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東京へ リニア利用希望者4割
上伊那地域を含む伊那谷居住者のリニア中央新幹線に関する意向調査の結果が19日、報告されました。
リニア開業後、東京方面への交通手段としてリニアを使うと答えた人は全体の40%となっています。
この日は伊那市の伊那合同庁舎でリニア中央新幹線の活用を考える上伊那地域連絡会が開かれ、市町村や観光協会などから、関係者およそ40人が出席しました。
アンケートは、リニアの長野県駅とのアクセスのあり方を検討しようと、今回初めて行われたものです。
上下伊那の2,000人を対象にアンケートを実施し、829人から回答を得ました。
リニア開業後、東京方面への交通手段としてリニアを使うと答えたのは全体の39.8%で、伊那市だけでみると25.2%となっています。
リニア駅へのアクセス方法について、伊那市で回答した人の75.1%が自家用車となっています。
回答者のうち、リニアの発着に合わせてJR飯田線を運行した場合は21.2%の人が飯田線を使うと答えています。
また、県外から観光で伊那谷を訪れた710人から回答を得たアンケート結果では、「リニアが開通していたら今回の旅行でリニアを使いましたか」との問いに対し、利用したと答えた人は全体の18.1%となっています。
上伊那地域振興局の堀田文雄局長は「開通しても目的がなければ地域への効果はない。アクセスを含め、どういったものが可能なのかを考え、地域活性化につなげていきましょう」と呼びかけていました。
リニア中央新幹線は2027年に開業が予定されていて、長野県では、開業による経済効果はおよそ336億円と推計しています。 -
AIを使って配車実証へ
伊那市は、人口知能AIを使って乗り合いタクシーを効率的に配車する実証実験を、今年度中に行う計画です。
これは、19日に市役所で開かれた伊那市地域公共交通会議・協議会で報告されたものです。
人口知能AIを使って、タクシーに乗りたい人を把握し、効率的なルートを計算して最適な配車を決定し運行します。
市内から実証地区を選定し、今年度中に行う計画です。
高齢者は家からバス停まで行くことが困難な点や、運転手などの人材不足に対応したい考えです。
伊那市では「高齢者のニーズに合った公共交通の在り方を検討していきたい」としています。
この他、市内の保育園児を対象にしたバス乗車体験「バス育」を、今年度行うことなども報告されました。 -
伊那中生と高尾町高齢者が交流
伊那市の伊那中学校の2年生と3年生生徒会役員は、学校に山寺高尾町の高齢者を招き、19日に交流会を開きました。
体育館では歓迎セレモニーが行われ、合唱部と吹奏楽部が演奏を披露しました。
伊那中学校では、地域の魅力や歴史について理解を深める「ふるさと伊那谷学」に取り組んでいます。
今回は、高尾町地域社会福祉協議会からお年寄りが子供たちと触れ合う機会がほしいと依頼があり開かれました。
この後、2年生との交流が行われました。
科学技術部の生徒は、風船に棒を刺しても割れないマジックを披露しました。
また、生徒がそれぞれ撮影した写真に合わせて川柳を発表しました。
高尾町社会福祉協議会では、「高齢者も中学生も楽しんでいる姿を見ることができてよかった」と話していました。 -
第21回日本墨絵展
日本墨絵会による墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、87点の作品が並んでいます。
日本墨絵会は、上伊那を中心に飯田市や塩尻市、山梨県甲府市などからおよそ100人の会員がいます。
こちらは、今回の展示会で長野県議会議長賞に選ばれた、伊那市の有賀修司さんの作品「疾走」です。
馬の躍動感が感じられる点や、細かい筆遣いなどが評価されました。
日本墨絵会では「日々勉強しながら作品を描いていてそれぞれの生きがいになっている。日本古来の芸術に触れてもらいたい」と話していました。
第21回日本墨絵展は、24日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。 -
残業60時間 働き方改革へ
伊那市教育委員会が、市内の小中学校21校の教職員に対して行った時間外勤務の調査結果が19日、市総合教育会議で報告されました。
ひとりあたりの平均時間外勤務は1か月間でおよそ60時間となっています。
会議は市役所で開かれ、教職員の働き方改革の取組状況の報告の中で時間外勤務の調査結果が公表されました。
