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南箕輪中3年生 ジュニアオリンピック出場
南箕輪中学校3年の浜丈地加くんが、神奈川県で開かれる全国大会、ジュニアオリンピック陸上競技大会の投てき競技に初出場する。
浜くんが20日、村役場を訪れ、唐木一直村長に出場あいさつをした。
浜くんは、中学生のやり投げ競技、ジャベリックスローに長野県代表として出場する。
7月に松本市で行われた選考会で、自己ベストの43メートル55センチを記録して優勝し、大会出場を決めた。
浜くんは、南箕輪中学校の陸上部で、砲丸投げを中心に投てき種目を練習しているという。
唐木村長は、「ベストを尽くして頑張って」と激励していた。
浜くんが出場するジュニアオリンピック陸上競技大会は23日から25日まで、神奈川県で行われる。 -
大芝高原総合利用計画答申
南箕輪村が策定している「信州大芝高原総合利用計画」の見直しを検討してきた村の審議会が21日、見直しの計画案を答申した。
審議会の伊藤幸雄会長が、唐木一直村長に答申書を手渡した。
大芝高原総合利用計画は、平成13年に策定されたもので、施設整備やリニューアル計画などを盛り込んでいる。
計画の見直しは、約2年間かけて行われた。
計画案では、新たにソフト事業計画が盛り込まれた。
主なものは▽森林セラピーロードの癒し効果の活用▽冬場の集客力強化▽通年営業となる味工房の集客力強化▽大芝ブランドの商品開発竏秩B
伊藤会長は、「今後はソフト事業に力を入れてほしい」と話した。
唐木村長は、「意見を十分尊重し、大芝高原の運営にあたりたい」と話していた。
村では今後、計画案を庁内で協議し決定するという。 -
南みのわフェア
南箕輪村の大芝高原味工房一帯で18日、収穫祭「南みのわフェア」が開かれた。
このイベントは、南箕輪村営農センターが、地元でとれた農産物のPRや販売促進を目的に開いた。
昨年までは、大芝高原の屋内運動場で行っていたが、今年は味工房がリニューアルされ、駐車場が広くなり、初めて屋外での開催となった。
会場では、朝収穫したセロリや山ゴボウ、ネギ、カーネーションなどが並べられ、市場の1割縲・割程度安く売られていた。
また、500円でリンゴやナシをビニール袋に詰め放題できるコーナーでは、手に取り、色や形など選びながら袋に入れていた。
この日は、リンゴとナシ合わせて1200キロ用意されたが、イベント終了1時間前には全て完売したという。
関係者は、「台風に負けず収穫できたリンゴとナシ。多くの人に食べてもらいたい」と話していた。 -
新型インフルエンザで学級閉鎖広がる
伊那市と南箕輪村の小中学校9校と市内の保育園で、新型インフルエンザへの感染とみられる児童らが規定数を超えたため、学年・学級閉鎖、休園の措置がとられている。
学年閉鎖になるのは、長谷小学校の5年生全1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は14人中4人で、学年閉鎖期間は19日から23日まで。
高遠小学校は、6年生全2クラス。児童数は52人中6人で、期間は19日から24日まで。
学級閉鎖になっているのは、伊那東小学校の6年生4クラスのうち1クラス。児童数は31人中4人で、学級閉鎖期間は19日から23日まで。
美篶小学校は、3年生2クラスのうち1クラス。児童数は28人中5人で、期間は19日から23日まで。
伊那小学校は、3年生4クラスのうち1クラス。児童数は29人中6人で、期間は20日から23日まで。
東部中学校は、2年生7クラスのうち2クラス。生徒数は77人中8人で、期間は19日から23日まで。
西箕輪中学校は、1年生2クラスのうち1クラス。生徒数は31人中6人で、期間は20日から23日まで。
南箕輪小学校は、5年生4クラスのうち1クラス。児童数は32人中4人で、期間は19日から23日まで。
