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小さな親切運動・作文コンクール 美篶小の入賞者に賞状
小さな親切運動・作文コンクールで美篶小学校6年の村田あいりさんが、県の審査で優秀賞を受賞しました。 16日、美篶小学校で表彰式が行われ「小さな親切」運動上伊那支部の山田益支部長から村田さんに表彰状が贈られました。 村田さんはいじめをテーマに作文を書きました。周りの子が、いじめられている子を助けてあげる事の大切さを伝えたかったという事です。 美篶小ではこのほか、挨拶から広がる仲間の輪について書いた6年の小松有芽夏さんが金賞、祖母の病気から学んだ人との繋がりについて書いた6年の中山蓮香さんが銀賞を受賞しました。 コンクールは人を思いやる心や言葉について考えるきっかけにしてもらおうと公益社団法人「小さな親切」運動本部が毎年行っています。 今年は県全体で小学校の部に756点の応募があり、上伊那からは5つの小学校から84点の応募がありました。 山田支部長は「作文に込めた思いをこれからも大切にしてほしい」と話していました。
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東春近小学校 りんごを収穫
伊那市の東春近小学校の4年生は、農家の協力で春から育ててきたりんごを、16日に収穫しました。 4年生の児童63人が東春近田原の畑で収穫を体験しました。 農家の伊藤一路さんの協力で毎年4年生がりんごの栽培について学習しています。 4月に摘花、6月に余分な実を摘み取る作業、10月に葉摘みを体験しました。 今年は春先の霜の影響で数は少なかったものの、色づきが良く、酸味と甘みのバランスがとれたりんごになったという事です。 子ども達は、大きく実ったものを探して収穫していました。 りんごは今週金曜日の給食の時間に全校で味わうほか、お世話になった伊藤さん夫妻を学校に招き調理したものを一緒に食べる予定です。
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羽広菜かぶ 漬け込み作業
「信州の伝統野菜」に認定されている羽広菜かぶの漬け込み作業が、伊那市西箕輪のみはらしファームで16日から始まりました。 この日は、90キロのかぶの漬け込み作業が行われました。 機械にかけ洗浄した後、包丁で大きさを整え、粕漬けに加工していきます。 伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内にある農産物加工場では、朝から羽広菜生産加工組合のメンバー5人が作業に追われていました。 羽広菜は、西箕輪羽広を中心に昔から栽培が行われてきたもので、普通のかぶより歯ごたえがあるのが特徴だという事です 粕漬けは、縦に2つに切ったあと、酒粕と味噌、砂糖などを混ぜたものに漬け込み20日から30日ほど熟成させます。 組合では、地区内に畑を借り毎年2トンの羽広菜かぶを加工しています。 作業は12月上旬まで行われ、かぶ漬は来年3月頃までみはらしファームや南箕輪村のファーマーズあじ~な、ニシザワなどで販売されます。 価格は、250グラム入り330円となっています。
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南アルプス林道バス 今季営業終了
伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの営業が15日で終了しました。 今シーズンの利用者は、去年よりおよそ1割減少の49,387人でした。 午後4時45分に最終便が営業所に到着し、林道バスの今シーズンの営業が終了しました。 4月25日から今月15日まで205日間営業しそのうち1.5日は台風の影響で運休しました。 利用人数は、去年より、4,370人少ない49,387人でした。 減少した理由について、南アルプス林道バス営業所では「9月に雨の日が続いた事で客足が遠のき、9月の利用者が6200人あまりと、前の年と比べ半分だった事が影響した」としています。 それ以外の月では、山の日の制定もあり、概ね昨シーズン並みの利用でした。 長谷総合支所の田中博文(ひろふみ)総合支所長は「北沢峠までの運行日の前倒しや、便数を増やすなど、山梨県側と共に利用者増加策を研究していきたい」と話していました。 南アルプス林道バスは、今年も無事故で運行を終え、開業以来35年間、無事故を守っています
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まちの縁側サミット
