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外国人向けの観光プランづくり研修会
アクティビティを通じて自然や文化などに触れることができる、訪日外国人向けのアドベンチャーツーリズムについての研修会が5日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
研修会は、国土交通省北陸信越運輸局が開いたもので、主に南信地域の観光業に携わる関係者およそ20人が参加しました。
アドベンチャーツーリズムは、登山やサイクリングなどアクティビティ体験を通して地域の自然や文化を知ってもらうものです。
この日は、東京の旅行会社の担当者が講師として招かれ、外国人向けのアドベンチャーツーリズムのプランづくりやガイドについてのポイントを話しました。
研修会は、19日にも予定されていて、外国人のモデルを相手にモニターツアーの実習を行うということです。
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西山神社に園児が幟旗を奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は、保育園近くにある西山神社に手作りの幟旗を9日奉納しました。
この日は、年長、年中園児あわせて29人が、参道の階段の両脇に幟旗を立てました。
西山神社では、毎年10月9日に例祭を行っています。
幟旗の奉納は、五穀豊穣や家内安全を願って本祭りにあわせ行われているものです。
昭和30年ごろは、数千本の幟旗が立てられていたということですが、近年は数が少なくなっているということです。
多くの旗が立てられていた当時の賑わいを復活させようと、7年前から園児による奉納が行われています。
西山神社の関係者は「地元の歴史や文化を身近に感じてもらいたい」と話していました。
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伊藤真一さん 陶展
伊那市西箕輪に窯を持つ陶芸家 伊藤真一さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場では、伊藤さんの作品300点ほどが展示販売されています。
伊藤さんは伊那市西箕輪与地の穴窯で制作をしています。
釉薬を使うものもありますが、基本的には薪を焼いて巻き上がった灰がついてできた模様や色合いを楽しめるようにしているということです。
伊藤真一さんの陶展は、20日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
それでは天気予報です。
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伊那中2年生 先輩から「人生」学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生は、職場体験を前に、仕事や夢・人生について学ぼうと、自分たちの先輩となる卒業生から話を聞きました。
講師は、キャビンアテンダントや、広告代理店勤務、会社経営者、公務員など19歳から40代まで6人の伊那中卒業生が務めました。
2年生114人が、それぞれ希望した講師の話を聞きました。
講師たちは、自分たちの失敗談や中学校時代の迷いも含めて話をしていました。
例年は6月に、地元の起業家から話を聞きますが、今回は、コロナの影響もあってこの時期に、学校の卒業生に話をしてもらう形での開催となりました。
11年前に伊那中学校を卒業し、現在はANAのキャビンアテンダントを務める倉科 千紘さんは、「私たちはプロフェッショナル。不測の事態が起きた場合には対処しなければならない」と話していました。
講演が終わった後には生徒たちが倉科さんを囲み、次々と質問を投げかけていました。
この座談会は、19日から5日間行われる職場体験学習を前に、働くことや夢をかなえるということ、人生とは何かを考えようと行われました。
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まほらいな市民大学 第21期生修了証書授与式
伊那市が市民の生涯学習の場として開いているまほらいな市民大学の第21期生の修了証書授与式が、24日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
21期生は57人で、2年間で芸術・文化・歴史など様々なジャンルの41講座を学びました。
24日は学長の白鳥孝市長から、代表者に修了証書が授与されたほか、皆勤賞・精勤賞の受賞者が表彰されました。
例年は1年間に26講座が開講されますが、今年度は新型コロナの影響で8講座が中止となりました。
3月上旬から活動が中止となり、6月30日に再開されました。
白鳥市長は、「積極的に学び、人とのつながりを大切にし、生涯現役でのご活躍を祈る」と式辞を述べました。
修了生を代表して新宅 修さんは「仲間と学んだ2年間は短く感じた。多岐にわたる知識を習得でき友達も作ることができた。」と話していました。
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高遠町の一部でゆうあいマーケット
