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伊那地域の最高気温12.8度 3月下旬並み
24日の伊那地域の最高気温は12.8度で、3月下旬並みの暖かさとなりました。
24日の伊那地域は午後3時4分に最高気温は12.8度を記録しました。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは24日までで来週は、最高気温が8度から9度までしか上がらず、2月下旬から3月上旬並となる予想です。 -
伊那西高校 芸術フェス
伊那市の伊那西高校の生徒が授業やクラブ活動で制作した作品の展示がかんてんぱぱホールで24日から始まりました。
会場には絵画や書道・立体作品などおよそ200点が展示されています。
24日は2年生が作品を見に訪れていました。
作品は選択授業や、クラブ活動で制作したものです。
伊那西高校の芸術フェスティバルは27日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
25日(土)は茶華同クラブによる呈茶が行われます。
26日(日)は吹奏楽クラブと合唱クラブのミニコンサートも予定されています。 -
東部中 ハーブソルトを道の駅で販売
伊那市の東部中学校特別支援学級の生徒が作ったハーブソルトの販売が道の駅南アルプスむら長谷で24日から始まりました。
きょうは生徒6人が、ラベルを貼り、商品棚に陳列していました。
道の駅で販売するのは今回が初めてだということです。
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伊那市高齢者クラブ受賞を報告
去年全国老人クラブ連合会会長表彰を受賞した、伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長らが、24日、白鳥孝伊那市長に受賞の報告をしました。
24日は伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長と小坂美恵子女性部長、中村晴一事務局長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
去年11月に神奈川県で開かれた全国老人クラブ大会で、樋代会長は、会の発展を念頭に、運営に熱心に取り組んでいることから、全国老人クラブ連合会老人クラブ育成功労表彰を受賞。
小坂女性部長は、長野県シニアクラブ連合会女性委員会の委員長として委員会の発展に貢献していることから、女性リーダー老人クラブ育成功労表彰を受賞しました。
白鳥市長は「これからも様々な行事を計画し、活動を続けていってほしい」と話していました。
伊那市高齢者クラブには、現在、65歳以上のおよそ2,000人が所属しています。
マレットゴルフや料理教室などの定例会を開いて活動している他、各地域でのボランティア活動にも取り組んでいます。 -
信州フラワーショー あすまで
県内各地から冬を代表する花が集まる信州フラワーショーウインターセレクションが伊那市のJA南信会館で23日と24日の2日間開かれています。
フラワーショーにはアルストロメリアやアネモネなど335点が出品されました。
信州フラワーショーはJA全農長野などが生産者の技術向上を目的に、夏と冬に開いているものです。
この日は品評会も行われ、最高賞の農林水産大臣賞には、飯島町の有賀美和さんのアルストロメリアが選ばれました。
フラワーショーは24日も行われます。
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みはらしファームの観光振興を考える
伊那市のはびろ農業公園みはらしファームの観光について専門家から話を聞く意見交換会が22日、みはらしファーム内の体験交流の家やってみらっしで開かれました。
意見交換会は国内外の観光地の取り組みを知り、観光振興につなげようと開かれたものです。
講師はイタリアの農家民泊に詳しい、帝京大学准教授の五艘みどりさんと、熊本地震により被害を受けた地域の、観光振興に取り組んでいる駒沢女子大学専任講師本間准さん、民間企業で地域調査などを行っている高橋仁美さんの3人が務めました。
参加者からは「伊那の観光がこれから伸びていくためには何が大事か」との質問が出されていました。五艘さんは「これだけは絶対に譲れないという核となる観光資源を決めていくことが重要だ」と答えていました。
また本間さんは「県内のほかの観光地はライバルではなく、広域連携のパートナーであるという発想の転換が必要ではないか」
高橋さんは「観光客にホームページを見てもらうため、地域のおすすめをつくり発信していくことが必要だ」と話していました。