ゆるやかなつながりを感じられる縁側のような場所を地域に広めるとりくみ「まちの縁側」について理解を深めるサミットが、伊那市長谷で開かれました。 まちの縁側を提言している愛知県のNPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事の延藤安弘さんの講演でサミットがスタートしました。 全国各地の縁側の先進地を、スライドを使って紹介し、「遊び心のある縁側でまちを育てよう」とまとめました。 昼食時間は、つながりメシと題して、バイキング方式で食事をとりました。 料理を通した縁側活動をしている人やボランティアが、郷土料理などを振舞いました。 参加者は、交流を深めながら昼食を楽しんでいました。 午後は、本や音楽、花から広がる縁側など、テーマ別の分科会が開かれました。 このうち、「花から広がる縁側」をテーマにしたグループでは「花は人をつなぐきっかけになる」「種を交換できる場でもあり、子どもが行っても安全な場所だ」と言った意見が出されていました。 最後は、グループごとまとめたことを発表していました。 このサミットは伊那市社会福祉協議会が開いています。 小人数が集う縁側のような居場所を社協が認定する「まちの縁側」は徐々に広がっていて、認定が始まった昨年度からの縁側は現在26か所となっています。
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金澤翔子さんの母・泰子さん講演
ダウン症の書家として知られる金澤翔子さんの母、金澤泰子さんの講演会が15日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は金澤さんが「天使がこの世に降り立てば~ダウン症の娘と共に生きて~」と題して講演しました。 金澤さんは、明治大学を卒業後34歳の時に結婚し、42歳で娘の翔子さんを出産しました。 書道歴の長かった泰子さんは、書道を通して友達をつくってもらおうと翔子さんが5歳の時から教えるようになりました。 翔子さんの書道の腕前は年々上達し、2005年、20歳の時に初めて個展を開催しました。 31歳になった現在は、全国各地をはじめ、海外でも個展を開いていて、300回を超えています。 去年4月には、伊那市内で初めて個展を開きました。 講演会では、様々な苦労を母と娘で乗り越えてきた歩みについて話しました。 最後は「生きていれさえいれば絶望はないということを覚えていてください」と会場に呼びかけました。 会場には300人を超える人が訪れ満席となりました。
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税務署長納税表彰式
税の申告と納税等に関して功績があった人を表彰する税務署長納税表彰式が15日、伊那市のいなっせで行われました。 受賞したのは、伊那市の一般社団法人伊那法人会の小椋元文副会長と、箕輪町の伊那地区納税貯蓄組合連合会の柴哲郎副会長です。 このほかに、租税教育を積極的に推進しているとして辰野高校に感謝状が、税に関する作文で優秀作品に選ばれた中学生と高校生に表彰状が贈られました。 伊那税務署の上杉陽一所長は「グローバル化、ICT化により社会情勢が変化する中、課題に対応するためには力に限りがある。皆さんは大きな支えになっていて心強いです」と話しました。 受賞者を代表して、小椋さんは「身が引き締まる思いでいっぱいです。今後とも推進を図るよう努めていきたい」と話しました。
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県軽自動車協会ボランティア作業
上伊那の軽自動車を扱っている25の事業所でつくる県軽自動車協会伊那支部は、伊那市の伊那養護学校でボランティア作業を15日、行いました。 県軽自動車協会伊那支部では、社会貢献の一環で3年前から伊那養護学校でボランティアを行っています。 15日は、伊那支部のメンバー14人が、児童や生徒が使っている車いすのメンテナンスを行いました。 メンバーたちは、錆止めスプレーをかけたりタイヤの空気を入れたりしていました。 伊那養護学校では、19人が車いすを利用しています。 県軽自動車協会伊那支部では、「みなさん喜んでいただけるよう今後も継続して作業を行っていきたい」と話していました。 伊那養護学校では、「車いすの動きがスムーズになって子供たちも喜んでいます」と感謝していました。
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信大生が通り町に古本屋をオープン
信州大学農学部の学生が伊那市の通り町の空き店舗を活用して、古本屋を来年1月にオープンさせます。 古本屋は、通り町のだんわ室だった場所で、名称はカリカリブックスです。 店主は、信州大学農学部に通う2年生の増川千晶さんです。 増川さんは、高校生が将来について考えるきっかけとなるような本を置き、人と出会える空間にしようと古本屋を始めることにしました。 増川さんは、大学1年生の時から、松本市内の空き家を利用して交流の場をつくる「まつもと空き家プロジェクト」を立ち上げ活動を行っています。 古本屋を始めるにあたり、商店街でミツロウキャンドルの卸し売り販売を行っている平賀裕子さんと出会い、この活動を後押してくれたと増川さんは話します。 活動資金50万円を目標に集めていて現在40万円ほどが集まったということです。 集まったお金は、改装や本の仕入れなどに使い、来年1月のオープンを目指します。 古本の買取はしないということです。 今月26日には、朝ごはん会と題したイベントを計画していて、増川さんは、「高校生と共同で様々なイベントを企画していきたい」と意気込んでいます。
