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高遠ダム 取水制限解除
農業用水を確保するため行われていた伊那市高遠町の高遠ダムの取水制限は、4日解除されました。
高遠ダム管理所が、高遠ダムの農業用水を利用している三峰川沿岸土地改良区連合の依頼を受け取水制限をしていました。
晴天が続き降雨量が見込めなかったためで、6月28日から、取水量を毎秒8トンのところ毎秒7.8トンとしていました。
その後まとまった雨が降ったことから、4日取水制限を解除し、通常の毎秒8トンとしました。
高遠ダム管理所では「今後も状況を注視し、情報を提供していきたい」としています。
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宮内彩香さん 剣道で全国大会へ
塩尻市在住で、伊那市スポーツ協会剣道部に所属する宮内彩香さんは、10日に東京都で開かれる剣道の全国大会に長野県代表として出場します。
5日は、宮内さんと指導者2人が市役所を訪れ、伊藤徹副市長に出場を報告しました。
宮内さんは、伊那市山寺出身の30歳で、現在は塩尻市在住です。
小学2年生の時から剣道をはじめ、20年以上続けています。
現在は仕事終わりに伊那市武道館に通い稽古をしているということです。
宮内さんは、4月24日に開かれた長野県予選会で、30代が対象の中堅・三将の部で準優勝しました。
全国大会は都道府県対抗で、1チーム7人の団体戦です。
宮内さんは4人目の中堅として出場します。
伊藤副市長は「体に気を付けて、大会での活躍を期待しています」と激励していました。
第14回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会は10日に日本武道館で開かれ、長野県は初戦山梨県と対戦します。
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西春近南小学校で音楽会
伊那市の西春近南小学校で24日音楽会が開かれ、児童たちが練習してきた成果を披露しました。
音楽会では1年生から6年生までおよそ120人がステージに立ちました。
このうち2年生はクラス21人による音楽劇21ぴきのネコを披露しました。
音楽会で使われたピアノは創立150周年記念として地域住民などからの募金により購入されたものです。
音楽会では合唱や合奏、合わせて15曲が披露され訪れた保護者が演奏に聞き入っていました。
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志水君 全国小学生テニス大会出場へ
南箕輪小学校6年生で伊那市を拠点に活動するSTT下平テニスチームに所属する志水陽奏君が来月東京都で開かれる全国小学生テニス大会に出場します。
志水君は小学2年生のときにSTT下平テニスチームに入り硬式テニスを始めました。
4日は伊那市高遠町のほりでいドームで練習に汗を流していました。
48人が出場した5月の長野県予選で準優勝し北信越大会出場を決めました。
上位5人が全国へ進める北信越大会には県予選を勝ち抜いた32人が出場しました。
志水君は5位入賞し自身初で県内唯一となる全国への切符を手にしました。
志水君が出場する第40回第一生命全国小学生テニス大会はこれまでにプロテニスの錦織圭選手など世界で活躍する選手が出場しています。
志水君のヘッドコーチ、下平亜由美さんはチーム発足16年で初めての全国小学生大会に期待を寄せています。
第40回第一生命全国小学生テニス大会は来月3日から東京都で開かれることになっていて男子シングルスには64人が出場を予定しています。
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伊那防犯協会連合会 電話でお金詐欺の被害防止対策を推進へ
伊那市、箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる「伊那防犯協会連合会」の総会が4日に、伊那市役所で開かれ、電話でお金詐欺に対する被害防止対策を推進していくことなど、今年度の事業計画が承認されました。
総会では、防犯意識の普及を図り、高齢者等社会的弱者を守る活動を推進していくことなどを掲げた重点計画が示されました。
伊那警察署管内で去年1年間に発生した刑法犯の認知件数は300件でした。
これは、前の年と比べて221件、率にして42%の減少となっています。
一方で、電話でお金詐欺は、前年比10件増の16件で、被害額は551万円でした。
今年は先月末までに8件316万円の被害が発生していることから、高齢者対象の出前講座を開き被害防止を呼び掛けていくとしています。
総会では他に、昨年度防犯功労者に選ばれた美篶地区防犯協会の赤羽今男さんに表彰状が伝達されました。 -
