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向山賢悟氏 後援会発足
定数2の県議選伊那市区に自民党公認で立候補を表明している新人で西町の向山賢悟さんの後援会が発足しました。
17日の夜、伊那商工会館で開かれた後援会の設立総会には、支持者180人が集まりました。
後援会長の藤澤秀敬さんは、「向山公人県議の後援会の支援もいただき、若い世代も一体となって県政の場へ押し上げていきたい」と協力を求めました。
宮下一郎衆議院議員らの来賓祝辞に続いて、決意表明した賢悟さんは、「少子化などの課題について、勉強しながら一歩一歩がんばりたい。大好きな伊那市のために新人らしく正面からぶつかっていきたい」と話し、支援の広がりに協力を求めました。
県議会議員選挙は、3月31日告示、4月9日投開票で、定数2の伊那市区には、これまでに向山さんのほかに現職1人が立候補を表明しています。
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伊那市一般会計当初予算案を発表
伊那市は、総額367億5,500万円の令和5年度一般会計当初予算案を17日、発表しました。
17日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策では、ワクチン接種事業や生活困窮者への食糧支援などおよそ1億円を計上しています。
福祉や移住定住などの主な新規事業です。
福祉関連施策は、公立保育園と私立保育園の給食のおかずなどの副食費の完全無償化に6,200万円。
市街地の移動困難者の支援を図る市街地デジタルタクシーの本格運用に2,300万円。
移住定住関連では、若宮団地内での若者・子育て向け住宅の建設工事に2億4,000万円。
新婚で39歳以下の世帯に住宅の賃借料や引越費用などを支援する結婚新生活応援事業に1,300万円。
産業振興関連施策では、南アルプス北部の玄関口、長谷戸台口の観光拠点施設整備や山岳観光の充実に2億円。
国の研究機関に保存されていた伊那在来そばの種子の栽培研究委託に150万円。
この他、戸草ダム建設再開を含む三峰川総合開発事業の促進に40万円。
高遠町総合支所、長谷総合支所の整備事業に4億5,000万円。
相談支援体制の強化を図るため、教育委員会内に子ども相談室を設置する事業に3,400万円などとなっています。
一般会計当初予算案は、市長選後に肉付けされた今年度の予算と比べて、20億9,000万円少ない367億5,500万円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は24日から始まる市議会3月定例会に提出されることになっています。 -
伊那小6年山組焼きたてのパンを提供
伊那市の伊那小学校6年山組の児童は、石窯で焼いたパンを地域の人たちに17日、振る舞いました。
17日は、伊那市のいなっせ向いにある伊那まちBASEで2種類のパンを無料で提供しました。
提供を行う午後1時30分前には長蛇の列ができていました。
山組では、4年生からパンを焼いて食べる活動を行っていて、5年生の時には石窯を作りました。
現在では、児童たちが酵母を育て、石窯でパンを焼いています。
地域の人たちにも自分たちのパンを食べてもらおうと一日限定で店を開くことにしました。
17日は、焼き立てのミルクパンとシンプルで素朴な味わいのカンパーニュを用意しました。
児童たちは訪れた保護者や地域の人たちに手作りパンを手渡していました。
用意したパンは20分ほどでなくなりました。
伊那小6年山組では来週、修学旅行でお世話になった上田市にあるパン店にも届けるということです。
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春の高校伊那駅伝を雪文字でPR
3月19日に行われる春の高校伊那駅伝をPRするため伊那市美篶の霞堤防に雪文字が書かれました。
雪文字を書いたのは伊那市美篶青島の矢島信之さんです。
春の高校伊那駅伝を盛り上げようと固まった雪に熊手などを使ってPRする文字を書きました。
文字は縦4メートル長さ50メートルほどで「日本一のEKIDEN 3.19」と書かれています。
春の高校伊那駅伝は3月19日に開かれます。
出場チームは男子と女子あわせて過去最多の199チームとなる見通しです。 -
令和4年分の確定申告始まる
16日から全国一斉に令和4年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署が管轄する上伊那地区の申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象です。
