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辺野古 上伊那から「反対」
上伊那の住民有志は、沖縄県名護市の辺野古沿岸部に移設される米軍基地建設反対を訴える呼びかけを16日南箕輪村の中の原交差点でおこないました。
基地反対の呼びかけは14日に政府が辺野古沿岸部へ埋め立ての為の土砂投入を始めた事を受け、南箕輪村の原富男さんが発起人となり行われました。
原さんは沖縄や東京などで抗議行動が行われているが、上伊那からも何か行動をおこそうと企画したという事です。
16日は原さんの考えに賛同した上伊那の住民有志30人あまりが行き交うドライバーに基地建設反対を呼びかけました。
参加者は「沖縄に基地はいらない、沖縄だけの問題ではない」「国は沖縄の民意をくみ取ってほしい」などと訴えていました。
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伊那市 来年4月から組織改編を計画
伊那市は、来年4月1日から新たに文化スポーツ部を設けるなど、組織の改編を行う計画です。
市議会全員協議会が17日に市役所で開かれ、市が来年度の組織改編について説明をしました。
スポーツ施策の推進を図る他、これまで教育委員会が行っていた職務を移管させ「文化スポーツ部」を新設します。
他に、福祉に関する相談体制や地域福祉の推進を強化するために、新たに社会福祉課を設けます。
また、市が進める50年の森林ビジョンを専門に扱う「50年の森林推進室」を新設します。
市では、来年4月からの改編に向け、3月議会に関係議案を提出するとしています。 -
南箕輪村議会議員に戒告の懲罰
南箕輪村議会本会議最終日の14日、常任委員会で同僚議員に
対し無礼な発言をした山﨑文直議員に公開の議場における戒告の
懲罰が科されました。
懲罰動議は当該者の山﨑議員を除く8人で採決が行われ全会一致で可決されました。
この問題は常任委員会で請願の審議中に大熊惠二議員が「そのレベルでは話にならない」と発言したことに対し山﨑議員が「それじゃ出て行かし」と返したもので、これにより大熊議員らが
懲罰動議を出したものです。
懲罰特別委員会の原悟郎委員長は「これからは議員同士尊重しあい2度とこのようなことがおこらないようにしたい。」としています。
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伊那市 次期総合計画答申
伊那市総合計画審議会は、これまで検討を行ってきた、第2次伊那市総合計画の前期基本計画と前期土地利用計画をきのう、白鳥孝市長に答申しました。
12日は審議会の飯島尚幸会長と伊藤正副会長が市役所を訪れ答申書を手渡しました。
第2次総合計画は来年度から10年間のまちづくりの指針となるものです。
基本計画では協働のまちづくりや環境にやさしいまちづくりなど6章から構成されています。
白鳥市長は「この10年でリニア開通など大きな変化が訪れる。計画に基づき市政を運営していきたい」と話していました。
伊那市では、答申を基に原案を取りまとめ28日までパブリックコメントを募集します。
第2次伊那市総合計画は来年3月までに策定する予定です。
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村議会懲罰特別委 戒告処分決定
南箕輪村議会懲罰特別委員会が13日役場で開かれ、山﨑文直議員に対して出された懲罰動議に対する審査の結果、「公開の議場における戒告」とすることを決めました。
懲罰特別委員会は、対象となる山﨑議員、動議を発動した大熊惠二議員、唐澤由江議員、議長の丸山豊議員を除く6人で構成されています。
大熊議員らが提出した懲罰動議によりますと、3日の福祉教育常任委員会で高校再編に関する請願を審査する中で大熊議員が山﨑議員に「話にならない。そのレべルでは話にならん」と発言し、山崎議員が「それじゃ、出て行かし」と不適切な発言を行ったという事です。
審査の結果、委員会の進行など疑問点はあるが「出ていかし」というのは「言論の自由を奪う」などの理由で「議場での戒告処分」とする事を決めました。
地方自治法が定める中で戒告は最も軽い懲罰です。
委員会の審査の結果は14日の本会議で報告され採決などが行われます。
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村議会 懲罰特別委員会設置
3日の南箕輪村議会の福祉教育常任委員会で山﨑文直議員が不適切発言を行ったとして、大熊惠二議員と唐澤由江議員が提出した懲罰動議について12日開かれた南箕輪村議会で審議されました。
挑発動議の提出を受け村議会は懲罰特別委員会の設置を決め、13日処分が決定する予定です。
