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ニシザワ主催読書感想文コンクール
株式会社ニシザワが主催する小中学生を対象にした読書感想文コンクールの表彰式が、13日、伊那市の創造館で行われました。 最優秀賞は3人で、このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、手良小学校3年の三澤龍くんと箕輪中学校3年の春日未來さんの2人が選ばれました。 三澤くんは、宇宙の本を読んで天王星が傾いていることを知り、その理由について謎が解けるまで色々な本を読み続けたことを作文にしました。 春日さんは、「手紙屋蛍雪篇」という本を読み、主人公で大学受験を控えた1人の高校生と自分とを重ね合わせ、感じたことをまとめました。 コンクールは今年で11年目で、上伊那の小中学校から合わせて1,458作品の応募がありました。 ニシザワの荒木康雄社長は「どの作品も一生懸命丁寧に書いてある印象を受けた。これからも本を沢山読んで健全な心を育んでほしい」と話していました。 なお、最優秀賞に次ぐ優秀賞には14人が選ばれています。
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南信工科短大振興会 設立
平成28年4月開校の長野県南信工科短期大学校と連携し、学校運営の支援と産業振興を図る南信工科短大振興会が、13日、設立されました。 13日は設立総会が、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、振興会の会員の他、県や市町村などから合わせておよそ100人が出席しました。 南信工科短大は、南箕輪村の伊那技術専門校を改修し、平成28年4月の開校を予定しています。 2年制の専門課程は、機械・生産技術科と電気・制御技術科の2学科それぞれ定員20人ずつで、半年間の短期課程が設置される他、離職者を対象にした職業訓練なども実施されます。 振興会は、学校運営の支援などを目的に設立されたもので、上下伊那の125の企業と団体が会員となっています。 会長には伊那テクノバレー地域センター地域協議会長でKOA株式会社会長の向山孝一さんが選ばれました。 総会では、県の元気づくり支援金を活用したシンポジウムの開催などの計画案が承認されました。
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山の遊び舎はらぺこ主催「第7回子育てを考える集い」
伊那市東春近で野外保育を行っているNPO法人山の遊び舎はらぺこが主催する「第7回子育てを考える集い」が11月30日、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれました。 会場には、上伊那を中心に2歳から80代までの70人が訪れました。 去年まで日本女子大学の教授だった教育学者の森田伸子さんが講師を務め、「大人と子どもの違い」をテーマに討論しました。 参加者からは「大人は自分で稼いで買い物をしたり食べたりできるが子どもはできない。しかし、子どもは一瞬を楽しみながら生きているが大人は過去や未来を常に気にしながら生きている」と言った意見が出ていました。 森田さんは「子どもも一人の人間として接し、その考え方を尊重することが大切だ」とまとめました。
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12日夜~13日昼にかけて南部積雪5cm予想
伊那地域は、12日の夜から13日の昼にかけて雪が降る見込みで、平地でも5センチの積雪を見込んでいます。 長野地方気象台によりますと、あすの伊那地域は朝から雪が降る見込みで、南部では多いところで5センチの積雪が予想されています。 気温も上がりにくく寒い一日になる予想で、路面の凍結などに注意を呼びかけています。
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飯島食堂 来年1月末で閉店
創業から104年の伊那市を代表する飲食店、飯島食堂が来年1月末で閉店します。 伊那市坂下入舟にある飯島食堂。 創業は、明治42年。 今年で104年になる老舗の飲食店です。 中華食堂ですが、人気メニューは、1,100円のカツ丼。 ふたがしまらないほどのボリュームで、店を訪れる人の多くが注文します。 3代目の飯島敏道さん71歳。 来年1月末での閉店を決めました。 12日のお昼。 店内は、多くの人でにぎわっていました。 そして注文が次々と厨房に飛び込んできます。 そのほとんどがカツ丼。 飯島さんが次々と揚げていきます。 カツ弁当も人気で山梨に住むこの方も閉店の知らせにがっかりです。 昭和30年代前半に撮影された飯島食堂です。 建物は戦前からのものでした。 このころは、酒屋も一緒に営んでいました。 昭和44年に酒屋はゆずり、食堂に専念。 それからほぼ半世紀にわたり、伊那市の名物店として多くのファンに愛されてきました。 飯島食堂は、年末は29日まで、年始は3日から営業する予定です。 多くの市民に愛された伊那の名店は、来年1月末でその歴史に幕を下ろします。
