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無病息災願い 西箕輪上戸で大文字建て
伊那市西箕輪上戸で、五穀豊穣や区内の安全を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが14日に、行われました。
午前5時前、大文字の開始を告げる太鼓が打ち鳴らされると、地区住民が巾着飾りを持って三ツ辻に集まり始めました。
今年は61戸の住民が参加し、色紙で作った巾着飾りを持ち寄りました。
午前5時には、長さ約12メートルの柱を担ぎ出し、色紙でつくった花や竹、巾着などの飾りを柱に取り付けました。
「大文字」は地区の辻に飾り付けをした柱を建て、今年1年間の無病息災などを願う、西箕輪上戸の伝統行事です。
過去に1度この行事を中止したところ、村に疫病が流行ったことがあり、それを機に毎年欠かさず行われているということです。
大文字建てが終わると、住民らが酒を酌み交わして今年1年の区内安全を願っていました。
今年は新型コロナウイルスの影響で直会は行わず、規模を縮小して実施しました。
今朝建てられた大文字は、20日の早朝に下ろされる予定で、巾着や花は住民が持ち帰り、玄関などに飾るということです。 -
颱人が太鼓パフォーマンス
伊那市を拠点に活動する太鼓パフォーマンスチーム颱人の第9回自主公演が11日ニシザワいなっせホールで開かれました。
颱人は2002年に結成された太鼓パフォーマンスチームで、公演には伊那市と箕輪町の5人が出演しました。
自主公演は2年に1度開いていて、今回で9回目です。
曲は全てオリジナルで、11日は11曲を披露しました。
音だけでなく目で見ても楽しめる公演を目指しているということで、中にはストーリー性のある演出を取り入れた曲もありました。
新型コロナ感染拡大防止のため検温や消毒が行われたほか、席の間隔はあけられました。
佐野幸二代表は「訪れた人たちが少しでも楽しめる時間にしたいという気持ちを込めて打ちました」と話していました。
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緊急事態宣言 花卉農家にも影響
国が7日に発令した緊急事態宣言で、上伊那が日本一の生産量を誇る花アルストロメリアの農家にも影響が出ています。
伊那市美篶の矢野源彦さんのハウスです。
およそ45アールのハウスで10種類のアルストロメリアを栽培していて、通年で出荷を行っています。
矢野さんによりますと、アルストロメリアはイベントや歓送迎会など業務用で使われることが多いため、2回目の緊急事態宣言の影響で需要が減っているということです。
現在の出荷時の価格は例年の7割ほどになっているということです。
JA上伊那は1年で1300万本のアルストロメリアを出荷していて、そのうちの5割を関西に、3割を関東に出荷しています。
1年で10億円の出荷額を見込んでいますが、去年は1度目の緊急事態宣言のあおりを受け1億円の減になっているということです。
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意見発表 最優秀伊藤さん
上伊那広域消防本部の職員の意見発表会が13日開かれ、伊那消防署の伊藤涼太さんが最優秀賞に選ばれました。
本部と上伊那6つの消防署から7人が発表しました。
このうち最優秀賞に選ばれた伊那消防署消防士の伊藤さんは「大切なこと」をテーマに意見発表しました。
伊藤さんは「自分の出勤した事案で身近な人が亡くなってしまったという悔しさとともに、消防士という仕事の責任、そして命の重さというものを身をもって感じた」と話しました。
意見発表会は、日々の業務で感じた改善点などを発表することで市民の安全につなげようと行われています。
今年は、新型コロナ感染防止対策としてテレビ会議システムを使って各消防署にライブ配信されました。
意見発表会では、新しい生活様式に合わせた広報のあり方やカーナビゲーションを利用した緊急車両の接近を知らせるシステムの導入などの提案がありました。
優秀賞には、伊南北消防署の萩原圭祐さんと伊南南消防署の北原直樹さんが選ばれました。
最優秀賞に選ばれた伊藤さんは、来月4日に伊那市で開催予定の県の意見発表会に出場することになっています。
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県立歴史館で中村不折展
伊那市ゆかりの洋画家、中村不折の作品を集めた企画展が、
千曲市の県立歴史館で、9日から開かれています。
8日のオープニングセレモニーでは、笹本正治館長をはじめ、
白鳥孝伊那市長らがテープカットをして企画展の開催を祝いました。
中村不折は、明治中期から昭和初期にかけ、絵画や書、俳句などの分野で活躍した芸術家です。
幕末の江戸で生まれ、伊那市で育ちました。
展覧会は、「洋画家・書家・コレクター中村不折~伊那谷から世界へ~」と銘打ち、県内外の美術館や博物館が所蔵する代表作品を一堂に展示しています。
不折自らが旧高遠へ寄贈した文展出品作「卞和璞(べんか・たま)を抱(いだ)いて泣く」や、
パリでの留学の際学んだ「裸体習作(らたいしゅうさく)」。
