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21日から伊那まちバラぶらり
伊那市の中心商店街は、例年より1週間ほど早く咲いた色とりどりのバラで彩られています。
21日から、散策しながらバラを楽しむ伊那まちバラぶらりが企画されています。
伊那市の中心商店街の西町から山寺までの県道沿いに、数多くのバラの鉢が並んでいます。
今年は、気温の高い日が多く去年より1週間ほど早く咲き、商店街にはバラの香りが漂います。
伊那まちバラぶらりの事務局を務める若林敏明さんです。
2003年に若林さんら数人が呼びかけ商店主らを対象にしたバラ教室の開催がきっかけで街づくりが始まり、今年で20年となりました。
活動が広まり現在は、県道沿いの多くの地域の人や商店主が、バラを育て水やりや剪定などの管理を行っています。
伊那まちバラぶらりは、21日から来月24日まで行われます。
21日には、コンサート、来月4日には、ファッションショーなどバラに関連した様々な企画が予定されています。
伊那市の中心商店街のバラは来月いっぱい楽しめるということです。
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伊那西地域のHPがリニューアル
7つの地区からなる、伊那市の伊那西地域の魅力を発信するホームページがリニューアルされました。
12日は伊那市横山の横山区民センターで、制作した伊那市地域おこし協力隊の石田健祐さんらが記者発表を開きました。
今回リニューアルされたのは、ますみヶ丘・横山・内の萱・大坊・平沢・小沢・中の原の7つの地区からなる伊那西地域のホームページです。
トップページでは、石田さんが撮影した伊那西地域の春夏秋冬の映像を見ることが出来ます。
他にも、ひとつの地区ごとに詳しく紹介されています。
このホームページは伊那西地区の魅力を発信し移住定住に繋げる活動をしている石田さんと、大阪のWeb制作会社に勤務している地域おこし協力隊の浅利芙美さんが中心となり制作したものです。
去年3月に第1弾が完成し、およそ1年をかけてリニューアルしました。
使われている写真は伊那西地域の住民が撮影したものがほとんどで、より地域の魅力が伝わりやすくなっているということです。
12日は、伊那西地区を考える会のメンバーも訪れ、完成したホームページを確認していました。
このホームページは「伊那西ものがたり」と検索すると見ることが出来ます。 -
伊駒アルプスロードの早期事業完成を要望
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が19日、伊那市役所で開かれ早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村の関係者およそ40人が出席しました。
期成同盟会の会長の白鳥孝伊那市長は「朝夕の勤務時間帯の渋滞の解消や緊急輸送道路としての役割が期待される」と挨拶しました。
伊駒アルプスロードは伊那市美篶青島から駒ヶ根市赤穂までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認されました。
その後、国や県の関係者に要望書が手渡されました。 -
伊那地域31.8度 2日連続真夏日
18日の伊那地域の最高気温は、31.8度まで上がり、2日連続で真夏日となりました。
伊那地域の最高気温は、午後1時10分に31.8度まで上がり、2日連続で真夏日となりました。
市内では、腕まくりをしたり、半袖姿で歩く人の姿が見られました。 -
羽柴晴雄さん宅 クリンソウ見頃
伊那市手良野口の羽柴晴雄さん宅のクリンソウが見頃を迎えています。
羽柴さん宅には、ピンクや白のクリンソウ3千株が植えられています。
羽柴さんは、30年ほど前に、伊那市の緑化イベントでもらった苗2株を植え、育ててきました。
クリンソウは、サクラソウ科の多年草です。
花びらが円状に重なるのが特徴で、その様子から「幸福を重ねる」という花言葉があります。
自宅の敷地内からは、延命水として知られる「鳥の宮湧水」が湧き出ていて、水気の多い環境がクリンソウを育てるのに適しているということです
縦に7段ほど咲くクリンソウは、現在3から4段咲いていて、6月中旬まで楽しめるということです。
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伊那市社会福祉協議会の篠田会長が退任あいさつ
伊那市社会福祉協議会の元職員による不祥事の責任を取り、17日付けで辞任した篠田貞行会長が17日に退任のあいさつをしました。
篠田会長は2月に判明した成年後見制度担当元職員による使途不明金事件の責任を取り、辞任しました。
