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3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
鹿嶺高原と市街地結ぶツアー 商品化目指す
南アルプスの観光資源としての魅力を創出するために検討を進める伊那商工会議所の特別委員会が12日開かれ、入笠山・鹿嶺高原と市街地を結ぶツアーを商品化していく目標が確認されました。
この日は、特別委員会が、伊那商工会館で開かれ、委員が意見を交わしました。
特別委員会は南アルプスの観光資源としての魅力を創出しようと、現地調査や観光コースの検討を行ってきました。
鹿嶺高原のキャンプ場と伊那市街地をつなぎ、山岳観光をベースに商店街の魅力を連動させたツアーが企画されました。
委員らは、「山で自然に出会い、街で人に出会えるツアーになるといい」「現地までは自力で集合し、そこから案内する現地発着ツアーが世界的になっているので、その流れに乗れるといい」といった意見が出ていました。
今年10月にモニターツアーを行う予定で、最終的には旅行業者に委託し商品化したいとしています。
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蛍の餌「カワニナ」を思沢川に投入
伊那市御園の思沢川に蛍を育てる会のメンバーは、12日、蛍の幼虫の餌となるカワニナを、川にまきました。
12日は、メンバーが思沢川(おもいざわがわ)に集まりました。
地区の水路で2時間かけてつかまえたというカワニナ5キロが用意されました。
蛍を育てる会では、20年近く前から、地区に蛍を取り戻す取り組みをしています。
先進地を視察したり、詳しい人に話を聞くなどして、環境整備を進めてきました。
蛍の幼虫の餌となるカワニナを川に投入する作業もその一環です。
取り組みの成果があり、毎年蛍の乱舞が見られるようになっていて、今年は2000匹が舞ったということです。
カワニナは、年に3~4回、川に投入しています。
蛍を育てる会には、御園地区を中心に、およそ100人の会員がいて、蛍の舞う地域づくりを支えているということです。
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保育園の在り方検討へ
伊那市は子どもの数が減少している地域の保育園の在り方について多面的な意見を聞きながら今年度中に方針をまとめる計画です。
10日に今年度1回目の伊那市子ども・子育て審議会が開かれ、園児数の減少で存続が危惧される伊那西部、新山、高遠第2第3、長谷の4園について、それぞれ関係地区に住んでいる子どもの数が報告されました。
このうち、現在伊那西部保育園が休園となっている伊那西部地区は3歳が8人、4歳が7人、5歳が5人となっています。
伊那西部保育園は定員60人の半数を下回り、平成24年度から休園となっています。
審議会は、子育て支援団体や保育園の保護者会、学校関係者などの代表14人で組織されています。
伊那市では今年度中にあと3回審議会を開き、委員からの意見を聞きながら子どもの数が減少している中山間地域での保育園の在り方について方針をまとめる予定です。
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高校野球 11日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の11日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、シードの伊那弥生ケ丘 対 屋代の試合は、12対0、5回コールドで伊那弥生ケ丘が勝ちました。
勝った弥生は、14日正午から、松本美須々ヶ丘と野沢北の勝者と対戦します。
赤穂対南安曇農業の試合は、3対2で赤穂が勝ちました。
勝った赤穂は、15日午前9時30分から、須坂創成と岡谷南の勝者と対戦します。
12日は、伊那北対軽井沢、辰野対小諸商業、駒ヶ根工業対池田工業の試合が行われます。
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室戸世界ジオパーク写真展
辰野町の写真愛好家中谷勝明さんの展示会 ジオパーク写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、中谷さんが去年から今年にかけ撮影した写真35点が展示されています。
今回のテーマは高知県の東の先端にある、室戸世界ジオパークです。
室戸世界ジオパークは、海底で砂と泥が交互にたまってできた縞状の地層が特徴だということです。
写真と旅行が趣味の中谷さんは、2014年から日本各地のジオパークの風景やその地域の文化を撮影していて、室戸が4か所目になります。
この写真は、室戸岬の月見ヶ浜で朝6時頃撮影した写真です。 朝日に照らされる岩と一羽の鳥の取り合わせで、一日の始まりを感じさせるような作品になったということです。
