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かんてんぱぱガーデンのカタクリ見頃
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンにある約250株のカタクリが一斉に咲き、見ごろを迎えている。
園内には約250株のカタクリがあり、一斉に咲いている。
カタクリは北海道から九州地方まで幅広く分布するユリ科の山野草で、「春を告げる花」の一つとされている。
伊那地区では、毎年4月中旬頃に咲くが、かんてんぱぱガーデンのカタクリは毎年3月末頃に咲き始める。
今年は例年より1週間ほど早い、先月21日頃に咲き始めた。
訪れた人たちは、小さなカタクリを写真に収めようとかがみこんでカメラを向けていた。
かんてんぱぱガーデンのカタクリは今週末まで楽しめるという。 -
不法投棄監視連絡員委嘱式
廃棄物の不法投棄を監視する不法投棄監視連絡員の委嘱式が6日、伊那市の伊那合同庁舎で行われた。
村井仁長野県知事からの委嘱状を、市川 武二上伊那地方事務所長が伝達した。
連絡員には11人が委嘱され、このうち2人が新任。県全体では今年度100人が委嘱される。
連絡員は、1カ月に4日、1日約時間、担当区域をパトロールし、不法投棄を発見した場合は市町村や地方事務所に連絡する活動を行う。
市川所長は、「一番肝心なのは不法投棄をさせないこと。御苦労いただくが、監視をお願いします」と協力を求めた。
上伊那地方事務所管内の不法投棄件数は、ほぼ横ばいで、昨年度は2月末までに465件あったという。 -
伊那消防署 組合長らが点検
伊那消防署で、今年度初めての通常点検が6日行われ、伊那消防組合長の小坂樫男伊那市長が訓示した。
6日は、朝8時半に、伊那消防署と高遠消防署の署員あわせて35人が伊那消防署の屋上に集合し、点検を受けた。
通常点検は、毎月1回行われていて、服装の乱れは無いか、消防手帳を所持しているかをチェックする。
6日は、年度初めとして、組合長による点検が行われた。
今年度伊那消防署には、新たに1人の署員が加わり、59人体制で、高遠消防署は、19人体制でスタートしている。
小坂組合長は、「市民の皆さんの期待に応えられるよう、日々訓練に励んで欲しい」と訓示した。 -
春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動が6日から始まった。
伊那市では、市役所前のナイスロードに交通指導所が設けられ、安全協会や、交通指導員など約80人が、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
今回の交通安全運動は、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、シートベルトやチャイルドシートの着用の徹底、飲酒運転の根絶などを重点に掲げている。
伊那警察署によりますと管内の今年の交通事故は4月5日現在死亡事故は1件で、人身事故は111件で去年より3件増加、ケガ人は135人で3人の減となっている。
春の全国交通安全運動は15日まで。 -
第6回上伊那ゴルフ選手権
第6回上伊那ゴルフ選手権が3日、伊那市の信州伊那国際ゴルフクラブで開かれた。
大会は、アマチュアゴルファーに親睦を深めてもらおうと上伊那ゴルフ選手権事務局が毎年開いている。
大会には辰野町から飯島町まで、上伊那のアマチュアゴルファー約140人が出場した。
参加者が40組に分かれて、朝8時にスタートした。
大会の結果、一般の部では春日宏之さん、60歳以上の部では弓田次男さん、70歳以上の部では倉田賢次さん、レディスの部では綾野寿美枝さんが優勝した。 -
上伊那医師会付属准看護学院 入学式
伊那市の上伊那医師会付属准看護学院で2日、入学式が行われ、准看護師を目指す26人が入学した。
2日は、在校生や来賓などが出席する中、第59期生となる26人が入学した。
上伊那医師会会長で学院長の北原学院長は、「看護技術とともに、患者さんの心を支える力を養ってほしい」と式辞を述べた。
また、新入生を代表して、酒井 美奈さんが、「目標に向かって日々努力することを誓います」と宣誓した。
今年度入学したのは10代から50代の26人で、男性5人、女性21人となっている。
