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雨乞いの神事 鹿頭行列奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、雨乞いの神事、鹿頭行列が奉納されました。
子どもたちが鹿の頭に見立てた飾りをかぶり太鼓やほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。
箕輪町無形文化財に指定されていて伊那市の大泉新田と大萱、箕輪町の富田、南箕輪村の大泉の子ども合わせて29人が奉納しました。
鹿頭行列は1558年永禄元年の大干ばつで、当時の箕輪城主が雨乞いをしたところ雨が降り、それに感謝して鹿75頭を奉納したのが始まりとされています。
鹿頭行列は地区名に「福」「大」「富」というおめでたい字が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の天竜川をはさんだ6地区が毎年交互に行っていて今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が担当しました。
来年は天竜川東側の福与と福島が担当します。
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夏の交通安全やまびこ運動
県内で一斉に行われる、「夏の交通安全やまびこ運動」が11日から始まりました。
南箕輪村では大芝高原前の交差点で街頭啓発が行われました。
南箕輪村交通安全協会や、ボランティア、警察など20人が旗を掲げ、道行くドライバーに安全運転を促しました。
今年のやまびこ運動の重点項目は横断歩道におけるルール遵守とマナーアップ行動の実践。自転車等利用時の交通ルール遵守とヘルメットの着用。高齢者の交通事故防止です。
期間は20日までの10日間となっています。 -
赤とんぼのプロペラ 見つかる
第2次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された陸軍伊那飛行場でパイロットの訓練用に使用されていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラが発見されました。
プロペラは、木製で、長さ2メートル58センチ、重さは13キロあります。
7月末から陸軍伊那飛行場に関する展示を計画している伊那市教育委員会の学芸員が、伊那市高遠町にある民俗資料館の蔵に眠っていたものを確認したところ、パイロットの訓練用に使われていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラと判明しました。
赤トンボを前に撮影された写真が、伊那飛行場の所長だった米田陸軍大尉の縁者から寄せられ、プロペラ特定の判断材料になったということです。
プロペラは、その後の調べで、旧高遠町の長藤中学校に寄贈されたものだとわかりました。
上から塗装されていますが、赤とんぼのプロペラの特徴が残されています。
プロペラは、7月26日から伊那市創造館で開かれる特別展で一般公開されることになっています。 -
県選管が参院選投票呼びかけ
長野県選挙管理委員会は南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の学生に20日の参議院議員選挙の投票を10日呼びかけました。
長野県選挙管理委員会の委員が南信工科短大で投票を呼びかけるチラシとポケットティッシュを学生に配っていました。
今年は選挙権年齢が18歳に引き下げられてから10年の節目の年となります。
県選管によりますと去年の衆議院議員選挙の投票率は10代が38.18%、20代前半が31.71%と若年層の投票率が低く、全体の57.21%を下回っているということです。
参議院議員選挙の投票日は20日日曜日で期日前投票は19日土曜日までです。
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己書伊那谷道場 作品展
伊那市御園の筆文字教室、己書伊那谷道場の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、道場の師範と生徒13人の作品、380点以上が並んでいます。
己書伊那谷道場は、伊那市御園の宮下恵さんが指導する筆文字教室で、現在20人の生徒がいます。
「己書」は、書き順や文字の形ににとらわれず思うがままに書くもので、テーマは設けず好きな作品を書いています。
筆ペンで書いた白黒の作品に絵の具で色を付けたものもあります。
作品展は、31日(木)までなごみの樹で開かれています。
