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伊那まつりポスター原画 審査
伊那市の第65回伊那まつりは、新型コロナのため中止となりましたが、中学生が描いたポスターの審査会が、23日、伊那公民館で開かれました。
ポスターは伊那市内の中学校6校の2年生が描いたもので、学校の審査を経た75枚が審査されました。
市内の高校4校の美術部の生徒や、デザイナー、伊那まつり実行委員会の委員など合わせて17人が審査を行いました。
伊那まつりは新型コロナの影響で中止となりましたが、当日に各種団体が代替イベントを企画していて、ポスターはそのイベントのリーフレットの表紙に活用されます。
審査の結果、春富中学校の北原 千人さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
高校生やデザイナーは、高い技術や構成の良さ、迫力があることなどを評価していました。
その他、優秀賞6点も選ばれました。
ポスター原画の表彰式は、8月5日に予定されています。
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伊那西小学校で熊について学ぶ学習会
学校近くで熊の目撃が多い、伊那市の伊那西小学校で学習会が23日に開かれ、児童は熊に出会った場合の対応などを学びました。
学習会は学区内で熊が出没することがあることから、児童に対応を身につけてもらおうと伊那西小が2年に1度開いているものです。
講師は信州大学山岳科学研究拠点の瀧井暁子助教が務めました。
瀧井さんは「熊は人間をめったには襲わない。バッタリと出会ったときに自分の身を守ろうと襲う習性がある」と話していました。
学習会では熊のぬいぐるみが登場。
「熊に出会った場合はうつぶせになり、手で頭や首を守るように」と説明し「大声を出さず、ゆっくりと離れてください」とアドバイスをしていました。
23日は熊の毛皮と頭蓋骨も並べられ、児童たちは実際に触って感触を確かめていました。
伊那市によりますと今年の熊の目撃情報は4月から23日現在で20件あり、西春近地区で多いということですが、けがの被害はないということです。
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夏休みフードドライブキャンペーン 来月から
伊那市社会福祉協議会は、生活困窮者や子育て世代の支援充実のため、来月からおよそ1か月間「夏休みフードドライブキャンペーン」を実施します。
22日は、伊那市の白鳥孝市長が定例会見の中で取り組みの概要について説明しました。
伊那市は、伊那市社会福祉協議会に、集まった食料を必要な人に提供するフードバンク事業を委託しています。
社協では給食の出ない夏休み期間中の子ども達への支援充実を図っていこうとキャンペーンを実施します。
期間は7月1日から29日までで、福祉まちづくりセンター1階に専用のケースが設置されます。
募集しているのは未開封の米やレトルト食品、缶詰などで賞味期限が明記されているものなどの条件があります。
あつまった食糧品は、子ども食堂での活用の他、必要とする世帯へ配布されるという事です。
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伊那商議所青年部 ウクライナチャリティ交流会
伊那商工会議所青年部の現役とOBの交流会が、18日、南箕輪村内で開かれ、ウクライナ支援のチャリティを行いました。
交流会には、現役39人、OB20人の、合わせて59人が参加し、ボウリングやダーツをして楽しみました。
ウクライナ支援のチャリティ交流会として、ボウリングでは溝に落ちてしまったとき、ダーツは的に当たらなかったときに、会員が募金を行いました。
伊那商工会議所青年部では、年に1~2回、OB交流会を開いてきましたが、新型コロナの影響で開催できずにいました。
コロナの状況が落ち着いていることから、今回、感染対策を取って交流会を開きました。
青年部では、「ウクライナの悲惨なニュースが流れているなかで、自分たちにできることを考え、チャリティをプラスして交流した」と話していました。
なお、募金は44,541円集まったということです。 -
「2021山紫」 23日発売
伊那市と信州大学農学部が連携し、開発したやまぶどうで作ったワイン「2021山紫」が23日から販売されます。
22日は伊那市役所で去年仕込んだやまぶどうのワイン「山紫」の完成が報告されました。
山ぶどうを栽培している農家の城倉友幸さんと、ワインを製造している伊那ワイン工房の村田純さんがその出来栄えを発表しました。
栽培技術の定着や、木の樹勢が安定している事もあり、糖度が高い山ぶどうが採れたということです。
ワインの出来は、バランスが取れ、深みのある味わいに仕上がったということです。
ワインは、720ml税込み2500円です。
出荷はこれまでで最も多い1430本で、市内の酒販店や伊那市観光の施設などで販売されます。
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伊那青年会議所 ドローン体験のイベント開催
伊那青年会議所は親子でネット社会との付き合い方を学び、ドローンを体験してもらうイベントを7月23日に開きます。
20日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見を開き概要を説明しました。
このイベントは2部制になっていて、第1部はネット社会の怖さや付き合い方を学ぶ講座。
