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南箕輪わくわくクラブ創立10周年記念イベント
今年創立10周年を迎えた南箕輪村のNPO法人南箕輪わくわくクラブが2日、記念イベントを行いました。
村内11会場でスポーツや文化教室のイベントが行われました。
南箕輪わくわくクラブは、スポーツや文化の教室を開いているほか、一般のサークルも登録して活動しています。
10周年を記念し、会員の交流を図ろうとスポーツなどの体験やゲームが行われました。
村民体育館では、バドミントンやフェンシング、フライングディスクなどの種目があり、会員らが競技を体験したり、ゲームに参加していました。
また、元中日ドラゴンズの打撃コーチ兼内野手で、現在野球解説者を務める立浪和義さんの講演会も開かれました。
立浪さんは、PL学園に入学し厳しい僚生活を通して耐えること、我慢を学んだと話しました。
立浪さんは、会場の子どもたちに、「野球をやらせてくれている両親に感謝して下さい。嫌なこと、大変なことがあっても、そこでもう一つ頑張って努力し続けてほしい」と話していました。 -
交通安全優良運転者らを表彰
交通安全に尽力した個人や団体に対する表彰の伝達式が29日、伊那警察署で行われました。
関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連名表彰など伊那警察署管内の受賞者に表彰が伝達されました。
連盟表彰では、運転者の模範となり安全運転に功績のある優良運転者として、伊那交通安全協会副会長の野口啓士さんと、元高遠地区交通安全協会藤沢支部女性部長の一ノ羽勝江さんが表彰を受けました。
交通栄誉章緑十字銅章の伝達では、交通安全功労者など14人が表彰されました。
受賞者を代表して野口啓士さんは「地域の安全安心を守るため、受賞を契機に一生懸命、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 -
大芝高原でイルミネーションフェスティバル開幕
色とりどりの電飾が並ぶイルミネーションフェスティバルが1日から南箕輪村の大芝高原で始まりました。
村内有志でつくる実行委員会が開催するイルミネーションフェスティバルは今年で6回目となります。
大芝高原には趣向を凝らした作品およそ330基が並び幻想的な夜を演出しています。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、22日まで開かれています。 -
まっくんバス 2台体制で運行開始
南箕輪村の巡回バス「まっくんバス」が1日から2台体制で運行を開始しました。
この日は新しく導入されたバスの出発式が行われ、唐木一直村長や南箕輪北部保育園の親子らがバスに乗り込みました。
まっくんバスは、これまで1台体制で運行してきましたが、利用者の利便性向上を目的に、2台体制での運行を始めました。
新しいバスの導入により、箕輪町の商業地区などへ向かうコースが追加されたほか、これまで4回だった巡回数が5回に増えました。
また、希望した場所で下車することができるフリー降車や、障害者の乗車料半額のサービスなどを新たに導入しています。
バスに乗り込んだ園児の保護者は「バスは子どもも喜ぶので、これをきっかけに利用してみたい」と話していました。
唐木村長は「希望のあった神子柴下段地区へのバスの乗り入れなど、新たなコースやサービスが加わり利便性が上がった。ぜひ多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
南箕輪村では、さらなる利便性の向上を目指し、これまで行っていなかった土日・祝日の運行を10月・11月にかけて試験的に実施することにしています。 -
伊那技術専門校短期課程入校式
南箕輪村の伊那技術専門校で、半年間の後期短期課程で学ぶ訓練生の入校式が29日行われました。
入校したのは、機械科7人、パソコン活用科10人の合わせて17人です。
訓練生は、19歳から64歳の男女で、男性15人、女性2人、平均年齢は31・6歳です。
遠藤昌之校長は「より高い目標を定めチャレンジしていくことが必要。来年3月には就職という結果として報われるように頑張ってください」とあいさつしました。
入校生を代表して機械科に在籍する諏訪市の藤森宗章さんは「技能と知識を身につけ、社会で活躍できる技能者となるよう努力します」と誓いの言葉を述べました。