今年4月・5月に行った調査によると、最も多い学校では、平均81時間、最も少ない学校でも平均47時間で、全体の平均は60時間となっています。
ただ、前の年の同じ期間の調査に比べ、平均で2時間ほど少なくなっています。
市教育委員会では、今年5月から、中学校に部活動指導員が導入されたことや、タイムカードの導入による意識改革によるものではないかとしています。
4月には市内小中学校の校長ら6人ほどでつくる働き方改革委員会も立ち上がっていて、白鳥孝市長は「教職員の声を吸い上げ、改革に向けて検討を進めていってほしい」と呼びかけていました。 -
オールエイジミュージック
子どもからお年寄りまで楽しめる音楽会をテーマにミュージカルなどを上演する「オールエイジミュージック」が16日に伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市高遠町山室でピアノ教室を開いている原葉子さんが企画したものです。
音楽会では、原さんのピアノ教室に通う子どもや公募で集まった子どもたちがミュージカルに出演しました。
食育をテーマにした物語で、甘いものが大好きな子ども達がお菓子の家の魔女に捕まってしまうというものです。
オールエイジミュージックは、子どもからお年寄りまで全ての世代の人が楽しめる音楽会として、去年11月に信州高遠美術館で1回目が行われ、今回で2回目になります。
音楽会には、出演者も含め上伊那を中心に150人ほどが参加しました。 -
大阪で震度6弱 伊那でも心配の声
18日の朝、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震がありました。
大阪から伊那市へ移住してきた人たちの心配の声です。
伊那市高遠町でそば店を営む山根健司さんです。
山根さんは、兵庫県出身で2003年まで大阪で仕事をしていました。
山根さんは、地震発生後、友人や親せきに安否を確認したということです。
伊那市坂下の八木択真さんです。
八木さんは、実家が大阪府堺市にあり、現在は母親が1人で住んでいます。
新聞記者時代には、東日本大震災の被災地にも足を運んでいて、その際震度6強の余震を経験しています。
震源は大阪府北部で、大阪市北区、高槻市などで震度6弱を観測しました。
この地震で、箕輪町で震度2、伊那市と南箕輪村で震度1を観測しました。
また、地震の影響で公共交通機関にも影響がでました。
伊那バスでは18日、伊那バスターミナル午後4時15分発と19日の午前6時20分発の大阪便が運休となりました。
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移動式取締装置で生活道路の安全を
伊那警察署は、今年4月に長野県警が導入した移動式の速度違反自動取締装置を使った取り締まりを、18日に初めて行いました。
移動式のこの装置は、縦50センチ、横26センチ、奥行き40センチの箱型です。
車の速度をレーザーで測定し、速度超過の車が通ると運転手の顔とナンバープレートを自動的に撮影します。
18日は、伊那署と県警交通機動隊が、南箕輪村の信州大学農学部前の村道で、取り締まりを行いました。
この場所は、30キロ規制となっていますが、農道への抜け道となっているため、朝夕は交通量が多いということです。
この装置は、県警が今年4月に導入したもので、伊那署での利用は今回が初めてです。
速度違反の取り締まりのほとんどは、警察官数人で速度の計測や取り調べなどを行っています。
しかし、この方法では違反車を誘導して駐車するスペースが必要なため、道幅が狭い生活道路では困難でした。
今回導入された移動式のこの装置は、狭いスペースでも設置が可能なことに加え、取り締まり場所を変えながら行うことができるため、速度抑制に効果が期待できるということです。
価格は1台1,000万円で、県警では効果があれば装置の追加も検討していくとしています。 -
南ア 林道バス停留所に食堂試験設置
15日から北沢峠までの全線運行となっている南アルプス林道バスの待合所に、試験的に食堂がオープンしています。
伊那市長谷の林道バスの停留所です。
15日の全線運行に合わせて、「りんどう食堂」がオープンしています。
伊那市観光株式会社が運営するもので、地元産の食材を使ったおにぎりにおやき、五平餅などを提供しています。
食堂は、3年前から休業していましたが、去年の10月から試験的に再開し、今シーズンも全線運行となった15日から営業を始めています。
18日は、静岡県からきた登山客が、昼食をとっていました。