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上伊那高等学校美術展 力作並ぶ
上伊那8校の美術部員の作品200点が並ぶ上伊那高等学校美術展が、11日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、上伊那の8つの高校の美術部員の作品200点が展示されています。 この展示会から14作品が、21日から長野市で開かれる県の美術展に推薦される事になっています。 そこからさらに全国の総合文化祭につながる展示会となっていて、美術部員も毎年目標にしているということです。 この上伊那高等学校美術展は14日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。
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ノロウイルス食中毒注意報発令
長野県は、ノロウイルス食中毒注意報を11日、全県に発令しました。 N県によりますと、全国的にノロウイルスの集団感染が増加しているということです。 今年度県内では4件発生していて、その内1件は4月に伊那市内の飲食店で発生しています。 吐き気や下痢、発熱などが主な症状で、県では予防対策として、 石鹸を使って丁寧に手洗いをする。 タオルをこまめに取り換える。 具合が悪くなったらすぐに医療機関を受診することなどを呼び掛けています。
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年賀状販売で工賃アップへ
伊那市の障害者社会就労センター輪っこはうす・コスモスの家では、来年用のオリジナル年賀状を販売しています。 今年も残すところ3週間となり、作業はピークを迎えています。 年賀状の印刷や販売は、利用者の工賃アップにつなげようと平成20年度から行われていて、今年は上伊那の8施設が参加しています。 施設では、職員が差出人の名前や住所をパソコンで編集し年賀はがきに印刷すると利用者が枚数や印刷ミスが無いかを確認していました。 今年は、原画を描く利用者が去年より12人増え37人となりデザイン数も11種類となっています。
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高遠高校卒業生宅に不審電話
伊那警察署は高遠高校の卒業生が居る家庭に、息子を装う不審電話が相次いでいるとして注意を呼びかけています。 伊那警察署によりますと、息子や夫を装った不審電話は6日の午後7時から午後9時までに4件確認されいずれも電話番号は非通知だったという事です。 不審電話が確認された4件のうち、3件は50代前半の高遠高校の卒業生がいる家庭にかかってきているということです。 今月4日は、40代後半の高遠高校の卒業生がいる家庭6件に不審電話がかかってきています。 伊那署では、「携帯電話番号が変わった」「風邪をひいた」というキーワードは詐欺を疑いうよう注意を呼び掛けています。 不審電話がかかってきた場合には、本人に確認をし、現金の振り込みや持参の依頼には応じず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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アフリカ マリ共和国へ米720㎏発送
食料不足に苦しむアフリカ、マリ共和国に送る米の発送式が10日、伊那市で行われました。 式には、米を栽培したJA上伊那の職員などが集まり袋に現地語のメッセージなどが書かれた米をトラックに積み込みました。 これは、飢餓に苦しむ国に休耕田を活用して米を送ろうとJAなどが主体となって行っているものです。 今年は、JA上伊那の労働組合や美篶下川手の農家、あぐりスクールで学ぶ小学生が栽培した米、合わせて720キロが集まりました。 農団労上伊那の田口治彦書記長は、「少しでも現地の人達の食料の足しになればうれしい」と話していました。 発送した米はボランティア団体を通じてマリ共和国へと届けられる予定です。
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箕輪町が少子化対策DVD制作
箕輪町は少子化対策の一環として、出会いや結婚、子育ての様子を物語じたてにし、わかり易く町の支援制度を紹介するDVDを制作しました。 DVDは結婚前の人が抱える家庭を持つことへの不安を解消し、町での生活をイメージ出来るようにと、箕輪町が初めて制作したものです。 DVDでは、2人の主人公を中心に「出会い」「結婚」「出産・子育て」の3つのテーマで、町が行う支援制度を紹介しています。 物語の途中、主人公が思い悩む場面では必ず、箕輪町のマスコットキャラクター、もみじちゃんが登場して、主人公を後押ししています。 他に、町内に住み、制度を利用している町民へのインタビューもあり、安心して子育てできている様子が伝えられています。 箕輪町では、「町の支援制度を知り、自分の家庭をイメージしてもらうことで、少子化対策につなげたい」としています。 このDVDは、箕輪町図書館や、教育委員会で、無料で貸し出しされ、今後は、ホームページでも見られるようにしたいということです。 尚、DVDは20日から来年1月中旬まで毎日、偶数時間に地上112チャンネルとC512チャンネルで放送します。