また北信地域では初展示となった、不折が集めた日本と中国の書道資料コレクションなど、合わせて70点余りが並びます。
長野県立歴史館冬季展「洋画家・書家・コレクター 中村不折」は2月21日まで千曲市の県立歴史館で開かれています。 -
西箕輪上戸 大文字にむけて花飾り作り
伊那市西箕輪の上戸に伝わる小正月の行事「大文字」に使う花飾りづくりが地区の会所で9日に行われました。
9日は上戸南部の8つの組の組長ら10人が参加して花飾りをつくりました。
大文字は毎年1月14日に長さ12メートルあまりの柱を集落の中心部の三ツ辻に建てる伝統行事です。
柱を飾るのが色紙の花で、毎年、組長や役員が作り当日に備えます。
他に天下泰平や区内安全などと書かれた飾り箱にも色紙を貼り付けました。
上戸の大文字は、14日の早朝に建て、20日の早朝に下ろします。
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伊那地域で積雪
12日の伊那地域は朝から雪が降り、市街地では今年初めての積雪となりました。
長野地方気象台によりますと、午後3時現在、長野県南部では7cmの積雪があったということです。
伊那市の中心市街地では、商店主らが雪かきに追われていました。
長野地方気象台によりますと、日本の南にある低気圧の影響で、県内の広い範囲で雪が降ったということです。
伊那地域では今年初めてのまとまった雪となりました。
伊那合同庁舎駐車場に設置されている積雪を計測する柱です。
午後3時半の時点で7.5センチほどが積もっていました。
雪の影響で、伊那市西春近の市道日向坂線と、上牧の市道上の原32号線が通行止めとなりました。
伊那市では凍結により事故の危険性があるとして、当面の間通行止めとしました。
午後3時半現在、JR飯田線と高速バスに運休はありませんでした。
伊那警察署によりますと、午後3時現在雪の影響で8件の交通事故が発生したということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は晴れる日が多くなると予想しています。
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上伊那郡内の美術・創作部の合同展示会
上伊那郡内の中学校の美術部と創作部の合同展示会が、9日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、上伊那の5つの中学校の美術部と創作部の生徒109人の作品138点が展示されています。
放送エリア内では、東部中学校の美術部が参加しています。
東部中学校の生徒は、「今年は新型コロナの影響で文化祭の一般公開が中止になってしまい発表の機会がなかった。多くの人に見てもらいたいです」と話していました。
合同展示会は14日まで開かれています。
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地域からコロナ偏見・差別なくす
伊那市高遠町的場の住民有志は、新型コロナウイルス感染者への偏見や差別をなくし、思いやりのある地域を目指そうと「シトラスリボン」作りを的場生活改善センターで9日行いました。
的場生活改善センターには地区住民およそ15人が集まり、手芸用のテープを使い、リボンを作りました。
シトラスリボンの3つの輪は「地域」「家庭」「職場」を表現していて、コロナ禍でも安心して暮らしやすい社会を目指そうという願いが込められています。
運動の趣旨に賛同した的場町内会と的場地区社協は、地域のつながりをより大切にしようと、リボンを作る事にしました。
9日は全部でおよそ80個製作し、的場町内全戸に配るという事です。
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みはらしファームスタートまつり・いちご狩り
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームの各施設が2日、オープンし、スタートまつりが行われました。
今年は、新型コロナウイルス対策で恒例の宝投げは行わず、野菜を詰め合わせた福袋の販売や、施設の割引券などが当たるダーツなどが行われました。
また、いちご園も2日にオープンしました。
いちご狩りも新型コロナウイルス対策として入場を制限し、訪れた客はその場では食べずにパックに詰めて持ち帰りました。
みはらしファームでは「新型コロナの影響もあるが、今年も多くの人に訪れてほしい」と話していました。
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若宮に新たに市営住宅着工
伊那市若宮に新たに建設される市営住宅の安全祈願祭と起工式が8日、現地で行われました。
市営住宅若宮団地は、去年8月に完成した高齢者向け住宅の西側に建設されます。
8日は、現地で伊那市や建設業者など30人が出席し安全祈願祭と起工式が行われました。
建物は鉄筋コンクリート造り5階建てで、総事業費は、7億5千万円。
30戸が入居できる計画です。