意見交換会は地域おこし協力隊みはらしファーム担当の桃井八重さんが企画したもので、会場には約40人が集まりました。
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官民共創の新しいまちづくり キックオフイベント
伊那市は高校再編をひとつのきっかけとする、官民共創による新しいまちづくり実現に向けて話し合うキックオフイベント「対話・つながり・実現の場」を21日に伊那市のいなっせで開きました。
キックオフイベントには、一般や高校生、行政などおよそ150人が参加しました。
官民一体となった共創による、市民主体のまちづくり実現に向け、テーマごとに分かれて自由に意見を出し合いました。
このうち、まちなかエリアのまちづくりのグループは、街との関りや将来について話し合っていました。
伊那北駅前の将来について考えるグループは、高校再編により1日のJR伊那北駅の利用者が2000人程度と予想し、今後どのように整備していったらよいかを話し合っていました。
イベントは今後も開催し、出された意見は、官民共創のあたらしいまちづくり協議会で参考にしていくとしています。
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ラー油「長谷の太陽」に合う限定メニュー提供
伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷にある食堂で地元産のラー油「長谷の太陽」で冬の寒さを乗り切ってもらおうと、期間限定メニューの提供が22日から始まりました。
「辛さでHotに温まろうフェア」ではラー油と合う2種類の特別メニューが提供されます。
提供されているのは南アルプス村はせ内にある食堂「御食事処よってかし」です。
ラー油・長谷の太陽は、長谷中学校の生徒が地域を元気にしようと2016年から唐辛子の栽培や加工品づくりを始めました。
現在は4種類が販売されています。
野菜とキノコの麻婆丼は1000円で、具材には長谷を中心に上伊那産の野菜やシイタケ、キクラゲが入っています。
長谷の酒粕汁は、長谷産の米で作った酒粕を使い、定食料金に100円を足すと味噌汁から変更できます。
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西春近北小学校 校内リンクでスケート授業
22日の伊那地域の最低気温は午前7時9分に氷点下4度で2月下旬並みとなりました。
伊那市の西春近北小学校では、22日に今季初めて校内の天然リンクでスケートの授業が行われました。
22日は2年生24人がスケート授業を行いました。
児童はスケート靴を履いて氷の上を歩いて往復していました。
西春近北小学校では、陽のあたらない校舎北側に水を張り、リンクを作っています。
去年11月にPTAがシートを敷いたりして準備をしたもので、
広さは、縦18メートル、横9メートルあります。
現在厚さ15センチほどの氷が張っているということです。
西春近北小学校では、冬のスポーツを楽しんでもらおうと毎年1年生と2年生が体育の授業でスケートを行っています。
西春近北小学校によると、小学校で天然スケートリンクがあるのは、上伊那ではここだけだということです。
スケート授業は氷の具合にもよりますが、2月はじめまでを予定しています。
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春の高校伊那駅伝PR看板設置
3月23日に予定されている春の高校伊那駅伝をPRする看板が、伊那市美篶のナイスロードに設置されています。
ナイスロード沿いには、大会をPRする看板が設置されています。
看板は当日にむけてカウントダウンをしていて、車を運転する人などに、あと60日を知らせていました。
今年の春の高校伊那駅伝は3月23日に開催を予定しています。
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伊那ケーブル FM番組審議委員会
伊那ケーブルテレビが運営するコミュニティFM伊那谷FMの番組審議委員会が22日に、伊那ケーブルテレビで開かれました。
22日は、放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員5人が出席しました。
伊那谷FMでは、テレビ番組として制作している、いなテレ12ニュースをラジオでも放送しています。
審議委員会では、実際に放送された番組を聞きました。
委員からは「違和感なく聞けたと思う」「テレビのまま放送しているため間が空くのが気になった」などの意見が出されました。
向山賢悟社長は「地域の人にスポットをあてるのもFMの役割、今後もていねいに取り組んでいきたい」と話していました。