第2部は小型のドローンを実際に操縦します。
伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の小学5・6年生が対象で、定員は親子20組です。
多く応募があった場合は、抽選になります。
このイベントは7月23日に伊那商工会館イベントホール1階で開かれます。
参加費は無料でご覧のQRコードから応募できます。
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北原さん 蝶の交尾撮影
蝶の交尾の様子を写真に収めたとの情報が視聴者から寄せられました。
こちらが撮影された蝶の交尾です。撮影したのは伊那市御園の北原厚さん93歳です。
20日に、交尾をしている蝶を見つけ、珍しいと思い撮影したということです。
21日も、北原さん宅で交尾している様子を撮影することができました。
北原さんは蝶が好きで、長距離移動することで知られるアサギマダラに来て欲しいと、フジバカマを自宅近くに植えています。
また、蝶の標本も作っています。
自宅近くで自ら採集しているということです。
北原さんは「秋にはフジバカマの花が咲くので、今度はアサギマダラを撮影します」と意気込んでいました。 -
夏至にソースかつ丼を「夏の陣」
21日は夏至です。
伊那市と南箕輪村の16店で作る伊那ソースかつどん会は21日、夏至にソースかつ丼を食べることを定着させようと「夏の陣」と題したイベントを初めて行いました。
伊那市西町の田村食堂です。
昼時には、訪れた人たちがソースかつ丼を味わっていました。
「夏の陣」は、土用の丑の日にうなぎを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べてもらおうと、伊那ソースかつどん会が初めて行ったものです。
それぞれの店舗で21日を挟んで数日間、特別メニューの提供などを行っています。
田村食堂では21日から3日間、ソースかつ丼に小鉢が1品サービスされます。
かつどん会では、来年もこのイベントを行い、地域に定着させていきたいとしています。
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商議所青年部 大人の趣味を子どもに体験してもらうイベント 7月開催
伊那商工会議所青年部は、伊那市内の小学生に大人の様々な趣味を体験してもらう無料のイベントを、7月16日に開きます。
19日は、伊那商工会館で記者会見を開き、概要を説明しました。
イベントは、フラワーアレンジメントやサバイバルゲーム、ピザづくりなど、青年部のメンバーらが講師となり、趣味としていることを子ども達に体験してもらうものです。
イベントは事前予約制で、参加者は18のブースのうち決められた3つの内容を1つのコースとして体験することができます。
コースの選択は先着順で、ご覧のQRコードから予約することができます。
対象は、伊那市内の小学生で、定員は午前と午後合わせて216人となっています。
イベントは、7月16日に伊那商工会館で開かれます。
予約開始は、22日の午後6時からとなっています。 -
MTBブランド17社試乗会
自転車ブランド17社が一堂に会し、最新のマウンテンバイクを試乗できるイベントが5月28日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内特設会場で行われました。
会場には、17社のブースが設けられ、最新モデルのマウンテンバイクが並べられていました。
最近のマウンテンバイクは、サスペンションがしっかりとし、車輪の直径も大きくなって、未舗装の道でも乗り心地が良いということです。
また、電動アシスト付きのものもあり、坂道でも楽に登ることができるということです。
イベントには全国から100人ほどのマウンテンバイクファンが集まり、様々なモデルの乗り心地を試していました。
みはらしファーム近くには、森の中を自転車で走ることができるコースもあります。
コースを運営しイベントを主催した㈱トレイルカッターの名取 将さんは「コロナの影響で、各メーカーが一堂に集まる機会は少ない。マウンテンバイクの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
このイベントは10月にも予定しているということです。
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企画展「江副行昭の世界展」 信州高遠美術館ではじまる
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、伊那谷ゆかりのガラス工芸作家・江副行昭さんの作品を展示した企画展「江副行昭の世界展」が19日から始まりました。
会場には熔壌ガラスなど、江副さんの作品60点余りが展示されています。
こちらは1991年に制作された「熔壌緑彩斑点文様 水指」、こちらは2010年の「熔壌斑文渦巻鶴首 花入」でどちららも江副さんの代表的な作品だという事です。
江副さんは高遠でとれた土をガラスと混ぜ溶かしてつくる熔壌ガラスを考案しました。
1982年から、高遠町と長谷でおよそ40年間、創作活動をしてきました。
高齢になった事もあり、3月にアトリエを閉鎖し、現在は埼玉県で暮らしています。
アトリエの閉鎖に伴い、作品26点を伊那市へ寄贈しました。
今回の展示は、伊那谷ゆかりの江副さんの作品を多くの人に見てもらおうと企画されました。
江副行昭の世界展は、9月18日まで信州高遠美術館で開かれています。
