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上伊那農の初戦 佐久長聖
第118回春季北信越高校野球県大会の組合せ抽選は13日、県高野連事務局の屋代高校で行い、別表の通り対戦カードが決まった。4季ぶりの県大会に臨む、南信地区予選準優勝の上伊那農は、上伊那地方から唯一の出場。初戦は、佐久長聖(東信地区3位)と顔を合わせる。
大会は、諏訪湖スタジアムを主会場に県営飯田球場、県営伊那球場の計3会場で17日に開幕し、20日まで熱戦を展開。各地区予選を勝ち抜いた16校が参加し、北信越大会(6月7縲・0日、石川県)の代表2校と、甲子園出場を懸けた選手権長野大会(7月5縲・0日)のシード8校を決める。 -
上伊那農 6季ぶりの進出・準優勝
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選の第6日は12日、諏訪湖スタジアムで決勝を行った。前日、下伊那農との準決勝を6竏・で大勝し、6季ぶりの決勝進出を決めた上伊那農は東海大三に5竏・で敗れた。南信2位の上伊那農は県大会初戦、北・東・中信いずれかの3位校と対戦。大会は17縲・0日、諏訪湖スタジアム、県営飯田、県営伊那球場で行う。
【大会第6日=12日】▽決勝・諏訪湖スタジアム
上伊那農
000050000=5
00030130×=7
東海大三
【上】柴、藤森、茅野竏駐vリ
【東】玉沢、鈴木、甲斐竏虫R宮
▽三塁打=小島、唐沢光(上)玉沢(東)▽二塁打=小林(東)
○…3点を追う上伊那農は、5回2死二塁から小島の左中間を抜く適時三塁打、続く大槻の適時中前打で2点を返すと、唐沢光の右翼線に落ちる2点三塁打などでこの回、計5得点し逆転。しかし、6、7回と四死球で走者を出すと失策などで逆転を許す。7縲・回の攻撃は相手主戦に抑えられ、反撃できなかった。
【大会第5日=11日】▽準決勝・諏訪湖スタジアム
上伊那農
000001050=6
000000000=0
下伊那農
【上】柴、茅野竏駐vリ
【下】木下竏柱F谷元
▽二塁打=清水、大槻(上)
○…互いに無得点のまま迎えた6回、足を絡めて1死三塁とした上伊那農は、唐沢光の中前適時打で先制する。8回には2死二塁から清水の三塁強襲二塁打で1加点。その後、四死球を挟み2死満塁とすると小島、大槻の単長打でこの回、計5点を加えて突き放した。 -
上伊那消防協会がポンプ操法指導員講習会を開催
上伊那8市町村の消防団でつくる上伊那消防協会(下平昌男協会長)は11日、ポンプ操法指導員講習会を駒ケ根市内で開いた。上伊那各地の消防団員ら約200人が参加。県消防学校から2人の講師を迎え、消防団の技術を競う大会の審査で重視される基準などを学んだ。
講習会は今年で3回目。例年夏になると、県内の消防団が日ごろの訓練の成果を競う県大会(県消防協会主催)が開催される。それに先立ち、上伊那でも大会に出場する選手を決めるため、市町村大会を開催するため、各地区の消防団に統一の審査基準にを知ってもらい、それに基づきながら練習に励んでもらうとともに、上伊那全体でレベルアップを図っていこう竏窒ニ開催している。
この日は小型ポンプと自動車の操法について研修=写真。講師の指導に基づき、減点対象となる動きなど確認し、本番に備えていた。 -
天竜川激特災害現地視察
天竜川上流部で観測史上最大の雨量を記録した06年7月豪雨から2年竏秩B災害を再び繰り返さないよう国土交通省と県は、辰野町から伊那市にかけての天竜川流域約20キロを河川激甚災害対策特別緊急事業の対象に指定し、5年計画で整備を進めている。
流域の伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村は10日、工事の進ちょく状況を見ようと上伊那の5カ所を訪れて視察を行った。各市町村長や担当者、地元住民などが参加し▽辰野町の同善渕▽箕輪町の伊那路橋▽南箕輪村の新天竜橋▽伊那市の棚沢川合流点▽同・殿島橋竏窒フ整備状況を確認した。
護岸が決壊した辰野町の同善渕では天竜川上流河川事務所の伊藤仁志所長が昨年完成した護岸工事について説明。参加した宮下一郎衆議院議員らも満足そうにうなずきながら説明を聞いた=写真。地元住民からも「安心して暮らせる」と感謝の言葉が聞かれた。
改修工事は1秒当たりの放流量が30立方メートル増の430立方メートルになっても対応できるよう、河道掘削、築堤、根継ぎ、根固工、橋補強などを実施するもの。07年度末時点で約43%が完成していて、08年度末までに約67%が終了する見通し。
上伊那では伊那市で殿島橋の橋げたが流され、箕輪町松島で堤防が決壊したほか、各地で護岸が流されたり崩れたりするなどの被害が出た。 -
伊那で将棋名人戦第3局大盤解説会
伊那市の中央区公民館で10日、第66期将棋名人戦7番勝負第3局の大盤解説会があった。地元や近隣市町村、塩尻市、松本市など小学生から一般まで約60人が集まり、飯島栄治棋士(5段)の解説に耳を傾けた。
日本将棋連盟は将棋の普及活動の一環として、全国各地にプロ棋士を派遣し、大盤解説会を開いている。第3局は県内1カ所のみで、日本将棋連盟公認の将棋普及指導員がいることから、伊那での開催が初めて実現した。
名人戦は、森内俊之名人対羽生善治二冠。第3局(福岡県、8縲・日)は、森内名人が優勢に進めていたが、羽生二冠が164手で制し、2勝1敗とした。
盤上で一手ごとに駒を動かし、飯島棋士が1時間ほど解説。序盤の駆け引きの重要性や将棋を指すときの心構えなども話した。
終了後、希望者との指導対局や、有段者・級位者・小学生の3クラスによるトーナメント戦もあった。 -
春季北信越高校野球 南信予選準決勝・順延
