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上伊那広域連合第6次広域計画案 答申
上伊那広域連合第6次広域計画策定委員会は来年度から5年間の広域計画案について上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に23日、答申しました。
策定委員会の上原三知委員長と長尾久美子副委員長が市役所を訪れ
第6次広域計画案について上伊那広域連合長の白鳥市長に答申書を手渡しました。
第6次広域計画案には医療体制の整備や幹線道路網の構想など15項目が挙げられています。
第6次広域計画案は来月開かれる上伊那広域連合議会に提出されます。
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信州フラワーショー あすまで
県内各地から冬を代表する花が集まる信州フラワーショーウインターセレクションが伊那市のJA南信会館で23日と24日の2日間開かれています。
フラワーショーにはアルストロメリアやアネモネなど335点が出品されました。
信州フラワーショーはJA全農長野などが生産者の技術向上を目的に、夏と冬に開いているものです。
この日は品評会も行われ、最高賞の農林水産大臣賞には、飯島町の有賀美和さんのアルストロメリアが選ばれました。
フラワーショーは24日も行われます。
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第21回上伊那書道協会新春役員展
第21回上伊那書道協会新春役員展が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで24日から開かれます。
上伊那書道協会の役員は、毎年1年の始まりに書道展を開いていて今年で21回目です。
会場には、正月や春にちなんだ作品22点が並んでいます。
中には、今年の干支「巳」をテーマにそれぞれがハガキ大の紙に書いた合同作品も展示しています。
第21回上伊那書道協会新春役員展は24日(金)から26日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
入場は無料となっています。 -
農業女子 妄想を語り合う
上伊那の農業に携わっている女性がやりたいことなどを語り合うイベントが、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで21日に開かれました。
このイベントは、上伊那の専業農家や兼業農家、農業に興味のある女性で作る、伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会が開いたものです。
この日は20代から50代の会員およそ30人が参加しました。
イベントでは、それぞれが今後やりたいことなど自分の妄想を紙に書いて発表していました。
伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会では毎年この時期に、農業に関する集会を開いています。
イベントではほかに、信州大学農学部の小林みずき助教が「妄想の具現化に向けた農業経営」と題し講演しました。
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大学入学共通テスト始まる
大学入学共通テストが18日と19日の2日間の日程で全国一斉に始まりました。
県内の試験会場では、午後4時現在トラブルはなく順調に進んでいるということです。
県内には14の試験会場があり、上伊那では駒ヶ根市の長野県看護大学と南箕輪村の信州大学農学部の2か所で行われています。
県全体の志願者数は8,536人で、上伊那の2つの会場では合わせて793人となっています。
1日目の18日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験が行われ、午後4時現在トラブルの報告はなく順調に進んでいるということです。
19日の2日目は理科、数学、情報の試験が行われます。
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月に1回フィンランドを身近に
月に1回、フィンランドを身近に感じてもらうイベントが、伊那市の市民の森で18日に開かれました。
伊那市では、フィンランド連携を推進する中で、去年から「月1モイmoi」というイベントを開いています。
モイモイとは、フィンランドで「おはよう」「こんにちは」など挨拶の時に使う言葉です。
18日は市内外からおよそ20人が参加し、たき火を囲み暖まりました。
参加者はマシュマロを焼いたりして楽しんでいました。
フィンランドの子どもたちは氷点下20度でも外で遊ぶということで、暖かくなる遊びを参加者で考えました。
フィンランド発祥のスポーツ、モルックのピンを使った丸太レースが行われました。
次回の月1モイmoiは、来月15日(土)に、伊那小学校の児童とフィンランドの菓子作りを行う予定です。
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上伊那岳風会 中学校で詩吟の授業
上伊那の詩吟愛好者でつくる上伊那岳風会の詩吟体験授業が、箕輪町の箕輪中学校で16日に行われました。
詩吟体験は、2年生の漢詩の授業で行われました。
上伊那岳風会の松田岳峰副会長ら3人が講師を務め、中国唐の時代を代表する詩人、孟浩然の漢詩『春暁』を吟じました。
詩吟は独特の節をつけるため、生徒は、音階を表した記号や息継ぎをする場所が書かれた紙を見ながらよんでいました。
松田さんは、「姿勢を正し、おなかから声を出してください」とアドバイスしました。
上伊那岳風会では、詩吟に興味を持ってもらおうと、2018年から上伊那の中学校で授業を行っています。
箕輪中学校では、今年度2年生全員が体験し、この日が最終日となりました。
上伊那岳風会では、「今後も詩吟の楽しさを伝える活動をしていきたい」と話していました。
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伊那市在住下平将矢さんの色鉛筆画展