訓練生は来年3月までの半年間、技術の習得に励みます。 -
南箕輪村の特別養護老人ホーム 10周年記念式典
平成12年の開所から10年をむかえた南箕輪村の特別養護老人ホームの10周年記念式典が28日に行われました。
式典では、地元大泉の御嶽山保存会が、祝いの席で踊る民謡を披露し華を添えました。
特別養護老人ホームを運営する上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「これからも家族や地域の期待に応え福祉サービスの向上に努めたい」、
原好子施設長は、「福祉に対するニーズはこの10年で質、量とも多様化してきた。利用者のみなさんが魅力ある生活が送れるよう力と心を合わせて取り組みたい」と挨拶しました。
特別養護老人ホーム南箕輪老人ホームは、平成12年に、上伊那福祉協会の8つ目の施設として開所しました。
協会で唯一認知症高齢者専用の施設となっていて、現在利用者は、定員いっぱいの54人、ショートステイは、19人が利用しています。 -
まっくんバスの安全祈願祭
10月1日から南箕輪村で導入されるまっくんバスの安全祈願祭が27日、南箕輪村役場で行われました。
安全祈願祭には、関係者およそ10人が参加しました。
新たに導入されるバスは、乗降車の際に車高が自動的に5センチ低くなります。
これにより、お年寄りや車いすの人でも乗り降りがしやすくなります。
定員は26人で、総事業費はおよそ1,800万円です。
バスが1台増えることで巡回数が1日4回から5回に増える他、新たに箕輪町を通るルートなどが追加されます。
唐木一直村長は「バスの利便性が向上し、高齢者の移動手段の確保につながることを期待している」と話していました。
2台体制での運行は、10月1日からで、2か月間は試験的に土日も運行するということです。 -
オール反射ナイト作戦
夜間の交通事故を防ごうと16日夜に、南箕輪村で「オール反射ナイト作戦」が行われました。
この日は地域住民などおよそ20人が参加し、伊那警察署の署員から夜間の交通安全について学びました。
これは、重大な事故につながりやすい夜間の交通安全について学んでもらおうと、伊那市と南箕輪村の住民でつくる伊那交通安全協会などが開いたものです。
昨夜は、車のライトが人の視覚にどのような影響を与えるかを学びました。
車のライトを当てて見えやすい色を判別する体験では、40メートル先にカラーコーンを置き、見える色と見えない色を確認していました。
ライトのついた車の横にいる人が、どこまで近づけば見えるかという実験では、1メートルほどまで近づいてようやく姿を確認していました。
ある参加者は「ライトを点ければ見えると思っていたが、死角があることがわかった。今回の経験を活かしていきたい」と話していました。
伊那警察署では、管内で今年に入り9件の死亡事故が発生していることから、夜間だけでなく日中も油断せず運転するよう呼びかけています。 -
台風15号 上伊那で果樹被害3500万円
非常に強い台風15号の影響で上伊那地域は中川村を中心に果樹で3500万円余りの被害がありました。
台風15号は、21日の夕方県内に最接近しました。
一夜明けた22日朝は、箕輪町上古田の果樹農家が、強風により落下した梨を処理する作業に追われていました。
中込さんは、4縲・日後には出荷予定だった梨を拾い集めては捨てていました。
JA上伊那によると、上伊那全体では果樹で、5%が落下・品質が低下するなどの被害がありました。
被害が大きかったのは、辰野町から伊那市の伊那西部地区で、20%ほどが落下しました。
上伊那全体でりんごは160ヘクタール・1千万円、梨は60ヘクタール、2500万円の被害がありました。
米、そば、大豆などは、風により倒伏したり、水に浸かるなどの被害がありました。
伊那市では、人畜や家屋の被害はありませんでしたが、11箇所で倒木がありました。
22日午後4時現在、伊那辰野停車場線と伊那駒ケ岳線が片側交互通行となっています。
箕輪町では、人畜・家屋の被害はありませんでしたが、20箇所で倒木があり、町道などが通行止めになったほか、農業ハウスや東屋の屋根が飛ばされる被害などがありました。
南箕輪村では、特に被害はありませんでした。 -
高齢者交通安全講習
高齢者の交通事故を減らそうと、南箕輪村などは、14日、村内で開かれたゲートボール大会で交通安全講習を行いました。
