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6(む)月4(し)日 ローメンの日
6月4日は、蒸し麺の「むし」のごろ合わせでローメンの日です。 伊那ローメンズクラブ加盟店では、並盛が一杯400円で提供されました。 伊那市上牧のあすなろでも、通常500円のローメンが1杯400円で提供されました。 4日はほかのメニューはなく、ローメンのみの営業です。 昼時には、訪れた人たちが次々にローメンを注文していました。 ローメンは蒸した麺にマトンやキャベツを入れた伊那市の名物料理で、昭和30年に誕生しました。 伊那ローメンズクラブは、ローメンをPRし多くの人に食べてもらおうと、6月4日をローメン記念日としていて、日本記念日協会が認定する記念日にも登録されています。 訪れた人たちは、酢や七味、ソースなど、自分好みの味付けにしてローメンを味わっていました。
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第3次伊那市男女共同参画計画 策定に向け諮問
伊那市の白鳥孝市長は、男女が個性と能力を発揮できる社会を実現するための「第3次伊那市男女共同参画計画」の策定を、3日、推進会議に諮問しました。 今年度1回目の伊那市男女共同参画推進会議が開かれ、白鳥市長が唐木孝雄会長に諮問書を手渡しました。 第3次伊那市男女共同参画計画は、平成29年度から平成34年度までの5か年計画です。 推進会議では計画の枠組みが示されました。 第3次計画では、第2次計画の現状と課題を洗い出し、より具体的な施策を盛り込む方針です。 重点施策としては、働き続けたい女性への就業支援、男性の働き方の見直しによる育児・介護・家事への参画、DVなど困難な立場にある男女への支援の3つを挙げています。 推進会議では、今年11月を目途に計画案をまとめ、白鳥市長に答申する予定です。
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「伊那よさこい青龍」初舞台踏む
今年1月に伊那市で初めて結成されたよさこいチーム「伊那よさこい青龍」は、4日、練習の成果を初めてステージで披露しました。 伊那市西春近の伊那食品工業㈱が行ったかんてんぱぱ祭りで初舞台を踏み、オリジナル曲「生きる」に合わせて踊りを披露しました。 織田軍と武田軍が戦った高遠城の戦いを題材に、曲や詩、振り付けを自分たちで手掛けました。 伊那よさこい青龍には小学校3年生から50代までの38人が所属していて、週に2回練習を行っています。 9月18日に岡谷市で開催される諏訪湖よさこいに出場する事を目標に活動していて、大会に向け衣装や旗を製作しています。 伊那よさこい青龍では、随時メンバーを募集しているという事です。
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伊那愛樹会の春の盆栽展 さつきの盆栽30席並ぶ
上伊那の盆栽愛好者でつくる伊那愛樹会の春の盆栽展が、5日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、会員8人が育てているさつき30席が並んでいます。 大きく成長しすぎないよう剪定と植え替えを繰り返しながら、30年から40年かけて形を整えてきたものです。 毎年春と秋の2回展示会を開いていて、今回で40回目となりました。 伊那愛樹会では、「様々な種類のさつきを楽しんでほしいです」と話していました。 伊那愛樹会の春の盆栽展は5日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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小沢区高齢者が五平餅と山菜を楽しむ
伊那市小沢区の高齢者で作る下小沢あかりの会は、3日に五平餅と山菜を楽しむ会を開き、持ち寄った食材を料理して交流しました。 この日はあかりの会のメンバー24人が集まり、交流を楽しみました。 五平餅と山菜の天ぷらの他に田楽や自家製の漬物などが食卓に並びました。 食材はメンバーの家で取れたものなどを持ち寄りました。 下小沢あかりの会は高齢者の集まる機会を作ろうと7年前に結成し、毎年季節ごとに様々な企画を行っています。 今年は、秋にそば打ちを行う他、神社の清掃や、花の植栽なども計画しています。
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青野恭典さん写真展「信州の山々」