会場では電子申告システム、e-Taxでの申告を基本としていて、スマートフォン専用コーナーを去年の3倍に増やしています。
訪れた人たちは職員のサポートを受けながら申告の手続きを行っていました。
伊那税務署では「できるだけ自宅でe-Taxを使って申告して欲しい、早めの手続きをお願いしたい」と呼び掛けています。
確定申告は3月15日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
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東春近小150年に向け 湯澤さんと歌作り
伊那市の東春近小学校の子ども達は、学校OBでシンガーソングライターの湯澤かよこさんと創立150周年を記念した歌を作っています。
15日は湯澤さんが学校を訪れ、子ども達と歌詞づくりを行いました。
このうち、3年生の授業では子ども達がプリントの中から歌詞に入れてほしい言葉を選んでいました。
言葉は、全校児童から出された学校のイメージや思い出をキーワードにしたもので、湯澤さんが30個に絞り込みました。
歌づくりは、創立150周年事業の一環で行われています。
湯澤さんは東春近小の卒業生という事もあり、学校が記念の歌の制作を依頼しました。
15日は、湯澤さんが持ち歌も披露しました。
今後は、湯澤さんがメロディーや歌詞の候補を作り、子ども達と一緒に完成させるという事です。
お披露目は11月の150周年記念式典で行われます。
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上伊那で100棟以上の農業用ハウス倒壊
10日に降った雪の影響で、上伊那地域で100棟以上の農業用ハウスの倒壊があったことがわかりました。
JA上伊那によりますと、再建に必要な金額は1億円に上るとしています。
こちらは11日に撮影した伊那市西箕輪の農業用ハウスの写真です。
雪の重みでハウスが変形しています。
JA上伊那の調査によりますと、14日の朝までに上伊那全体で100棟以上の農業用ハウスや農機具格納庫の倒壊が報告されているということです。
このうち、伊那市は50棟、箕輪町は6棟、南箕輪村は18棟となっています。
再建する場合にかかる金額は上伊那全体で1億円を超えると想定しています。
JA上伊那では今後も引き続き調査を行っていくということです。
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芳澤慶士郎君と香乃子さん兄妹 空手で全国へ
伊那市の東部中学校2年生の芳澤慶士郎君と伊那東小学校5年生の香乃子さんの兄妹は、それぞれ空手の形競技で全国大会に出場します。
13日は兄の慶士郎君と妹の香乃子さんが伊那市役所を訪れ、笠原千俊教育長に全国大会出場を報告しました。
2人は8年前から空手の形競技をはじめ、駒ヶ根市の道場に週2回通っています。
慶士郎君は、県の選考会で3位となり、3月に京都府で開かれる全国中学生空手道選抜大会に出場します。
香乃子さんは、北信越大会で準優勝し、17日に北海道で開かれる全日本少年少女空手道選抜大会に出場します。
笠原教育長は「ベストパフォーマンスを発揮してください」と激励していました。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催
伊那市高遠町に400年以上前から伝わるとされるだるま市が、11日、3年ぶりに開かれました。
鉾持神社参道には、大小さまざまなだるまが並び、訪れた人たちでにぎわいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせ、江戸時代から400年以上続くとされています。
一昨年と去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、今年3年ぶりに開かれました。
訪れた人たちは、自分に合ったサイズのだるまを見定めて買い求めていました。
訪れた人たちは境内で古くなっただるまを奉納すると、神社に参拝し手を合わせていました。 -
野口さん ZTF彗星と火星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家野口輝雄さんは、およそ5万年かけて地球に最も近づいたZTF彗星と火星を1枚の写真に収めることに成功しました。
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伊那広域シルバー人材センター3年ぶりの作品展
伊那市のシルバー人材センターの会員による作品展が13日から始まりました。
会場には伊那広域シルバー人材センターの会員30人の作品およそ70点が並んでいます。
作品展は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
