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子どもの居場所づくり 研修会
子どもの居場所づくりに取り組む上伊那地域子ども応援プラットフォームの研修会が17日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
講師を務めたのは山ノ内町教育長の竹内延彦さんです。
竹内さんは「こどもまんなか社会のつくり方」と題し、話をしました。
竹内さんは「こどもの安心、自信、自由が最優先される環境づくりが大切だ」と話しました。
また、研修会では伊那市高遠町にある認定NPO法人「フリーキッズ・ヴィレッジ」の理事長宇津孝子さんと伊那市の白鳥孝市長を交えた座談会も行われました。
こどもまんなか社会に向けてできることとして、宇津さんは「自分自身が幸せで、自分のことを大切にできる大人が子どものことを大切にできる」と話していました。
また、白鳥市長は「いつ行っても学びや好きなことができる場所があることが大切だ。官民連携で取り組みたい」と話していました。
上伊那地域子ども応援プラットフォームは行政やNPO、支援団体などによって構成されていて、地域が一体となった子どもの居場所づくりを推進しています。
研修会には上伊那地域の一般を中心におよそ230人が参加しました。
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県産小麦100%のパン 学校給食に
長野県産の小麦を100%使ったコッペパンが11月30日に山形村の山形小学校の給食で提供され、児童が風味豊かなパンを味わいました。
県産小麦の生産や利用を広げようと長野県と生産者、食品加工業者などでつくるLFP長野が、プロジェクトの一環で企画したものです。
この日は、県農政部とJA、小麦粉とパンの製造業者ら7人が山形小学校を訪れ、5年3組の児童と一緒に給食を食べながら交流しました。
提供されたのは、長野県産の小麦「ゆめかおり」を100%使ったコッペパンで全校児童約500人です。
ゆめかおりは、約10年前から県内で生産されている風味豊かな味わいが特徴の小麦です。
子どもたちは、いつもよりふわふわでおいしいとパンの香りや食感を楽しみながら味わっていました。
LFP長野は、令和3年からこれまでにエノキダケの販路拡大や摘果リンゴを使った商品開発を行っていて、今年度は、小麦をテーマに活動しています。
LFP長野では、今後小麦を生産する若手農家から課題などを聞き取り小麦の生産拡大にも取り組んでいくとしています。 -
放置竹林解消へ!整備講習会
放置竹林が増加していることを受け、上伊那地域振興局は竹林整備の講習会を16日に、伊那市内で開きました。
講習会には、竹林整備に関心のある市民12人が参加しました。
上伊那地域振興局によりますと、管内では放置竹林が増加し、道路への倒れ込みによる交通障害や、獣が住み着くことによる農作物への被害が増えているということです。
講習会は、竹林整備のノウハウを知ってもらうことで、地域住民の力で問題解決に繋げてもらおうと開かれたものです。
飯田市で放置竹林整備に取り組むNPO法人いなだに竹Links代表の曽根原宗夫さんら2人が講師を務め、整備方法などを指導しました。
曽根原さんは、「整備の際は足元だけでなく必ず自分の上部を見て、倒れて止まっていた竹が落ちてこないか確認することが重要だ」と話していました。
上伊那地域振興局では、「竹は5年のサイクルで切っていく必要がある。種類によっては収入にもなるので、上手く付き合っていってほしい」と話していました。 -
新型コロナ週報 上伊那73人 全県584人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
13日発表の4日から10日までの届け出状況は、上伊那は73人で定点あたり9・13人、全県は584人で定点あたり6.64人でした。
13日発表となった4日から10日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は73人、上田保健所で64人、佐久保健所で60人、飯田・松本保健所で各54人、諏訪保健所で48人、北信保健所で40人、大町保健所で38人、長野保健所で29人、木曽保健所で27人、長野市で35人松本市で62人、全県で584人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の9.5人に対し9.13人で減少全県は5.78人が6.64人で増加しています。
県内の12日午前0時時点の入院者数は、165人でうち中等症は28人、重症は3人です。
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スマート農業推進へシンポジウム
人工知能AIやロボットなど最新技術を活用したスマート農業の推進に向けたシンポジウムが伊那市のJA上伊那春富支所で13日開かれました。
シンポジウムは、上伊那地域振興局がスマート農業の現状や最新技術の情報を共有しようと初めて開催しました。
基調講演では、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の大下泰生さんがスマート農業の普及に向けた取り組みについて話をしました。
大下さんは、「最新の機器を導入してもすぐに収量の向上やコストの削減などの効果を得る事は難しい」と話し、「農地の規模拡大や、空いた時間に別の農産物を育てるなど収益の向上に向けた経営改善を行う事が必要だ」と説明しました。
スマート農業の定着については、「技術やデータを活用できる人材を育てる事が重要だ」と話していました。
