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金森さん IHでの健闘誓う
三重県で開かれる全国高校総合体育大会「インターハイ」の陸上競技に出場する、伊那北高校3年の金森佑奈(かなもりゆうな)さんは30日、南箕輪村役場を訪れ大会での健闘を誓いました。
この日は金森さんが役場を訪れ、原茂樹副村長と清水閣也教育長にインターハイ出場を報告しました。
金森さんは、400メートルハードルで県大会ではベストタイムの1分2秒15で優勝し、その後、北信越大会では4位に入りインターハイ出場を決めました。
小学4年生のときからクラブ活動で陸上を始め、ハードル競技に挑戦し始めたのは高校1年の冬だということです。
金森さんは「インターハイではベストタイムを出して、少しでも上のレースに出られるよう頑張りたいです」と話していました。
原副村長は「結果を期待しています。良い報告に来てください」と激励していました。
インターハイ陸上競技は8月2日に三重県で開幕し、400メートルハードルの予選は3日に行われることになっています。 -
フラッグフットボール全国大会
フラッグフットボールの全国小学生選抜大会が29日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれました。
大会には北海道、南関東、東海、関西、九州から招かれた5チームと南箕輪村のチームが出場しました。
フラッグフットボールはアメリカンフットボールが起源のスポーツで、タックルの代わりに選手の腰につけた旗を取り合います。
相手のゴールゾーンまでボールを運ぶと点数が入ります。
地元からは村内の小学生7人でつくる南箕輪まっくんボールズが出場し、関西選抜の草津リトルパンサーズと対戦しました。
草津は全国大会での優勝経験もある強豪チームです。
試合は56対13で南箕輪が敗れました。
大会は、村が去年9月に日本フラッグフットボール協会と連携協定を結んだことから、村のPRや競技の普及を目的に初めて開かれたものです。
大会の結果、草津リトルパンサーズが優勝しました。
村では、競技の普及により交流人口の増加につなげていきたいとしています。
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中込区の小学生 防災訓練
南箕輪村中込区の小学生が、災害時に弱者となりやすい障がい者や高齢者の体験を学ぶ防災訓練が、28日に中込公民館で行われました。
防災訓練には、中込区の小学生15人とPTAや自主防災会、消防団などから20人が参加しました。
手足に重りをつけたり目や耳を覆うセットを身に付け、普段とは違う身体の感覚を体験しました。
ボールを投げたりゲームをしたりして、思うように動かせない難しさを学んでいました。
防災訓練は、災害時に備えて日ごろから配慮や手助けの必要性を理解してもらおうと中込区が行ったものです。
この後、公民館の外では車いすとけん引式の車いす補助装置JINRIKIを使って障害物のあるところを協力しながら通る体験も行われました。
中込区自主防災会では「社会には様々な人がいることを知ってもらい、災害時にみんなで協力して命が守れるようこれからも訓練を行いたい」と話していました。 -
交通安全やまびこ運動
夏の交通安全やまびこ運動期間中の23日、交通事故防止を呼び掛ける啓発活動が、各地で行われました。
このうち、南箕輪村の伊那インターチェンジには、伊那市と南箕輪村の交通安全協会の会員や警察などおよそ60人が集まり、ドライバーに啓発チラシなどを配りました。
運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」で、重点は「生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底」「飲酒運転の根絶」 です。
今年伊那署管内で発生した人身事故は148件で去年の同じ時期に比べて29件少なくなっています。
死者は1人、けが人は173人でいずれも減少していますが、自転車事故は去年より2件多い10件となっています。
伊那署では、夏休みになると出歩く人も増えるので、運転には十分注意してほしいと呼び掛けています。
夏の交通安全やまびこ運動は、31日火曜日までで、あすは伊北インターチェンジで啓発活動が行われます。
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道の駅大芝高原 グランドオープン
南箕輪村が去年から整備を進めてきた道の駅「大芝高原」が21日グランドオープンしました。
21日は関係者およそ40人が集まり開駅式が行われました。
道の駅大芝高原は、駐車場が223台、24時間使用可能なトイレは11基あります。
買い物や休憩ができる味工房では、地元農産物の販売や、ガレットの提供を行います。