26人は、今後2年間、学院で学んだあと、県の資格試験を受け、准看護師の資格取得を目指す。 -
ニホンジカ捕獲82頭
昨年度の2倍以上の成果南信森林管理署は、本年度行ったワナによるニホンジカの捕獲数をまとめた。本年度は82頭を捕獲し、昨年度の2倍以上という成果を上げている。
伊那谷流域で南信森林管理署の職員が実施したワナによるニホンジカの捕獲実績は、本年度は82頭だった。これは昨年度実績35頭の2倍以上という結果となっている。
このうち伊那森林事務所では1頭、伊那里森林事務所で2頭、黒河内森林事務所で1頭を捕獲した。
捕獲は、昨年10月9日から今年3月31日まで行われた。
捕獲頭数が増えた理由として、ワナを昨年度より200個ほど増やしたこと、職員の習熟度が上がったことを挙げている。
南信森林管理署では、今後もワナの設置に取り組むほか、捕獲したニホンジカの有効利用を検討していきたいとしている。 -
振り込め詐欺事件発生
今月、上伊那郡内で振り込め詐欺による被害があり、郡内に住む60代の女性が、現金約450万円をだましとられた。
駒ヶ根警察署の発表によりますと、被害にあった女性は、息子を装った男から「会社の金を使い込んでしまった。会社の部長の口座にお金を振り込んでほしい」との電話を受けた。
この女性は今月19日から26日の間に6回に分け、現金およそ450万円を指定された口座に振り込んだ。
27日になり息子と連絡をとり被害に気付き警察に届け出た。
警察では電話による現金の振り込みの依頼があってもすぐに振り込まず、振り込め詐欺撲滅ホットライン電話026-235-2530に電話し相談してほしい竏窒ニ呼びかけている。 -
伊那北高校ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏学部のジョイントコンサートが26日、伊那市の伊那文化会館で開かれた。
ジョイントコンサートは今年で31回目で、毎年この時期に開かれている。
音楽部の合唱班と弦楽班、吹奏学部が、それぞれ日頃練習を重ねてきた曲を披露した。
また、合唱班と弦楽班、弦楽班と吹奏楽部による合同演奏もあった。
コンサートの最後には、全員が一緒にステージに立って演奏し、会場から大きな拍手が送られていた。 -
2月の有効求人倍率は0.48倍
月の上伊那の月間有効求人倍率は0.48倍となり、前の月の0.43倍より0.05ポイント上昇したが、依然として厳しい状況が続いている。
ハローワーク伊那の発表によりますと、2月の上伊那の月間有効求人倍率は0.48倍で、前の月の0.43倍より、0.05ポイント上昇した。
県平均の0.49倍を0.01ポイント下回り、県内12地区の中では、下から5番目となっている。
内訳で見ると、企業の求人数は770人で、前の月の819人より、49人少なくなった。
一方、職を探している新規求職者数も減少していて、2月の求職者数は906人、前の月の966人より、60人少なくなった。
製造業などでは新規の求人が増えてきているが、年度の切り替えとなる3月、4月は離職者が多くなり、求職者が増えることから、ハローワーク伊那では、有効求人倍率も下がるとみていて、「持ち直しの動きはあるが厳しい」としている。 -
上伊那賛助会エコキャップ寄贈
長野県シニア大学のOBでつくる上伊那賛助会が26日、伊那市社会福祉協議会にエコキャップなどを寄贈した。
上伊那賛助会のメンバーが、支部ごとに集めたエコキャップや古布、プルタブなどを持ち寄った。
上伊那賛助会は、長野県シニア大学の伊那学部の修了生でつくる会で、現在約500人が活動している。
ボランティア活動にも積極的に取り組んでいて、エコキャップの寄贈は去年から行っている。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「キャップなどは不要となったものだが、集めれば役立つものになる。今後も社会貢献活動を続けたい」と話していた。
なお今回は、チリ大地震などの被災地に送る募金も集めた。
集まった4万5千円は、日本赤十字社を通じて被災地に送る。 -
弥生吹奏楽部 第20回定演
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部の第20回定期演奏会が、22日伊那市の伊那文化会館で開かれた。