時間は正午から午後5時で、日曜日と月曜日が定休日となっています。
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こども館公園で遊具お披露目
南箕輪村が進めていた、こども館東側の公園整備が完了し7日に遊具がお披露目されました。
お披露目会には藤城栄文村長や清水閣成教育長のほか南箕輪小学校の児童らが出席し完成を祝いました。
完成したのはコンクリート製のすべり台で幅12メートル、奥行き4メートル、高低差1メートル85センチです。
南箕輪小学校の児童が完成したばかりのすべり台を楽しんでいました。
南箕輪村ではこども館東側の公園整備事業として、すべり台を設置したほか、広さ約640平方メートルの敷地に芝を張りました。総事業費は約3,400万円で村政150周年記念事業の一環として整備されました。
村では公園の愛称について公募し決めるということです。
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南箕輪村 大芝高原にコンテナ型トイレ設置を検討
南箕輪村は、国の交付金を活用し、大芝高原内に防災用のコンテナ型トイレを設置する考えを7日に示しました。
7日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を説明しました。
設置を検討しているのは、し尿を循環処理し、洗浄水として再利用するシステムを搭載したコンテナ型トイレです。
バリアフリートイレと洋式トイレがそれぞれ1室あり、汲み取りなしで4,000回使用できるということです。
野球場北側のステーキハウス付近に設置し、平常時は公園利用者のトイレとして、災害時は防災用のトイレとして利用する考えです。
移動式のため、他の避難所や被災地支援にも活用できるということです。
今後は入札したのち、契約に関する議会の承認を得ることになっています。 -
伊那地域 前夜の大雨で土砂・浸水被害
1日の伊那地域は多いところで1時間に50ミリ以上の雨量を観測しました。
この大雨の影響で、土砂による被害などが出ています。
このうち、箕輪町木下の住宅では、雨による床下浸水が発生しました。
この影響で、蔵に保管していた米と野菜に被害が出たということです。
住民によりますと床下10センチまで水がきたということです。
箕輪町では、ほかに三日町保育園近くの竜東線で、斜面の土が道路に流れ込みました。
撤去作業は午後3時半現在も行われ、片側通行となっています。
伊那市では、山寺や上の原の住宅の敷地内に水が流れ込む被害があったということです。
また雷により市内のおよそ1,000戸で停電が発生しました。
現在は、全て復旧しているということです。
伊那市のまとめでは雨量はきのう午後7時から10時までに多いところで手良で85ミリ、長谷溝口で76ミリ、仙流荘付近で68ミリとなっています。
南箕輪村の南殿では、雨の影響で水路に土砂や流木がつまる被害が出ました。
重機を使って土砂などを撤去する作業が行われました。
長野地方気象台によりますと、南部では大気が不安定な状況が続くことから3日にかけ、多いところで1時間に40ミリの雨が降ると予想しています。
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信大農学部でキャンドルナイト
環境にやさしいミツロウで作られた、ろうそくの明かりを楽しむキャンドルナイトが1日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。
キャンドルナイトでは、生協前広場のテーブルに置かれたおよそ150個のろうそくに火が灯されました。
ろうそくは、環境にやさしいミツバチの巣のロウから作られています。
灯されたろうそくは、伊那市のオーガニック雑貨店、ワイルドツリーが扱っているキャンドルを購入しています。
ステージ発表では、信州大学の伊那軽音楽部とJAZZ研究会が演奏を行いました。
楽器や機材の電源には、太陽光エネルギーが活用されているということです。
飲食ブースも設けられ、訪れた人たちは、ろうそくが灯されたテーブルで鹿肉を使ったジビエカレーなどを味わっていました。
イベントは、参加者が環境問題について考える機会をつくろうと信大農学部の環境学生委員会が2011年から開いているものです。
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やり投げ倉田さんが日本選手権出場へ
伊那北高校出身で慶応義塾大学3年の倉田紗優加さんは来月東京都の国立競技場で開かれる第109回日本陸上競技選手権大会の女子やり投げに出場します。