東京都出身で今年1月に亡くなった山岳写真家青野恭典さんの写真展「信州の山々」が3日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、長野県で撮影した山岳写真43点が展示されています。 カラーとモノクロ写真で季節ごとに構成され、去年撮影された新作も展示されています。 写真展は、生前山を愛した青野さんの遺志を引き継いで、妻のハツ子さんが企画しました。 青野恭典さんの写真展「信州の山々」は12月5日まで、伊那市のかんてんぱぱホール常設ギャラリーで開かれています。
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さくらの家利用者がエゴマの種まき
伊那市長谷の障害者社会就労支援センターさくらの家の利用者が3日に施設近くの畑で、「エゴマ」の種まきを行いました。 さくらの家では、利用者の工賃アップに繋げようと毎年この時期にエゴマの種まきを行っています。 この日は施設の利用者と、活動を支援している伊那ライオンズクラブのメンバーら合わせて30人が、専用の手押し種まき機で作業を行いました。 収穫したエゴマは、毎年春に高遠城址公園のさくら祭りで販売され、売り上げの一部が利用者の工賃として支払われています。 さくらの家の小松幸子所長は「エゴマは毎年完売するほど好評なので、これからも継続して利用者の工賃アップに繋げていきたい。」と話していました。 この日まいたエゴマは9月に収穫するということです。
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参院選前に18歳以上に投票呼びかけのハガキ送る
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる参院選で伊那市選挙管理委員会は3日から投票を呼びかけるハガキの発送を始めました。 ハガキは伊那市内に住民票があり新しく有権者となるおよそ1,500人に送られます。 伊那市選挙管理委員会では「未来の日本のあり方を決める政治に関与してもらいたい」としています。 また高校生の投票機会を確保するためJR伊那北駅から歩いて行くことができる伊那市山寺の保健センターに期日前投票所を開設します。 市選管では伊那北高校や上伊那農業高校の生徒が利用するJR伊那北駅から歩いて行くことができるため利便性の向上が図れるとしています。 参院選は今月22日公示、来月10日投開票となっていて市保健センターでの期日前投票は7月2日から9日まで、時間は午前8時半から午後8時まで行えます。
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杉尾氏「消費税増税再延期は公約違反」
民進党新人の元ニュースキャスター、杉尾秀哉さんは2日伊那文化会館で開かれた集会で安倍首相が消費税増税を再延期したことについて「公約を自ら否定したものだ」と批判しました。 今月22日公示、来月10日投開票の参院選県区に立候補を予定している杉尾さんは、安倍首相の消費税増税再延期は公約違反としたうえで「財源はどのように賄うのか説明しなければならない。」と述べました。 またアベノミクスについて、恩恵が地方には届かず経済格差が広がる一方だとしてアベノミクスは限界だと批判しました。 ほかに武力に頼らない平和主義を堅持するため安保関連法の撤回を訴えました。 杉尾さんは民進党、共産党、社民党の野党統一候補として参院選への立候補を予定していて野党共闘は民主主義の転換点だとしています。 集会は党派を超えた住民グループのオール上伊那杉尾ひでや応援団が開いたもので会場にはおよそ600人が集まりました。 改選定数1の県区からは杉尾さんのほかに自民党現職の若林健太さん、幸福実現党新人の及川幸久さんが立候補を予定しています。
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親子が伝統芸能を楽しむ
歌舞劇団田楽座は、親子で伝統芸能を楽しむイベントを伊那市のいなっせで、29日開きました。 テレビよりおもしろいでんがく劇場と題して行われたイベントは、子どもたちが伝統芸能に触れる機会にしようと開かれたもので今年で2回目です。 ステージでは、およそ4mの竹をヒモやあごの上に乗せる伝統芸を披露しました。 他に、子どもたちにも解りやすいよう昔話を盛り込んだ南京玉すだれも披露されました。 会場には、子どもやその保護者など200人が訪れました。 田楽座は太鼓や唄、踊り、獅子舞などを地元をはじめ、全国各地で披露していて、「今後も子どもから大人まで楽しんでもらえるイベントを企画していきたいです」と話していました。
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伊那市観光協会総会