南箕輪中学校は、3年生4クラスのうち1クラス。生徒数は37人中8人で、期間は19日から23日まで。
伊那市の手良保育園は、全園児対象に休園となる。期間は20日から25日まで。ただし、家庭で保育ができない家庭では、手良保育園で緊急保育を実施する。 -
上農生が農業鑑定競技全国大会で優秀賞受賞
上伊那農業高校の3年生6人が茨城県で開かれた農業鑑定競技の全国大会で優秀賞を受賞した。
16日、青木正幸校長から生徒たちに賞状が伝達された。
農業鑑定競技は、全国の農業高校が参加する農業クラブ全国大会の審査部門の一つで、農業に関する機械や生産物からさまざまな情報を読み取ったり計算したりして得点を競う。
競技は、農業や演芸、畜産など9つの区分があり、上伊那農業高校から選抜されて出場した8人のうち6人が優秀賞に入賞した。
8人中6人の入賞は、県下でも優秀な成績だという。
6人は、岩波葵さん、千葉浩代さん、宮崎桂吾君、唐木健太朗君、宮下竣君、田本光君で全員が3年生。
6人は、競技会に向けて、夏休み前から学校の授業に加え、インターネットや先輩のノートで勉強してきたという。
今回の優秀賞受賞で生徒たちは、「努力すれば結果がでることを実感できた」「努力してとれた賞なので、仕事に就いてからの励みになる」などと将来への自信につながったようだ。
競技会には、千人以上が参加し、上位3分の1が入賞を果たした。 -
有賀殿夫さんが村に絵画寄贈
南箕輪村南殿の日本画家、有賀殿夫さんは14日、村役場に自筆の絵画を寄贈した。
贈られた絵画は、役場南側にある殿村八幡宮の雪化粧した様子を描いている。
元役場職員だった有賀さんは、これまでにも10枚以上を村内の施設に寄贈している。
今回の絵は、役場入り口正面に飾られた。
唐木一直村長は、「庁舎内で絵を見ていただき、外に出て実物も眺めていただける」と喜んでいた。
有賀さんは、在職中に役場の窓から見た風景を絵にしたということで、「いつかは村に贈りたい作品だった」と話していた。 -
南箕輪中学校で落穂拾い
南箕輪中学校の伝統行事、落穂拾いが16日、村内の田んぼで行われた。
同校の落穂拾いは、午後の授業時間を使って、全校生徒483人が地区ごとに分かれ一斉に行う。
一粒一粒のお米を大切にして食べ物の大切さを学ぼうというものだ。
以前は、自分たちの学校のために行っていたが、平成6年からは、生徒の発案により食糧難の国に支援米として送られるようになった。
昨年は、集められた237.7キロをJAを通じて西アフリカのマリ共和国に送った。
広大な田園地帯が広がる役場西側の田んぼでは、下を向きながら落穂を拾う生徒たちの姿があった。
ある男子生徒は、「自分たちが拾った米が、誰かの役に立つことはうれしいしやりがいがある」と話していた。
生徒たちは、今年も1人1キロ、全体で380キロを目標に買い物袋に落穂を入れていた。 -
青色防犯パトロール隊出発式
全国地域安全運動の一環で、青色防犯パトロール隊出発式が13日、南箕輪村役場で行われた。
全国地域安全運動期間中は、犯罪を減らすため、防犯ボランティアと警察が連携して啓発活動などに取り組む。
出発式で伊那警察署の依田公雄署長は、「犯罪が増えている。自分の財産は自分で守る意識を持ってほしい」とあいさつした。
式が終わると、青色回転灯を装着したパトロール車両やパトカーおよそ20台が役場駐車場を出発し、南箕輪村久保のパチンコミノワまでパレードして防犯を呼びかけた。
伊那警察署管内では今年、車上ねらいや自転車盗が増えている。特に南箕輪村では去年と比べ犯罪件数が3割増えているという。 -
南箕輪村自然環境調査報告書完成
南箕輪村が昨年度から行なっていた自然環境調査がこのほどまとまり、14日、唐木一直村長に報告書が提出された。
調査を委託されていた自然環境調査の会の征矢哲雄会長が役場を訪れ、唐木村長に報告書を手渡した。
