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伊那まちBASEでお笑いライブ 信大生も参加
伊那市荒井の交流拠点施設伊那まちBASEで15日、信州大学のお笑いサークルに所属する学生が参加するライブが開かれました。
ライブには、信州大学のお笑いサークル「白樺」から5組と、南箕輪村の芸人ぐんにょりさんが参加しました。
多くの家族連れが訪れ、会場は笑いに包まれていました。
このライブは、生のお笑いを子どもたちに楽しんでもらおうと開かれたもので、今回で2回目です。
参加型の大喜利コーナーもあり、観客が考えたお題を学生や訪れたた人が答えていました。
子どもも挑戦していました。
伊那まちBASEでは「ライブを見てたくさん笑ってもらい、笑顔を届けられる大人になってほしい」と話していました。
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上伊那農業3年田畑カンナさん 大阪万博で菌床を飼料にする研究のビジネスモデルを発表
南箕輪村の上伊那農業高校3年生、田畑カンナさんは、大阪・関西万博で8月11日に行われた、高校生によるビジネスモデルの発表会にファイナリストとして参加しました。
5日に田畑さんが村役場を訪れ、藤城栄文村長に結果を報告しました。
田畑さんは先月11日に万博会場で開かれた「高校生みんなの夢AWARD 2025」でファイナリスト10人のひとりとして、ステージで発表を行いました。
発表したのは、上伊那農業高校で取り組んでいる、使い終わったキノコの菌床を牛の飼料にする研究のビジネスモデルです。
アワードには全国396校から2,464人が参加しました。
6月から2度の選考を経て、ファイナリスト10人が決まりました。
今回発表した、使い終わったキノコの菌床を牛の飼料にする研究は上伊那農業高校で4年前から行われていて、田畑さんは2年生の時から研究に携わっています。
菌床の活用で、牛の飼料コストを大幅に削減し、持続可能な畜産基盤を生み出すビジネスモデルを提案しました。
ファイナリストの中からグランプリ、準グランプリ、各賞が選ばれ、田畑さんは農業振興賞を受賞しました。
藤城村長は「先輩から受け継いだ研究をさらに発展させて、素晴らしい評価を得たことに感動した」と話しました。
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旧陸軍伊那飛行場米田所長の長女主美さん 山寺の下宿先を訪問
伊那市上の原にあった旧陸軍伊那飛行場で所長だった米田主登さんの長女、主美さんが16日に伊那市を訪れ、米田所長の下宿先だった山寺の福沢勉さん宅を訪問しました。
米田主美さん、埼玉県熊谷市在住の80歳です。
高遠町歴史博物館の塚田博之館長が発見した文書から伊那飛行場の米田主登所長の長女とわかり、今回の伊那市訪問につながりました。
山寺の福沢勉さん宅です。
主美さんが保管している父主登さんのアルバムには、下宿先の写真も残されていて、松や池、庭の眺めから福沢さん宅と特定されました。
当時、主登所長のお世話をしていたというよしさんの仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちとともに父の生活に思いをはせます。
主美さんは、創造館で開かれている伊那飛行場に関する展示も見学しました。
訓練用の複葉機、赤とんぼの整備兵だった城倉肇さんとも対面し、展示資料を見ながら当時の話に耳を傾けました。
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村内27か所の指定避難所に災害用トイレ配備へ
南箕輪村は村内27か所の指定避難所に災害用トイレを今年度中に配備していくことを17日に明らかにしました。
これは17日に開かれた南箕輪村議会一般質問で、藤城栄文村長が議員の質問に答えたものです。
村では、27か所の指定避難所に国の交付金を活用し1か所につき2基ずつの災害用簡易トイレ計54基を配備します。
簡易トイレはラップ式トイレです。
現在、指定避難所には簡易トイレが合計で60基ありますが配備数にはばらつきがあります。
トイレは今年度中に配備していくということです。
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信大農学部「落葉松祭」 手作りのモルック体験
来月18日に南箕輪村の信州大学農学部の学部祭「落葉松祭」が行われます。
実行委員会では新たなイベントとして、モルック体験を行います。
16日は実行委員会と有志の学生3人が、モルックのピンを手作りしていました。
実行委員長で信大農学部森林コース3年の田中美麗さんが、林業の事も知ってもらおうと企画しました。
伊那市手良にある信大農学部の演習林で間伐した木を使っています。
不揃いな部分もありますが、なるべく国際規格を目指して作っているということです。