これを受け、臨時の評議員会と理事会が開かれ、理事8人の互選で新たな会長に前 伊那市副市長の林俊宏さん71歳が就任しました。
林会長の任期は前会長の残任期間となる、6月22日までです。
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市内農家を対象の有機稲作講座
伊那市長谷で農業振興に取り組む長谷さんさん協議会は、農薬や化学肥料を使用しない有機稲作の講座を18日に開きました。
講座には市内の農家およそ15人が参加しました。
講師は栃木県で無農薬・有機稲作を行っているNPO法人民間稲作研究所の舘野廣幸理事長が務めました。
舘野さんは「農薬や化学肥料、遺伝子組み換え技術を使わず健全な土壌や生態系、環境づくりを行うことが有機農業の基本です」と説明していました。
講義の後には近くの田んぼで代掻きの研修が行われました。
水を多く入れ、土を混ぜることで、雑草の種子が土の下に埋まり、雑草が出にくい田んぼになるということです。
講座は全4回で、次回は6月22日に開かれる予定です。
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古布を活用キルトアート
古布を活用したキルトアートやリメイク作品の展示会「布・SDGsの花畑」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
N会場には、松本市在住で展示会代表の徳嵩よし江さんのキルトアートや古布のリメイク作品を中心に20人の作品が展示されています。
徳嵩さんの作品のうち、こちらは東日本大震災の復興を応援しようと作ったキルトアートです。
また高さ3.5メートルの春夏秋冬をイメージした4つの作品などが展示されています。
会場には県内外から作品を見に訪れていました。
材料には布団や着物、野良着などが使われていて、徳嵩さんは「昔からある日本の布の魅力を作品を通して伝えたい」と話しました。
多くに人に楽しんでもらおうと小物や制作キットなども販売をしています。
展示会は22日月曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市社会福祉協議会の新会長に林俊宏さん
伊那市社会福祉協議会の篠田貞行会長が辞任したことを受け、前伊那市副市長の林俊宏さんが新しい会長となりました。
2月に事故死した伊那市社会福祉協議会の元職員が、成年後見制度の利用者の口座から1,300万円あまりを無断で引き出していた件で、責任を取り篠田貞行会長が17日付で辞任しました。
これを受けて前伊那市副市長の林俊宏さん71歳が新しい会長となりました。
任期は残任期間となる、17日から6月22日までとなります。
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伊駒アルプスロード 用地取得へ
伊那市と駒ヶ根市を結ぶ伊駒アルプスロードのうち天竜川に渡す橋梁を含む伊那市の東春近と西春近の1.7kmの区間で用地取得や道路設計が今年度から始まります。
伊駒アルプスロードのうち、整備に向け測量や用地取得が行われるのはこの区間が初めてです。
16日は伊那市役所で整備を行う飯田国道事務所が住民を対象に説明会を開きました。
伊駒アルプスロードは、伊那市美篶から駒ケ根市赤穂までつなぐ、全長11.6kmのバイパスです。
このうち今回は、東春近の県道車屋大久保線から西春近の南部浄化センターまでの1.7kmを先行整備区間としています。
道路幅は、のり面を含めおよそ67mで、片側2車線の全4車線で整備する計画です。
飯田国道事務所の浅井直実副所長は「国道153号の渋滞解消と安全確保に向け、1日でも早い完成を目指したい」と話していました。
飯田国道事務所では、今後、地権者を対象に説明会を開く他、現地に看板を設置するとしています。
着工時期については、用地取得後となるため現段階では未定だという事です。
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認定こども園はらぺこで園児が味噌づくり
伊那市手良の認定こども園「NPO法人山の遊び舎はらぺこ」で5月17日園児たちが味噌を作りました。
この日は園児およそ30人と保護者20人が参加し、味噌作りをしました。
作り方を教えたのは園長の小林成親さんです。
前日に大釜で煮た10キロの大豆を、園児たちがすり鉢や機械で潰しました。はらぺこでは「食を通じてこころと体を育む」活動の一環として、味噌作りに毎年取り組んでいて、今年で19回目となります。
潰した大豆に麹や塩を混ぜ、丸めて味噌玉を作ります。味噌玉はこれから1週間ほど藁で寝かせて、樽に仕込みます。