シンポジウムには、農家や自治体、信大農学部の関係者などおよそ100人が出席しました。
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上伊那ボランティア交流研究集会 団体ブースめぐって研修
上伊那地域でボランティアを行っている個人や団体が集まる交流研究集会が、2日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
研修会にはボランティアをしている人や興味がある人など185人が参加しました。
会場には21の団体のブースが並び、長野県長寿社会開発センター理事長の内山 二郎さんがナビゲーターを務め、紹介しました。
ブース巡りでは、参加者が興味を持った団体を訪ね、活動を体験したり、話を聞いたりしていました。
この上伊那ブロックボランティア交流研究集会は、上伊那の各市町村持ち回りで開かれていて、4年ぶりです。
新型コロナ以降、感染防止のためボランティアを受け入れられない福祉施設などもあるということです。
今回は、市町村や団体の垣根を越えて、新しいボランティアの形を模索しようと初めてこのようなスタイルでの開催となりました。
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上伊那の20代の女子が地域外に流出する実態についての講演会
上伊那の20代の女性が地域外に流出し、人口減少をもたらしているとする実態についての講演会が12日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
講師は、東京都に本社を置き、雇用や地域開発の研究をしている株式会社ニッセイ基礎研究所の天野馨南子さんが務めました。
女性から選ばれる上伊那になるために~本当の人口減少の実態とは~と題し、上伊那広域連合のデータを基に講演をしました。
上伊那8市町村の2014年から去年までの9年間の転入から転出を引いた人口は、-1,689人で、女性の割合は70%の-1,181人でした。
そのうち、女性の20歳から24歳は1,635人が減少していて、97%を占めています。
天野さんは人口減少の最大要因について、20代前半女性の人口が減っていることにあるとして、「大学や専門学校を卒業した女性が就職できる環境づくりが大事だ」と話していました。
また、企業や市町村のPRの方法として「20代の情報源はSNSです。ホームページや動画投稿サイトなども活用していきましょう」とアドバイスしていました。
この講演会は、上伊那広域連合が県の地域発元気づくり支援金を活用して開いたものです。
上伊那の市町村や企業など配信を合わせ、およそ180人が参加しました。
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伊那民泊協議会 4年振りに受け入れ実施
伊那市を中心とする上伊那の「農家民泊」の受け入れ家庭の増加をはかる、伊那民泊協議会が12日に市役所で開かれ、4年振りにインバウンド、国内教育旅行の受け入れをしたことが報告されました。
伊那民泊協議会では、4年振りにインバウンドで4団体120人、国内の教育旅行で260人を受け入れたということです。
コロナ前には多い時に1年で2,000人を受け入れていましたが、家庭の負担が大きかったということで、受け入れ家庭を増やしていきたいとしています。
ほかに、伊那市外の農家民泊も増えてきているとして、来年から名称を伊那谷民泊協議会とすることが承認されました。
また、来年2月には新規の受け入れ家庭希望者への説明会などを開くとしています。 -
県税功労者に知事感謝状
長野県の税務行政に協力した人などに贈られる、県税功労者の知事感謝状伝達式が伊那市の伊那合同庁舎で11月17日に行われました。
伝達式では南信県税事務所の高橋佳幸所長から表彰状が伝達されました。
伊那市の荒木康雄さんは、一般社団法人長野県法人会連合会副会長を務めています。
伊那市の赤羽弘之さんは関東信越税理士会伊那支部の支部長などを務めました。
伊那市の飯島松一さんは一般社団法人長野県法人会連合会の理事を務めています。
箕輪町の上田幸生さんは一般社団法人伊那法人会副会長と厚生委員長を務めています。
高橋所長は「県の税務行政の発展のためにこれからも支援をお願いします」と話していました。
11月17日はほかに諏訪市と飯島町の2人、市町村では駒ヶ根市が表彰されています。
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上伊那 来年の米の生産数量目安値2万6,374トン
上伊那の来年の米の生産数量の目安値は今年と比べ60トン増加となる2万6,374トンとなりました。
8日に伊那合同庁舎で長野県農業再生協議会 上伊那地方部総会が開かれ、2024年の米の生産数量の目安値が決まりました。
上伊那の2024年の生産数量の目安値は、今年と比べて60トン増加の2万6,374トンとなっています。
市町村別では伊那市が1万1,274トン、箕輪町が2,152トン、南箕輪村が1,428トンとなっています。
総会には各市町村の関係者やJA上伊那などおよそ35人が出席しました。
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あるしんレポ―ト 景況感▲19.2で横ばい
アルプス中央信用金庫の「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今期の景況感はマイナス19.2で、前期と横ばいとなっています。
レポートによりますと、7月から9月の今期の業況は、良かったとする企業が19.8%、悪かったとする企業は39%で、業況判断指数はマイナス19.2で前期と横ばいとなりました。
