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母の日にちなみ中病看護師に花と菓子贈呈
伊那市西町の南信花園と荒井の菓子庵石川は、母の日にちなみ新型コロナの対応に追われる伊那中央病院の看護師を応援しようと「花と菓子」を28日寄贈しました。
28日は、南信花園の桜井宣明社長と、菓子庵石川の石川信頼社長が中央病院を訪れ、本郷一博院長と小池松美看護部長に花と菓子を渡しました。
南信花園と石川では母の日にあわせ3年前からコラボ商品を販売しています。
今回は新型コロナのワクチン接種が始まる中、母の日にちなんで、看護師を応援する事にしました。
花はカーネーションを中心に50本のアレンジメントを、菓子はクッキーの詰め合わせ10缶などです。
中央病院では贈られた花をしばらくの間、玄関ホールに飾るという事です。
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春の褒章 黄綬褒章 熊谷健さん
春の褒章受章者が28日発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内から2人が受章しました。
伊那市山寺の熊谷健さんは、司法書士としての長年の功績がたたえられ黄綬褒章を受章しました。
1984年市内に司法書士事務所を開業し、2011年から4年間、長野県司法書士会の会長を務めました。
会長任期中は東日本大震災や県北部地震の被災地で相談などの支援活動を行ってきたということです。
また、南箕輪村中込で食生活改善推進委員を務める六波羅弘美さんが緑綬褒章を受章しました。
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特殊詐欺被害未然防止で小松さんとJA西箕輪支所に感謝状
伊那警察署は特殊詐欺被害を未然に防いだとして伊那市西箕輪の小松茂成さんとJA上伊那西箕輪支所に感謝状が20日贈られました。
伊那警察署の土屋秀夫署長がJA上伊那西箕輪支所を訪れ、小松さんと西箕輪支所の池田美緒さんらに感謝状を手渡しました。
3月19日、伊那市の60代の女性が携帯電話で通話しながらATMの操作をしているのを小松さんが不審に感じ、窓口の職員に相談したということです。
相談を受けた職員が女性に事情を聞いたところ「市役所職員から介護保険の還付金手続きが必要だと連絡があり、指示に従っていた」と話したということです。
別の職員が特殊詐欺を疑い、ATM操作を中止させ警察に通報しました。
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伊那華の信州のいちごワッフルをPR
JA上伊那のプライベートブランド「伊那華のシリーズ」のいちごワッフルが28日から発売されます。
26日に伊那市のJA上伊那本所で開かれた記者会見で御子柴茂樹組合長がPRをしました。
いちごワッフルは2019年の1月に発売されたりんごワッフルにつづき2作目となります。
上伊那産の夏秋いちごと上伊那産の小麦粉「ハナマンテン」を使用しています。
酸味と甘みのバランスが良くもっちりとした触感が特長だということです。
発売は28日からで価格は税込み160円です。
JA上伊那直売所、管内のA・コープ、ファミリーマートJAで販売されます。 -
ワナセンサーを高遠・長谷に整備へ
伊那市有害鳥獣対策協議会は檻に野生動物が捕獲されるとセンサーが反応しメールで通知される「ワナセンサー」を今年度新たに高遠、長谷地区で整備する計画です。
伊那市有害鳥獣対策協議会総会が伊那市役所で27日に開かれワナセンサー整備など今年度事業が承認されました。
ワナセンサーは檻に野生動物がかかっているか確認に行く必要がなくなることから、猟友会などの負担軽減につながるものです。
これまでに91台が運用されていて高遠・長谷地区に今年度はじめて整備する計画で1台あたり月額300円の補助がされます。
昨年度の有害鳥獣捕獲数はニホンジカが1,568頭、ニホンザルは120頭だということです。
白鳥孝伊那市長は「昨年度はニホンジカの捕獲が多かった。熊の捕殺できる仕組みづくりも考えていきたい」と話していました。
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伊那市 新型コロナワクチン接種 コールセンター設置
伊那市は、65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナワクチン接種が来月から始まるのを前に、市内にコールセンターを設置しました。
予約開始は、来月17日からとなっています。
コールセンターの業務が26日から始まり、接種に関する相談や日程の確認などの電話が寄せられていました。
市では、来月3日から民間病院の入院患者をはじめ高齢者施設の入居者などを対象に段階的に接種を行っていきます。
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草餅供えて子どもの健やかな成長願う
子どもの健やかな成長を願う草餅地蔵の祭典が24日伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたといわれています。
青島の人たちは流れ着いた場所に地蔵を安置し、お参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから地蔵に供えるようになりいつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