センターでは「会員の趣味などで作った作品を多くの人に見てほしい」と話していました。
作品展は16日まで開かれています。
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上牧の里山でそりすべり
伊那市上牧の住民は、地区内の里山で11日、そり滑りを楽しみました。
11日は全長およそ200メートルのコースが作られ、地区の子ども5人がそり滑りを楽しみました。
10日に40センチ近くの雪が積もり、2019年以来この場所でそり滑りができました。
住民有志で作る上牧里山づくりは、上牧の里山にある遊歩道を利用して毎年そり大会を企画しています。
11日は、住民手作りの木のそりも用意されました。
上牧里山づくりでは「日頃整備しているコースで冬ならではの遊びができた。子どもたちが地域の里山で遊ぶ機会を増やしていきたい」と話していました。
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上伊那地域も雪に 交通機関影響
県内は10日、広い範囲で雪となりました。
長野地方気象台では、10日の夜遅くにかけて大雪や路面の凍結による交通への影響などに警戒するよう呼び掛けています。
10日の朝7時半過ぎのJR伊那北駅周辺の様子です。
傘を差しながら通学する高校生たちの姿が見られました。
南箕輪村の上伊那農業高校の女子ソフトテニス部の部員たちは、朝から通学路の雪かきをしていました。
上伊那広域消防本部の観測では、午後3時現在25センチの積雪がありました。
伊那市の国道361号では、車が坂を上がれず立往生していました。
伊那警察署によりますと雪の影響で事故が多発しているということで、運転には十分注意するよう呼び掛けています。
また、雪の影響で交通機関にも乱れがありました。
中央自動車道の東京都の八王子ICから岐阜県の中津川ICの間が上下線ともに午後4時現在通行止めとなっています。
高速バスは午前8時以降、新宿線・名古屋線ともに運休となりました。
また、JR飯田線は、辰野駅から飯田駅間で昼頃から終日運休となりました。
このため、上伊那の高校は下校時間を早めました。
AI配車乗り合いタクシーぐるっとタクシーは終日運行を休止しました。
尚、午後3時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村で雪による被害の報告は入っていないということです。
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早春の花 クリスマスローズ展示会
早春の花、クリスマスローズの展示会が、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日から始まりました。
会場には主に南信の住民でつくる、信濃クリスマスローズ愛好会の会員が育てた、およそ120鉢が並んでいます。
新型コロナの影響で、3年ぶりに開かれました。
愛好会では「会員が丹精込めて育てたクリスマスローズをぜひ見に来て欲しい」と話していました。
この展示会は、かんてんぱぱくぬぎの杜で、12日まで開かれています。
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高遠城の劇場型歴史探訪ツアー開催へ
伊那市観光協会は高遠城の劇場型歴史探訪ツアーを3月2日に行います。
9日は主会場となる高遠城址公園で記者発表が開かれました。
発表会では武田家の家紋が入った鎧兜を着用して伊那市観光協会の職員がPRを行いました。
1582年の3月2日に武田家の最後の砦となる高遠城で城を守る信玄の五男、仁科五郎盛信と織田軍の戦いがありました。
ツアーは同じ日の3月2日にあわせて行われます。
2時間かけて公園内や周辺を巡る内容となっています。
高遠城の合戦を再現したストーリーとなっていて、ツアーの参加者は当日にタイムトラベルしたという設定で城跡内を巡ります。
大手門から本丸を目指すルートで歩き、ポイントごとにイベントが発生します。
イベントでは市内の演劇経験のある人が高遠ゆかりの歴史上の人物に扮して案内を行います。
台本は伊那市観光協会が作成し、高遠町歴史博物館が監修しました。
市観光協会が桜の時期以外にも高遠城の歴史を知ってもらおうと企画しました。
参加者は合戦印の3枚セットを記念にもらえるということです。
ツアーの募集受付は2月22日までで、定員は40人です。
参加費は税込み大人が4,990円、小中学生が1,500円となっています。
今回のツアーは伊那市高遠町にある旅行会社の伊那谷ツーリズムと共同主催で行われます。