大会の前に講習会が開かれ、南箕輪村駐在所の坂井好明所長が交通事故防止について話をしました。
これは、秋の全国交通安全運動の一環として、南箕輪村と村交通安全協会が毎年行っているものです。
講習会では、伊那署管内で今年8人が交通事故で死亡していてそのうち5人が65歳以上の高齢者である事、高齢者の事故の多くは、横断歩道ではない場所での道路横断中に起きている事などがクイズで出題されました。
ある参加者は「わかっていても実行する事が難しい。改めて気をつけなければいけないと思った」と話していました。 -
伊那中央病院 平成22年度決算 2年連続黒字
伊那中央病院の平成22年度決算は純利益が1億4,800万円と、2年連続で黒字となりました。
これは21日に開かれた伊那中央行政組合議会で報告されたものです。
開院後初めての黒字になった平成21年度に続き2年連続の黒字で黒字額は1億4,800万円となっています。
これは、診療報酬の増額や、入院収益が病名ごとの包括支払になったこと、交付税の増額、薬品費や診療材料費の経費抑制によるものとしています。
年間のべ患者数は、外来で185,824人で前の年に比べ858人、率にして0.5%増加しました。
ただ、2年連続の黒字となったものの、里帰り出産の制限、内科、整形外科、産婦人科では、初診は紹介状がある事を条件としていて、引き続き医師確保と収益増に努めるとしています。
また、この日の議会で、伊那中央病院料金条例の一部を改正する事が決まりました。
美容外科での新たな患者ニーズにこたえるもので、スキンケア料金の引き下げのほか、乳がん手術後の乳頭再建手術などが新設されました。
伊那中央病院では、美容外科開設から半年が経過し、患者数は月平均80人と、収益も順調に推移しているという事です。 -
上伊那小学校 運動会ピーク
上伊那郡内の小学校では17日、運動会がピークを迎え、グラウンドには子どもたちの元気な声が響きました。
このうち南箕輪南部小学校では、近くの南原保育園との合同運動会が開かれました。
全校児童、全園児参加の、毎年恒例の風船飛ばしでは、今年から環境への影響を考え、日光で土に還る風船が使われました。
被災地を応援するメッセージなどが書き込まれた鳩の形の風船は、空高く上がっていきました。 -
上伊那中学生野球大会「ロータリー杯」
上伊那の中学生軟式野球大会「ロータリー杯」が17日、上伊那郡内で開かれました。
この日は、上伊那の中学校14校から、合同チームを含む13チームが参加して、南箕輪村の上伊那農業高校グラウンドなど3会場で試合をしました。
大会は、伊那ロータリークラブの青少年健全育成奉仕活動の一環で行われているもので、今回で10回目になります。
試合はトーナメント方式で行われ、上位4校には10月に開かれる新人戦上伊那大会のシード権が与えられます。
ロータリー杯は、3年生が抜け1・2年生のみの新チームに移行して初めての大会となるため、各チーム、新戦力の力試しをしながら試合を進めていました。
ロータリークラブのあるメンバーは「高校に入れば同じチームでプレーする選手もいると思うので、少しでも交流を深めてもらいたい」と話していました。
なお、新人選のシード権獲得となる上位4校には、箕輪中学校、伊那東部中学校、春富中学校、辰野中学校が勝ち進んでいて18日に準決勝と決勝が行われることになっています。 -
南箕輪村出身 村澤明生さん仕事展
南箕輪村出身の彫刻家、村澤明生さんの仕事展が17日から伊那市創造館などで始まりました。
会場となった創造館には、村澤さんの彫刻作品などが並んでいます。
村澤さんは、南箕輪村出身の55歳。
伊那小学校、伊那中学校、高遠高校を卒業後、武蔵野美術大学を経て彫刻家になりました。
現在新潟県に住み、青果市場で働きながら作品作りをしているということです。
彫刻を始めたきっかけについて村澤さんは「小学校6年生の時に故・中村喜平さんのブロンズ像が学校に寄贈され、その作品を見てインパクトを受けた。それが初めて彫刻に興味を持った瞬間だった」と話していました。
村澤さんの作品は国内外に展示されているほか、上伊那にも多くあり、出身地、南箕輪村の大芝高原や南部小学校にもモニュメントが置かれています。
展示では、苔とクリスタルを組み合わせた近作のオブジェ「Over the Border・越境」が創造館の中庭に展示されています。