祭典には地域の人たちが訪れ草餅を供えて子どもの健やかな成長を願っていました。
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酪農家のおもてなし牛乳を使った商品 3品目認定
上伊那地域の若手酪農家が企画・開発した「酪農家のおもてなし牛乳」を使った認定商品に、新たに3品が加わりました。
こちらは、みのわ加工株式会社の「テラスろうる」です。
今月3日にオープンした箕輪町大出のみのわテラスで販売されています。
生地におもてなし牛乳がふんだんに使われているということです。
合わせて「テラスぷりん」も認定されました。
こちらは、駒ヶ根市に本店があり伊那市西町にも販売店があるタルトとケーキの専門店「kuus」のおもてなしロールケーキです。
生地におもてなし牛乳と米粉が使われていて、もっちりとした食感が特徴だということです。
19日は、JA上伊那本所で認定証授与式が行われました。
おもてなし牛乳を使った商品の認定は、販路拡大とブランド化を目的に平成30年度から行われています。
今回の3つの商品を合わせて、認定品は7品目となっています。 -
仲仙寺で二輪草見ごろ
伊那市西箕輪の仲仙寺で二輪草が見ごろとなっています。
二輪草は、キンポウゲ科の多年草で、1本の茎から2輪ずつ花を咲かせることが特徴です。
境内に自生したもので、先週の初めごろに咲き揃ったということです。
仲仙寺によりますと、今年は二輪草を始め桜や水芭蕉などの草花の見ごろが例年より2週間ほど早いということです。
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伊那図書館でしゅわたいむ
伊那市の伊那図書館で、手話を取り入れたおはなし会「しゅわたいむ」が25日開かれました。
しゅわたいむには、親子連れなど25人ほどが参加しました。
上伊那聴覚障害者協会の田中みえさんが参加者に手話を指導しました。
25日は絵本「だるまさんが」の手話を交えた読み聞かせが行われ、訪れた人も手話に挑戦していました。
伊那図書館では、誰もが読書を楽しめる環境づくりを行う「読書バリアフリー」の取り組みを進めています。
しゅわたいむはその一環として、今回初めて開かれました。
しゅわたいむは月に1回開かれる予定で、次回は5月23日(日)です。
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伊那の里山カンバッジ製作
伊那市は、市内の里山に登った様子を自分のSNSに投稿するともらえる伊那の里山缶バッジを製作しました。
こちらが伊那市の里山缶バッジです。
今回は第1弾として守屋山と入笠山の2種類を製作しました。
缶バッジは、守屋山・入笠山に登った様子をハッシュタグをつけてSNSに投稿し、その画面を取り扱い店舗で見せるともらうことができます。
里山のアピールと、街中の観光とを結びつけようと伊那市が企画しました。
缶バッジのプレゼントは24日(土)からで、高遠町内の7店舗で取り扱っています。
伊那市では、対象となる里山や取り扱い店舗を順次増やしていきたいとしています。
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南ア林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。
25日は、標高1680mの歌宿までが開通しました。
去年は新型コロナ感染拡大を受けて全面運休となり2シーズンぶりの運行となります。
伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所では、テープカットで運行を祝いました。
午前10時5分のバスには、埼玉から訪れた登山客らが乗車しました。
25日は、伊那市地域おこし協力隊が登山グッズを無料で配布しました。
今シーズンは、車内を換気し、バスの定員28人に対しておおむね20人を目安として運行します。
期間は11月15日までの予定で当面の間は戸台口から歌宿間を運行します。
歌宿から北沢峠の間は、去年7月の大雨の影響で通行できない状態で、6月15日以降復旧でき次第開通するということです。
林道沿いでは、これからシナノコザクラやホテイランなどの高山植物が楽しめます。
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16ミリフィルム ニュース映画上映
1960年代~2000年代に教材として作られたニュース映画などを上映する「16ミリフィルム映写会」が伊那市の創造館で24日開かれました。
これは1972年に制作された伊那谷の自然や文化、産業などを紹介した映画です。
伊那市高遠町や、伊那市の中心市街地などが映し出されています。
これは、1964年の東京オリンピックの長野県内での聖火リレーの様子です。
24日はおよそ30人が訪れ、1960年代から70年代に制作されたニュースや記録映画が上映されました。
これらのフィルムは、上伊那地方視聴覚教育協議会が保管していましが、より多くの人にみてもらおうと昨年度、伊那市創造館に寄贈しました。
寄贈されたフィルムは全部で580本あり、映写機2台も一緒に寄贈しました。
この他に1970年の大阪万博などが上映されました。
伊那市創造館では、寄贈されフィルムに何が記録されているか確認を進め、今後も上映会を開きたいとしています。