中谷さんのジオパーク写真展は、15日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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信州総文祭 30日前イベント
8月7日から、文化部のインターハイとも呼ばれる全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が県内で行われるのを前に、長野市若里市民文化ホールで10日、30日前イベントが行われました。
会場には、県内53校、240人の高校生が集まり、本番に向けて機運を高めました。
篠ノ井高校の吹奏楽部と東信地方の軽音楽専門部の選抜メンバーが大会イメージソングの「ここに」を演奏し、会場を盛り上げました。
全国高校総合文化祭が県内で行われるのは初めてです。
8月7日から11日まで、県内17の市と町で行われ、全国のおよそ2万人の高校生が28の部門で成果を披露します。
(提供:INC長野ケーブルテレビ) -
労力軽減へ 自動草刈り機実演
最新技術を活用し農作業の効率化につなげようと、自動草刈り機の実演が11日伊那市横山で行われました。
11日は4台の自動草刈り機の実演が行われ、市内の農家などおよそ80人が見学しました。
こちらはドイツのメーカーのエンジン式リモコン草刈機です。
最大50度の斜面での作業が可能で、1時間あたり5千平方メートルを刈ることができます。
操作はリモコンで、300メートルまで通信可能です。
価格は、600万円ほどとなっています。
こちらは、国産のリモコン式自走草刈り機です。
1時間当たり600平方メートルの草を刈ることができます。
軽トラに積むことができる大きさで、価格は135万円となっています。
この実演会は、最新技術を活用したスマート農業を推進している伊那市が開いたもので、農作業の中でも特に重労働とされている草刈の労働力低減につなげようというものです。
伊那市では、農家の意見を元に最新技術の活用について今後も検討していきたいとしています。
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深妙寺 蓮の花咲く
アジサイ寺としてしられる伊那市西春近の深妙寺ですが、蓮の花も訪れた人の目を楽しませています。
深妙寺本堂がある敷地から道を挟んだ東側に蓮池があります。
10年ほど前から育てていて、白とピンクの2種類があります。
仏教と関わりが深い蓮は、池の濁った水が人々が暮らす世界、花が悟りの世界とされ、迷いの世界にいる人間が悟りを開いて仏の世界へ行く様子に例えられています。
この日はアジサイ目当てに訪れた人達が蓮の花に目を止めていました。
<駒ヶ根市から来た女性>
一方アジサイは今が見ごろです。200種類2,500株が植えられていて、檀家でつくる「あじさいの会」が栽培の手伝いをしています。
<あじさいの会 野溝律子さん>
深妙寺のアジサイの見ごろは今月下旬までで、22日には、あじさいの会が花の摘み取り作業を行うという事です。
蓮は来週中頃からが一番の見ごろになるという事です。
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岸野さんそば店オープン
大阪府出身でそば店を開くために伊那市に移住した岸野靖典さんは、東春近のゲストハウス「赤石商店」のキッチンスペースを借りて10日に開業しました。
オープン初日を迎えたそば店「きし野」です。
東春近のゲストハウス赤石商店のキッチンスペースを借りて開業しました。
大阪府出身の岸野さんは、元はサラリーマンとして働いていて、全国各地のそばを食べ歩く中、高遠そばに魅了されて脱サラしました。
去年6月に伊那市高遠町に移住し、そば店開業の支援を行う伊那商工会議所の講習会に参加したり、地域のそば祭りで打つなど経験を重ねてきました。
店で提供するそば粉は高遠産の「信濃1号」を使っていて、そば挽きからすべて自分で行っています。
この日はオープン前に伊那商工会議所伊那の食プロジェクト特別委員会のメンバーが試食しました。
岸野さんは「高遠そばを食べて感じた感動を、今度は自分から訪れた人に与えていきたい」と話していました。
そば店「きし野」は、毎週火曜日と水曜日の午前11時半から午後3時まで、赤石商店で営業しています。
そばは無くなり次第終了となります。
【値段】
・高遠そば 1,000円
・とりおろし 1,000円
・ざるとろろ 900円 ほか -
高校再編検討へ 意見聴取始まる
県立高校の第2期再編に向け、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、一般や高校の校長などを対象にした意見聴取を、10日から始めました。
この日は初めての意見聴取が行われ、協議会が選出した一般6人、校長2人が出席しました。
意見聴取では、「上伊那地域の将来像を見据えた高校の学びのあり方について」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「地域の強みや魅力に触れられる学校づくりを進めて欲しい」といった意見が出されていました。