作品について村澤さんは「芝生とタイルの境をボーダーに、苔を芝生から飛び出した草に見立てた作品。これは、自分が伊那市から飛び出していった様子を表現したもの。境界線の向こうからは、今まで見ていた世界が良いことも悪いこともまったく別の世界に見えた」とこれまでを振り返りながら話していました。
また、南箕輪南部小学校の図書館でも展示が行われていて、8点の作品を見ることができます。
「村澤明生の仕事展」は、25日まで伊那市創造館・南箕輪南部小学校・カフェ&ギャラリーアイダッシュの3会場で開かれています。 -
被災地支援活動 報告会
8月にボランティアで被災地の支援活動を行った南箕輪村役場の職員が12日、報告会を開きました。
被災地で支援活動を行ったのは役場職員の有志5人です。
職員は、8月7日から9日までの3日間、岩手県山田町を訪れました。
報告会では、現地での映像や写真を使って説明しました。
山田町はホタテの養殖が盛んな町で人口はおよそ1万8,000人。
3月11日の地震で津波の被害を受けました。
職員達は、山田町にあるボランティアセンターで寝泊りをしながら、被災した家のがれき処理作業などをしました。
職員は、「まだまだ復興はほど遠い。継続的な支援が必要」などと現地で感じたことを話していました。 -
南箕輪村 50万円以内の損害賠償について専決処分で対応
南箕輪村は、50万円以内の損害賠償について、議会の議決を経ないで後に報告する専決処分で対応することが16日の村議会で決まりました。
南箕輪村では、2006年度以降議会の議決などを経ていない損害賠償事例が19件、総額185万円分あったことが明らかになっていました。
舗装の傷みによる車両の損傷の補修賠償がほとんどで、金額は、3,000円から63万円でした。
唐木村長は、議会に条例の制定の検討を要請していて、16日議員提案で専決処分事項の指定が提案され、全会一致で可決したものです。 -
敬老の日に合わせ唐木村長らが敬老訪問
9月19日の敬老の日にあわせ、南箕輪村は、88歳と90歳以上のお年寄りを対象に唐木一直村長らが敬老訪問をしました。
5月に100歳の誕生日を迎えた南原の小坂美志子さん宅。
唐木村長が祝い状や祝いの品を届けました。
小坂さんは、長男夫婦と3人暮らしで、新聞に毎日目を通し、読書が趣味だということです。
唐木村長から祝い状などを受け取るとはっきりとした口調でお礼をいい、会話を弾ませていました。
南箕輪村の88歳以上のお年寄りは、278人で、そのうち6人が100歳以上。最高齢者は、106歳だということです。
村の全人口に占める65歳以上の割合は、19.82パーセントで、県下1若い村となっています。 -
南箕輪村 「子育て支援課」来年度設置へ
南箕輪村は、小学校へ通う前の子供の子育てを支援する「子育て支援課」を、来年度設置する方針です。
これは、14日に開かれた村議会9月定例会の一般質問で、唐木一直村長が答えたものです。
南箕輪村は来年度、発達障害など支援が必要な小学校入学前の子供を受け入れる療育施設を開設します。
新たに設置される子育て支援課は、この療育施設も担当します。
村ではこれまで、小学校入学前の子育て支援は住民福祉課の福祉係が行ってきましたが、新たな課を設置することで、支援内容を充実させたいとしています。
子育て支援課の設置条例については、早ければ12月定例村議会に提出され、可決されれば、来年4月に設置される予定です。 -
南箕輪村損害賠償未報告 185万円
平成18年度から南箕輪村が支払った、損害賠償のうち議会へ報告していなかった件数は19件、金額にして185万円だったことがわかりました。
これは、12日に開かれた南箕輪村議会全員協議会で報告されました。
会の冒頭、唐木一直村長は、「地方自治法の認識不足で大変申し訳ない。今後は厳正な対応をしていきたい」と陳謝しました。
事故による、損害賠償の支払は、示談が成立すると、保険会社から直接、相手側に支払われます。
村では、会計を通らず、予算措置が必要ない事から、これまでに議会へは報告していませんでした。
記録が残る平成18年度から12日までに、報告していなかった物損による損害賠償の支払いは19件、185万2、552円です。
そのうち16件がパンクなど村道での自動車の破損によるもので、高いもので63万円だったという事です。
村議会では、保険での支払いについても、村長が専決処分できる要綱を設けた条例改正案を今議会中に議員提出する事にしています。