また、事業承継に関する特別調査の後継者問題について、「まだ考えていない」が最も多く36.3%、「すでに決まっている」が22.8%、「候補者が見当たらない」が15.2%となりました。
事業承継の考え方については、「娘婿を含む子供に承継」が38.3%、「現時点で考えるつもりはない」が22.2%となりました。
業種別では、全ての業種で「子供に承継」が最も多くなりました。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先192社に対し、四半期に1度調査を行っているものです。
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新型コロナ週報 上伊那76人 全県509人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
6日発表の11月27日から12月3日までの届け出状況は、上伊那は76人で定点あたり9.5人、全県は509人で定点あたり5.78人でした。
6日発表となった11月27日から12月3日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は76人、諏訪保健所で56人、上田保健所で54人、佐久保健所で53人、飯田保健所で43人、大町保健所で34人、松本保健所で31人、北信保健所で29人、木曽・長野保健所でそれぞれ23人、長野市で48人松本市で39人、全県で509人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7人に対し9.5人で増加全県は5.82人が5.78人で減少しています。
県内の5日午前0時時点の入院者数は、168人でうち中等症は38人、重症は2人です。
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労働安全衛生法違反の疑いで長門運輸と営業所長を書類送検
伊那労働基準監督署は、資格を持たない従業員にフォークリフトの運転業務につかせたとして、労働安全衛生法違反の疑いで、上田市に本社を置く長門運輸株式会社と30代の南信営業所長を長野地方検察庁伊那支部に4日書類送検しました。
伊那労働基準監督署の発表によりますと、書類送検されたのは、長門運輸株式会社と、南信営業所の30代の所長です。
5月15日、取引先の南箕輪村の会社敷地内で、20代の従業員の男性がフォークリフトを運転中に下敷きとなり、左足切断と右足骨折の大けがを負いました。
従業員の男性はフォークリフトの運転業務に必要な法定資格を持っていなかったということです。
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障害者週間 自主製品販売会
障害者週間にあわせ、上伊那の障がい者福祉事業所の自主製品販売会が伊那市の伊那合同庁舎で4日から8日までの日程で始まりました。
初日の4日は、南箕輪村のほっとジョイブがパンや洋菓子を、宮田村の親愛の里夢工房がバッグや日用品を販売しました。
販売会は、障害者週間に合わせて毎年開かれていて、今年は上伊那の12事業所が参加しています。
日によって販売する事業所が変わり、それぞれの自主製品が並びます。
販売会は、8日(金)まで、伊那合同庁舎で開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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上伊那郡縦断駅伝 箕輪が優勝
市町村対抗の第71回上伊那郡縦断駅伝競走大会が3日に開かれ箕輪町が17回目の総合優勝を果たしました。
朝8時15分に駒ヶ根市役所をスタートしました。
辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。
今年は上伊那の市町村の代表6チームとオープン参加2チームのあわせて8チームが出場しました。
1区では中川村の桃澤大祐さんが抜け出し、19分12秒の区間新記録で次のランナーにタスキをつなぎます。
2区では、箕輪町の唐澤直希さんが先頭をとらえます。
箕輪町はその後も先頭を守り、前半をゴールしました。
後半は伊那公民館前を一斉にスタートしました。
大会は前半と後半の総合タイムで順位が決まります。
4区では箕輪町の日野志朗さんが17分10秒の区間新記録の力走をみせます。
5区では箕輪町と駒ヶ根市が激しいデッドヒートを見せます。
大会は、箕輪町が2時間6分43秒で優勝を決めました。
2位は伊那市A、3位は駒ヶ根市、4位は南箕輪村、5位は辰野町、6位は中川村となっています。
大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。
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JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。 -
県産小麦使用商品 松本で試食販売会
長野県産小麦を使用した商品の試食販売会が11月19日に松本市のイトーヨーカドー南松本店で開かれました。
信州の郷土料理おやき、さくさく食感アップルパイ、これらは長野県産の小麦を使って県内各地のおやき販売店や農産物直売所、コンビニ大手のセブンイレブンなどが開発した商品です。
この日は試食販売会が開かれ多くの人で賑わいました。
信州小麦大行動と題し開催されたこのイベントは、長野県産小麦の利用拡大を図ろうと生産者や食品加工業者、長野県などが取り組むLFPながの(地域食品産業連携プロジェクト)の一環として行われたものです。