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選第5日の準決勝2試合は雨天のため順延となり、上伊那農竏忠コ伊那農は11日午前10時から、諏訪湖スタジアムで行う。3位決定戦、決勝は12日に開催する予定。
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リニアBルート実現を要望
東京・大阪間を結ぶリニア中央新幹線は何としても諏訪、上伊那を通るBルートに竏秩B上伊那の2商工会議所と7商工会は9日、Bルートの実現に向け、関係団体が協力して同一歩調で推進活動が展開できるよう、国・県に早急かつ積極的に働きかけを竏窒ネどとする要望書をリニア中央エクスプレス建設促進上伊那地区期成同盟会長で上伊那広域連合長の小坂樫男伊那市長に手渡した=写真。伊那商工会議所の向山公人会頭は、商議所と商工会が4月に上伊那の企業130社を対象に行った初のアンケート調査の結果を併せて手渡し「Bルートは上伊那にとって産業、観光、生活面から多大な効果がある。早急に具体的な活動を」などと要望。小坂市長は「県とも連携を取りながらできるだけ早い機会に要請活動を進めたい」と述べた。
アンケートは関東、中京圏などに取引先を持つ企業に、Bルートが実現した場合について5項目を質問(複数回答可)。「上伊那地域にどんなメリットがあるか」では「企業進出が増える」(70社)「観光客が増える」(同)「定住人口が増加」(61社)「新たな産業が生まれる(50社)」などが上位を占めた。「時間短縮などにより会社にどんなメリットがあるか」では「新たな取引先を開拓できる」(46社)「新たな情報が入りやすくなる」(39社)「新しい事業展開ができる」(36社)などが多かった。「受注増加が期待される地域は」の問いには、「関東」(19社)「中京」(12社)が上位。「新たな取引先が開拓できる地域は」では「関東」(24社)「関西」(20社)「中京」(18社)の順となった。
回答と併せて寄せられた意見には「南信の新しい起爆剤としたい」「上伊那地区へ駅を確保してもらいたい」「南アルプスにトンネルを開けることは自然に対する挑戦で絶対許せない」などがあった。
ルートについては県内団体はほぼBルートで合意が形成されているのに対し、JR東海は昨年12月、自己負担で南アルプスをトンネルで貫通する最短ルート案を進めることを決定。大鹿村で水平ボーリング調査を始めたことから、上伊那の期成同盟会関係者は焦燥感を強めている。 -
【記者室】真の闇
・ス真の闇・スを知っている子どもはどれくらいいるだろう。目を見開いてもまったく何も見えず、目を閉じているのと何ら変わらない闇を。ほんの数十年前まで、夜の農村はどこもそうだった。だが現代ではよほどの山中にでも踏み込まない限り体験することはない。
現在の国立信州高遠青少年自然の家の所長を4年間務めた野外教育文化研究家の森田勇造さんは「今の子どもたちは暗ければ電気をつければいいと思っている。電気のない所を知らないんだ」と言う。
真の闇を経験すると、人間の力ではどうにもならないものがあると体が理解する。それは自然への畏敬の念を持つことにほかならない。子どもにありのままの自然を体験させることは何より大切な人間教育だ。(白鳥文男) -
県の民間活用委託訓練事業 開校
離転職者の早期再就職を目的とした、県の民間活用委託訓練事業の一環として、8日、宮田村の宮田ビジネス学院で「IT事務エキスパート養成科」、伊那市の伊那ビジネス専門学校で「ビジネス基礎マスター科」の計2講座が開校した。上伊那から計28人が受講し、再就職に向け、第一歩を踏み出した。
事業は単年度で、本年度の委託先は上伊那では両校のみ。「IT事務エキスパート養成科」はパソコン経験者を対象に、「ビジネス基礎マスター科」は同初心者を対象にパソコン・ビジネス実務、簿記などのスキル習得と資格取得を行い、早期就職を目指す。講座期間は3縲・カ月。
伊那ビジネス専門学校の開校式には受講生15人が出席。式で伊那技術専門校の遠藤昌之校長は「多くの資格を取得し、これからのいしずえにしてほしい」。同専門学校の三沢清美高校は「今の不安な顔が卒業時に自信の顔に変わることを期待する」とあいさつした。
受講生代表の丸山斉子さん=伊那市=は「現代社会が複雑な情報社会となったことを、みんな実感しながら生活している。今の社会のニーズに対応するため、それぞれが学べることに感謝し、これから努力していきたい」と話した。
県の委託事業で開校した「ビジネス基礎マスター科」の開校式(伊那ビジネス専門学校) -
上伊那農 4季ぶり県大会へ
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選の第4日は6日、諏訪湖スタジアムと県営飯田球場で県大会代表決定戦4試合を行い、上伊那勢の上伊那農は飯田長姫を5竏・で破り、4季ぶりの出場を決めた。上伊那農は10日、下伊那農と準決勝(諏訪湖スタジアム・午前10時)を戦う。
上伊那農
000040001=5
100201000=4
飯田長姫
【上】柴、藤森、茅野竏駐vリ
【飯】岡島竏猪q田
▽三塁打=唐木、小島(上)竹折(諏)▽二塁打=唐沢光(上)岡島(飯)
○…初回に1点、4回には2点を失った上伊那農は5回に反撃する。四球や唐沢孟の左前打などで2死満塁とすると、唐木の一塁線を破る三塁打で同点。続く清水の中前打で逆転に成功する。その後、一時同点とされるが9回、左前打で出塁した先頭の石本を犠打で送り、唐沢光の適時二塁打で勝ち越し、そのまま逃げ切った。
【上伊那農竏樗ム田長姫】上伊那農は9回1死2塁、唐沢光の適時二塁打で石本が生還し勝ち越す -
シンクライアント導入進む