開店記念として30日までは、おにぎりなどが特別価格の100円で提供されています。 -
新宿区から花のお礼メッセージが届く
伊那市は昨年度、友好都市新宿区の小中学校の卒業式に合わせて、卒業生全員にアルストロメリアを贈りました。
そのお礼として、子ども達からメッセージが届いています。
感謝という言葉の周りに、卒業式の写真とコメントが寄せられています。
市役所1階の市民ホールには、卒業生から届いたメッセージが展示されています。
市では、今年3月に区立の小学校29校、中学校10校、養護学校1校の40校およそ2,670人に、上伊那の特産アルストロメリアを贈りました。
市では、「一生に1度の卒業式に市の花でお祝いできたことをうれしく思う」と話していました。
今年度も花を贈る他、昨年度から同様に始めた学校給食への農産物の提供も行っていくとしています。 -
しんわの丘バラ園でフラメンコショー
1,800株のバラが見ごろを迎えている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、フラメンコショーが、17日行われました。
踊りを披露したのは、高遠町のフラメンコ愛好者で作るグループ「ラス・デュエンデス」です。
バラ祭り開催中の恒例となったイベントで、華やかな香りが漂う満開のバラ園に、フラメンコの音楽が響いていました。
しんわの丘ローズガーデンは、現在満開となっています。
例年より1週間から10日ほど早いということですが、祭り最終日の24日頃までは楽しめるということです。
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幼児を保護 高校生らに感謝状
5月17日に道に迷った2歳の幼児を保護したとして、箕輪町中箕輪在住の伊那北高校1年生小松亮斗君と近くに住む飯田幸子さんの2人に、伊那警察署長から感謝状が贈られました。
17日は小松君と飯田さんが伊那警察署を訪れ、駒村公孝署長から感謝状を受け取りました。
5月17日の午後6時過ぎ、高校から帰宅していた小松君が、泣きながら座り込んでいる2歳半くらいの女の子を自宅近くで発見しました。
声をかけ女の子が案内する家に送り届けたところ、女の子とは関係のない飯田さんの家でした。
飯田さんはおもちゃを与えたり話しかけるなどして女の子を安心させ、警察に電話をしたということです。
小松君には4歳下の妹が、飯田さんには女の子と同じくらいの年の孫がいることも今回の対応に繋がったということです。
駒村署長は「女の子の無事を一番喜んでいるのは女の子の両親です。2人のおかげで事故や事件に巻き込まれなくてよかった」と感謝していました。
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子どもが参加 キックバイクレース
子ども用のペダルのない自転車「キックバイク」を使ったタイムトライアルレース「みはらしカップ第1戦」が17日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内で開かれました。
このうち3歳児のクラスには12人が出場しました。
キックバイクはペダルのない自転車で、地面を蹴って前に進みます。
往復120メートルのコースを2回走り、合計タイムで順位を決めます。
3歳児クラスでは、駒ヶ根市在住の下平樹くんが、1分4秒81で優勝しました。
大会は、去年4月から伊那市地域おこし協力隊として活動している宮坂啓介さんが企画しました。
宮坂さんは「子ども達にとって転んだり上手くいかなかったことが良い経験になったと思う。多くの人が集まるイベントを今後も企画していきたい」と話していました。
大会には2歳から小学6年生までの55人が出場し、レースを楽しんでいました。 -
伊那小児童 伊那まつり歴史学ぶ
今年の伊那まつりに踊り連で参加する伊那市の伊那小学校2年生の児童は16日、まつりの歴史について学びました。
元伊那市職員でちんどんやとして活動している柘植晃さんが伊那小学校を訪れ、講師をつとめました。
伊那まつりの歴史を学ぶ学習会で、踊り連として参加する2年生90人が話を聞きました。
柘植さんは、市民おどりで使われている伊那節、勘太郎月夜唄、ダンシング・オン・ザ・ロードの3曲を紹介しました。
子ども達は、手拍子をしてリズムをとり、曲のテンポの違いを確認していました。
柘植さんは、伊那節は320年前に伊那と木曽の人々の交流の中で生まれた事、勘太郎月夜唄は第二次世界大戦中に公開された映画の中で使われていた事などを説明していました。