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伊那まちバラジャズストリート
伊那市の中心商店街で18日、バラと音楽を楽しむイベント「伊那まちバラジャズストリート」が行われました。
伊那まちバラジャズストリートでは、荒井の通り町一丁目商店街に4つのステージが特設され、市内外の団体が出演しました。
このイベントは、19日に最終日を迎える「伊那まちバラぶらり2022」に合わせて行われたものです。
いなっせ前のステージでは、伊那中学校吹奏楽部が演奏を披露し、多くの人が楽しんでいました。
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鹿野さん 優良助産師の厚生労働大臣表彰
伊那市富県の助産師、鹿野恵美さんは、長年にわたり助産所での出産や子育ての相談などで地域に貢献したとして、優良助産師の厚生労働大臣表彰を受章しました。
17日は、伊那合同庁舎で伝達式が行われ、岩本靖彦伊那保健福祉事務所長から鹿野さんに表彰状が渡されました。
鹿野さんは、昭和60年から助産師として伊那中央病院に勤務した後、平成20年に伊那市富県に助産院を開業しました。
現在は、一般社団法人長野県助産師会の会長も務めています。
今回は全国でおよそ50人が表彰されていて、長野県内では鹿野さん1人だけだということです。
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奧原希望さんの母親 秀子さん講演会
プロバドミントン選手、奧原希望さんの母親で伊那弥生ケ丘高校卒業生の奧原秀子さんによる講演会が伊那市の伊那弥生ケ丘高校で5月28日に、開かれました。
講演では「奧原希望の親として大切にしてきたこと」と題し、奧原選手がバドミントンを始めたきっかけや幼少期の育て方について話をしました。
奥原さんは「簡単に答えを教えないことによって自分で考えることができる。それが今に繋がってくれました」と話していました。
講演会はその同窓会が開いたものでおよそ100人が集まりました。
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大芝まつりポスターなど図案決まる
8月20日に予定されている大芝高原まつりのポスターなどの図案が決まりました。
今年は、34点の応募がありポスターの最優秀賞に選ばれたのは南箕輪中3年の玉木菜々美さんの作品です。
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春富中 通学路の安全について考えるワークショップ
伊那市が進める安全で快適な道路空間を整備する取り組みの一環で、通学路の安全を考えるワークショップが15日、春富中学校で開かれました。
この日は、2年生が4つの班に分かれ安全な通学路の在り方について学びました。
このうち、道路の看板作りの班では、スピードを出して走ってくるドライバーへ向けて、どのような看板を作ればいいかという課題で、デザインを製作しました。
生徒たちは、実際の通学路を見ながら、色や言葉を考えていました。
また、看板設置には、屋外広告物条例も考慮する必要があるということで、場所や設置方法なども話しあっていました。
このワークショップは、伊那市と道路舗装を手掛ける東京都の大成ロテック株式会社が行う安全で快適に移動できる道路空間を整備推進するシステム構築の取り組みの一環で開かれたものです。
春富中学校では「なぜその場所が危ないのかを考え、自分達が暮らす街を守っていってほしい」と話していました。 -
伊那新副市長に伊藤徹建設部長を選任へ
伊那市の林俊宏副市長が6月30日で退任することに伴い、伊藤徹建設部長を新しい副市長に選任する議案が16日に提出されました。
16日、市役所で開かれた市議会6月定例会で、追加議案として提出されたものです。
伊藤徹さんは現在61歳です。
明治大学農学部卒業で、昭和58年に市役所職員となり、伊那中央行政組合事務局長や保健福祉部長などを歴任し、現在建設部長を務めています。
林俊宏副市長は現在70歳で、2023年1月までが任期でしたが、6月30日付で副市長を退任することに伴うものです。
林副市長は自身の年齢や任期満了となる2023年1月は新年度予算編成などの時期で多忙となるため周囲に配慮して、5月中旬に辞職届を提出したということです。
議案は6月21日の委員会審査、6月24日の市議会本会議で議員の同意を得て伊藤さんの就任が決まります。
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南ア北部地区山岳遭難防止対策協会が救助訓練
夏山シーズンを前に、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救出と搬送訓練が16日に伊那市長谷黒河内の戸台谷で行われました。
訓練は登山口から15メートル下の急斜面に落ちてけがをした遭難者を救出する想定で行われました。
隊員が救助者を背負い、ロープを使って引き上げていきました。
訓練には南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員と伊那警察署山岳高原パトロール隊員の22人が参加しました。
隊員たちは声を掛け合いながら救助を行っていきました。
救助訓練は毎年、岩場訓練や冬山訓練など4回行っているということです。
2021年度、南アルプス北部で起きた山岳遭難事故は4件でした。
