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入笠牧場で牛の放牧
夏の間、牛に涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと伊那市高遠町の入笠牧場で牛の放牧が12日、行われました。
12日は、上下伊那と諏訪地域の畜産農家から39頭が放牧されました。
去年は、初日10頭でしたが今年は3倍近くとなっています。
放牧は、初めての出産を迎える雌牛の足腰を鍛えるとともに、畜産農家の夏場の労働軽減などを目的に毎年6月上旬に行われています。
今年は全部で50頭ほどを放牧する予定で牛たちは10月中旬まで入笠牧場で過ごします。
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ICTに関する協定
伊那市教育委員会は、ソフトバンクのグループ会社SB C&S㈱とICT活用教育に関する連携協定を今日、締結しました。
この協定により市内の小中学校のICT教育の推進をSB C&Sが支援します。
12日は、市役所で締結式が行われ笠原千俊教育長とSB C&S㈱ICT事業部の仲畠太士本部長が協定書を取り交わしました。
SB C&Sは、2013年からICT教育の推進に向けた専門チームを設立し、教育現場のニーズに対応できるICT機器の導入や、授業での活用で自治体を支援しています。
協定は、学校現場における多くのノウハウを持つSB C&Sの協力を得て更なるICT教育の推進を図ろうというものです。
SB C&Sでは、今回の協定を通じ教員の指導力の向上を目的とした研修の開催や機器の貸し出しなどを行います。
また、12日は伊那市の伊那西小学校の学校林で行われたタブレット端末を活用した算数の授業をSB C&Sの社員が見学しました。
児童たちは、学校林内にある垂直と平行のものを探しタブレットで写真を撮っていました。
伊那市教育委員会では、平成26年度から順次小中学校にタブレットを導入しています。
小規模校同士による遠隔授業なども行っています。
今年度は、市内小中学校合わせてタブレットを2000台を導入する他、電子黒板をすべての普通教室に設置するとしています。
また、SB C&Sの協賛を得て伊那市教育委員会は、8月にタブレットを活用した自然に親しむサマーキャンプを伊那西小学校で開く予定です。
SB C&Sでは、北海道・東京・佐賀の自治体と協定を締結していて、伊那市との協定は全国で4自治体目となります。
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地域野菜の魅力 学内販売でPR
南箕輪村の信州大学農学部の学生有志は、地元の農産物の魅力を発信する取り組みの事業化を目指しています。
その第一歩となる生野菜サラダの販売が、農学部キャンパス内にある生協の購買と食堂で始まっています。
生協の購買ではおしゃれな箱に入った生野菜が売られています。
「伊那谷サラダの十二ヵ月」と名付けられたこちらは、ひと箱321円で、毎週10箱出荷しています。
レタスや五寸人参など旬の野菜10種類が入っています。
この取り組みは地域の農家・飲食店のシェフなどでつくる会社「結屋(ゆいや)」の運営に参加している学生や大学院生など7人のチームが企画しました。
11日は、チームに参加する学生のうち4人が、学内で記者会見を開き、概要を説明しました。
会見で信大農学部博士課程の岩本啓己さんは「学生、大学がもっと地域の食とか農業とかと近い距離になる。学内で勉強しているだけでなくて、地域の食とか農業とかとつながっていくことが理想」と話していました。
学生チームが所属する「結屋」では、飲食店からリクエストのあった新鮮な野菜を農家から集め、配送を行っています。
今回、同じキャンパスで学ぶ仲間たちに伊那谷の魅力をもっと知ってもらおうと、生協での販売を企画しました。
大学院生の坂田章太郎さんは「『農学部は何もない』とみんな言うが、自分たちで活動してみて、伊那には良いところがいっぱいあると気付いた。それをみんなに知ってもらいたい。地域の美味しいものを生協に置いてもらい、食の感動を知ってもらって、地域に目を向けるきっかけにしてもらえればうれしい」と話していました。