学習会は、これからのまつりを担っていく子ども達に、より理解を深めてもらおうと希望のあった小学校を対象に毎年開かれています。
今年の伊那まつりは8月4日に市民おどりが、5日に花火大会が予定されています。 -
上伊那教育会 少年の塔整備作業
上伊那教育会は、第二次世界大戦中、上伊那から満州に渡り命を落とした少年の霊を祀った少年の塔周辺の整備作業を16日行いました。
伊那公園内にある少年の塔です。
整備作業には、上伊那の小中学校の教職員58人が参加し、草刈りや木の剪定をしました。
少年の塔は、第二次世界大戦で満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り命をおとした少年たちを慰めようと昭和36年に上伊那の市町村会や教育会などが建立しました。
義勇軍の送出は当時の教育会が中心となって奨励し、上伊那からおよそ800人の少年が満州に渡り、91人が命を落としました。
上伊那教育会では、この歴史を後世に伝え平和を祈念しようと毎年8月に慰霊祭を行っていて、16日はそれを前に整備作業を行いました。
慰霊祭は、8月5日に伊那公園内にある少年の塔の前で行われます。 -
車両火災の遺体 身元判明
13日に伊那市西春近の中央自動車道で発生した車両火災で車両からみつかった遺体は愛知県の59歳の男性だったことが分かりました。
高速道路交通警察隊の発表によりますと亡くなったのは愛知県の無職、千葉桂治さん59歳と確認されました。
死因は焼死でした。
外傷はなく体内からアルコールは検出されていないということです。
警察では引き続き出火原因について調べを進めています。
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高遠城址公園 桜を1本ずつ管理へ
伊那市は高遠城址公園のサクラ1本毎の場所や生育状況を調査し10年、20年先を見据えた保護育成計画を今年度策定します。
高遠遠城址公園にあるおよそ1,500本のタカトウコヒガンザクラには、番号札が付けられています。
伊那市ではこの番号を基に、平成28年度から2年かけGPSで場所を測定し、日照条件や土壌、桜の葉の付き具合など30項目を調査しました。
調査を行ったのは、平成11年から18年間、高遠城址公園の桜守をしていた稲辺謙次郎さんです。
伊那市では、調査したデータを整理しエリア毎に桜の生育や樹齢などを分析しています。
1本ずつ生育状況を調査する事で、市の担当者が桜守と共通の認識を持って管理できるようになると言います。
また、今回のデータを基に10年、20年後には長期的な視野で検証が行えると言います。
伊那市では今年度中に保護育成計画を策定することにしています。 -
農業の発展に貢献 知事表彰を報告
地域の農業の発展に功績があったとして、伊那市の美和土地改良区の北原幸彦理事長と、農事組合法人「山室」が知事表彰を受賞しました。
15日は伊那市長谷の美和土地改良区の北原理事長と、伊那市高遠町の農事組合法人「山室」の初代組合長の伊藤忠彦さんらが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
北原さんは、20年以上土地改良区の役員を務め、用水路の維持管理に尽力しました。
農事組合法人「山室」は、平成17年に設立されました。
遊休荒廃地を出さないよう、22ヘクタールの農地で酒米や、麦などを栽培しています。
白鳥市長は「農業は地域を守る基盤となっている。今後も、地域が一体となり、農地を守って下さい」と話していました。 -
長谷鍼灸治療所 閉所検討へ
伊那市は長谷鍼灸治療所を閉所する方向で検討を進めています。
これは15日開かれた市議会6月定例会で白鳥孝市長が議員の質問に対し答えたものです。
白鳥市長は「最終決定ではない」としながらも「閉所の方向で動きたい」と答えていました。
長谷鍼灸治療所は平成16年に旧長谷村が村営で開所し、合併後も市営として運営してきました。
伊那市では毎年赤字が続いている事や、市内に同様な鍼灸所が20業者ある事などから閉所の検討を進めています。
平成29年度の利用者数は1,331人で、収支は470万円の赤字でした。
伊那市では、次回開かれる長谷地域協議会で意見を聴き、検討を進めたいとしています。
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花の束を無料配布
伊那市振興公社は地域に花と緑を増やしていこうと伊那市民を対象に15日、花の束を無料で配りました。