今年度から法人化した伊那市観光協会の総会が1日に伊那市役所で開かれました。 今年度は旅行業に登録し、観光協会独自で観光プランを企画していきます。 総会には、役員など33人が出席し、今年度の事業計画案などについて報告がありました。 伊那市観光協会では法人化により旅行業に登録し、今年度から伊那市と近隣地域での観光プランは観光協会独自で企画できることになりました。 また、重点事業として昨年度に引き続き「山・桜・食」の三大観光素材の充実や教育旅行、外国人旅行者を誘致するインバウンドの強化に力を入れるということです。 観光協会では、旅行業登録による新規事業や法人化による新しい体制づくりに向けて取り組んでいくということです。
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ゆめわーく施設利用者の作品展
伊那市社会福祉協議会の障がい者社会就労センターゆめわーくの利用者が製作した絵画や織物などを展示する作品展が伊那市のみはらしの湯で開かれています。 会場には利用者が製作した絵画や織物、ぬいぐるみなどおよそ60点が展示されています。 ゆめわーくでは、企業からの受託作業の他、自主製品を製作したり、自由時間を使って絵を描いたりしています。 作品展は日々の活動を知ってもらおうと、今年初めて開かれました。 ある施設利用者は、「細かいところまでこだわったので、たくさんの人に見てもらいたい」と話していました。 ゆめわーくの作品展は、伊那市のみはらしの湯で30日まで開かれています。
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伊那まつりポスター原画決定
8月6日、7日に開催される第44回伊那まつりのポスターの原画が決定しました。 ポスターの原画に採用されたのは、長谷中学校2年の野口秀太さんの作品です。 作品は、いーなちゃんが全面に描かれています。 今年のテーマ「つなぐ」に合い、桜の花びら一枚一枚が丁寧に描かれている点が評価されました。 ポスター原画には、市内の中学校6校から155点の応募があり、1日に伊那市役所で開かれた審査会で最優秀賞が選ばれました。 ポスターは1000部作成し、商店街や公共施設に貼り出されます。 第44回伊那まつりは8月6日、7日に開催されます。
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一人暮らしの高齢者世帯で無料の水道点検
6月の水道週間に合わせ、1人暮らしの高齢者世帯を対象にした、水道の無料点検が1日に伊那市内で行われました。 水道の無料点検は、6月1日から6月7日の水道週間に合わせて、毎年伊那市水道事業協同組合が行っています。 今年は、組合加入業者24社が、希望のあった79世帯を分担して点検しました。 高齢者宅を訪れた業者は、水道の蛇口のパッキンを交換し、きつく締めすぎないようアドバイスしていました。
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白山社で御田植祭
伊那市東春近の神社白山社が所有する田んぼで、5月28日に豊作を祈念する御田植祭が行われました。 この日は、氏子総代8人が神事の後田植えを行いました。 御田植祭が行われる田んぼは斉田と呼ばれ、神に供える米を栽培する田んぼです。 白山社では祭典で神前へと供えられる米は斉田で収穫されたものに限られており、代々の氏子総代により米づくりが行われてきました。 白山社の斉田は神社名義で所有していて、神社での所有は全国的にも珍しいということです。 去年までは同じ場所でおよそ100年米作りが行われてきましたが、農地整備のため今年から新しい場所に移りました。 この日植えられた米は10月に収穫され、白山社へ献上されるほか、防災対策米として備蓄されます。
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クロモジの間伐材で芳香蒸留水
伊那市の白鳥美容院は上伊那で間伐された落葉樹のクロモジの蒸留水「クロモジハイドロゾル」を開発しました。 1日は、企画・開発した白鳥喜美恵さんが記者会見を開き、製品について説明しました。 クロモジハイドロゾルは、クロモジの木からエッセンシャルオイルを採取する過程で出た、香の成分が溶け込んだ水溶液です。 クロモジはクスノキ科の落葉樹で、枝は漢方薬として使われ風呂に入れて入浴すると冷え性や皮膚病に良いとされています。 白鳥さんによると、クロモジからとった芳香蒸留水には、リラックス効果や抗菌作用があり、部屋の芳香や台所の抗菌スプレーとして利用できるという事です。 また、エッセンシャルオイルに比べ香りの成分が低い為、肌に優しくペットにも害が少ないという事です。 クロモジハイドロゾルは、自然な香りの中で生活をしてもらおうと、白鳥さんが伊那商工会議所の協力を得て、一年前から製品化に取り組んできました。 きょうから伊那市荒井の白鳥美容院(電話:72-5526)のクロモジアロマティクスで販売され、120ミリリットル入りが1,400円、240ミリリットル入りが1,750円(税別)となっています。
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衣替え 伊那保育園夏服に