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保育園児にりんごプレゼント
南箕輪村営農センターは、地域でとれたりんご「サンふじ」を8日、村内の6つの保育園にプレゼントしました。 このうち北部保育園には営農センターの北條欣一会長ら関係者5人が訪れ、園児1人ひとりにりんごを手渡しました。 りんごのプレゼントは、消費拡大と地産地消を目的に平成17年から行っていて、今回は神子柴のりんご農家、田中充義さんが育てた「サンふじ」がプレゼントされました。 ふじは袋をかけて栽培するのが一般的ですが、サンふじは、袋をかけず栽培するため、甘味が増すということです。 村と営農センターでは、サンふじの栽培に力を入れています。 園児らは、もらったりんごを大切に抱えて友達と見せ合っていました。 営農センターでは、村内6つの保育園に全部で860個のりんごを贈りました。
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女子ソフトボール教室開催
女の子にソフトボールに親しんでもらおうと、女子小学生ソフトボール教室が7日、伊那市の伊那公園屋内運動場で開かれました。 教室は、園児から小学生を対象にソフトボールの楽しさを知ってもらおうと、伊那市スポーツ推進委員会が開いているものです。 教室では、初めて訪れた5人が女子児童のソフトボールチーム、アルプスいーなちゃんソフトボールクラブの選手に混じり体を動かしていました。 初回の今日は、遊び感覚で気軽に始めてもらうため、ランニングやリレー競争をしていました。 この教室は、年末年始を除く来年2月22日まで毎週日曜日に開かれていて、興味のある人はいつでも参加できます。
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集落営農組織代表者が意見交換
JA上伊那は地域農業振興を目的に集落営農組織ネットワーク代表者会議を11月26日伊那市のJA上伊那本所で開催しました。 代表者会議は、集落営農組織の法人化や地域農業の中心的な担い手づくりなど、持続可能な農業組織を作っていこうと開かれました。 会場には、上伊那の42ある組織の代表者や県の職員などおよそ100人が出席しました。 参加者からは、「何を作れば所得に繋がるかなど経営感覚を持つことは大切だが、経理や会計といった事務に不安がある」といった声や、「後継者不足により、貸出農地が年々増加してきている上に、若い世代になるほど農業の関心が薄れてきている」などの課題が出されていました。 JA上伊那では、今後集落営農組織を中心として地域の農業基盤を築き次世代の担い手作りをする環境を作っていきたいとしています。
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二十四節気~大雪~ 最低気温ー2.5度
7日は二十四節気のひとつ、大雪です。 平地でも雪が降り、本格的な冬が訪れる頃とされています。 7日の伊那地域の最低気温は、-2.5度でこの冬一番の冷え込みとなりました。 長野地方気象台では、8日の日中以降は寒波が去り、週末までしばらく寒さはやわらぐと予想しています。
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上伊那地域包括医療協議会が大規模災害想定し初の訓練
上伊那医師会や市町村などで組織する上伊那地域包括医療協議会は、大地震など大規模災害に対応するための訓練を、7日、伊那中央病院で行いました。 上伊那地域で震度6弱の大地震が発生したとの想定で、上伊那医師会長を本部長とする「上伊那地域災害医療本部」が設置されました。 訓練は、負傷者を模した絵札に重症度を表すタグを付け、ホワイトボード上で災害現場から病院へ搬送する机上訓練です。 訓練を行った上伊那地域包括医療協議会は、医師会、歯科医師会、薬剤師会、上伊那管内の病院、消防、市町村などで組織されています。 協議会では、去年、大規模災害時の医療・救護活動のマニュアルを策定していて、今回はそれに基づいた初めての訓練となります。 本部では、負傷者の受け入れ先や、D-MATの派遣などの指示を行っていました。 上伊那地域包括医療協議会では、今回の反省点をふまえマニュアルの改善を行い、上伊那地域全体の医療連携体制の整備を進めていくとしています。
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市内スポーツ少年団の野球肘検診