定期演奏会は、毎年この時期に開いていて今年で20回目を数える。去年8月に3年生が引退したあと、2年生と1年生が演奏会に向けて練習を重ねてきた。
ステージでは、今年7月の吹奏楽コンクールの課題曲をはじめ、アニメソングメドレーなど12曲を披露した。
また20回目の節目ということもあり、OBやOGのステージも行われ、演奏会に花をそえた。
会場には、保護者や卒業生などが訪れ、生徒たちの演奏を楽しんでいた。
顧問の高橋健美教諭は、「年代を越えた委員会になり、現役の生徒にとって良い経験になりました。これも活かして今後もがんばっていきたい」と話していた。 -
南ア 鹿食害対策シンポジウム
南アルプスの鹿による食害対策についての調査、活動報告を行うシンポジウムが、25日、信大農学部で開かれた。
シンポジウムは、伊那市や信州大学、南信森林管理署などでつくる、南アルプス食害対策協議会が開いた。
協議会では、ニホンジカによる食害から貴重な高山植物を守るため2008年から防護柵を設置するなどして対策を行ってきた。
25日は、それらの活動の調査報告が行われ、信大農学部の渡辺 修准教授は、柵を設置した仙丈ヶ岳馬ノ背で、かつて見られた植生が復元されたと、柵の効果を報告した。
協議会では、来年度も引き続き鹿対策として、南アルプス林道の大平山荘周辺へのロープの設置や、飯田エリアでの防護柵の設置をする計画。 -
伊那消防組合議会3月定例会
伊那消防組合議会3月定例会が26日開かれ、総額で約11億5800万円とする平成22年度一般会計予算案が原案通り可決された。
伊那消防組合の一般会計予算は総額約11億5800万円で、今年度より1.9%少なくなくなっている。
予算には、中南信地域の消防広域化について検討している消防広域化協議会への負担金約92万円も含まれている。
これに対し、箕輪町の議員から、「本当に中南信で一本化すべきか関係市町村に意向調査を行うべき」として、負担金をいったん予備費に移す修正案が提出された。しかし、修正案は否決され、平成22年度一般会計予算案は原案通り可決された。 -
上伊那書道展 28日(日)まで
漢字やかななど様々なスタイルの書道作品が並ぶ、上伊那書道展が26日から伊那市の伊那文化会館で始まった。
上伊那書道協会が毎年開いていて、今年で44回目になる。
漢字やかな、読むことができる書として定着してきている調和体、てん刻や刻字など流派や会派を超えた145点が出品されている。
新人からベテランまで、年齢層も幅広く、最年長者は86歳、今年は、若い女性からの出品が増えた。
作品の中には、バンクーバーオリンピックや御柱を題材にしたものも見られる。
上伊那書道展は、28日日曜まで、伊那市の伊那文化会館で入場無料で開かれている。 -
上伊那総合卓球選手権大会
小学生から一般までの「卓球上伊那一」を決める大会が22日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれた。
上伊那の小学生から一般まで110人が参加した。
上伊那総合卓球選手権大会は、1年間の練習の成果を試すため、毎年この時期に上伊那卓球連盟が開いていて、今年で53回目の歴史ある大会。
試合は、男女別にシングルスとダブルスが行われ、初心者からベテランまで、さまざまな年代が参加して優勝を争った。
大会の結果、優勝は、男子ダブルスが村澤・平野ペア、女子ダブルスが千村・有賀ペア、男子シングルスが下島博人さん、女子シングルスが千村淳子さんとなっている。 -
信大と中部森林官局が人材育成で協定締結
南箕輪村の信州大学農学部と中部森林管理局は25日、日本アルプスなどの森林における生物多様性保全のための人材育成について協定を締結した。
信州大学農学部で調印式が行われ、信州大学の中村宗一郎農学部長と中部森林管理局の城土裕局長が協定書を取り交わした。
農学部と中部森林管理局は、森林資源の育成技術や管理手法などについて、以前から相互の協力関係があった。
しかし、研究室単位の個別の協力であったため、今後、より組織的に協力関係を築こうと、中部森林管理局が申し入れ、今回協定を締結した。
協定により▼日本アルプスなどの生物の多様性を保全するため、森林の保全や整備に必要な技術や知識を持った指導的な立場の人材を育成すること▼人材の技術や知識の向上を図るため、共同の調査・研究や情報交換を通じて学術的な振興を図ること竏窒レ的としている。
