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市町村対抗駅伝・小学生駅伝 6日号砲
第18回県市町村対抗駅伝競走大会(長野陸上競技協会など主催)は6日、松本市の松本城太鼓門を出発し、松本平広域公園陸上競技場に到着の8区間39・3キロコースで熱戦を展開する。また、第4回県市町村対抗小学生駅伝競走大会は同日、同競技場発着の6・0キロコースで競う。
一般チームはエントリー56チームが、前回大会から変更となった松本城をスタートし、市街地を通って競技場へゴールするコースで競技。上伊那勢は2大会連続で総合2位の駒ヶ根市、前回大会で町の部3位の辰野町、同4位の箕輪町など全8市町村が出場を予定する。
小学生は一区間1・5キロずつを男女各2人ずつの計4人でたすきをつなぐ。エントリー数は57チームで、上伊那からは全8市町村が出場を決めている。
市町村対抗駅伝は午前8時40分、小学生駅伝は同9時45分のスタート。
出場市町村と選手のみなさんは別表の通り。 -
日中友好協会伊那地区本部定期大会
日中友好協会伊那地区本部(会長・小坂樫男伊那市長)は1日夜、08年度定期大会を伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスで開いた。1年おきに実施している中国への訪問を10月ごろに行うことなどを盛り込んだ08年度事業計画・予算案を承認した。訪中時には伊那市と友好提携している北京市通州区の公園に、伊那市の花でもあるサクラの苗木を持ち込んで植樹する計画。小坂市長は「今のところ検疫の関係で難しいと聞いているが、せっかくの機会なので何とか持っていきたい」と話した。
本年度の新規事業として、中国からの帰国者支援の一環で月に1回ずつマレットゴルフや食事などを楽しんでもらう福利厚生に10月から取り組む。
正副会長、理事などの役員改選では全員の再任が承認された。 -
上伊那森林組合総代会
上伊那森林組合(井沢通治代表理事組合長)の第14回総代会は30日、伊那市のセミナーハウスで開いた。08年度事業計画や第3次中期計画(08-10年度)の樹立などを承認した。
08年度事業は、組合員の森林整備を進めるため役職員の研修や研究への参加・企画を積極的に進め、京都日吉町森林組合への実務研修、作業道整備研修、高性能林業機械の操作技術・メンテナンス研修などを実施。民有林整備に対しては支所ごと、あるいは役職員個々に数値目標を立て実行、検証する。本年4月からの「森林づくり県民税」の支援も有効活用し、これまで比較的整備が進まなかった里山の森林整備にも努める。
同組合は4期連続で多額の欠損金を計上し厳しい経営状況だったが、07年度は5期ぶりに219万5千円の剰余金を計上した。
08年度の損益計画では、事業総損益の収益9億2837万1千円、費用7億3244万3千円で事業総利益は1億9592万8千円。剰余金は238万7千円を計画している。 -
県労連メーデー伊那中央大会
県労連系の第79回メーデー伊那中央大会が1日、伊那市であった。上伊那各地から15団体・約300人が集まり、大会会場の伊那市生涯学習センター「いなっせ」から伊那北駅前までをデモ行進。のぼりや手作りのプラカードを掲げながら「憲法改悪は許さないぞ」「後期高齢者医療制度反対」「自衛隊をイラクから撤退させよう」「憲法9条を守ろう」などとシュプレヒコールを上げながら通りを練り歩いた=写真。
大会では「すべての団体・個人の枠を超え、すべての労働者の力を結集して日本の平和と民主主義を守り、生活向上と権利拡大、人間らしく生きるために目標を実現させよう」などとするメーデー宣言を全会一致で採択した。参加者が登壇しての意見発表もあった。 -
08年度地域発元気づくり支援金(上伊那地域1次分)内定
上伊那地方事務所は30日、08年度地域発元気づくり支援金(上伊那地域1次分)で55事業、支援額7157万3千円の内定を発表した。
要望は63団体から84件、1億3548万4千円あり、選定委員会による審査を経て内定した。
第2次分は5月1日から6月2日まで募集する。
内定事業名、支援金内定額は次の通り。
◇伊那市=▽白山公園整備及び里山林整備事業(64万1千円)▽野口八幡公園造成事業(127万8千円)▽上中尾花桃の丘公園整備事業(64万8千円)▽荒廃里山(平地林)の復活と有効活用(226万9千円)▽助産師による「命の教育出前講座」事業(38万円)▽生ゴミ減量化等モデル地区事業(226万6千円)▽紙芝居による保育園児への環境推進事業(60万4千円)▽秋葉街道再生事業(200万円)▽名君「保科正之公」顕彰事業(221万円)▽木製甲蓋設置事業(82万6千円)▽農産物加工場利用による地域振興事業(103万6千円)▽Swing Jazz In INA 2008(69万6千円)▽東春近資源再発見事業(15万4千円)▽ウォーキングコース創出と区民参加の夏休みラジオ体操(20万円)