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西春近南小3年生 春富ふくじゅ園で利用者と交流
伊那市の西春近南小学校の3年生は9日、デイサービスセンター春富ふくじゅ園を訪れ、利用者と交流しました。
9日は、西春近南小学校3年生22人が歌や合奏、踊りを披露しました。
児童たちは、利用者に元気を届けたいと歌や踊りの発表を企画しました。
総合的な学習の時間で曲目や内容を決め、去年の12月中旬から練習をしてきたということです。
発表のお礼にと、利用者から児童に手づくりの竹とんぼがプレゼントされました。
利用者はどんなプレゼントが児童に喜んでもらえるかを話し合い、竹とんぼに決めたということです。
西春近南小の児童は、手作りの作品を贈るなど春富ふくじゅ園と毎年交流をしているということです。
春富ふくじゅ園では、地元の小学生との交流の場をこれからも続けていきたいと話していました。 -
高遠藩の遺産 小中学生が見学
千曲市の県立歴史館で、入場を無料にする歴史館パートナーの日「KOAの日」が1月22日に開かれ、上伊那の小中学生の親子が歴史の一端に触れました。
県立歴史館では、高遠藩に焦点をあてた冬季企画展が現在開かれています。
電子部品製造のKOAが「歴史館のパートナーの日」として入場無料で上伊那の小中学生を招待しました。
参加したのは、親子34人で、職員から展示物の説明を受け、高遠藩が地域に残した遺物の意味について考えました。
歴史館入口ロビーには、KOAの企業紹介コーナーも用意され、地元企業が製造する電子部品についても学びました。
見学の最後には、質問タイムが設けられ、笹本正治特別館長が参加した子どもたちの質問に応えていました。
県立歴史館の冬季特別展「高遠藩の遺産~最後の藩主が残したもの~」は、2月26日まで開かれています。 -
伊那西高校演劇クラブ 2月公演
伊那市の伊那西高校演劇クラブはオリジナル作品「あいまいみぃまいん」を5日に南箕輪村民センターで上演しました。
上演したのは演劇クラブのオリジナル作品「あいまいみぃまいん」です。
何をするのにも自信が持てない主人公の少女が高校受験に失敗し、1年後の再受験を目指して一人暮らしを始めます。
そこに以前助けた捨て猫が現れ一緒に暮らし始めます。
母親との関係がうまくいかない少女は猫との暮らしを通して自分自身と向き合い、新しい自分の生き方を見つけていくというストーリーです。
伊那西高校の演劇クラブは、毎年この時期に公演を伊那市の伊那文化会館で行っていますが、今回は会館が工事中のため、会場を村民センターに変更して行いました。
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上伊那岳風会伊那地区 初吟会
詩吟愛好者らでつくる、上伊那岳風会伊那地区の初吟会が8日に、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会には、伊那地区の詩吟教室に通っているおよそ70人が参加しました。
参加者は一人ずつ詩吟を吟ずる、独吟を行いました。
高校生も参加していました。
初吟会は1年の吟じ初めとして、毎年地区ごとに開かれています。
上伊那岳風会の下平岳渓会長は「初吟会は参加者全員が独吟を披露出来る唯一の場です。趣味に打ち込めることに感謝して楽しく詩吟をやっていきましょう。」と話していました。
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伊那食品工業社員作品展「明工展」
伊那市の伊那食品工業㈱の社員とOB有志による作品展、「未来の明工展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、書道、写真、絵画、陶芸など200点ほどが展示されています。
この作品展は、伊那食品工業の社員とOBの有志により開かれていて今年で3回目です。
今年は、社員とOB23人と、社内にある華道クラブ16人が作品を出品しました。
それぞれが休日に趣味として取り組んでいる作品を出品しています。
明るくものづくりをする仲間たちという意味を込め明工展という展示名を付けました。
この未来の明工展は、19日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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鉾持神社 仙醸と作るどぶろく提供
伊那市高遠町の鉾持神社は2月11日の祈年祭に合わせ、地元の酒蔵、仙醸と協力して作るどぶろくを提供します。
1月27日は、神社内の社務所で神主の伊藤光森さん、井出竑総代会長、仙醸の黒河内貴社長が記者会見を開きました。
鉾持神社では、去年12月26日に、社務所での酒母製造免許を取得しました。