伊那市長谷地区で今年8月からスタートした支えあい買い物サービス「ゆうあいマーケット」のサービスエリアが11月から高遠町の一部の地域にも広がる予定です。
14日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠町地域協議会が開かれ、市が概要を説明しました。
ゆうあいマーケットは食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文しその日のうちに商品が自宅に届きます。
8月から長谷の非持・溝口・黒河内・中尾の4地区で始まっていて、高遠町で今後予定されているのは長藤・三義・藤沢地区です。
11月からは三義地区でサービスが始まる予定で1か月間、
利用促進を図るためお試しキャンペーンが行われます。
通常1000円かかる使用料は無料で、商品代金の支払いのみとなります。
地域協議会では他に、高遠町総合支所の新しい庁舎の建設に向け協議を行う、建設検討委員会を設置することが承認されました。
地域協議会の委員や区長13人で構成し、委員長は地域協議会会長の伊藤岩雄さんが務めます -
社会人野球チームと中学生が交流
上伊那の社会人でつくる軟式野球チームHADESベースボールクラブは伊那市高遠町の高遠総合グラウンドで11日中学生と野球交流をしました。
11日は、部活を引退した東部中学校の野球部の3年生とシニアに所属する生徒が参加しました。
HADESベースボールクラブは、上伊那の40代以上でつくる軟式野球チームです。
野球の楽しさを子供たちに伝えようとスポーツ少年団や中学生と交流をしています。
11日は、一緒にシートノックを受けたり試合をして交流しました。試合では、両チームとも楽しみながらプレーをしていました。
東部中学校では「地域の人たちに支えられている。生徒たちが今後も野球を続けるきっかけになります」と感謝していました -
舎羅の会 合同展
箕輪町木下の木彫工芸家の中澤達彦さんから指導を受ける県内7つの教室「舎羅の会」の合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫りの作品およそ250点が並んでいます。
木下在住の木彫工芸家の中澤さんから指導を受ける県内7つの教室から70人が作品を出品しています。
舎羅の会では、16年前から2年に1回展示会を開いていて、今回で8回目です。
中澤さんは「一人一人が合同展を目標に励んできた。様々な作品を見て楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は20日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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看護の道へ誓いを新たに
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で14日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生22人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された灯を一人一人受け取りました。
全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、箕輪町沢の大槻大地さんは、「この先、どんな看護師を目指しているのかを常に思い、医療現場で活躍する看護師となるべく新たなる一歩を踏み出します」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は、今後は上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。 -
緑十字銅章表彰伝達式
交通安全に尽力した人や、安全運転の推進に功績のあった人に贈られる交通栄誉賞「緑十字銅章」の表彰伝達式が、2日伊那警察署で行われました。
この日は、塩澤幸一伊那交通安全協会長から受章者に表彰状が伝達されました。
受章者は、伊那市と南箕輪村の11人です。
内訳は、「交通安全功労者」が6人、「優良運転者」が4人、事業所の「優良安全運転管理者」が1人です。
優良安全運転管理者は、白鳥和夫安全運転管理者協会上伊那支部長から伝達されました。
受章者を代表して、伊那市交通安全協会副会長の山﨑隆男さんは「受章を機会に、さらに安協の活動の場を通して地域社会に貢献したい」と謝辞を述べました。
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共生ビジョン原案示す ICTを活用
伊那市・箕輪町・南箕輪村が相互に連携して人口の定着を図る伊那地域定住自立圏の第2期共生ビジョンの原案が14日示されました。
ICT技術を活用した医療や買い物支援などが新規事業としてあげられています。
14日は伊那市役所で伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が開かれ、来年度から5年間の第2期共生ビジョンの原案が示されました。
新規の連携事業として、福祉分野では、在宅医療・介護連携のためのICT化の推進をあげています。