1日は衣替えです。 伊那市の伊那保育園では、夏服を着た園児たちが保護者に連れられ登園していました。 1日の伊那地域の最高気温は27.3度と7月中旬並みの暑い一日となりました。 伊那市の伊那保育園では、夏服のチェック柄のセーラー服を着た子供たちが、保護者と一緒に登園していました。 この夏服は私立の保育園としての特色をいかし、子供たちに着ていて楽しい気分になってもらおうと15年前に作られたという事です。 子供たちは園舎に入ると、園児服からノースリーブの夏用のエプロンに着替えて友達と遊んでいました。 長野地方気象台によりますと、今週いっぱいは晴れの日が続き、最高気温は24度から27度になる見込みだという事です。
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禁煙を呼び掛けるパネル展
31日は、WHO世界保健機関が定めた世界禁煙デーです。 これに合わせ伊那市の伊那合同庁舎では、31日から6月6日まで禁煙を呼び掛けるパネル展示コーナーを設置しています。 たばこの健康被害や禁煙窓口を知ってもらい禁煙につなげてもらおうと伊那保健福祉事務所が行っているものです。 県が平成24年に上伊那管内およそ1000人を対象に行ったアンケートでは、喫煙者は男性が21.6%,女性が2.8%、平成17年の調査に比べて男性は5.8ポイント、女性は0.6ポイント下がりました。 パネル展示の他、喫煙者の一酸化炭素濃度の測定が行われました。 有害な一酸化炭素を、どのくらい体内に取り込んでいるかを検査するものです。 昼休みに、職員たちが測定を行っていました。 伊那保健福祉事務所では「この機会に禁煙を考えてもらう機会にしてほしいです」と呼び掛けていました。
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完成間近のシードルを試飲
上伊那の飲食店主らでつくるASTTLシードルクラブは、完成間近のりんごの発泡酒シードルを30日、試飲しました。 30日は、今年度の総会が市内で開かれ、7月から飲食店での提供を予定しているシードルを試飲しました。 去年11月末に収穫したリンゴは、伊那ワイン工房で醸造し、フルボトルとミニボトルの合わせて1000本を作りました。 ASTTLシードルクラブでは色づき不足や穴が開いて出荷できないりんごを有効活用しようと去年から発泡酒の生産に取り組んでいます。 今年はフジのみを使ったものに加え新たに15種類の品種を混ぜたものを醸造しました。 今年のシードルはフルーティーで飲みやすく出来が良いということです。 ASTTLEシードルクラブでは7月上旬に、原料を提供してくれたりんご農家の畑で完成したシードルのお披露目を計画していて、一般からの参加も募集するということです。 ASTTLEシードルクラブでは、シードルやそば粉を使ったガレットの提供店を掲載したマップを作成し市民へ周知したり、南アルプスの山小屋とタイアップし登山客へのPRにも取り組むとしています。
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中心商店街のバラ見ごろ
伊那市の中心商店街のバラが見ごろを迎え、訪れた人たちが花や香りを楽しんでいます。 今年のバラは例年より2週間ほど早く咲き、現在見ごろとなっています。 西町から山寺までの1.5キロの間におよそ200種類1000鉢のバラが飾られ商店街を彩っています。 バラは、商店街を活性化しようと集まった地元店主らでつくる伊那まちバラ咲く街角連絡協議会が管理しています。 訪れた人たちは、足を止めてバラの香りを楽しみ、ドライバーは車の中から花を眺めていました。 今年から、一部の店では切り花を無料でプレゼントしています。 6月5日から、商店街を歩きながらバラを楽しんでもらおうと「いなバラまちぶらり」と題したイベントが行われます。 期間中は、バラのスイーツやバラにちなんだ丼の提供など様々なイベントを計画しています。
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農事組合法人田原 全国農業会議所会長賞受賞
伊那市東春近の農事組合法人田原は、耕作放棄地の発生防止と解消に尽力したとして、全国農業会議所会長賞を受賞しました。 31日は、農事組合法人田原の中村博組合長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 平成28年度全国農業委員会会長大会には全国から31団体が出席し、農事組合法人田原は、全国農業会議所会長賞を受賞しました。 農事組合法人田原は、耕作放棄地解消を目的に平成16年に設立しました。 以前は桑畑で、その後放棄されていた16ヘクタールの畑を再生し、りんごやネギ、ブロッコリー、麦を栽培していて、主にJAや直売所に出荷しています。 野菜の他にも、30ヘクタールの水田で米を育てています。 当初55戸だった組合員は現在83戸に増え、農作物の売上金も、昨年度初めて1億円を上回ったということです。 白鳥市長は「農業の中に工夫を感じられることが多い。これからも、田原の農業景観を守りながら頑張ってください」と話しました。 農事組合法人田原は、長野県農業会議の推薦を受けて、長野県代表として今回出席しました。