◇駒ヶ根市=▽南割公園マレット場ホール増設事業(218万6千円)▽社会起業家研究会(20万2千円)▽豊かな暮らしのまちづくり実践事業(100万6千円)▽いなん夢少年育成事業(194万8千円)▽中央アルプス山ろく美酒フェスタ(188万円)▽ウォーキングエリア整備事業(80万円)▽地域の元気を生み出すレストラン経営(76万9千円)
◇辰野町=▽厨芥ごみリサイクルモデル事業(151万2千円)▽菜の花による景観形成と山菜・地場野菜を結んだふれあい空間創出事業(203万5千円)▽野生獣と住み分けできる里山景観創生プロジェクト(41万6千円)▽桜の公園丸太橋設置事業(48万6千円)
◇箕輪町=▽ボランティア活動拡大促進事業(22万5千円)▽箕輪町防災チェックブック作成事業(300万3千円)▽東山山ろく歴史コース整備事業(220万5千円)▽カタクリの里づくり(51万2千円)▽イルミネーションフェスタ☆みのわ(645万円)
◇飯島町=▽総合ハザードマップ作成事業(99万7千円)▽水害対策用備品整備事業(74万1千円)▽AEDの導入と救急救命講習会開催事業(26万4千円)
◇南箕輪村=▽健康ウォーキング教室(138万円)▽大芝高原森林整備事業(750万円)
◇中川村=▽紅そばサミット(148万6千円)▽NPO結いと絆 協働で拓く担い手育成塾事業(98万円)▽中川村伝説芸能記録・紹介事業(261万円)▽防災ハザードマップ作成啓発事業(75万円)▽中川赤そば花まつり(146万9千円)▽第1回信州なかがわハーフマラソン(267万8千円)
◇宮田村=▽子どもは宝・親も宝・地域で支える親子共育事業(139万1千円)▽自主防災組織活性化事業(362万6千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=町1区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=町3区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=北割区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=南割区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=新田区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=大田切区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=大久保区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事業=つつじが丘区(15万1千円)▽区民の協働による安心・安全な地域づくり事=大原区(15万1千円)▽里山整備・ふれあい事業(95万8千円)▽地域ポータルサイト制作事業(96万6千円)
◇広域連合=▽上伊那・木曽連携花マップ作成事業(157万5千円) -
「値上げの前に竏秩vガソリン駆け込み給油
道路特定財源の暫定税率が1日に復活し、ガソリン価格が一斉に値上げになる見通しとなったことから上伊那でも30日、消費者が一部のスタンドに押し寄せる駆け込み給油が見られた。食品などをはじめ、さまざまな生活必需品の値上げが相次ぐ中、心細い財布の中身に大きく響くとあって消費者は・ス安値最終日・スに敏感に反応。29日夜にも一部のスタンドに行列ができるなどの混雑があったが、30日は朝の通勤時間帯などを中心に混雑ぶりはさらにエスカレートした。
伊那市東春近のスタンドには午前7時の開店と同時に客が殺到した。従業員は途切れない客の対応に大忙し。スタンド前には順番を待つ長い車列ができた。給油量が店の想定を大きく超えたことから午前11時前には早くも地下タンクの在庫が底をつき、やむなく一時営業を見合わせる事態に。
店長は「昨日の時点で約5日分の在庫があったはずなのに、この2日間の騒ぎで一気になくなってしまった。今日はタンクローリーが補給に来るまで商売できないんだから大損だ」とぼやいた。そうとは知らず給油に訪れた客は店の入り口に車止めのロープが張られているのを見て不審顔。同様の車が次々に訪れ、従業員は在庫切れの事情の説明に追われた。近くから来た農業の男性(71)は「今のうちに竏窒ニ思って来たんだが、ないものは仕方がない。ほかの店に行くよ」と話した。