県内では47番目、上伊那では4番目の道の駅となります。
駅長には村開発公社支配人の唐澤良平さんが、副駅長には村のイメージキャラクターまっくんが任命されました。
21日はオープンを記念し様々なイベントが行われました。
道の駅の記念切符が販売され、販売時間前には人の列ができていました。
オリジナル商品の販売も開始されました。
こちらは大芝の湯で提供されているものを元に商品化した「大芝高原おもてなしプリン」です。
こちらは味工房と上農高校の協働で出来上がった牛柄のメロンパン「べころん」です。
訪れた人達は商品を購入したり、公園でくつろいだりして過ごしていました。
南箕輪村では、道の駅大芝高原を新たな拠点として、更なる交流人口の増加につなげていきたいとしています。
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最高気温34.8度 5人搬送
伊那地域の21日の最高気温は、午後1時41分に34.8度を記録しました。
南箕輪村の牧草地では、酪農家の城田忠志さんが刈り取り作業を行っていました。
熱中症予防として水分を多くとるよう心掛けているということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在熱中症とみられる症状で5人が搬送され、そのうち3人は入院が必要だということです。
長野地方気象台では、22日以降も県内の最高気温は35度近くになると予想していて、暑さを避け、こまめに水分を補給するなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。
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猛暑 小学校で熱中症対策徹底
連日猛暑が続く中、南箕輪村の南箕輪小学校では、新たに扇風機を設置したり小まめに水分補給をするなど教室でも熱中症対策を行っています。
休み時間ですが、子供たちは外に出ず教室で過ごします。
南箕輪小学校では、休み時間は屋内で過ごすよう児童に呼びかけたり、扇風機を新たに13台設置するなどの熱中症対策を17日から行っています。
また室内の温度と湿度を計り、温湿度が高いクラスや低学年のクラスは、優先的にエアコンが備えられている教室で授業を行っているということです。
南箕輪小学校では18日まで熱中症対策を続け、来週以降は気温や湿度の状況をみて判断するということです。
19日の伊那地域の最高気温は、午後1時47分に35.8度を記録し、気温が35度を超える猛暑日は6日連続となりました。
長野地方気象台によりますと、20日も35度くらいまで気温が上がる予想で、土曜日以降は若干下がりますが、引き続き熱中症対策をするよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、伊那市内の80代の男性が熱中症の疑いで搬送されましたが症状は軽いということです。 -
村観光協会が推奨品を認定
南箕輪村観光協会が地元で作られた土産品などを認定する「推奨品」に5品目が選ばれ、18日に認定証の交付式が行われました。
村観光協会が初めて認定したもので、2回の審査を経て5品目が推奨品に選ばれました。
田畑と大泉地区でお盆用の振りまんどに使うために栽培している大麦を使った「まんどの会」の「麦焼酎まんど」、学生が栽培した果物で作った「信州大学農学部ジャム」、大泉の原さち子さんが地元産のリンゴで作った「りんごコンポート」、沢尻の有限会社あかはねが地元産のクルミと味噌で作った「くるみ味噌饅頭」、上伊那の若手酪農家が企画・開発した牛乳「酪農家のおもてなし」と地元産の玉子を使った、大芝の湯の「大芝高原おもてなしプリン」の5品です。
これらは、村観光協会の推奨品である事を示すラベルが貼られます。
21日の道の駅「大芝高原」のグランドオープンでは、味工房、大芝の湯、大芝荘で購入できます。
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信濃GS南箕輪村デー
ルートインBCリーグ信濃グランセローズの公式戦が、16日、伊那市の伊那スタジアムで行われました。
第2次キャンプ地の南箕輪村デーと銘打って、様々なイベントが行われました。
伊那スタジアムでは、試合前に地元伊那市の太鼓グループ「小出太鼓」が演奏を披露したほか、チアリーディンググループM’S Stars(エムスターズ)が踊りを披露しました。
南箕輪村デーは、村がチームの第2次キャンプ地であることにちなんで毎年行われています。
村内の小中学生1,500人が観戦に招待されたほか、最優秀選手には村の米が贈られました。
始球式では、南小ドラゴンズのエースで、南箕輪小学校6年福田 悠月君が、ピッチャーを務めました。
公式戦では、福井ミラクルエレファンツと対戦しましたが、5-25で敗れました。