地域公共交通の分野では、伊那市長谷地域で今年8月から運用が始まっている支え合い買物サービス「ゆうあいマーケット」の構築、医師が乗らない移動診療車「モバイルクリニック」の実施があげられています。
定住自立圏は、伊那市・箕輪町・南箕輪村が人口定着を図るため、3市町村が連携し、必要な生活機能を確保し定住者の受け皿を形成するものです。
定住自立圏共生ビジョンは、そのための具体的な取り組みを示すもので、中心市の伊那市が策定します。
今後は各市町村で検討し、来年2月にビジョンの案を決定するということです。
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絆を大切に 伊那地区社協看板設置
伊那市の御園や坂下、上下新田などでつくる伊那地区社会福祉協議会は、助け合いの気持ちをを広めようと9日に看板を設置しました。
上牧公民館では、伊那地区社協の宮原勝会長から上牧の篠田貞行区長に看板が手渡されました。
伊那地区社協では、コロナにより活動ができない中、助け合いの意識を高め誰もが参画できる地域をつくっていこうと看板を設置することにしました。
看板には「共に生きる 地域のしあわせ」と書かれ、大きさはたて90センチ横50センチほどです。
宮原会長は「コロナでより地域の絆が大切な時。かんばんを見て少しでも意識してもらえたらうれしいです」と話していました。
看板は、伊那市内の公民館など18か所に設置されたということです。
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伊那商工会議所青年部 観光体験ツアー
伊那市の伊那商工会議所青年部は、地域の野外で楽しめるコンテンツを繋ぎ合わせ今後の観光事業に結びつけていこうと、関係者による体験ツアーを、3日に行いました。
ツアーは、伊那商工会議所青年部の交流委員会が中心となって企画したもので、およそ60人が参加しました。
横山のりんご園では、シナノスイートの収穫を体験しました。
ツアーは、マウンテンバイクと蕎麦打ちコース、キノコ採りと釣りを満喫するコースなど4種類です。
リニア中央新幹線や三遠南信自動車道による交流人口の拡大を見据え、駒ヶ根と飯田の商工会議所青年部の関係者も招かれました。
りんご園では、もぎたてのりんごを味わっていました。
西箕輪の農業公園みはらしファームでは、そば打ちを体験していました。
青年部では、観光事業者、行政と連携したツアーを企画していきたいとしています。 -
高遠石工のルーツに迫る「歴史講座」
江戸時代を中心に全国各地で活躍した石工集団「高遠石工」のルーツに迫る歴史講座が、11日から全4回の日程で始まりました。
講座は、伊那市生涯学習センターが開いたもので、およそ20人が参加しました。
全4回の日程で開かれ、座学の他、現地見学を行います。
講師は、高遠石工研究センターの田中清文さんと熊谷友幸さんが務めます。
初回の11日は、現地見学で訪れる予定の寺や神社の石造物について、見どころなどを学びました。
熊谷さんは、高遠石工の中でも技術力が高かったとされる守屋貞治について「貞治の作品は、石ならではの良さが随所に活かされている」と話していました。
11月1日と8日には、高遠町と長谷にある作品をそれぞれ見学することになっています。 -
中学生ロボットコンテスト南信大会 伊那中のチームが優勝
手づくりロボットで技術力を競う中学生ロボットコンテストの南信大会が伊那市の伊那北小学校で11日に開かれ、伊那中学校のチームが優勝しました。
南信大会には、伊那市の伊那中学校と東部中学校、南箕輪村の南箕輪中学校など6校、35チームが出場しました。
ルールは毎年変わり、今年はアイテムと呼ばれる折り紙で作った立方体のものを、制限時間2分の中で相手のコートに入れた数と自分のコートで積み重ねた数によるポイントを競うものです。
新型コロナウイルスによる臨時休校期間中にマシンの形状について家でも考えられるよう、割りばしやダンボールなど家にあるものを使うことがルールに加わりました。
予選リーグの後、決勝トーナメントが行われ、優勝を目指してマシンを操作していました。
1度に大量のアイテムを持ち上げるものや、高く積み上げるものなど戦い方は様々です。
決勝戦は、伊那中学校のチームと茅野市の東部中学校のチームの顔合わせとなりました。
機動力を活かして得点を重ねた伊那中学校が勝利し、この大会を制しました。
県大会は、11月にオンラインで開かれることになっていて、各学校1チームが出場できます。 -
子ども達が蜂追いを体験
伊那谷の伝統文化「蜂追い体験会」が伊那市高遠町で11日、開かれました。
体験会は、地域の伝統文化を子どもたちに伝えようと伊那市地蜂愛好会と山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトの共催で行われたものです。
11日は、国立信州高遠青少年自然の家周辺の山で体験会が開かれ、市内の家族連れなど15人が参加しました。
地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。
それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探します。
参加者は、大きな声を出して目印がついた蜂を追っていました。
伊那市地蜂愛好会によりますと、雨の後は、餌を求めて蜂が活発に飛ぶということです。