内訳は、単身者でも利用できる間取りの2DKが10戸、2LDKが10戸、空きスペースがある2LDKSが9戸、障がい者対応の2LDKHが1戸となっています。
建物には、上伊那の地域産材が使われる他、太陽光発電も整備される計画で、完成は令和4年1月の予定です。
伊那市では今後、さらにもう一棟と若者子育て住宅を建設する計画です。
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第18回漸進展開催
伊那市在住の画家たちが出品する「漸進展」が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、7人の画家が描いた油彩・水彩画の作品16点が展示されています。
国展に入選したものもや、今回のために1年半かけて描かれた作品もあるということです。
漸進展は、いなっせギャラリーのこけら落としがきっかけでスタートし今年で18回目になります。
会では、「作品を地元の人たちに見てほしい。これからも描き続けることで成長していきたい」と話していました。
漸進展は、11日まで開かれています。
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緊急事態宣言 地域への影響は・・・
国が首都圏の1都3県を対象に、飲食店の時短営業などを要請する緊急事態宣言。
伊那地域でも、その影響が懸念されます。
伊那市西町の伊那バス株式会社です。
去年4月から5月にかけて1都7県を対象に発令された1度目の緊急事態宣言後、新宿線の高速バスの便を16往復から8往復の半分に減らして運行し、車内のアルコール消毒など、新型コロナ対策をとりながら営業を続けています。
例年、年末年始は首都圏から帰省する学生の他、旅行客などの利用者がいるということですが、去年から今年にかけては約8割減だったということです。
伊那バスでは、2度目となる今回も、その影響が懸念されるとしています。
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合格祈願グッズ販売
高遠さくらホテルは、受験シーズンを前に「合格祈願グッズ」の期間限定販売を始めました。
高遠さくら咲くだるまは、2009年からだるま市に合わせて販売が始まりました。
翌年から合格祈願バージョンを販売していて、今年は新たにさくら色のだるまが登場しました。
中は高さ15センチで税込2000円・小は高さ10センチで1500円です。
またサクラサク サクラコマは、伊那市の有限会社スワニーなどがご当地お土産プロジェクトとして制作した商品で、1つ税込1320円です。
他に体調を万全に整えるという意味を込めて、感染予防グッズや受験勉強の疲れを取るために「高遠温泉の素」を販売しています。
合格祈願グッズは3月末まで販売されています -
かみいなしごとフェス
年末に帰省した学生を対象にした企業説明会「かみいなしごとフェス」が、12月29日、伊那市のJA上伊那本所で行われました。
説明会には、上伊那の企業44社が参加しました。
かみいなしごとフェスは年末に帰省した学生を対象に地域の企業を知ってもらおうと上伊那広域連合が開いたものです。
新型コロナ感染拡大防止のため、学生は事前申し込みが必要で、開催の1週間前までに県内に帰省した人のみという条件が設けられました。
申し込みは、新型コロナの影響で前回の参加者のおよそ半分となる67人でした。
企業の採用担当者と学生の間には仕切りが設置されました。
会場ではほかに、企業の担当者がリモートで参加するブースも設けられ、学生たちは仕事の内容などについて話を聞いていました。
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高遠だるま市中止に
新型コロナの感染拡大を受け、今年も様々な行事やイベントに影響が出ています。
毎年2月11日に開かれている、伊那市高遠町伝統のだるま市の中止が決まりました。
高遠だるま市は、毎年2月11日の鉾持神社の祈年祭に合わせて開かれています。
県内を中心に全国からおよそ2万人が訪れ、参道には多くの屋台が並びます。
神社の氏子や町内会、伊那市商工会などでつくる実行委員会が5日開かれ、今年のだるま市の中止を決めました。
全国で新型コロナの感染が広がっている事や、参道付近では密になりやすく感染防止策を行う事が難しい事から中止としました。
2月11日は鉾持神社の祈年祭は規模を縮小して行われる予定です。 -
伊那市富県新山でカモシカ
この画像は伊那市富県新山の小松良光さんが6日の午前11時過ぎに撮影したものです。
小松さんの自宅は新山小学校の近くにあります。
小松さんによりますと東の山でカモシカを見たのは初めてだということです。
カモシカは、その場に15分ほどとどまり、その後山に戻ったということです。
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市内の企業が新年祈願祭
今年1年の商売繁盛などを願う新年祈願祭が伊那市中央の伊那東大社で6日、行われました。
伊那東大社では毎年、市内の企業が仕事始めの日に合わせて祈願祭を行っていて6日は、3社が訪れました。