30日は倉田さんと伊那北高校陸上部OB会薫友会の堀正秋会長が南箕輪村役場を訪れ藤城栄文村長に大会出場のあいさつをしました。
倉田さんは伊那北高校時代、インターハイ女子やり投げで優勝し、大学に進んでからは関東学生選手権で学生歴代5位の60メートル57を記録し2連覇を果たしたほか今月開かれた日本学生選手権で優勝しています。
関東学生選手権で標準記録を突破したことから来月の日本選手権出場が決まったもので今回が3度目の出場となります。
藤城村長と堀会長から激励金が渡されました。
第109回日本陸上競技選手権大会は来月4日から6日まで国立競技場で開かれます。 -
大芝高原プール跡地 ランバイクやマウンテンバイク体験会
南箕輪村の大芝高原のプール跡地で園児と小学生を対象にしたランバイクやマウンテンバイクの体験イベントが29日、行われました。
29日は、村内外からおよそ30人が参加しました。
大芝高原のプール跡地に設置されたコースを子どもたちはペダルの無いランバイクやマウンテンバイクで走っていました。
パンプトラックというコブが連続したコースでは苦戦しながら操作していました。
イベントは、大芝高原のプール跡地をスケートボードパークとして整備し、アクションスポーツの普及を目指すNPO法人sprocketが行っています。
ランバイクやヘルメットの貸し出しも行いました。
イベントは、来月27日と8月23日にも行われるということです。
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南小高橋さん バド全国へ
南箕輪村の南箕輪小学校2年の高橋宗佑さんは、8月に青森県で開かれるバドミントン シングルスの全国大会に出場します。
26日は高橋さんが役場を訪れ藤城栄文村長に大会出場を報告しました。
高橋さんは5月に伊那市で開かれた長野県大会の小学1・2年生の部で優勝し全国大会出場を決めました。
伊那市のクラブチーム南信ジュニアで週に5日間練習しているということです。
決勝戦では同じチームで練習しているライバルに2対1で勝利しました。
高橋さんが大会の目標や将来の夢を話しました。
全国大会は8月に青森県で開かれます。 -
南部小6年田辺さん ランバイクアジア大会で優勝
南箕輪村の南部小学校6年の田辺千豊さんは、5月に中国で開かれた、ペダルのない自転車「ランバイク」のアジア大会で優勝しました。
25日は、田辺千豊さんとその家族が役場を訪れ、藤城栄文村長に大会結果を報告しました。
田辺さんは、5月に中国上海で開かれた、ランバイク選手権アジア大会に日本代表として出場しました。
ランバイクは、ペダルのない自転車で、足で蹴って前に進みます。
田辺さんは、11歳までの12人が出場したオープンクラスにエントリーし、優勝しました。
コースは1周およそ300メートルで、1分程で走り抜けます。
持久力と瞬発力が必要な競技で、ランバイクの練習のほかに、陸上やバスケットボールなどで体力づくりをしているということです。
田辺さんは、今後8月に開かれるアジア選手権に挑戦するということです。
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中島選手 国際大学スポーツ連盟が主催する大会の日本代表に選出
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツに所属する中島健斗選手が、国際大学スポーツ連盟が主催する国際大会の日本代表に選ばれました。
中島選手は箕輪町のKOA株式会社で働きながら、VC長野のセッターとして活躍しています。
中島選手が選ばれたのは、国際大学スポーツ連盟が主催する、FISUワールドユニバーシティゲームズの日本代表です。
学生のためのオリンピックといわれ、大学または大学院に在学中、もしくは大会の前年に大学または大学院を卒業した人が対象です。
中島選手は2023年に開かれた大会でも代表に選ばれていて、その時は16チーム中11位でした。
今大会も同じコーチ陣で挑み、前回のリベンジをと声をかけられたということです。
大会は7月16日からドイツで開かれます。
16チームが出場し、4チームずつの予選を行います。
日本はチリ、チェコ、イランと予選を戦います。 -
上伊那一斉 道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部など関連団体による清掃活動「道路クリーン作戦」が17日、上伊那8市町村で一斉に行われました。
このうち南箕輪村では、建設業者や村の職員など42人が清掃活動を行いました。
道路クリーン作戦は1981年から毎年行われています。
夏の観光シーズンを前に道路をきれいにしようとこの時期に行われ、今年で44回目です。
