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南箕輪村で小中学校の給食費を一部補助
南箕輪村は燃料価格高騰による負担軽減のため、村内の小中学校の学校給食費の一部を補助します。
これは14日に村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
交付先は学校給食センターと南部小学校の給食会計です。
令和4年度の1月と2月分の給食費を補助するもので、金額はおよそ1,850万円となっています。
ほかに、給食食材費について、金額はおよそ60万円を補助するとしています。
いずれも地方創生臨時交付金が充てられるということです。
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箕輪町長選事前審査に1派
任期満了に伴い15日告示20日投開票の日程で行われる箕輪町長選の立候補届出書類の事前審査が9日役場で行われ現職の1派のみが出席しました。
事前審査にはこれまでに出馬を表明している1派が訪れました。
現在、箕輪町長選への立候補を表明しているのは、無所属・現職2期目・福与の白鳥政徳さん68歳のみです。
3期目を目指す白鳥さんは、2014年の町長選で新人同士の一騎打ちを制して初当選し前回2018年は無投票で2期目の当選を果たしています。
告示まで一週間をきりましたが白鳥さんの他に表立った動きはなく、無投票の公算が高まっています。
箕輪町長選は、15日告示、20日投開票の日程で行われます。
1日現在の有権者数は男性1万8人、女性1万54人の合わせて2万62人です。 -
県議選郡区 垣内氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に新人で辰野町宮木出身の垣内将邦さんが立候補する意向です。
新人の垣内さんは愛知県在住の会社員で40歳です。
年内に現在勤めている伊那食品工業を退職し住所を辰野町に移す予定です。
今年5月に死去した県議会議員、垣内基良さんの長男です。
諏訪清陵高校、近畿大学農学部を卒業後、山梨大学大学院医学工学総合教育部を修了し伊那食品工業に入社しました。
垣内さんは27日に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選上伊那郡区は垣内さんを含め現職2人と新人2人の合わせて4人が立候補の意向を示しています。
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県議選郡区 瀬戸氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に新人で辰野町の瀬戸純さんが立候補する意向です。
瀬戸さんは辰野町赤羽の56歳。新人で日本共産党です。
2015年に辰野町議会議員選挙に初当選しました。
2期目の任期途中で辰野町議を辞任し今年の長野県議会議員補欠選挙に立候補し落選しました。
瀬戸さんは今月中旬に正式に立候補を表明するということです。
日本共産党上伊那地区委員会は長野県議会議員の補欠選挙が行われる以前から瀬戸さんの来年春の県議選への擁立を決めていて瀬戸さんは補選での落選後、次の県議選への再挑戦を明言していました。
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県議選郡区 原氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に現職で箕輪町の原健児さんが立候補する意向です。
原さんは箕輪町松島の57歳。現職1期目、無所属です。
今年、長野県議会議員選挙の補欠選挙に立候補し初当選しました。
長野県議会では県民文化健康福祉委員会の委員です。
また箕輪町の中心市街地活性化団体の代表を務めています。
原さんは来月、正式に立候補を表明するということです。
定数の2の県議選上伊那郡区は原さんのほか、現職1人、新人1人の合わせて3人が出馬の意向を示しています。
ほかに辰野町で候補擁立に向けた動きがあります。
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災害時の水確保へ応援協定締結
伊那市は、茅野市に本社がある株式会社キッツマイクロフィルターと災害時における飲料水や生活用水確保に向けた応援協定を2日締結しました。
2日は市役所で調印式が行われキッツマイクロフィルターの黒岩太社長と伊那市の白鳥孝市長が協定書を取り交しました。
協定は、災害時にキッツマイクロフィルターが製造販売する携帯用浄水器が優先的に伊那市に供給されるものです。
2日は浄水器を使って錆が入った赤い水をろ過するデモンストレーションも行われました。