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通算60回目の伊那まつり 来年8月5・6日開催
「勘太郎まつり」から数え、通算60回を迎える来年の伊那まつりは、8月5日・6日に開催されることが決まりました。 14日は伊那まつり委員会が伊那市役所で開かれ、来年の8月5日・6日に開催されることが決まりました。 また、勘太郎まつりから数え通算60回を迎えることから、0歳から60歳までの市民を集めてのパレードや、記念花火、これまでのまつり名場面集のパンフレットへの掲載など記念事業も企画されます。 伊那まつり委員会会長の白鳥孝伊那市長は「市外からも多くの人が来はじめている。市民も含め、市外からの人も巻き込んだまつりを考えていきたい」と話していました。 伊那まつり委員会の記念事業プロジェクトチームでは、このほかの記念事業についても検討を進めていくということです。
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伊那フィル定演 市出身飯島さんがチェロを演奏
伊那フィルハーモニー交響楽団の第29回定期演奏会が13日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、伊那市出身のチェロ奏者、飯島瀬里香さんが演奏を披露しました。 伊那フィルハーモニー交響楽団は、現在、上伊那地域のメンバーを中心におよそ50人で活動しています。 今回は伊那市出身で、東京を中心に活動しているチェロ奏者の飯島瀬里香(せりか)さんを迎え、3曲を披露しました。 飯島さんは、伊那北高校卒業で、日本クラシック音楽コンクールや横浜国際音楽コンクールなどで入賞しています。 会場にはおよそ600人が訪れ、オーケストラの演奏に耳を傾けていました。 伊那フィルハーモニー交響楽団・定期演奏会の模様は、来年1月に121チャンネルで放送します。
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貝付沢に獣害防止ネット設置
伊那市有害鳥獣対策協議会は、野生鳥獣対策モデル事業として、伊那市西春近諏訪形貝付沢に獣害防止ネットを12日設置しました。 12日は、伊那市や西春近自治協議会、諏訪形区を災害から守る委員会など25人が参加し、貝付沢に獣害防止ネット500メートルを張りました。 諏訪形区では平成18年の豪雨災害を機に、根が張りやすく倒れにくい広葉樹の植栽を行ってきましたが、野生鳥獣による食害が問題となっていました。 伊那市有害鳥獣対策協議会では、伊那西部山麓地域へのニホンジカの進出を食い止めようと、昨年度から諏訪形でモデル事業を行っています。 昨年度はおよそ1キロの長さのネットを張ったほか、今年6月から8月にかけ林道沿いにセンサーカメラ2台を設置しました。 その結果、ニホンジカ6体、イノシシ21体などが確認されました。 協議会では、今後効果を検証し、他地域の有害鳥獣対策や里山の利活用につなげていきたいとしています。
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5週連続そばまつり 最終回の西春近新そば&きのこ祭り
伊那市内で行われていた5週連続ぶっとおしそば三昧イベントの最終回、「西春近新そば&きのこ祭り」が13日に行われました。 打ち立てのそばを味わおうと、昼時には長い列ができていました。 地元産のそば粉を使った新そばが1杯500円で提供され、休日の家族連れなどで賑わいました。 西春近新そば&きのこ祭りは、地元の春近そばの会ときのこ王国のコラボ企画として去年初めて開かれました。 去年は、土曜日開催だったことに加え雨が降ってしまったため400食に満たなかったということですが、天候に恵また今日は午前中には去年を上回る数の注文が入りました。 そば以外にも、きのこ王国で採れたきのこの天ぷらや汁物も販売され、一緒に味わっていました。
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経ヶ岳自然植物園 リニューアル
経ヶ岳の麓にある伊那市西箕輪の「経ヶ岳自然植物園」がリニューアルし、13日、記念イベントが行われました。 イベントでは、新たに設置したかまどに火が入れられ完成を祝いました。 経ヶ岳自然植物園は、農業公園みはらしファームから1キロほど西へ上った場所にあります。 昭和27年に県がつくり、昭和46年からは市が借り受けて植物や生物を観察する場所として整備してきました。 時代と共に老朽化が目立つようになり、市は去年地元の西箕輪地域協議会に自然植物園のあり方を検討するように諮問しました。 協議会では、再生していくことに決め、今年に入り手作りのかまどを設置した他、イスや机を整備しました。 13日は、つきたての餅や猪鍋などが無料で振る舞われ、地域住民や観光客などで賑わいました。 白鳥孝伊那市長は、「この場所単独ではなく、みはらしファーム一帯の施設として活用してもらえるよう後押ししていきたい」と話していました。 協議会では、来年度以降マウンテンバイクのコースの整備も検討していくことにしています。
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城倉さんのしだれもみじ見頃