モルックは生協前でだれでも自由に体験することができます。
今年の落葉松祭は「伊那谷とともに作る」をコンセプトに行われます。
学生や地元の飲食店など44団体が出店します。
うち、初めて参加を呼び掛けた地元農家9団体も出店します。
また新たに体験イベントも企画し、芋ほりや伊那食品工業株式会社の協力で、ところてん一本箸早食い競争が行われます。
落葉松祭は、来月18日の午前9時から午後9時半まで信州大学農学部で行われます。
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地価調査 南箕輪村の住宅地2年連続上昇
長野県は、土地の価格を算定した「地価調査」の結果を16日に公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が2年連続の上昇で、他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、96地点で上昇、30地点で横ばい、149地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市は1%の下落、箕輪町は0.8%の下落、南箕輪村が0.5%の上昇となりました。
南箕輪村は2年連続の上昇です。
商業地は県内111地点で調査が行われ、37地点で上昇、13地点で横ばい、61地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市が1%の下落、箕輪町は1.8%の下落、南箕輪村は1%の下落となっています。
また、長野県の住宅地の平均変動率が29年振りに0.2%上昇、商業地が33年ぶりに0.4%上昇しました。
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VC長野選手 一日警察署長就任
秋の全国交通安全運動を前に、バレーボールSVリーグ男子のVC長野トライデンツの選手が15日、一日警察署長に就任し、交通事故防止などを呼びかけました。
15日は南箕輪村役場駐車場で委嘱式が行われ、伊那警察署の駒津一治署長がVC長野の飯田孝雅選手を一日警察署長に、一日生活安全課長に難波宏治選手、一日交通課長に工藤有史選手を委嘱しました。
委嘱された3選手は、式に訪れた人に交通安全や詐欺被害防止を呼び掛けていました。
会場では長野県警察音楽隊の演奏のほか、パトカー乗車体験なども行われました。
伊那警察署では「チーム一丸となって戦っているVC長野の力を借りて、地域一丸となって安心・安全に取り組んでいきたい」と話していました。
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南部小児童がタイの児童と交流
南箕輪村の南部小学校6年1組の児童はタイの小学生とWeb会議システムを使った英語のオンライン交流を3日に行いました。
3日は南部小6年1組の教室で児童23人がWeb会議システムを使いタイの児童と交流を行いました。
6年1組では、学校の紹介や行事、給食について6つの班が英語で紹介しました。
児童たちは、今年6月から準備を進めてきたということです。
タイの児童も学校の紹介や行事について紹介していました。
海外の人とコミュニケーションを通して英語の楽しさや伝えることの難しさを実感してもらいたいと行われました。
この交流は、村内2校の英語教育を担当している教諭の提案で実現したものです。
2校の6年生全クラスで行われたということです。
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伊那谷の所蔵品 南箕輪村郷土館~人体文付有孔鍔付土器~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
12日は、南箕輪村郷土館の「人体文付有孔鍔付土器」です。 -
ふるさと納税返礼品 区域外の梨が混在していたことが判明
伊那市・箕輪町・南箕輪村は、3市町村で生産されたものとして贈っていたふるさと納税返礼品の梨と梨ジュースについて、区域外のものが含まれていたことが判明したと、11日に発表しました。
ふるさと納税の返礼品として登録していた梨の一部について、伊那市・箕輪町・南箕輪村で生産されたものとしていましたが、ほかの南信地域で生産されたものが半数以上の割合で混在していた恐れがあることが8月19日に分かりました。
また、梨ジュースも、この梨を使っているため、ほかの南信地域で生産された梨の割合が半分以上になるおそれがあるということです。
寄付状況は、去年10月から今年8月までに、3市町村合わせて全国から16,789件、寄付額は2億4,830万5,500円となっています。
この実態を受け、返礼品の寄付の募集を8月19日に停止しましたが、すでに寄付金を受け付け、返礼品が未送付のものは、対応を検討しているということです。
今回返礼品を提供していた箕輪町の事業者が扱っているほかの返礼品についても、現在調査中だということです。