南箕輪村は、昨年度を環境元年と位置づけ、約30年ぶりに村の自然環境調査を計画。委託された調査の会では、1年半にわたる調査結果を地形地質、水質、動物、野鳥、植物の5つの分野別に240ページにまとめた。
調査の結果▽大泉川で数万年前の土石流跡の地層がわかる崖が新たに見つかったこと▽オオムラサキ、ヒメギフチョウが絶滅の危機に瀕していること▽大芝高原では、松くい虫を運ぶカミキリが一匹も見当たらなかったこと▽トノサマガエルが少なくなってきていること▽塩ノ井の栃ヶ洞では、ホタルの生息が確認され、水環境の良さが引き続き維持されていること竏窒ネどが報告されている。
征矢会長は、唐木村長に対し、今後も調査を継続し、実態を常に把握することや、村全体をビオトープと考え自然緑地の保全と再生に努めることなどを要望した。
唐木村長は、「村の自然を村民みんなで守りながら次の世代に渡していきたい」と話した。
村では、この報告書に基づいた調査報告会を来年2月に計画していて、村の自然環境の実態を広く住民に周知していきたい考え。 -
新型インフルエンザで南箕輪小学級閉鎖
南箕輪村の南箕輪小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる児童が規定数を超えたため、14日から学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になっているのは、南箕輪小学校の1年生4クラスのうち1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は29人中3人で、学級閉鎖期間は14日から20日まで。 -
エコブルームが老人ホームで演奏
8月に南箕輪村で開かれた子ども地球サミットのバックバンドを務めた「エコブルーム」のメンバーが10日、ピアノとサックスのコンサートを南箕輪老人ホームで開いた。
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南箕輪村で有志がヨガサークル立ち上げ
南箕輪村公民館のヨガ講座受講生有志が、ヨガサークルを立ち上げた。
7日は、サークルとして初めての教室が南箕輪村公民館で開かれ、希望した10人ほどが体を動かした。
参加したのは、村公民館のヨガ講座受講生の有志で、8月に講座が終了したがまだまだ続けたい竏窒ニ、サークルとして活動を始めた。
講師の中川俊子さん指導のもと、ゆったりした音楽が流れる中で手足を動かしていた。
サークルは、毎週水曜日の午後2時から1時間30分で、受講料は1カ月3千円。
老若男女誰でも自分のペースで始められ、無料体験も歓迎という。 -
上農生がドライフラワー作り
18日に開かれる文化祭に向け、南箕輪村の上農高校の生徒たちが、ドライフラワー作りに励んでいる。
ドライフラワー作りをしているのは、園芸科学科の3年生。
7日はおよそ10人が集まり、上農高校の文化祭「上農祭」で販売するドライフラワーを制作した。
花は園芸科学科の鑑賞植物コースの生徒たちが育てたもので、カーネーションやトルコギキョウなど、さまざま。
乾燥剤とともに小瓶に入れ、1週間ほどするとドライフラワーになる。
作業は7月末から行っていて、すでに200個以上が出来上がっているという。
上農祭の一般公開日は18日(日)で、ドライフラワーは70円から100円程で販売する予定。
当日はこのほかにも生徒たちが育てた野菜や加工したジャムなどが販売される。 -
台風18号 8日に最接近
非常に強い台風18号は、8日上伊那地域に最も接近する見込みとなっている。
果樹など実りの時期だけに、JAでは、農家に対し出来る限りの対応をとるよう呼びかけた。
伊那市西箕輪羽広のりんご畑では、農家が収穫に追われていた。
重盛正さんは、2ヘクタールでフジなどのリンゴを栽培している。