野球をしている子どもたちの肘や体の検診が7日、伊那市のサンビレッジ体育館で行われました。 検診は、南信地域の整形外科医でつくる、南整会と上伊那医師会スポーツ医会などが、子どもたちがケガなく活躍出来るようにと今回初めて伊那市で行いました。 対象は、市内のスポーツ少年団に登録している小学5・6年生で、今日は、体力測定や超音波による肘の検査、ケガを予防するストレッチの指導が行われました。 南整会によりますと、長野市や松本市で、これまでに行った検診でおよそ2%が、野球肘と診断を受けたということです。 午前の部では、市内のスポーツ少年団3チームの5・6年生、36人が検診を受けました。 このうち、7人に骨が引っ張られてヒビが入る、「野球肘」の初期症状が見られると診断されていました。 放置すると、野球はもちろんですが、腕の曲げ伸ばしができなくなり、日常生活にも影響が出るということです。 南整会では、「小学生の時期に発見できれば大事に至るケースは少ない。協力を得て今後も続けたい。」と話していました。
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ミヤマシジミを通して生き物と人との共存を考える
全国的に生息数が減っている蝶ミヤマシジミを通して、生き物と人との共存について考えるシンポジウムが6日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 シンポジウムは、去年発足した「ミヤマシジミ研究会」の総会に合わせて開かれたものです。 ミヤマシジミは、環境省のレッドリストで「近い将来野生での絶滅の危険性が高い」とされる絶滅危惧ⅠB類に指定されています。 県内の里山ではかつて数多く生息していたということですが、近年は幼虫のエサとなるコマツナギが減少しているため、生息数も減ってきているということです。 6日は、研究会の会員らが活動報告を行いました。 県環境部では、10年ぶりに改訂を進めている長野県版レッドデータブックの調査で感じたことを話しました。 伊那市の横山ミヤマシジミを守る会の中村新一会長は、今年6月に鳩吹公園周辺で行ったコマツナギの植樹について、その効果を報告しました。 研究会の中村寛志会長は「他県の事例を参考に活動範囲を広げていきたい」と話していました。 研究会には、現在7つの団体が所属していて、新たに上牧里山づくりの会など2つの団体が参加することが決まりました。
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松くい虫対策に里山整備併用で効果的な展開へ
上伊那地方松くい虫防除対策協議会は、来年度からマツクイ虫被害対策と里山整備を組み合わせた取り組みをスタートさせます。 5日伊那合同庁舎で開かれた上伊那地方松くい虫防除対策協議会の会議で計画の素案が示されました。 上伊那地域では、被害の進行スピードが速く、これまでの伐倒駆除を中心とした対策では、抑止できなくなっているということです。 マツクイ虫被害は、標高900メートル以下で発生していて、上伊那地域では、里山と重なることから被害対策と森林整備を組み合わせ里山を再生させる効果的な展開をはかるとしています。 これまで点だった対策を面としてとらえ、被害にあう前に赤松を3割から5割伐採し、雇用も生み出しながら、ゆるやかに樹種転換もはかっていきます。 これから市町村や森林組合と調整を進め、今年度中に計画を策定し、来年度から取り組みをスタートさせたい考えです。 平成25年度の上伊那の被害は、4,582立方メートルで、前年度比119%でした。 26年度も被害量は、さらに増える見通しです。 箕輪町の三日町で被害が拡大していて、伊那市高遠町では、被害区域が東の方へ進んでいます。 県全体では、平成25年度は過去最多を更新し、鹿児島県に次いで全国2番目の被害量となっています。
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県経営者協会 経営懇談会開催
長野県経営者協会の上伊那支部と飯田支部は11月26日、合同で経営懇談会を箕輪町の伊那プリンスホテルで開きました。 懇談会で、長野県経営者協会の山浦愛幸会長は「上伊那は、リニア中央新幹線開業など、今後大きな変革を迎える。上伊那地域の経済を回復させなくてはいけない」と挨拶しました。 懇談会では他に、エネルギーや地球温暖化問題などに詳しい、常葉大学経営学部教授の山本隆三さんが「日本のエネルギーのこれからと」題して、日本の経済復活について話しをしました。 山本さんは「日本はGDPが世界2位だったが、ほかの国と比較してこの20年間ほとんど成長が見られず、24位まで落ちている」 日本の経済成長には製造業の復活が不可欠だ」と話していました。 デフレになった一番の要因は、「2000年前後の製造業の投資が減ったことにより、売上総利益の高い製造業などから、福祉や介護へ人が移っていったため」としています。 また、製造業の復活には、安価で安定した電力の供給が必要だとしています。 この日は、県経営者協会の会員およそ50人が参加し、講演会に耳を傾けていました。
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福祉施設の職員が活動事例発表「みんなの工夫コンテスト」