今年は、上伊那の42路線、286キロの道路で作業を行いました。
南箕輪村では、可燃ごみ23袋、不燃ごみ5袋が回収されたということです。
上伊那全体では、可燃ごみ97袋、不燃ごみ78袋、空き缶22袋、ビン7.5袋の、合わせて
204.5袋が回収されました。
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パセリ農家の池田さん 収穫作業ピーク
南箕輪村久保のパセリ農家、池田政幸さんのハウスでは収獲作業が現在ピークを迎えています。
池田さんはハウス栽培を中心に、およそ2万株のパセリを栽培していて、現在収獲作業がピークを迎えています。
池田さんは元々、サラリーマンでしたが21年前に退職し、パセリ農家を始めました。
現在は妻の友子さんと両親、アルバイトの5人で作業を行っています。
きょうの伊那地域の最高気温は午後0時6分に31.2度を記録し真夏日となりました。
JA上伊那によりますと、長野県のパセリの出荷量は全国2位だということです。
上伊那では7軒のパセリ農家があり、池田さんが最も多く出荷しているということです。
池田さんのハウスでは例年8トンから10トンほどを収穫していますが、去年は気温が高い日が続いた影響で6トンほどに減りました。
今シーズンは土壌の改良を行ったことから、順調に生育しているということです。
池田さんのパセリは、東京、大阪、愛知の大都市圏を中心に出荷されています。
収穫作業は4月下旬から始まっていて11月上旬まで続くということです。
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宮坂組 南箕輪と箕輪に各100万円を寄付
南箕輪村の総合建設会社宮坂組は、本社がある南箕輪村と支店がある箕輪町にそれぞれ100万円を23日に寄付しました。
23日は、宮坂組の宮坂義広社長ら2人が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
宮坂組では、新型コロナの感染拡大が始まった2020年から毎年寄付を行っています。
宮坂社長は、「物価高騰の影響で困っている人のために役立ててほしい」と話していました。
宮坂組では、支店のある箕輪町にも100万円を23日に寄付しました。 -
方言紙芝居を披露
伊那市美篶青島の矢島信之さんは伊那谷の方言を題材にした紙芝居を南箕輪村公民館で19日披露しました。
紙芝居は南箕輪村公民館の高齢者学級で披露されました。
矢島さんは紙芝居で伊那地域の方言を紹介しました。
このうち「ハソンスル」という方言は一般的な使われ方とは反対の意味があると説明しました。
矢島さんは衣類を修繕するという意味の「ハソンスル」という方言は伊那市長谷や辰野町の一部地域で使われていると話していました。
高齢者学級には約30人が集まり方言を題材にした紙芝居を楽しんでいました。
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伊那谷の所蔵品 南箕輪村郷土館~釣手土器~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
11日は、南箕輪村郷土館です。
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JA上伊那年金友の会 マレットゴルフ大会
JA上伊那年金友の会のマレットゴルフ大会が南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場で18日に開かれました。
18日は、上伊那の各地区の予選を勝ち抜いた94人が36ホールをプレーしました。
マレットゴルフ大会は、JA上伊那で年金を受給する人たちでつくる、年金友の会が開いていて今回で27回目です。
参加者は「慣れないコースで難しいけれど、みんなで楽しめた」「マレットゴルフは、とてもいい運動になる」などと話していました。
大会の上位12人は、10月に上田市で開かれる県大会に出場することができます。
JA上伊那年金友の会では、会員の健康増進と親睦を深めるためにマレットゴルフ大会を開いています。
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伊那谷の現代作家6人の作品並ぶ
伊那地域で活躍している作家6人の作品が並ぶ「伊那谷現代作家六人展」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、作家6人の作品、51点が展示されています。
初日の14日は、参加した作家4人によるギャラリートークが行われました。
北原勝史さんは、伊那市高遠町在住です。