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市商工業振興ビジョン答申
伊那市商工業振興審議会は、来年度から10年間の「伊那市商工業振興ビジョン」について11日、白鳥孝市長に答申しました。
この日は、審議会の中村和之会長と赤羽敏副会長が市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市商工業振興ビジョンは、持続的・安定的な地域経済の発展、雇用・人材の確保に繋げようと伊那市が新たに策定するものです。
期間は、来年度から2028年度までの10年間です。
答申では、3つの重点プロジェクトを掲げています。
観光産業の確立に向けたサービス産業の活性化、農林商工観連携による地域経済の活性化、産業人材の育成と技術者の養成を重点とした工業の活性化の3つです。
去年6月に市長から審議会に諮問があり、15人の委員が3つの部会に分かれて審議を進めてきました。
白鳥市長は「新しい技術も必要な一方で、観光分野も大変重要だ。これからはダイナミックな人の流れに合わせた広域的な戦略が必要になってくる」と話していました。
伊那市では、来年度からビジョンを策定する予定です。
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踏切新設工事でJR東海と委託協定
伊那市は環状南線の整備にともなう踏切新設工事の委託協定をJR東海と結ぶとする議案を伊那市議会12月定例会最終日に提出します。
10日に伊那市役所で開かれた伊那市議会経済建設委員会協議会で示されたものです。
新設される踏切は幅19メートルで事業費は1億9,300万円です。
踏切新設に伴い近くにある小黒北踏切など3つの踏切が撤去されます。
環状南線は国道153号線からJR飯田線を交差し市道小黒川大橋線までを結ぶもので延長は、1,300メートルで2020年度中の完成を目指します。
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地区防災計画策定へ 台殿でWS
伊那市は、災害時、各地区での具体的な防災活動を示した「地区防災計画」の作成を始めます。
7日はモデル地区となっている高遠町藤沢の台殿区で計画策定のためのワークショップが行われました。
7日は、台殿公民館でワークショップが行われ、地域住民7人が災害時の対応について話し合いました。
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の阪本真由美准教授が講師を務めました。
地区防災計画は、災害が発生した際の「避難場所と避難ルート」「要支援者とその支援者」「救護・炊き出し等の担当者」「危険か所」など地域特性を盛り込み具体的な行動を示すものです。
住民は、発災時に避難の声かけをする担当者や避難場所、備蓄が必要なものを話し合っていました。
伊那市では市全域の対応をまとめた防災計画を策定していますが、地区ごとの詳しい対応が示されていないことから各地区での地区防災計画の策定を目指しています。
台殿区は住民のほとんどが土砂災害危険区域に住んでいる事や、高齢化が進んでいる事から今回モデル地区に選ばれました。
台殿区の地区防災計画は今年度中の策定を目指します。
伊那市では、来年度この取り組みを市内全域に広げていきたいとしています。
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「村創生総合戦略」の検証結果を答申
南箕輪村のむらづくり委員会は、村創生総合戦略の検証について5日、唐木一直村長に答申しました。
5日は、むらづくり委員会の宮原 袈裟夫会長と千 菊夫副会長が村役場を訪れ、答申書を唐木村長に手渡しました。
むらづくり委員会は今年8月から4回にわたり委員会を開き、村創生総合戦略について検証してきました。
35の項目について数値目標が達成できているかどうかを検証し、「順調」は25、「おおむね順調」は7、「努力を要する」は3と判断しました。
努力を要するとしたのは、●大芝高原の利用者数、●登下校見守りボランティアの実施回数、●防災に関する出前講座の開催数で、それぞれ目標値に達しなかったとしています。
宮原会長は、「総論としては順調に達成されているが、去年も指摘し改善されていない点があるのでさらなる努力をお願いしたい」と話しました。
唐木村長は、「指摘を参考にして、良い方向を見出していきたい」と話していました。
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箕輪町議会と南箕輪村議会が開会
箕輪町議会と南箕輪村議会の12月定例会が3日開会しました。
箕輪町議会には4億7,900万円を追加する一般会計補正予算案など9議案が提出されました。
