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建石繁明さんが伊那西小学校で自然について講座
伊那市の伊那西小学校で林間と親しむ日の行事が20日行われ、虫の生態に詳しい建石繁明さんから話を聞きました。 伊那西小学校では、毎年この時期に「林間と親しむ日」を設けて自然について勉強しています。 この日は、元信州大学農学部教授で虫の生態に詳しい建石繁明さんが小学校を訪れ、虫や植物についての講座を開きました。 建石さんは「ここの林の木々は戦後に植えられたもの。70年も経っていないが、中には松枯れが確認されている木もあり、被害が増えている」と説明し、「小学校があるこの地域は、虫や動物を研究するのにとても適しています。この環境を守りながら勉強に励んでください」と話しました。 伊那西小学校では「自然を通して子どもが感じる“子ども目線”を大切にしていきたい」と話していました。
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有害鳥獣による農作物被害3,100万円
伊那市有害鳥獣対策協議会総会が20日、伊那市役所で開かれ、有害鳥獣による昨年度の市内の農作物被害額は3,100万円となることが報告されました。 昨年度の被害額は前の年度とほぼ同じの3,100万円で、このうちニホンジカによるものが1,900万円、ニホンザルが400万円などとなっています。 捕獲数はニホンジカが1466頭で前の年度と比べて635頭の減、ニホンザルは176匹で17匹の増となっています。 総会には猟友会や農業関係者などおよそ15人が出席し昨年度の取り組みや今年度の事業計画などについて協議しました。 昨年度はニホンジカの皮を使った製品開発に取り組みバッグやポーチなどの試作品が作られました。 今年度はジビエ製品の活用の検討や生息数が増えている西山地区でのニホンジカの調査捕獲また、捕獲した野生鳥獣を埋める場所の確保などを進めていく計画です。
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消防署員自殺が公務災害認定で議論
上伊那広域連合議会 一般質問が20日伊那市役所で行われ、元伊那消防組合署員の自殺が公務災害に認定されたことについての議論が交わされました。 飯島光豊議員は当時高遠消防署に勤務していた39歳の男性署員が2年前に自殺し、それが地方公務員災害補償基金県支部から今年3月に公務災害に認定されたことについて白鳥孝上伊那広域連合長と田畑公徳消防長の考えを聞きました。 飯島議員は「自殺は上司からの不適切な指導で精神疾患を負ったことが原因でそれが公務災害の認定に至った」と述べました。 白鳥連合長と田畑消防長は「調査の結果では因果関係は分からない。指導した上司の謝罪についてはその署員の気持ち、考え方に任せたい。」と答弁しました。 傍聴に訪れ答弁を聞いた遺族は取材に「誠意は感じられなかった。指導した上司の謝罪と処分を申し入れていたが、あきらめざるを得ないと思った。」と話していました。 上伊那広域消防本部では今後このようなことがおこらないよう、風通しの良い職場環境をつくりたいとしています。
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60歳ソフトボール連盟リーグ戦開会式
伊那60歳ソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が12日に伊那市の美篶六道原運動場で行われました。 開会式には、参加9チームが集まり、健闘を誓いました。 伊那60歳ソフトボール連盟にはおよそ180人の会員がいて、リーグ戦は今年で14回目です。 伊那市ソフトボール協会の伊藤易明会長は「健康第一にこれからも長くプレーを続けて伊那市のソフトボールを盛り上げてほしい。」と挨拶しました。 リーグ戦は手良、美篶、高遠町の3会場で8月中旬まで毎週木曜に行われるということです。
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サン工業 熊本被災地へ100万円
伊那市西箕輪に本社がある金属表面処理加工業のサン工業株式会社は、熊本地震の被災地に100万円を送りました。 19日は、サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に100万円を渡しました。 川上社長は、最初の揺れがあった4月14日に、出張で熊本県を訪れていました。 熊本県の同業の企業を視察する予定でしたがキャンセルし、伊那に戻りました。 川上社長も地震に遭遇し、同業者もいることから他人(ひと)ごとではないと感じたということで、今回、100万円を送ることにしました。 伊那市では、日本ジオパークネットワークに加盟し、互いに交流のある熊本県の阿蘇市に、今回のサン工業の寄付金を送りたいとしています。