個々のパソコン端末がハードディスクなどの記憶媒体を持たず、データの処理や管理は中央コンピューターともいえるサーバーが一括して受け持つ「シンクライアント・システム」を導入する動きが上伊那の各市町村で進んでいる。すでに導入、稼動しているのは辰野町(06年)箕輪町、宮田村(共に07年)の3町村。7月1日には伊那市が本庁舎の一部で稼動を開始する。市が管理するパソコンは約千台だが、本年度は880万円をかけて200台を入れ替え、今後3年間で全数を更新する計画。
残る駒ケ根市、飯島町、南箕輪村、中川村もそれぞれ導入に向けて研究、検討を始めていて、いずれも時期は未定だが早い所は09年度中にも導入したい考えだ。
同システムの利点は情報が個々の端末ではなくサーバーに保存されるため、機器の持ち出しや盗難などによるデータ流出の可能性がほとんどないこと。さらに、どの端末からも同じ情報にアクセスできることからパソコンの共有化ができ、保有台数を減らす効果もある。伊那市の担当者は「パソコンは現在職員1人につきほぼ1台を配備している状態だが、将来的には台数を7、8割にまで削減できるのではないか」としている。
導入当初の費用がかさむことが難点だが、セキュリティ強化に加え、台数減や管理業務の軽減などによるコスト減少が見込めることから、導入は今後ますます加速しそうだ。 -
アユの稚魚300キロ放流
アユ釣り解禁(6月28日)を前に、天竜川漁業協同組合(上條純敬組合長)は7日、伊那市や駒ケ根市の天竜川にアユの稚魚300キロを放流した。6月中旬にかけて、天竜川水系に岐阜産養殖や琵琶湖産天然の稚魚5トン、約62万匹を放す予定。
伊那市の天竜川漁協前では、組合役員やザザ虫漁など河川について学ぶ伊那小学校6年順組28人が参加。
稚魚は体長9センチ、重さ8グラム。天竜川の災害復旧工事に携わった業者の協力も得て用意した。
児童たちは入れ物に稚魚を数匹ずつ入れ、天竜川へ放した。ぴちぴちと跳ねる稚魚を手でつかみ、川へ投げ入れる児童もいて「大きくなって」と元気に泳ぐアユに声をかけた。
上條組合長は「アユがどの程度、成育するのか心配するが、大水が出て泥がなくなると、石に藻が付く」と釣果に期待。
天候が良ければ、解禁日には体長18縲・0センチ、シーズン後半の9月には30センチを超えるアユがかかるとみる。 -
シニアサッカー「南信35リーグ」08年度リーグ戦始まる
35歳以上のサッカー愛好者でつくる「南信35リーグ」の08年度リーグ戦が6日、伊那市陸上競技場で始まった。11月2日まで、同競技場と飯田市の飯田松尾グラウンドでホーム&アウェーの試合を繰り広げる。
南信35リーグは上伊那6チーム、茅野市と飯田市各1チームの8チームが参加。生涯選手としてサッカーをやっていこうと、県サッカー協会シニア委員会の活動でシニアの競技人口増をねらい昨年発足。リーグ戦は今年2年目。
選手は、県リーグの現役チームに所属している人も含め35歳から59歳まで。リーグ戦は2回の総当りで、初戦は4試合あった。
チーム「いなのかんたろう」に所属する南信35リーグの運営委員長・小沢広志さんは、「芝生の上でけがのないように楽しくやりたい」と話している。 -
第4回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会
第4回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会は6日、松本市の松本平広域公園陸上競技場発着6キロ(4区間)コースで開き、上伊那勢では南箕輪村チームが「村の部」で優勝、総合でも10位入賞と健闘した。「村の部」では宮田村も6位入賞(総合29位)、「町の部」は箕輪町が6位入賞(総合30位)した。第1回、第2回と連続優勝の実績を持つ駒ケ根市チームは総合18位と振るわなかった。
南箕輪村チームは新谷純夫新監督の下、いずれも南箕輪小学校の6年生の唐沢咲良、清水康太郎、小池明日香、村上晴彦、宮原浩二郎、高坂萌子の6選手(補欠含む)でチームを編成し、練習に励んできた。
新谷監督は「村の部1位はねらっていた。21分台欲しかったが、追う形のレース展開になってしまった」と話していた。
一方、期待された駒ケ根市チームの林正俊監督は「かぜで体調を崩した選手がいたりして、チーム力は完全ではなかった」と残念がっていた。
【1位と上伊那のチームの記録】
(1)上田市(21分6秒)(10)南箕輪村(22分13秒)(18)駒ケ根市(22分33秒)29宮田村(23分39秒)30箕輪町(23分40秒)31伊那市(23分43秒)36辰野町(23分54秒)44飯島町(24分13秒)52中川村(25分3秒) -
第18回長野県市町村対抗駅伝競走大会
第18回長野県市町村対抗駅伝競走大会は6日、松本市で開き、上伊那勢では駒ケ根市が3位入賞した。優勝は長野市で、9連覇。町の部では辰野町3位、飯島町6位、村の部は中川村が2位と健闘した。区間賞は上伊那勢ゼロと残念な結果となったが、駒ケ根市チーム2区(3・2キロ)の湯沢ほのか(駒ケ根東中)が区間5位ながら区間新記録(11分59秒)の好走を見せた。
前回、前々回と続けて2位の駒ケ根市は、長野市の連覇をなんとか止めようと選手らが必死に頑張ったが、長野市に力の差を見せつけられる形になった上に「まったくノーマークだった」(下島修監督)千曲市に2位の座も譲ってしまった。上伊那勢から区間賞獲得選手が一人も出ない年は18回の大会史上今年が初めてで、関係者からは「戦力の強化が急務」とする声も聞かれた。
大会コースは、松本城太鼓門前スタート、松本平広域公園陸上競技場ゴールの8区間、39・3キロ。参加チーム数は昨年より1チーム少ない56チーム。