岩本さんは「もっと大学と地域、食と農業の距離が近くなって一緒に何か地域を盛り上げていく、一緒に問題を解決していく、そういう関係がつくっていけたらいいな、と思う」と話していました。
今後は地域の他の大学や短大にも営業をかけるなどして、この取り組みを採算ベースに乗せていきたいとしています。 -
卒業から45年 母校に寄付
伊那市高遠町の高遠中学校の昭和48年度卒業生が10日、母校を訪れ寄付金を手渡しました。
この日は卒業生4人が高遠中を訪れ、小林久通校長に寄付金15万円を手渡しました。
昭和48年度卒業生は、還暦を迎えたことから今年2月に同窓会を開き、母校のために何かできないかと寄付金を募ったところ、15万円が集まりました。
同窓会には、遠くは北海道から、卒業生の半分以上の99人が集まったということです。
久しぶりに学校を訪れた卒業生は、当時強かった部活の話などで盛り上がっていました。
卒業生の斎藤正秀さんは「同窓会では、卒業ぶりの人もいて、盛り上がったし、懐かしかった。母校のためになるものを購入してほしい」と話していました。
高遠中学校では、この寄付金を備品の購入などに充てるということです。 -
ラジコン草刈機 実演会
スマート農業技術を推進している伊那市は、ラジコンで動く草刈機のデモンストレーションを11日、富県上新山で行いました。
この日は、㈱クボタのラジコン草刈機の実演が行われました。
この機械は、重量が124kgと比較的軽量で、軽トラックの荷台に載せられるということです。
草刈機は傾斜40度まで対応でき、ラジコンを操作する人から100メートル以内の範囲まで電波が届くようになっています。
価格は、99万7千円です。
この日のデモンストレーションには、農家や集落営農法人などおよそ70人が参加しました。
伊那市ではこれまでに8機種の実演を行ってきました。
農林水産省は、今年度から全国69か所でスマート農業の効果を検証する実証実験を行っています。
そのうちの1つ、東春近の農事組合法人田原では、同じ型の草刈機を7月から本格的に導入する予定です。
伊那市では「農業者のニーズに合った機種があれば、随時紹介していきたい」と話していました。 -
下島さん宅のバラが見頃
伊那市富県南福地の下島一樹さん宅のバラが見頃となっています。
下島さん宅の中庭はローズガーデンになっていて、およそ70種類のバラが現在見頃となっています。
この場所は、4年前に現在の家を建てた時に空いたためバラを育て始め、現在は妻の恵子さんが主に管理をしています。
庭の奥の方には、5種類のバラが上へ伸び壁のようになっている空間があり、甘い香りを楽しむこともできます。
下島さんによりますと、バラの見頃は来週いっぱいまでだということです。
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園児に熊よけ鈴の使い方指導
上伊那地域振興局は10日、伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児に、熊の習性や熊よけの鈴の使い方を教えました。
この日は、園児たちが実際に熊よけに使う鈴に触れ、その音を確かめました。
上伊那地域振興局が「やまほいく」を行っている高遠第2・第3保育園の園児に熊について知ってもらおうと企画しました。
保育園児に、熊について教えるのは、上伊那では初めてです。
講師を務めたのは、熊対策を担当する振興局職員の中田早紀さんです。
熊は、7月から8月の夏場にかけて本格的に活動をはじめ、人間の生活圏まで標高を下げるため、出没することが多くなります。
園児たちは、手作りの劇を見て、熊の生態や対処法について学びました。
劇では、熊が本当は臆病な動物だということや、熊よけの鈴は自分の居場所を知らせるためだということなどを話していました。
上伊那地域振興局では今後、要望があればどの保育園でも実施するということです。
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引きこもりについて講演会
伊那市のいなっせで7日、引きこもりや不登校の子どもについての講演会が開かれました。
講演会は、引きこもりや、仕事をしていない若者などを支援している、長野県南信子ども・若者サポートネット事務局が開いたものです。
7日は、南信地区の市町村の福祉や保健担当者を対象に開かれました。
講師を務めたのは、不登校や引きこもりなどの若者支援や、行政機関への中間支援を行っている一般社団法人代表の田中俊英さんです。