この浄水器のカートリッジ部分は孔径が1万分の1ミリのストロー状になった繊維の膜と、活性炭が入っていて、不純物のほか大腸菌も取り除く事ができるという事です。
市では、この浄水器を使い湧き水や保管期間が過ぎた飲料水などをいざという時に生活用水として活用できればと期待しています。
キッツマイクロフィルターは、総合バルブメーカー・キッツの子会社で、浄水器や工業用フィルターの製造と販売を行っています。
工業用フィルターは半導体の製造や医療機器の洗浄など幅広く使われています。
キッツマイクロフィルターが、自治体と同様の協定を結ぶのは、茅野市についで伊那市が2例目だという事です。
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県議選郡区 清水氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に現職で宮田村の清水正康さんが立候補する意向です。
清水さんは宮田村大田切の48歳。現職1期目、県民クラブ・公明所属です。
2004年に宮田村議会議員選挙に初当選後4期連続当選しその間議長も務めました。
任期途中で宮田村議を辞任し2019年の県議選で初当選しました。
清水さんは今月中旬に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選上伊那郡区は清水さんのほか現職1人と新人1人が立候補を検討しています。
ほかに辰野町で候補擁立に向けた動きがあります。 -
箕輪町長選挙 白鳥氏政策発表
任期満了に伴う箕輪町長選挙に立候補を表明している現職の白鳥政徳さんは、新型コロナや人口減少対策など5つを柱に掲げた3期目の政策を、31日に発表しました。
31日は、箕輪町松島の後援会事務所で政策発表を行いました。
白鳥さん「1期目2期目にできたこと・できなかったことを改めて確認し、その上での政策となった。新型コロナの流行から3年近くたつが、それにより時代の変化が加速度的に変わってきているためそれらを踏まえた政策です」
基本政策として、箕輪町第5次振興計画に沿い、5つの柱と54の個別政策を掲げました。
新型コロナや物価高騰対策として、大きな影響を受けている町民や事業者に対して生活や事業継続のための支援を行うとしています。
人口減少対策として、移住者に対する家賃補助制度を創設する他、安心して子育てができるよう更なる経済的支援策を検討・実施するとしています。
白鳥さんは、無所属現職2期目、福与の68歳です。
これまでに白鳥さんの他に立候補を表明した人はいません。
箕輪町長選挙は、11月15日告示、20日投開票となっています。 -
電気料金高騰で中小事業者に応援金
伊那市の記者会見で電気料金高騰によるコスト増加の影響を受けている市内中小事業者の負担軽減を図る応援金について説明がありました。
給付の対象となるのは今年7月から10月のうち連続する2か月の月平均電気使用量が1500キロワットアワー以上であることなどとなっています。
給付額は月平均電気使用量×5円×6か月分で、1事業者あたりの上限額は50万円となっています。
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女性活躍井戸端会議 模擬議会
箕輪町の有志で作る女性活躍井戸端会議は27日に、女性の政治への参画の推進のため、模擬議会を役場で開きました。
模擬議会は一般質問方式で開かれました。
女性活躍井戸端会議の委員24人が出席し、その中の5人が質問をしました。
井戸端会議の委員からは、町議会議員や区議会議員に女性が少ないことをどう思っているかなどの質問が出されました。
白鳥政徳町長は「女性の持つ力の大きさは承知している、積極的に参加してほしい」と答弁しました。
小出嶋文雄議長は「子育て世代も議員活動が出来るように制度を整えたい」と答弁しました。
この模擬議会は、町の有志で作る女性活躍井戸端会議が、政治や政策意思決定の場への女性参画があまり進んでいないとして、初めて開かれました。 -
箕輪町 二酸化炭素削減へ意見交換
二酸化炭素の排出量を2030年までに2013年度比で60%削減することを目指している箕輪町は、取り組みの推進に向けて事業所との初めての意見交換会を26日役場で開きました。
会議には、町内に事業所がある製造業や小売業、金融業の関係者20人が出席しました。
箕輪町は町民や企業と連携し二酸化炭素の排出量を2030年度までに2013年度比で12万トン、60%削減することを目指しています。
意見交換会は、現段階での取り組み状況や抱えている課題について意見を聞き、今後の政策に活かしていこうと開かれました。
参加者は「機器更新のタイミングでステップを踏んで行っていきたい」「脱炭素に取り組まないと自動車メーカーから選ばれない。太陽光発電などの再生可能エネルギーを使いながら、省エネにも取り組んでいる」などと話していました。