ある参加者は「地域の強みを活かすことができる子ども達が育つ環境をつくっていってほしい。そのために、高校生がいろんな体験を出来る場所にしてほしい」と話していました。
また他の参加者からは「地元に戻ってくる学生が少なくなっている。地元、企業の魅力を伝えられるような場所をつくってほしい」といった意見が上がっていました。
また、赤穂高校の松村明校長は「協議会で検討を始めたことはもちろん現場の先生たちも知っているが、現場は再編よりももっと大事な学校をどうしていくのか、生徒たちの魅力をどのように引き出していくのかを考えるためにワーキンググループを立ち上げて検討を始めている」と説明していました。
上伊那地域の中学卒業生は、2030年には現在の2割、10クラス分少ない1,494人になると予測されていて、県教育委員会では「少子化を考えると再編を前提に考えていく必用がある」としています。
協議会では今後も意見聴取を行い、集めた意見をもとに、来年1月までに方向性をまとめる計画です。
また、意見聴取の結果は、上伊那広域連合のホームページでも順次公表される予定です。 -
楠洲流竜西吟詠会45周年大会
楠洲流聖楠会竜西吟詠会の45周年記念大会が、8日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区の会員およそ80人が所属しています。
記念大会では、支部ごと2演目を披露しました。
竜西会は、昭和49年に発足し、今年45周年を迎えます。
週に1回公民館などで練習をしていて、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
上野峰洲会長は、「45年の歴史はそれぞれの立場で吟詠会の運営に一生懸命に取り組んできた結果です。50周年に向けて楽しみながら活動していきたいです」と話していました。 -
トルコギキョウ出荷始まる
上伊那を代表する花のひとつトルコギキョウの出荷作業が始まっています。
JA上伊那では、今年は去年より40万本ほど多い270万本を計画しています。
伊那市富県の橋爪公明さんの選花場では、出荷作業がピークを迎えています。
上伊那のオリジナル品種仙丈の涼をはじめ、早生系の品種およそ10品目です。
トルコギキョウは、8月ごろから出荷のピークを迎えますが、橋爪さん宅では時期をずらし、この時期と9月下旬からの年に2回行っています。
12年前にサラリーマンをやめ親から引き継いだ時は年間6万本ほどの出荷量だったということですが、去年は3倍以上の20万本にまで増えました。
今年は、新たに6棟ハウスを増やし、30万本を目標にしているということです。
JA上伊那によると、上伊那は県内では諏訪に次ぐ産地で、今年は270万本を計画しているということです。 -
高校生がボルダリングに挑戦
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は伊那市福島にあるクライミングジムでボルダリングに挑戦しました。
スポーツの選択科目で3年生14人がボルダリングを学びました。
東京オリンピックの正式種目にもなり生涯スポーツとして人気が
高まっているということです。
壁にホールドと呼ばれる突起物が付けられ、それを使って高さ4.5メートルのゴールを目指します。
指導にあたったのは福島のクライミングジム アチーヴ店長の唐澤奨さんです。
唐澤さんは「握力や腕力ではなく足腰のバランスと使い方が大切になります」などとアドバイスしていました。
高遠高校の選択科目ではボルダリングのほかにゴルフなども行っていて様々なスポーツに親しんでいます。
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開催日は3月24日
来年の春の高校伊那駅伝は3月24日に開催されることが5日伊那市内で開かれた実行委員会総会で決まりました。
総会で大会長の白鳥孝伊那市長は「伊那駅伝は全国から注目を集める素晴らしい大会となった。
高校生ランナーが成長する大会にしていきたい」とあいさつしました。
伊那駅伝は来年3月24日に伊那市陸上競技場を発着に行われ
今年同様、男子のレースはBSフジで全国放送されます。
大会は県内校の駅伝のレベルアップを目的に始まったもので男子は42回目、女子は35回目となります。
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「読書楼」地域住民に公開
旧高遠藩の藩校「進徳館」の最後の師範代とされる北原節堂の私塾「読書楼」が伊那市高遠町西高遠にあります。
読書楼はこれまで明治時代の建物とされていましたが、去年行われた調査で江戸時代中期の武家屋敷の可能性が高いことがわかりました。
7日は読書楼が地域の人に公開され、建物の所有者で北原節堂の玄孫にあたる北原俊史さんが説明をしました。
読書楼は、木造一部二階建てで、1階に4部屋、2階に茶室があります。
進徳館の最後の師範代とされる北原節堂の私塾でこれまで明治時代の建築とされていました。
去年8月北原さんが専門家に調査を依頼したところ、間取りが1830年頃の江戸時代の武家屋敷の図面と一致したということです。
さらに部屋の壁には柱の跡があり、改築した痕跡があることから、江戸時代中期の建築の可能性があるとしています。