箕輪町議会は10日と11日に一般質問、17日に委員長報告と
採決が行われます。
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白鳥箕輪町長 2期目の初登庁
任期満了に伴う箕輪町長選挙で、無投票で2期目の当選を果たした白鳥政徳町長が、29日初登庁しました。
午前8時30分、白鳥政徳町長が初登庁しました。役場玄関には、職員が列を作り、花束を受け取った白鳥町長を出迎えました。
2期目の就任式で白鳥町長は、「最も力を入れたい人口減少対策は終わりなき挑戦になるが、若者、学生、子育て世代にUIターンしてもらえるよう施策を進めたい。
目立つ政策をすれば町民の生活が良くなるというわけではないが、さすが箕輪町といわれる政策を入れないと存在感がなくなってしまう。初心を忘れず、歩みを止めることなく全力で町政運営をさせていただきたい」とあいさつしました。
白鳥町長は、任期満了に伴い今月13日に告示された箕輪町長選挙で無投票で再選を果たしました。
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在職20年で表彰
伊那市区選出の向山公人県議会議員と上伊那郡区選出の小林伸陽県議会議員ら5人は、県議会から在職20年の表彰を29日に受けました。
29日開会した11月県会の本会議中に表彰されました。
自民党の向山県議は、当選回数5回の76歳。
共産党の小林県議は、当選回数5回の75歳です。
代表して向山県議が謝辞を述べました。
表彰は、県議会議員表彰規定に基づくもので、在職20年表彰は、5人が対象となりました。 -
高遠町総合支所庁舎 仮移転
老朽化や耐震性に課題があるとして伊那市高遠町の高遠総合支所庁舎が、高遠町保健センターに26日から仮移転しました。
先週から職員が移転作業を行い、今日から保健センターでの業務となりました。
保健センターで行われていた健診については、高遠町文化センターと総合福祉センターやますそで実施するとしています。
26日から移転したことを知らずに庁舎を訪れる人の姿もありました。
総合支所庁舎は昭和41年に建設されました。
建設から50年以上が経過し耐震性が不足しています。
今年7月には地域協議会の委員や区長会などでつくる高遠町総合支所あり方研究委員会が発足し、建設に関する調査・研究も行われています。
庁舎の建設に向けた組織、進め方などについては改めて伊那市と協議を行う計画です。
当面の間、保健センターでの業務を行うことになっていて伊那市では「これからも変わらない市民サービスを行っていきたい」としています。
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高遠保育園 複合型施設へ
来年4月から新しい場所に移転する伊那市高遠町の高遠保育園の現在の建物について、伊那市は、子育て支援を軸とした複合型施設として活用する計画を26日示しました。
これは、26日開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
高遠保育園は、来年4月の開園を目指し現在移転新築工事が行われています。
それに伴い、現在の保育園を一部改修し、子育て支援を軸とした複合型施設とする計画です。
施設は、「高遠子育て支援センター」「高遠小学童クラブ」「高齢者サロン」の3つの機能を設けます。
子育て支援センターは、今の美篶子育て支援センターの施設が老朽化していることから、機能を移転させるものです。
これに伴い、美篶子育て支援センターは来年7月に閉所となります。
また、子どもと高齢者サロンの利用者が触れ合える交流スペースを設けます。
今の園庭は駐車場として利用し、施設の開設は来年7月の予定です。
伊那市では、市議会12月定例会に設計委託費240万円を補正予算案として計上しています。
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伊那市議会12月定例会 開会
伊那市議会12月定例会が26日開かれ、補正予算案など11議案が提出されました。
補正予算案は、台風21号、24号に対する災害復旧費として1億1,200万円、旧伊那消防署リノベーション工事の設計費として920万円など、4億9,600万円を追加するものです。
市議会12月定例会は、5日から一般質問、17日に委員長報告、採決が行われます。
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伊那市総合計画 答申案まとまる
伊那市の来年度から10年間の施策の方向性を示す第2次伊那市総合計画について検討する審議会の最終回が、22日、伊那市役所で開かれ、答申案をまとめました。
28人の委員で構成する審議会は、今年5月から10回にわたり、審議を行ってきました。