課題については「中長期的には経済効果が見込めるが、短期的には負担となる為、町の支援が必要だ」「自家発電には限界がある、再生可能エネルギーの供給量を増やす事が必要だ」などの意見が出されていました。
白鳥政徳町長は「町民や企業の協力のもと、二酸化炭素削減に向けた計画を着実に実行に移していきたい。」と話していました。
箕輪町は2027年度までに役場や図書館などを自前の電線で結び、太陽光発電で余った電力を他の施設で使えるようにする計画で、年間3千トンの二酸化炭素の削減効果を見込んでいます。
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伊那まつり 市側の方針示す
伊那市は、来年以降の伊那まつりについて、市が主体となって関わるのは1日間とする方針を示し、民間も交えたまつり実施の検討が進められています。
21日に、伊那市の市役所で伊那まつり事務局会議が開かれ、各種民間団体の関係者が出席し、市側の方針について意見を交わしました。
伊那市は、基本指針として「市民おどり」を中心に据えた市民まつりに再構築し、伊那まつりへの主体的な関わりは「市民おどり」の1日間としています。
花火大会や遊ingビレッジを実施する場合、市は後方支援を行うとしています。
参加者からは「花火大会を楽しみにしている人も多いので市民の 声をきいてほしい」「市民が総参加できる方法を検討する必要がある」などの意見が出ていました。
伊那まつりは、新型コロナの影響で3年連続で中止となっています。
次回の事務局会議は11月に行われる予定で、年度内には伊那まつり委員会での承認を目指します。
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白鳥氏 後援会事務所開き
任期満了に伴い11月15日告示、20日に投開票が行われる箕輪町長選挙に出馬を表明している現職2期目の白鳥政徳さんの後援会は20日、箕輪町松島で事務所開きを行いました。
箕輪町松島で行われた事務所開きには、支持者およそ40人が集まりました。
白鳥さんは、無所属で現職2期目、福与の68歳です。
白鳥さんは「一番の課題は新型コロナが終息しない中で日常生活、または事業者の経営・運営というものが思うようにいかない。いかにそう言った所に行政が支援できるか。物価高騰やウクライナの問題などにより、町民の皆さんの生活が厳しい状況にある。選挙戦最中も含めて対応していきたい。少子化・高齢化それに伴う人口減少などの課題があるが特に少子化にいかに手を入れるかだと思っている。8年を良く振り返り冷静になって選挙にのぞみたい」と話していました。
政策の具体的な内容については31日に発表するとしています。
白鳥さんは2014年の町長選挙に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
2018年の選挙は、無投票で2期目の当選を果たしました。
町長選に出馬を表明しているのは現職のみで、他に表立った動きはありません。
箕輪町長選挙は11月15日告示20日に投開票が行われます。 -
箕輪町長選届出説明会 現職1派が出席
任期満了に伴う、11月15日告示20日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出説明会が18日に開かれ、現職の1派のみが出席しました。
この日は、箕輪町役場で説明会が開かれ、町選挙管理委員会から選挙活動や立候補手続きについての説明がありました。
説明会には、これまでに出馬を表明している現職の1派が出席しました。
現在、出馬を表明しているのは、無所属・現職2期目の白鳥政徳さん68歳のみで、ほかに表立った動きはありません。
今後は、11月9日に届出書類事前審査が行われます。
箕輪町長選挙は、15日告示、20日投開票となっています。
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南原住宅団地 1区画が所有者から返却
ダイオキシンを含む焼却灰が南箕輪村南原の住宅団地に埋められていた問題で、対象の7区画のうち、1区画が所有者から南箕輪村土地開発公社に返却されました。
これは11日に、南箕輪役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
南原住宅団地の1区画は、所有者との合意により、村土地開発公社へ返却されたということです。
公社は、合意の際の解決金の金額については公表しないとしています。
村土地開発公社理事長の藤城栄文村長は公社に返却された土地について「今後売却する予定はない」と話していました。
土地の活用については、南原区の意見を聞きながら考えていくということです。
他の6区画については、所有者からの返却の申し出は無いということです。