ここに駕篭のためのスペースがあり、玄関には駕篭を乗り降りするための「式台」があることから、節堂は駕篭を使って高遠城へ行っていたことがうかがえるということです。
建物の活用については伊那市教育委員会と話し合い検討していくとしています。
なお読書楼は、一部近代様式に改築されていることから、俊史さんは「いずれは改築してしまった部分も昔の姿に戻したい」としています。
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伊那中生 起業家から学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生と3年生は授業の一環で29日、地域で起業した人たちから話しを聞きました。
この日は、地域で会社や飲食店などを起業した23人が学校を訪れ、生徒たちに話をしました。
伊那中学校では地域の歴史や魅力を学ぶ「ふるさと伊那谷学」に取り組んでいて、その一環で行われました。
生徒は興味のある人のところへ行き、仕事やこれまでの生い立ちなどを質問していました。
伊那中学校出身で、現在は賃貸業を営む唐木拓さんは、生徒たちに人として成長するために必要なことをアドバイスしていました。
飲食店と不動産会社を経営する工藤陽介さんは、生徒から「普段大切にしていることは何ですか」と聞かれ次のように答えていました。
伊那中学校では「様々な考え方や生き方を知り、自分の将来に活かせるヒントを見つけてもらいたい」と話していました。 -
高山植物保護取締130件
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が伊那市の南信森林管理署で4日に開かれ、昨年度の保護取り締まり件数が130件だった事が報告されました。
総会では高山植物を保護するための保護取り締まり件数が、昨年度は前の年度より12件少ない130件だった事が報告されました。
内訳は、無許可採取、摘み取りなどの厳重注意が11件、踏み荒らし、禁止区域への侵入、ゴミの投棄など注意指導が119件となっています。
昨年度は、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰、中央アルプスの4つの地域で行政関係職員など延べ1,771人が高山植物の保護パトロールを行いました。
協議会では、植物を保護するための立ち入り禁止の意味を理解していない人が依然として多くみられる事から啓発活動を強化していきたいとしています。
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美篶小生まれのアサギマダラが飛び立つ
伊那市の美篶小学校で生まれ育った渡りのチョウ「アサギマダラ」が、5日に飛び立ちました。
アサギマダラは、日本本土のほか、南西諸島や台湾にも移動する渡りの蝶です。
美篶小学校の児童の手から、今日飛び立っていきました。
これは、先月20日に撮影した映像です。
アサギマダラのサナギは黄緑色につややかに光ります。手洗い場でもサナギになっていました。
このアサギマダラは、5月27日におこなわれた地区のイベント・場広山ハイキングで見つけた卵を、金山 賢教頭が中心となって育ててきました。
そして、3日に4匹、5日に1匹、全部で6匹羽化しました。
5日は5年生が、羽にマーカーで「みすず小」と書いていました。
アサギマダラの愛好者のネットワークがあり、羽に書かれた文字を通して交流しているということです。
子どもたちは、マーキングした蝶を、外に放ちました。
5日羽化したチョウは、羽が乾くのを待って外に放つということです。
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大雨 美和バイパス 最大放流毎秒160トン
活発な前線と湿った空気の影響で、県内でも大雨となっている地域があります。
伊那市長谷の美和ダムでも、バイパストンネルを運用し最大毎秒160トンを放流しました。
国土交通省三峰川総合開発工事事務所では、まとまった雨に対応するため、5日午前9時20分に美和ダムの分派堰を開き、土砂バイパストンネルの運用を開始しました。
運用は、平成17年に施設が完成してから17回目、去年10月以来の運用となります。
美和ダムへの流入が一定量を超えるとダムとバイパストンネルの両方で放流を始めます。
20分後には、トンネルを抜けた吐口にも水が達しました。
5日は、最大で毎秒160トンを放流し、午後2時30分現在は毎秒100トンとなっています。
美和ダムに流入する地域の総雨量はこれまでに平均180ミリを超えています。
バイパストンネルを管理する国土交通省三峰川総合開発工事事務所では、24時間体制で警戒に当たるとしています。
長野地方気象台によりますと、活発な前線と南から暖かく湿った空気が入り込み大気の状態が不安定となっています。三峰川上流の黒川では濁流がしぶきを上げていました。
南アルプス林道は連続雨量が規定以上に達したため通行止めになり、林道バスは当面の間運休となりました。