第2次伊那市総合計画は、来年度から10年間の伊那市の施策の方向性を示す基本構想と、5年間の前期基本計画から構成されます。
基本計画は6章からなり、協働のまちづくり、自然や環境、子育て・保健・福祉、産業振興などについて施策の大綱を示しています。
計画は「循環」をキーワードに、エネルギーや人の流れなどの事象が、よいサイクルで未来につながっていくことを目標としています。
委員は「計画が市民に理解され、実践されることが大切だ」「伊那市が国や県の施策を先取りして政策を展開していくことに期待したい」などと話していました。
審議会は、来月12日に、伊那市長に審議結果を答申する予定で、伊那市では答申内容をふまえて今年度中の策定を目指します。
なお、第2次総合計画は、170ページほどの冊子にまとめる予定です。
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村の人口1万5,500人
南箕輪村は、村の人口が1万5,500人になったと21日に発表しました。村が総合計画で設定した2025年度の目標人口を7年早く達成するものです。
村によりますと、2013年9月に人口が1万5000人になり、その後約5年間で500人増加したという事です。
村では2025年度の目標人口を1万5500人と設定していましたが、7年早い達成となりました。
村では、子育て世代の転入が比較的多く、その世代が第2子、第3子と子育てしている事が増加の大きな要因とみています。
唐木村長は「今後も住んでよかった、住み続けたいと思ってもらえるよう、安全・安心のむらづくりに努めたい」とコメントしています。
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高遠石工英語版冊子 作成
伊那市は、高遠町を中心に市内の高遠石工の石仏を紹介した巡礼ガイドの英語版を作成しました。
英語版巡礼ガイドは、日本語版と同じA4サイズで、日本語で書かれている内容を英訳したものです。
高遠石工の作品を世界に広めていこうと、2,000部印刷されました。
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旧伊那消防署 商工業の振興に利用へ
伊那市は、荒井の旧伊那消防署の庁舎後利用ついて、商工業振興のための場所として大規模改修する方針を、19日に示しました。
19日は、伊那市定例記者会見が市役所で開かれ、市長が概要について説明しました。
昭和49年に建設された旧伊那消防署の庁舎は、上伊那広域消防本部の発足に伴い新庁舎が建設され、平成27年3月から使われなくなっていました。
白鳥市長は、施設の後利用について「サテライトオフィスや市民が活用できる多目的スペースとして改修していきたい」と話しました。
市では、26日から始まる12月定例会に、設計費用923万円を補正予算案として計上しています。 -
自動運転・ドローン・AI 複合実証実験
伊那市が進めるバスの自動運転サービスとドローン物流、AIを使った自動配車タクシーの複合連携実証実験が18日、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で行われました。
実験は道の駅を会場に行われました。
最初にスマートフォンのアプリからタクシーに予約が入り、予約データを受けたAIがタクシーの配車をします。
AIからの配車データを受け取ったタクシーが、予約のあった非持山に向け道の駅を出発しました。
タクシーが出発した後、道の駅には自動運転バスが到着します。
バスには乗客と一緒に商品が載せられていて、その商品がドローンへと積み込まれます。
ドローンは荷を積んで飛び立ちます。
そこに、AI自動配車タクシーを利用した人たちが道の駅に到着し、自動運転バスに乗り込みました。
一連の実験は、中山間地域での交通弱者支援や買い物支援などを目指す伊那市が全国で初めて複合的に行ったものです。
白鳥孝市長は「中山間地域を抱える伊那市にとって、画期的なシステムになると思う」と話していました。
今回初めて実験が行われたAI自動配車タクシーは、早ければ3年後の導入を目指しています。
利用した人は「スマートフォンを使うことができる人なら誰でも簡単にできると思う」と話していました。
伊那市では今回の結果を検証し、それぞれのサービス導入に向けて今後も実験を続けていくとしています。 -
上伊那クリーンセンター 火入れ式
来年3月29日の竣工を予定している新しいごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の火入れ式が15日、伊那市富県の現地で行われました。
この日は現地で、安全な稼働を祈念して焼却炉に点火を行う火入れ式が行われました。