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高遠第2・第3保育園 建て替えへ
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園は、老朽化と耐震不足に伴い建て替えが行われます。
5日は伊那市役所で伊那市子ども・子育て審議会が開かれ、伊那市からスケジュールの案が示されました。
令和5年度に現地建て替えか移転かを含め用地を決定し、令和7年度に着工、令和8年度4月からの利用を予定しています。
高遠第2・第3保育園は、1970年に建設された高遠第2保育園の園舎が使われていて、52年が経過しています。
1985年には高遠第3保育園と統合され高遠第2・第3保育園となりました。
市内の保育園で唯一の緊急指定避難所です。
園児数は定員45人に対し9月1日現在28人となっています。
このうち9割が移住した家庭の子どもです。
伊那市では今後、保護者や地元区と相談しながら建て替えを進めていきたいとしています。 -
伊那市議会と市民が意見交換会
伊那市議会は市民に開かれた議会を目指して、市民との意見交換会を28日に伊那公民館で開きました。
意見交換会には、経済建設委員会の7人の議員が出席し、市民から新型コロナの影響による課題や問題点などの聞き取りを行いました。
ある市民は「地区のイベントも中止になり、人とのコミュニケーションの場が減ってきている。若い人への役員の引継ぎもうまくできず困っている」と意見を出していました。
市民と議会との意見交換会は、新型コロナの影響で3年ぶりだということで、今年度もコロナ感染拡大防止のため8月から28日に延期となっていました。
意見交換会は議員21人が交代で出席し、今後市内5か所で開かれます。
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太陽光発電設備や薪ストーブなど設置費用を補助
伊那市は、二酸化炭素排出量の削減をさらに推進しようと、太陽光発電設備や薪ストーブなどの設置費用の一部を補助します。
20日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
この事業は2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを推進しようと行うものです。
市内の住宅や事業所への太陽光発電設備や薪ストーブ・ペレットストーブなどの設置に対し、今年度から5年間の間設置費用の一部を補助します。
太陽光発電設備は、屋根の上に設置するものが対象で、住宅用が上限70万円、事業所用が上限500万円となっています。
薪ストーブはこれまでの補助額を拡充し、設置経費の3分の2以内で上限は30万円、ペレットストーブは上限42万円となっています。
脱炭素推進の取り組みを行う自治体に環境省が交付金を出して支援する「地域脱炭素移行・再エネ推進事業」に伊那市が選ばれていて、今年度から令和8年度までの5年間に総額約12億円が交付される見通しです。
なお、記者会見では他に、新型コロナの影響で中止となっていた蕎麦イベントを一部開催することが報告されました。
荒井内の萱で行われる行者そば祭りは10月16日、みはらしファームで行われる信州伊那新そば祭りは10月22日と23日で、どちらも3年ぶりに行われます。
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町議会 国葬中止を求める意見書案 賛成多数で可決
箕輪町議会9月定例会最終日の20日、安倍元首相の国葬中止を求める議員発議の意見書案が提出され、賛成多数で可決されました。
これは、町議会9月定例会最終日に、議員提出議案として提出されたものです。
9月27日の安倍晋三元首相の国葬について、法的根拠のないことや、充分な審議がないまま閣議決定のみで行うことは賛同できないとして、中止を求める意見書の提出についての議案が提出されました。
採決の結果、賛成8、反対5の賛成多数で可決されました。
意見書は内閣総理大臣に提出される予定です。
また、国葬に関して明確な根拠となる法整備を求める意見書の提出の議案は、賛成8、反対5の賛成多数で可決されました。
意見書は、衆参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、法務大臣に提出される予定です。
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市議会 「安倍元首相の国葬中止を求める意見書提出」賛成少数で否決
伊那市議会9月定例会最終日の16日、安倍元首相の国葬中止を求める議員発議の意見書案が提出され、賛成少数で否決されました。
これは、市議会9月定例会最終日に、議員提出議案として提出されたものです。