宮田村内のスタンドでも早朝から普段の約2倍の客が給油に訪れた。伊那市西町の会社員男性(30)は「いつもはタンクが空になりそうなタイミングで給油に来るが、今日はまだだいぶ残っている。20リットルくらいしか入らないが、それでもお得感はけっこう大きい」と話した。
店側は「1カ月の短い期間に値下げと値上げ。いい加減にしてほしい。ドライバーはもちろんだけど、この混乱でうちも困っている」と語気を強めた。
スタンドの中には、混乱を避けるため「早めの給油をお勧めします」の張り紙を掲示する店もあった。
上伊那地域のレギュラーガソリンの価格はこの1カ月間、1リットル135円前後で推移してきたが、1日以降は値下げ以前の155円前後を上回る過去最高水準の165円前後まで一気に約30円跳ね上がりそうな勢いだ。復活する暫定税率分は1リットル当たり25・1円だが、原油価格の高騰分約5円が上乗せになるためという。
多くのスタンドが1日から値上げに踏み切るものとみられるが、一部の店は「うちは4月の値下げが1日遅れだったこともあり、値上げは2日からとする方針を決めた。とはいっても、ほかの店の様子次第では即日値上げすることも考えられる」としている。 -
【記者室】花にも命が
町のあちこちで色鮮やかなチューリップが満開になっている。童謡にある赤、白、黄色は定番だが、今は珍しい色形も多く、楽しませてくれる。
そんなチューリップが隣県で被害にあった。全国ではボタン、ユリなどもねらわれ、引き抜いたり切ったりという信じがたい行為が相次いでいる。盛りと咲く花を生けて愛でるためではなく、ただ無残に切ることは、極端な言い方かもしれないが人間の首を次々と切っているも同じ。花にも人間と同じく命がある。
花を傷付けた行為は、育てた人、花を見て心安らいでいた人も傷付けたのである。小さな花を慈しむ心を持たずに育ったということは親にも責任の一端はある。切られた花の悲しみ、人の心の痛みに気付いてほしい。(村上裕子) -
春季北信越高校野球県大会南信予選・開幕
第118回春季北信越高校野球県大会南信予選(県校野連南信支部主催)は29日、諏訪湖スタジアム、県営飯田球場で開幕し、1回戦5試合を行った。上伊那勢は赤穂が岡谷工と対戦し1竏・、駒ヶ根工が諏訪二葉と戦い4竏・で敗れた。
大会第2日の3日は、諏訪湖スタジアムで上伊那農竏樗ム田(午前9時)、辰野竏註z訪清陵(午後2時)、県営飯田球場で伊那弥生竏瀦x士見(午前9時)がある。
▽第1日・1回戦
【諏訪湖スタジアム】
赤穂
100000000=1
02101002×=6
岡谷工
【赤】鈴木、田中竏註剿{
【岡】市川、鷹野原、小松竏忠膜エ
▽本塁打=村山(岡)▽三塁打=小尾、沢口(岡)▽二塁打=高嶋、小林(赤)小尾、鷹野原、村山(岡)
○…赤穂は初回2死一、三塁の場面、土橋が二盗する間に高嶋がホームへ生還して先制するが、2回に逆転を許す。その後は好機をつくれず反撃できなかった。
▽同
【県営飯田球場】
諏訪二葉
001050001=7
001000300=4
駒ヶ根工
【諏】池上竏昼{坂
【駒】伊藤好、平沢竏注ラ川
▽三塁打=林、清水(諏)▽二塁打=林(諏)
○…駒ヶ根工は同点の5回、制球難の主戦伊藤好、継投の平沢が崩れ、3連続押し出しなどで5点を失う。7回、内城の適時打などで3点を返すが逆転には及ばなかった。
【諏訪二葉竏昼蘒枕ェ工】駒ヶ根工は7回、宮脇の二ゴロの間に稲毛が3点目を返す。 -
第48回県陸上競技春季大会成績結果
◆第48回県陸上競技春季大会・国体予選会(26竏・7日、県松本平広域公園陸上競技場)=上位、上伊那関係分
【男子】
▽100メートル (1)中村勝(金沢大M1)11秒24(7)三村瑞樹(伊那北高2)11秒63▽200メートル (1)吉冨和弥(仙台大4)21秒99(3)三村瑞樹(伊那北高2)22秒63▽800メートル (1)伊藤秀充(大町高3)1分56秒11(4)小林祐作(伊那弥生3)2分3秒14▽110メートル障害 (1)早川恭平(長野吉田高2)14秒83(3)赤羽巧(伊那北高2)16秒07▽3千メートル障害 (1)宮入一海(北佐久郡陸協)9分5秒43=大会新(6)北原弘司(伊那北高2)9分37秒▽走り高跳び (1)清水悠人(長野市陸協)1メートル90(6)稲村立吉(高遠高3)1メートル70▽棒高跳び (1)松沢ジアン成治(高遠高2)4メートル90=大会新(3)上杉丈夫(上伊那陸協)4メートル40▽円盤投げ (1)原田俊介(信州大3)38メートル85(5)福島健一(駒ヶ根陸協)21メートル18▽400メートルリレー (1)信州大(森三主輝、佐藤賢一、両角俊亮、竹内貴文)42秒07(5)伊那弥生高(唐沢和也、中嶋慎也、平沢快嗣、安藤太郎)44秒92▽1600メートルリレー (1)伊那弥生高(平沢快嗣、唐沢和也、小林祐作、古河原達哉)3分30秒50