駒ケ根市チームは1区(3・6キロ、中学生男子)で寺沢尚之(駒ケ根東3年)が9位と上位につけ、2区(3・2キロ、中学生女子)の湯沢ほのか(駒ケ根東2年)へ。湯沢は4人抜きの力走でチームを5位に浮上させた。3区(中学生男子、4・3キロ)の天野進(駒ケ根東3年)も2人を抜き3位で4区(一般女子、3・2キロ)の福沢奈津美(東海大三高3年)へ。福沢と5区(一般男子、7キロ)の北原英一(トーハツマリーン)は3位を維持。6区(一般男子、5・4キロ)で滝沢勉(ジェルモ)が区間3位の走りでチーム順位を2位に上げ、最長区間でエースが揃う7区(一般男子、7・5キロ)の小林太一(内堀醸造)へつないだ。ここで小林が千曲市にわずかの差で抜かれ、最終8区(一般男子、5・1キロ)の松崎雄介へ。松崎は区間3位の力走を見せたが、千曲市の実力選手利根川裕雄を抜くことが出来なかった。
駒ケ根市チームの下島監督は「長野市との格の差を感じた。5千メートルを14分台で走る選手をつくらないと厳しい。ノーマークの千曲市にも負けた原因は、攻めの気持ちが私にも選手にも足りなかったからだ」と悔しがった。
【3位までのチームの記録と上伊那の市町村チームの順位と記録】
(1)長野市(2時間3分6秒)(2)千曲市(2時間5分23秒)(3)駒ケ根市(2時間6分12秒)(12)辰野町(2時間13分16秒)(17)伊那市(2時間15分7秒)23中川村(2時間18分13秒)27飯島町(2時間20分43秒)30箕輪町(2時間21分22秒)42南箕輪村(2時間25分44秒)48宮田村(2時間28分2秒) -
中学生サッカー「INA CUP」
第7回中学生サッカー大会「INA CUP」は4、5日、伊那市陸上競技場、同市富士塚スポーツ公園など上伊那9カ所で行った。地元9チームに加え、東京都、愛知・三重県など県内外から集まった計36チームで熱戦を演じた。
FC伊那東部・伊那東部中サッカー部の主催。大会を通じて上伊那のサッカー技術の向上を図るとともに、他地区との交流を深める目的。初日は8グループに分かれ予選リーグ展開、最終日は各グループ各1位チームが優勝を目指し、決勝トーナメントを繰り広げた。
決勝カードは、上伊那勢から同トーナメントへ進出した飯島中(飯島町)竏樽ACサルト(南箕輪村)。それぞれ前半に1点ずつ得点したが後半、延長前後半ともに無得点のまま、勝負はPK戦にもつれ込んだ。結果は、5竏・で飯島中が競り勝った。
会場には、わが子の頑張る姿を見守る保護者らの声援が飛び交った。「シュート、シュート」「頑張れー」などの応援を受け、選手たちはフィールドを力強く駆け回った。
決勝トーナメント・1回戦の飯島中竏忠鱒K中 -
南小ドラゴンズが9年ぶり優勝、学童軟式野球春季上伊那大会
県学童軟式野球選手権春季上伊那地区大会は3、4日、宮田村の宮田球場を主会場に開いた。南小ドラゴンズ(南箕輪村)が1999年春季以来、9年ぶりに優勝を果たした。6月7、8日に茅野市で開く南信大会に出場する。
15チームが出場。実力伯仲の熱戦となったが、ドラゴンズは自慢の守備力でピンチを防ぎながら勝ち進んだ。
決勝は8‐1で辰野ヤンガーズに快勝。「もともと打てるチームではないが、守り勝つうちに徐々に攻撃にもリズムがでてきた」と原秀紀監督。
主将の原志門君は「南信大会も全員野球で戦いたい」と次なる目標に闘志を示した。 -
第61回県陸上競技伊那大会 6種目で大会新
第61回県陸上競技伊那大会(長野陸上競技協会など主催)は3日、伊那市陸上競技場で行い、男女計42種目のうち6種目で大会新記録が生まれた。上伊那勢は、一般男子棒高跳びの松沢ジアン成治(高遠高)が4メートル80、中学女子棒高跳びの伊沢楓(春富中)が2メートル80の大会記録をつくった。
結果は次の通り(1位、上伊那関係分)。
【男子】
▽100メートル (1)三村瑞樹(伊那北高2)11秒03(5)原翔太(高遠高1)11秒42▽400メートル (1)唐沢和也(伊那弥生高3)52秒48(2)村井大介(駒ヶ根工高3)53秒30(3)小林圭輔(伊那北高3)53秒57(4)赤沢侑生矢(駒ヶ根工高3)54秒42▽1500メートル (1)村上剛(伊那北高3)4分15秒49(2)北原弘司(伊那北高2)4分15秒62(3)小林祐作(伊那弥生高3)4分19秒44(5)渋谷宥介(伊那弥生高1)4分28秒20▽5千メートル (1)倉沢昇平(高遠高3)15分58秒90(2)高橋聡(伊那弥生高3)16分48秒39(3)中村英雄(伊那北高2)17分09秒32(4)春日隆大(伊那北高3)17分18秒98(8)宮下暢央(伊那弥生高3)17分57秒23▽110メートル障害 (1)赤羽巧(伊那北高2)15秒94▽走り高跳び (1)小林夏樹(諏訪二葉高2)1メートル85(2)宮崎友宏(赤穂高2)1メートル75(3)稲村立吉(高遠高3)1メートル70(7)古河原達哉(伊那弥生高2)1メートル50▽棒高跳び (1)松沢ジアン成治(高遠高2)4メートル80=大会新(2)矢野祐貴(高遠高2)3メートル80(3)正木豊(高遠高2)3メートル60(4)倉田健斗(伊那北高2)3メートル60(5)北原渡(伊那北高2)3メートル20▽走り幅跳び (1)三村瑞樹(伊那北高2)6メートル46▽円盤投げ (1)藤沢聡(STAS)24メートル95(2)福島健一(駒ヶ根陸協)22メートル73▽1600メートルリレー (1)伊那弥生高(唐沢和也、小林祐作、野坂大樹、古河原達哉)3分34秒81(4)駒ヶ根工高(村井大介、森嵩貴、芦部友哉、赤沢侑生矢)3分39秒84(8)高遠高(正木豊、松沢ジアン成治、倉沢昇平、稲村立吉)3分44秒45▽高校砲丸投げ (1)伊藤諒(諏訪二葉2)10メートル39(2)堀井裕介(伊那北3)10メートル17(8)村沢和樹(伊那弥生1)7メートル23▽中学生100メートル (1)内堀直也(小諸東3)11秒27(6)小田部宙(春富3)11秒70▽中学生3千メートル (1)南沢延輝(中川3)9分33秒67(7)天野進(駒ヶ根東3)10分2秒85(8)竹村亮作(駒ヶ根東3)10分12秒42▽中学生110メートル障害 (1)東山由輝(上田第五3)15秒71(3)小椋渉(赤穂3)17秒78(7)小林渡(伊那東部2)18秒56▽中学生走り高跳び (1)佐藤滉太(仁科台3)1メートル65(6)清水智成(南箕輪3)1メートル55(7)竹松高彬(春富3)1メートル50▽中学生棒高跳び (1)竹村昴浩(永明3)3メートル80=大会新(5)白鳥颯人(伊那東部3)清水泰志(南箕輪2)2メートル40(8)三沢拓弥(春富2)2メートル20▽中学生走り幅跳び (1)中山昴平(望月2)6メートル25(6)宮沢拓人(伊那2)5メートル45▽中学生砲丸投げ (1)佐藤高央(岡谷東部3)11メートル84=大会新(3)安藤純(箕輪3)10メートル67=大会新(4)鰍沢将平(駒ヶ根東3)10メートル23=大会新▽中学生400メートルリレー (1)小諸東(児玉翔、内堀直也、遠山直希、小森佳樹)44秒84=大会新(5)駒ヶ根東(真木啓佑、竹村悠太、所河右京、鰍沢将平)48秒06
【女子】
▽100メートル (1)仲田千秋(中京女子大2)12秒08(5)赤羽優希(伊那弥生高2)13秒03(6)神林風香(伊那弥生高2)13秒21▽400メートル (1)橋井千紘(丸子修学館高3)60秒76(7)池田杏奈(伊那弥生高2)64秒27(8)服部景(伊那北高3)64秒71▽100メートル障害 (1)小沢あゆみ(伊那西高3)17秒00(6)大倉未来(伊那西高3)17秒91▽走り高跳び (1)今村久美子(佐久長聖高3)1メートル65(2)伊藤美智花(伊那弥生高1)1メートル40(3)下島千歩(伊那北高2)1メートル40▽棒高跳び (1)鹿野恵理(伊那弥生高3)3メートル00(2)青木亜由美(伊那西高3)2メートル80(3)伊藤真夕佳(高遠高2)2メートル60▽走り幅跳び (1)下平侑美(伊那西高3)5メートル27▽砲丸投げ (1)山下弓乃(阿南高3)9メートル00(3)村田彩香(辰野高1)8メートル65(5)大沢樹里(辰野高1)7メートル50(6)大場沙奈(伊那弥生高2)6メートル59(7)伊藤美智花(伊那弥生高1)6メートル58▽円盤投げ (1)岸さつき(丸子修学館高2)35メートル17(6)小林愛美(辰野高2)18メートル08(8)神林風香(伊那弥生高2)16メートル57▽やり投げ (1)岸さつき(丸子修学館高2)38メートル63(3)マリーニョ・アナパウラ(高遠高)31メートル41(4)村田彩香(辰野高1)31メートル07▽400メートルリレー (1)飯田風越高(宮沢彩実、南島彩乃、原舞美、南島瑞紀)51秒59(2)伊那弥生高(大場沙奈、赤羽優希、神林風香、馬場彩香)51秒77▽中学生800メートル (1)北原成美(駒ヶ根東3)2分23秒62(2)福沢志穂(駒ヶ根東3)2分25秒95(4)湯沢ほのか(駒ヶ根東2)2分29秒22(5)蟹沢未来(赤穂3)2分31秒01(7)森田遥(赤穂3)2分32秒27▽中学生100メートル障害 (1)高橋美由紀(仁科台3)15秒96(4)有賀菜央(辰野1)16秒27(7)杉江美沙(南箕輪3)17秒16▽中学生走り高跳び (1)有賀楓子(春富3)1メートル54(3)松島愛(春富3)1メートル50(5)中原遥菜(春富2)1メートル40▽中学生棒高跳び (1)伊沢楓(春富3)2メートル80=大会新(2)田畑みなと(春富3)2メートル60(4)増島桃子(春富2)2メートル20▽走り幅跳び (1)溝口悠季乃(丸子北3)4メートル98(2)大久保萌花(伊那東部3)4メートル92(3)青木亜里沙(辰野2)4メートル91(5)小牧柚香(春富3)4メートル67▽砲丸投げ (1)降幡はづき(仁科台3)9メートル96(2)村田名(中川3)9メートル32(3)篠原皐(駒ヶ根東2)8メートル57(4)森本若菜(伊那3)8メートル24 -
今日立夏
子どもの日の5日は二十四節気の一つ、立夏。「初めて夏の気配が現れる日」で、暦の上では今日から夏となる。
「春」最後の4日は朝から快晴の青空が広がり、強い日差しも照りつけて気温はぐんぐん上昇。最高気温は伊那市で午後1時に29・0度(アメダス)を記録するなど、あわや真夏日(最高気温30度)の暑い一日となった。
暦より一足先の夏の到来に、道行く人の服装にも半そでが目立った。伊那市役所横にある「せせらぎの小径」では、はだしになって流れに入り、気持ちよさそうに水と戯れる子どもたちの姿も見られた。
気象庁によると、5月の関東甲信地方の平均気温は、平年に比べて「高い」「平年並み」の確率が共に40%で「低い」が20%。しばらくは平年並みか、それ以上の陽気が続きそうだ。 -
春季北信越高校野球県大会南信予選・第3日
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選は第3日の4日、諏訪湖スタジアムと県営飯田球場で2回戦6試合を行った。上伊那勢は岡谷東と対戦した上伊那農が8竏・で勝ち、県大会出場を決める準々決勝へ進出。高遠は諏訪二葉と対戦し0竏・、シード校・伊那北は飯田風越と戦い2竏・で敗れた。
上伊那農は大会第4日の6日、諏訪湖スタジアムで午後0時半から飯田長姫と戦う。
【第3日】▽2回戦・諏訪湖スタジアム
高遠
000000000=0
00101202×=6
諏訪二葉
【高】小牧、伊藤哲竏昼{下瞭
【諏】池上竏昼{坂
▽三塁打=折井(諏)
○…高遠は先頭打者に出塁を許し、犠打で手堅くつなげられるなどし、6回までに4失点する。7回、2死から大野田一、桜井、伊藤哲の連打で満塁とし、反撃のチャンスをつくるが得点できず、8回にも失点を許してしまった。
▽2回戦・県営飯田球場
飯田長姫
000040200=6
000200000=2