伊那市在住の下平将矢さんの個展、「第6回ショウヤ色鉛筆画展」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、およそ100点の作品が展示されています。
作品は、全て油性色鉛筆で描かれています。
下平将矢さんは、趣味で絵を描いているうちに、たくさんの人に見てもらいたいと思い、展示が出来る会場を探しはじめたということです。
2022年に初めて個展を開き、今回で6回目です。
伊那市の街並みを描いた作品もあります。
下平さんは「たくさんの人に作品を見てもらいたい、今後は、大きい規模の展示会を開きたい。」と話していました。
下平さんの個展、第6回ショウヤ色鉛筆画展は24日(金)まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
新型コロナ週報 上伊那159人
15日発表の新型コロナウイルス感染症の6日から12日の週報です。
上伊那は159人、全県は950人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり10.80人です。 -
上伊那美術部合同展 過去最多7校から出展
上伊那の中学校の美術部生徒の作品が並ぶ「第6回上伊那美術部合同展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には過去最多の7つの中学校の美術部の生徒155人の作品が展示されています。
作品ジャンルは水彩や鉛筆画、アクリル画など様々で324点が飾られています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは伊那市の伊那中学校、春富中学校、東部中学校、箕輪町の箕輪中学校が参加しています。
作品展は各校の中学生に交流してもらおうと始まったもので、毎年この時期に開かれていて今年で6回目です。
関係者は「今の中学生の感性を作品から感じてもらいたい」と話していました。
第6回上伊那美術部合同展は19日(日)までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
信州ねんりんピック「長野県シニア作品展」入賞者表彰式
信州ねんりんピック「長野県シニア作品展」の入賞者の表彰式が9日に伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
県長寿社会開発センターの井出毅伊那支部長から入賞者に表彰状が手渡されました。
放送エリア内からは、手工芸の部で南箕輪村の堀喜夫さんが奨励賞を受賞しました。
現在75歳の堀さんは切り絵を始めて15年になります。
古民家の風景を残していきたいという思いからそれを題材に切り絵を続けているということです。
上伊那地域からはほかに3人が入賞しています。
今年度の信州ねんりんピック「長野県シニア作品展」には、6部門に191点の応募がありました。
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新型コロナ週報 上伊那59人感染確認
9日発表の新型コロナウイルス感染症の去年12月30日から1月5日の週報です。
上伊那は59人、全県は703人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり10.82人です。
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上伊那広域消防 職員意見発表会
消防署の若手職員が業務の改善点を提案する意見発表会が、伊那市の上伊那広域消防本部で8日に開かれました。
意見発表会は、おおむね5年目までの若手職員が、日ごろの業務で感じた課題や改善点を発表するものです。
今年は職員3人が事故防止や救急車両の走行環境をテーマに発表し、広域連合や広域消防本部の幹部が審査員を務めました。
最優秀賞には、辰野消防署の北村圭吾さんが選ばれました。
北村さんは、ヒューマンエラーによって発生する事故を未然に防ぐ対策として航空業界で生まれた安全管理システム「CRM」の導入を提案しました。
北村さんは「コミュニケーションや状況確認、意思決定などを徹底することで、ヒューマンエラーによる事故の要因を早期に見つけ出し、リスクを減らす事ができる」と説明し、「気になった事を声に出せる環境や、傍観者にならないチームづくりが大切だ」と発表しました。
北村さんは2月に中野市で開かれる県の発表会に出場します。
また、優秀賞には高遠消防署の伊藤巧さんと伊那消防署の深澤翼さんが受賞しました。
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みはらしファーム いちご狩りスタート
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームのいちご園で、いちご狩りが2日にスタートしました。
初日の2日は、年始にも関わらず多くの親子連れなどがいちご狩りを楽しんでいました。
いちご狩りは50分食べ放題で小学生以上が2,100円、小学生未満が1,400円です。
いちご園では、17棟のハウスで3種類のいちご、約15万株を育てています。
今年は暖冬の影響でいちごの数が少ないということですが、甘く育ったということです。
初日のきょうは、100組500人が訪れたということです。
羽広いちご生産組合では「年始のオープンに向けて育てたいちごをおなか一杯食べてほしい」と話していました。
みはらしファームのいちご狩りは5月31日までを予定しています。
※要予約 電話74-7430
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高校入試 第2回予定数発表
長野県教育委員会は、令和7年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめきょう発表しました。
辰野普通は、前期59人、後期87人です。
商業は、前期26人、後期28人です。 -
市街地で雪がうっすらと積もる
6日の伊那地域は、南岸低気圧の影響で昼前から昼過ぎにかけて雪が降り、市街地ではうっすらと積もっていました。
長野地方気象台によりますと、今週1週間は、概ね晴れか曇りの予報となっていますが、気温は今週末は平年より最低気温が3度から5度ほど低くなる予想となっています。 -