会場となった伊那市防災コミュニティセンターには約40人が列を作り花の束を受け取っていました。
配られたのはサルビア、マリーゴールド、日々草を束にしたもので500束用意されました。
公社では「今つぼみのものが多いので花を長く楽しんでもらえるのではないか」と話していました。
無料配布は16日も伊那市防災コミュニティセンターで午後2時から行われます。
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白鳥市長「ハナモモ街道」伊那に延伸
伊那市の白鳥孝市長は、箕輪町から県道与地辰野線沿いに続くハナモモの街道を伊那市西箕輪まで延伸したい考えを示しました。
これは14日に開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
箕輪町の県道与地辰野線は「信州みのわ花街道」と呼ばれ、富田から長田までの3.5キロに6種類およそ500本の花桃が植えられています。
白鳥市長は、「注目されている街道であり、花桃を購入して植樹し、県とも相談し街道を伊那まで延伸したい」との考えを示しました。
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防災コミュニティセンター自主講座始まる
今年4月に開館した伊那市防災コミュニティセンターで、市の自主講座が、11日から始まりました。
11日は、かっさと呼ばれるセルフマッサージの講座が開かれ、8人が参加しました。
かっさは、専用の石を使って肌を擦り、リンパや血液の流れを活性化することで、肩こりやむくみの解消に効果があるとされる中国の民間療法です。
中川村在住で、かっさや耳つぼマッサージの教室を開いている宮澤綾さんが講師を務めました。
宮澤さんは、「耳には120のツボがあり、全身の悩みを解消できます」と話していました。
他にも、頭皮や首まわり、腕のマッサージ方法を紹介していました。
この講座は、7月と9月にも開かれます。
受付窓口となっている伊那市総合型地域スポーツクラブでは、年間36の講座を予定していて、随時参加者を募集しています。
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入笠牧場で牛の放牧
夏の間、牛たちが涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場で牛の放牧が13日、行われました。
今日は、上伊那と諏訪地域の畜産農家が所有する14頭が放牧されました。
放牧は、牛の初めての出産を迎える雌牛の足腰を鍛えるとともに、畜産農家の夏場の労務軽減などを目的に毎年6月上旬に行われています。
1頭ずつ体重を測り衛生状態を検査しました。
今年は全部で30頭ほどを放牧する予定で10月中旬まで入笠牧場で過ごします。
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思沢川でホタル舞う
伊那市御園の思沢川では、ホタルが舞い始め訪れた人たちを楽しませています。
夜になると地域住民でつくる思沢川にホタルを育てる会のメンバーが手作りの灯篭に火を灯します。
午後8時過ぎになるとホタルが舞い始めます。
12日は、家族連れなどが訪れ暗闇に舞うホタルが放つ光を楽しんでいました。
今年は、例年より1週間ほど早く5日頃から舞い始めたということです。
6月下旬までホタルを楽しめるということで会では「多くの人に足を運んでほしい」と話していました。
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伊那市地域おこし協力隊に松井さん任命
伊那市の地域おこし協力隊に、新たに神奈川県出身の松井伸一郎さんが任命されました。
今後は、長谷で農産加工品の開発などに取り組みます。
4日は、任命式が市役所で行われ、白鳥孝市長が委嘱書を手渡しました。
松井さんは、神奈川県川崎市出身の32歳です。
大学卒業後、首都圏の大手スーパーマーケットで青果担当として働いていました。
子どもの頃から農作物を育てることが好きで、生産者により近い仕事がしたいと考えるようになり、応募したということです。
今後は、長谷市野瀬の農産物加工施設「気の里工房」を拠点に、地域の特産品「天菜漬」の生産や加工品の販路拡大に取り組みます。
白鳥市長は、「行政にない柔軟な発想で取り組んでほしい」と活躍を期待していました。
任期は、最長で3年間です。
なお、市の地域おこし協力隊員は、松井さんを含め8人となっています。