9月27日の安倍晋三元首相の国葬について、法的根拠のないことや全額国費負担で行われることに対し、中止を求める意見書の提出についての議案が提出されました。
採決の結果、賛成4、反対16の賛成少数で否決されました。
また、国葬に関して明確な根拠となる法整備を求める意見書の提出の議案は、全会一致で可決されました。
意見書は、衆参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官に提出される予定です。
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伊那市と日立建機日本(株)が災害協定
伊那市は重機のレンタルや販売を行う、日立建機日本株式会社と災害時に重機の提供などを行う応援協定を15日結びました。
15日は市役所で調印式が行われ、日立建機日本株式会社 長野支店伊那営業所の竹村淳一所長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
災害時に伊那営業所が所有する重機を中心に地元の建設業者に提供するほか、避難所にトイレや発電機、冷風機も提供するということです。
白鳥市長は「災害時の機材不足に対応できるようになるのは、大変心強い」と話していました。
日立建機日本株式会社北関東・信越支社の上野秀典支社長は「営業所がある自治体と協力して、住民が住みやすい地域づくりに貢献したい」と話していました。
こうした協定は県内では伊那市が2例目だということです。 -
村議会 安倍元首相の国葬中止を求める意見書が賛成多数で可決
南箕輪村議会が14日に開かれ、安倍元首相の国葬中止を求める議員発議の意見書が、5対4の賛成多数で可決されました。
意見書は内閣総理大臣と衆参両院議長宛てに送られます。
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長野県内で14日新たに1,479人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で14日新たに、上伊那地域の110人を含む1,479人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は110人で、伊那市で40人、箕輪町で19人、南箕輪村で5人、駒ヶ根市で12人、辰野町で26人、飯島町で5人、宮田村で3人、松本保健所管内で184人、佐久保健所管内で160人、諏訪保健所管内で155人、長野保健所管内で106人、上田保健所管内で102人、北信保健所管内で60人、飯田保健所管内で54人、大町保健所管内で48人、木曽保健所管内で9人、県外2人、長野市256人、松本市233人の合わせて479人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは19万4,491人で、入院は263人、死亡は327人です。
また、13日午後8時現在の確保病床使用率は37.1%となっています。 -
伊那市 住宅新築補助 拡大へ
伊那市の白鳥孝市長は、過疎地域などに行っている45歳以下か、中学生以下の子どもがいる家庭が住宅を新築する際の最大150万円の補助を、市内全域に拡充する考えを8日に、示しました。
これはきょう、市役所で開かれた、伊那市議会9月定例会の一般質問の中で議員の質問に対して白鳥市長が答え
たものです。
伊那市では現在、新山などの田舎暮らしモデル地域と、高遠町や長谷地区に新築を建てる際、45歳以下か、
中学生以下の子どもがいる家庭には150万円の補助を行っています。
今後は定住支援として範囲を伊那市全体に広げるとしています。
白鳥市長は「若い人に住み続けてもらえるような定住支援や子育てしやすい環境づくりなどを一気にこれからやっていきたい」と話しました。
この補助金についての予算案は、伊那市議会9月定例会に提出されていて、13日に委員会審査、16日に委員長報告と採決が行われます。
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太陽光発電計画 市長「条例逃れだ」
伊那市内で計画されている太陽光発電施設で、計画地の一部を分筆し市の条例で定められている隣接地所有者との同意を実質的に不要とする計画が進められている事について、白鳥市長は「条例逃れ、弁護士と相談し対応したい」と話しました。
この太陽光発電施設は、県外の業者が伊那市内の山林で計画しているものです。
市の太陽光発電設備に関する条例では、計画地の隣接地となる 4メートル以内にある土地や建物の所有者との同意を義務づけています。
この業者は、計画地の隣接地にあたる部分を巾4メートルで分筆し、別の業者の登記にしたという事です。
これにより、業者間での同意により条例の要件を満たすことになり、住民の同意が不要になるという事です。
白鳥市長は「この手法は条例のがれだ。法的な対応について、弁護士と協議したい」と話していました。