番組審議委員会は2か月に1度開かれています。
この内容は伊那ケーブルテレビのHPで公開されます。
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伊那文化会館 会館日数1万日達成
伊那市の伊那文化会館で開館1万日達成イベントが11日に開かれました。
イベントでは玄関ホールで西春近の和太鼓グループ小出太鼓が演奏で出迎え、来場者には菓子が配られました。
伊那文化会館は37年前の1988年12月1日にオープンし、去年12月27日に開館日数1万日を達成しました。
これまでにのべ454万人が利用しています。
福岡県出身でプロの口笛奏者分山貴美子さんがウクレレを弾きながら口笛を吹く「弾き吹き」で行進曲や童謡を演奏し会場を盛り上げました。
イベントの最後にはプラネタリウム無料券などの当たり付きの福餅撒きが行われました。
イベントには115人が集まったということです。 -
仙醸 寒仕込みピーク
伊那市高遠町の酒蔵、仙醸では冬の寒さを利用して酒を仕込む寒仕込みの作業がピークを迎えています。
午前8時30分。
蔵人4人が、純米大吟醸の仕込みを行っていました。
酒米「ひとごこち」が蒸し上がると、冬の寒さを利用して温度が一定になるように冷まします。
気温が低い時期に行うことで雑菌の繁殖を防ぐことができるということです。
冷ました酒米は小さなタンクの中に入れ、麹や水と混ぜて発酵させていきます。
発酵が進んだら、大きなタンクに移して撹拌します。
2週間~5週間で発酵が終わるということです。
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伊那市西春近Lynxで商品盗まれる
伊那市西春近のオリジナルグッズ専門店Lynxで、店の商品20点が盗まれる盗難被害が発生しました。
店主の井口学さんによると、19日の午前9時に出勤した際、異変に気付いたということです。
従業員が出入りする裏口から侵入した可能性が高いということです。
盗まれたのはオリジナルの冬物商品20点で、被害額はおよそ10万円です。
警察の現場検証は終わっていて、結果が届き次第、被害届を提出するということです。
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農業女子 妄想を語り合う
上伊那の農業に携わっている女性がやりたいことなどを語り合うイベントが、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで21日に開かれました。
このイベントは、上伊那の専業農家や兼業農家、農業に興味のある女性で作る、伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会が開いたものです。
この日は20代から50代の会員およそ30人が参加しました。
イベントでは、それぞれが今後やりたいことなど自分の妄想を紙に書いて発表していました。
伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会では毎年この時期に、農業に関する集会を開いています。
イベントではほかに、信州大学農学部の小林みずき助教が「妄想の具現化に向けた農業経営」と題し講演しました。
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高遠町荒町で山の神講
伊那市高遠町荒町に伝わる一年の豊作を祈る伝統行事、山の神講が19日に行われました。
荒町公民館に地区住民が集まり、山の神講で使う弓と矢を作りました。
山の神講は農林業を司る神様を祀る伝統行事で荒町の住民が受け継いでいます。
弓矢が出来上がると公民館近くにある貴船神社の裏山にある祠に向かいました。
集まった人たちは今年の良い方角とされる西南西に向けて矢を放ちました。
神事が終わると祠に弓と矢を供え山の恵に感謝していました。
公民館では、縁起物とされる長芋をすった長芋汁などを食べて一年の豊作を祈っていました。
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26日の和楽器コンサートに向け練習
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子どもたちが出演する「日本の音を未来にコンサート」が26日に開かれます。
19日は、本番に向けた練習が行われました。
いなっせジュニア和楽器講座には、伊那市と南箕輪村の小中学生32人が月に1回通っています。
今年で5回目となるコンサートでは、日本の四季をテーマにした童謡唱歌メドレーなど2曲を演奏します。