これまでの協力関係のなかでも、南アルプスのニホンジカの食害を防ぐための防護柵の設置など野生鳥獣との共存に向けた取り組みや、絶滅の恐れが高くなっている日本固有の樹木「ヒメバラモミ」を増殖する取り組みなどを共同で行っている。
今後も、こうした取り組みを継続するということだが、具体的な連携については今後、協議をしていくという。
なお、これまで中部森林管理局の森林管理署が研究機関と協定を結んだ例は1件あるが、管理局自体が研究機関と協定を結ぶのは今回が初となる。 -
インフル専用電話一時休止
長野県は、新型インフルエンザの流行が収まりつつある事から、専用電話での相談を一時休止し、24日から一般の健康相談電話などで受け付ける。
長野県によりますと、定点医療機関あたりの報告数が、流行の目安となる1.0を下回り流行が収まりつつあるとして、新型インフルエンザの専用電話を一時休止し24日から一般の健康相談電話などで受け付けます。
3月の相談件数は、第1週で1日平均0.6件、第2週で1日平均0.3件と大きく減少しているという。
今後は、各保健所の通常健康相談で対応するということで、伊那保健所では、電話76竏・837で受け付ける。 -
小平選手母校で凱旋報告会
バンクーバー冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した小平奈緒選手が23日、母校の伊那西高校を訪れ後輩達から祝福を受けた。
23日は終業式の前に小平選手の凱旋報告会が行われた。
1、2年生およそ350人が講堂に集まり大きな拍手で小平選手を迎えた。
小平選手は茅野市出身で伊那西高校を2005年に卒業した。
バンクーバー冬季五輪では1000m、1500mで5位入賞、スピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した。
生徒会長の大島知恵(ともえ)さんは「世界で戦う厳しさに挑戦しつづける先輩を尊敬します。これから応援し続けるので頑張ってください」と挨拶した。
小平選手は「オリンピック前には横断幕を、また本番でもたくさんの応援をありがとうございます。高校時代はとにかく学校が楽しくて友だちや先生と話している時間が楽しかった。伊那西高校は、大切な居場所だった。 苦手な科目は、英語と数学で、授業は耐え難い試練だった。でも耐え難い試練に耐えて勉強してきたおかげで、今、外国の選手とも英語でコミュニケーションとれるようになった」と話しました。
生徒達からは、小平選手に花束等が贈られ全校生徒が校歌を歌って祝福していた。
小平選手は生徒達と記念撮影などをして交流を深めていた。 -
松くい虫被害 伊那市で拡大
上伊那地域の平成21年度の松くい虫被害は、全体では、昨年度を下回るものの、伊那市では、被害が拡大していることがわかった。
19日は、伊那合同庁舎で上伊那地方松くい虫防除対策協議会が開かれ、被害状況などが報告された。
平成21年度の被害量は、5,539立方メートルで、昨年度の6,357立方メートルに比べ、800立方メートルほど減少する見込み。
駒ヶ根市は、3,410立方メートルから2,075立法メートルと大幅に減少が見込まれる一方で、伊那市は、1,222立方メートルから1,734立方メートルと増加が見込まれている。
駒ヶ根市は、被害発生が早く、対策が行き届いていますが、伊那市は、発生から4年目で、対策が追いついていないことがその要因と見られる。
協議会では、伊那市の手良と高遠、ますみヶ丘を新たな重点対策地域に変更して、各種防除対策を講じていく考え。
松くい虫被害の北端は、平成20年1月に被害木がみつかった箕輪町の福与で、それ以来、北上はしていない。 -
村井知事と語るつどいIN宮田
村井仁長野県知事と語るつどいが19日、宮田村の村民会館で開かれ、地産地消をテーマに地元住民と語り合った。
19日は、上伊那地区の農家や学校給食関係者など約150人が集まった。
最初に村井知事と料理研究家の横山タカ子さんが地産地消について話した。
村井知事は、「上伊那はさまざまな農作物が取れ、地産地消を実現できる環境に恵まれている」とし、「学校給食に地元食材を取り入れたり、産直市場が多数あるなど、地産地消にも力を入れている」と話した。