伊那市在住外国人 七夕交流会
伊那市在住の外国人に日本の文化を知ってもらおうと、長谷黒河内の「蔵の宿みらい塾」で、七夕交流会が4日に、開かれました。
4日は、伊那市などでALTをしているジャマイカ人の女性3人と地域おこし協力隊ら合わせて8人が交流会に参加しました。
七夕交流会ではゆかたを着て短冊に英語で願い事を書き、笹の葉に吊るしていました。
この交流会は伊那市の地域おこし協力隊の金子麻未さんが日本の文化を知ってもらおうと企画し、開いたものです。
金子さんは「日頃できない経験をしてもらい、日本をもっと知ってもらえたらうれしい」と話していました。
飾り付けられた笹は、伊那市役所1階のロビーに今週いっぱい飾られるということです。
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「寒ざらしそば」献上300年で8日に奉納祈願祭
江戸時代に高遠藩が将軍家に「寒ざらしそば」を献上し始めてから今年で300年になります。それを記念し、そば店の店主らでつくる高遠そば組合は、奉納祈願祭を8日に高遠閣で行います。
1日は、高遠そば組合の守屋豊組合長と相談役で信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長が概要を説明しました。
寒ざらしそばは、そばの実を小寒から立春まで川に浸し、寒風にさらして乾かすものです。
それにより甘味が増し、保存性が高まるということです。
高遠藩では、1722年から暑中の御機嫌伺いとして将軍に献上していたとされています。
高遠そば組合では、献上開始から今年で300年になることを記念し、寒ざらしそばを多くの人にPRしようと奉納祈願祭を企画しました。
祈願祭は、8日の午後3時から高遠閣で行います。
そばの豊作を祈願し、組合の職人がそばを奉納して参加者に振舞います。
10日には旧高遠藩主の内藤家にそばを贈る献上式を東京都新宿区で行う予定です。
23日からは、高遠町内の7店舗で寒ざらしそばの提供が始まります。
奉納祈願祭への参加は定員50人で、一般社団法人環屋で申し込みを受け付けています。
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モバイル市役所 高校に移動期日前投票所
伊那市選挙管理委員会は、10日投開票の参院選のモバイル市役所を活用した移動期日前投票所を、伊那市の伊那弥生ケ丘高校に1日開設しました。
伊那市選挙管理委員会では、若者の投票率向上につなげようと今回初めて高校に出向き移動投票所を設置しました。
生徒たちは、バスの中に入り投票をしていました。
モバイル市役所は路線バスを活用して行政サービスを各地に出向いて行うものです。
この日は4人が利用したということです。
移動期日前投票所は、4日に高遠高校、7日に伊那西高校と伊那北高校で開設する予定です。
市内の有権者は誰でも投票できます。
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木下五郎さん 彫鍛作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家、木下五郎さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで3日から開かれています。
会場には、木下さんの作風が固まってきた1998年から近作までの40点が展示されています。
木下さんの作品「彫鍛金」は金属を彫る「彫金」と、叩いて形を作る「鍛金」の2つの技法が使われています。
金属の持つ独特の色をどう発色させ作品として表現するかを大切にしているということです。
こちらの作品は、2019年から現在製作途中の「羅盈」です。
大自然のエネルギーが連なっている様子を表現しています。
7枚で構成され、あと1枚は今年に完成予定です。
木下さんは「金属表現の多様性をぜひ見て欲しい」と話していました。
この展示会は今年3月に伊那食品工業施設内にオープンした複合商業施設「モンテリイナ」のオープン記念として開かれました。
木下さんの展示会は、かんてんぱぱ西ホールで18日まで開かれています。
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移動診療車で妊産婦健診
伊那市が取り組んでいる遠隔医療・モバイルクリニックの利用拡大に向け、新たな機器を導入し安定期妊産婦の定期健診が始まります。
1日は、市役所で報道発表が行われ、新たに搭載した機器とその利用について説明がありました。
新たに導入した車載遠隔超音波検査装置モバイルエコーです。
助産師が、遠隔により体内の妊娠経過などをリアルタイムで見ることができます。