VC長野試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの29日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで東京グレートベアーズと対戦しセットカウント0対3で敗れました。
次は来年1月4日にアウェーでウルフドックス名古屋と対戦します。
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西春近南小6年地域住民を招いて交流会
伊那市の西春近南小学校の6年生は総合学習の一環として、地域の人たちとの交流会を23日、学校で開きました。
23日は、西春近南小6年の児童16人が地域の人たち、およそ30人を招待して、お年寄りでも楽しめるスポーツ、ボッチャとモルックをしました。
西春近南小の6年生は、地域貢献をテーマに総合学習を行っています。
今年の夏に地域の人たちにアンケートを行った結果、「児童たちとの交流の場があると嬉しい」との意見が多かったことから、この交流会えを開きました。
11月にも開かれていて、今回で2回目です。
児童たちは、前回の反省を生かして、交流会の時間配分を考えたり、ルールの伝え方をリハーサルを繰り返しながら、改善したということです。
西春近南小6年生は、来年1月に3歳までの幼児を対象に地域の子供たちを招いて、交流会を開くということです。
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伊那谷親子リフレッシュプロジェクト溝口区に寄付
福島第一原発事故の影響で屋外で遊ぶことの出来ない子どもたちを受け入れてきた「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」が、解散に伴い、伊那市長谷の溝口区に18日、寄付をしました。
18日は、伊那谷親子リフレッシュプロジェクトの原富男事務局長と妻の弘美さんが伊那市長谷の溝友館を訪れ、溝口区の中山幾雄区長に活動のために確保していた5万円を寄付しました。
伊那谷親子リフレッシュプロジェクトは、東日本大震災の原発事故の
影響により、外で十分に遊べない福島の子どもたちに自然とふれあってもらおうと、2013年から活動を始め、今年の夏まで続きました。
溝口区は、溝友館を福島の子どもたちの宿泊場所として提供した他、プロジェクトを支援をしてきました。
伊那谷親子リフレッシュプロジェクトメンバーは、上伊那の有志で集まる10人程です。
高齢化に伴い、解散することになりました。 -
フィンランドを身近に月に1回の集い
伊那市は、フィンランド連携を推進する中で、地域の人にフィンランドを身近に感じ、知ってもらおうと月1回の集いを今日から始めました。
初回の25日は、市職員と市民の合わせて5人が伊那市通り町の店舗に集まりました。
集いは、「月1モイmoi」と名付けられました。
モイモイとは、フィンランドで「おはよう」・「こんにちは」など挨拶の時に使う言葉です。
25日は、フィンランドで誕生した物語、ムーミンに関する絵本や小説を読みました。
「月1モイmoi」は、伊那市が連携を進めている、フィンランドについて、市民に知ってもらい、身近に感じてもらおうと、開かれました。
来年1月には、たき火を囲みながらフィンランドの遊びを体験するということです。
詳しくは、月1モイmoiの公式インスタグラムからアクセスするか、伊那市地域創造課、電話78―4111までお願いします。
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上農 測量実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、長野県測量設計業協会南信支部から指導を受け、測量実習を5日に行いました。
この日は、上伊那農業高校里山コースの2年生20人が4班に分かれて測量実習を行いました。
実際に現場で使われている機器を使って実習が行われました。
光を利用した測定器で、角度と距離が分かります。
また、ドローンを使った測定方法も教わっていました。
測量実習は、建設業に興味を持ってもらおうと、県測量設計業協会南信支部と伊那建設事務所が開いたものです。 -
広域計画案 策定委員会が承認
上伊那広域連合第6次広域計画策定委員会が26日、伊那市のいなっせで開かれ広域計画案が承認されました。
広域計画案は上伊那広域連合を構成する市町村の住民に広域連合が掲げる来年度から5年間の目標を具体的に示すものです。
観光振興やごみ処理など15項目の現状と課題、今後の方針が示されています。
このうち観光振興では信州まつもと空港の国際化などを見据え、官民一体となった観光地域づくりを推進するとしています。
ごみ処理では新たな最終処分場の整備を優先課題とし早期かつ計画的な検討を進めていくとしています。
きょう承認された広域計画は来年1月に上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に答申されます。
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上伊那郡内50代男性が753万円詐欺被害
上伊那郡内に住む50代の男性が753万円をだまし取られる、電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは上伊那郡内に住む50代の男性です。
6月下旬にSNSの副業に関する広告にアクセスしたところ、「動画を見てスクリーンショットを撮って送る仕事」「もっと稼げる仕事を受けるためにはお金を振り込む必要がある」などのメッセージを受け取ったということです。
男性は、複数回にわたり相手から指定された口座に現金753万6,438円を振り込みだまし取られました。
不審に思った男性が警察に相談し被害に気付いたものです。
伊那署では儲け話を鵜呑みにしない、インターネットやSNSでの副業や投資に関する広告は詐欺を疑うなど被害防止を呼び掛けています。
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全県 インフルエンザ警報発表
長野県はインフルエンザの感染者が増え今後拡大が懸念されることからこの冬はじめてのインフルエンザ警報を25日発表しました。