【女子】
▽100メートル (1)塩川瑞希(小諸東中3)13秒04(7)征矢萌唯(箕輪中3)13秒58▽200メートル (1)仲田千秋(中京女子大2)25秒57(7)征矢萌唯(箕輪中3)27秒26▽800メートル (1)峰村いずみ(長野吉田高3)2分19秒76(2)池田杏奈(伊那弥生高2)2分20秒35(4)北原成美(駒ヶ根東中3)2分21秒91(6)湯沢ほのか(駒ヶ根東中2)2分23秒12(7)福沢志穂(駒ヶ根東中3)2分23秒60▽1500メートル (1)斎藤晴香(丸子修学館高3)4分44秒83(2)湯沢ほのか(駒ヶ根東中2)4分45秒98(7)北原成美(駒ヶ根東中3)4分51秒50(8)福沢志穂(駒ヶ根東中3)4分52秒39▽100メートル障害 (1)塚田佳子(長野東高2)16秒53(5)小沢智代(伊那弥生高3)17秒33▽400メートル障害 (1)清水未来(福島大3)62秒27(4)中村茜(伊那弥生高3)69秒03▽走り高跳び (1)今村久美子(佐久長聖高3)1メートル60(3)有賀楓子(春富中3)1メートル50(5)松島愛(春富中3)1メートル40▽棒高跳び (1)鹿野恵理(伊那弥生高3)3メートル00(2)青木亜由美(伊那西高3)2メートル90(4)伊沢楓(春富中3)2メートル60(5)田畑みなと(春富中2)2メートル60(7)伊藤真夕佳(高遠高2)2メートル50▽走り幅跳び (1)三沢涼子(ヤマトヤT .C)5メートル92(6)下平侑美(伊那西高3)5メートル12(8)桐山明日香(伊那弥生高1)5メートル04▽400メートルリレー (1)長野吉田高(山崎真穂、藤森晶子、小平亜湖、中田倭菜)51秒09(7)伊那弥生高(神林風香、赤羽優希、大場沙奈、馬場彩香)53秒13▽1600メートルリレー (1)長野吉田高(中村円香、峰村いずみ、田中美沙、中田倭菜)4分9秒79(5)伊那弥生高(赤羽優希、池田杏奈、中村茜、大場沙奈)4分19秒28 -
あるしん経済動向調査
アルプス中央信用金庫(大沢一郎理事長)は08年1縲・月期の上伊那を中心とした中小企業の景況調査レポートを発表した。
原材料、仕入れ価格の上昇の調査では、1年前と比較して価格が上昇したとする企業が全体の9割を占めた。3縲・0%程度上昇したとする企業が最も多く51・2%、30%以上上がったとする企業は2・4%。むしろ低下したとする企業も2・9%あった。
「原材料、仕入れ価格の上昇分を販売価格に転嫁できたか」の問いには「20縲・0%程度転嫁できた」とする企業が約半数の48・5%、「80縲・00%できた」が7・8%だった一方、「まったく転嫁できない」「ほとんどできない」も34・1%あった。
原材料、仕入れ価格の上昇が経営に与えた影響として「かなり圧迫」が31・5%、「多少圧迫」が52・4%と大半を占めた。今後も上昇が続いた場合の対応については64・2%が販売価格への転嫁を挙げた。
売上の状況調査では前期(10縲・2月)に比べ減少した企業が39・8%、増加した企業は21・6%だった。収益は前期比減が44・3%、増加は15・3%。資金繰りは「前期に比べ苦しい」が28・7%、「楽」が6・3%だった。
設備投資をしなかった企業は72・4%(前期比2・6ポイント増)、した企業は27・6%(同2・6ポイント減)で、設備投資を控える傾向がうかがえる。 -
男女混合9人制バレー「スターカップ」熱戦
男女混合9人制バレーボールの「第9回スターカップ」は26日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館、市民体育館で行った。上伊那を中心に松本、諏訪市などから13チームが参加し、熱戦を繰り広げた。
大会はコート内に女性が4人以上存在し、前・中衛6人の内2人以上が女性であるなど、男女混合の「スターカップ」オリジナルルールで競技。
3、4チームずつのグループに分かれ、それぞれで2試合ずつを戦い、勝ち数と得失セットで決めた上位6チームと7縲・0位チームがそれぞれトーナメント、下位3チームが総当り戦を行い、総合順位を決めた。
結果は次の通り。
(1)A .S .P☆(伊那市)(2)Swin(箕輪町)(3)一休(塩尻市)
##(写真たてよこ)
激しい打ち合いを展開する「スターカップ」 -
学校花壇コンクール審査
県学校花壇コンクール春花壇の上伊那地方審査が25日、参加13小中学校で行われた。
宮田村の宮田中学校は3月に卒業した加々美李歩さんの作品「虹」を花壇デザインに採用。緑化委員会(飯島啓介委員長)が中心となり昨年秋、色彩豊かにパンジーを植えた。
大切に育てた花壇は、南アルプスの残雪のコントラストも絶妙で目に鮮やか。