この免許を取得したことにより、どぶろくのアルコールを含まない段階となる酒母を製造できるようになりました。
どぶろくは、伊那市産の米を使い、72リットルを製造する予定です。
1300年を超える歴史を持つ鉾持神社で、こういった取り組みは初めてだということです。
来月3日に社務所で酒母が作られ、その日に仙醸に持っていき酵母を入れて発酵させます。
出来上がったどぶろくは、11日の午前9時半から祈年祭に合わせ参拝者に振る舞うということです。
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伊那北高校野球部が伊那スターズに技術指導
伊那市の伊那北高校野球部は、地元の少年野球チーム「伊那スターズスポーツ少年団」の児童を招き、野球指導を5日行いました。
5日は、伊那北高校のグラウンドで選手17人が伊那スターズの児童およそ20人に技術指導をしました。
ポジションが同じ選手同士ペアを組み、キャッチボールなどの基礎練習をしました。
伊那スターズの監督が伊那北野球部のOBであることが縁で招いたもので、子ども達に競技継続のきっかけにしてもらおうと企画しました。
伊那北野球部の選手は、ボールの取り方や投げ方などをアドバイスしていました。
最後は、野球の要素を取り入れたゲームをして全員で楽しみました。
伊那北高校野球部では、今後要望があれば他のチームとも行っていきたいとしています。 -
市街地デジタルタクシーの利用順調
伊那市は2023年4月の本格運用を目指す公共交通サービス、市街地デジタルタクシーの利用状況について「登録者と利用件数は順調に伸びている」と報告しました。
これは6日の市役所で開かれた地域公共交通会議と地域公共交通協議会の合同会議のなかで報告されたものです。
市街地デジタルタクシーは、人工知能AIの乗り合いタクシーぐるっとタクシーの利用対象でない地域に住む65歳以上の高齢者などが対象で、1回の乗車にかかるタクシー運賃は実質500円、免許返納者などは250円の負担で乗車することができます。
実証実験は2022年8月から始まり、1月30日までに741人が利用登録をしているということです。
12月は1,551人の利用があり、1日当たり73.9人が利用したということです。
総利用件数は5,635人で、一日平均で56.4人の利用があったということです。
伊那市では登録者数と利用件数が伸びてきていることから、4月の本格運用を目指すとしています。
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戦国バッグづくり講座
戦国時代の武将のサインや朱印をあしらった世界に一つだけのマイバッグを作る催しが、伊那市の伊那公民館で、4日に開かれました。
戦国時代の武将のサインにあたる「花押」、そして朱印。
織田信長の「天下布武」と書かれた朱印、武田勝頼の朱印などが用意されました。
参加者は花押や朱印をはさみで切り、無地のエコバッグにアイロンを使ってプリントしていました。
また、缶バッヂも作りました。
市内で保管されている古文書をデータ化し、活用する事業の一環です。
講座には、小学生から70代まで20人が参加しました。
人気の講座で、すぐに定員に達したということです。
この催しは、市民が歴史に興味をもち学習するきっかけにしてもらおうと、伊那市教育委員会が初めて開いたものです。
この催しは、18日(土)にも、高遠町図書館を会場に開かれる予定です。すでに定員に達しています。
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春日公園でベンチのリニューアル作業
伊那市振興公社は春日公園のいこいの広場に設置されている木製ベンチをリニューアルしています。
2日は、市内の公園の植栽管理や環境整備を行っている伊那市振興公社の臨時職員4人が作業を行いました。
リニューアルしているのは欅の周りに設置されている円形の木製ベンチです。
経年劣化により、座面に割れや欠けなどがあり、見た目も黒ずんでしまったことから取り換えることになりました。
古くなった木材を事前に取り外し、加工・塗装をした新しい木材をビスで固定していました。
広場には全部で8基の円形のベンチがあり、きょうは2基を更新しました。
伊那市振興公社では2月末までに作業を終える予定で、その後は春日公園内の他のベンチもリニューアルする予定だということです。 -
KOA㈱ウクライナを支援
箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA㈱は、ロシアの侵攻をうけるウクライナの支援活動を行っている3団体に、合わせて800万円を先月、寄付しました。
3日はそのうちの1団体から感謝状が贈られました。