伊那北
【飯】岡島竏猪q田
【伊】近藤、宮原、丸山竏昼{島
▽二塁打=竹折、南2(飯)
○…伊那北は4回、先頭・宮島の左前打をきっかけに小林の内野安打などで1死満塁にすると、連続死球で2点を先制。しかし、5回に3連打を浴びるなどで4失点し、逆転を許す。7回にも2点を失い、その後は好機をつくれず反撃できなかった。
▽2回戦・県営飯田球場
岡谷東
00010000=1
00200132=8
上伊那農
(8回コールド)
【岡】川窪、三沢竏註エ水
【上】藤森竏駐vリ
▽三塁打=小島(上)▽二塁打=石本、唐沢孟、大槻2(上)
○…上伊那農は3回、右中間越三塁打を放った小島を大槻が犠飛で返して先制すると、石本、唐沢孟の連続長打で2点を加えた。4回に1失点したが6回、四球で出塁し、三盗を決めた清水を藤本がきっちり犠飛で還す。その後も勢いに乗り、7回に3点、8回に2点を加えてコールドにした。
【岡谷東竏衷繹ノ那農】上伊那農は6回、藤森の犠飛で清水が生還する -
大型連休 キャンプ場や公園などにぎわう
大型連休を利用し、上伊那のキャンプ場や公園などに家族連れや若者らが訪れ、にぎわいを見せている。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は桜の花と新緑、残雪の両アルプスが楽しめる場所として人気で、3日からキャビン、オートキャンプサイトは満杯状態。5日以降のオートとフリーテントサイト30区画は余裕がある。
利用者は中京方面が中心。家族連れが大半を占め、バーベキューをしたり、小川で水遊びをしたりと思い思いに楽しんでいる。
佐久市の家族連れは2泊3日の日程で訪れた。テントを張り、夏を思わせるような暑さの中で煙を上げながら肉を焼き、子供たちは次々と口へ運んでいた。
キャンプ場内の釣り堀も親子らの姿が目立ち、釣り糸を投げ入れ、ニジマスが食いつくと「釣れた」と喜びの声が上がった。
利用者の希望で、炭火焼きやくん製にすることもできる。
営業時間は午前9時縲恁゚後5時。
問い合わせは、伊那市振興公社(TEL78・5010)へ。 -
春季北信越高校野球県大会南信予選・第2日
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選は第2日の3日、諏訪湖スタジアムと県営飯田球場で1回戦4試合、2回戦2試合の計6試合を行った。上伊那勢は1回戦、上伊那農が飯田に対し15竏・0で勝利、伊那弥生は富士見と戦い3竏・で敗れた。辰野は2回戦で諏訪清陵と戦い6竏・で負けた。
大会第3日の4日は、諏訪湖スタジアムで高遠竏註z訪二葉(午前9時)、県営飯田球場で伊那北竏樗ム田長姫(午前11時半)、上伊那農竏忠ェ谷東(午後2時)がある。
【第2日】▽1回戦・諏訪湖スタジアム
上伊那農
800000304=15
300030040=10
飯田
【上】柴、茅野竏駐vリ
【飯】梅田、竹村、三浦竏忠F佐美
▽3塁打=石本2(上)
○…両校計24四死球の・ス荒れ試合・スを上伊那農が制した。1回、安打に敵失などを絡め一挙8得点でリードを奪う。直後と5回に3点ずつ失うが7回、石本の左越2点三塁打などで3点を加点。8回には四死球などで1点差まで迫られるが、9回に4得点し突き放した。
▽2回戦・諏訪湖スタジアム
諏訪清陵
210003100=7
201000003=6
辰野
【諏】三沢、山田竏瀦S瀬登
【辰】柴竏苧ム翔
▽三塁打=由井(諏)永井(辰)▽二塁打=今井、柴、近藤(辰)
○…2点を追う辰野は初回、先頭・近藤の単打をきっかけに犠打、四球で1死一、三塁とすると、柴の左越2点二塁打で同点とする。その後1点を失うが3回、満塁の好機に林翔のスクイズで再度追いつく。しかし、6回に逆転を許すと7回までに4失点。9回に3点を返すがあと一歩及ばなかった。
【諏訪清陵竏鋳C野】辰野は3回、近藤が生還し一時追いつく
▽1回戦・県営飯田球場
富士見
200200020=6
120000000=3
伊那弥生
【富】矢島竏衷ャ池
【伊】宮沢、中嶋、佐々木竏忠桝・br>▽三塁打=小池2(富)塩沢、名取(伊)▽二塁打=小林(富)佐々木(伊)
○…伊那弥生は1回に2点を奪われるとその裏、1死二塁の場面、佐々木の中前適時打で1点を返す。2回には塩沢、名取の連続長打などで2得点し、逆転。しかし、4回2死から3連打を浴びると2失点し再逆転を許す。その後は打線がつながらず反撃できなかった。
【富士見竏宙ノ那弥生】伊那弥生は2回、名取の三塁打で塩沢が生還し逆転する -
市町村対抗駅伝・小学生駅伝 6日号砲
第18回県市町村対抗駅伝競走大会(長野陸上競技協会など主催)は6日、松本市の松本城太鼓門を出発し、松本平広域公園陸上競技場に到着の8区間39・3キロコースで熱戦を展開する。また、第4回県市町村対抗小学生駅伝競走大会は同日、同競技場発着の6・0キロコースで競う。
一般チームはエントリー56チームが、前回大会から変更となった松本城をスタートし、市街地を通って競技場へゴールするコースで競技。上伊那勢は2大会連続で総合2位の駒ヶ根市、前回大会で町の部3位の辰野町、同4位の箕輪町など全8市町村が出場を予定する。
小学生は一区間1・5キロずつを男女各2人ずつの計4人でたすきをつなぐ。エントリー数は57チームで、上伊那からは全8市町村が出場を決めている。
市町村対抗駅伝は午前8時40分、小学生駅伝は同9時45分のスタート。
出場市町村と選手のみなさんは別表の通り。 -
日中友好協会伊那地区本部定期大会