この日の審査では委員の平澤和基君、酒井まどかさん(ともに2年)が花壇の概要を説明し、県の審査員は「花の背の高さ低さを上手に活かしている」と評価していた。 -
介護保険料1200万円を過誤徴収
上伊那広域連合は25日、税制改正に伴う介護保険料の激変緩和措置の対象者数を一部誤り、上伊那8市町村の65歳以上の被保険者1447人から06縲・7年度に保険料1244万5338円を多く徴収した、と発表した。各市町村職員が5月上旬、該当者宅を訪問して謝罪し、還付方法を相談する。
過誤徴収したのは、激変緩和措置の対象者のうち約15%。1人当たりの平均過誤納付額は6426円(610縲・万1500円)。
05年度の税制改正(高齢者の非課税限度額の廃止)で、介護保険料の急激な負担増加を緩和するため、段階的に引き上げることになり、05年12月、県主催の担当者会議で激変緩和措置の説明を受けた。06年1月、県から各市町村に改訂通知が届いたが、情報センター職員と市町村担当者の連携ミスから一部対象者の緩和措置を見逃した。
広域連合は08年度から、介護保険料など一部の電算処理を新システムに移行。4月中旬、新旧システムの保険料の比較で差異があることが分かった。
電算機による処理業務は各市町村からの要請で行うことになっていたが、これまでしていなかったため、制度改正に伴う改訂は文書で要請する方法とし、再発防止に努める。
記者会見には、8市町村の首長らが出席。
連合長の小坂伊那市長は「情報センターと市町村の連携不足で、国の制度に対して的確に対応できなかった。該当者に対して早急におわびして返したい。再び誤りのないよう二重、三重のチェック体制を取りたい」と述べた。 -
国有林・有害獣ワナ捕獲チーム設置
南信森林管理署は08年度、南信地区で近年深刻化するニホンジカ被害の対策強化の一環として、新たに「国有林・有害獣ワナ捕獲チーム」を設置した。従来は保護柵などの防除を主体とした対策だったが、森林事務所職員の連携・協力体制の強化を図り、職員自らがワナを使用したニホンジカの捕獲に取り組む。
08年2月から3月にかけ諏訪、上伊那、下伊那の各地区の国有林で森林官による有害獣のワナによる捕獲をモデル的に実施。伊那市長谷では2月18日から3月7日までの間に個体数調整でニホンジカ8頭(許可頭数30頭)、有害獣捕獲でイノシシ2頭(許可頭数5頭)を捕獲。富士見町でニホンジカ13頭、大鹿村でニホンジカ5頭で、全体でニホンジカ26頭、イノシシ2頭を捕獲した。
モデル実施の結果を踏まえ、管内の森林事務所を諏訪、上伊那、下伊那の3地区に分けチームを設置。関係職員は約30人。
長野県策定の第2期特定鳥獣保護管理計画に基づく個体数調整の目標達成に向け、チームごとに具体的な捕獲計画を作成し、被害を発見し駆除が必要な場合に関係市町村や猟友会と連携しつつ、職員がワナの設置から点検、見回りなどの捕獲作業に共同で取り組む。 -
【記者室】平均寿命ランクで上伊那の市町村が上位に
全国市区町村別の平均寿命で箕輪町、宮田村、駒ケ根市、飯島町などが上位にランクインした。30位以内に入っているのはこれだけだが、上伊那の市町村はどこを見てもさほど大差はない。
日本は長寿国世界一の座を競っている。都道府県別でも長野県は男性1位、女性3位。しかも高齢者の医療費は全国一少ない。元気なお年寄りが多いということだ。一体何が違うのか。これだという要因があるならぜひ知りたいものだ。
生きたい竏窒ニいうのはあらゆる欲望の中で最も強いはずのものだが、お年寄りは時に「もう死にたい」などと口にする。長く生きることが必ずしも幸せとは限らないのは分かるが、できることなら気を取り直して、もっともっと長生きしてほしい。(白鳥文男) -
第37回日本画県展
長野県日本画会主催の公募展・第37回日本画県展が24日、伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで始まり、全県から応募のあった98点を展示している。
公募作品サイズの規格は20号から50号で、今回は20号、30号も多く出品されている。定めたテーマはなく、今回は人物画よりも全体的に風景画が多いという。
「サイズが小さくなってきて寂しいけど、皆さんそれぞれの感性で一生懸命描いている。その人、その人の感動が絵に出ていればいいなと思う。日本画は理屈抜きに見る人が理解でき鑑賞できるので、足を運んでいただきたい」と話している。
上伊那関係分の入賞は市教育委員会賞に「華」池上頼子さん(伊那市)、水野美術館賞に「縄文」鈴木岬さん(伊那市)、奨励賞に「白木蓮」野沢繁子さん(辰野町)。
同展は春と秋の年2回。秋は長野市で開催のため、伊那で鑑賞できるのは春の巡回展のみ。会期は29日まで。午前9時縲恁゚後5時(最終日午後3時)。 -