伊那市と箕輪町・南箕輪村は、この返礼品提供事業者に、地場産品基準について改めて遵守するよう指導しました。
また、伊那市と南箕輪村は、この事業者への損害賠償請求についても検討する可能性があるとしています。
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防犯ポスター審査会 特賞7点決まる
伊那防犯協会連合会などによる防犯ポスターの審査会が9日に伊那警察署で開かれ、県の審査会へ推薦される7作品が選ばれました。
審査会には、伊那署管内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から中学3年生の作品291点が集まり、各学年の特賞が決まりました。
小学4年生の部は、箕輪中部小学校の種山華さん、
小学5年生の部は、伊那東小学校の池上心葉さんと、髙橋柚希さん、
小学6年生の部は、箕輪中部小学校の中坪良介さん、
中学1年生の部は、春富中学校の小平結月さん、
中学2年生の部は、春富中学校の井上紗綺さん、
中学3年生の部は、春富中学校の戸田央弥さんの作品が選ばれました。
特賞に選ばれた7作品は、県の審査会に推薦されます。
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ブラメシフェス アカマツの炭を使った料理楽しむ
南箕輪村の大芝高原のアカマツの炭を使ったご当地グルメのイベント「ブラメシフェス」が6日、大芝高原で開かれました。
会場には、アカマツの炭を使った料理、ブラメシを提供する屋台が並び、多くの人が訪れていました。
大阪や東京に出店している人気のタピオカ専門店「ベビタピ」も出店し、コラボ商品を販売していました。
ベビタピのブースには、人気YouTuberグループ、「フォーエイト48」のあみかさんとアマリザさんがゲストで参加し、求めに応じてサインや写真撮影などを行っていました。
ブラメシフェスは南箕輪村観光協会が9月6日をクロの日に定めて、ブラメシを広めようと開かれたもので、今年で2回目です。
会場では他に、限定グッズが手に入るガチャガチャコーナーやオリジナルのうちわ作り体験コーナーもありました。
大道芸人、オマールえびさんによるパフォーマンスも行われました。
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コメサミット首長会議 藤城村長が出席
大阪府泉大津市が設立を目指している、コメがつなぐ自治体間農業連携サミット、通称コメサミットに向けた首長会議が8月26日、泉大津市の関空泉大津ワシントンホテルで開かれ、南箕輪村の藤城栄文村長が出席しました。
首長会議にはオンラインも含め、全国16の自治体の首長が出席しました。
コメサミットは、日本の食料問題に向き合い、「生産地」と「消費地」をつなぐ新たな自治体間ネットワークの構築を目指すものです。
泉大津市と南箕輪村は2023年に農業連携協定を結んでいて、南箕輪村産の米を泉大津市の給食で提供するなどの取り組みを行っています。
藤城村長は地域が直面する食と農の課題について「農業費用の高騰が課題だが、農家の農事組合法人加入による大型農機具の共同購入、共同利用などで対策を行っている」と話しました。
コメサミットは泉大津市の主導で、来年の立ち上げを目指しています。 -
藤城村長が高齢者宅を訪問し長寿を祝う
敬老の日を前に南箕輪村の藤城栄文村長は、村内の高齢者宅を8日に訪問し、長寿を祝いました。
8日は、藤城村長が南原の林けさみさん宅を訪れ、敬老祝金を手渡しました。
林さんは、大正14年生まれの100歳です。
伊那市東春近で生まれ、坂下に嫁ぎ、新聞配達をしていた夫を手伝いながら3人の娘を育てました。
70歳の時に南原に引っ越し、現在は三女の育子さんと2人で暮らしています。
家の近くにある畑で玉ねぎやキュウリなどを育てたり、デイサービスに行ってぬり絵や工作をするのが楽しみだと話します。
南箕輪村では、今年度80歳、88歳、99歳以上になる人を対象に敬老祝金を贈っていて、今年度の対象は216人となっています。 -
南箕輪村で総合防災訓練
南海トラフ地震を想定した総合防災訓練が南箕輪村で7日に行われました。
訓練は、午前8時15分にマグニチュード9.1、震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。
村内全域に避難指示が発令され、住民は各地区の避難所として指定された12の公民館に避難しました。
役場では、午前8時30分に災害対策本部が設置され、発災から24時間以内の対応を重視した訓練が行われました。
訓練では、初動期の対応として、避難状況の確認や、被災情報の収集、さらには避難所の開設・運営を行い、住民の安全確保に向けた手順が確認されました。
北殿公民館では、高齢者や障がい者など災害時に支援が必要な要支援者の対応訓練が行われました。