日中友好協会伊那地区本部(会長・小坂樫男伊那市長)は1日夜、08年度定期大会を伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスで開いた。1年おきに実施している中国への訪問を10月ごろに行うことなどを盛り込んだ08年度事業計画・予算案を承認した。訪中時には伊那市と友好提携している北京市通州区の公園に、伊那市の花でもあるサクラの苗木を持ち込んで植樹する計画。小坂市長は「今のところ検疫の関係で難しいと聞いているが、せっかくの機会なので何とか持っていきたい」と話した。
本年度の新規事業として、中国からの帰国者支援の一環で月に1回ずつマレットゴルフや食事などを楽しんでもらう福利厚生に10月から取り組む。
正副会長、理事などの役員改選では全員の再任が承認された。 -
上伊那森林組合総代会
上伊那森林組合(井沢通治代表理事組合長)の第14回総代会は30日、伊那市のセミナーハウスで開いた。08年度事業計画や第3次中期計画(08-10年度)の樹立などを承認した。
08年度事業は、組合員の森林整備を進めるため役職員の研修や研究への参加・企画を積極的に進め、京都日吉町森林組合への実務研修、作業道整備研修、高性能林業機械の操作技術・メンテナンス研修などを実施。民有林整備に対しては支所ごと、あるいは役職員個々に数値目標を立て実行、検証する。本年4月からの「森林づくり県民税」の支援も有効活用し、これまで比較的整備が進まなかった里山の森林整備にも努める。
同組合は4期連続で多額の欠損金を計上し厳しい経営状況だったが、07年度は5期ぶりに219万5千円の剰余金を計上した。
08年度の損益計画では、事業総損益の収益9億2837万1千円、費用7億3244万3千円で事業総利益は1億9592万8千円。剰余金は238万7千円を計画している。 -
県労連メーデー伊那中央大会
県労連系の第79回メーデー伊那中央大会が1日、伊那市であった。上伊那各地から15団体・約300人が集まり、大会会場の伊那市生涯学習センター「いなっせ」から伊那北駅前までをデモ行進。のぼりや手作りのプラカードを掲げながら「憲法改悪は許さないぞ」「後期高齢者医療制度反対」「自衛隊をイラクから撤退させよう」「憲法9条を守ろう」などとシュプレヒコールを上げながら通りを練り歩いた=写真。
大会では「すべての団体・個人の枠を超え、すべての労働者の力を結集して日本の平和と民主主義を守り、生活向上と権利拡大、人間らしく生きるために目標を実現させよう」などとするメーデー宣言を全会一致で採択した。参加者が登壇しての意見発表もあった。 -
08年度地域発元気づくり支援金(上伊那地域1次分)内定
上伊那地方事務所は30日、08年度地域発元気づくり支援金(上伊那地域1次分)で55事業、支援額7157万3千円の内定を発表した。
要望は63団体から84件、1億3548万4千円あり、選定委員会による審査を経て内定した。
第2次分は5月1日から6月2日まで募集する。
内定事業名、支援金内定額は次の通り。
◇伊那市=▽白山公園整備及び里山林整備事業(64万1千円)▽野口八幡公園造成事業(127万8千円)▽上中尾花桃の丘公園整備事業(64万8千円)▽荒廃里山(平地林)の復活と有効活用(226万9千円)▽助産師による「命の教育出前講座」事業(38万円)▽生ゴミ減量化等モデル地区事業(226万6千円)▽紙芝居による保育園児への環境推進事業(60万4千円)▽秋葉街道再生事業(200万円)▽名君「保科正之公」顕彰事業(221万円)▽木製甲蓋設置事業(82万6千円)▽農産物加工場利用による地域振興事業(103万6千円)▽Swing Jazz In INA 2008(69万6千円)▽東春近資源再発見事業(15万4千円)▽ウォーキングコース創出と区民参加の夏休みラジオ体操(20万円)
◇駒ヶ根市=▽南割公園マレット場ホール増設事業(218万6千円)▽社会起業家研究会(20万2千円)▽豊かな暮らしのまちづくり実践事業(100万6千円)▽いなん夢少年育成事業(194万8千円)▽中央アルプス山ろく美酒フェスタ(188万円)▽ウォーキングエリア整備事業(80万円)▽地域の元気を生み出すレストラン経営(76万9千円)
◇辰野町=▽厨芥ごみリサイクルモデル事業(151万2千円)▽菜の花による景観形成と山菜・地場野菜を結んだふれあい空間創出事業(203万5千円)▽野生獣と住み分けできる里山景観創生プロジェクト(41万6千円)▽桜の公園丸太橋設置事業(48万6千円)
◇箕輪町=▽ボランティア活動拡大促進事業(22万5千円)▽箕輪町防災チェックブック作成事業(300万3千円)▽東山山ろく歴史コース整備事業(220万5千円)▽カタクリの里づくり(51万2千円)▽イルミネーションフェスタ☆みのわ(645万円)
◇飯島町=▽総合ハザードマップ作成事業(99万7千円)▽水害対策用備品整備事業(74万1千円)▽AEDの導入と救急救命講習会開催事業(26万4千円)
◇南箕輪村=▽健康ウォーキング教室(138万円)▽大芝高原森林整備事業(750万円)
◇中川村=▽紅そばサミット(148万6千円)▽NPO結いと絆 協働で拓く担い手育成塾事業(98万円)▽中川村伝説芸能記録・紹介事業(261万円)▽防災ハザードマップ作成啓発事業(75万円)▽中川赤そば花まつり(146万9千円)▽第1回信州なかがわハーフマラソン(267万8千円)