食生活改善推進協議会上伊那支部総会
県食生活改善推進協議会上伊那支部(六波羅弘美支部長)は23日、定期総会を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。会員約150人が出席し、08年度事業計画・予算案などを承認した。08年度は県が示した食育推進計画、地産地消推進計画の内容を考慮しながら講習会、料理教室などを通じて健康的な食生活の普及を図っていくほか、牛乳や郷土料理の普及促進などにも取り組んでいく。
六波羅支部長は「今年設立40周年を迎える。ひたすらボランティアとして積み重ねてきたこれまでの努力に感謝する。これを機に活動の根元を見詰め直してみよう」と呼び掛けた=写真。
特別講演として山崎宗広伊那保健所長が「食の視点から生活習慣病を考える」と題して食と健康の関係について講演した。 -
上伊那地区保護司会総会
上伊那地区保護司会(松沢考資会長)は23日、通常総会を伊那市山寺の越後屋で開いた。北部、中部、東部、南部の各分区の保護司約70人が出席し、08年度の事業計画・予算案などを承認した。08年度は「社会を明るくする運動」関連事業を中心に、研修会の実施、協力事業主への協力呼び掛けなどを重点的に行っていく。
松沢会長はあいさつで「私たちの活動の原点は更正の手助け。明るい地域と社会づくりのための活動を地道に行っていきたい。保護司としてのレベルアップのため、研修に積極的に参加し、行動する保護司を目指してほしい」と呼び掛けた。
講話として県保護観察所の加納里史統括保護観察官の話を聞いた。 -
未成年飲酒防止キャンペーン
「お酒は成人してから飲んでね」-。上伊那の酒類小売業でつくる伊那小売酒販組合(池上明理事長)は24日、激しい雨の中、組合員ら約80人が参加し、7班に分れ、各高校の最寄駅前で、未成年飲酒キャンペーンを展開した。
「発展途上にある未成年の健全育成につながれば」と社会貢献活動の一環として06年度から、4月の県下統一「未成年飲酒防止強調月間」に合わせて実施。JR宮木駅をはじめ、木下駅、伊那北駅、伊那市駅、小町屋駅、飯島駅のほか、高遠高校前で約2万枚の啓発チラシ入りのティシュを配った。
このうち、飯島駅前では、池上理事長ら、第5支部(飯島町、中川村)の9人が参加。「未成年飲酒防止キャンペーン」を書かれた桃太郎旗を立て、雨の中、駅舎に駈け込む、通学途中の高校生に、「お酒は成人してから飲んでね」「隠れて飲んではだめよ」と優しく声を掛けながら、チラシ入りのティシュを手渡した。
高校生らは少し恥かしそうに受け取り、改札口に急いだ。
池上理事長は「未成年の飲酒問題は飲酒運転と同様、大きな社会問題になっている。業界としても、なにか協力できればと、3年前から実施している」と話していた。 -
結いと絆、協働で拓く「担い手育成塾」、開塾へ
「結いと絆(きずな)、協働と自立」をモットーに、新しい形のふる里づくりを進めるNPО「信州養命の里」(松村俊彦理事長)は、伊那谷の豊かな山林、農地を守り、持続可能な地域づくりに必要な人材、仲間づくりを目的に「担い手育成塾」を5月開講する。
都会の団塊世代にも呼びかけ、ともに支え合い、共鳴し合える塾生を募り、交流を深めながら楽しく学ぶ。元信州大学農学部教授の島崎洋路さん(島崎山林研修所長)を塾長に、信大教授、KОA森林塾といった企業、NPО、行政などの分野で活躍する講師を迎える。
塾は3年間を予定。初年度は5月10日、中川村文化センターで開講し、09年3月まで全9回。講演や講習会、現地体験視察を組み込み、最終の第9回は学習のまとめ、シンポジウムをする。会場は村文化センター、信大、KОA森林塾や、第8回は東京・中央区役所を計画する。
松村理事長は「地域づくりは人づくり。3年から5年かけて、農山村活性化と新しいまちづくりのリーダーが育てば」と期待する。
現在、第1期生を募集している。受講無料。詳細は「養命の里プロジェクト」(TEL88・2452)へ。 -
上伊那郡民生児童委員総会
辰野町、箕輪町、南箕輪村、宮田村、中川村、飯島町の民生・児童委員による上伊那郡民生児童委員協議会は22日、上伊那郡民生児童委員総会を箕輪町文化センターで開いた。
加藤寿一郎会長は「最近は高齢化が進み、一人暮しの高齢者や高齢者家庭からの相談も増えてきている。また住民のニーズも多様化してきている。私たちの基本的な姿勢は社会的奉仕の精神、基本的人権の尊重、職務場の地位の政治的中立、この三つをしっかり踏まえ活動していきたい」とあいさつ。
式典では9年勤続表彰があり、上伊那地方事務所の宮坂正巳所長から受賞者に表彰状が渡された。
受賞者代表の辰野町の三浦薫子さんは「これからも民生委員信条の隣人愛を持って社会福祉の増進に努めるという気持ちを持ち、日々過ごしていきたい」とあいさつした。
