼によって築かれるものと信じています。長野県としても国際交流を推進し平和な社会の実現に力を尽くしてまいります」と式辞を述べました。
長野県遺族会の相澤洋男会長は「私たちは戦争の悲惨さ、戦中戦後の苦しい生活を身をもって知っています。再び悲しみの歴史を繰り返さぬよう、その記憶を継承していくことを誓います」と追悼の言葉を述べました。
式では伊那北高校2年の酒井日菜子さんと伊那弥生ケ丘高校2年の松崎梨乃さんが平和へのメッセージを読み上げました。
戦没者追悼式では参列者が太平洋戦争で犠牲となった5万5千人あまりの冥福を祈り花を手向けていました。
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妊産婦健診専用車両を導入
伊那市はモバイルクリニックの利用拡大に伴い、新たに導入するオンライン妊産婦健診専用車のお披露目を15日市役所で行いました。
15日は市や医師会の関係者など20人が出席し新たな車両が披露されました。
新たに導入されるオンライン妊産婦健診専用車両は、トヨタのハイエースをベースに、外装は伊那市の花・さくらがデザインされています。
内装は妊産婦がリラックスできるよう配慮されていて、家族も同乗し検診の様子を見守る事ができます。
妊産婦健診用に特化したエコーが搭載され、事業費は4,000万円です。
伊那市では2019年度からモバイルクリニックを運用していて、内科や妊産婦健診を1台の車両で行ってきました。
2023年度から2024年度のモバイルクリニックの稼働率は内科が71パーセント、妊産婦健診が107パーセントでした。
モバイルクリニック研究会で妊産婦健診と内科別々の車両の導入が必要だとの意見があり、準備を進め今回の導入となりました。
公募していた、オンライン妊産婦健診専用車両の愛称は、狐島の池上毅さんの「い~なエール」に決まりました。
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第35回暴力追放・地域安全伊那市民大会
犯罪や交通事故のない安心安全な地域を目指す、第35回暴力追放・地域安全伊那市民大会が9月27日に、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会には、200人ほどが出席しました。
大会では、伊那警察署から、治安・犯罪・交通の情勢について報告がありました。
会では、「暴力団を恐れない 暴力団に金を出さない 暴力団を利用しない 暴力団と交際しない」 などとする大会宣言が採択されました。
また「がんばろう」を三唱して安心安全な社会への気持ちを新たにしました。
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南箕輪村 マンホールの蓋のデザインを募集
南箕輪村は、村政150周年を記念し、新しいマンホールの蓋を制作するため、「デザインコンテスト」を実施します。
6日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を説明しました。
テーマは「南箕輪村の魅力を表現したもの」で、村のイメージキャラクターまっくんの使用も可能です。
現在のマンホールは、トンボや魚、カニなどが描かれたデザインです。
応募は誰でもでき、用紙は、村の公式ウェブサイトか建設水道課で配布しています。
最優秀賞と優秀賞1点をそれぞれ決め、記念品を贈ります。
なお、最優秀賞に選ばれた作品は、マンホールの蓋のデザインとして利用する計画です。
締切は、11月14日金曜日です。 -
伊那市長選・伊那市議会議員選挙 来年4月19日に投開票
任期満了に伴い、来年に行われる伊那市長選挙・伊那市議会議員選挙は4月12日告示、4月19日投開票の日程で行われることがきょう決まりました。
伊那市長と伊那市議会議員の任期は、来年4月29日に満了となります。
6日に開かれた10月定例選挙管理委員会で市長選、市議選ともに来年4月12日告示、4月19日投開票の日程で行われることが決まりました。
市議会議員の定数は21人です。
9月1日現在の選挙人名簿登録者数は男性26,288人、女性27,384人の合わせて53,672人となっています。
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伊那中央病院 8期連続赤字
伊那中央行政組合全員協議会が26日に伊那市役所で開かれ、昨年度の伊那中央病院の決算は12億2千万円の赤字で過去最大となったことが報告されました。
伊那中央行政組合の報告によりますと、昨年度の伊那中央病院の収入は144億3千万円で前年度比1.7%増加、支出は156億6千万円で3.3%増加となっています。
赤字は8期連続となっています。
主な要因として給与費や薬品費の増加や食材費の高騰を挙げています。
伊那中央行政組合では安定的な経営基盤を確立し、中核病院として地域から頼られる病院を目指すとしています。 -
白鳥市長が市長選への態度明らかにせず
2026年4月の任期満了に伴い行われる伊那市長選挙への対応について、白鳥孝市長は態度を明らかにしませんでした。