なお、この日の試合は405人が観戦しました。
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山村うたごえの輪コンサート
南箕輪村の歌声サークル「山村うたごえの輪」の16周年記念コンサートが14日南箕輪村の村民センターで開かれました。
会場にはおよそ80人が集まり、ピアノの演奏に合わせ歌を歌いました。
1部では長野県ゆかりの作詞家や作曲家が作った曲、しゃぼん玉や夕焼け小焼けなど5曲を歌いました。
山村うたごえの輪は毎月1回、コンサートを開いていてサークルへの登録の必要は無く参加は自由となっています。
顔を合わせ歌う事で、喜びを感じ絆を深めようと16年間活動をしています。
代表の倉田加代子さんは「多くの人の協力があり活動を続けられている。これからも歌の輪を広げられるよう頑張っていきたいです」と話していました。
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スラックラインフェス 初開催
スラックラインフェスティバルin大芝高原が14日南箕輪村の大芝高原で開かれました。
スラックラインは、幅5センチのベルト状のラインの上でジャンプやバランスをとり歩く事を楽しむスポーツです。
フェスティバルは、大芝高原を活用した健康づくりや交流人口の増加に取り組んでいる村とアウトドアスポーツの愛好者でつくる実行委員会が初めて企画しました。
大芝高原には、20本以上のラインが張られ訪れた人たちはバランスを取りながらその上を歩いたり、ジャンプなどをして楽しんでいました。
会場には初心者用の体験コーナーが設置され、子供たちがスタッフから落ちないコツを教わっていました。
スラックラインは2007年にドイツで簡単に設置できるラインが開発され、気軽に楽しめるようになりました。
ヨーロッパで人気が高まり、アメリカ、アジアへと広がっていったという事です。
南箕輪村ではスラックラインを大芝高原に定着させていきたいとしています。
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農林業の研究費を助成
県内の農林業に係る若手研究者や留学生などを支援している公益財団法人信州農林科学振興会は、信大農学部教員や留学生などに助成金を7日に贈りました。
南箕輪村の信州大学農学部で贈呈式が行われ、振興会から目録が手渡されました。
研究者に対する助成として信大農学部教員や高校の教諭など3人に合計60万円、教育助成として信大の大学院生2人に合計78万円、国際交流助成として信大農学部外国人留学生支援の会に12万円が贈られました。
研究者を代表して信大農学部助教の筒井歩さんは謝辞で「発酵食品の研究を通して病気の予防や健康維持に貢献したい」と話していました。
信大の元教員などで組織する信州農林科学振興会は、平成3年に発足しました。
伊那中央ロータリークラブからの協力を得ながら県内の農林業に関係する研究と教育の振興を目的に毎年助成金を贈っています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「戦争の悲惨さを風化させることなく平和の尊さを伝えていかなければならない。
恒久平和の実現に取り組み、平和で豊かな村づくりを行っていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から73年、遺族は常に悲しい思いをしてきた。
会員は66人と年々減少しているが、戦争の愚かさや悲惨さ、平和の尊さを伝えるのが遺族の役割と思い、活動していきたい」と話していました。 -
3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
南箕輪村 業務継続計画策定
南箕輪村は、大地震などの災害が発生した場合に行政サービスを継続するための業務継続計画を策定しました。
9日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が概要を説明しました。
計画は、地震や風水害などの災害が起きた場合の職員の参集基準の他、村長不在時や庁舎が使用できなくなった場合の対応などが定められています。
昨年度素案をまとめ、7月1日に策定しました。
先週の大雨では、この計画に沿って対応したということです。
業務継続計画は、国が各自治体に策定を求めているもので、放送エリア内では伊那市と箕輪町は策定済みとなっています。
また、村教育委員会は、教職員の働き方改革の一環として、今年からお盆期間中村内の小中学校を職員が不在となる閉庁日とすることを明らかにしました。
期間は、8月13日から16日の4日間で、日直などを置かず職員が不在となります。
事故や災害などで緊急を要する場合は、教育委員会の事務局が対応し、必要に応じて学校に連絡するとしています。 -