スタートしてからおよそ1時間、巣を見つけました。
煙幕をたいて蜂を気絶させ巣を取り出していました。
体験会では、ハチノコの試食会や地蜂の生態の説明なども行われました。
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三峰川に身元不明の女性の遺体
11日午前8時半頃伊那市の三峰川で身元不明の女性の遺体が見つかりました。
伊那警察署の発表によりますと遺体は年齢30代から40代くらいの女性で身長は157センチほど、左手薬指に指輪をはめているということです。
伊那市内に住む男性が午前8時半頃ジョギング中に遺体を発見し警察に通報したものです。
伊那署によりますと遺体に目立った外傷はないということで、身元など調べを進めています。
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10月10日は ソースカツどんの日
10月10日はジュージューの語呂合わせでソースカツ丼の日です。
伊那ソースかつどん会加盟店では割引サービスが行われ、店内は賑わっていました。
カツをジュージューと揚げる音にちなんで制定された10日はソースカツ丼の日です。
伊那市西町の田村食堂では、昼時になると多くの客が訪れ、厨房では次々にカツを揚げていました。 揚げたてのカツを秘伝のソースにくぐらせて完成です。
ソースカツ丼の日には、各店舗で割引サービスが行われ、田村食堂ではそれぞれ200円引きで提供されました。
田村食堂では、台風とイベントが重なり、当初は客足を心配していましたが、開店前から列ができる盛況だったということです。
訪れた客は、厚くカットされたカツをほおばっていました。
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高遠高校合唱部 県高校サマーフェス最高賞
伊那市の高遠高校合唱部は、新型コロナで中止となった長野県合唱サマーフェスティバルの代替大会でグランプリを受賞しました。
サマーフェスティバルは例年7月に開かれていますが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
長野県高校文化連盟では、代替として動画による審査会を企画し、32校が出場しました。
高遠高校合唱部は、映画「天気の子」の主題歌「グランドエスケープ」と合唱曲「そのひとがうたうとき」の2曲歌い、最高賞のグランプリを受賞しました。
動画制作は部員10人で行い、3年生の吹越李句部長、北澤ゆりな副部長、山岸未玖さんの3人が構想を考えました。
合唱の様子に加え、学校のある高遠町をPRしようと町内で撮影をしました。
撮影はスマートフォンで行い、編集は1年生が行ったということです。
今年はコロナにより発表会やコンクールが軒並み中止となりましたが、今回のグランプリ受賞は合唱部に新たな歴史に刻んだと部長の吹越さんは感じています。
高遠高校合唱部は来年1月に演奏会を予定していて3年生にとっては最後となるステージに向け練習に励んでいます。
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手作りキーホルダーを児童に
伊那市西春近の手塚廣子さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内の1年生から3年生の児童にプレゼントします。
キーホルダーはフェルトと綿でできていてイーナちゃんの目や口は刺しゅうをして作ったということです。
6日手塚さんが伊那市役所を訪れプレゼントするキーホルダーを白鳥孝市長に紹介しました。
手塚さんは元伊那市スポーツ推進委員で児童とも関わってきたことからコロナ禍で大変な思いをしている子どもたちに喜んでもらおうと作りました。
国が支給した定額給付金を材料費にあて5か月かけて約2,000個を作りました。
手塚さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内15の小学校に自ら届けるということです。
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伊那の外食 安心安全を宣言
伊那市と南箕輪村の飲食店などでつくる伊那食品衛生協会中部支部は、コロナ禍でも外食の機会を増やしたり、食の安全を伝えようと、「伊那谷イートイン安心安全宣言」と題したポスターとステッカーをつくりました。
こちらがポスターとステッカーです。
事業者と消費者に向け、感染拡大を防ぐために気を付けるポイントなどが描かれています。
ポスターは会員の店舗内に掲示されるほか、ステッカーは来店者にわかるように店先の看板などに貼るということです。
9日は、伊那市の防災コミュニティセンターで記者会見が開かれ、伊那食品衛生協会中部支部の北原英之支部長が概要を説明しました。
協会では、新型コロナウイルスの影響で飲食店の営業の自粛や、外食の機会が減っている状況でも、訪れた客が安心して利用できるようにポスターとステッカーを作ることにしたということです。
伊那市の地元応援プレミアム商品券の発行や、国の進めるGoToキャンペーンに合わせ、伊那の食をアピールしようと、「伊那谷イートイン安心安全宣言」を企画しました。
協会によりますと、ポスターとステッカーは先月から会員店舗およそ800店に配布されているということです。