式典後には、長野県看護大学の北山秋雄教授が「児童・高齢者への虐待について 現状と課題」と題して講演した。 -
夏日…伊那の最高気温25・1度
高気圧に覆われ、青空が広がった22日、伊那市の最高気温は25・1度と夏日を記録した。暑い1日で、半そで姿で歩く人が目についた。
4月中に夏日になることは、それほど珍しいことではないそうだが、「こんなに暑くなるとは思わなかった」と長そでをまくり上げたり、「あなたは、日焼け防止対策はしなくていいの?」と日傘を差し、長そでを着込む女性も。
長野気象台によると、23日も高気圧に覆われて晴れるが、日本海に低気圧が進むため、夕方から雲が広がる。 -
家庭婦人バレースプリングリーグ大会
上伊那家庭婦人バレーボール連盟は20日、第13回スプリングリーグ大会を伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館と伊那市民体育館で開いた=写真。13チームが出場し、2ブロックに分かれて変則リーグ戦と順位決定戦を行った結果、どんぐり(飯島町)とリュシオール(辰野町)がそれぞれリーグ優勝を果たした。
順位は次の通り。
▼第1ブロック(1)どんぐり(飯島町)(2)かやの(箕輪町)(3)マザーズ(伊那市)▼第2ブロック(1)リュシオール(辰野町)(2)空木(駒ケ根市)(3)コスモス(伊那市) -
日本棋院上伊那支部囲碁大会
日本棋院上伊那支部(神田福治支部長)は20日、総会記念囲碁大会を伊那市のサンライフ伊那で開いた。小学4年生から80歳代までの32人が参加。3段以上のA級と2段以下のB級の2部門に分かれ、1人5局ずつ対局する変則リーグ戦で順位を競った=写真。
上位は次の皆さん。
▼A級(1)荻原理機弥(箕輪町、5段)(2)福沢秀伸(伊那市、5段)(3)小林利美(伊那市、3段)(4)広瀬三信(3段)▼B級(1)田中宏道(西春近北小4年、2段)(2)渡部光彦(宮田村、2段)(3)山崎洸(南箕輪中2年、2段)(4)横田勉(飯島町、初段) -
春山登山シーズンに合わせ、中アで遭難救助訓練
春登山が増える時期に合わせて、市民ボランティアでつくる中央アルプス山岳救助隊(唐木真澄会長)と駒ケ根警察署県警山岳救助隊が19日、中央アルプス千畳敷付近で遭難救助訓練を実施した。18人の隊員が参加し、自分自身の身を守りながら遭難者を安全に救助する方法を確認した。
訓練は普段は個々に活動している個々の隊員が雪山での救助に関する知識を共有するとともに、意志疎通を図ることなどを目的としている。例年5月にしていたが、今年は残雪の多い4月に早めた。
今年は滑落事故の発生を想定し、捜索、救助、搬送までを訓練。遭難者を搬送する訓練では、専門的な機材を用いず、身近な装備品を代用して搬送する方法を用いた訓練を展開し、遭難者を搬送する時には自分たち自身がなだれに巻き込まれないような安全な場所を確保すること、搬送している間も声をかけるなどして遭難者の顔色を確認しながら行うことなどを確認した。
唐木隊長(64)=伊那市西春近=は「今年、中アは残雪もかなり多い。春登山などで入山する人は天候を見極め、重装備で臨んでほしい」と話していた。
昨年駒ケ根警察署管内で発生した遭難は死亡事故2件を含む6件。千畳敷カール東側下斜面は絶えず雪面が凍結しているが、南アルプスの眺望が良く、写真愛好家などが入り込むことも増えており、滑落事故も発生している。また今年は特に残雪が多く、雪庇(せっぴ)となっている場所も多いという。 -
上伊那北部消防連絡協議会定期総会
辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる上伊那北部消防連絡協議会は18日、定期総会を箕輪町の地域交流センターで開き、08年度の事業計画案や予算案を承認した。
08年度の主な事業は次の通り
▽水防訓練(5月18日)▽幹部訓練(5月31日)▽県ポンプ操作大会激励会(7月27日)▽正副分団長研修(9月6日)▽ラッパ訓練▽幹事会竏窒ネど。
08年度の同協議会負担金は辰野町16万4800円、南箕輪村13万8200円、箕輪町17万7千円で、計48万円。
08年度の上伊那北部消防連絡協議会の役員は次のみなさん
▽会長=平沢久一(箕輪町消防団長)▽副会長=武居保男(辰野町消防団長)、松沢武夫(南箕輪村消防団長)▽評議員=小松孝寿(箕輪町消防団副団長)、古村幹夫(辰野町消防団副団長)、藤田政幸(南箕輪村消防団副団長)▽幹事長=倉田昌(箕輪町消防団本部長)▽幹事=林国久(辰野町消防団本部長)、唐沢英樹(南箕輪村消防団本部長)、上田康夫(辰野町消防団消防主任)、宮下裕司(南箕輪村消防団消防主任)▽書記=滝沢光義(箕輪町消防団消防主任)▽参与=内山朝高(箕輪消防署長)、丸山均(辰野消防署長)、加藤純治(南箕輪村役場総務課長)竏秩B -