南小児童 アスリートから学ぶ
トップアスリートから努力やチームワークの大切さなどを学ぶ「夢教室」が、9日、南箕輪村の南箕輪小学校で開かれました。
夢教室は、5年生を対象に開かれ、5年1組の授業では元プロラグビー選手の西山淳哉さんが指導しました。
まずは遠投で子ども達の注目を集めます。
次に、4つのグループに分かれて鬼ごっこをしました。
逃げる側も追いかける側も手を繋いだまま走ります。
全てのグループが鬼を経験すると1度集まり、うまく逃げたり捕まえたりするための作戦を考えます。
他にも、横1列に並んだ状態で10歩進み、横一直線にきれいに並ぶにはどうしたらいいか、何度も作戦をたてて試していました。
教室は、日本サッカー協会の地域貢献事業として全国各地で開かれているもので、10月には南部小学校でも開催される予定です。 -
網の目平和大行進
核兵器の廃絶や反戦を訴える網の目平和大行進が6日と7日の2日間、上伊那で行われました。
6日に中川村を出発し7日は伊那市から岡谷市までを行進しました。
7日は午前8時半にJR伊那北駅前を出発し午前9時40分には南箕輪村役場で集会を開きました。
行進は原水爆禁止上伊那地域協議会や県教職員組合上伊那支部などで作る実行委員会が毎年行っているものです。
集会で南箕輪村の原茂樹副村長は「広島、長崎への原爆投下の事実を次世代に語り継ぎ、皆さんと一緒に核兵器のない世界を築いていきたい」と激励しました。
網の目平和大行進は全国で行われていて8月6日は広島で、9日は長崎でゴールを迎えます。
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小学生フェンシング大会で3位入賞
南箕輪わくわくクラブフェンシングスクールに所属する春田心音さんが静岡県で開かれた小学生のフェンシング大会で3位となりました。
春田さんは南箕輪小学校の2年生です。
1日に開かれた大会で32人が出場した1・2年男女混合フルーレの部で3位となりました。
5日父親の春田達秀さん、姉で5年生の友菜さんとともに村民体育館を訪れ南箕輪わくわくクラブの北原満理事長に3位入賞の報告をしました。
心音さんは同じクラブの姉の影響で保育園のころからフェンシングを始めたということです。
心音さんは「優勝したかった。次に出場する大会では1位をねらいたい」と話していました。
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村内の古いブロック塀撤去へ
南箕輪村は、村が管理する中央墓地公園北側のブロック塀について、塀自体が古く傾きがあることや鉄筋が入っていないことから危険と判断し、撤去する方針を5日に示しました。
中央墓地公園北側で村道105号線に面するブロック塀は、高さ1.1メートルから1.4メートルあり、築年数は少なくとも30年以上経過しているということです。
先月18日に大阪府北部を震源とする地震で倒れてきたブロック塀に女子児童が挟まれ死亡したことを受け、村では公共施設や通学路を点検しました。
このブロック塀は以前から危険との声があり、地震の事故を受けて県が出しているチェックシートを元に調査を行ったところ、「危険」と判定される40点を下回る39.2点となったということです。
近くにはマンションがあり、小中学生も通学路として利用していることから村では撤去する考えです。
撤去後はガードレールを設置し、安全性を確保するとしています。
ブロック塀の撤去については他の箇所も点検した上で9月議会に補正予算案として提出する予定で、認められれば工事の発注を行うとしています。
小中学生や墓地の利用者には、注意を呼び掛けるということです。 -
牛柄のメロンパン試食
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒のアイデアを元に作られた牛柄のメロンパンの試食が6月30日、南箕輪村民センターで行われました。
こちらが、上農高校加工班の生徒が考案した「うしパン」を元に作られた牛柄のメロンパンです。
「うしパン」は去年の牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会で優勝していて、商品化に向け大芝高原味工房がアレンジしました。
ココアパウダーを使い牛柄を表現していて、中にクリームチーズが入っています。
JA全農長野が開いた牛乳について学ぶセミナーで試食ブースが設けられました。
このパンは、道の駅「大芝高原」グランドオープンとなる21日から販売開始の予定です。
味工房では、この日の感想を踏まえ、さらに改良を加えるということです。
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童謡唱歌教室 夏編歌う