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ローメンズクラブ ローメンの本 学校に寄贈
ローメンを提供する店舗などで作る伊那ローメンズクラブは、歴史などをまとめた本、「信州伊那ローメン物語」を伊那市内の学校に寄贈しました。 19日は、伊那ローメンズクラブの唐澤 正也(まさなり)会長らが、市役所を訪れ、白鳥孝市長に「信州伊那ローメン物語」を手渡しました。 ローメン物語は、先月21日に発行されました。 ローメン誕生の軌跡や、全国に広めまちを元気にしようと奮闘する市民の姿を描いたノンフィクションです。 この本を、市内の全小中学校の図書館用に2冊ずつと、中学校には各クラスに1冊、そのほか市内の図書館など、合わせて150冊を寄贈しました。 ローメンズクラブでは「ローメン物語」の読書感想文や作文、川柳などを募集していることも報告しました。 読書感想文・作文・川柳は今年いっぱい伊那商工会議所で受け付けています。
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伊那市松くい虫 被害減少せず
伊那市の昨年度の松くい虫による被害量は2,300立方メートルで、破砕や燻蒸など、被害木の処理に3900万円の費用がかかり、被害は減少していないことが19日報告されました。 これは、開かれた伊那市松くい虫対策協議会で報告されました。 伊那市では、平成18年に被害が確認され、その後拡大し、長谷地区を除く全地区で被害が確認されています。 昨年度の被害量は2300立方メートルで、枯れた木を燻蒸・粉砕などで処理するための事業費は3900万円でした。 特に竜東での被害が深刻となっています。 伊那市では、市内4地区をモデルケースとして指定し、アカマツ林の樹種転換を進めています。 白鳥孝市長は「ただ手をこまねいているわけにはいかない。枯れてもペレット燃料にするなど使えるものは使っていきたい」と話していました。 上伊那森林組合では、害虫が活動しない時期は、被害木の有料での受け入れも行っているということです。 委員からは、「標高800メートル以上でも安心はできない」、「薬剤の空中散布も安全性が増しているので検討してはどうか」といった意見が出されていました。
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交通死亡事故多発警報を受け伊那市に交通指導所開設
5月17日に交通死亡事故多発警報を発令した県交通安全運動推進上伊那地方部は、19日、伊那市役所前に交通指導所を開設し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 伊那警察署や伊那交通安全協会のメンバー約20人が、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 上伊那では今年に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で2件、辰野町で1件、合せて6件の死亡事故が発生していて、去年1年間の7件に迫る状況です。 いずれも60代から80代の高齢者が歩行中に車に跳ねられる事故で、うち2件は横断歩道上の事故となっています。 交通指導所では、道路を横断しようとしている歩行者がいる場合は一時停止して歩行者を優先させる事などを書いたチラシを配布し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 県交通安全運動推進上伊那地方部によりますと、今年は人身事故の件数は去年より減少しているものの、死亡事故など重大事故につながる事故が多い傾向にあるという事です。 交通指導所は、20日に辰野町でも開設されることになっています。
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伊那市横山の鳩吹公園 ツツジが見ごろ
伊那市横山の鳩吹公園のツツジが見ごろとなっています。 現在は、公園西側に植えられている、レンゲツツジとエクスバリーという品種が見ごろです。 公園を管理している伊那市振興公社によりますと、今週末まで楽しめるという事です。
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参院選 投票事務行う高校生募集へ