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特殊詐欺 伊那市の70代男性が4万5,000円騙し取られる
伊那市の70代男性が現金4万5,000円を騙し取られる特殊詐欺被害が23日に発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市の70代男性です。
男性は23日、パソコンを操作中「ウイルスに感染した」と画面に表示されたため、指定された連絡先に電話をしました。
サポートセンターの職員を名乗る女から「パソコンの画面を修理するには、修理料金と保証金が必要です。ギフト券を購入してください」などと言われ、男性は指示通り4万5,000円分を購入し女にギフト券の番号を伝えました。
その後、さらに料金を請求されたことから不審に思い、警察に相談して被害に気付いたものです。
伊那署では、「ウイルス感染に関する表示や電話は詐欺を疑う」「電子マネーなどで支払いを要求された場合は、支払わず警察に相談する」よう呼び掛けています。 -
美和ダムで大雨に備え管理演習
大雨などに備えて関係機関や住民への情報伝達を行うダム管理演習が伊那市長谷の美和ダムで19日行われました。
管理演習では大雨などでダムの水量が増えるのを想定し水位の調整作業を行いました。
演習は毎年この時期に行われていて、19日は美和ダム管理支所の職員10人が参加しました。
ダムの放流を行うゲートを開けるための操作や市町村や住民などに情報の通知を行う作業を確認していました。
ダム管理演習は小渋ダムでも行われました。
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池上晃さん宅藤の花見ごろ
伊那市狐島の池上晃さん宅では、藤の花が見ごろを迎えています。
植えてから15年経つという藤の花は今週いっぱい楽しめるということです。
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子ども食堂運営で意見交換
伊那市内で子ども食堂を運営する団体と伊那市の意見交換会が22日市役所で開かれました。
意見交換会は同じ課題に取り組む団体が集まることで互いに情報を共有し今後の運営に役立てようと開かれたもので12の団体が出席しました。
冒頭のみ公開された意見交換会では団体から「食材を安定的に確保できるようにしてもらいたい。」といった要望のほか、調理道具をそろえるための費用やボランティアへの謝礼について補助を求める声が上がったということです。
伊那市では今回の要望を受けどんな形で支援できるか検討していくことにしています。
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高遠のクロモジルームスプレー試作
伊那市の高遠町藤澤里山再生協議会は元地域おこし協力隊の澤広行さんと協力し、高遠町で採取したクロモジとアカマツを使ったルームスプレーを作りました。
こちらがルームスプレーです。
高遠町で採取したクスノキ科の落葉樹クロモジとアカマツから作ったアロマウォーターと精油をブレンドしたもので、すっきりとした香りが特徴です。
この商品は、アロマセラピストで元伊那市地域おこし協力隊の澤さんが企画しました。
商品名は「延命香」で、澤さんが高遠石工のPRに取り組んでいたことから、水上にある延命地蔵菩薩から名付けました。
この日はほかに、調理用のクロモジ塩とクロモジほうじ茶、アカマツ黒豆茶の試作品もお披露目されました。
クロモジは、枝が漢方薬にも使用されていて、さわやかな香りが特徴です。
高遠町藤澤里山再生協議会では、地域活性化につなげようと、商品開発を進めています。
製品は協議会が農林水産省の農山漁村振興交付金の採択を受け試作したものです。
試作品は、5日藤沢の区長会でお披露目されました。
住民から意見を聞いて改良し、2年後の商品化を目指すということです。
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伊那公園 緑色の桜「御衣黄」見ごろ
伊那市中央の伊那公園では、緑色の花を咲かせる桜「御衣黄」が見ごろとなっています。
御衣黄は、去年より2~3日早く咲き始め、21日に満開となりました。
緑色の花は、だんだんと黄色になり、最終的には赤っぽくなって散るということです。
緑色の桜は、今月いっぱい、赤くなって散る様子は、5月の連休まで楽しめるということです。
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福島の佐藤さん ぶどう植える
東日本大震災の影響で福島県から伊那市に移住した果樹農家、佐藤浩信さんは、西箕輪の畑にぶどうの棚を作り、20日に苗を植えました。
この日は、生で食べる品種 シャインマスカットとクイーンルージュの苗、合わせて31本を植えました。
佐藤さんは、福島第一原発事故の風評被害により果物が売れなくなることを見越して、震災直後に伊那市に移住してきました。
西箕輪の畑で桃やリンゴ、柿を栽培していますが、おととしの台風19号で大きな被害を受けたことから、風害を受けにくいぶどう栽培に取り組むことを決めました。
新たに畑を借り35アールでぶどうを栽培します。
佐藤さんは、根を丁寧に土の上に伸ばし、苗を植えていました。
ぶどうは早ければ2年後には収穫できるということです。
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高校再編 学びのイメージ意見交換