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伊那広域シルバー人材センター 会員増強図る
伊那広域シルバー人材センターの今年度の総会が26日に開かれ、会員数減少に伴い人材確保のための講習会を実施していく事などが確認されました。 総会では、今年度の事業計画が示されました。 伊那広域シルバー人材センターの会員数は現在636人で、平成19年、20年の700人をピークに減少傾向にあります。 人材確保のため、昨年度に引き続き、会員と会員でない住民が一緒になって研修を行い、センターの活動について理解を深めてもらうための「地域交流研修」を実施します。 ほかに、料理や掃除など家事をサポートするスキルを身に着けるための一般向けの講習会を10月に開く予定です。 伊藤裕偉理事長は挨拶で「信頼される仕事をして地域に貢献できるセンターとなる事を使命として取り組んでいきたい」と話していました。
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矢島清さんの畑でポピー・ムギナデシコ見頃
伊那市美篶芦沢の矢島清さんの畑で、ポピーとムギナデシコが見頃を迎えています。 矢島さんは今年初めて、景観を良くしようと5アールの畑にポピーとムギナデシコの種を蒔き、順調に花を咲かせました。 この日は、近所の人も訪れ、一緒に花を眺めていました。 まだこれから咲く花もあり、今週いっぱい楽しめそうだということです。
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上伊那で「日本版DMO」検討へ
市町村や交通事業者などでつくる上伊那観光連盟は、地域と協同して観光地づくりを行う法人「日本版DMO」の設置に向けた検討を行うための勉強会を今年度から実施します。 30日、上伊那観光連盟の総会が開かれ、今年度の事業計画が承認されました。 DMOとは、行政や住民、商工団体、農業や観光に関する団体や事業者などが協同して地域一体の観光地づくりをする法人組織です。 地域からの申請が国の審査を通ればDMOとして登録されます。 上伊那観光連盟では、DMO登録にむけた検討を行うため、今年度から2年間、勉強会を開く計画です。 市町村の観光担当職員のほか観光に関わる団体や事業者を対象に2か月に1回開催し、講師は長野県観光振興審議会の清水愼一会長がつとめます。 上伊那観光連盟では、各地の事例の研究などを行いながらDMOに関する知識を共有し、検討を行っていくとしています。
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定住自立圏 事業素々案示す
伊那市、箕輪町、南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化を目指す、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が30日伊那市役所で開かれました。 30日は来年度から5年間実施する6つの事業の素々案が示されました。 主な事業は、箕輪町の大出から伊那市西春近までを結ぶバスの試験運行に1億8千万円。 空き家バンクのホームページ構築や運営に5百万円。 職員の合同研修に5百万円となっています。 この他には子育て支援センターの相互利用や、子育て関連事業の協力体制の検討などです。 協議会は、伊那地域定住自立圏共生ビジョンについてのパブリックコメントを来月から募集し、7月中にまとめ答申する予定です。
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中京・関西からの登山客誘客へ シャトルバス運行
中京や関西からの登山客を呼び込もうと、伊那市は長谷の戸台口と木曽町の木曽福島駅を結ぶシャトルバス「パノラマライナー」の運行を7月から始める計画です。 30日市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が計画の概要を説明しました。 パノラマライナーは、伊那市長谷の戸台口と木曽福島駅を結び、途中伊那市駅で停車します。 午前8時に名古屋駅発の特急に乗車し木曽福島駅からバスに乗り替えると、3時間後の午前11時には南アルプス林道バスの営業所のある戸台口に到着します。 運行は7月は16日からで週末を中心に、8月は1日から16日まで毎日で一日一往復です。 料金は、片道2000円です。 伊那市では3年前から、関東からの登山者向けに茅野駅と戸台口を結ぶバスの運行をしています。 このバスが好評だったことを受け、中京や関西の登山客をターゲットに伊那と木曽を結ぶシャトルバスの運行を計画しました。 今年度は実験的に運行し、利用客の数やニーズを調査して、来年度以降の営業につなげていきたいとしています。 伊那と木曽を結ぶシャトルバス「パノラマライナー」の事業費は200万円で、6月の定例市議会に補正予算案が提出されることになっています。