田中さんは講演の中で、「引きこもりの学生は、学校に行くという社会規範にがんじがらめになっている。引きこもり当事者のつらさを周りの大人が代弁してあげることで抜け出せるきっかけになる」と話していました。 -
伊那市議会6月定例会開会
伊那市議会6月定例会が10日に開会し、4億6,000万円を追加する補正予算案など14議案が提出されました。
補正の主な内容は、「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に4,300万円、移住定住にむけた「地方創生アルカディア構想」に7,800万円、糖尿病や喘息などの遠隔医療を行う「モバイルクリニック事業」に1,400万円などとなっています。
今議会では他に、放置自動車の所有者に対し罰則を設ける条例の制定など14議案が提出されています。
6月定例会は、19日から21日まで一般質問、来月1日に委員長報告と採決が行われます。 -
伊那東小 将棋団体戦県大会優勝
第15回小・中学校将棋団体戦長野県大会が9日、松本市で開かれ、伊那市の伊那東小学校が小学校の部で優勝しました。
10日は、伊那東小の将棋チーム3人が浦山哲雄校長に県大会優勝の報告をしました。
伊那東小のチームは、5年生の城倉僚介くん、5年生の堀米真喜くん、3年生の堀米真爾くんの3人です。
県大会は、県内から8チームが出場しました。
4チーム1組のリーグ戦を行い、上位4チームがトーナメントで争いました。
将棋団体戦は、チーム3人のうち2人が勝てば勝利となります。
決勝は、伊那東小と長野市立山王小が争い、3対0で伊那東小が勝ちました。
東日本大会出場は堀米真喜くんと堀米真爾くんは2回目、城倉僚介くんは初となります。
なお、チームは今後7月23日に東京で開かれる東日本大会に出場します。 -
松本山雅ミニサッカー大会
JA上伊那が主催する松本山雅FCミニサッカー大会が8日伊那市陸上競技場で開かれました。
大会には小学2年生と3年生が出場でき、中南信から30チームが参加しました。
試合は5対5のミニゲームで行われ予選のリーグと決勝トーナメントで順位を決めました。
審判は松本山雅のスタッフや元選手が務めました。
この大会は、松本山雅のスポンサーとなっているJA上伊那が、子どもたちにサッカーに親しんでもらおうと2017年から年2回開いているものです。
お昼の時間には上伊那産のキュウリとトマトがふるまわれ子どもたちが味わっていました。
大会の結果、優勝は松本市のチーム、上伊那では「南箕輪A」が5位入賞しました。
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動いて、食べて、交流深める
伊那市山寺区山本町の高齢者を対象にしたいきいきサロンが9日、きたっせで開かれました。
この日は、高齢者や社会福祉協議会のメンバーら30人が集まり、脳いきいき体操で体を動かしました。
長野県レクリエーション協会の小林治さんが講師を務め、座りながら体を動かすことができる簡単な体操をしました。
2人1組になって民謡に合わせて行う体操では、パートナーとリズムを合わせながら、笑顔で体を動かしていました。
体操が終わると、五平餅を食べながら高齢者同士交流を深めていました。
山本町社会福祉協議会の橋場厚彦会長は「時代の変化とともに寄り合いも少なくなり、高齢者の交流も減っている。この機会に会話を楽しんで交流を深めてほしい」と話していました。 -
自慢のバラを拝見 ツアー初開催
伊那市内でバラを育てている住宅や店舗を巡る「バラのお庭拝見ツアー」が9日伊那市内で初めて行われました。
ツアーにはおよそ50人が参加し、市内の住宅や店舗4か所をまわり、庭に咲いているバラを見学しました。
伊那市野底の望月貞子さん宅です。
望月さんは15年前、バラの育て方講座に参加した事をきっかけに植え始めたという事です。
現在はおよそ80種類、80株のバラを育てているという事です。
次に訪れたのは伊那市荒井の雑貨店「グリーン ゲイブルズ」です。
7年前に店舗を作った時に空いていたスペースを有効活用しようとバラを植え始めたという事です。
参加者は、代表の小平伸子さんに、手入れの方法などを聞いていました。
バラのお庭拝見ツアーは、中心市街地で行われているバラによる活性化イベント「伊那まちバラぶらり」の実行委員会が、個人で管理する自慢のバラを再発見しようと企画されました。