LFPながのでは、3年前からきのこやりんごなど地場産食材を使った商品開発を行っていて、こうした取り組みを通じて地域の課題解決や経済成長などを目指します。
会場には、様々な具材のおやきをはじめ、パンやコロッケ、クッキーなどが並び県産食材を広くPRしました。
なお、今回試食販売された商品の一部は、農産物直売所など開発した各店舗で販売されているということです。 -
伊那市民芸術文化祭 あすまで
伊那市を中心に上伊那地域の様々な団体が日頃の成果を展示や舞台で発表する、伊那市民芸術文化祭が2日からいなっせで行われています。
いなっせ2階展示ギャラリーには、水墨画や写真、油絵などの作品が並んでいます。
5階には、ステンドグラスやパッチワーク、生花が並んでいます。
伊那市民芸術文化祭は市内で活動している団体の発表の場としてNPO法人伊那芸術文化協会が毎年行っているもので、今年で20回目となります。
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中高生対象 医療体験セミナー
中高生を対象とした医療体験セミナーが2日に伊那市の伊那中央病院で開かれました。
このセミナーは、最新の医療体験を通じて医療への興味を持ってもらおうと、伊那中央病院などが企画したもので、4年ぶりに開かれました。
生徒たちは、手術着を着用し、5つのブースで体験をしました。
すべて、実際に使用するトレーニング機器や医療器具だということです。
こちらのブースでは、鶏肉を人の臓器に見立て、メスなどを使用して切断をしていました。
また、医師から機器の説明を受けながら、手術室の見学もしていました。
この日は中南信の中高生、17人が参加しました。
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10月有効求人倍率 1.31倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.06ポイント下回る1.31倍となりました。
10月の月間有効求人数は、3,258人、月間有効求職者数は2,492人で、月間有効求人倍率は1.31倍となりました。 全国は1.3倍、県は1.41倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハロワーク伊那では「原材料価格やエネルギー価格の高騰で収益を圧迫しているという声や、中国の景気停滞の影響もあるので引き続き注視していきたい」と話していました。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在85.8パーセントで、去年の同じ時期と比べ2.2ポイント高くなっています。
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1万枚目標 年賀状プロジェクト
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まりました。
こちらが来年の干支「辰」が描かれている年賀状です。
上伊那の6施設36人が描いたイラストがデザインされています。
竜の七福神を描いたのは宮下司さんです。
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森林づくり上伊那地域会議 伊那西小を視察
長野県森林づくり県民税を活用した事業について検証する「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」は、伊那西小学校で27日に現地視察を行いました。
この日は、林業関係者や建築士など、メンバー6人が伊那西小学校を訪れ、学校林を視察しました。
伊那西小学校では、学校林を活用した学習を行っていて、2019年度からは、長野県森林づくり県民税を使い野外施設の整備やシイタケ栽培をしています。
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議は、森林づくり県民税を使って行われた事業について、それが適切に活用されているかを確認するために現地視察を行っています。
現地視察は、伊那西小学校のほか、大芝高原でも行われました。
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関東管区連名優良運転者表彰 2人が受賞報告
長年にわたり交通安全の推進に活躍した人に贈られる関東管区連名優良運転者表彰を受賞した伊那警察署管内の2人が10月13日に受賞を報告しました。
この日は伊那市交通安全協会の山﨑隆男会長と辰野交通安全協会元会計監事の竹入俊男さんが伊那警察署の小林雄二署長に受賞を報告しました。
2人が受賞したのは関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長が連名で優良運転者を表彰するものです。
小林署長は「受賞は日ごろの尽力の賜物です。今後も交通安全に協力してほしい」と話していました。
管区連名優良運転者表彰は実働15年以上で交通法令を守り10年以内に無事故・無違反、安全運転の推進に功績のあった人へ贈られます。
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ハンドメイドクラフトフェスタ2023
小物やインテリア、洋服などのハンドメイド作家が一堂に会するイベント「ハンドメイドフェスタ2023」が伊那市のmontrrinaで23日から25日まで開かれました。
会場では上伊那を中心に17人の作家による展示やオーダー販売、作品づくり体験の「ワークセミナー」が開かれています。