なお、自治体が議会に報告しなかった損害賠償について伊那市では、100万円以下の物損事故の損害賠償については、議会への報告は省略していたとしています。また箕輪町は詳細を調査中ということです。 -
上伊那農業高校 梨の販売
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、学校でとれた梨の販売を9日、伊那中央病院前で行いました。
梨の販売を行ったのは、園芸科学科食用食物コースを専攻している3年生16人です。
上農高校では、学校でとれた果物を地域の人に味わってもらおうと、毎年この時期に販売を行っています。
生徒らは、この日に合わせ1袋1,8キロ入りの梨の早生種「幸水」100袋と、1,8キロ入りの洋ナシ40袋を用意しました。
伊那中央病院の玄関前では、お見舞いや通院で訪れた人達が足を止め、次々と買っていました。
上農高校では、10月1日に開かれる伊那中央病院の病院祭でも果物の販売を行うということです。 -
介護施設みなみみのわふれあいの里開所
社会福祉法人ふれあいが南箕輪村北原に建設した複合介護施設「みなみみのわふれあいの里」が1日、開所しました。
ふれあいの里は、地域密着型の施設で、主に南箕輪村在住の人を対象にしています。
特別養護老人ホーム、通所や宿泊、自宅訪問の介護サービスのほか、村外の人も利用できる高齢者専用賃貸住宅もあります。
建物は、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積およそ2700平方メートル。総事業費はおよそ7億3千万円です。
3つの事業それぞれのスペースに、利用者がくつろげる空間、キッチンがあり、個室やトイレ、風呂が整備されています。
みなみみのわふれあいの里では現在、利用申し込みを受け付けています。 -
南箕輪村議会 9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が6日開会し、一般会計補正予算案など16議案が提出されました。
一般会計補正予算案は1億7千円を追加するものです。
主な事業は、申請のあった高齢者世帯などに配布する福祉灯油券に298万円、小中学校への緊急地震速報システム構築工事費に 118万円などとなっています。
平成22年度の決算では、村の実質公債費比率は10.6%で、前の年度の11.1%に比べて0.5%下回りました。
南箕輪村議会9月定例会は、14日、15日一般質問16日に委員長報告、採決が行われることになっています。 -
未就園児とその家族が運動会楽しむ
南箕輪村の大芝高原屋内運動場で3日、保育園入園前の子どもとその家族を対象にした運動会が開かれました。
この日は、村内の42家族およそ150人が参加しました。
運動会は、南箕輪村の子育て教室「すくすく玉手箱」の講座の一環で行われたもので、母親だけでなく父親や祖父母にも参加してもらおうと、土曜日に開催されました。
運動会では、子ども達が保護者と一緒に5つの競技を楽しみました。
山や川に見立てた障害物を飛び越える競技では、子ども達が保護者に手を引かれながらゴールを目指していました。
ある保護者は「入園前に子どもに運動会を体験してもらえるし、親同士の交流にもなる。楽しんで参加できた」と話していました。 -
上農で測量実習
若手技術者の育成や測量設計業への就労拡大につなげようと、長野県や測量設計業協会南信支部は、2日南箕輪村の上伊那農業高校で、測量実習をしました。
実習に参加したのは、上伊那農業高校緑地工学科の3年生21人で、測量設計業協会南信支部に加盟している測量会社の技術者から最新式の測量機器の取り扱い方法などを学びました。
最新のテクノロジーがつまった測量機器に実際に触れた生徒たちは、授業とは、ひと味違う測量現場の今を体感している様子でした。
この実習は、卒業後の生徒の進路選択で、測量設計業への就労拡大に結びつけていこうと行われているもので、10月には、大型の重機を使ったものも計画されています。 -
上伊那年金受給者協会がマレットゴルフ
上伊那年金受給者協会伊那支部のマレットゴルフ大会が30日南箕輪村の大芝高原で開かれました。
大会は年金受給者の親睦を図ろうと開かれたもので今回で19回目です。
伊那支部は伊那市と南箕輪村の年金受給者が加盟していて大会には、会員およそ110人が参加しました。