上伊那クリーンセンターは、2016年11月に着工し、建設工事が進められてきました。
12月3日からは実際にごみを処理する試運転で性能を確かめながら、調整などを行います。
式典には、上伊那広域連合や受注業者など100人ほどが参加し、神事を行って、安全な稼働を祈願しました。
上伊那クリーンセンターは、上伊那8市町村のごみ処理を行う施設です。
流動床式ガス化溶融炉で、1日当たり118トンのごみを処理します。
余熱を利用して蒸気タービンによる発電を行うほか、周辺には足湯やマレットゴルフ場も整備される予定です。
設計・建設・運営を一括で民間事業者に発注していて、完成後の維持管理も、合わせて委託されています。
上伊那クリーンセンターは来年3月29日竣工、30日から本稼働を予定しています。
センターの稼働によりこれまで燃やせないごみとして扱っていたプラスチックなどが燃やせるごみとして扱われるようになり、それに伴い分別方法も変更となります。
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市内の小中学校にエアコン設置 14億円可決
伊那市議会臨時会が15日開かれ、市内の小中学校の教室へのエアコン設置に関する補正予算案が提出され、可決されました。
この日は、伊那市議会臨時会が開かれ、市側から市内の小中学校のエアコン設置に関する約14億3,100万円の補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。これは国の補正予算が成立したことに伴うものです。
市内の全小学校15校の275教室と全中学校6校の145教室の、合わせて420室にエアコンが設置されます。普通教室はすべて、特別教室は必要に応じて設置されます。
伊那市では来年の夏に間に合うよう整備を進めていくとしています。
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白鳥氏 当選から一夜明けて
任期満了に伴い、13日告示された箕輪町長選挙は、現職の白鳥政徳さんが無投票で2期目の当選を果たしました。
一夜明け、白鳥さんは「これから4年間が勝負の年になる」と今後の意気込みを話していました。
13日は、松島の選挙事務所に支持者130人が集まり白鳥さんの当選を祝いました。
一夜明けた14日は、当選祝いに訪れる来客の対応に追われていました。
白鳥さんは朝、5時に起床して新聞に目を通し日課としているブログの更新をしたということです。
当選から一夜明け白鳥さんは2期目に向け「やらなければいけない事をこれから着実にやる。責任を感じている」と話していました。
白鳥さんは、「今まで手があまり入っていなかった農業・工業・観光についても結果を出していきたい」と話していました。
白鳥さんは29日に初登庁し2期目をスタートさせます。
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南箕輪村女性模擬議会
南箕輪村内の女性が生活に身近な課題などについて質問する女性模擬議会が、13日村役場で開かれました。
女性模擬議会では村内の女性8人が質問しました。
堀綾子さんは、「出産後の女性や夫に対するメンタルヘルスケア」について質問しました。
唐木村長は、「要望が多ければ実施する方向で考えていきたい」と答えていました。
南箕輪村女性議会は、男女共同参画の推進を目的に開かれたもので、村議会事務局によりますと、およそ30年ぶりだということです。
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町長選 白鳥氏無投票で再選
任期満了に伴う箕輪町長選挙が13日告示され、無所属で現職の白鳥政徳さん以外立候補の届け出はなく無投票で2期目の当選を果たしました。
白鳥さんは「大勢の町民の皆さんに沿道に出ていただき話を聞いていただいた。大変嬉しく思います。責任の重さを大変感じている」と話していました。
白鳥さんは昭和29年8月17日生まれの現在64歳です。
元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の町長選に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
2期目の政策としてU・Iターン応援プロジェクトを立ち上げ若者や女性、子育て世代のU・Iターンを推進するとしています。
また、町や企業が一体となり「長寿のまち箕輪」を実現するため健康づくり推進条例を制定する他、統合が計画されている木下北保育園と木下南保育園の新しい保育園を2022年度中に開園できるよう取り組むとしています。
午前8時過ぎ松島の選挙事務所におよそ150人の支持者が集まりました。
立候補の届け出を済ませると白鳥陣営は出陣式を行いました。