童謡唱歌を楽しむ教室、ふるさとの四季、夏編が1日伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、中・高齢者を中心に150人ほどが訪れ、みかんの花咲く丘や浜辺の歌など、なじみの歌を歌いました。
ステージには、元音楽教諭らが和服で登壇し、昭和の雰囲気を醸し出していました。
7月1日は、日本童謡協会が童謡の日に定めています。
はじめに、その歌にまつわる歴史などの解説があり、歌い方の指導もありました。
童謡唱歌教室は、年4回、いなっせを会場に開かれています。
1日の伊那地域は、午後2時5分に31.3度を記録しました。
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伊那ビデオクラブコンクール表彰式
ビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクール表彰式が1日伊那市のいなっせで行われました。
伊那市長賞には、池田町の河野恆さんの作品「しだれしだれて」が選ばれました。
しだれ桜に病気と闘う自分を重ね、自身を励ます思いを込めた作品に仕上げました。
河野さんは、ケーブルテレビで放送されるのでぜひ多くの人に見てほしいと話していました。
コンクールを共催している伊那ケーブルテレビジョン賞には、南箕輪村の北原正さんの作品「蝶のように」が選ばれました。
ドローンを使い蝶のような視点で花を見るという内容です。
後藤俊夫監督賞には、伊那市の飯島尚美さんの作品「野麦峠女工物語」が選ばれました。
伊那ビデオクラブは、平成5年に発足し、平成9年から会員の技術向上や交流を目的にビデオコンクールを毎年行っています。
今回は、14人から22作品の応募があり、13作品が入賞しました。
赤羽仁会長は、「伊那谷の貴重な記録、映像の文化としてこれからも継続していきたい」とあいさつしました。
また、伊那ケーブルテレビで放送している作品の中から選ぶ放送部門で、伊那市の吉澤豊さんの作品「富県井月句碑建立記録」が優秀賞に選ばれました。
伊那ケーブルテレビの向山公人会長は、「地域の歴史・文化を未来への財産として残していってほしい」と期待を寄せました。
今回の入賞作品は、ご覧のチャンネルで放送する予定です。 -
信大農学部で科学の祭典
子ども達が科学のおもしろさを体験する催し「青少年のための科学の祭典2018伊那大会」が、20日と7月1日の2日間、南箕輪村の信州大学農学部で開かれています。
会場には、信州大学の各学部の教員や中南信の小中学校教諭などが58のブースを設けました。
ビニール傘でプラネタリウムを作るコーナーでは、星図を見ながら星を書き写していました。
分子模型を作る体験コーナーでは、5種類の原子を使ってビタミンCや二酸化炭素の分子を作っていました。
科学の祭典は、信州大学などで作る実行委員会が、信大の県内5つのキャンパス持ち回りで毎年開いているもので、1998年に始まりました。
科学の祭典はあすも信大農学部で午前10時から午後4時まで行われます。
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新しい味工房でガレットづくり
南箕輪村は、大芝高原味工房を多くの人に活用してもらおうと29日、ガレットづくり体験教室を初めて開きました。
この日は、3組6人が参加して、ガレットづくりを体験しました。
味工房でガレットを提供しているカフェコーナーの責任者で、地域おこし協力隊の楠好延(くすのきよしのぶ)さんが講師を務めました。
楠木さんは「生地を冷蔵庫で1日寝かせて、つくる1時間ほど前に出すとキメが細かくなります」と参加者にポイントを説明していました。
参加者は生地にするそば粉の分量や焼く時間を変えながらガレットづくりを楽しんでいました。
参加者は「家でつくるとなかなかうまくいかなかったので、本格的に作ってみたいと思い参加した。きょうは成功しました」「材料があれば家でもやってみたい」と話していました。
教室は、今年4月にリニューアルオープンした味工房に、新たに作られた多目的体験室を活用してもらおうと、初めて開かれました。
村では「今後も様々な体験活動で活用してもらいたい」と話しています。 -
上農の「うしパン」商品化へ
南箕輪村の上伊那農業高校加工班の生徒は、牛乳やチーズなどを材料にしたオリジナルの「うしパン」作りを28日に行いました。
この「うしパン」が元になったパンが大芝高原味工房で商品化される計画です。
30日に南箕輪村民センターで開かれる「牛乳セミナー」に向けて加工班の生徒がうしパンを作りました。
うしパンは、去年開かれた牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会で優勝した上農オリジナルの蒸しパンです。
地元産の牛乳、卵やチーズ、スキムミルクなどを混ぜ、練りゴマのペーストで牛の柄を再現します。
食べる時に生産者の想いを少しでも感じてもらいたいと考え、牛柄のパンにしたということです。