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する、新たな高校の再編実施計画策定に向け地域の意見を聞く懇話会が20日伊那合同庁舎で開かれました。
20日は伊那合同庁舎で第4回伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、出席者が新しい学校の学びのイメージについて意見を出し合いました。
出席者からは「地域の経済環境を具体的に知る授業を行ってほしい」「郷土愛を学ぶ事は、将来、人としての土台に繋がる」など、地元に目を向けた学習を取り入れていくことが大切だといった意見が多く出されていました。
20日の会議では、新しい高校の場所や校舎などについて検討する「校地検討部会」から基本方針が報告されました。
新しい高校の校地については、「原則として現在の伊那北か弥生の校舎の活用を前提に、学習環境の点から1か所とする事を基本に検討を進めていく」という事です。
新しい高校の場所や校舎については検討部会で意見を交わし、県教委で判断し公表するとしています。
次回の懇話会は5月28日に開催される予定です。
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南アルプス林道バス 今年度は運行
伊那市は、昨年度運休となっていた南アルプス林道バスについて、今年度は感染防止対策を行い25日から運行を開始します。
運行開始となるのは、南アルプス林道バスの戸台口から歌宿までです。
歌宿から北沢峠の間は、去年7月の大雨の影響で通行できない状態で、6月15日以降復旧でき次第開通するということです。
今年度は車内を換気し、バスの定員28人に対しておおむね20人を目安として運行するということです。
山小屋は、定員を半分に制限し、完全予約制で営業します。
対象となるのはこもれび山荘、仙丈小屋、塩見小屋、大平山荘、長衛小屋です。
カーテンやパネルなどで仕切りを作るなどの対策をとるということです。
南アルプス林道バスは25日(日)から運行開始となります。
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高遠さくら祭り 入園者数過去最少
今年の伊那市の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は、昭和58年以降最も少ない6万8,650人でした。
20日伊那市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が数字を発表しました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は開花後の3月29日から4月11日までの14日間で、有料入園者数は6万8,650人でした。
入園者数は、有料入園化した昭和58年以降最も少なくなっています。
なお過去2番目に少ないのは平成30年度の11万9,747人です。
市営駐車場を利用した大型・中型バスは88台で、前回の平成31年度の1,423台と比べ6%ほどにとどまりました。
それに伴い、団体客も前回の4%未満だったということです。
また、今回は開花が3月26日、散り終わりは4月11日と、開花・散り終わりとも昭和58年以降最も早くなりました。
このほかに、さくら祭りの低炭素社会への取り組みとして、出店者にプラスチック製の容器やスプーンなどの削減を呼び掛けたところ、14店舗のうち9店舗の協力が得られたということです。
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伊那市西箕輪で山林火災
伊那市西箕輪で20日山林火災がありました。
これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事は午前10時50分ころ確認され伊那市西箕輪の山林約2万5,000平方メートルを焼き午後1時53分に鎮火しました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では出火の原因について調べをすすめています。
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アユの稚魚を放流
天竜川漁業協同組合はアユの友釣りの解禁を前に16日伊那市の天竜川などでアユの稚魚を放流しました。
稚魚は琵琶湖産で体長およそ8センチ、重さは8グラムほどです。
伊那市の水神橋近くなどでバケツやホースを使って450キロ分を放流しました。
アユの友釣りはエサとなる珪藻がある場所をほかのアユから守る習性を利用して釣るものです。
今年は梅雨に入る前に釣りが始められるように解禁日は例年より1週間ほど早い6月12日となっています。
天竜川漁業協同組合では今年度2,000キロ分およそ25万匹の放流を計画しています。
アユ釣りの遊漁料は年間券が8,800円、日釣り券が2,200円となっています。
アユの友釣りの解禁日は6月12日の午前6時を予定しています。
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郷土史家 竹入弘元さん 死去
伊那谷における石仏研究の第一人者で、伊那ケーブルテレビでも長年にわたり番組に出演していただいた郷土史家、竹入
弘元さんが18日に亡くなりました。
89歳でした。