このうち1件は南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊が救助したということです。
前年度と比べて2件増加しているということです。
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赤羽仁さん宅 タイサンボク見頃
伊那市美篶笠原の赤羽仁さん宅のタイサンボクが現在見ごろを迎えています。
赤羽さん宅には、高さおよそ15メートルのタイサンボクが植えられています。
タイサンボクは、モクレン科の常緑高木で、大きな白い花を咲かせるのが特徴です。
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上伊那の8人を含む県内170人感染確認
長野県内で15日新たに、上伊那地域の8人を含む170人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は8人で、伊那市で4人、箕輪町で3人、南箕輪村で1人、佐久保健所管内で25人、上田保健所管内で22人、松本保健所管内で21人、諏訪保健所管内で12人、飯田・北信保健所管内でそれぞれ8人、大町・長野保健所管内でそれぞれ5人、木曽保健所管内で3人
長野市18人、松本市35人の合わせて170人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは7万5971人で入院は83人、死亡は203人です。
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子どもが相談しやすい環境を SOSカード配布
伊那市は、子どもたちが安心して安全に過ごせることを応援する、子ども相談室SOSカードを配布し、相談しやすい環境づくりを進めます。
SOSカードは、いじめや家庭内のことを相談しやすいよう、相談先の番号が記載されています。
このカードを市内およそ560人の小学6年生に配布し、相談しやすい環境づくりを進めていくということです。
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神秘的ギンリョウソウの群生
伊那市横山の山中で白い花、ギンリョウソウの群生による神秘的な光景が広がっています。
ギンリョウソウは梅雨の時期に咲く花でその姿が銀色に輝く竜の頭に見えることからこの名前が付けられたと言われています。
またその様子が幽霊を想像させることから別名「ゆうれいたけ」とも呼ばれています。
丈は10センチから15センチほどで山の中の薄暗い場所で見ることができます。
元信州大学農学部教授で植物に詳しい建石繁明さんです。
長年植物について研究している建石さんですが、通常はひっそりと咲くギンリョウソウが群生している様子を見るのは初めてだと言います。
伊那市横山の山の中で神秘的な光景をつくっているギンリョウソウの群生は7月の始めころまで見ることができるということです。
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伊那まちの出張販売 来月終了
伊那市内で10年間にわたり行われてきた高齢者の買物支援サービス事業「こんにちは伊那まち」の活動が来月で終了します。
15日、伊那市富県の桜井公民館などでこんにちは伊那まちの出張販売が行われ利用していた人たちが販売終了を残念がるとともにこれまでの活動に感謝していました。
こんにちは伊那まちは中心市街地の商店主でつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」が2012年に始めたものです。
その活動は10年におよび市内の各地へ出向き月1回のペースで食料品や衣類などを販売してきました。
しかしここ数年はほかに同様のサービスが増えたことなどから10年の節目にその活動を終えることにしました。
伊那まちの再生やるじゃん会によるこんにちは伊那まちの最後の出張販売は来月20日に富県地区などで行われることになっています。
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高校に移動期日前投票所を設置
10代の投票率向上を目指して伊那市選挙管理委員会は夏に行われる参議院議員選挙で市内4つの高校にモバイル市役所、移動期日前投票所を設置する計画です。
これは14日市役所で開かれた市議会一般質問で伊那市選挙管理委員会の黒田強委員長が議員の質問に答えたものです。
設置するのは、伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、高遠高校、伊那西高校の4校で各校、期日前投票期間の時間を区切った1日間です。
4月の市長選市議選の投票率は全体で約62.5%でしたが18歳は約29.7%だったということです。
市選管によりますと県内ではこれまでに松本市の高校で移動期日前投票所を設置した例があるということです。
市選管では「10代の人たちの選挙への関心を高め、投票率の向上につなげたい。」としています。
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高遠高校 SDGsを学ぶ
伊那市高遠町の高遠高校の1・2年生は、持続可能な開発目標SDGsについてを5月31日に学びました。
授業は学年を5つのグループにわけて様々なテーマで行われました。
こちらのグループはカンボジア在住で、青年海外協力隊の、高木大作さんとオンラインで繋いで
話を聞きました。