県の発表によりますと16日から22日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、35.55人で警報の基準となる30人を超えたことからインフルエンザ警報を発表しました。
上伊那地域の1医療機関あたりの患者数は40.88人となっています。
県では、手洗い、うがいをこまめに行い、具合が悪い場合は早めに医療機関を受診するなど、感染予防と拡大防止を呼びかけています。
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新型コロナ週報 上伊那80人感染確認
25日発表の新型コロナウイルス感染症の16日から22日の週報です。
上伊那は80人、全県は721人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり8.19人で増加しています。
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しんきんフードドライブ 食品を伊那市社協に寄贈
アルプス中央信用金庫は、自宅に眠っている食料品の提供を呼び掛ける「しんきんフードドライブ」で集まった食品を伊那市社会福祉協議会に19日、寄贈しました。
19日は、アルプス中央信用金庫の原英則理事長らが伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、「しんきんフードドライブ」で集まった食品およそ300品を伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
フードドライブは先月25日から今月6日まで県内の6つの信用金庫の全150店舗で一斉に行われました。
伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長は「本当にたくさんの食品を寄贈していただきありがとうございます。」と話していました。
集まった食品は、子ども食堂などに配られるということです。
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伊那弥生ケ丘高校ダンス部全国大会へ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、来年1月に東京都で開かれるダンスの全国大会、第16回全国高校ダンスドリル冬季大会に甲信越地区代表として出場します。
全国大会に出場するのは、伊那弥生ケ丘高校ダンス部の2年生12人です。
13日は、同窓会の下島典子会長が高校を訪れ、ダンス部を激励しました。
ダンス部は、先月開かれた
全国高校ダンスドリル冬季大会の予選、甲信越大会ヒップホップ女子部門10人以上15人未満のミディアム編成で、全国大会出場を決めました。
ダンス部では、週に1回外部のコーチによるレッスンを受けていて、それ以外は部長や副部長が指揮をとり、振り付けの確認や、細かい調整などを行っています。
下島会長は、「練習の成果を発揮して、弥生ダンス部として輝いてきてください。」と話しました。
全国高校ダンスドリル冬季大会は、来年1月11日と12日に、東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで開かれます。
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ミヤマシジミ 活動報告会
絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミの今年度の活動報告会が14日に南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
ミヤマシジミは、絶滅危惧種に指定されているチョウで、長野県では主に伊那谷に生息しています。
ミヤマシジミ里山の会の出戸秀典さんは、コマツナギの管理と草刈りについて報告しました。
コマツナギはミヤマシジミの幼虫の餌です。
2年間かけて、ミヤマシジミが生息している160か所の、草刈りをしました。
出戸さんによると、周りに生えている雑草を刈ることで、コマツナギが成長し、ミヤマシジミの幼虫も増えたということです。
活動報告会はミヤマシジミ研究会が毎年開いているもので、きょうはおよそ40人が参加しました。
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高遠出身の小説家「島村利正」の作品とその世界 講演会
伊那市高遠町出身の小説家「島村利正」の作品とその世界についての講演会が、11月30日、伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
講演したのは島村利正研究の第一人者で、長野吉田高校教諭の六川 宗弘さんです。
生涯学習の教室、高遠町桜大学の講座の一環で講演しました。
島村利正は、大正元年(1912)に高遠町の商家に生まれ昭和56年(1981)まで活躍した小説家です。
芥川賞候補となったほか、読売文学賞を受賞しています。
小説「城址のある町」では、高遠町に存在する道路や建物が登場します。
六川さんの島村研究のきっかけも実在の風景と小説をリンクさせることから始まったということです。
六川さんは、「島村の小説は、ヒーローが活躍するものではないが、等身大の主人公が困難な状況でも生き抜こうとする姿に感動がある」と話していました。
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竜西保育園しめ飾り
伊那市の竜西保育園の園児は、しめ飾りをきょう作りました。
20日は、年長園児20人が、地域の人達から教わりながらしめ飾りを作りました。
園児は、二人一組になって作業を進めました。
束ねたワラを、みつ編みにしていきます。
編み終えると、折り紙で作ったダルマや、願い事を書いたへびの色紙などを飾り付けました。
保育士が飾りを固定して完成です。
指導した人は、「短い時間で不安だったが、子どもたち全員、完成して良かったです。」と話していました。
最後に、園児たちがお礼として、歌を歌いました。
今日作ったしめ飾りは正月に家の玄関に飾るということです。