横山さんは、今はハウス栽培で一年中食べられる野菜が多いことに触れ、「地域の旬の食材を3度の食事で食べることに勝るものはない。ぜひ地元の食材を食卓にあげるようにしてほしい」と訴えた。
また、上伊那で地産地消の推進に取り組んでいる関係者による意見発表もあった。
そのうち、伊那市長谷で農家民宿「未来塾」のおかみ、市ノ羽 幸子さんは、野生動物による農作物被害が深刻で、年をとった農家が野生鳥獣の被害にあって農業をやめることが増えていると話した。
これに対し、村井知事は、「何か手立てがあればとは思っているが、シカやサルを防ぐ柵の中で人間が耕作をする時代。深刻な問題と考えている」と答えていました。 -
公立高校 後期選抜の合格発表
県内の公立高校の後期選抜の合格発表が19日行なわれ、全県で1万1,244人に喜びの春が訪れた。
伊那市の伊那北高校では、午前8時30分に合格者の受験番号が掲示されると、発表を待ちわびた受験生たちが、掲示板を取り囲み、自分の番号を確認していた。
番号を見つけると、仲間たちと喜びあったり、携帯電話のカメラで写真に収めていた。
伊那北高校は、普通科204人の募集に対し199人が、理数科4人の募集に対し10人が受験し、普通科には、204人、理数科には4人が合格している。
合格者が募集人員に達しなかった全日制の35校、定時制の16校、多部制の2校では、再募集が行なわれる。
上伊那では、辰野高校、高遠高校、赤穂高校、駒ヶ根工業高校、箕輪進修高校で行われる。 -
伊那技術専門校で修了式
伊那技術専門校の修了式が18日、行われた。
普通課程の3つの科と短期課程の2つの科のあわせて53人が訓練を終え修了式を迎えた。
修了式では、遠藤昌之校長から修了証書が渡された。
遠藤校長は、「修了はあらたなスタート。自ら信じる道を進んで欲しい。また、木工科は、最後の修了生として相応しい知識や技能を身につけた」と式辞を述べた。
修了生を代表して木工科の清水一夫さんは「学んだ技術や技能を活かし、社会に役立てるよう向上していきたい」と答辞を述べた。
修了生53人のうち半分が就職が決まっているという。 -
森林づくり提言
森林税を活用した事業について協議してきた上伊那地域会議は17日、上伊那地方事務所に提言した。
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議の植木達人座長が、上伊那地方事務所の藤澤洋次郎副所長に提言書を手渡した。
提言は、地域会議が2年間にわたって森林整備の現地視察をしながらまとめたもので、間伐材の搬出も補助対象にする事、木材利用と木質エネルギーの利用拡大、森林境界の明確化、林業に関わる人材育成など14項目。
植木座長は、「事業を継続的なものにするには、特に、森林整備と木材の有効利用を一体化させる必要がある」と話している。
藤澤副所長は、県に提言の内容を伝え、実現できるよう努めたい、としている。 -
上伊那の小中学校で卒業式
上伊那の小中学校で17日、卒業式が行われ、卒業生たちが慣れ親しんだ学び舎を巣立った。
そのうち、伊那市の美篶小学校では、卒業生68人に星野政寛校長から卒業証書が手渡された。
星野校長は、「思いやりや優しさ、実行力のある6年生でした。中学へ行っても、皆さんの良さを十分に発揮して活躍してほしい」と式辞を述べた。
式の最後には、6年間歌ってきた校歌を合唱した。
教室に戻ると、式の緊張もほぐれ、友人と写真をとるなどして笑顔を見せていた。 -
上伊那公立病院等運営連携会議 初会合
上伊那の公立3病院の機能再編などについて検討する上伊那公立病院等運営連携会議が17日、伊那市役所で開かれた。
会議には公立3病院の院長や上伊那医師会会長、また県の担当者ら21人が出席した。
この会議は、公立病院の機能分担や連携、医師確保のための仕組みの構築などについて検討するもので、これら地域医療再生のための事業に国から5年間で22億4千万円が交付される。
会議では救急医療部会や辰野総合病院施設部会などテーマ別に7つの部会が設置されることが了承された。
辰野総合病院施設部会では、回復期機能強化のための辰野総合病院の移転新築について検討していく。
また事業計画にあった公立3病院の経営統合については当面、機能分担と連携に重点を置くことが確認された。