他に、地元で活躍するプロや愛好家でつくる「チーム日本の音を未来に」が5曲を演奏します。
代表の伊東忍さんは、「初心者から経験者まで様々なメンバーが心を一つにして良い演奏ができればうれしいです」と話していました。
「日本の音を未来にコンサート」は、26日日曜日午後2時から、伊那市のニシザワいなっせホールで行われます。
入場は無料です。 -
伊那青年会議所始動 新春会員大会
伊那青年会議所の新春会員大会が19日に、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
新春会員大会では、第58代理事長の有賀大輔さんに、歴代理事長の名前プレートが首飾りになったプレジデンシャルリースが渡されました。
会場には、OB、OGの他、来賓などおよそ100人が出席しました。
今年度のスローガンは、「誇り Let’s Try」です。
現在会員は46人で、5つの委員会に分かれて様々な事業に取り組みます。
有賀理事長は、「10年後20年後も明るい豊かな社会の実現にむけ、活気に満ちた活動を約束し、誇りにあふれる地域の未来を目指したい」と話していました。
青年会議所は、20歳から40歳までの会員がより良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革などの社会的課題に取り組む組織です。
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大寒 西箕輪上戸で大文字下ろし
20日は大寒。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市西箕輪上戸では、小正月の伝統行事「大文字」の柱が地域住民によって下ろされました。
午前5時過ぎ、子どもたちが太鼓を打ち鳴らすと、地域住民が続々と集まってきました。
大寒の20日、伊那地域の最低気温は、0.4度と穏やかな朝となりました。
ロープを引っ張りながらさすまたを使って柱をゆっくりと下ろしていきました。
区内安全や五穀豊穣を願う大文字は、曜日に関係なく毎年柱を1月14日に建て、20日に下ろす鎌倉時代から続くとされる上戸の小正月の伝統行事です。
長さおよそ12メートルの柱がゆっくりと倒されました。
柱に取り付けられていた花飾りや、巾着を取り外します。
各自が家に持ち帰り、玄関や神棚などに1年間飾っておくということです。
最後にお神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。 -
伊那西高校が義援金を石川県の高校に贈る
伊那市の伊那西高校は、去年の文化祭で集めた能登半島地震義援金約9万円を交流のある石川県小松市の小松大谷高校に15日、贈りました。
15日は、小松大谷高校2年の山本悠雅さんと教諭の2人が伊那西高校を訪れました。
前生徒会長の福澤月恋さんから、去年の文化祭で生徒や来た人から集めた義援金91,283円が贈られました。
伊那西高校と小松大谷高校は、2023年に開かれた探究フォーラムに参加したことがきっかけでオンラインで交流を続けています。
今回の義援金は小松大谷高校を通して、輪島市の子どもの居場所施設を運営するNPO団体に贈られるということです
15日はほかに、山本さんが3年1組の生徒と探究の授業について報告し合い交流しました。
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みはらしファームでせいの神
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、どんど焼き「せいの神」が19日に行われました。
羽広地区の児童代表など5人が着火すると、高さ13メートルほどの櫓が勢いよく燃えあがりました。
せいの神は、五穀豊穣の神「歳神」がなまったものです。
小正月の伝統行事で、毎年この時期に行われています。
長さ6mほどのヒノキで土台をつくり、12本の竹で囲ってあります。
まわりには、みはらしファーム内に飾られていた〆の子などの正月飾りの他、羽広地区の住民が持ち寄っただるまなどが置かれています。
時折、だるまや竹が爆ぜると大きな音が鳴っていました。
みはらしファームでは、「去年は能登半島地震など天変地異が多く起きた年となってしまったので、今年こそは良い1年になるよう願いを込めました」と話していました。 -
月に1回フィンランドを身近に
月に1回、フィンランドを身近に感じてもらうイベントが、伊那市の市民の森で18日に開かれました。
伊那市では、フィンランド連携を推進する中で、去年から「月1モイmoi」というイベントを開いています。
モイモイとは、フィンランドで「おはよう」「こんにちは」など挨拶の時に使う言葉です。