伊那市中央の城倉孝雄さん宅のしだれもみじが見頃となっています。 しだれもみじはカエデ科の多年草で城倉さんが5年ほど前に植えたものです。 城倉さんは木や花などを育てることが趣味で庭いっぱいに植えられています。 今年は特に赤みが強いということで「あと3、4日は楽しめるのではないか」と話していました。
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上伊那の市町村議員の有志が連盟結成
上伊那の市町村議員の有志は、共通する政策課題を学びあう議員連盟を結成しました。 11日は、伊那市のいなっせで記者会見が開かれました。 連盟は、オール上伊那杉尾ひでや応援団の活動を継続していこうと、10月21日に結成されたもので、上伊那の市町村議員30人ほどが所属しています。 今後は、飯田下伊那地域の議員にも呼び掛けていくということです。 情報・意見交換や政策の用同提案を行っていく予定で、衆院選では野党統一候補の実現を働きかけていくとしています。
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JA上伊那まつり
農産物の収穫に感謝するJA上伊那まつりが12日、13日の2日間、JA上伊那本所で行われています。 JA上伊那本所では、上伊那産の農産物が販売され、訪れた人たちが買い求めていました。 JA上伊那まつりは、農産物の収穫に感謝し、地域の人たちに農業に親しんでもらおうと毎年行われていて、今年で21回目です。 今年は酪農を盛り上げていこうと、バターづくり体験が行われました。 訪れた人たちは牛乳と生クリームをボトルに入れて振り、バターを作っていました。 JA上伊那まつりは13日も行われることになっていて、午前10時からと午後3時30分からは大宝投げが行われます。
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伊住(いじゅう)フォーラム 長谷の達人ツアー
移住者と地元住民が交流し、移住・定住について考える伊住フォーラムが12日と13日の2日間、伊那市長谷で開かれています。 12日は長谷で活躍する人たちが案内人となる「長谷の達人ツアー」が行われました。 「長谷の達人ツアー」は「狩猟」「宿泊」「木工」「教育」の4つの分野で開かれました。 このうち、猟師の小出順(じゅん)誠(せい)さんは、狩猟の心がまえや仕掛けワナの仕組みについて話しました。 小出さんは「狩りをするときは全力だが、仕留めた後は早く楽にしてあげたいという気持ちでやっています」と話していました。 フォーラムは、移住者と地元住民の交流を通して幅広い視点から移住・定住について考えようと、伊那市と溝口の住民有志で作る溝口未来プロジェクトが開いたもので、30人ほどが参加しました。 13日は、ツアーの振り返りやグループディスカッションなどが行われます。
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長野県縦断駅伝 上伊那チーム結団式
19日、20日に行われる長野県縦断駅伝の上伊那チームの結団式が12日に伊那市役所で行われ、選手らが3連覇を誓い団結を深めました。 上伊那チームの選手や監督、関係者が出席し結団式が行われました。 選手らは、「チームのために何ができるか考えて走りたい」「積み重ねた練習の成果を発揮し地元を盛り上げたい」と優勝にむけて決意を発表していました。 上伊那チームは、一昨年、去年と2年連続で優勝し今年の大会では3連覇がかかっています。 長野県縦断駅伝は19日に長野市をスタートし、ゴールは2日目の飯田市で22区間217.5キロをタスキで繋ぎます。 伊那市でタスキを渡す中継点は山寺の長野ダイハツ販売伊那店前となっていて、通過は2日目の20日(日)午前10時30分頃の予定です。
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KOA感謝祭 旧本社での75年の歴史を写真展で振り返る
箕輪町に本社を置く電子部品メーカー、KOA㈱の感謝祭が12日に行われ、伊那市にあった旧本社での75年の歴史を写真展で振り返りました。 旧本社と工場が今年中に解体されることから、その75年の歴史を振り返える写真展が開かれました。 昭和15年に創業したKOA㈱は、翌年の昭和16年に伊那市荒井室町にあった製糸工場を買い取り、本社を置きました。 昭和33年に建て替えを行い、平成10年には箕輪町に本社が移りました。 写真には、旧本社の工場の様子や社員の活動の様子が写し出されています。 かつて働いていた男性も訪れ懐かしそうに見入っていました。 向山孝一会長は「これからも地域と共に生きていく会社であり続けたい」と話していました。 感謝祭では、ローメンなどが無料で振る舞われたほか、木工体験やステージ発表などのイベントが行われました。社員の家族や取引先、株主など約1,000人が訪れたという事です。
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県内美術教諭ら 高遠の美術教育学ぶ