このイベントはこれまで飯島町で毎年開かれていましたが、より多くの人に作品にふれてもらおうと、今年は伊那市内に会場を移し開催しました。
「ワークセミナー」は、午前と午後の1日2回開かれています。
レース編みや造花をつかった締め飾りづくり、スマホケース作りなどがあり、訪れた人達は教わりながら手を動かしていました。
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いのちのWa!コンサート 合唱団とオケが共演
上伊那の小中学生や一般の合唱団とプロのオーケストラが共演する「いのちのWa!コンサート」が、駒ヶ根市文化会館で23日に開かれました。
コンサートには、上伊那の小中学校や一般の合唱団、プロの音楽家で構成されたオーケストラ、総勢200人が出演しました。
各合唱団が出演した第1部では、箕輪中学校の合唱部も演奏を披露しました。
第2部では、この日のために作られた音楽劇が上演されました。
コンサートは、子どもを中心とした幅広い世代がプロの音楽に触れることで音楽文化の発展に繋げようと開かれていて、今年で2回目となりました。
箕輪町上古田の音楽家唐沢史比古さんが音楽監督を務め、コンサートの最後には合唱団とオーケストラが共演し迫力のある演奏を披露しました。
いのちのWa!コンサートの模様は、ご覧のチャンネルで、来年1月の新年特番で放送予定です。
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農福連携で野沢菜収穫作業
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場で、「農福連携」による野沢菜の収穫作業が23日から始まりました。
23日は、上伊那の3つの障害者就労支援施設の利用者と職員、あわせておよそ10人が、30アールの畑で作業を行いました。
野沢菜を収穫したあとかぶの部分を切り、葉を選別していました。
農福連携は、農業を福祉施設の利用者が手伝うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
作業は就労支援施設のサポートをしている、NPO法人長野県セルプセンター協議会が仲介役となり行われました。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し収穫作業を行っていて、今年で4年目です。
作業は12月7日までで、上伊那の9施設が参加する予定です。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されます。
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上農里山コースの3年生 建築士に教わりながら木工
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの3年生は、地元の建築士に教わりながら木工製品作りを行っています。
10月17日の授業では長野県建築士会上伊那支部の会員が講師を務め、生徒16人がイスやサイドテーブルなどを制作します。
今回は赤松や杉の丸太からチェーンソーを使い部材を切り出しました。
生徒はチェーンソーの持ち方や刃の当て方を教わりながら作業しました。
イスやサイドテーブルは次回以降の授業で組み立て、その後塗装します。
この授業は木と触れ合い、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと行われていて、12月まで全6回を予定しています。 -
税務署長納税表彰式
申告納税制度や税知識の普及発展に努めた人を表彰する税務署長納税表彰式が14日に伊那市のいなっせで行われました。
伊那税務署管内のうち伊那ケーブルテレビの放送エリア内からは一般社団法人伊那法人会の上田幸生副会長が税務署長納税表彰をうけました。
また租税教育推進校として上伊那医師会附属准看護学院が税務署長感謝状をうけました。
税についての作文の表彰も行われ、春富中学校の片桐えまさんと長谷中学校の丸茂未來さんが受彰しました。
原田幸嘉伊那税務署長は「税務行政の理解者として尽力してもらい心強く感じる。今後とも協力してもらいたい」と話していました。 -
公立高校 生徒募集定員を公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を21日に公表しました。高遠高校は今年度より40人の減となっています。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。
辰野高校は普通が80人、商業が40人です。
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上伊那総合技術新校 次回の懇話会で校地決定へ
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が21日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那農業高校と駒ケ根工業高校の校地選定に関する意見を交わしました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
校地は、上農と駒工のどちらかになることが報告されています。
21日は、非公開で行われていた校地検討会議がまとめた意見を参考に懇話会で話し合いが行われました。
出席者からは、「信州大学農学部や南信工科短期大学校など連携は大事なので距離が近い方がいいのではないか」「農業科は農地が必要となるため、敷地は広い方が良いのではないか」などの意見が出されました。
きょう出た意見を参考に、県教育委員会が次回の懇話会で校地決定の報告をします。