身の回りの植物や自身の娘をモチーフにした絵を描いています。
北原さんの作品「花咲く予感2024」です。
ロシアのウクライナ侵攻などの世界情勢から、創作活動を続けることに迷いを感じながらも「Stop War」という文字を作品に入れ自身の意思表示をしています。
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大芝高原で新商品 「シューパリジャン」販売開始
夏の観光シーズンを前に、南箕輪村の大芝高原味工房でジェラートを使った新商品の販売が16日からはじまりました。
16日から販売が始まった新商品「シューパリジャン」です。
アーモンドクッキーをのせて焼き上げたシュー生地に、お好みのジェラートを挟み、仕上げに特製の練乳をかけたものです。
価格は、1つ450円です。
本格的な夏の観光シーズンを迎えるのを前に、看板メニューのジェラートのさらなる消費拡大を図ろうと考案したものです。
表面はサクサク、中はもっちりとしたシュー生地とジェラートの相性が抜群だということです。
木曽から訪れたという家族連れが早速味わっていました。
味工房では、地元でとれたものを中心に旬の果物を使ったジェラートを、常時10種類以上販売しています。
新商品「シューパリジャン」は、通年販売となっています。 -
富県小2年生 上農生と交流会
伊那市の富県小学校の2年生は南箕輪村の上伊那農業高校で飼育している動物たちとのふれあいを通して、高校生と交流をしました。
16日は富県小の2年生18人が上農高校を訪れ、動物コースの3年生19人と交流をしました。
牛舎では、ブラッシングやエサをあげたりしました。
また、高校生からの提案で背中に乗る体験もしました。
交流会は、富県小の2年生が生活科の授業で、動物と触れ合いたいという希望から、上農高校と連絡を取り合い、開かれました。
上農高校では牛のほかに、豚やヤギも飼育していて、高校生が名前や年齢を紹介していました。
富県小では「普段、食卓に並ぶ肉も同じように育てられていることを知り、食べ物への感謝の気持ちを育んでほしい」と話していました。
30日にも交流会が開かれ、きょう疑問に思ったことを高校生に質問しながら、動物や食への理解を深めていくということです。 -
藤城村長 米の安定供給に向けJAと協議へ
南箕輪村の藤城栄文村長は、全国的な米の高騰や流通問題について、村内で安定的に購入できるようJAや関係機関と協議していきたい考えを示しました。
これは11日役場で開かれた村議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
議員は「村内の小売店でも米の価格が高騰し、販売量も制限されている」と話し安定供給に向けた政策を求めました。
藤城村長は「村の今年の米の作付面積は、国が示す目安の220ヘクタールに対し226ヘクタールと上回る見込みだ」と話し、「生産調整を行なわず、農家の計画を尊重したい」と答えました。
また、「収穫された米は農家が自宅で消費する分を除き多くがJAを通じて全国に出荷される。
村内で安定的に米が購入できるようJAなどと協議していきたい」と話しました。
長野県によりますと、上伊那の米の作付面積の目安は4,202ヘクタールで、伊那市や箕輪町でも国の目安を上回る見込みだという事です。
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南箕輪村南部保育園バラを使ったフラワーアレンジメント
南箕輪村の南部保育園でバラを使ったフラワーアレンジメントの体験が11日に行われました。
11日は、南部保育園の年長園児24人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
体験では園児がバラを3~4輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは箕輪町に本社がある葬儀社、(株)愛光典礼社です。
愛光典礼社が運営する神子柴の葬儀場、クリスタル愛光で4年前から17種類のバラを育てています。
11日に用意された花の一部にも育てたバラが使われています。
クリスタル愛光から近い南部保育園の園児に、小さいうちから花に触れてもらい感性を育んでほしいと去年から行っています。
11日に作った作品は、それぞれ家に持ち帰るということです。 -
保護司会 総理大臣メッセージ伝達
罪を犯した人の立ち直りを支える上伊那地区保護司会北部分区は総理大臣からのメッセージを南箕輪村の藤城栄文村長に10日に伝達しました。
この日は西藤丈司分区長ら3人が役場を訪れ、石破茂総理大臣からのメッセージを藤城村長に届けました。