参加者は、27ホールの林間コースでスコアを競いあっていました。
この大会の上位30人は、10月に辰野町で開かれる上伊那郡大会に出場できるということもあり、熱のはいったプレーが繰り広げられていました。 -
信州大学農学部で公開講座
南箕輪村の信州大学農学部で27日、公開講座が開かれ、参加者が大学の講義を受講しました。
公開講座は、地域に開けた大学を目指して信州大学農学部が毎年開いているもので、6人が参加しました。
この日は「果実・野菜の食品科学」をテーマに、信州大学大学院農学研究科の教授らが指導にあたりました。
学科と実習が行われ、学科では農学研究科の浜渦康範准教授が野菜、果物の健康機能について説明しました。
浜渦准教授は「多くの動物と違い、人間は体内でビタミンCをつくることができない。そのため人間にとって栄養分が豊富な野菜を摂取することはとても重要なこと」と説明していました。
実習では品質測定の実験が行われ、野菜の色や糖度、酸味の数値を測定していました。
農業を勉強しているという参加者の男性は「機器を使って様々なものの測定ができることがわかり勉強になった。勉強の励みになりました」と話していました。
信州大学大学院農学研究科の藤田智之教授は「まったく未知の世界の研究をしているわけではなく、身近にあるものの一歩踏み込んだ世界を研究している。そういった世界を少しでも体感してもらえて良かった」と話していました。
信州大学農学部の公開講座は、次回、10月に開かれることになっています。 -
災害ボランティア出発
南箕輪村社会福祉協議会が呼び掛け集まった災害ボランティアが26日、岩手県大槌町に出発しました。
ボランティアとして被災地に行くのは、上伊那地域の住民7人と職員3人のあわせて10人です。
大槌町は、地震による津波と火災の被害が大きく、現在もがれきの撤去作業などが行われています。
参加者の1人は「少しでも被災地の人達の役に立てるようがんばりたい」と話していました。
ボランティアは、2泊3日の日程で、河川の清掃や店舗などの建物の片づけを手伝うということです。 -
暫定規制値超える牛肉 県内流通
福島の農家から出荷された暫定規制値を超える2頭の牛の肉が、南箕輪村のアップルランド伊那インター店など県内36店舗で販売されていた事が分かりました。
販売されていたのは、4月27日縲・月12日までです。
暫定規制値である1キログラムあたり500ベクレルを超える、997ベクレル、及び513ベクレルの牛の個体だったということです。
県では、冷凍保存している人に対し、食べずに伊那保健福祉事務所に相談するよう呼びかけています。 -
群馬の釣り人が川に流され死亡
24日、午後4時ごろ、箕輪町の十沢橋付近で釣りをしていた群馬県の男性が川に流される水難事故がありました。この男性は、24日午後5時20分頃発見されましたが、その後、死亡が確認されました。
伊那警察署の発表によりますと、死亡したのは、群馬県の62歳の男性です。
群馬県から仲間4人と来たこの男性は、天竜川の十沢橋上流200メートル付近で釣りをしていました。
午後4時ごろ、仲間のうちの一人が、男性が流されるのを目撃し、110番通報しました。
通報を受け、伊那署では、消防署と県警ヘリに出動を依頼し、捜索しました。
午後5時22分に、県警ヘリが4.5キロほど下流の南箕輪村・天竜橋のすぐ下の河川内に男性が倒れているのを発見しました。
消防の救急隊が救助し、伊那市内の病院に収容されましたが、午後5時58分に死亡が確認されました。
事故の原因、死因については、現在、伊那署が調べを進めています。 -
大芝高原まつり義援金は19万1,907円
7月20日の大芝高原まつりで集めた東日本大震災の義援金は、19万1,907円となりました。
24日、まつり実行委員会の田中秀明副大会長が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に義援金を手渡しました。
大芝高原まつりでは、会場内に16個の募金箱を設置し、参加者に募金を呼びかけたところ、19万1,907円が集まりました。
また、南箕輪村消費者の会は、使い終わった天ぷら油で作った廃油石鹸を1個100円で販売し、バザーも含めた売上の一部、1万円を義援金として村に届けました。
田中副大会長は「雨の中の開催だったが、多くの人に足を運んでもいらい、募金もしてもらえてありがたい」と話していました。