第70回・長野県美術教育研究大会が、11日から伊那市高遠町を会場に始まり、小中学校や高校で公開授業が行われました。 このうち高遠中学校では2年生の美術の授業が公開されました。 2年生の美術では、観桜期に高遠城址公園を訪れた観光客をもてなす物を、自分達でデザイン・製作してプレゼンテーションする、という授業が行われました。 6つのグループごとにテーマを決め、思い思いの材料や道具を使って製作が行われました。 このうち「高遠が思い出に残るようなお土産づくり」をテーマにしたグループでは、桜が舞う様子をスノードームで表現しようと、瓶に水や洗濯のりを入れ、そこにピンクのビーズなどを浮かべていました。 大会は県美術教育研究会が、より良い美術教育の現場を作っていこうと、毎年各地区持ち回りで開いていて、高遠中には県内の美術教諭らおよそ30人が訪れました。 ある教諭は「一人一人が目的意識を持っていて、何を作りたいか、どんなものにしたいかが明確。目的をもつことの大切さを感じた」と話していました。 公開授業の後には授業研究会が開かれ、教諭らが良かった点・改善すべき点などをあげ、意見を交換していました。
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関東管区内暴力追放功労団体表彰を受賞
伊那市の美篶地区が今月2日に松本市で開かれた暴力追放長野県民大会で関東管区内暴力追放功労団体表彰を受賞しました。 11日は美篶地区区長会長の伊藤久志さんと美篶地区交通安全協会長の黒河内仁さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 美篶地区は平成2年に区内で暴力団の抗争がありました。 その際、区民が暴力追放運動を展開し暴力団事務所の立ち退きを成し遂げました。 それ以来毎年、区民運動として「暴力追放・地域安全美篶地区大会」を開催し今年で27回を数えます。 今回の表彰はこうした継続的な区民運動が評価されたものです。 関東管区は関東甲信越の各都県と静岡県で構成されていて全体では16団体が暴力追放功労団体表彰を受賞し県内では美篶地区のみが受賞しています。
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一日女性消防体験 救命講習
上伊那防火管理協会に加盟している事業所で働く女性を対象にした一日消防体験が10日、伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。 体験には、上伊那防火管理協会に加盟している事業所から30人が参加しました。 午前中は消火器訓練や消防車両の乗車を体験し、午後は救命講習を受けました。 5つの班に分かれて、心臓マッサージやAEDの使い方を学びました。 この体験は、秋の火災予防運動に合わせて上伊那防火管理協会が行っているものです。 参加者は、消防職員から心臓マッサージのポイントなどを教わっていました。 参加者は「こういった機会は大切だと思った。教わったことを忘れずに役立てていきたい」と話していました。
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文化財について考える長野県文化財保護研修会
文化財保護について考える長野県文化財保護研修会が10日、伊那市の創造館で開かれました。 研修会では、「古墳と時代」をテーマに、創造館学芸員の濱慎一さんが、東春近の老松場古墳群ついて説明しました。 東春近の老松場古墳群周辺では、去年2月から一帯を古墳公園にする整備が始まりました。 公園の整備には東春近小学校の6年生も参加しました。 これまで円墳とされていた老松場古墳について、児童が「前方後円墳ではないか」との疑問を持ちました。 このことから、考古学者が調査し「前方後円墳または前方後方墳とみられる」との結果が出ました。 濱さんは「子どもの小さな疑問が伊那市の古墳時代の解明に一石を投じる大発見につながった」と話しました。 この他、地域で文化財の保護活動を行っている団体の活動報告も行われました。 会場には文化財の保護活動を行っている人や教育委員会などおよそ80人が出席しました。
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中原正純前駒ケ根市長死去
中原正純前駒ケ根市長が10日午前1時5分、入院先の伊那中央病院で亡くなりました。76歳でした。 遺族によりますと、死因は肺がんで、妻の道江さんに看取られ10日午前1時5分に息をひきとったということでいす。 中原さんは、昭和46年から62年まで、市議会議員を4期16年、昭和63年からは、5期20年にわたり、駒ケ根市長をつとめました。 中原さんは、国道153号伊南バイパスの建設などに力を注ぎ、現在は、長野県土地改良事業団体連合会の会長でした。 中原さんは、がんだとわかった去年12月に伊那中央病院に入院し、抗がん剤治療を続けていました。 通夜は、11日午後6時から、告別式は、18日の正午からいずれも駒ケ根市の安楽寺で行われることになっています。
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青葉の会 20周年記念写真展開催