事務所前で第一声をあげた後、白鳥さんは町内をくまなく回り地域住民に支持を訴えました。
午前10時50分選挙事務所に戻って一息。
縁起を担ぎソースかつを食べて腹ごしらえです。
午前11時に再び車に乗り込み町内全域を回りました。
白鳥さんの初登庁は29日で任期は2018年11月29日から2022年11月28日までとなっています。
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西箕輪線 路線バス継続へ協議
伊那バス株式会社が運行する路線バス「西箕輪線」が年間3千万円以上の赤字となっていることについて、南箕輪村の唐木一直村長は、「路線を維持していく方向で進めていきたい」との考えを示しました。
村議会全員協議会が、12日に役場で開かれ、西箕輪線の現状について説明がありました。
西箕輪線は、伊那市西町の伊那バス本社前を起点に、伊那中央病院や信大農学部を通って西箕輪与地南までを結ぶ路線です。
片道13.1キロで、このうち南箕輪村分は3キロです。
利用者は年間3万3,000人で、平日は12便運行しています。
年間で伊那市は278万円、南箕輪村は82万円を補助していますが、昨年度の赤字額がおよそ3,700万円となり路線の維持が困難なことから、伊那バスではさらなる支援を求めています。
赤字額を全額補助した場合の村の補てん分は861万円です。
先月開かれた伊那市地域公共交通協議会では、存続を前提に村と協議していくことが了承されています。
唐木村長は、「運行日や本数の見直しも含めて、伊那市、伊那バスと協議していく」との考えを示しました。
全協では他に、一般質問や本会議で村長などが議員の質問に対して逆質問することができる「反問権」を村議会基本条例に追加することが了承されました。
反問権は、来年3月議会から与えられます。 -
町長選 無投票の公算高まる
任期満了に伴う箕輪町長選は13日に告示されます。
現在、出馬を表明しているのは現職で2期目を目指す白鳥政徳さんのみで、無投票の公算が高まっています。
箕輪町長選に立候補を表明しているのは、無所属・現職・1期目・福与の白鳥政徳さん64歳です。
白鳥さんの他に表立った動きはなく、無投票の公算が高まっています。
12日現在の選挙人名簿登録者数は男性1万101人、女性1万164人合わせて2万265人です。
町長選は、13日告示、18日投開票の日程で行われます。 -
酒井氏 県議選立候補を正式表明
伊那市東春近の市区選出の県議会議員酒井茂さんは来年春の県議選に立候補することを9日正式に表明しました。
現在1期目の酒井さんは伊那市内で記者会見を開き「後援会からの要請を受け2期目を目指して出馬することを決意しました。」と述べました。
酒井さんは「地方議会で課題になっていることは議会が首長の提案に対する追認機関になっていること。議会の役割はチェックアンドバランスであり本来の議会機能を果たすことを大切に議会活動を行っていきたい。」と話していました。
取り組むこととして9年後のリニア開通に向けリニア駅と上伊那を結ぶ国道153号などの幹線道路網を整備し福祉、医療の向上や産業振興に活用したいとしています。
また防災力の向上として三峰川上流の「戸草ダム」建設のほか
河川整備、治水、砂防、治山などのハード整備や災害に強い森林づくりに取り組むとしています。
ほかには県庁から遠い南信地域の声を県政に反映し南北格差の是正を図るとしています。
酒井さんは現在65歳。
定数2の伊那市区選出で現在1期目です。
平成27年に無投票で初当選し党派は自民党県議団です。
昭和50年に伊那市職員に採用され助役などを経て平成19年から副市長を務めました。
県議会では現在環境産業観光委員会副委員長を務めています。
県議選伊那市区にはこれまでに現職5期目の向山公人さんが
立候補を表明しています。
共産党上伊那地区委員会では「立候補を表明した現職2人が自民党ということもあり候補擁立を検討していきたい。」としています。
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町長選事前審査1派のみ
任期満了に伴い13日告示、18日投開票の箕輪町長選の立候補届出書類の事前審査が7日、役場で行われ現職の1派のみが出席しました。
事前審査には、これまでに出馬を表明している1派が審査を受けました。
現在、箕輪町長選への立候補を表明しているのは、無所属・現職1期目・福与の白鳥政徳さん64歳のみです。
2期目を目指す白鳥さんは、2014年の町長選挙に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
告示まで一週間をきりましたが白鳥さんの他に表立った動きはなく、無投票の公算が大きくなっています。
箕輪町長選は、13日告示、18日投開票の日程で行われます。