参加した保護者は「自宅で作るのは大変だが、みんなで一緒にできて楽しい」と話しました。
できた味噌は給食で使われていて、この日はサラダのドレッシングに使われました。
味噌は樽で1年間寝かせて、来年の今ごろ食べられるようになるということです。
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伊那市 コロナ対策など3億5千万円追加
伊那市議会臨時会が16日に開かれ、新型コロナ対策を含む、3億5,000万円を追加する一般会計補正予算案が可決されました。
物価高騰対策を含む第35弾の新型コロナ対策事業では、国の交付金を活用した事業として、住民税非課税世帯に3万円を支給する事業に1億9千万円、
低所得の子育て世帯に児童1人あたり5万円を支給する事業に7千万円、
照明のLED化支援では、一般家庭は上限2万円、地区の集会施設は上限10万円を補助する事業に4千万円となっています。
市独自の事業では、食品の値上げによる給食費の保護者負担を減らすための事業に990万円となっています。
この日提出されたこれら補正予算案は、全会一致で可決されました。
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前原太陽光発電施設 伊那市が業者に建設不許可通知
伊那市前原で建設が予定され、去年9月に条例逃れの指摘が、今年3月には業者の手続きに不備があったことが明らかになった太陽光発電施設について、伊那市は業者に対し建設不許可の通知を先月下旬に出したことが16日、分かりました。
伊那市では、不許可とする事例は今回が初となります。
この日開かれた、伊那市議会全員協議会で、長谷川洋二顧問弁護士が説明しました。
この太陽光発電施設は、県外の業者が前原で建設を計画しているもので、去年9月に登記を分筆することにより、住民の同意を得ずに計画を進める「条例逃れ」との指摘がありました。
さらに、今年3月には、建設に関わる水路工事の手続きに不備があったことが判明しました。
これらの事案を受け、伊那市は4月28日付けで業者に対し、建設不許可の通知を出しました。
長谷川弁護士は、今後この業者が伊那市に対し行政訴訟を申し立てることが想定されるとし、不許可の理由が正当であるかどうかが争点となるとの見方を示しました。
建設地周辺では、住民が反対を訴える看板を多くたてていることや、同意を得ずに工事を進めたこと、工事に関する手続きの不備などが不許可処分の理由として主張できるのではないかとしています。
また、不許可処分が取り消された場合は、業者側が損害賠償を請求する恐れもあるが、そのリスクを考えた上で不許可にしたと説明しました。
伊那市では、今後も住民の意見を尊重しながら、適切な対応をしていきたいとしています。
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エコキャップをモデルカーに 環境教育に活用
伊那市内で回収したペットボトルのキャップを使い、日産自動車の子ども向け環境教育で使用するモデルカーに生まれ変わらせるプロジェクトが16日から始まりました。
プラスチックごみの削減と再利用を目指す地産地消型の環境教育のチャレンジが全国で初めて伊那市から始まります。
16日は伊那市内で記者会見が開かれ、プロジェクトの内容が公開されました。
日産では、地球温暖化や電気自動車について学ぶ子ども向けの「日産わくわくエコスクール」を開催しています。
今回のプロジェクトでは、エコスクールで使用するプラスチック製のモデルカーを、伊那市で回収したペットボトルキャップで作ります。
まず、市内の小学校などに回収ボックスを設置し児童からペットボトルキャップを集めます。
キャップは伊那市社会福祉協議会の障害者福祉施設の利用者が洗浄、色分けを行います。
その後伊那市富県で製品設計開発を行うスワニーが粉砕、成形を行います。
そうして完成したモデルカーを使い、伊那市の児童を対象にスクールを開催する計画です。
今年度は7月からキャップを集め500個を生産、11月以降にスクールを開催する計画です。
この取り組みは、伊那市、伊那市社協、日産、スワニーの他、モデルカーの基盤開発を行う茨城県の㈱ノエックス、全体のプロデュースを行う愛知県の㈱ミヨオーガニックの6者で行うものです。
モデルカーは手回し式で充電するもので、電気自動車の仕組みを学ぶことができます。
このプロジェクトで市内外の異業種連携や、障がい者の雇用の創出を行うと同時に、伊那市発の新しい地産地消型の環境教育コンテンツとして全国に広げていきたいとしています。