また、北殿区自主防災会は、危険箇所の確認や災害時の課題について意見交換をしました。
村によりますと、各避難所のは合わせておよそ2,500人が避難し、各地区独自の訓練を行ったということです。
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名古屋市へ避難のウクライナ人を支援
南箕輪村の原富男さんはロシアから軍事侵攻を受けているウクライナから、名古屋市へ避難している人たちに食料や生活用品を届ける活動を始めました。
6日原さんは知人友人から譲り受けたジャガイモや玉ねぎのほか毛布や食器などの支援物資を車に積み込んでいました。
原さんは1991年平成3年に、ウクライナ・チェルノブイリ原発事故による被災者の支援活動を行っているNPO法人チェルノブイリ救援・中部のメンバーとなりました。
NPOの拠点がある名古屋市に避難しているウクライナの人と会う機会があり、生活に困っている人たちがいることを知りました。
原さんによりますとウクライナから名古屋市への避難者は約120人で日本から生活支援金が出ていました。
しかしその期間が2年間ということで、戦争が長期化するなか支援を打ち切られる人が増えてきているということです。
原さんは生活用品のほか家具、家電などを募っていて集まった物資は名古屋市が避難者の支援を委託している団体に届けられます。
問い合わせ先は、原さん電話73ー9355かメールhara0322@deluxe.ocn.ne.jpにお願いします。
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南中 丸山さん 剣道全国大会へ
剣道・団体戦で全国大会に出場する南箕輪中学校3年の丸山聡介さんが4日に藤城栄文村長を表敬訪問しました。
4日は丸山さんと剣道部の顧問、保護者が役場を訪れました。
丸山さんは7月に塩尻市で開かれた県大会で個人3位、団体4位の成績を収めました。
その結果などが県の剣道連盟に認められ、全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場します。
丸山さんは年中の時に剣道を始め、現在は大会に向けて毎日練習をしているということです。
藤城村長は「悔いのないように頑張ってください」と激励しました。
全国大会は14日に大阪府で開かれ、丸山さんは男女混合の5人の団体戦に出場します。 -
6日に大芝でブラメシフェス
南箕輪村の大芝高原のアカマツの炭を使ったご当地グルメのイベント「ブラメシフェス」が6日、大芝高原で開かれます。
イベントは南箕輪村観光協会が9月6日をクロの日に定めて、ブラメシを広めようと開かれるもので、今年で2回目です。
ブラメシは大芝公園内の松枯れ対策で伐採されたアカマツを有効活用しようと2021年に誕生したご当地グルメです。
現在は村内外の飲食店で炭を使ったメニュー「ブラメシ」が提供されています。
今年のブラメシフェスは小中学生をターゲットに、炭を使ったりんご飴やクレープのなど、およそ20のブースが並びます。
また、大阪府のアメリカ村や東京都原宿に出店しているタピオカ店「べビタピ」が県内初出店します。
村観光協会と共同開発したこんにゃくと炭を使った新商品が限定販売されます。
他に人気ユーチューバーが来場するほか、大道芸人のステージが予定されています。
1回400円で、イベント限定の缶バッジやキーホルダーが入ったガチャコーナーが設けられます。
ブラメシフェスは6日午前10時から午後3時まで、大芝高原で開かれます。 -
南箕輪村議会9月定例会開会 11議案提出
南箕輪村議会9月定例会が1日開会し、今年度の一般会計に4億6,000万円を追加する補正予算案など11議案が提出されました。
松くい虫予防対策事業委託料に250万円、米の価格高騰による給食費の補助に780万円のほか予備費に3億3,000万円を計上します。
村議会9月定例会は、16日と17日に一般質問、22日に委員長報告と採決が行われます。
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健康や福祉などで包括連携協定
南箕輪村は健康、福祉、子育てなど6項目にわたる包括連携協定を明治安田生命保険相互会社と28日、締結しました。
役場で調印式が行われ、藤城栄文村長と明治安田生命松本支社の緒方純子支社長が協定書を取り交わしました。
協定は村民の健康増進やスポーツ振興、高齢者福祉・障がい者福祉に関することなど6項目でこれらについて連携して取り組むとしています。
藤城村長は「大芝高原を拠点に持続的な健康事業に取り組んでいきたい」と話していました。
緒方支社長は「村民がいつまでも健康に幸せに暮らせるよう力になりたい」と話していました。
明治安田生命保険相互会社は県内自治体と同様の協定を結んでいて、南箕輪村が16件目となります。
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南箕輪村 まっくんのおむつリレー