伊那市選挙管理委員会は、選挙や政治に関心を持ってもらおうと夏の参議院選挙で上伊那では初めて投票事務を行う高校生を募集しています。 伊那市選挙管理委員会の事務局です。 現在は、夏の参議院選挙に向けて日程の確認などの準備が進められています。 伊那市選管では、選挙権の18歳引き下げを受け選挙について理解を深めてもらおうと市内の高校で模擬投票や出前授業を開催しています。 参議院選挙では、若い世代に選挙や政治への関心を高めてもらおうと、上伊那では初めて投票事務を行う高校生を募集することにしました。 高校生は政治や選挙についてどう感じているのでしょうか。 伊那弥生ヶ丘高校の2年生と3年生に話を聞いてみました。 伊那市選管が募集する参院選の投票従事者の条件は市内在住で伊那市と南箕輪村のどちらかの高校に通い、投票日に18歳未満の生徒です。 募集期間は今日から来月13日までで、募集人数は24人です。
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第2回同塵会展
上伊那を中心に活動している絵画愛好家でつくる同塵会の作品展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、会員13人の作品24点が並んでいます。 同塵会は、上伊那や東京で個々に活動する絵画愛好家が集まり去年発足しました。 会員は40代から80代で、油絵や水彩画、えんぴつ画など、独自に作品を描いています。
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木曽青峰高校の相撲部が伊那養護学校で交流
木曽青峰高校の相撲部の生徒が16日、伊那市の伊那養護学校を訪れ相撲で交流しました。 木曽青峰高校相撲部の1年生から3年生9人が伊那養護学校を訪れました。 木曽出身の伊那養護学校の職員が相撲部の前の顧問と知り合いだった事がきっかけで始まった交流会で、今年で12年目です。 この日は、伊那養護学校の寄宿舎で生活している中学部と高等部の生徒40人が、相撲部の部員と組み合いました。 木曽青峰高校は県内で2つしかない相撲部のある高校の一つです。 前身の木曽山林高校時代も含めると創部100年以上の歴史があり、去年の春場所で大相撲の力士として初土俵を踏んだ御嶽海関も所属していました。 毎年この交流会を楽しみにしている生徒もいるという事で、伊那養護学校では「礼儀作法を学び、楽しみながら親睦を深めてもらいたい」と話していました。
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フレッシュミズ・メイト講演会
45歳までの女性を対象に健康や食事など様々な分野を学ぶフレッシュミズ・メイトが17日、開講しました。 これは45歳までの女性が様々な分野での学習に取り組めるようJA上伊那が開いている講座です。 健康や子育てについてなどどう同世代の女性の共通の話題となる内容にしています。 去年まではフレッシュミズ大学として開講していましたが、今年から名前を変更して年6回の講座を予定しています。 17日は、開講式が行われ、上伊那の主婦28人が参加しました。 初回の講座では、飯田女子短期大学教授の安富和子さんが「健康に役立つ嚙みかみ術」と題し講演しました。 安富さんは、かむ回数をカウントするカミカミマシーンを使った健康教育の指導やよく噛むことを意識して習慣づけられるレシピの提供などを行っています。 安富さんは「良く噛むことで、「肥満を防いだり味覚の発達を促す効果がある」などと話していました。 次回は、調味料のハーブソルトづくりを行うことになっています。
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伊那市でポリネシアンダンスショー
飯田市と伊那市でポリネシアンダンスの教室を開いているハナハウポリネシアンレヴューのショーが、15日伊那文化会館で行われました。 ハナハウポリネシアンレヴューは、飯田市と伊那市でポリネシアンダンスの教室を開いていて、この日のショーには3歳から80歳までの60人が出演しました。 ショーでは、ポリネシアンダンスを取り入れたミュージカルを披露しました。 ミュージカルの主人公は、ハワイの神々の中でも最も有名な火山の女神「ペレ」です。 旅に出たペレは、いくつもの島々を巡り、やがて深い眠りにつきます。 眠りながらも、魂だけは遠くから聞こえてくる太鼓や掛け声に誘われていくという内容です。 ハナハウポリネシアンレヴューでは「この物語のペレは強く激しい心を持った人だが人の心を許すことができる人でもある。多くの人にもその気持ちを忘れずにいてもらいたい」と話していました。 訪れた人達は、情熱的なダンスに見入っていました。
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台湾の中学校教師視察団が伊那市を訪問
16日から長野県を訪れている台湾の中学校の教師視察団が17日、伊那市の西箕輪中学校で、授業の様子などを見学しました。 伊那市を訪れているのは、台湾彰化県の中学校教師視察団18人です。 視察団は16日から長野県に入り、県内各地の中学校や市役所を訪れています。 この日は伊那市を訪れ、西箕輪中学校で掃除や授業の様子を見学しました。 このうち、技術の授業で木工作品をつくるクラスでは、興味深そうに見学していました。 伊那市では昨年度、台湾から教育旅行で137人を受け入れたということです。 一行は、松本城や光前寺を訪れ、20日に帰国する予定です。