信濃スイートは、若干早めだが、被害にあう前に収穫を急いでいた。
りんごオーナーもいるフジは、収穫には早すぎ、今収穫してもジュースにもならないため、あきらめた。
重盛さんの畑の半分はフジで、「台風相手ではしょうがない」と話していた。
長野地方気象台によると、台風18号は、このまま北上を続けた場合、県内を通過する可能性が高いとみていて、時間は、午前6時から正午にかけてという。
気象台では、秋雨前線も活発化するため、雨にも十分な警戒が必要と注意を呼びかけている。
なおJR飯田線は、8日の始発から安全の確保が確認されるまで運転を見合わせることにしている。
伊那バスでは、通常運行を予定しているが、状況により対応を検討するという。
また伊那市は、台風の接近に伴い、8日は市内の全保育園を休園する。
箕輪町と南箕輪村は休園しないが、安全確保のため、なるべく登園しないよう呼びかけている。
また、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校、高校は、すべて休みとなっている。 -
大芝イルミネーションフェスティバル開幕
南箕輪村の大芝高原を様々な電飾で彩るイルミネーションフェスティバルが3日、開幕し、多くの人で賑わっている。
同イベントは地域活性化や交流の場づくりとして開かれているもので、今年で4回目。電飾は昨年より100基多い、330基となっている。
開幕して初めての日曜日となる4日も、多くの人が訪れ、50万個の電球が作りだす幻想的な雰囲気を楽しんでいた。
今では県内外から約10万人以上がこのイベントを訪れるが、自立を選んだ南箕輪村の元気をPRしよう竏窒ニ、始まった4年前の開始当初は、今年の5分の1、70基の電飾からスタートした。
4年間イベント運営に携わり、実行委員長の有賀章治さんは「最初の年は人が来るか不安だったが、地域のイベントとして定着してきた」と話し、笑顔を見せた。
11日と17日にはフルートやピアノ、シンセサイザーなどのコンサートを予定している。また、味工房では期間中の週末、午後9時まで営業時間を延長。イベントを盛り上げる。
フェスティバルは、24日まで。期間中は、午後5時半から午後10時まで点灯される。 -
伊那技専短期過程後期入校式
南箕輪村の伊那技術専門校で2日、半年間の後期短期過程で学ぶ23人の入校式が行われた。
入校したのは、機械科11人、パソコン活用科12人の23人。
機械科は10人の定員に対し20人が、パソコン活用科は10人の定員に対し29人が応募していて、厳しい経済状況を反映している。
適正検査と面接で23人に絞られ、入校した人は10代から50代の平均年齢33.8歳。全員が来年の再就職を目指している。
遠藤昌之校長は、「目標をもってチャレンジしてほしい。来年の3月には、再就職できるよう期待している」と式辞を述べた。
入校生を代表して機械科の唐沢晋一さんは、「技能と知識を身につけ、社会で活躍できる技能者となるよう努力したい」と抱負を述べた。
機械科、パソコン活用科ともに、企業で即戦力となるよう実践的なスキルを身につけるカリキュラムが組まれている。 -
農業用施設探検隊
小学生が見学南箕輪村の南部小学校の4年生は1日、上伊那にある農業用施設などを巡り、地域の歴史に理解を深めた。
南部小の4年生26人が、バスで上伊那各地の施設を巡った。
「農業用水探検隊」と名付けられたこの事業は、長野県のゼロ予算事業の一環で上伊那地方事務所が行っていて、今年で3年目。
子ども達は、伊那市大萱の揚水機場や羽広の貯水地などを見学した。
伊那西部農業施設は、天竜川の水をポンプを使って南箕輪村の田畑、伊那市の大萱を経由し、西箕輪の羽広まであげるためのもの。
主に畑作に利用されていて、昭和47年から16年間にわたり整備された。
子ども達は、貯水池を覗き込んで、その深さに驚いていた。