メッセージでは犯罪や非行の防止と立ち直りについて理解を求めています。
7月は社会を明るくする運動の強化月間です。
7月5日(土)午後1時半からは村民センターで社会を明るくする運動・青少年健全育成推進上伊那北部地区大会が予定されています。
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田畑半沢でほたる祭り始まる
南箕輪村の「田畑半沢ほたるの里公園」で9日からほたる祭りが始まります。
公園では5月のおわりころからほたるが舞いはじめていて、8日夜も近くの人たちが訪れていました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は平成5年1993年に発足し、会員29人でゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
会では水路の清掃や周辺の草刈りなど祭りに備えて準備を進めてきました。
道路にはほたるにちなんだ俳句が書かれた行燈が設置され足元を照らします。
会では今年公園内にアヤメを植えることにしていて、去年植えたアジサイとともに花の咲く公園としても整備する計画です。
祭り期間中は公園沿いの道路が午後7時から午後9時30分まで通行止めとなります。
田畑半沢のほたる祭りは15日日曜日まで行われます。
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南箕輪村 広報紙のデジタル化へ
南箕輪村は毎月発行している広報紙について紙媒体での配布は残しつつデジタル化に取り組んでいく方針です。
これは9日役場で開かれた村議会全員協議会で説明されたものです。
村では広報紙デジタル化に関するアンケートを無作為に抽出した1,391人に行い617人から回答がありました。
その結果、デジタル化になった場合でも紙媒体の広報紙を読むと回答した人が両方で読むと回答した人も含めると63.8%になりました。
このことから村では紙媒体での配布は残しつつ広報紙のデジタル化を進めるとともに回覧板のデジタル化についても並行して取り組んでいきます。
村ではデジタル化により村民が必要なタイミングで必要な情報が伝わる広報を目指すとしています。 -
南信工科短大と電気通信大学 共同でソフトウェア開発
南箕輪村の南信工科短期大学校は、東京都の電気通信大学と共同で、加工効率を大幅に高められる新しいソフトウェアを開発しました。
9日は、南信工科短大でソフトウェア開発に関する記者会見が開かれました。
共同開発したのは、南信工科短大講師の岡本謙さんと、電気通信大学大学院教授の森重功一さんです。
2人は、標準的な形状の工具とは異なり、特殊な形状を持つ切削工具「異形工具」を使った加工を自在に行うことができる制御データ作成ソフトウェアを開発しました。
従来のソフトウェアでは、1つの異形工具に対し専用のソフトが必要でしたが、今回開発したものは、多種多様な工具を統一した手順で自動的に扱えるようになりました。
これにより、航空機の部品など複雑な形の加工が必要な分野で、スピードと品質の両立が期待できるということです。
また、加工面も滑らかな仕上がりになると話します。
共同開発では、森重さんのアイディアをもとに、岡本さんが実装できる形にしたものです。
現在、特許を出願中だということで、今後についてまずは地域の事業者向けに展開していきたいということです。
この技術は、南信工科短大のオープンキャンパスでも展示されることになっています。 -
信濃グランセローズ9年ぶり南箕輪村で試合
独立リーグの日本一を決める大会グランドチャンピオンシップ2024で初優勝した信濃グランセローズの公式戦が7日、9年ぶりに南箕輪村の大芝公園野球場で行われました。
9年ぶりに大芝公園野球場で開催された試合は、南箕輪村デーとして様々なイベントが行われました。
南箕輪村を拠点にする和太鼓チーム「鼓龍」の演奏や、上伊那を中心に活動するチアダンスチーム「M’s☆STARS」のパフォーマンスなどが行われました。
南箕輪村のイメージキャラクターのまっくんも応援に駆け付けました。
藤城栄文村長は「南箕輪村からもチームを盛り上げていきたい」と挨拶をしました。
始球式は、少年野球チーム南小ドラゴンズの大澤碧生さんが務めました。
グランセローズは去年の独立リーグ日本一を決める大会、グランドチャンピオンシップ2024で初優勝を果たしました。
公式戦は福島レッドホープスとの対戦で、伊那市出身の山田夢大選手が先発ピッチャーとしてマウンドに上がりました。
試合中はファンが声援を送っていました。
ズが福島レッドホープスに4対8で負けました。
7日の大芝公園野球場にはおよそ200人が来場したということです。