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いきいきサポーター成果発表会
伊那市内で健康づくり・介護予防を進めるために活動する、いきいきサポーターの発表会が9月23日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
発表会では、市内で活動するメンバーおよそ40人が、3つのグループに分かれて介護予防体操を披露しました。
例年はこの時期に、いきいきサポーターが携わっている自主グループの交流発表会を開いていますが、新型コロナウイルスの影響で、今年はサポーターの活動の成果発表のみとなりました。
メンバーは6月から月に1度集まり、この日の発表会に向け練習に励んできたということです。
いきいきサポーター伊那OB会の飯島安子会長は「1人1人が発表会の為に目標を持って活動してきた成果が見られた」と話していました。
いきいきサポーターは伊那市内の各地で体操や運動を通して介護予防を進めていて、現在は40人ほどが活動しているということです。
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伸和コントロールズ新工場竣工
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ㈱は、量産を図ろうと美篶に長野事業所アルプス伊那工場を新たに建設しました。
8日は、幸島宏邦社長や白鳥孝伊那市長らおよそ40人が出席しテープカットなどで完成を祝いました。
神奈川県に本社がある伸和コントロールズは、半導体、温度調整装置などを製造していて高遠町の事業所にはおよそ200人が勤務しています。
新工場は、最先端の半導体製造関係機器の量産を目的に建設されたもので総事業費はおよそ25億円となっています。
建物は鉄骨2階建てで延べ床面積はおよそ6400㎡となっています。
建物のデザインは新国立競技場の設計を行ったことでも知られている世界的建築家の隈研吾さんが監修しました。
また、新工場には森林資源の育成と有効活用を進める伊那市に賛同し、エントランスや食堂に地域産材がふんだんに使われています。
伸和コントロールズでは、地域に密着した工場を建設することで、地域の発展や地球環境の保護の貢献活動にも取り組んでいくとしています。
伊那工場は、12月からの稼働を予定しています。
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80代の男性を助けた親子に感謝状贈呈
伊那市小沢の用水路で流されていた男性を助けたとして、南箕輪村南原の会社員橋本智恵さんと、息子で高校生の嶺さん親子に、伊那消防署から7日、感謝状が贈られました。
この日は、伊那市の上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、伊那消防署の佐藤心吾署長から2人に感謝状が贈られました。
8月29日午後7時15分ごろ、橋本智恵さんと嶺さんが、伊那市小沢の実家へ車で帰宅していたところ、近くの用水路に80代の男性が転落するのを目撃しました。
母親の智恵さんが駆け寄ったところ、転落した場所には男性の姿が見えず、およそ8メートル下流のグレーチング部分に仰向けで足だけが見えているのを発見しました。
その後、車に乗っていた息子の嶺さんと協力して男性を引き揚げたということです。
救助された男性は意識がありましたが、自力で立つことができず、小沢の自宅にいた智恵さんの夫が消防に救急の連絡をしたということです。
智恵さんと嶺さんの2人は救急車が到着するまでの間、男性に毛布を掛けたり、声をかけ励ましたりしながら支えました。
用水路に落ちた80代の男性は、大事には至らなかったということです。
佐藤署長は「2人の冷静で適切な行動が、男性の命を救った」と感謝していました。 -
「伊藤久志 6年間の歩み展」
伊那市美篶の画家、伊藤久志さんの作品展「6年間の歩み展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
伊藤さんは第一美術協会の会員で大学卒業後、中学校の教員となり、退職後の現在も駒ヶ根工業高校で美術講師を務めています。
会場には、伊藤さんが2014年から今年の1月までに訪れた、イスラエルやカンボジアなどの風景画など140点が展示されています。
伊藤久志 6年間の歩み展は13日まで開かれています。
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いーなちゃんテニス大会
硬式テニスの大会「第3回イーナちゃんテニス大会」が27日に、伊那市中央のセンターテニスコートで開かれました。
大会には、上伊那を中心に県内の小学生から一般まで70人が出場しました。
年齢別に、男子は4つのグループ、女子は2つのグループにそれぞれ分かれ、シングルスのリーグ戦と決勝トーナメントを行いました。
大会は、競技人口の拡大と交流を目的に伊那テニス協会が主催しているもので、今年で3年目です。
例年は、上伊那を中心に南信地域在住者を対象としていますが、今年は新型コロナの影響で県内各地の大会が中止となっていることから、規模を拡大して開かれました。