実行委員会では、来年伊那市で開かれるばらサミットに向けて、地域に魅力を広めていきたいとしています。
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旧井澤家住宅でダンスなど発表
伊那市西町の旧井澤家住宅でダンスやジャズ、マジックを楽しむ「伊那部宿大イベント」が9日行われました。
イベントは旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が地域住民との交流を深めようと企画し今年で7回目となります。
伊那市のダンス教室に通う園児から高校生までの25人が練習の成果を披露しました。
9日はこの他にジャズの演奏やマジックショーも行われました。
伊那部宿を考える会では「旧井澤家住宅を多くの人に利用してもらい、この家の大切さを伝えていきたい」と話していました。
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楠洲流竜西吟詠会 成果を披露
楠洲流竜西吟詠会が9日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区のおよそ70人が所属しています。
大会では、支部ごとに演目を披露し、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
竜西会は昭和49年に発足し、週に1回公民館などで練習をしています。
上野峰洲会長は「今後も吟道の向上に励み、多くの人に詩吟の楽しさを広めていきたい」と話していました。
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南福地で初夏の敬老会
伊那市富県の南福地で、70歳以上の高齢者の長寿を祝う敬老会が9日、南福地公民館で開かれました。
敬老会には70歳以上の高齢者83人が参加しました。
9月の敬老の日に合わせて敬老会を開く地区が多い中、南福地では農家をしている人が多いことから、稲刈りの時期を避けてこの時期に敬老会を開いています。
余興では、南福地民謡保存会が、富県地区に伝わる「富県正調伊那節」を披露したほか、地区に住む小学生が自己紹介しました。
子ども達は長く地域に住むお年寄りにもわかるよう、屋号も付け加えていました。
牛山喜文区長は「新しいことに興味をもって、挑戦をして、まだまだ健康に長生きをしてほしいです」と話していました。 -
西箕輪中 女子野球部員活躍
中学3年生にとっては部活動の集大成となる中体連に向けた練習が行われています。
伊那市の西箕輪中学校の野球部では男子生徒とともに練習する女子部員がいます。
3年生の伊藤小雪さんです。
西箕輪中学校の野球部員28人のうち女子部員は3年生の伊藤さんと2年生の田中香月さんの2人います。
伊藤さんは、2人の兄が野球をしていた影響で小学3年生の時から地元のスポーツ少年団に入り野球を続けています。
伊藤さんは、副キャプテンを務め守備はサード、打順は4番です。
チームの仲間たちは、伊藤さんについて頼れる存在だと話します。
中体連を目前に控えた6日、伊藤さんは、エラーをしないようプレーしたいと話していました。
そして8日、駒ヶ根市のアルプス球場で中体連の上伊那大会予選が行われ西箕輪中は春富中と対戦しました。
伊藤さんは4番サードで出場しました。
1点を先制された1回裏、ツーアウトランナー3塁の場面での第一打席は、キャッチャーフライに打ち取られました。
2打席目はショートフライ、そして6回裏の最終打席です。
当たりはよかったもののレフトフライに倒れました。
試合は序盤から点を重ねた春富中に0対5で敗れました。
敗れた西箕輪中は、初戦で姿を消し、伊藤さんにとって中学校生活最後の公式戦となりました。
伊藤さんは、高校へ進学しても野球を続けていきたいと話していました。
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羽生田デッサンクラブ作品展
伊那市を中心とした絵画愛好者でつくる羽生田デッサンクラブの作品展が伊那図書館で開かれています。
会場には、鉛筆画と油彩画17点が展示されています。
今回の展示のテーマは「挑む」で、ほぼ全員が50号の作品に初挑戦しました。
それぞれが自由にモチーフを選び制作したということです。