鈴木優梨香班長は「食べた人に、少しでも牛のことや生産者の方のことを考えてもらえるようにと思い、牛柄にしました」と話していました。
うしパンは、柄はそのままでメロンパンにするなどの改良を加え、大芝高原味工房で商品化される計画です。
30日に村民センターで開かれる牛乳セミナーでは、上農のオリジナル版と味工房の改良版の両方を試食することができるということです。 -
関東甲信 過去最も早い梅雨明け
気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
関東甲信地方の6月中の梅雨明けは、統計開始以降初めてだということです。
梅雨が明けた29日、伊那市高遠町の高遠保育園では地域のお年寄りを招いて七夕の飾り付けをしていました。
6月中の梅雨明けは、気象庁が統計を開始した1951年以降初めてで、平年より22日、去年より7日早い梅雨明けだということです。
子ども達はお年寄りに願い事を書いてもらうと、用意された笹に結びつけていました。 -
空き家バンク52件成約で好調
伊那市、箕輪町、南箕輪村の伊那地域定住自立圏で取り組んでいる空き家バンクで、昨年度の契約件数は目標の31件を上回る52件だった事がわかりました。
3市町村が行っている空き家バンクの昨年度の登録件数は目標50件に対して70件でした。
成約件数も一昨年度が36件、昨年度が52件と増加傾向にあります。
この結果を受け、さらに高い目標値の設定が必要か検討するほか、¥今年度は相談会や空き家バンクツアーを計画しています。
また伊那本線の1か月の利用者数は去年4月が1,144人だったのに対し今年3月は1,851人で、1便あたりの利用者数は2.72人から4.23人と増加しました。
今後は、利用者のニーズをより詳しく把握し利便性の高い運行を目指していくという事です。 -
こども館まもなく開館1年
開館して間もなく1年を迎える南箕輪村のこども館の今年5月末までの総利用者数は、およそ2万7千人に上ることがわかりました。
子育て支援・相談をはじめ、子どもたちが遊び・学び・交流できる複合施設として去年7月18日に開館しました。
南箕輪村がまとめた、こども館の総利用者数はおよそ2万7千人となっていてます。
内訳は、放課後児童クラブの利用者が述べ1万8千人、イベントや子育て相談などの来館者が9千人で、月の平均利用者数は2千500人となっています。
こども館では、工作や運動、読み聞かせなど毎週土曜日に講座を開いている他、学習支援も行っています。
こども館では、「今後も幅広い世代に利用してもらえるよう取り組んでいきたい」と話していました。
来月28日には、1周年を記念したイベントを予定していて、こども館のオリジナル体操などが披露されることになっています。
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南箕輪村消防団 操法大会
南箕輪村消防団のポンプ操法大会は大芝高原で開かれ3つの競技に合わせて17チーム、78人が出場しました。
このうち自動車ポンプの部では団員5人がホースを延ばし、ポンプから65メートル先の的に水をかけていました。
団員らは5月上旬から練習をしてきたということです。
大会の結果ポンプ車は田畑の第3分団第1部が、小型ポンプは南殿の第2分団第2部Bが、ラッパ吹奏は沢尻・南原の第4分団が優勝しました。
ポンプ操法の部で優勝したチームは来月8日に伊那市で開かれる上伊那大会に出場します。
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南箕輪村農業交流へ魅力探し
観光客の受け入れに農業体験を生かす南箕輪村の農泊推進事業で、観光や農業の関係者が、地元の魅力を再発見するワークショップを、21日、村役場周辺で開きました。
この日は、南箕輪村役場を出発し周辺を散策して、魅力を再発見しました。
ワークショップには、村の観光や地域おこし協力隊のほか、農業従事者など25人ほどが参加しました。
コーディネーターを務めたのは、都市農山漁村交流活性化機構の花垣 紀之さんです。
花垣さんは役場近くにある横井戸などを紹介していました。
横井戸は、西天竜が流れるようになる前に、人々の生活用水や農業用水として使われていたということで、村内に40か所ほどあるということです。
花垣さんは、「身近にあるものでも都会の人にとっては十分観光資源になります」と紹介していました。
南箕輪村では、都市と農村の交流を進めようと、農泊推進事業を昨年度から本格的に進めています。
特に受け入れの農業者に関心を持ち、参加につなげたいと今回このワークショップを開きました。
南箕輪村では農家に泊まる民泊ではなく、村内の宿泊地に泊まって、農業体験をしてもらう農業交流を中心にイベントを開いていきたい考えで、10月にもモニターツアーを予定しています。