18日は市内外からおよそ20人が参加し、たき火を囲み暖まりました。
参加者はマシュマロを焼いたりして楽しんでいました。
フィンランドの子どもたちは氷点下20度でも外で遊ぶということで、暖かくなる遊びを参加者で考えました。
フィンランド発祥のスポーツ、モルックのピンを使った丸太レースが行われました。
次回の月1モイmoiは、来月15日(土)に、伊那小学校の児童とフィンランドの菓子作りを行う予定です。
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小沢さちさん19日にリサイタル
がんで闘病中のピアニスト小沢さちさんは、地元伊那市で初めてとなるピアノリサイタルを、19日にニシザワいなっせホールで開きます。
東京在住の小沢さんは、16日に伊那市の実家に戻り、リサイタルに向けて練習を行っています。
小沢さんは伊那北高校出身で東京の桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻を卒業。
卒業後は、東京をベースに、国内外での演奏を続けてきました。
しかし、2022年5月にステージ3の進行がんが発覚しました。
その一か月後、伊那文化会館で行われた音楽イベントで治療を受けながらステージに立ちました。
そこから長い闘病生活が始まり去年の春頃から回復しピアノ演奏ができるようになったということです。
復帰した小沢さんのピアノ演奏を多くの人にみてもらおうと、伊那北高校の同窓生たちが中心となり企画しました。
リサイタルは、闘病中に身近に感じられたというショパンのみで構成しています。
また、夫でチェロ奏者の称原哲雄さんとの共演も予定しています。
小沢さちさんのピアノリサイタルは19日の午後2時から伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
全席自由で一般3000円、高校生以下は1000円です。
チケットは残りわずかとなっています。
販売・問い合わせは伊那市生涯学習センター、電話78−5801までお願いします。
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高遠高校 学習成果を発表
伊那市高遠町の高遠高校の学習成果発表会が伊那文化会館で17日に開かれました。
学習発表会は授業や総合的な探求の時間の学びの成果を発表する場で、全校生徒およそ280人や保護者・地域住民などが集まりました。
このうち去年12月に4日間の台湾研修へ参加した生徒5人が活動を振り返りました。
研修では台湾の高校生との交流やホームステイを行ったということです。
生徒は「言葉を覚えてから行ったので自分の気持ちを伝えられてよかった」「食文化の違いを感じて、広い視野を持つことができた」などと感想を話していました。
高遠高校は地域住民との交流を深めようと毎年「高遠高フォーラム&芸術フェスティバル」を開いていて、学習成果発表会はその一環で行われたものです。
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森林活用の産業創業セミナー
森林を観光など産業としての活用を目指す、信州・森林サービス産業創業セミナーが16日、伊那市西箕輪のマウンテンバイクコースで行われました。
セミナーには県内を中心に森林サービス産業に関心のある人たちおよそ60人が参加しました。
参加者は3つの班に分かれ森林サービス産業に取り組んでいる施設の現地視察を行いました。
このうち伊那市西箕輪のマウンテンバイクコースC.A.B TRAILには約20人が集まりました。
現地視察ではコースの管理運営を行っている株式会社TRAIL CUTTER社長の名取将さんが、経営状況などについて話をしました。
長野県は森林の利活用に関心のある人たちを繋ぐ、信州・森林サービス産業推進ネットワークを去年設立し創業支援などを行っていてセミナーはその一環として初めて行われました。
セミナーではほかに伊那市のイナダニシーズで信州・森林サービス産業推進ネットワークの概要についての説明がありました。
県では健康や観光、教育など様々な分野で森林を活用した創業を支援していくことにしています。
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富県保育園で園児が伝統芸能に触れる
伊那市の富県保育園で、地元の芸能集団田楽座が芸を披露し、園児たちが伝統芸能に触れました。
16日は伊那市の富県保育園に、富県保育園と新山保育園の園児、合わせておよそ100人が集まりました。
伊那市は、幼いうちから伝統芸能に触れてもらおうと、毎年こうした機会を設けています。
16日は、富県を拠点に活動している、まつり芸能集団田楽座が芸を披露しました。