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東春近保育園の園児がよもぎ団子づくり
伊那市の東春近保育園の園児は17日、よもぎ団子を作りました。 東春近保育園では、4月下旬に保育園近くでよもぎ採りをしました。 この日はそのよもぎを使って、園児が団子を作りました。 よもぎ団子は、きなこを付けておやつで味わったということです。
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弥生祭 園児の絵をパンにして販売へ
伊那弥生ヶ丘高校の美術部は保育園児が描いた絵をパンにして来月の文化祭で販売します。16日は生徒達が学校近くの竜西保育園を訪れ園児と一緒にデザイン画を考えました。 弥生の美術部は、昨年度から地域との繋がりを大切にしようと活動しています。 今回は、物づくりをとおして地域への愛着と笑顔を届け、地域活性化につなようとパン作りを計画しました。 園児には絵が実際にパンとなる喜びを味わってもらい、地域の人にはそれを食べて笑顔になってもらおうと考えています。 保育園を訪れた部員が「好きなパンや動物を聞くと、園児たちは色鉛筆やクレヨンを使い描いていきました。 美術部では、園児が描いた絵を基にデザインを決め、市内のパン屋に製造を依頼し文化祭で販売する計画です。 弥生ヶ丘高校の文化祭の一般公開は来月の25日と26日に行われる予定です。
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イーナちゃんウォーキングカーニバル2016
初夏の陽気の中ウォーキングを楽しむイベント「イーナちゃんウォーキングカーニバル2016」が15日、伊那市の新山小学校を発着に行われました。 イベントには、健康ウォークの部とウォークラリーの部合わせて300人程が参加しました。 イーナちゃんウォーキングカーニバルは、初夏のさわやかな風の中でウォーキングを楽しんでもらおうと伊那市などが毎年行っています。 健康ウォークの部では、新山の景色や自然の音を楽しみながら12キロのコースを歩きました。 ウォークラリーの部には33チームが参加しました。 ウォークラリーは、歩いた時間やゲームなどで得点を稼ぎながらゴールを目指します。 チェックポイントとなっている神社では、その場所にまつわるクイズが出題されるため、子ども達が真剣に観察していました。 この日は晴天に恵まれ、参加者はさわやかな風の中ウォーキングを楽しんでいました。
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ルビコン㈱ 社長交代理由を公表
伊那市のルビコン㈱は、登内信太郎氏から登内五昭氏への社長の異動人事について、16日その理由を報道機関に公表しました。 ルビコンの社長には4月21日に登内英夫会長の孫の登内信太郎さんが就任したばかりでした。 新しい社長には5月10日付でルビコンエンジニアリング代表取締役会長の登内五昭氏が就任しています。 この早すぎる異動理由についてルビコンでは、「創業者の登内英夫会長との基本的な会社運営に関する約束を反故にする動きが認められた」として「代表取締役より外さざるを得なくなった」としています。 登内信太郎さんは、代表権のない取締役となりました。 登内五昭さんは、昭和5年生まれの86歳で、平成3年からルビコンエンジニアリングの社長を、平成25年から会長を務めています。 五昭さんは「役員と社員が一丸となって創業の精神に立ち返り全力で取り組みたい」としています。
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崇嶺会高遠教室が刻字の作品展
伊那市高遠町の書道家、石川三峰さんが指導する「崇嶺会高遠教室」の刻字作品展が、高遠さくらホテルで開かれています。 会場には、石川さんの作品12点と生徒の作品合わせて30点が展示されています。 刻字は文字を書いた紙を板の上に乗せて刻み、金箔を張ったり色付けをして装飾する作品です。 石川さんは現在65歳です。20代の時に仕事中の事故で脊髄を痛め趣味だったスポーツが出来なくなった事をきっかけに刻字を始め、35年ほどになります。 8年前に、秀作賞を5回受賞する事が条件となっている毎日書道展会員となり、3年前には自分の教室を開き生徒を指導するようになりました。 さくらホテルでの展示会は2回目で、今回初めて生徒の作品を一緒に展示しました。 石川さんは、「刻字に興味をもってもらい多くの仲間と作品作りをしたいです」と話していました。 崇嶺会高遠教室の刻字展は5月31日(火)まで、高遠さくらホテルで開かれています。