1日は、モバイルエコーで、模型の体内の様子をスキャンし、そのデータを車両に搭載した通信機器で送る手順を実演しました。
現在は、伊那市の菜の花マタニティクリニックのみが対応していていて、検査技師と助産師が乗車した車両が自宅に訪問し遠隔で妊産婦の定期健診や産後2週間健診を実施します。
モバイルクリニックを活用した妊産婦健診は7日から始まる予定です。
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伊那北高校文化祭 ペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭が始まり2日は、校内祭が行われました。
今年で68回目を数えるペン祭のテーマは「sublimate」。
文化祭を精一杯取り組むことで、日ごろの不安や悩みを昇華させ最高の思い出を作ってほしいという願いが込められています。
体育館のステージでは、ダンス部の発表などが行われていました。
新型コロナ感染拡大防止のため一般公開はなく、保護者には動画投稿サイトユーチューブでライブ配信されました。
文化祭はコロナ禍を受けて去年と一昨年は、規模を縮小して行いました。
今年は、感染対策を重視し、クラス企画やクラブ活動の展示などを充実させました。
このうち、3年生の教室では、ヨーヨー釣りや謎解き脱出ゲームなどが行われ、生徒たちが楽しんでいました。
2年生は、修学旅行の目的地に関する展示をしています。
この他に各部活の生徒が、日ごろ取り組んでいる活動を紹介していました。
最終日の3日は、書道部による書道パフォーマンスや吹奏楽部の演奏などが予定されています。
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常円寺が新たな納骨堂を建設
伊那市山寺の常円寺は時代の流れに合ったお墓のあり方として境内に新しく700霊を供養する納骨堂を建てました。
納骨堂は今年の5月に境内の地下に建てられました。
納骨棚は木曽漆と蒔絵で作られています。
棚は南アルプスと中央アルプス、四季の花をイメージしています。
建物の床は暗くすると光るようになっていて、天竜川をイメージしているということです。
中央には輪島塗でつくられた釈迦と菩薩が飾られています。
納骨棚は全部で700棚あり、現在100棚ほどが使用されています。
常円寺は少子化などにより代々続いているお墓の継承が難しくなってきていることから、新しい供養の仕方ができるようにしたということです。
納骨棚の価格は一般的なもので40万円から600万円となっています。
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伊藤副市長 就任式
伊那市の新しい副市長に選任された伊藤徹さんの就任式が1日、市役所で行われました。
伊藤さんは現在61歳です。
明治大学農学部卒業で、昭和58年に市役所職員となり、伊那中央行政組合事務局長や保健福祉部長などを歴任し、きのうまで建設部長を務めていました。
就任式で、伊藤副市長は「職員の協力をいただきながら白鳥市長の目指す伊那市づくりを全力でサポートしていきたい」と挨拶しました。
白鳥孝市長は「幅広い視野をもって伊那市発展のために尽くしていただきたい」と歓迎の言葉を述べました。
伊藤副市長の任期は、1日から令和8年の6月30日までとなっています。
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逃げ遅れゼロ 支援員委嘱
伊那市は、災害時に高齢者や障害者などを支援する「逃げ遅れゼロを目指す地域づくり支援員」に、富県で社会福祉士の平岩なつみさんを1日、委嘱しました。
1日は、市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から平岩さんに委嘱状が手渡されました。
平岩さんは現在28歳で、大学時代に、福祉イベントの企画などを行う団体を立ち上げ、現在法人化を目指しています。
2020年4月まで医療福祉関係の企業で働き、その後は東京でデイサービスの仕事をしていました。
これまでの経験を伊那市で活かそうと今年4月に地元に戻り伊那市で初となる逃げ遅れゼロを目指す地域づくり支援員に委嘱されました。
伊那市では、これから支援が必要な人の個別避難計画を策定する計画で、平岩さんは、要支援者宅を訪問し避難方法の聞き取り調査や要支援者と福祉事業者、自主防災組織などとのパイプ役を担います。
また、地域の自主防災組織の支え合いマップ作成の支援も行います。
伊那市では、災害時に、1人の犠牲者も出さないよう支援を必要とする人がスムーズに避難できる仕組みを構築し、安心・安全で災害に強いまちづくりを目指したいとしています。