3日は、その中の1団体、国際NGO難民を助ける会AARJAPANの中坪央暁さんがKOAを訪れ、向山浩正取締役に感謝状を手渡しました。
KOAではロシアの侵攻を受けるウクライナに何か支援できないかと去年、社内でプロジェクトチームを作り検討してきました。
その中で、現地で困っている人たちの手助けになればと支援団体を通じて寄付することにしました。
先月、ウクライナの首都キーウに足を運んだ中坪さんは「この戦争は長引きそうだと感じた。継続的な支援が必要だ」と話していました。
KOAでは今年度、寄付の800万円を含む1000万円のウクライナ支援を計画しています。
KOAは他に、支援の一環で伊那市の伊那弥生ケ丘高校1年生と共同でバレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツのチャリティー付きグッズの製作を行っています。
製作したのはトートバッグと帽子でVC長野のマスコットキャラクターのイラストや平和を願うメッセージなどが入っています。
25日に松本市で行われるVC長野のホームゲームで販売する計画です。
値段は現在検討中で、売り上げはウクライナ支援に活用されます。 -
3,900万円余だまし取られる
伊那市内の50代の女性がおよそ3900万円を騙し取られる電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと電話でお金詐欺被害にあったのは伊那市に住む50代の女性です。
去年10月、投資家やファンドマネージャーを名乗る男からSNSでFX投資を勧められ「資金が多ければ多いほど収益が増える」「指定した通貨の銘柄を購入すれば儲かる」「さらに利益を上げるには追加で資金を振り込むように」などと言われました。
女性は、12月までに複数回にわたり、指定された口座に合わせて3932万円を振り込んだということです。
その後、男と連絡が取れなくなり被害に気付きました。
伊那署では、儲かるなどと言われても払わない、必ず儲かるなどと言われたら警察に相談するよう注意を呼び掛けています。
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上伊那各地で節分行事
節分の3日、南箕輪村の恩徳寺では、厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
大護摩祈祷は本堂で行われ、新型コロナ対策として入場をひと家族1人に制限し、50人ほどで行われました。
午前6時から午後5時の間に7回行われ、不動明王の火に僧侶が護摩祈祷の御札をかざしていました。
また厄払いのため、身に付けているバックなども火にかざされました。
恒例の豆まきは行われず、僧侶が御札を求めた人の名前を呼んで手渡していました。
この日の大護摩祈祷には、およそ600人が訪れたということです。
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自宅で確定申告を ステッカーでPR
2月16日から令和4年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内の路線バスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼びかけています。
1月27日は、伊那市の伊那バス株式会社で、バスにステッカーと広告の取り付け作業が行われました。
伊那税務署では、自宅から確定申告書を作成できる「e-Tax」の利用をPRしようと、ステッカーを515枚作りました。
確定申告会場などが書かれている広告は、管内の協力企業で作る納税関係団体連絡協議会が46枚作りました。
会場での申告は、2月1日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われています。
令和4年分の確定申告は2月16日から3月15日までとなっています。
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伊那弥生ケ丘高校 器楽部演奏会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽部による定期演奏会が29日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
器楽部はマンドリンとギターの演奏を中心に活動しています。
演奏会では、1・2年生24人が全体合奏やアンサンブルなど13曲を演奏しました。
新型コロナの影響で、学級閉鎖が続き、部員全員が集まって練習する機会が少ないなか、オンラインで練習を重ねてきたということです。
去年11月に開かれた県大会では3年連続で最優秀賞を受賞し、今年7月に開かれる全国大会へ出場する予定です。