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ヒトツバタゴ通称「なんじゃもんじゃの木」見頃
伊那市上牧の唐木敬吉さん宅のヒトツバタゴ通称なんじゃもんじゃの木が見頃を迎えています。 ヒトツバタゴは、珍しい木で名前を知る人が少ないことから、通称なんじゃもんじゃの木と呼ばれています。 唐木さん宅の敷地には2本のなんじゃもんじゃの木が植えられています。 昭和53年に友人からもらった苗木を植えて、大切に育ててきました。 綺麗に咲くまでに15年かかりましたが、今では毎年綺麗な花を咲かせています。 唐木さんによりますと、見頃は今週いっぱいだということです。
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多層指導モデルMIM研修会
読み書きのつまづきなど発達障害の可能性がある児童の早期発見や支援に向けた、教員向けの研修会が10日に伊那市役所で開かれました。 伊那市教育委員会では平成26年度からこの取り組みを行っています。 小さい「つ」や「きゃ」「きゅ」「きょ」などの特殊音節につまづきがある児童向けの指導法「多層指導モデルMIM」を取り入れています。 MIMは特殊音節を含む言葉を絵や音、動作を使って児童が楽しみながら学ぶことができるよう考えられました。 講師を務めた東京都在住の特別支援教育士の栗原光世さんは「子どもによって学び方が違う。それを理解することが我々教員の仕事です。」と話しました。 研修には市内の小学校教員およそ30人が参加し指導の仕方を学びました。 なお、伊那市では今年度も市内の全ての小学1年生を対象にMIMの指導プログラムを取り入れるということです。
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北園高校の生徒と信大農学部の学生が森林について意見交換
11日から伊那市を訪れ、ますみヶ丘平地林の整備活動を体験している東京都立北園高校の生徒は12日、信大農学部の学生と森林の持つ機能について意見交換をしました。 去年から北園高校の活動をサポートしている信州大学農学部の植木達人教授の提案で、初めて高校生と大学生の意見交換が行われました。 北園高校の2年生320人は16のグループにわかれ、体験学習を通して疑問に思った事などを大学生に質問していました。 北園高校は13日に、ますみヶ丘平地林にコナラやクヌギなど広葉樹350本を植樹しました。
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伊那市高遠町遠照寺でぼたん見頃
ぼたん寺として知られる伊那市高遠町の遠照寺では、色とりどりのぼたんが見頃を迎えています。 遠照寺の境内には、170種類およそ1,600株のぼたんが植えられていて、現在見頃を迎えています。 今年は、例年より12日、去年より2日早い5月1日に開花しました。 15日も県内外から多くの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。 早咲き遅咲きの花が同じ時期に咲いた今年は、例年より多くの種類の花を一緒に楽しむことができるということです。 ぼたんは、遠照寺の松井教一住職の母、智恵子さんが昭和57年に3株植えたのが始まりで、その後、地区住民の協力を得ながら育てているということです。 遠照寺では「花が咲くのは一瞬だが愛情込めて1年間育ててきました。今年もはっきりとした色合いの花が咲いたので多くの人に楽しんでもらいたいです」と話していました。 今年は初めて本堂の横に、ぼたんを眺めながら休憩できるスペースを設けました。 遠照寺のぼたんは、来週末まで楽しめそうだということです。 参拝料は大人400円中学生以下は無料です。
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高速バス「名古屋-伊那・箕輪線」開業40周年
箕輪町から愛知県の名古屋市を結ぶ中央高速バス「名古屋―伊那・箕輪線」が開業40周年を迎え、15日に伊那市西町の伊那バスターミナルで記念イベントが行われました。 40周年を迎えたこの日、記念バスの出発式が行われました。 関係者やバスファンおよそ20人が集まり、11時発名古屋行きのバスを見送りました。 伊那バス㈱の藤澤洋ニ社長は、「40周年を迎えられたのはお客様のおかげです。地域の公共バスとしてこれからも安心安全を第一に運行していきたい。」と挨拶しました。 中央高速バス「名古屋―伊那・箕輪線」は、伊那市の伊那バス㈱と飯田市の信南交通㈱、愛知県名古屋市の名鉄バス㈱の3社が共同運行するもので、中央自動車道の開通に合わせて昭和51年に運行を開始しました。 運行開始当初は伊那―名古屋間の運行でしたが、平成3年に箕輪まで路線が伸びました。 1日に14便だった便数も現在は18便になり、年間10万人を超える人が利用しています。 40周年を記念して、伊那バスなどでは「名古屋―伊那・箕輪線」と「名古屋―飯田線」共通で使える1日乗り放題のワンデーパスポートを枚数限定で販売しています。 価格は1枚3,000円となっています。