始めて9年目だという伊那市の小島佳世子さんは、シュノーケリングで潜った沖縄の海の情景を描きました。
水中から見た光と影の表現にこだわったということです。
羽生田デッサンクラブは2010年にいなっせで開かれたデッサン体験教室の修了生で結成し、現在は伊那市を中心に12人が所属しています。
月に2回集まり、静物画のデッサンを描いているということです。
羽生田デッサンクラブの作品展は13日(木)まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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水森かおりさん ローズガーデンに歌声
伊那市の観光大使で演歌歌手の水森かおりさんが、バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで8日ミニコンサートを開きました。
ミニコンサートでは、高遠の桜と女性の恋心をテーマにした「高遠さくら路」など4曲を披露しました。
水森かおりさんは、今年4月に伊那市の観光大使に任命されました。
ローズガーデンは現在見ごろの5分咲きで、水森さんは咲き誇るバラの前で歌声を響かせていました。
水森さんは「地元の方々が一緒に曲を口ずさんでくれてとても嬉しい。高遠さくら路を末永く愛される曲にしていきたい」と話していました。
水森かおりさんは、平成7年にデビューし「ご当地ソングの女王」と呼ばれています。
会場には500人が詰めかけ水森さんに声援を送っていました。
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榛原県道沿いにマリーゴールド
伊那市東春近の榛原区の住民有志でつくる「榛原の会」は8日、地区内の県道沿いに花の苗を植えました。
8日は会員およそ30人が、榛原区内の県道18号の歩道脇に長さ1㎞にわたり、2300本のマリーゴールドとサルビアの苗を植えました。
会の活動は今年で25年目になり、毎年種から花を育てています。例年、梅雨前に花の苗を植えていて、周辺の草取りや花切りなど、年間を通して7回程、手入れをおこないます。
「榛原花の会」代表の伊藤忠朗さんは「マリーゴールドが見られる区内の県道で、ドライブを楽しんでほしい。」と話していました。
マリーゴールドは、7月に花が咲き、11月頃まで楽しめるということです。 -
石仏総選挙 No1決定
高遠石工の石仏人気ナンバーワンを決める「石仏総選挙」の開票結果がきょう発表され、好きな石仏ナンバーワンは「勝間の大聖不動明王」が、美しい石仏ナンバーワンには「桂泉院の准胝観音と延命地蔵」が選ばれました。
7日は伊那市高遠町の環屋で報道関係者や地元住民が集まる中、結果が発表されました。
開票の結果、好きな石仏の第一位は勝間の大聖不動明王、美しい石仏の第一位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵でした。
実行委員会の矢島信之さんは、4月にPR活動をするなど投票を呼び掛けました。
開票結果を聞き、好きな石仏一位になった大聖不動明王の気持ちを代弁してくれました。
好きな石仏の2位は建福寺 の 西国三十三観音、3位は相頓寺跡の延命地蔵菩薩でした。
3位の相頓寺跡がある諸町の住民は、環屋で結果を聞き喜んでいました。
美しい石仏の結果は、1位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵、2位は建福寺の西国三十三観音、3位は勝間の大聖不動明王でした。
石仏総選挙には高遠の6か所の石仏がエントリーしました。
投票は、花見期間中の4月7日から26日までの20日間行われ、投票数は850票でした。
今回の石仏総選挙の結果は、実行委員会のホームページで公表されています。
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一路さんの遺志を継ぎ りんご学習
伊那市東春近で小学生のりんご体験学習を行っていた農家、伊藤一路さんの遺志を継ぎ今シーズンも児童の受け入れが始まりました。
りんご農家の伊藤さんは東春近小学校の児童を招き24年間にわたり、りんご体験学習を受け入れてきました。