高木さんは身の回りのものの生産過程で多く水を使用するものは何か、という問題を出題しました。
生徒たちは多く水を使うと思われる順に写真を並べていました。
一番多く水を使用しているのはTシャツでした。
高木さんは「発展途上国は水の使用について制限があります、身の回りのことから世界との関わりについて思いを巡らせてみましょう」と話していました。
この授業は、高遠高校の生徒が1年を通して高遠町の魅力を再発見する、総合的探究の時間に繋げようと行ったものです。
SDGsに関する授業を行うのは初めてだということです。
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弥生の卒業生 匿名で100万円を寄付
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の卒業生が、コロナ禍で活動が制限されている生徒たちのために使ってもらおうと、100万円を匿名で同窓会に14日寄付しました。
14日は、伊那弥生ケ丘高校同窓会常任理事の塩澤康一さんが学校を訪れ、下島典子同窓会長と松村明校長に、預かった100万円を手渡しました。
「コロナ禍でクラブ活動や行事に制限がかかる中、生徒たちのために役立ててもらいたい」と、面識のある塩澤さんに寄付金を託したということです。
匿名での寄付は去年に続き2年目で、寄付金額は合わせて200万円となります。
寄付金の使い道は、同窓会と高校で話し合って決めるということです。
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白鳥市長「羽広荘これ以上の投資は困難」
伊那市の白鳥孝市長は、西箕輪の羽広荘西山亭について「耐震化も含めこれ以上投資していくことは困難だ。早急に方向性を出したい」と答弁しました。
14日開かれた市議会一般質問の中で、伊那市観光㈱が運営している羽広荘西山亭の業務継続の可否の質問に対し白鳥市長は次のように答弁しました。
昭和51年に完成した羽広荘は、建設から46年が経過し、施設が老朽化しています。
令和2年11月からは「西山亭」として、食事をメインとした営業となっています。
白鳥市長は、「市内の観光施設全体の今後もあり方も含め早急に方向性を出していきたい」としています。
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平澤真希さん ウクライナ支援でリサイタル8月に
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんによるウクライナ支援のピアノリサイタルが8月27日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
収益はウクライナ難民を受け入れているポーランドに贈る計画です。
11日は、平澤さんとリサイタルを企画したNPO法人クラシックワールド事務局長の北沢理光さんが記者会見を開き来場を呼び掛けました。
平澤さんは、1993年から16年間ポーランドを拠点に音楽活動を行っていました。
ウクライナでも地元のオーケストラと一緒に演奏をしたことがあるということです。
今回ウクライナの支援につなげようと、難民を受け入れているポーランドに収益を贈ることにしました。
リサイタルでは、ポーランドの作曲家ショパンやシマノフスキの曲などを演奏します。
リサイタルは、8月27日(土)午後2時から、場所はニシザワいなっせホールです。
入場料は一般2,000円、高校生以下1,000円で、収益はポーランドに贈られます。
(チケット:伊那市生涯学習センター78-5801)
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西山神社で建御柱
伊那市西箕輪の西山神社で7年に一度行われる建て御柱の行事が11日行われました。
11日は、西山神社に地区住民約100人が集まり建て御柱が行われました。
西山神社では、7年に1度、諏訪の御柱と同じ年に御柱祭を行っています。
上戸と中条が2本ずつ担当し、それぞれの区の住民が切り出しから建て御柱までを行います。
柱はすべてヒノキで、長さは7m77cmです。
上戸が担当するです。
ラッパの吹奏に合わせ、一気に建てていきました。
中条が担当する柱です。
地区の子どもたちも一緒になって縄を引き、柱を立てていきました。
柱が建てられると、訪れた人たちはご利益を求めて柱に触れていました。
次回、西山神社の御柱祭が行われるのは2028年の予定です。
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JR東海 南アルプスの高山植物保全に交付金
JR東海は、伊那市や南信森林管理署、信州大学農学部などでつくる「南アルプス食害対策協議会」に対し、高山植物保全のための支援金を、13日に贈りました。
13日は、支援金の納付式が伊那市役所で行われ、JR東海中央新幹線長野工事事務所の杉浦禎信所長から南アルプス食害対策協議会会長の白鳥孝伊那市長に目録が手渡されました。
JR東海と県、南ア食害対策協議会は、南アルプスの自然環境保全を推進することを目的に「生物多様性保全パートナーシップ協定」を今年3月に結びました。
支援金は、協定期間の令和9年3月末までの5年間、毎年度贈られるもので、金額は非公表となっています。
杉浦所長は、「南アルプスでの環境保全活動は、地域の財産を守り活かすための大切な取り組みだと考えている。支援を通じて貢献していきたい」と挨拶しました。