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伊那新校の学習空間考えるワークショップ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校舎の学習空間を考えるワークショップが15日伊那市創造館で開かれました。
ワークショップには高校生や教職員、地域住民など約50人が参加しました。
この日はテーマごと8つのグループに分かれ、意見を交わしました。
このワークショップは、長野県教育委員会と伊那新校の設計を担当する2つの事務所が開いたものです。
今年3月から4回にわたり開かれ、15日はこれまでのまとめを行いました。
参加者は、どんな新校にしたいか意見を発表していました。
今後、県はワークショップで出された意見を参考に基本計画を策定し、7月には一般に公開する予定です。
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伊那市社協 事務局長ら4人を減給の懲戒処分に
2月に事故死した伊那市社会福祉協議会の元職員が、成年後見制度の利用者の口座から1,300万円あまりを無断で引き出していた件について、市社協は当時の事務局長ら4人を減給の懲戒処分にしたと15日発表しました。
伊那市社協によりますと、懲戒処分となったのは、当時の事務局長と事務局次長、上伊那成年後見センター担当課長と担当係長の4人で、減給10分の1、期間は1か月から3か月となっています。
なお、篠田貞行会長については今月17日で引責辞任するとともに、今年2月以降の報酬については返納する予定だということです。
伊那市社協では「現在審議中の第三者委員会“再発防止対策検討委員会”の答申を受け、さらなる再発防止に取り組む」としています。
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山小屋で提供 手作り味噌仕込み
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で提供する手作り味噌の仕込み作業が15日に行われました。
西駒山荘、仙丈小屋、北沢峠こもれび山荘、塩見小屋の管理人ら4人が伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長の自宅で作業をしました。
大豆は伊那市産を使っていて、大釜で茹で上げていきました。
その後、専用の機械に入れてすり潰しペースト状にしていました。
すり潰した大豆は市内の酒造店がつくった麹と混ぜ合わせていきました。
仕込んだ味噌は来シーズン用のもので、専用の容器に入れて1年ほど寝かせ熟成させるということです。
量はおよそ200キロです。
完成した味噌は味噌汁にして登山者に提供されます。
今シーズンの山小屋の営業は仙丈小屋は6月15日から、塩見小屋は7月1日から、西駒山荘は7月8日からです。
なお、こもれび山荘はすでに営業が始まっています。
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春季北信越高校野球長野県大会 伊那北の試合結果
春季北信越高校野球長野県大会に出場している、伊那北高校の14日の試合結果です。
伊那北は準決勝進出をかけて諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで松本国際と対戦し、2対3で敗れました。
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高尾神社 4年振り浦安の舞奉納
伊那市山寺の高尾神社で13日例大祭が行われ、4年ぶりに浦安の舞が奉納されました。
区民が見守る中、地元の小学生10人が浦安の舞を披露しました。
新型コロナの影響により、高尾神社での浦安の舞の奉納は、4年振りとなりました。
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春季北信越高校野球長野県大会 伊那北と上農の試合結果
春季北信越高校野球長野県大会に出場している、伊那北高校と上伊那農業高校の13日の試合結果です。
伊那北は諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで野沢北高校と対戦し、8回コールドの0対7で勝ちました。
これにより夏のシード権を獲得しました。
上伊那農業は伊那スタジアムで日本ウェルネス長野と対戦し、1対5で敗れました。
伊那北は、あす諏訪湖スタジアムで松本国際と対戦します。
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給食費無料化求める署名提出