気象台では、伊那地域でもまとまった雨が降っていてこれからも雨が続く予報となっていることから、土砂災害・河川の増水に注意を呼び掛けています。
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伊那市消防団女性チーム大会へ練習
伊那市消防団で初めて結成された女性だけのチーム「伊那娘」は、8日のポンプ操法の上伊那郡大会・22日の県大会に向け、練習に励んでいます。
伊那市美篶のJA上伊那美篶花卉選花場です。
4日夜は雨が降ったため、この場所で小型ポンプ操法の練習をしていました。
指揮者は、山田晃子さん。美篶分団に所属しています。
1番員は北島 梨乃さん。美篶分団に所属しています。
2番員は、伊藤美穂さん。伊那市消防団の本部員で、操法は今回が初めてです。
3番員は村田由紀子さん、消防音楽隊で事務主任を務めています。
靴もゼッケンもトビもチームカラーのピンクに統一しています。
県大会に、女性チーム2チームが出場することになっていて、今年は伊那市が担当になったためこの「伊那娘」が結成されました。
6月に入り週に4~5回練習を重ね、6月下旬に開かれた伊那市消防団の大会では、14チーム中10位に入りました。
この大会で3番員の村田さんは番員賞も受賞しています。
郡大会・県大会でも男性チームと同じ審査を受けることになっています。
伊那娘の練習には、美篶と手良の分団の団員やOBがサポートに入り、前・伊那市消防団副団長の伊藤 功一さんが監督にあたっています。
ポンプ操法の上伊那郡大会は8日、県大会は22日に大桑村で予定されています。
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5日にかけて大雨の見込み
台風7号などの影響で県内では5日にかけて南部を中心に大雨になる見込みで長野地方気象台では土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
4日は時折、雨が強く降り強い風が吹きました。
箕輪町三日町では、正午過ぎに竜東線で倒木があり一部が通行止めとなりました。
午後1時25分に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと台風7号と前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、
5日にかけて大雨になる見込みです。
5日、正午までの24時間に降る雨の量は、南部で200ミリと予想されています。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
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開館30周年 伊那音楽祭
伊那文化会館の開館30周年を記念した伊那音楽祭が1日に大ホールを会場に行われました。
伊那音楽祭は6月30日ときのうの2日間にわたり行われました。
2日目の1日は、世界で活躍するプロの演奏家と共に伊那北高校弦楽部と伊那フィルハーモニー交響楽団が、ベートーヴェンの交響曲を披露しました。
伊那文化会館は1988年に開館し今年で30周年になります。
これまで、地域の住民や子ども達がプロの演奏家と共演する企画を続けていて、伊那音楽祭もその一環で行われました。
伊那音楽祭の模様は9月にご覧のチャンネルで放送予 -
寺平さん火山灰研究資料展示
伊那谷の火山灰の研究を行い今年2月に86歳で亡くなった元中学校教諭の寺平宏さんの研究成果をまとめた展示会が、伊那市創造館で開かれています。
寺平さんは昭和7年に中川村で生まれました。伊那市や箕輪町など県内の中学校で理科を教え、今年2月に86歳で亡くなりました。
会場には寺平さんがライフワークとしていた火山灰研究の関連資料が並んでいます。
化石の採集も行っていて、5億年前から70万年前のものまで、年表と照らし合わせながら見る事ができます。
寺平さんの研究成果をまとめた展示会「すばらしい伊那の大地と自然展」は8月31日まで創造館で開かれています。
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県内初 社会福祉法人連絡会議
伊那市内の社会福祉法人が、連携して情報を共有し、より広域的な課題に対応していこうと3日、県内初の社会福祉法人連絡会議が発足しました。
この日は初めての会議が伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
連絡会議には市内の高齢者福祉施設や保育園、児童養護施設などの運営団体となっている社会福祉法人8団体から14人が参加しました。
初めての会議では、連携のあり方についてそれぞれ意見を出し合いました。
このうち、下校後に行き場のない子ども達の居場所として高齢者福祉施設などを開放してはどうかとの提案について、「子ども達が寄って勉強をしたり実習をしたりするぐらいなら対応できるが、型をつくってしまうとマンパワーが足りない」「怪我をしたときに誰が責任をとるのかなど難しい問題がある」などと各施設の担当者が意見を出し合っていました。