上伊那福祉協会の11の福祉施設の職員が日頃の活動事例を発表する「第3回みんなの工夫コンテスト」が11月25日伊那市のいなっせで開かれました。 これは、介護現場のサービス向上を目的に上伊那福祉協会が開いているもので、今年で3回目です。 コンテストには、上伊那福祉協会の11の福祉施設の職員が参加しました。 南箕輪村の南箕輪老人ホームは、控えめだった利用者がオルガンの演奏会に出たことがきっかけで、本人も家族も前向きになれた事例を発表しました。 箕輪町の特別養護老人ホームみのわ園は、「目指せ!全員外出」をテーマに、利用者の個別外出を計画し実行した事例を発表しました。 コンテストは採点方式で行われ、不安や寂しさを抱えていた利用者と交換日記や料理などを通して信頼関係を築いた事例を発表した南箕輪村の特別養護老人ホームコンソール大芝が最優秀賞を受賞しました。
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丸紅基金 上伊那福祉協会に200万円助成
全国の福祉施設に助成金を贈っている社会福祉法人丸紅基金は、上伊那福祉協会に11月28日、200万円を贈りました。 この日は、丸紅株式会社の小林武雄執行役員が、上伊那福祉協会の林俊宏常務理事に助成金200万円を贈りました。 丸紅基金は、昭和49年から全国の福祉施設に毎年1億円ずつ助成していて今年で40年目です。 上伊那福祉協会が運営している、辰野町の特別養護老人ホームかたくりの里では、20日にリフト付き浴槽1台を導入していて、今回の助成金があてられています。 かたくりの里の箱山み江子施設長は「より家庭に近い入浴が可能になる。職員の入浴介助の負担も減るのでありがたい」と話しました。 今回、県内で助成金が贈られたのは、上伊那福祉協会と岡谷市のつばさ福祉会です。
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障害者週間 合庁で製品販売
12月3日から9日までの障害者週間に合わせて、障害者福祉施設による販売会が1から伊那合同庁舎で開かれています。 伊那保健福祉事務所管内にある14の障害者福祉施設は、障害者の工賃アップなどを目的に8年前からこの販売会を開いています。 この日は、2施設の利用者と職員5人が、手作りの手芸作品や黒豆を販売しました。 施設利用者は「販売する機会があまりないので、たくさんの人に来てもらいたいです」と話していました。 販売会は5日まで伊那合同庁舎で開かれていて、時間は正午から午後1時となっています。
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伊那地域日中3.6度 雪が舞う寒い一日
2日の伊那地域は朝から雪が舞い、1日とはうって変って寒い一日となりました。 日中は3.6度までしか上がらず昨日を10.3度下回る、12月下旬並みの寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと、2日の伊那地域の最高気温は午前2時54分の6.6度、最低気温は7時46分の1.3度でした。 日中は3.6度までしか上がらず、寒い一日となりました。 週末にかけて冷え込みは続く見込みで、雲が広がりやすく山沿いでは雪の降るとこをもあるということです。
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南信工科短大振興会 13日に設立総会
平成28年4月に開校の長野県南信工科短期大学校と連携し学校運営の支援を図る南信工科短大振興会設立総会が13日に開かれます。 1日は振興会設立発起人代表の向山公人上伊那産業振興会理事長が記者会見を開き概要を説明しました。 南信工科短大は南箕輪村の伊那技術専門校を改修し平成28年4月の開校を予定しています。 製造業を中心とした技術者を2年かけて養成するもので2つの学科があり定員は各20人となっています。 振興会は学校運営を支援するため設立されるもので上下伊那の企業などおよそ120社が会員となっています。 主な事業として講演会や技術研究会などの研修や非常勤講師の派遣、大学と企業との共同研究などを行います。 現在伊那技術専門校で行われている離職者訓練などは工科短大開校後も引き続き実施されるということです。 設立総会は13日土曜日に箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ午後3時15分から信州製人工衛星「ぎんれい」プロジェクトマネージャーの中島厚工学博士の講演も行われます。
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伊那谷の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日解禁となり、伊那市の天竜川では早速、漁をする人の姿が見られました。 伊那市中央の中村昭彦さん70歳です。 ザザムシ漁を始めて40年で、友人がやっていた漁の手伝いをしていたことがきっかけで始めたということです。 この日は、あいにくの雨となりましたが、ザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。 万能ぐわで水ゴケのついた石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシを四手網に流し入れます。 5分ほどで、ザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れました。 ザザムシ漁は、1日解禁となり、水温が下がる1月中旬頃が、虫に脂がのって美味しくなるということです。 ザザムシは、冬場の貴重なタンパク源として食されてきた、伊那谷の伝統食で、砂糖と醤油、みりんで2時間ほど煮込み佃煮にして食べます。 中村さんは、シーズン中、月の半分は漁に出るということで、捕れたザザムシは、家族や近所、友人に配って味わうということです。 ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われ、漁には天竜川漁業共同組合で発行する、虫踏み許可証が必要となります。