住民有志でつくる伊那市学校給食費無料化を実現する会は11日、伊那市役所を訪れ給食費無料化を求める署名1,221人分を笠原千俊教育長に手渡しました。
会の呼びかけ人代表の橋本明典さんら3人が市役所を訪れ署名を渡しました。
会では去年12月から給食費無料化を求める署名活動を始め今月9日までに伊那市外8人を含む1,221人分が集まりました。
伊那市教育委員会によりますと小学生1人当たり、年間200日とした場合の給食費は年間およそ5万4,000円、中学生では6万4,000円だということです。
伊那市学校給食費無料化を実現する会によりますと県内では13町村の小学校と11町村の中学校で給食費が無料となっていて上伊那で無料化としている自治体はないということです。
笠原教育長は「全国の動向を研究していくなかでよりよい給食のあり方を検討していきたい」と話していました。
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遠照寺 ぼたん見頃
ぼたん寺として知られる、伊那市高遠町の遠照寺のぼたんが見ごろを迎えています。
遠照寺のぼたんは、1983年に松井教一住職の母親が地域おこしのために、3株の苗を植えたことが始まりです。
現在は180種類、およそ2,000株のぼたんが植えられています。
花の上にある傘は、日よけや雨よけの役割があるそうですが、花と傘の色合いを見に訪れる人もいるということです。
12日は市内外から訪れた人たちが写真を撮り、花を楽しんでいました。
また12日は、高遠北小学校の1、2年生の児童も遠足で遠照寺を訪れました。
遠照寺によりますと、今年は例年より1週間ほど早く開花したということです。
遠照寺ではあすから「ぼたん祭り」が開かれ、午後2時から開園式が行われます。
遠照寺のぼたんは来週末まで楽しめるということです。
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南極観測の経験 母校で伝える
海上自衛隊の南極観測船「しらせ」の運用長で南箕輪村出身の小坂樹範さ
んの講演会が11日、母校の伊那北高校で開かれました。
小坂さんは南極観測船「しらせ」の運用長として去年の11月に日本を出発し、南極で3か月間活動しました。
先月帰国した時には、南極から持ち帰ってきた氷を南箕輪村の小中学校や伊那北高校に贈りました。
児童らは長い年月をかけてつくられた氷の感触を楽しんでいました。
11日の講演では氷を割ったり、積もった雪を溶かしながら進む観測船
や、船内での生活、乗組員の仕事を紹介しました。
小坂さんは地球温暖化について、260万年前には、地球に氷床がない
温暖な時代があったことや、南極では20年サイクルで氷が厚くなった
り、薄くなったりを繰り返していることを紹介し、温暖化の影響ははっきりとは分からないと話していました。
小坂さんは「メディアは地球温暖化をセンセーショナルに伝えがちだが、
広い視点で考えることが大切だ」と話しました。
この講演会は生徒に国際平和や地球環境に興味を持ってもらおうと開かれたもので、2年生236人が参加しました。
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伊那市やまびこソフトボールのリーグ戦開幕
40歳以上が対象のソフトボールリーグ、伊那市やまびこソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦が開幕しました。
10日は伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで開会式が行われました。
昨シーズン優勝した遊々倶楽部から優勝旗、準優勝の城南クラブと3位のトレンディOBからトロフィーの返還が行われました。
やまびこソフトボール連盟の竹松善太会長は「楽しく元気に怪我なく大会を盛り上げていきましょう」とあいさつしました。
開会式が終わると試合が行われました。
今シーズンのリーグ戦は昨シーズンと同じ5チームが参加する総当たり戦です。
リーグ戦は9月まで全20試合が行われます。
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伊那市がCO²削減でエコバッグ配布
伊那市はCO²とプラスチックごみの削減を目的に市内のコンビニエンスストアで4月21日にエコバッグを無料配布しました。
伊那市のローソン伊那市駅前店で市役所職員がエコバッグの無料配布を行いました。
これは、環境に対する意識づけを図ることを目的に市内15の企業と協働で行ったものです。
エコバッグには協賛企業の社名と「伊那から減らそうCO²!!」と書かれたメッセージがプリントされています。