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薫ヶ丘美術展 2日・3日開催
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭にあわせた卒業生による薫ヶ丘美術展が2日と3日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。
会場には、伊那北高校の卒業生で美術の世界で活躍するプロから趣味で楽しむアマチュアまでの芸術作品33点が飾られています。
油絵を中心に書や水彩画、漫画もあります。
また、同窓会館に寄贈されたOBの遺作4点も飾られています。
作品展は、高校の文化祭に合わせてOBたちが作品を持ち寄り多くの人に見てもらおうと開かれていて、今年で23回目です。
薫ヶ丘美術展実行委員長の酒井照明さんは、「表現の多彩さを楽しんでほしい」と話していました。
薫ヶ丘美術展は、2日と3日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。 -
令和10年度 市の小中学生500人余減少
伊那市内の小中学校の児童・生徒の数が、令和4年度には、合わせて5,189人なのに対し、令和10年度には4,673人と、500人余り減少することがわかりました。
これは、30日に市役所で開かれた、伊那市教育委員会の6月定例会で報告されました。
児童生徒数は、今年度5月の学校基本調査をもとにした数字です。
令和4年度には、児童数は3,370人、生徒数は1,819人、合計5,189人ですが、令和10年度には児童数は2,978人、生徒数は、1,695人、合計4,673人に減少する見込みです。
学級数も合計で267から、258学級に減少する見込みです。
教育委員からは、「今後10年、20年を見据えた検討が必要だ」「移住定住により、見込み数よりも児童数が多くなった学校もあるので、今後の取り組みが大切だ」といった意見が出されていました。
また、今年度の中学校の集団登山の計画案についても示されました。
新型コロナの影響で、山小屋への宿泊が難しく、伊那中、東部中、西箕輪中は、日帰りとしますが、春富中、高遠中では、1泊2日のコースを予定しているということです。
長谷中は、隔年実施で、今年度の実施はありません。
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前長谷総合支所の解体工事前に閉庁式
伊那市長谷の前の長谷総合支所で解体工事を前に、30日閉庁式が行われました。
閉庁式には長谷総合支所の職員と工事業者およそ10人が出席しました。
式は縮小して行われ、工事の安全祈願のみ行われました。
前の総合支所は昭和34年に旧長谷村役場として建てられました。
施設の老朽化に伴い建て替えられることになりました。
長谷総合支所は事務所機能を気の里ヘルスセンター栃の木に仮移転して業務を行っています。
7月4日からは庁舎の解体工事が始まり、新庁舎は令和5年度中の完成を目指しています。
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田楽座 1年半ぶりに高遠公演
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座の高遠公演が、高遠町総合福祉センターやますそで、12日に行われました。
公演では、日本各地の伝統芸能をアレンジした太鼓や踊りなど、12演目を披露しました。
2020年に始まった高遠公演は、新型コロナの影響でおよそ1年半ぶりとなりました。 -
高遠ダム 農業用水節水呼びかけ
伊那市高遠町の高遠ダム管理所は、今後渇水が心配される事から、農業用水の節水を呼び掛けています。
29日の美和ダムです。
美和ダムから放流された水は、高遠ダムの取水口から伊那市と箕輪町の竜東地区の農地およそ1800ヘクタールに供給されています。
美和ダムでは農業用水として常時400万トンを確保していますが、梅雨の時期が過去最短だった事や今後まとまった雨の予報が無い事から節水を呼び掛けています。
高遠ダム管理所によりますと、あと数日で400万トンを下回る見通しだという事で遅くとも来週には、農業団体と渇水対策について協議するとしてます。
なお、上水道の水源の箕輪ダムの貯水量は現在382万トンあり、貯水率は100%を超えているという事です。
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信大アメフト部運営母体 伊那市長表敬訪問
信州大学アメリカンフットボール部ワイルドキャッツの運営団体で、今年4月に発足した一般社団法人の代表らが22日伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長を表敬訪問しました。