◇宮田村=▽子どもは宝・親も宝・地域で支える親子共育事業(139万1千円)▽自主防災組織活性化事業(362万6千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=町1区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=町3区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=北割区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=南割区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=新田区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=大田切区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=大久保区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=つつじが丘区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事=大原区(15万1千円)▽里山整備・ふれあい事業(95万8千円)▽地域ポータルサイト制作事業(96万6千円)
◇広域連合=▽上伊那・木曽連携花マップ作成事業(157万5千円) -
「値上げの前に竏秩vガソリン駆け込み給油
道路特定財源の暫定税率が1日に復活し、ガソリン価格が一斉に値上げになる見通しとなったことから上伊那でも30日、消費者が一部のスタンドに押し寄せる駆け込み給油が見られた。食品などをはじめ、さまざまな生活必需品の値上げが相次ぐ中、心細い財布の中身に大きく響くとあって消費者は・ス安値最終日・スに敏感に反応。29日夜にも一部のスタンドに行列ができるなどの混雑があったが、30日は朝の通勤時間帯などを中心に混雑ぶりはさらにエスカレートした。
伊那市東春近のスタンドには午前7時の開店と同時に客が殺到した。従業員は途切れない客の対応に大忙し。スタンド前には順番を待つ長い車列ができた。給油量が店の想定を大きく超えたことから午前11時前には早くも地下タンクの在庫が底をつき、やむなく一時営業を見合わせる事態に。
店長は「昨日の時点で約5日分の在庫があったはずなのに、この2日間の騒ぎで一気になくなってしまった。今日はタンクローリーが補給に来るまで商売できないんだから大損だ」とぼやいた。そうとは知らず給油に訪れた客は店の入り口に車止めのロープが張られているのを見て不審顔。同様の車が次々に訪れ、従業員は在庫切れの事情の説明に追われた。近くから来た農業の男性(71)は「今のうちに竏窒ニ思って来たんだが、ないものは仕方がない。ほかの店に行くよ」と話した。
宮田村内のスタンドでも早朝から普段の約2倍の客が給油に訪れた。伊那市西町の会社員男性(30)は「いつもはタンクが空になりそうなタイミングで給油に来るが、今日はまだだいぶ残っている。20リットルくらいしか入らないが、それでもお得感はけっこう大きい」と話した。
店側は「1カ月の短い期間に値下げと値上げ。いい加減にしてほしい。ドライバーはもちろんだけど、この混乱でうちも困っている」と語気を強めた。
スタンドの中には、混乱を避けるため「早めの給油をお勧めします」の張り紙を掲示する店もあった。
上伊那地域のレギュラーガソリンの価格はこの1カ月間、1リットル135円前後で推移してきたが、1日以降は値下げ以前の155円前後を上回る過去最高水準の165円前後まで一気に約30円跳ね上がりそうな勢いだ。復活する暫定税率分は1リットル当たり25・1円だが、原油価格の高騰分約5円が上乗せになるためという。
多くのスタンドが1日から値上げに踏み切るものとみられるが、一部の店は「うちは4月の値下げが1日遅れだったこともあり、値上げは2日からとする方針を決めた。とはいっても、ほかの店の様子次第では即日値上げすることも考えられる」としている。 -
【記者室】花にも命が
町のあちこちで色鮮やかなチューリップが満開になっている。童謡にある赤、白、黄色は定番だが、今は珍しい色形も多く、楽しませてくれる。
そんなチューリップが隣県で被害にあった。全国ではボタン、ユリなどもねらわれ、引き抜いたり切ったりという信じがたい行為が相次いでいる。盛りと咲く花を生けて愛でるためではなく、ただ無残に切ることは、極端な言い方かもしれないが人間の首を次々と切っているも同じ。花にも人間と同じく命がある。
花を傷付けた行為は、育てた人、花を見て心安らいでいた人も傷付けたのである。小さな花を慈しむ心を持たずに育ったということは親にも責任の一端はある。切られた花の悲しみ、人の心の痛みに気付いてほしい。(村上裕子) -
春季北信越高校野球県大会南信予選・開幕
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選(県校野連南信支部主催)は29日、諏訪湖スタジアム、県営飯田球場で開幕し、1回戦5試合を行った。上伊那勢は赤穂が岡谷工と対戦し1竏・、駒ヶ根工が諏訪二葉と戦い4竏・で敗れた。
大会第2日の3日は、諏訪湖スタジアムで上伊那農竏樗ム田(午前9時)、辰野竏註z訪清陵(午後2時)、県営飯田球場で伊那弥生竏瀦x士見(午前9時)がある。
▽第1日・1回戦
【諏訪湖スタジアム】
赤穂
100000000=1
02101002×=6
岡谷工
【赤】鈴木、田中竏註剿{
【岡】市川、鷹野原、小松竏忠膜エ
▽本塁打=村山(岡)▽三塁打=小尾、沢口(岡)▽二塁打=高嶋、小林(赤)小尾、鷹野原、村山(岡)
○…赤穂は初回2死一、三塁の場面、土橋が二盗する間に高嶋がホームへ生還して先制するが、2回に逆転を許す。その後は好機をつくれず反撃できなかった。
▽同
【県営飯田球場】
諏訪二葉
001050001=7
001000300=4
駒ヶ根工
【諏】池上竏昼{坂
【駒】伊藤好、平沢竏注ラ川
▽三塁打=林、清水(諏)▽二塁打=林(諏)
○…駒ヶ根工は同点の5回、制球難の主戦伊藤好、継投の平沢が崩れ、3連続押し出しなどで5点を失う。7回、内城の適時打などで3点を返すが逆転には及ばなかった。
【諏訪二葉竏昼蘒枕ェ工】駒ヶ根工は7回、宮脇の二ゴロの間に稲毛が3点目を返す。