また救急医療部会では今後、駒ヶ根市の昭和伊南総合病院から伊那中央病院へ救命救急センターの指定変更についても協議される。
救急医療について、実情は伊那中央病院が担っているものの、指定変更については駒ヶ根市など地元が難色を示していることから、救急医療部会で検討していく。
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の小坂樫男伊那市長は「救急医療部会で早急に結論を出してもらいたい」と話している。
救命救急センター指定について会議では、結論を出すのは県だが課題としては認識しているとして、今後地域住民の理解を得ながら協議を進めていきたい竏窒ニしている。 -
伊那ビジネス専門学校卒業式
伊那市の伊那ビジネス専門学校で14日、卒業式が行われた。
伊那ビジネス専門学校では、今年度9人が卒業を迎えた。
2年間の情報経理学科が8人、1年間のOAビジネス学科が1人。卒業生は在学中に経理、簿記などの資格を取得した。
三澤岩視理事長は、「資格を生かし、自分の努力で道を切り開いてほしい」と式辞を述べた。
卒業生を代表して竹澤 亜由美さんは、「厳しい社会の中で力強く前進し、広い視野を持って人間的に成長していきたいと思います」と誓いを立てていた。
卒業生9人のうち5人は就職が決まっているという。 -
廃棄物不法投棄防止巡回パトロール
上伊那地方事務所や市町村などでつくる上伊那地区不法投棄防止対策協議会は12日、常習的にごみが捨てられている場所の巡回パトロールを行った。
伊那市西町小黒原の市道脇の山林は、片付けてもまたごみが捨てられる常習的な不法投棄個所で、地主が看板を立てても、ビニールヒモを張っても効果はない。
昨年、一帯のごみを取り除いたが、今回訪れてみると、家庭から出るごみを中心にペットボトルや空き缶、ぬいぐるみが捨てられていた。
巡回パトロールをしたのは26人で、伊那市と南箕輪村の3カ所を回った。
伊那市の担当者は、「なかなか効果的な対策がみつからない」と参加者に説明していた。
上伊那地域の不法投棄件数は、ほぼ横ばいで推移していて、昨年度は524件、今年度もこのままいくと昨年度同様の件数になるものと見られる。
市町村別では、駒ヶ根市は減少傾向にあるが、伊那市や南箕輪村では増加傾向にある。
投棄個所は、山林や道路が特に多く、捨てられているのは家庭ごみが大半を占める。
対策協議会では、来年度も不法投棄監視連絡員11人を委嘱し、不法投棄防止に力を入れていくことにしている。 -
企業人権教育研修会
企業の人事担当者などを対象とした人権教育研修会が9日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
9日は、企業の人事担当者や市町村の職員など約120人が集まった。
研修では、知的障害者の雇用創出を目的として設立されたエプソンミズベ(株)の松本工場で主任を務めている青木宣枝(のぶえ)さんが、障害者の一般就労支援をテーマに講演した。
青木さんは色のついたカードに一つひとつの業務を書き、その日行う業務を順番に並べるなど、障害のある人が解りやすいよう工夫していることなどを話し、「障害のある人が、企業が期待する業務が行えるよう仕事を工夫し、教育、指導していくことが大切」と話した。
ハローワーク伊那によりますと、従業員が56人以上いる事業所のうち、障害者を雇用している上伊那の事業所は、去年の6月末現在で66事業所、雇用人数は202人となっている。 -
湯めぐりスタンプラリー抽選会
旅行券や上伊那の宿泊券などが当たる信州伊那谷温泉街道・湯めぐりスタンプラリー抽選会が9日、伊那市のいなっせで行われた。
地域の魅力をPRしようと上伊那広域連合が実施しているもので、昨年4月から今年の2月9日まで上伊那の温泉施設など22カ所でスタンプラリーを実施した。
今年は、昨年より376通多い過去最高の4362通の応募があった。
上伊那広域連合では以前応募のあった人へのダイレクトメールや週末のETC割引が応募が増えたことの要因としている。
この日、小坂樫男上伊那広域連合長が5万円分の旅行券や上伊那の宿泊施設の宿泊券が当たる抽選をした。
1等の1泊2日のペア宿泊券には10人が選ばれた。
伊那ケーブルテレビエリア内では、伊那市の唐澤良二さん、中澤久美子さん、箕輪町の唐澤のり子さんが当選した。