伊那市によりますと、この太陽光発電施設に関する許可申請は提出されていないという事です。
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障がい者就労施設支援 林福連携事業を検討
伊那市の白鳥孝市長は、障がい者就労施設への支援として、林業と福祉を連携させた「林福連携事業」を進めていきたい考えを示しました。
これは6日市役所で開かれた、伊那市議会9月定例会の一般質問の中で議員の質問に対して白鳥市長が答えたものです。
白鳥市長は「伊那市から障がい者就労施設に対して安定的な仕事の発注を行うことは重要だ。林業と福祉を連携させた、林福連携事業を進めていきたい」と話しました。
伊那市では、樹木の育苗や植樹、山林の下草刈り等を発注できないか検討をしているということです。 -
南箕輪村教育委員会 南部小と南箕輪中の児童・生徒に熊よけ鈴を配布
南箕輪村教育委員会は、8月7日に南原で熊による人への被害が発生したことを受け、南部小学校の全児童と南箕輪中学校の一部の生徒に、熊よけ鈴を配布しました。
5日朝の南部小学校の登校風景です。
子どもたちは、カバンに熊よけの鈴を付けて集団登校していました。
8月7日に南原の住宅の庭先で人が熊に襲われ大けがを負いました。
これを受け村教育委員会では、8月26日に南部小学校の全児童に、29日には南箕輪中学校の南部小学校区の生徒に合わせて371個の熊よけ鈴を配布しました。
鈴は一つ1,000円ほどで、事業費の40万円は一般会計の予備費を充てます。
村教育委員会では、「子ども達の登下校時の安全を守るために配布した。外出の際にはできるだけつけてもらうよう呼びかけていきたい」と話していました。 -
大芝高原 森の花火大会 10月14日に花火を打ち上げ
南箕輪村は、10月14日に「大芝高原森の花火大会」と題し、およそ30分間花火を打ち上げます。
村議会全員協議会が5日役場で開かれ、村が概要を説明しました。
「大芝高原森の花火大会」は、10月1日から始まるイルミネーションフェスティバル期間中の14日金曜日午後7時半からおよそ30分間開かれます。
新型コロナの感染拡大を受け、村は8月20日に予定していた大芝高原まつり花火大会を中止としました。
村民からは「楽しみにしていたので残念だ」「明るい話題を提供してほしい」などの意見が寄せられたということです。
これを受け花火大会を企画したもので、大芝高原野球場を打ち上げ場所に、5号玉60発とスターマイン10発ほどを予定しています。
観覧場所として、陸上競技場を開放します。
その他、小運動場を追加の駐車場とすることで、およそ850台分のスペースを確保します。
打ち上げにかかる費用はおよそ300万円で、全額村が負担します。
大芝高原森の花火大会は、10月14日金曜日の午後7時半からを予定しています。
伊那ケーブルテレビでは、花火大会の模様をご覧のチャンネルで放送します。 -
箕輪町議会9月定例会が開会
箕輪町議会9月定例会が5日に開会し、新たに5億4千万円を追加する今年度一般会計補正予算案など14議案が提出されました。
主な事業として、国の国庫支出金を使ったワクチン接種事業に5,600万円、肥料価格高騰により経営が圧迫されている農業者に対して3,000円と肥料購入費用の20パーセントを補助する事業に1,900万円、小中学校の給食食材高騰分支援交付金に480万円、保育園給食の食材価格高騰に対応する経費に130万円などとなっています。
箕輪町議会9月定例会には14議案が提出され、12日と13日に一般質問、20日に委員長報告と採決が行われます。
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プレミアム商品券「いな・ほっと券」第4弾販売開始
1万円で1万3,000円分の買物ができる伊那市のプレミアム商品券第4弾「いな・ほっと券」の販売が1日から始まりました。
販売は市役所や伊那商工会館などで行われ、市役所では販売開始時の午前9時には列ができていました。
商品券は、1冊1万円で、1万3千円分の買物ができます。
販売総数は13万冊、総発行額は17億円です。2万2千人から発行冊数を超える15万冊の申し込みがあったため、最高1人8冊としていた上限を、若い世代を優先し7冊までに調整しました。
受付では、市民が、プレミアム商品券の束を受け取っていました。
プレミアム商品券「いな・ほっと券」の利用可能期間は、11月30日までとなっています。
また、商品券の販売会場には、伊那商工会議所の商業部会のメンバーが訪れ、チラシを配っていました。
商業部会の呼びかけに応えた28店舗で、割引やプレゼントなどのサービスが提供されます。
また、い~なちゃんカード会員は、商品券を利用するとポイントが10倍になるサービスも、今月25日まで予定されています。