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上伊那の高校生が企業を見学
ハローワーク伊那などは、就職を希望する高校生に進路選択の参考にしてもらおうと30日、企業の見学会を開きました。 上伊那の高校生、約490人が13のグループに分かれ、2社ずつ見学しました。 このうち、伊那市東春近の㈱キッツ伊那工場では、会社の概要や製品の説明を受けました。 キッツ伊那工場では、水や蒸気、石油、天然ガスなどを通す配管の開け閉めを行う鉄製のバルブを製造しています。 見学会は、進路決定の参考にしてもらおうとハローワーク伊那などが開いたもので、毎年、上伊那の20社余りの企業を400人ほどの高校生が見学しています。 高校生の就職活動は、7月に求人が公開され、9月16日以降に面接が始まります。
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幻の高遠在来のそば栽培現地確認
幻となっている高遠の在来種のそばを復活させる取り組みを行っている伊那そば振興会は、きょう、栽培の拠点となる長谷浦の畑を確認しました。 30日は、伊那そば振興会と伊那市の職員など6人が、伊那市長谷浦の畑を訪れました。 畑は、300平方メートルほどで、現在は何も栽培されていません。 1年目に増やすことに成功すれば、畑を広げていく考えで、その畑も確認しました。 振興会のメンバーは、幻となっていた高遠在来種を5年ほど前から探していて、 長野県野菜花卉試験場に20グラムだけ保管されていることが分かりました。 在来種は現在、1キロほどに増えていて、今回、そのうちの300グラムの種を提供してもらいます。 浦は、国道152号から3キロほど山道を登った標高1150メートルにあり、他の品種のそばと交配する心配がありません。 伊那市も事業を応援していて、有害鳥獣の対策や、重機が入るための道路整備などを行う予定です。 高遠在来種は、貴重な種であり失敗できないとして、信州大学農学部の協力を取り付けました。 振興会では、7月初旬に畑を耕す作業や、獣害防護柵の設置を行い、下旬に種をまく計画です。 収穫は10月中下旬を見込んでいます。
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イーナ・ムービーズ 映像フォーラム
伊那市の魅力を市内外に発信するプロモーション映像「イーナ・ムービーズ~なつかしい未来~」の完成を記念した映像フォーラムが29日、伊那市荒井の映画館伊那旭座で開かれました。 この日は、総合プロデュースをした伊那市芸術文化大使で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんら制作スタッフ6人が出席し、映像の完成を報告しました。 イーナ・ムービーズは、伊那市の魅力を市内外に発信しようと、去年4月から市民の生活の営みや伝統行事などを撮影し編集を行ってきました。 映像は季節ごとに作られ、首都圏の電車内のディスプレイや中京圏のテレビCMで放映されました。 また、動画投稿サイトYouTubeでは再生回数が23万回を超えています。 この日のフォーラムでは、これまで公開されていなかった「冬編」が初めて上映されました。 フォーラムでは、白鳥孝伊那市長と元伊那図書館館長で県立長野図書館の平賀研也館長も出席し、トークイベントが行われました。 今年度伊那市では、信州そば発祥の地“伊那”をPRする映像を制作する予定です。
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矢島信之さん宅でクラシック演奏会
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、亡くなった妻、美代子さんが好きだったクラシックを地域住民と一緒に楽しもうと29日、演奏会を開きました。 この日は、矢島さん宅の庭で、伊那フィルハーモニー交響楽団に所属している加藤博さん夫妻がバイオリンとチェロを演奏しました。 3年前に他界した矢島さんの妻、美代子さんが音楽が好きだったことから地域の人にも音楽を楽しんでもらおうと、初めて開きました。 矢島さんは「妻も喜んでいると思うので私も嬉しいです」と話していました。