上伊那地方事務所では、「伊那西部はダムや大きな川など安定した水の供給がなく、農業の水を確保するために大変な努力をしてきた。当時の人たちの思いを感じてもらえたらうれしい」と話していた。 -
新型インフルエンザ対策
公共の宿が勉強会新型インフルエンザなどの感染防止対策を学ぼうと、上伊那にある公共の宿の勉強会が30日、南箕輪村の研修センターで開かれた。
勉強会には上伊那の公共の宿など12施設から従業員約40人が参加した。
伊那保健福祉事務所食品生活衛生課の中村安満課長が新型インフルエンザなどへの感染防止対策について話した。
施設内の対応として、ウイルス除去のため掃除や消毒をすることなどを挙げていた。
中村課長は、「新型インフルエンザの感染は10月にピークを迎えると言われています。宿泊施設での感染拡大を防ぐために、感染防止対策のマニュアルをしっかり作ってください」と話していた。
勉強会に参加した施設長の一人は、「感染者が出た場合に適切な処置ができるように対応したい」と話していた。 -
南箕輪村死亡事故ゼロ1000日達成
南箕輪村は、平成18年12月に交通死亡事故が発生して以来、千日間死亡事故ゼロを達成した。
29日は、伊那合同庁舎で表彰式が行われ、宮坂正巳上伊那地方事務所長から、南箕輪村の唐木一直村長に賞状が送られた。
南箕輪村が死亡事故ゼロ千日を達成したのは9月11日で、平成16年8月以来5年ぶり。
表彰を受け唐木村長は、「今年は交通事故が増えている。表彰を機に、さらに死亡事故ゼロを継続できるよう努力していきたい」と話していた。
なお、死亡事故ゼロの継続日数は、昨日現在で伊那市が47日、箕輪町は1111日、南箕輪村は1017日となっている。 -
大芝イルミフェス準備始まる
今年で4年目を迎える南箕輪村の大芝高原イルミネーションフェスティバルの準備が25日、始まった。
この日は南箕輪小学校の1年から6年までが制作した飾りを会場に運び込み、設置作業を実施。実行委員会や信州大学農学部の学生ボランティアが飾りつけや駐車場の案内看板を設置した。
今後は参加企業などが高原内に飾り付けをし、10月3日のオープンに間に合わせる。
今年は県の補助も受け、昨年の220基30万球を大幅に上回る330基50万球が飾られることになっており、過去最大の規模になる。
今年の大芝高原イルミネーションフェスティバルは10月3日から24日まで、午後5時30分から10時まで点灯が行なわれる。 -
信大農学部AFC祭
南箕輪村の信州大学農学部で、付属農場を開放する「第8回AFC祭」が23日開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。
AFC祭は、大学の地域貢献活動として行われていて、今年で8回目。
サホークと触れ合うコーナーでは、子どもたちがおっかなびっくり羊の毛をなでていた。
そして今回は、初めて毛刈りの実演が行われた。
竹田謙一准教授がフサフサのサホークを連れてくると人だかりができた。
本来は4月に刈るが、刈り遅れた羊がいたため、この日にあわせて公開された。
周囲を取り囲んだ家族連れたちは、バリカンで器用に刈り上げていく、めったに目にすることの出来ない毛刈りの実演を興味深そうに見つめていた。
約20分でサホークは一回り小さい体に。刈り取ったまさに100%ウールは、4キロにのぼった。
この羊毛は、子どものぬいぐるみにしたいという来場者にプレゼントされたという。 -
21日の敬老の日を前に、各地で長寿者訪問
21日の敬老の日を前に、各地で長寿者訪問が行われています。
伊那市では19日、小坂樫男市長らが、市内に住む99歳以上のお年寄りのもとを訪れた。
そのうち、高遠町に住む102歳の小松きよ江さんには、伊那市出身の肖像画家・三浦輝峰さんが描いた肖像画が小坂市長から送られた。