伊那テニス協会では、「練習の機会が少なくなっている中、各選手きちんと仕上げてきていた。結果を、今後の練習のモチベーションの1つにして欲しい」と話していました。
大会の結果はご覧の通りとなっています。 -
高遠支所 文化センター駐車場建設を要望
新しい伊那市高遠町総合支所の建設候補地を文化センター駐車場とすることなどを盛りこんだ要望書が6日白鳥孝市長に提出されました。
6日は高遠町地域協議会の伊藤岩雄会長と、高遠町地区区長会の大石博市会長が市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
今回提出された要望書では、●建設位置を文化センター駐車場とし、早期に建設をすること、●旧庁舎を早急に取り壊すこととしています。
平成30年度から、地域協議会が規模や位置について検討をすすめ、建設候補地については、文化センター周辺・高遠消防署付近・旧庁舎跡地の3か所に絞り込みました。
その後地域協議会と区長会の合同会で協議し、今年9月に、多数決で最も希望が多かった文化センター周辺としました。
駐車場が確保できることや、町の中心部にある事、市有地のためすぐに建設が始められることなどを挙げています。
駐車場は現在100台を停められるスペースがあるということです。
白鳥市長は、「今後については連携をとりながら進めていきたい。旧庁舎解体もなるべく早くすすめていきたい」と話していました。
なお、地域協議会・区長会が新たに設置する委員会で跡地利用の他、どのような新庁舎を望むかについて今後検討していくということです。
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血管縫合剥離トレーニングキットを開発
伊那市の有限会社スワニーと伊那食品工業株式会社は連携して
医療分野で需要のある血管縫合剥離トレーニングキットを開発しました。
血管縫合剥離トレーニングキットは血管の柔らかさや脆さといった質感を3Dプリンターの技術で実際の血管に近い形で再現したものと、血管の表面の被膜を可食性フィルムで再現したものです。
6日はトレーニングキットが伊那中央病院でお披露目され医師が切除や縫合、被膜剥離を実演しました。
伊那中央病院外科医からの要望によりスワニーと伊那食品工業が
連携し開発したもので繊細な技術が必要な手術のトレーニングに活用できます。
伊那市では異業種連携による技術開発の取り組みを支援していて新たな製品づくりにより地域課題の解決につなげていきたいとしています。
キットは直径が8ミリと10ミリの2種類あり3本とフィルム3枚がセットでそれぞれ税抜き18,500円で販売されます。
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CATV杯ミニバス 女子・伊那DT優勝
上伊那ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が4日伊那市内で開かれ、女子は伊那ダイヤモンドツインズが、男子は駒ヶ根市スポーツ少年団が優勝しました。
大会には上下伊那から14チームが出場しました。
女子の決勝は黒のユニホームの伊那ダイヤモンドツインズと白のユニフォーム・駒ヶ根・宮田Aの対戦となりました。
試合は第3クォーターを終え32対31と伊那が1点をリードして最終クォーターを迎えます。
第4クォーターで伊那は、堅い守りから4番牧田知紘さんを中心に得点を重ね50対36で勝利しました。
伊那ダイヤモンドツインズの女子が優勝するのは、2015年以来5年ぶりとなります。
男子決勝は駒ヶ根市スポーツ少年団対松川の対戦となりました。
自力にまさる駒ヶ根が終始リードを保ち、48対23で勝利(2年連続3回目)しました。
ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール大会、男女決勝の模様は、11月に伊那ケーブルテレビで放送します。
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宮島酒店の酒造りの取り組みが財務大臣賞 受賞
伊那市荒井の酒蔵宮島酒店は、環境に配慮した製品やサービスなどを表彰する「エコプロアワード」で、最高賞にあたる財務大臣賞を受賞しました。
受賞したのは、宮島酒店の日本酒信濃錦の「地元産契約栽培米を用いた低精白の純米醸造酒」です。
「低精白」とは、米の表面を削りとる量が少ない酒の作り方のことです。
苦みや渋みがでるため30%以上削るのが一般的だということですが、低精白で醸造したこちらの商品「信濃錦命まるごと」は、20%しか削っていません。
低精白は米の品質が重要になるということで、地元でとれた無農薬のものを使用しています。
宮島酒店では1991年から減農薬の契約栽培を始め、2005年には全ての米を契約農家で作っています。
また、そのうちの1/4は無農薬米だということです。
エコプロアワードは、自然環境保護や国連の持続可能な開発目標を示す「SDGs」の観点などから総合的に優れている取り組みを表彰するものです。
宮島酒店は、低精白や無農薬、SDGsに取り組んで、生態系保護と酒文化を地域から発信している点が評価されました。
宮島酒店によりますと、これまで全16回の中で酒蔵が選ばれたのは全国で2か所目だということです。
宮島酒店では、様々な資源を無駄にせず「地域の食」に合う酒を作っていきたいとしています。