南箕輪村は、子どもの成長で不要になった紙おむつを回収し必要としている家庭に使ってもらう「まっくんのおむつリレー」を始めました。
不要になった紙おむつは、南箕輪村こども館、すくすくはうす、村図書館、村保健センターの4か所に専用のボックスを設置し、回収を行っています。
また、村内の保育園でも回収しているということです。
提供できるのは、未使用のもので衛生的に保管されているものです。
村では、子育て支援と資源の有効活用を目的に「まっくんのおむつリレー」を8月から始めました。回収したおむつは、南箕輪村社会福祉協議会に梱包作業を委託しています。
作業は、障がい者生きがいセンター「ひまわりの家」の利用者が行います。
サイズごとに分けて2枚1セットにして袋に入れられます。
おむつの配布はこども館とすくすくはうすの2か所で行っています。
1回あたり1セット自由に持ち帰ることができます。
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中原寮で育てる1000鉢の盆栽
信州大学農学部大学院2年の牧嵜遼詩さんは、趣味でおよそ1000鉢の盆栽を育てています。
南箕輪村にある信州大学農学部の学生寮・中原寮です。
玄関横には、牧嵜さんが育てている盆栽1000鉢が並んでいます。
長野市出身の牧嵜さんは、中学生の頃から趣味で盆栽を始めました。
山から種や挿し木用の枝を持ち帰り育てたもので、長野市の山で採取したネズミサシや、山に生えているヤマウルシなどが並んでいます。
手にしているのは、中学の頃から育てているサワラの盆栽です。
牧嵜さんは、木が持っている枝の生え方などを活かした、自然盆栽に取り組んでいます。
卒業後は、須坂市の盆栽店に就職する予定です。
牧嵜さんの盆栽は、10月の信大農学部の学部祭・落葉松祭に展示される予定です。
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第40回大芝高原まつり
上伊那の夏を締めくくる、第40回大芝高原まつりが、23日に行われました。
まつりでは、地元住民などの手作り屋台が並ぶふるさとの味コーナーや縁日コーナーなど、26のイベントが行われました。
40回を記念したイベントも企画されました。
2019年まで行われていたたらいレースのたらいに乗る体験ができるコーナーや、30年ぶりに復活したエア遊具などがあり、子どもたちが楽しんでいました。
野球場では、プロライダーによるバイクのショーが行われ、迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げていました。
メインストリートで行われたおまつりパレードには、7団体、およそ380人が参加しました。
湖上に設けられたステージには、全部で41団体が出演し、太鼓やダンスを披露しました。
まつりを締めくくる花火大会では、13番組およそ1,000発が打ち上げられました。
トワイライトステージと、おまつりパレードの様子は、9月に121チャンネルで放送予定です。 -
3市町村合同の空き家相談会
伊那市と箕輪町、南箕輪村の3市町村合同の空き家の相談会が16日に南箕輪村の村民センターで開かれました。
相談会は、伊那市と箕輪町、南箕輪村で構成する、伊那地域定住自立圏連絡協議会の事業として3市町村が合同で開催しました。
16日は、およそ30人が訪れ、専門家に相続や売却、リフォーム、解体などについて相談をしていました。
相談会は年2回、各市町村の持ち回りで開いています。
3市町村が地元の不動産組合と連携して運営している空き家バンクの説明も行われました。
担当者は「市町村に担当部署があるので、空き家に関して困っていることがあったら気軽に相談してほしい」と話していました。
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23日 大芝高原まつり開催
第40回大芝高原まつりが23日、南箕輪村の大芝高原を会場に開催されます。
23日の本番を前に、会場では出店などの準備が進められていました。
大芝湖の湖上ステージでは、まつり実行委員長の藤城栄文村長がテントの設営を行っていました。
湖上ステージには今年、和太鼓やダンスなど、41組が出演する予定です。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を23日の正午から121チャンネルで生中継します。
また、伊那谷FM86.7MHzでもまつりの様子を放送します。
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ARG有賀さん ソフトボール全国大会出場
伊那市に拠点を置く社会人ソフトボールチーム、ARGに所属する、南箕輪村の有賀真太郎さんが、23日から茨城県で開かれる、全日本一般男子ソフトボール大会に出場します。