伊那市内の写真愛好家でつくる青葉の会の発足20周年を記念した写真展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、会員13人の作品39点が並んでいます。 青葉の会は、市内で写真講座を受講していたメンバーが、講座が終わっても活動を続けていこうと発足し、今年で20周年を迎えました。 会員の中には、全国で刊行されている「月刊フォトコン」に写真が掲載されている人もいます。 青葉の会では風景写真を中心に、それぞれが県内外に足を運び撮影していて、年に3回程合同で撮影会を開いています。 撮影する時は“光と影”を意識して立体感が出るように工夫しながら撮っているということです。 青葉の会20周年記念写真展は、14日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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今シーズン初の氷点下 東春近で寒天づくり
伊那地域の11日の最低気温は、今シーズン初めて氷点下となりました。 伊那市東春近では、寒暖の差を利用する寒天づくりが始まっています。 伊那地域は、午前1時44分にマイナス1.5度を記録し、日中の最高気温も7.3度と寒い1日となりました。 昔ながらの天日干し製法で糸寒天を作っている老舗小笠原商店では、原料となる天草を干す作業が早朝から行われていました。 夜のうちに凍らせたものを日中に溶かして水分を抜きます。 これを1週間から2週間ほど繰り返すと、糸のような白さとつやのある糸寒天ができあがるということです。 室内では、虫やほこりがついていないか、出荷前の品質チェックを行っていました。 小笠原商店は、大正5年(1916)に富士見町で創業し、平成13年に伊那に工場を移しました。 今年創業100年を迎えます。 小笠原商店の糸寒天は、全国規模の老舗和菓子店で使用されている他、家庭用の小袋としても販売されています。 10月に開かれた県の品評会では、最高賞となる農林水産大臣賞を受賞しています。
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県美術教育研究大会 70回記念展「子どもが描いた人びと」
長野県美術教育研究大会70回記念展「子どもが描いた人びと」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 美術教育研究大会の展示は、毎年県内の教育会が持ち回りで行っているものです。 今回は70回目の節目の展示として、信濃教育会の30年間の収蔵作品の中から選んだ子ども達の作品、およそ170点が並んでいます。 30年の流れの中で子ども達が何に心を動かされ、どんな工夫をしているのか感じてもらおうと、「子どもが描いた人びと」をテーマにしています。 上伊那美術教育研究会の春日由紀夫会長は「作品のエネルギーや子ども達の育ちを感じてもらいたい」と話していました。 長野県美術教育研究大会70回記念展は12日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
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信州の伝統野菜 羽広菜かぶ収穫
長野県の「信州の伝統野菜」に認定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの収穫が始まっています。 羽広から望む西山の山頂付近は8日の夜降った雪により紅葉から一転、雪化粧に変わり冬の訪れを感じさせます。 伊那市西箕輪羽広の西村勇一さんの畑では羽広菜かぶの収穫作業が9日の朝も行われていました。 西村さんは、5年ほど前から自宅用とは別に出荷向けの栽培をしています。 現在はサラダや浅漬け用にみはらしファームの直売所に出荷しています。 西村さんによりますと「羽広菜かぶ」は種を蒔く時期や天候により出来が大きく変わるため、リスクを減らす為に時期をずらして栽培しています。 今年は9月の天候不順によりその出来が心配されましたが、影響も少なくまずまずの出来だという事です。 収穫は漬物作業が始まる11月下旬から12月上旬にかけてピークを迎えるという事です。
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西箕輪に子育て支援センター開設へ
伊那市はJA上伊那西箕輪支所内の空きスペースを活用し新たに子育て支援センターを整備します。 これは8日開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 伊那市には現在、子育て支援センターは4か所ありますが竜西地区には1か所しかなく手狭となっています。 今回、利用者から声があがっていることや西箕輪地区の子どもが増えてきていることなどからJA上伊那西箕輪支所内の空きスペースに整備することになりました。 道路環境が良く西箕輪支所も近いため保健師との連携も取りやすいことなどを選定理由に上げています。 今後は、専用トイレや空調設備などを整え来年4月の開設を目指します。