エコバッグは全部で5,500個作られていて、今後環境に関するイベントでも配布していくということです。
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伊那東大社で浦安の舞
伊那市の伊那公園内にある伊那東大社の例大祭にあわせ、浦安の舞が4月22日に奉納されました。
宵祭りの4月22日は中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員が見守る中、地元の小学6年生12人が舞を披露しました。
浦安の舞は安らかな心で平和を祈る意味があり、昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。
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手良小学校5年生が泥遊びで代掻き
伊那市の手良小学校5年生は、学校の田んぼで代掻きを兼ねた泥遊びをして楽しみました。
11日は5年生18人が、小学校南側にある田んぼで泥遊びをしました。
田んぼはおよそ3アールあり、毎年5年生が米作りを行っています。
泥を投げたり、泥をかぶって楽しんでいました。
児童は2チームに分かれて綱引きをおこないました。
足元が安定しない中、協力して引っ張っていました。
ほかにドッジボールも行いました。
泥遊びを行うことで土がならされ、田んぼの代掻きの代わりになるということです。
19日には、もち米とコシヒカリの2種類の田植えを行うということです。
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伊那小学校 花育の授業
花に親しむことで心を豊かにする「花育」の授業が10日に伊那市の伊那小学校で行われました。
この日は、白鳥孝伊那市長とJA上伊那の西村篝組合長、JA上伊那花き部会の酒井弘道部会長が伊那小学校を訪れ、代表児童にアルストロメリアの花束を贈りました。
「花育」は伊那市とJA上伊那、花き部会が、子どもたちに花に親しむことで豊かな心を育んでもらおうと、市内15校の小学3年生を対象に2014年度から毎年行っているものです。
花束は1クラスひとつずつ贈られ、児童達は花束を触ったりにおいを嗅いだりしていました。
花育の授業では花き部会青年部が制作したDVDを見ながら、花の栽培方法や種類を学んでいました。
アルストロメリアの生産量は上伊那が日本一で、昨年度はおよそ1,300万本が出荷されました。
花は、市内全ての小学校に合わせて1,870本が贈られるということです。
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高校生へ飲酒防止よびかけ
上伊那の酒販店でつくる小売酒販組合は、高校生に飲酒防止を呼びかける街頭啓発を、4月19日伊那市のJR伊那市駅前で行いました。
この日は、伊那小売酒販組合や伊那税務署などおよそ20人が駅を利用する高校生に飲酒防止を呼び掛けるチラシなどを手渡していました。
このキャンペーンは、長野県内にある9つの小売酒販組合が、高校生を対象に飲酒防止を訴えようと毎年行っています。
2020年以降は新型コロナウイルスにより街頭啓発を中止していて、今年は4年ぶりに実施したという事です。
伊那小売酒販組合の征矢進理事長は、「高校生の飲酒は脳の機能を低下させるなど影響があるので、勧められても飲まないでほしい」と話していました。
伊那小売酒販組合では、街頭啓発の他に、上伊那の高校を通して、3年生にチラシを配布する事にしています。
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南アルプスジオパーク協議会 実行計画策定
伊那市、飯田市、大鹿村でつくる南アルプスジオパーク協議会は、ジオパーク推進や普及のための活動内容を示した実行計画を、今年度新たに策定しました。
9日は、南アルプスジオパーク協議会の総会が伊那市役所で開かれ、実行計画の策定や今年度の事業計画案が承認されました。
南アルプスジオパークは、地質学的に貴重な価値を持ち、それを観光などに活かす取り組みを行うエリアを認定する、日本ジオパーク委員会から、去年4回目の再認定を受けました。
再認定審査の際、実行計画を策定するよう指摘があったことから、2018年に策定した基本計画に基づき、保全や教育、情報発信など8つの分野の取り組みを示した実行計画を新たに策定しました。
これまで取り組んでいたガイド養成や啓発チラシの配布に加え、今年度は新たにフォトコンテストの開催や、推進活動を行う団体への助成金の交付を行う計画です。
実行計画の期間は、2025年度までの3年間となっています。