現在伊那市には、99歳が30人、100歳が8人、101歳以上が33人いて、最高年齢者は105歳。
9月1日現在、全人口に占める65歳以上の人口は25.51%となっていて、100歳以上の人が毎年ふえているという。 -
えごまクッキー販売
エゴマの栽培に取り組んでいるグループ「えごま・ごまプロジェクト」は、新たに、えごまを使ったクッキーの販売をする。
販売されるのは、エゴマを生地に加えたエゴマクッキー。種類は、プレーンと抹茶味の2種類。
グループでは、エゴマの実や油を販売してきましたが、よりエゴマに親しんでもらおうと、クッキーを販売することにした。
クッキーの開発と製造は、試作段階でもあり、少数生産にも対応してくれる伊那市西箕輪の知的障害者通所授産施設、アンサンブル伊那に依頼した。
アンサンブル伊那では、喫茶店の営業を行っていて、年間を通じて18種類のクッキーを作り販売をしている。
普段から、商品には自信を持って出荷しているということだが、外部から開発や製造の依頼が来たことで、利用者の新たな自信につながったという。
このエゴマクッキーは南箕輪村の日帰り入浴施設大芝の湯や大芝荘で、14枚入り500円で売られている。 -
国体出場選手激励会
国体出場選手激励会今月末に新潟県で開かれる第64回国民体育大会の本大会に出場する伊那市出身の選手を激励する壮行会が17日夜、伊那市役所で開かれた。
陸上やバスケットボール、セーリングなどの競技に出場する選手4人が集まり、今回新たに作成したいーなちゃんの応援旗の前で、大会に向けての抱負などを語った。
陸上走り幅跳びに出場する伊那中学校3年の宮澤拓人君は、「強い気持ちで臨み、自分の最高の記録を出せるよう頑張りたい」と話した。
また、陸上棒高跳びに出場する高遠高校3年の松澤ジアン成治君は、「お世話になった顧問の先生への感謝の気持ちを込めて良い結果を残したい」と話した。
バスケットボールで出場するJA上伊那の田中愛さんは「本国体は今回が初めて。一戦一戦を大切にして、一つでも多く勝てるよう頑張りたい」と話した。
セーリングで出場する井上瑶さんは、「強化合宿で鍛えた成果を出して、優勝を目指して頑張りたい」と話した。
そのほか、新体操で伊那西高校1年の原未那美さん、ソフトテニスで上伊那農業高校3年の小松一輝君、馬術で北原装蹄所の北原衛さんが、それぞれ出場する。 -
伊那技専短期修了式
南箕輪村にある県伊那技術専門校は18日、短期課程前期の修了式を行った。経済状況を反映して、修了生の内定状況は厳しいものとなっている。
今年4月から半年間の過程を終了した機械科11人、パソコン活用科13人の生徒が修了式を迎えた。
機械科では、金属を削る切削加工など、製造業の現場と同じ工作機械を使用して、ものづくりの実践的な技術技能について学んできた。
11人の内訳は18歳から39歳まで、平均年齢は25.3歳となっていて、1人が内定を決めている。
伊那技専によると、機械科は昨年度の後期修了生までほぼ100%の内定率を誇っていた。
11人のうち1人が内定という今回の数字は、過去にない厳しさだという。
パソコン活用科は、今年度創設されたコースで、1期生となる13人の内訳は28歳から68歳まで、平均年齢は42.3歳で、4人が内定を決めている。
式の中で遠藤昌之校長は、「きわめて厳しい状況だが、自分を活かすチャンスと前向きにとらえ、修了をスタートに社会で活躍してほしい」と式辞を述べた。
パソコン活用科を修了した小山聖子さんは「ここで学んだ技能を社会で活かしていきたい」と答辞を述べた。
伊那技専によると、景気悪化を反映して、10月から始まる後期過程にも定員の2倍以上の入校希望者があり、年齢層も幅広くなっているという。
伊那技術専門校では、ハローワークなどと協力しながら、修了生の就職活動をサポートしていきたい竏窒ニしている。 -
南箕輪村まっくんファーム コンバイン入魂式