栽培作業を通して農家の苦労を知り自然を大切にする心を育んでもらおうと指導にあたっていましたが去年12月、91歳で亡くなりました。
伊藤さんの遺志を継ごうと妻の豊子さん、息子の寿彦さんらが今シーズンも児童を
受け入れることを決めました。
7日は摘果作業が行われることになり4年生61人が参加しました。
作業では伊藤さん家族のほか上伊那農業改良普及センターの職員も協力し指導にあたりました。
児童らはハサミを使って余分な実を切り取っていました。
りんご体験学習では葉摘みのほか収穫作業も行われ東春近小学校では来年2月に感謝の会も計画しています。
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鎌倉さん山岳写真 ヒマラヤの絶景
駒ヶ根市在住の山岳写真愛好家鎌倉國光さんの山岳写真展 「ネパールヒマラヤ・白き神々の座partⅡ」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、最近10年間で撮影した8000m級のヒマラヤ山脈の写真、37枚が展示されています。
朝日や夕日に染まった山や、雲に包まれ幻想的な雰囲気の山など、様々な表情のヒマラヤ山脈を見ることができます。
今回は新たに、星空と雪山を組み合わせた「星景写真」にも挑戦したということです。
鎌倉さんは会社員時代、先輩に誘われて山登りをしたことをきっかけに山に興味を持ちました。
30年ほど前から海外の山も撮影するようになり、68歳の現在も毎年山に登って撮影しているということです。
山岳写真展はいなっせで11日(火)まで開かれています。
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サミットに向けバラでおもてなし
1年後に伊那市で開催されるばらサミットを前に、高遠町のしんわの丘ローズガーデンや商店街では、訪れた人を歓迎する取り組みがすでに始まっています。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンです。
人気の品種「アンネのバラ」や、鮮やかな花がびっしりと咲く「春風」などが咲きはじめ、園全体では3分咲きとなっています。
今年は新たに展望台が設置されました。
展望台の最上部に立つと、バラの花がドレスの裾のように広がるというものです。
来年開催されるバラサミットの頃には、展望台のバラが咲き誇る予定です。
しんわの丘ローズガーデンでは1日からバラ祭りが行われています。
6日は晴天に恵まれ、日差しが花にも届いたため、今週末には多くのバラが見頃を迎えそうだと関係者は話します。
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上伊那歯科医師会が伊那養護学校で歯科検診
上伊那歯科医師会の会員が6日、伊那市の伊那養護学校を訪れ、小学部の児童の歯科検診を行いました。
この日は、上伊那歯科医師会の会員12人と、歯科衛生士5人が、伊那養護学校を訪れ、歯科検診を行いました。小学部4年の児童10人が検診を受けました。
児童一人に一人の歯科医師が付き、マンツーマンで、歯の磨き方などを指導していました。
伊那養護学校での検診は、児童に歯科医師に慣れてもらうとともに、自分である程度歯磨きができるようにすることを目的としています。平成25年から始まり今年で7年目です。
4・5・6年生を対象に行っていて、2日間に渡り検診を行いました。
中には、一緒に参加する保護者もいて、仕上げ磨きの方法などを教わっていました。
ある保護者は、「気になっていたことを相談でき、対処法も教えてもらえて安心できた」と話していました。
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災害時の簡易トイレ供給へ 協定締結
伊那市と市内に本社を置く興亜化成株式会社、朝日村のHARIO株式会社は、災害時に発泡スチロール製の簡易トイレの供給などに関する協定を5日締結しました。
5日は伊那市役所で締結式が行われ白鳥孝市長、興亜化成の山岸弘道社長、HARIOの清沢俊太郎社長の3者が協定書を取り交わしました。
今回の協定では、興亜化成が製造し、HARIOが販売元となっている発泡スチロール製のトイレを災害時に市の要請に応じて避難所に供給するものです。
段ボール製の簡易トイレと比べ湿気に強く、保温性に優れているという事です。