22日は、信州ワイルドキャッツの代表理事で伊那市高遠町の佐々木一之さんや農学部の大学院生でアメフト部OBら4人が市役所を訪れ、社団法人設立の経緯や活動内容について白鳥市長に説明しました。
信大アメフト部は、東海学生アメリカンフットボール連盟の1部に所属しています。
練習は週末に県内各地から拠点のある松本キャンパスに集まって行い、また、バスを借りての遠征試合も多い事から、チーム運営では資金面の負担が大きくなっているという事です。
そこで安定した運営を図るため、4月に一般社団法人を設立し、企業や個人からの寄付金を活動資金として獲得していく事にしました。
佐々木さんは「チームを知ってもらうためにも、市内で試合を開催したい」と提案し、白鳥市長は「試合ができるよう応援したい」と答えていました。 -
おもちゃの病院 伊那に出張
壊れてしまったおもちゃを原則無料で直す「おもちゃの病院」の出張が、伊那市荒井の伊那まちBASEで28日行われました。
受付開始の午前10時になると、壊れたおもちゃが持ち込まれました。
受付で壊れた部分の症状を確認し、カルテに書き込みます。
こちらの女性は、音が出なくなってしまったくまのぬいぐるみを持ち込みました。
「おもちゃドクター」の笠原修さんです。
普段は岡谷市でおもちゃの病院の活動を行っています。
先ほどのぬいぐるみです。
中を分解して確認しましたが、基盤が壊れているということで、持ちかえっての修理となりました。
こちらの恐竜のおもちゃは、電池の液漏れが原因で動かなくなっていましたが、「治療」を行い、動くようになりました。
この活動は、壊れたおもちゃを修理するボランティアグループ「日本おもちゃ病院協会」が全国で行っているものです。
料金は基本無料で、部品の交換があった際に実費がかかります。
伊那まちBASEでは、5月におもちゃを使ったイベントを行った際にこの活動を知り、伊那でもできないかと考え今回初めて出張を依頼しました。
午前中におもちゃを預けた女性が受け取りに来ました。
軸が曲がって動かなくなってしまっていた車のおもちゃが、動くようになっていました。
28日は、10個のおもちゃの修理を行ったということです。
おもちゃの病院の出張は今後、8月、10月、12月の第1火曜日に伊那まちBASEで行われる予定です。
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最高気温34.9度 6月の観測史上1位
28日の伊那地域の最高気温は6月の観測史上1位となる34.9度まで上がり、暑い一日となりました。
28日の伊那地域の最高気温は、午後3時16分に34.9度を記録し、6月の観測史上1位の暑さとなりました。
なお2位は2011年の33.8度で、1度以上記録を更新しました。
長野地方気象台によりますと、28日の長野県内は真夏の気圧配置となり高気圧に覆われたため、気温が上がったということです。
南箕輪村の大芝高原味工房では、訪れた人たちが涼を求めてジェラートを味わっていました。
長野地方気象台によりますと、この暑さは少なくとも今後1週間続く見込みで、特に29日は28日よりも気温が高くなるとして熱中症に注意するよう呼びかけています。
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山荘ミルクのバラ見ごろ
伊那市横山の山荘ミルクで、バラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクの庭には、およそ300種類のバラが植えられています。
今は白色のサマースノーや濃いピンクの安曇野など、入口近くに植えられたバラが見ごろとなっています。
標高1,000メートルにある山荘ミルクでは、市街地より2週間ほど遅くバラが咲き始めるということです。
バラはあと2週間ほど見ごろとなっていて、その後も1年を通して様々な植物が花を咲かせるということです。
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伸和コントロールズ 伊那市に寄付金贈る
伊那市内に事業所がある半導体製造装置メーカー伸和コントロールズ株式会社は、企業版ふるさと納税制度を活用し、市に寄付金を27日に贈りました。
27日は、伸和コントロールズの幸島宏邦会長らが高遠さくらホテルを訪れ、白鳥孝伊那市長に目録を手渡しました。
金額は非公表となっています。
企業版ふるさと納税は、地方自治体が行う地方創生に関する事業に対し寄付すると、寄付額の最大9割の税が軽減されるものです。
伸和コントロールズでは、これまでに市に1億円を超える寄付をしています。
このことから伸和コントロールズは国から紺綬褒章が贈られ、白鳥市長が伝達しました。