このうち伊那市中央で林業機械の販売や修理などを行うミズホ鋼機株式会社伊那支店は、役員など6人が訪れました。
神社の拝殿では、神職による祈祷を受けたり玉串をささげたりして、1年の商売繁盛や社員の健康、安全を願っていました。
ミズホ鋼機では、「コロナで先行きが不安だが明るい良い1年になって欲しい」と話していました。
最後に、新しいお札が手渡されました。
ミズホ鋼機では毎年、社員全員で訪れていましたが、今年は新型コロナの影響で少人数での参加にしたということです。
伊那東大社での新年祈願は9日まで行われることになっています。
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企業・官公庁で仕事始め式
上伊那地域の多くの企業で5日今年の仕事始め式が行われ、新たな1年のスタートを切りました。
精密温度調整装置やバルブなどの開発・製造を手掛ける伊那市高遠町上山田の伸和コントロールズ株式会社長野事業所でも仕事始め式が行われました。
新型コロナ対策のため、長野事業所では230人の社員が10か所の部屋に分かれ行われました。
テレビ会議システムで各部屋、神奈川県の本社、国内外の事業所をつなぎました。
幸島宏邦会長は「伸和コントロールズは今年で創業60年となる。新たな挑戦に取り組んでほしい」と訓示しました。
長野事業所の佐々木勇所長も新年のあいさつを述べました。
去年11月30日から稼働を始めた、美篶のアルプス伊那工場でも同様に式が行われました。
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春近神社で大学生が巫女を務める
伊那市東春近の春近神社では、正月の三が日に大学生が巫女を務めました。
1日から3日間巫女を務めたのは、県内の大学に通う上牧の唐木明星さん19歳です。
春近神社では、例年地元東春近出身の大学生に依頼をしていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で帰省することができないため、市内の大学生に声をかけたということです。
唐木さんは、巫女の仕事に興味があり、応募したということです。
唐木さんは、「良い年になりますように」と参拝者に声をかけ、縁起物を手渡していました。 -
美篶で下草焼く火事
4日午前11時40分頃、伊那市美篶で下草を焼く火事がありました。
消火しようとした男性がやけどを負い市内の病院に搬送されました。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市美篶の休耕田です。
下草58平方メートルを焼きました。
消火しようとした休耕田の所有者の75歳の男性が尻にやけどを負い、伊那市内の病院に搬送されました。
伊那署では、男性が家庭ごみを燃やしていた火が燃え広がったものとみて調べを進めています。
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伊那地域 初日の出・・・雲に隠れる
1日の朝。
伊那地域の上空は厚い雲に覆われ、初日の出を拝むことはできませんでした。
それでも、稜線が赤く染まっていました。 -
みはらしファームで〆の子 飾りつけ
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、〆の子の飾り付けが、28日に行われました。
28日は、組合員など関係者およそ30人が、来年の西暦と同じ2021本の〆の子を飾り付けていました。
みはらしファームでは、新年の営業開始となる2日の午前10時から「スタートまつり」を予定しています。 -
2020信州ねんりんピック長野県高齢者作品展で表彰
信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の洋画部門で南箕輪村の辻井紀子さんの作品が長野県社会福祉協議会会長賞を受賞しました。
伊那市の伊那合同庁舎で25日、表彰式が行われ、作品展を開いている長野県長寿社会開発センター伊那支部の宮澤泰則支部長から辻井さんに表彰状が贈られました。
作品は水彩画の特色を生かし、花に包まれて心安らかに眠るという世界を描いたということです。
また、俳句部門では伊那市の埋橋美苗さんの俳句が入賞しました。
埋橋さんは、シニア大学に入学した76歳の時に俳句を始めました。
俳句は、田んぼの水がキラキラと光っているのを見て詠んだということです。
応募作品は、新型コロナウイルス感染防止のため展示せず、長野県長寿社会開発センターのホームページに掲載されています。
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特殊詐欺未然防止で伊那警察署から感謝状
今月2日、伊那市内に住む70代男性が特殊詐欺被害にあうのを未然に防止したとして、ローソン伊那北店に感謝状が18日贈られました。
伊那警察署の土屋秀夫署長がローソン伊那北店を訪れ、感謝状の贈呈式が行われました。
式には、オーナーの伊藤正則さんと、被害を未然に防いだアルバイト店員の浦野三姫さんが出席しました。
今月2日、伊那市内に住む70代男性が1万円分の電子マネーを購入し、電話をかけている姿を浦野さんが不審に感じ、声をかけたところ、男性はパソコンの修理代に使用すると話していました。