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下小沢あかりの会 五平餅で住民交流
伊那市小沢の住民でつくる下小沢あかりの会は、毎年恒例の「五平餅を作って楽しむ会」を、13日に開きました。
地元で採れた米に会員が手作りした味噌をのせた五平餅がテーブルに並びました。
小沢地域交流センターには、地域住民26人が集まりました。
下小沢あかりの会は、住民同士の交流の場をつくろうと平成20年に発足し、今年で10年になります。
昔はどの家庭でも田植えが一段落したこの時期に、米に感謝し今年の豊作を祈りながら五平餅を作って食べていたという事です。
きょうは、五平餅のほかに漬物などをそれぞれ持ち寄り、会話を楽しみながら味わっていました。
下小沢あかりの会では、秋にそばやおやきなどを作って楽しむ会を計画しているという事です。 -
ブランディング確立へ 観光学ぶ
南信地域のアウトドア事業者などが連携する「南信州アウトドア協議会」の、観光戦略について学ぶ講演会が12日、伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
北海道で自転車を活用した観光「サイクリングツーリズム」を推進する高橋幸博さんが講師を務めました。
高橋さんは「ほかの地域と似たコンテンツではなく、輪郭がはっきりした南信州ならではの観光のセールスポイントを認識することが大切です」と話しました。
高橋さんは「自分達の置かれている状況をきちんと認識した上で、明確なターゲットを決めて事業を進めていってほしい」と出席に呼びかけていました。
南信州アウトドア協議会は、南信地域の豊かな自然を活用したアウトドア事業者が、情報交換や連携したイベントの企画などをしていこうと、去年6月に発足しました。
木下啓会長は「ひとりでできなかった事が大勢でやることにより変わってくる。最終的には地域を元気にできるような活動ができればうれしい」と話していました。
会員や市町村、観光協会の職員などおよそ20人が出席し、高橋さんの話に耳を傾けていました。 -
伊那市中央の医院で重傷労災事故
11日午前10時15分頃、伊那市中央の医院内で設備撤去作業中の30代の男性がX線装置の下敷きになる労災事故がありました。
この事故で男性は腰の骨を折る大けがです。
伊那警察署の発表によりますと、大けがを負ったのは、大阪府の会社役員・宮川真英さん39歳です。
宮川さんが、医院内の設備撤去作業中に倒れてきたX線装置の下敷きになったものです。
宮川さんは腰の骨を折る重傷となっています。
伊那署では、詳しい原因について調べを進めています。 -
南ア林道開通 バス運行開始
今年3月の南アルプス林道沿いの斜面の土砂崩落で、運行を見合わせていた林道バスが、12日から運行を開始しました。
この日の始発の便には、開通を待っていた登山客が乗り込んでいました。
富山県から訪れた登山客は「毎年この時期に来て南アルプスに登るのが恒例になっている。ようやく開通になったと聞いて急いで来た」と話していました。
南ア林道では今年3月に土砂崩落があり、およそ60メートルに渡って道路が塞がれました。
4月中旬から復旧作業を行い、今月になって復旧がほぼ完了したことから開通となりました。
例年4月から運行を始める林道バスも、開通を待っての運行開始となりました。
この日は、関係者が仙流荘前のバス停に集まり、テープカットなどで運行開始を祝いました。
白鳥孝市長は「夏山シーズン前に間に合って良かった。3,000メートル級の山頂のすぐ下までバスが行くので多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
12日から標高1,680メートルの歌宿まで、15日からは標高2,032メートルの北沢峠までの区間が運行開始となります。
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山荘ミルク バラ見ごろ
伊那市横山の山荘ミルクでは、バラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクは標高およそ1,000メートルにあり、5,000坪の敷地には400種類、600本程のバラが植えられています。
今年は、冬の間に剪定をこまめに行ったため良い花がたくさん咲いたということです。
山荘ミルクの向山美絵子さんは「バラだけでなく様々な種類の草花が秋にかけて徐々に咲いていくので楽しんでもらいたい」と話していました。
バラは25日頃まで楽しめるということです。