12日は、南箕輪村田畑の有賀さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に出場を報告しました。
ARGは5月に開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
今回で4年連続の優勝です。
有賀さんは現在40歳で、ARGではキャプテン、キャッチャーを務めています。伊那ナイターソフトでは信濃路クラブに所属していて、5月には春季トーナメントで優勝しています。
藤城村長は「4年越しの悲願となる一勝をぜひ勝ち取ってください」と激励しました。
全国大会は23日から茨城県で開かれます。
一回戦の対戦相手は、前回大会3位の大阪代表 茨田南クラブです。
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信州大学農学部 課題発見サマースクール
信州大学農学部の学生が木曽谷と伊那谷の森林・林業に学び、地域課題を考える、課題発見サマースクールが22日、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設Inadani seesで行われました。
サマースクールには、信州大学農学部の学生4人が参加しました。
3日間のプログラムのきょうが最終日で、林業に関わる人から話を聞きました。
フィンランドを視察した長野県林務部の職員は「森が身近にある印象を受けた。子どもたちは環境を活かした遊びと学びを実践していた」と話していました。
アカマツの葉を使ったアロマオイルの商品開発の経験を持つInadani seesのスタッフは「林業では枝葉をほとんど活用せず放置しているのがもったいない」と話していました。
サマースクールは、木曽谷や伊那谷の教育機関や市町村、長野県林務部などで構成する木曽谷・伊那谷フォレストバレーの取り組みの一環で行われました。
木曽谷・伊那谷フォレストバレーでは、今年度、民間企業のプロジェクトや高校の学習への支援など10のプロジェクトを予定しているということです。
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夏休み終了 2学期始まる
夏休みが終わり、伊那ケーブルテレビエリア内の小中学校で21日から2学期が始まりました。
このうち伊那市高遠町の高遠小学校では、28日間の夏休みを終えた児童たちが体育館に集まりました。
下島弘子校長は「夏休みに培った力と楽しかった思い出をエネルギーにして頑張っていきましょう」と話していました。
6年生の教室では、夏休みの宿題を提出していました。
宿題はドリルや作文の他に、自由研究と読書感想文、工作を選ぶことができます。
工作を選んだ児童は、思い思いの作品を製作し、教室の外に飾っていました。
6年生は2学期に東京都への修学旅行が予定されています。
高遠小学校の2学期は、12月23日までとなっています。
この日は伊那市の16校、箕輪町の3校、南箕輪村の3校の小中学校で始業式が行われました。
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伊那青年会議所 9月に親子対象の防災イベント
伊那青年会議所は、小学生の親子対象の防災を学ぶイベントを9月に行います。
20日は、伊那市の伊那商工会館で伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開きました。
イベントは9月27日にかんてんぱぱ くぬぎの杜で行われます。
募集するのは、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生の親子18組です。
カードを使って災害事例を学ぶ災害クロスロードや災害時を想定したクッキング、心肺蘇生などに取り組むチーム対抗防災ミッションなどが予定されています。
参加費は無料で、参加者には防災バッグがプレゼントされます。
伊那青年会議所では、現在参加者を募集しています。
くわしくは電話78-2328までお問い合わせください。
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南箕輪村大泉でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、南箕輪村大泉で13日に行われました。
まんど振りは、大麦のわらを束ねたものに火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は大泉川近くで、小学生らおよそ60人が参加し、170個のまんどを回しました。
大泉のまんどはおよそ200年続くとされていて、大泉まんどの会、大泉田園景観保全会とPTAが協力し行っています。
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は「伝統行事を通じて地区の結びつきが生まれている。子どもたちの思い出づくりにつなげていきたい」と話していました。