代わりに電話に出たところ相手が日本人ではないことから警察に通報して被害を防止したということです。
ローソン伊那北店では10月に伊那警察署と特殊詐欺被害防止の訓練を行っていて、今回の被害防止につながったということです。 -
伊那市の50代会社員の男性を含む21人 新型コロナ感染
長野県内で27日、新たに伊那市の50代の会社員の男性1人を含む21人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
伊那市での感染確認は2日連続となっています。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代の会社員の男性1人、飯田市9人、千曲市2人、松本市、東御市、白馬村、天龍村、高森町、愛知県在住で下伊那を訪れていた男性 それぞれ1人の、あわせて18人です。
伊那市の50代の会社員の男性は、2週間以内に首都圏を訪れていたということです。
濃厚接触者は、調査中となっています。
また、長野市は新たに30代から40代の男女3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと27日に発表しました。
3人の濃厚接触者は9人です。
27日午後3時現在県内で感染が確認されたのは1,126人で、入院しているのは98人、死亡したのは13人です。 -
宮の花八幡社 新年に向け準備
伊那市富県の宮の花八幡社の氏子は、しめ縄の飾り付けや大掃除など新年に向けた準備を27日行いました。
27日は氏子およそ10人が新年に向け鳥居や本殿など6か所のしめ縄を付け替えました。
これまでの物を取り外すと、左右のバランスを確認しながら新しいものを取り付けていました。
宮の花八幡社は、富県の貝沼や桜井、新山北林の300軒あまりが氏子です。
宮の花八幡社の2年参りは大晦日の午後11時からの予定です。
今年は新型コロナ感染防止の為、お神酒や甘酒の振る舞いは行わないという事です。
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冬休みの子ども書初め教室
小学生を対象にした書初め教室が26日、伊那市のいなっせで開かれ、冬休みに入った子どもたちが書道の指導を受けました。
この日は、15人の児童が参加し、書初めの練習をしました。
上伊那の書道教室の指導者らでつくる書晋会のメンバーが講師を務め、子どもたちに指導しました。
教室は、伊那市生涯学習センターが毎年開いているものです。
講師は「全体のバランスを意識して、一つ一つ丁寧に書いてください」とアドバイスしていました。
書晋会では「この機会に書を学んで、新年を迎えた時の書初めに活かしてほしい」と話していました。
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BISOグループ たかずやの里に点心セット贈る
伊那市狐島の飲食店「新鮮飯店」を運営するBISOグループは、東春近の児童養護施設たかずやの里に、手作りの点心セットを25日、贈りました。
この日は、株式会社BISOの吉澤文男社長らがたかずやの里を訪れ、菅雄峰施設長に点心セットを手渡しました。
新鮮飯店で提供している、手作りの焼売、餃子、小籠包のセット60個と春巻き50個です。
BISOグループは、去年も点心セットを贈ったほか、イベントに子どもたちを招待したり、自転車などを贈ったりして交流を重ねています。
たかずやの里では、現在38人が親元を離れて生活しています。
菅施設長は「点心セットが好きで、楽しみにしている子も多い。提供していただきありがたい」と話していました。
たかずやの里ではこの日、全員で点心を味わったということです。
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移住者が手掛ける洋食店25日オープン
伊那市駅北側の飲食店などが並ぶグルメ横丁に、東京から伊那に移住したシェフが手掛ける、信州牛を味わうことができる洋食店「肉バルINA」が、25日にオープンします。
こちらは、肉バルINAのおすすめ料理、「アルプス牛 モモ肉ロースト」2,000円です。
地元産の信州牛を使った肉料理で、このほかにリブロースローストなどもあります。
「肉バルINA」は、伊那市駅北側のグルメ横丁にオープンします。
店長の大久保恒平さん45歳です。
東京都出身の大久保さんは、20代の頃から都内で主にフランス料理などを提供する洋食店でシェフとして務めてきたということです。
妻と2人の子どもを持つ大久保さんは、自然の中で子育てをしたいと思い、今年7月に伊那市へ移住してきました。
インターネットで移住について調べていたところ、伊那市を見つけ、実際に訪れた際に、市の
移住の受け入れ体制などが自分の肌に合うのを感じたということです。
移住先での働き口を探していたところ、グルメ横丁内に店舗を持つ、はしばコーポ―レーションの八木択真さんと出会い、店のオープンまでこぎつけたということです。
「肉バルINA」は25日午後5時半からオープン予定で、場所は伊那市駅北側のグルメ横丁内です。