集落営農組織の南箕輪村まっくんファームは17日、コンバイン入魂式を行った。
現在、10台のコンバインが稼働していて、今回、そのうちの1台を老朽化に伴い更新した。
購入金額は約860万円で、そのうち500万円を国と村の補助で賄っている。
倉田庄衛組合長は、「コンバインの更新ができたので、今年も頑張っていただきたい」とあいさつした。
まっくんファームでは、村内の田んぼ約140ヘクタールで稲刈りを行う計画で、今月20日から作業が始まるという。 -
地価公表 下落幅拡大
長野県は17日、7月1日現在の県内の地価を発表した。県全体の住宅地は13年連続、商業地は17年連続の下落で、下落幅が拡大した。
地価は、県内80市町村424地点に基準地を設け、県が毎年調査を行っている。
住宅地では、伊那市前原の伊那中央清掃センター付近が前年の2万900円から2万円と4.3%のマイナスなど、伊那市は平均2.7%のマイナス、箕輪町では平均3.0%のマイナス、南箕輪村では平均1.8%のマイナスと、いずれも昨年より下落幅が拡大している。
住宅地の県平均は3.0%のマイナスとなっていて、13年連続の下落で、下落幅が拡大した。
商業地では、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫付近が6万4200円から6万700円と5.5%のマイナス、伊那市下新田の伊那市役所付近が5万2900円から5万円と5.5%のマイナスなど、伊那市は平均で5.5%のマイナス、箕輪町は5.5%のマイナス、南箕輪村は5.2%のマイナスとなっていて、いずれも、前年より下落幅が拡大している。
なお、商業地の県平均はマイナス4.2%で、17年連続の下落となり、下落幅も拡大している。
県によると、地価は林地を除く全ての調査地点で下落している。 -
早起野球県大会 10月南箕輪村で開催
10月24日に南箕輪村で早起き野球の県大会が開かれる。
15日、主催する県早起き野球一番鶏の会のメンバー5人が南箕輪村役場を訪れた。
県早起き野球一番鶏の会は、早起き野球の現役を引退したOBでつくる会で、県内各地に支部があり毎年各地で県大会を開くなどの活動を行っている。
大会は、10月24日に大芝野球場で行われ、県内4地区から6チームが出場する予定。
唐木村長は、「村としても出来る限りの協力をしたい」と話していた。
会では、大会を通して早起き野球の人口を増やしていきたい竏窒ニしている。 -
南箕輪小運動会
土曜日の大雨で翌日に延期となった小学校の運動会が、13日、各地で行われました。
このうち南箕輪小学校でも12日に予定されていた運動会が13日行われました。
全校児童755人が、紅組、白組に分かれ、短距離走や大玉ころがし、綱引きなど23の競技を行いました。
会場からは、家族や児童の大きな声援が送られていた。
運動会は、競技の他に、学年ごとに踊りや組体操などの発表も行われ、初めて運動会に参加する1年生は、「このゆびとまれ」という曲に合わせてダンスを発表した。
練習は、2週間ほど、体育の時間を使って行ってきたということで、元気に、息の合った踊りを披露していた。 -
伊那カヌークラブ 無料体験教室
南箕輪村大芝高原の村民プールで13日、伊那カヌークラブによる無料体験教室が開かれた。
13日は、県外からも観光客などが訪れ、家族でカヌーを楽しんだ。
教室は、伊那市を中心とした20代から40代のメンバー20人でつくる伊那カヌークラブが、今回初めて開いたもの。
クラブは普段、天竜川や箕輪ダムで練習をしているが、今年は、水がきれいで流れがないところで、回転や方向転換の練習をしようと初めてプールを1カ月間借りて練習をしている。
無料体験教室は、この機会に親子連れなどにカヌーを体験してもらおうと企画された。
伊那カヌークラブの早川 清志会長は、「多くの人にカヌーの楽しさを知ってもらいたい」と話していた。