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高尾公園でつつじまつり
伊那市山寺の高尾公園で14日につつじまつりが行われました。 つつじ祭りは高尾神社の例大祭に合わせて昭和8年から毎年行われていて今年で84回目です。 園内には様々な種類のつつじおよそ600本が植えられています。 高尾公園は昭和4年に当時の山寺商工会が整備した公園です。 祭りでは、山寺のコーラスグループと子ども達が一緒に歌を歌いました。 自転車やおもちゃなどが当たる福引や屋台が出て、たくさんの人が楽しんでいました。 祭りの最後には、宝投げが行われ、この日一番の賑わいを見せていました。
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和洋楽器の共演 ゆうおんコンサート
上伊那出身、在住のメンバーで作る音楽ユニットゆうおんのコンサートが15日に伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 ゆうおんは、ピアノや和楽器の箏、十七絃、声楽で構成するグループです。 去年結成され、今回がグループとして2回目のコンサートです。 この日は、クラシックや日本の古典音楽などを演奏しました。 会場にはおよそ130人が訪れ、演奏を楽しんでいました。
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中澤達彦さん40周年木彫展
箕輪町の木彫工芸家中澤達彦さんの創作活動40周年を記念した木彫展が12日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 中澤さんは箕輪町木下出身で現在58歳。 高校卒業後に木彫の道に入り今年で創作活動40年です。 これまでに日展に19回入選し、現在は日展会友や現代工芸美術家協会本会員などを務めています。 会場には初期の頃の平面作品や80年代から現在に至る立体作品など自然や世相をテーマにした作品およそ100展が展示されています。 こちらは、1978年の作品「循球の譜」です。 球体を宇宙とし、自然の様子や生物などを彫り込んで地球の成り立ちを表現しています。 こちらは2002年の作品「晴兆」です。 鉄の棒を雨に、ウレタンの樹脂を水たまりにみたて、雲が流れていく様子を表現しています。 木彫展は12日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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日本各地の在来種のそば試食
高遠在来種のそば復活に向け活動している信州そば発祥の地伊那そば振興会は、西日本各地の在来種のそばを14日試食しました。 14日は、西日本各地から集めた8種類の在来種を試食しました。 こちらは、島根県の在来種、横田小そばです。 日本のそば伝来の地と言われている長崎県の対馬在来種です。 試食会には、振興会の会員など15人が参加し、味や香りを5段階で評価しました。 在来種の収集に当たったのは会員でそば店壱刻店主の山根健司さんです。 山根さんは去年12月から今年2月にかけ、西日本の農家やそば店で栽培方法などを取材し、約20種類の在来種を譲りうけました。 現在、会では、消失したと思われていた高遠在来種を入手し、今年度長谷浦の畑での栽培を計画しています。 高遠在来種の復活を目指すにあたり、味のイメージづくりにつなげようと試食会を開きました。 伊那そば振興会は今後、長谷浦の畑に7月下旬頃高遠在来種の播種を行い、今後3年ほどかけて復活させたいとしています。
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ルビコン株式会社新社長に登内五昭さん
電解コンデンサーの販売を主力とする伊那市のルビコン株式会社の社長に、創業者の登内英夫会長の弟でルビコンエンジニアリング株式会社会長の登内五昭さんが就任しました。 ルビコン株式会社の社長に就任したのは登内英夫会長の弟でルビコンエンジニアリング会長の登内五昭さんです。 ルビコン株式会社のHPには、登内五昭さんの名前が記載されています。 ルビコン㈱の社長には、先月21日に、会長の孫の登内信太郎さんが就任したばかりでした。 関係者によりますと、創業家の問題による交代だということです。 社長就任に関する正式な発表は近日行われるということです。