長野県農林統計協会上伊那支部解散総会
上伊那の市町村や上伊那農業協同組合などでつくる長野県農林統計協会上伊那支部は18日、解散総会を箕輪町役場で開いた。07年度の事業報告と収支決算報告を承認し、同支部は解散した。
長野県農林統計協会上伊那支部は長野県農林統計協会が農林水産省の統計データなどをもとに発行していた機関紙「農林統計ながの」や長野県農林業市町村別データなど農林統計資料を、会員に配布し情報の共有を図ることを目的に活動してきた。
しかし、長野県農林統計協会が農林水産省の組織の改変や地方統計業務の見直しにより、5月に解散予定。県内の全支部もそれに伴い解散となった。
同支部長の平沢豊満町長は「市町村での長年の変化がわかる統計が無くなるが、ほかのもので補完していきたい」と話していた。 -
新規就農実践塾開講
上伊那農業改良普及センターの08年度新規就農実践塾の開講式が18日、伊那市の伊那合同庁舎であった。農業経営者を目指す新規就農者ら20組が参加し、1年間で栽培や経営などの技術を学ぶ。
塾は2コース制で、里親研修修了者と認定就農者を対象とした「農業経営者養成コース」に12組、就農希望者や新規就農前から就農5年目の人を対象とした「共通技術研修コース」に8組が参加。共通技術研修コースは農業経営者養成コースの人も受講できる。
受講者はIターン、Uターン、農家子弟、定年帰農などで、品目は野菜、水稲、果樹、酪農など。開講式には11人が出席し、「専業農家として軌道に乗るよう勉強したい」「この機会を活用し、いろんな技術を身に付けたい」と自己紹介した。
農業改良普及センターの佐藤光吉所長は、「センターの重点事項の一つに掲げる新規就農者の確保・育成の一環で塾がある。目標を持ち充実した塾になるよう最後まで受講いただきたい」とあいさつした。
農業経営者養成コースは、栽培技術や農業経営、農村での生活術など自立した農業経営者になるため、農業改良普及員が毎月1回以上個別相談に応じる。
共通技術研修コースは農業の基礎を習得する集団学習会が主で、病害虫の生態・防除法、土づくり・肥培管理・省エネ対策、経営管理能力などを学ぶ。
2コース共通で新規就農者激励会・交流会、若い女性農業者交流会も計画している。 -
市町村職員初任者研修
本年度新たに採用された市町村職員対象の初任者研修会が17日、伊那市の県伊那合同庁舎で開かれた。県市町村職員研修センター主催。南信地区の17市町村と伊南行政組合の新規採用職員94人が参加し、地方自治体の将来を担う職員としての心構えや職務の基本を学んだ=写真。
講師として招かれた伊那市の小坂樫男市長は講話で「昔の公務員は『遅れず、休まず、仕事せず』を守っていればだんだん偉くなれたというが、今は違う。さまざまな仕事があって大変だが、その分やりがいはあるはず。住民の大きな期待を受けているのだから、それぞれの地域の発展のために頑張ってほしい」と話した。
研修は18日も引き続き行われ、文書事務や対応マナーなどについて学ぶ。
9月には後期研修が開かれる。 -
08年度上伊那地域「地域発元気づくり支援金」選定委員会
08年度上伊那地域「地域発元気づくり支援金」の第1回選定委員会は17日、伊那合同庁舎で開き、要望84件の内容説明を受け協議した。第2回委員会で採択事業を選定し、4月末までに採択事業の決定、内示を予定する。
「地域発元気づくり支援金」事業は2年目。市町村や公共的団体が住民とともに自らの知恵と工夫により行う自主的、主体的な取り組みを支援する。
08年度の事業要望状況は、上伊那8市町村と広域連合で、市町村分27件、要望額5908万6千円。公共的団体分57件、要望額7639万8千円。合計は84件で要望額1億3548万4千円。前年度より26件減少した。
交付対象事業には新たに市町村合併に伴う地域の連携の推進に関する事業が加わった。
事業区分別の要望状況は、地域協働の推進11件、保健・医療・福祉の充実5件、教育・文化の振興6件、安全・安心な地域づくり24件、環境保全・景観形成11件、特色ある観光地づくり7件、農業の振興と農山村づくり8件、森林づくりと林業の振興2件、商業の振興4件、市町村合併に伴う地域の連携の推進に関する事業2件、そのほか地域の元気を生み出す地域づくり4件。
環境保全・景観形成、商業の振興、市町村合併に伴う地域の連携の推進に関する事業は増加。教育・文化の振興、特色ある観光地づくりは減少した。
選定委員会委員は箕輪町長、南箕輪村長、信州大学農学部長、農家民宿みらい塾、伊那建設事務所長、伊那保健所長、上伊那地方事務所長の7人で構成し地方事務所長が委員長を務める。