寄付金は、高遠町のバラ園「しんわの丘ローズガーデン」に設置する自動運転の電動カートの整備や、地域に残る古文書のデジタル化、森林整備などに役立てるということです。 -
プロドライバーコンクール 伊那タクシーが特別表彰
県内の運送会社やバス会社などを対象としたプロドライバー事故防止コンクールで、伊那市の伊那タクシー株式会社が特別表彰事業所に選ばれました。
13日に伊那警察署で伝達式が行われ、小林雄二署長から藤澤洋二社長に賞状が手渡されました。
プロドライバー事故防止コンクールは、県交通安全協会などがバスやトラック、タクシーを運転するプロのドライバーが安全運転に努めていると評価した事業所を表彰するものです。
特別表彰は、最高賞の最優秀事業所に3年連続で選ばれるともらえるもので、伊那タクシーは3年前にも受賞しています。
県内の705事業所が対象となっていて、特別表彰に選ばれたのは8事業所、タクシー部門では唯一の受賞となっています。 -
富県小学校の児童が麦刈り体験
伊那市の富県小学校の4年生と貝沼区の住民でつくる貝沼の自然環境を守る会のメンバーは27日に学校近くの畑で麦刈りを行いました。
この取り組みは富県小と富県保育園、地域住民の3者が連携して、農業や食育を通じて地域づくりをしようと進めているもので、およそ40人が参加しました。
作業の途中からは園児たちも刈り取った麦を運んでいました。
麦の品種は小麦の「ハナマンテン」で2021年10月に児童と園児が一緒に種まきをしました。
今年の麦は去年と比べて天気が良かったことから、出来が良いということです。
今回収穫した麦からは40キロほどの小麦粉がとれるということです。
富県小では、小麦粉を使ってクッキーなどを作る計画です。
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上伊那地域2人を含む県内44人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で27日新たに、上伊那地域の2人を含む44人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また松本市は1人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は2人で、
伊那市と南箕輪村でそれぞれ1人、
松本保健所管内で12人、佐久保健所管内で7人、
上田・飯田・大町保健所管内でそれぞれ2人
諏訪・長野保健所管内でそれぞれ1人、県外3人、
長野市2人、松本市10人の合わせて44人です。
また、松本市は基礎疾患のある80代男性1人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは77,313人で入院は36人、死亡は205人です。
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いなまち朝マルシェ
地元産の野菜の販売や食事を提供する、いなまち朝マルシェが伊那市のセントラルパークで26日開かれました。
いなまち朝マルシェは、伊那市の商店主や農家などでつくる実行委員会が毎年6月から10月まで月1回開いています。
26日が今年初めての開催で、訪れた人たちは、出来立ての料理を味わったりしていました。
次回のいなまち朝マルシェは、来月31日に開かれる予定です。
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長衛祭 3年ぶりの開催
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプス北沢峠で行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など80人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、長谷出身で南アルプスで登山道を整備したり山小屋を建設するなど南アルプスの開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っていましたが、新型コロナの影響もあり、去年、一昨年は中止し、今年は、出席者を関係者に限定し、3年ぶりの開催となりました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
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伊那西小学校学校林で音楽イベント
伊那西地区の有志でつくる「伊那西地区を考える会」などは、弁当を食べながら音楽を楽しむイベントを、25日、小学校の学校林で開きました。
25日は、伊那西小学校の元校長の二木栄次さんと、横山在住の武田禎祐さんが、昭和歌謡などおよそ30曲を披露しました。