社会福祉法人法の改正で、地域福祉の広域化を進めていくことが求められるようになり、情報の共有や人材育成で互いに協力しようと市社協が市内の団体に提案したものです。
三井真理子事務局長は「連携をすることで情報を共有して、さらにそれぞれの業務を充実させられるような組織になっていけばうれしい」と話していました。
長野県によると、市町村単位で福祉法人の連絡組織が発足するのは県内では初めてのことだということです。 -
最高路線価 23年連続下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が公表され、伊那税務署管内の最高路線価は23年連続の下落となりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井の県道南箕輪沢渡線、いなっせ前で、価格は1平方メートルあたり4万1,000円、去年より1,000円安くなっています。
管内の最高路線価の下落は、平成8年から23年連続となっています。
路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。 -
岡谷酸素 六道原に新営業所
岡谷市に本社を置く岡谷酸素株式会社は、伊那市美篶の六道原工業団地に新しい営業所を建設するための土地売買契約を伊那市と締結しました。
2日に市役所で調印式が行われ、岡谷酸素の野口行敏社長と白鳥孝市長が土地売買契約を交わしました。
岡谷酸素が取得する土地は、伊那市美篶・六道原工業団地のおよそ8千600㎡で、売買価格は1億700万円となっています。
岡谷酸素は、事業所や病院・家庭向けに酸素や窒素、プロパンを供給しています。
全体の7割を占める事業所への供給が上伊那地域で好調なことから、充填量や備蓄量を増やすために箕輪町にある営業所を伊那市に移転新築することを決めました。
ガスを充填するための工場や事務所棟、容器置き場など、延床面積はおよそ2千800㎡で、箕輪町の営業所の倍の量のガスを充填、備蓄できるようになります。
野口行敏社長は「まずはお客様の需要に追いつくこと、またBCPの拠点設備として充実させていきたい」と話していました。
9月着工、来年11月完成予定で、来年12月からの操業開始を予定しています。 -
長谷中1年生 くくり罠設置
伊那市の長谷中学校1年生は、地域の有害鳥獣被害を学ぶためニホンジカの捕獲に取り組んでいます。
3日は、学校の裏山の生徒たちが選定した場所に罠が設置されました。
この日の午後は、鹿の捕獲について学ぶ時間です。
1年生13人は、長谷猟友会の小淵 幸輝さんの協力を得て、鹿の捕獲について学んでいます。
校庭から階段を下りて神田橋を渡り、罠を仕掛ける学校の裏山に入ります。
先月下旬に小淵さんと下見をした1年生は、鹿の足あとなどを探して、罠を仕掛けたい場所を決めていました。
狩猟免許がないと罠は設置できないため、小淵さんが生徒の依頼にこたえて罠を仕掛けていました。
長谷中学校の1年生は、自分たちが住む地域の課題となっている獣害食害の問題を考えようと、ニホンジカの捕獲について5月から学習を進めています。
その中で捕獲した鹿を有効活用することの必要性についても考え、命についての学びとなっています。
今後、罠に鹿がかかったら、小淵さんが鹿を止め刺しするところに生徒たちも立ち会う予定です。
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開館30周年 伊那音楽祭
伊那文化会館の開館30周年を記念した伊那音楽祭が、1日に大ホールを会場に行われました。
伊那音楽祭は6月30日と7月1日の2日間にわたり行われました。
2日目の1日は、世界で活躍するプロの演奏家と共に、伊那北高校弦楽部と伊那フィルハーモニー交響楽団が、ベートーヴェンの交響曲を披露しました。
伊那文化会館は1988年に開館し今年で30周年になります。
これまで、地域の住民や子ども達がプロの演奏家と共演する企画を続けていて、伊那音楽祭もその一環で行われました。
伊那音楽祭の模様は9月にご覧のチャンネルで放送予定です。
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伊那美術展 力作並ぶ
今年で94回目を迎える、伊那美術協会の作品展が1日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
洋画、日本画、彫刻、工芸など、会員の作品およそ100点が展示されています。
伊那美術協会は、前身となる黒百合会が発足した大正13年から、これまで94年間、毎年展示会を開いています。
作品の大半を占める絵画は、例年に比べて大作が多く、見ごたえがありあます。
このうち最高賞の伊那美術協会賞には、伊那市の大澤政和さんの洋画「移ろふもの」が選ばれています。
自分の世界観をテーマを持って表現している点が評価されたということです。
ある会員は「絵が好きな人だけでなく、いろんな人に見てもらいたい」と話していました。
第94回伊那美術展は8日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。入場は無料です。