およそ30年以上保管でき、体重250キロの人でも使える強さがあるという事です。
興亜化成の山岸社長は「地元に社会貢献できてうれしい」。
HARIOの清沢社長は「いざという時に備え、少しでも力になりたい」
白鳥市長は「あらゆる面で災害に備え、住みやすい地域にしていきたい」と話していました。
災害時における発泡スチロール製簡易トイレの供給については伊那市を含め県内の25市町村と協定を結んでいるということです。
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新山協働まちづくり表彰準GP
伊那市富県新山の保育園や小学校を地域全体で支えることで移住定住促進につなげる取り組みが、日本経営協会が主催する「第11回協働まちづくり表彰」で準グランプリを受賞しました。
6日は、主要な協働団体の新山定住促進協議会のメンバーと上伊那農業高校の生徒らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
協働まちづくり表彰は、行政と住民が協働・連携して魅力ある地域社会の実現に貢献したプロジェクトを表彰するものです。
先月23日に東京で表彰式が行われました。
新山地区は、昭和22年から続く地域全戸PTAという特徴を生かし、保育園や小学校の整備、ハッチョウトンボの保護などの活動を続けています。
新山定住促進協議会は平成26年に発足し翌年に伊那市田舎暮らしモデル地区となりました。
その後の取り組みで新山に40人が移住し、休園していた保育園は再開、4年で園児数が倍増した他、小学校でも児童が増加したことなどが評価されました。
上伊那農業高校は、新山地区の鹿を活用したジャーキー「でぃあでぃあ」を開発し販売していることも評価されました。
白鳥市長は「新山地区は話題が満載だ。着実に移住促進の成果があがっている」と受賞を喜んでいました。
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伊那市観光協会総会
伊那市観光協会の総会が4日、市役所で開かれ、2021年度までに民泊の受け入れ農家を90軒まで拡大していくことが確認されました。
総会には協会の理事を務める観光業者や宿泊業者など、25人ほどが参加しました。
観光協会会長を務める白鳥孝伊那市長は、「地域活性化や経済発展につなげたい。」とあいさつしました。
総会では、今年度の事業計画案が示され、「花・山・食」を柱に外国人観光客の受け入れや、広報宣伝事業に積極的に取り組むことなどが挙げられました。
また、農家民泊を強化していく方針で、2018年度末現在64軒の農家軒数を、2021年度までに90軒まで拡大する目標が示されました。
昨年度は農家民泊を目的として、国内の教育旅行で他府県から19校1849人が訪れたということです。
伊那市観光協会は、受け入れ農家軒数の拡大のため、農家交流会や農泊推進講座を開くほか、一般向けの農家民泊のプランを設定し、販売していきたいとしています。 -
御田植祭 豊作祈願
伊那市東春近田原の白山社の田んぼで1日、豊作を祈願する御田植祭が行われました。
御田植祭は神に供える米を栽培する斎田と呼ばれる田んぼで行われました。
早乙女の衣装に身を包んだ女性5人と氏子総代8人が、筋着けという苗を等間隔に植える道具を使いながら田植を行いました。
白山社は斎田を神社名義で登記していて、全国的にも珍しいということです。
田植の前には祭壇が設けられ、神事で田んぼを清めます。
ここで獲れた米は、収穫を祝う新嘗祭で神に供えるため、代々氏子によって作られてきました
田植作業中は斎田の厄払いと秋の豊作を祈願して、田原囃子保存会によるお囃子が演奏されました。 -
富県保育園の園児 サツキ見学
伊那市の富県保育園の園児たちは4日、「農林産物直売所たかずや」で開かれているサツキ展を見学しました。
直売所では、伊那市富県の橋爪謙司さんが育てているサツキの盆栽およそ50鉢が並べられています。
園児たちは自分の好きな色の花を見つけていました。
橋爪さんによりますと、今年は春先の寒暖の差や霜の影響で、例年に比べ1週間遅れで満開を迎えはじめたということです。
直売所ではポットに入ったサツキを500円で販売しています。
最近は、バラのように八重咲きをする新品種「絹の舞」が人気だということです。
サツキ展は6月8日(土)まで開かれます。