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上伊那郡縦駅伝 伊那市が3連覇
今年で62回を数える上伊那郡縦断駅伝競走大会が30日開かれ、伊那市が3年連続9回目の優勝を果たしました。 大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。 上伊那7市町村の代表チームに加え10チームがオープン参加し駒ヶ根市役所から辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。 一区は、箕輪町の上原雄大さんが区間新となる20分12秒でタスキを渡します。 箕輪はその後も安定した走りをみせトップで前半を折り返します。 しかし、レース後半は伊那市が逆転し、そのままゴールしました。 大会の結果伊那市が2時間8分59秒で3年連続9回目の優勝を果たしました。 準優勝は箕輪町で2時間10分32秒、3位は駒ヶ根市で2時間12分でした。 南箕輪村は6位に終わっています。
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伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会 35周年の節目祝う
昭和54年に発足した、伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会の35周年を記念した総会が29日、伊那市内で開かれ、関係者がこれまでの歴史を振り返り、今後の野球部の活躍に期待しました。 伊那弥生ヶ丘高校野球部の後援会35周年と、後援会OBなどでつくる弥生睦会の15周年を記念した総会が開かれ、関係者が節目を祝いました。 後援会の初代会長で睦会会長の鈴木実さんは、「これからも、どんな立場になろうと弥生ヶ丘高校野球部と後援会、睦会を愛する者の一人として声援を贈り続けたい」と挨拶しました。 また、野球部一期生で後援会会長の田中俊彦さんは「近年の野球部の活躍で皆さんのご恩に報いる事ができるようになってきている。甲子園という夢の舞台に立ってもらえるよう、後援会としても頑張っていきたい」と挨拶しました。 後援会は、弥生ヶ丘高校が男女共学となって3年目の昭和54年に発足し、今年で35年になります。 弥生野球部は去年の春の北信越県大会でベスト4の成績を収めていて、関係者は近年の活躍をたたえるとともに、今後の活躍に期待していました。
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あぐりスクール 育てた米の一部を支援米として贈る
小学生が農業体験をする教室「あぐりスクール」は、育てた米の一部を支援米としてマリ共和国に贈ります。 24日は贈呈式がJA上伊那本所で行われ、代表の児童らが30キロ入りの米袋を御子柴茂樹組合長に手渡しました。 あぐりスクールは、JA上伊那が管内の小学3年生から6年生までを対象に開いている農業体験教室です。 4月から月に1回活動していて、今回送る米も9月に収穫したものの一部です。 児童を代表して安藤雅陽くんは「世界中の人たちが食料に困ることがなくなればうれしいです」と話していました。 JA上伊那では、12月10日に発送式を行い、マリ共和国には来年1月ごろ届けられるということです。
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10月有効求人倍率1.04倍 4か月横ばい
上伊那の10月の月間有効求人倍率は1.04倍で9月を0.01ポイント下回りました。 求人倍率は、4か月連続で1倍台を維持していて、横ばい状態となっています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は去年の10月を24.3%上回る1,502人でした。 新規求職者数は、去年の10月を11.7%下回る744人でした。 これにより、10月の月間有効求人倍率は、9月を0.01ポイント下回る1.04倍でした。 管内の有効求人倍率は1倍台を4か月連続で維持していて、横ばい状態となっています。 ハローワーク伊那によりますと、管内の主力産業である製造業の求人が増え、求職者数は落ち着いてきているということです。 ただ、派遣社員の求人の割合が多いため、正社員の求人が増加すれば傾向はさらに良くなると見ています。 また、新規高卒者の求人数は404人、求職者数は327人で、求人倍率は去年の10月を0.3ポイント上回る1.24倍となっています。