竹入さんは、辰野町出身で高校教諭時代から伊那谷の石仏調査を始め、昭和51年にはそのまとめとなる350ページ超える本、伊那谷の石仏を刊行しました。
伊那市文化財審議委員会委員長時代には、伊那ケーブルテレビの番組にもレギュラー出演してもらい、親しみやすい語り口調で石仏の歴史やなりたちを伝えていただきました。
番組は、2009年から2016年まで8年にわたり放送しました。
竹入さんは、井上井月の研究にも携わり、一般社団法人井上井月顕彰会副会長、一般社団法人高遠石工研究センターの名誉会長でした。
葬儀は、21日午後2時から伊那市西町の平安祭典さくらホールで近親者で執り行われます。
弔問受付は、午後0時45分から1時45分です。 -
やきもち踊り 2年ぶりに奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が18日白山社・八幡社合殿で2年ぶりに奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、20人が踊りを奉納しました。
去年は新型コロナの影響で中止した為、2年ぶりとなります。
感染防止対策として、マスクを着けて踊り、踊りと踊りの合間に行う酒盛りを、通常の2回から1回に減らしました。
酒盛りでは、キセルで刻み煙草を吸いながら、鮎の串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
最後の酒盛りを終えると、中踊りと後踊りが行われます。
後踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
山寺に福祉の拠点施設竣工
老朽化に伴い新たに建設が進められていた伊那市の福祉まちづくりセンターが完成し現地で16日、竣工式が行われました。
新たに建設された福祉まちづくりセンターは、伊那市山寺の保健センターなどがある敷地内に建設されました。
16日は、伊那市や区の関係者ら40人が出席し、テープカットなどをして完成を祝いました。
建物の老朽化に伴い、伊那市がこれまでの建物の隣に新たに建設したものです。
鉄骨づくり3階建てで、延床面積はおよそ2500㎡、総事業費は、10億円となっています。
地元産のヒノキやアカマツなどをふんだんに使用し、研修室や相談室・調理実習室の他、地域住民や施設利用者の交流の場となるスペース・喫茶コーナーも設けました。
また、隣接する伊那市保健センターと連結もしています。
1階には、伊那市社会福祉協議会や市の福祉相談課の事務所が入り、福祉に関する複合的な課題に対し包括的に対応できる体制を整えました。
福祉サービスを必要とする団体などの活動の支援や、福祉活動の担い手育成の推進も図ります。
新しく建設された福祉まちづくりセンターは、5月6日に開所する予定で、これまでの建物は年内に取り壊すということです。
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やまとわ 「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」入賞
伊那市の木工業・株式会社やまとわのアカマツのブランド化を目指す取り組みが「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」で入賞しました。
16日は「やまとわ」の中村博社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」は旅行会社などでつくる実行委員会が主催するもので、地域の将来を支える名品や、それらを実現する取り組みを表彰するものです。
昨年度は全国から208件の応募があり、入賞となる地方創生賞にはやまとわの他7団体が選ばれました。
やまとわはアカマツのブランド化に取り組んでいて、アカマツ材を使った家具ブランドの立ち上げや、薄く削った経木の販売を行っています。
新しい商品を開発・販売する事で、木材としてのアカマツの価値を高め、森林整備につなげたいとしています。
中村社長は「地域に豊富にあるアカマツを収穫、活用し、森林を更新するモデルを築いていきたい。」と話していました。
白鳥市長は「国内産の木材が見直され、持続可能な使い方をしていく、こうした取り組みに注目が集まっている」と話していました。
やまとわでは、今年度、地元産の広葉樹を使ったオフィス家具も発表する予定です。
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FAITH28日2枚目のアルバム発売
伊那市発の4人組バンドFAITHが今月28日に2ndフルアルバムをリリースします。
これに合わせメンバーがリモートでアルバムリリースに向けた意気込みを語りました。
14日は、伊那市役所でリモートによる合同取材が行われました。
中高生の人気を集めるFAITHは、上伊那出身の男女4人組バンドで、2015年に伊那市のライブハウスに集まり結成しました。
去年1月に1stフルアルバムでメジャーデビューしました。
今日は、メンバーが2ndフルアルバムリリースに向けた意気込みやコロナ禍で制限のかかった去年の活動を振り返りました。
メンバーは、ツアーが出来なくて苦しい思いもしたが、去年1年間は曲作りに専念しより幅がある曲ができた」などと話していました。
またコロナ禍で部活動や勉強に励む中高生に向けたメッセージを送りました。
日々の失敗を愛せるような思いで作ったというFAITHの2ndフルアルバム「Sweet Error」は、今月28日に発売されます。