26日に伊那市役所で開かれた定例記者会見のなかで白鳥市長が記者からの質問に次のように答えました。
「考えている最中ですが、今取り組んでいることが沢山あるので、これをきちんとやるというのが私の仕事だという風に思っています。まだどうするかは決めていないし、今に全力投球ということですね」
白鳥市長は、現在4期目です。
2026年4月29日の任期満了に伴い行われる市長選には、これまでに無所属の新人で市議会議員の吉田浩之さんが正式に出馬を表明しています。
伊那市長選は2026年4月に行われる予定です。
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美原防災スポーツセンター 起工式
伊那中央清掃センター跡地に建設される、ドーム状の人工芝の運動施設、伊那市の美原防災スポーツセンターの安全祈願祭と起工式が、25日に現地で行われました。
この日は、伊那市や建設関係者などおよそ40人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われました。
美原防災スポーツセンターは、旧伊那中央清掃センターの跡地に建設されます。
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「調査が終わった段階で発送を再開」
ふるさと納税の返礼品で区域外の梨が含まれていた事案で箕輪町の白鳥政徳町長は国や県の調査が終わった段階で発送を再開したいとの考えを示しました。
これは25日役場で開かれた記者懇談会で白鳥町長が明らかにしたものです。
この事案は箕輪町のほか、伊那市、南箕輪村がふるさと納税の共通返礼品として提供していた梨とジュースに登録産地以外の梨が混入していたものです。
箕輪町は返礼品の告知については、信州産としていたため産地偽装にはあたらないとしています。
白鳥町長は「今回の件について寄付者からのクレームは入っていない。返礼品を発送していない人には国や県の調査が終わった段階で基準に適合しているものを発送したい」としています。
町ではすでに発送している人への返金は考えていないということです。 -
ゆうあいマーケット ドローン配送を廃止
伊那市は食料品などを自宅まで配送する買物支援サービス「ゆうあいマーケット」で、ドローンでの配送を廃止し、今後は軽自動車のみとすると24日に発表しました。
これは24日に市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されました。
ゆうあいマーケットは、買物支援を目的にドローンを活用した商品配送サービスで2020年度から長谷地区で開始しました。
事業開始以来、機体やセンサーのトラブルが相次いだ事から、今年度はドローンの稼働を休止し、安全で確実な運用体制を検討してきました。
買物困難者の支援という福祉面が最大の目的ですが、今後は、持続可能な事業運営に注力するとしています。
ドローンは使用せず、集落支援員の軽自動車による配送に一本化するという事です。
ゆうあいマーケットについて伊那市は、今後、子育て世帯や共働き世帯などが求める、スマートフォンからの注文や置き配システムを検討するとしています。
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伊那市 ふるさと納税の一部返金
ふるさと納税の返礼品で区域外の梨が含まれていた事案で伊那市は、返礼品が未送付の寄付金 およそ680万円を返金すると24日発表しました。
返金するのは、今年度受付分の620万円と、昨年度受付分の67万円です。
また返礼品が送付済の今年度分については、詫び文を送付し返金や代替品の送付は行なわないとしています。
梨や梨ジュースを取り扱っていた事業者の箕輪町の株式会社与古美に対しては、金銭的な損害賠償は発生しないとしていますが、返礼品事業者からは除外するとしています。
伊那市では再発防止策として、新規返礼品の事業者に対し、圃場の位置や面積、製造・加工工程など、地場産品の基準に適合しているか確認を徹底するとしています。
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上農×Wakka Agriが商品開発へ 始動
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市長谷で輸出用の米づくりを行う農業法人WakkaAgriと協力し、白毛餅を使った商品開発に取り組みます。
22日は、Wakka Agriの細谷啓太社長らが上農高校を訪れ、自社製品の説明などを行いました。
商品開発を行うのは、アグリデザイン科フードコースの2年生です。
生徒の1人が長谷中学校出身で、Wakka Agriと一緒に何か新しいことがしたいと提案しました。
Wakka Agriが自然栽培した白毛餅を使い、グループに分かれていくつかの商品を考案していく計画です。
細谷社長は、「お客さんのニーズに合った商品の開発が必要です」と話していました。
今後は、10月に試作を行い、今年度中の完成を目指すとしています。