民謡やお囃子が披露され、年長園児が南京玉すだれもしました。
去年60周年を迎えた田楽座の十八番演劇の「とりさし舞」も披露されました。
最後に、幼いうちから親しんでもらおうと、伊那節体験が行われました。
田楽座のメンバーが、伊那節の振り付けをアレンジしたもので、園児は輪になって、伊那節を踊りました。
伊那市のイメージキャラクター、イーナちゃんも登場し、会場を盛り上げていました。
伝統芸能の鑑賞は、市内の保育園で毎年行われていて今年度は、高遠保育園や上の原保育園、東春近保育園でも予定されています。 -
弥生ダンス部 全国大会で初優勝
伊那市の伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、1月11日と12日に東京都で開かれた全国大会、「全国高校ダンスドリル冬季大会」で初優勝しました。
優勝したのは、2年生12人のチームです。
弥生ダンス部は、11日と12日に東京都調布市で開かれた、「全国高校ダンスドリル冬季大会」の、ヒップホップ女子部門、10人以上15人未満のミディアム編成に出場しました。
この部門には全国から7校が出場し、これまでの最高順位、4位を上回り、念願の優勝を果たしました。
ダンスのスキルや表現力、フォーメーションなどが審査され、弥生は振りの揃った一体感のある演技が評価されたということです。
ダンス部は、週に1回外部コーチによるレッスンを受け、それ以外は、部長や副部長を中心に振り付けの確認などを行っています。
この日は、1年生の部員も優勝したダンスを見ていました。
赤須部長「最初は実感がわかなかったけれどとても嬉しい。本番は今までで一番楽しく踊れた。今後ももっと上を目指していきたい。」 -
田中寛美さん個展とバイオリンコンサート
伊那市西春近の学校教諭で画家の田中寛美さんの個展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示のタイトルは「音楽的物語から精神世界への表現の追求」で、油絵を中心に20点が展示されています。
現在59歳の田中さんは、第一美術協会の会員で、小学校の教諭を務めています。
第一美術展に出品を続け、第一美術賞、東京都知事賞などを受賞しています。
音楽も学んだ経験があるという田中さんは、音楽を絵画で表現することを目指し制作に取り組んでいるといいます。
楽器と女神をテーマに描いていましたが、徐々に、より抽象的な表現へと変化していったということです。
会場では、妻の和美さんのバイオリン演奏が毎日行われています。
和美さんは伊那フィルハーモニー交響楽団のコンサートミストレスで、自宅でバイオリン教室を開いています。
13日には25人ほどが集まり、演奏に耳を傾けていました。
田中寛美さんの個展は19日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
和美さんのバイオリンの演奏は毎日午前10時15分からと午後1時45分から行われます。
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伊那市 新年度予算市長査定
伊那市の来年度当初予算案の市長査定が15日から始まりました。
市長査定は冒頭のみ公開されました。
白鳥孝市長は「予算の範囲内で優先順位や規模など検討しそれぞれの事業を実施していきたい。また、保育園など施設の統廃合については避けては通れない。行政を運営するのではなく経営するという考えで、赤字を出さない健全経営をする考えをもって査定から初めていきたい」とあいさつしました。
予算編成の基本方針として「社会の変容に対する先を見据えた取り組み」や「すべての福祉に漏れがない取り組み、子どもに係る政策の一元化」などをあげています。
予算化を検討する主な事業は、官民協創の新しいまちづくり事業の推進や保育士確保に向けた補助金の検討、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金事業の推進などとなっています。
市長査定は、2月上旬まで行う予定で、来年度当初予算案は2月に発表されます。
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伊那市西箕輪上戸 大文字建て
家内安全や五穀豊穣を願う、伊那市西箕輪上戸の小正月の伝統行事、大文字建てが14日に行われました。
朝5時。
太鼓が鳴らされると、色紙で作った巾着を持ち寄り、上戸の住民が三ツ辻に集まってきました。
14日朝5時ごろの伊那地域は氷点下5.1度まで冷え込みました。
長さおよそ12メートルの柱を担ぎ出し、飾り付けが行われます。
柱の中ほどには、天下泰平、区内安全と書かれた飾り箱や、区民が持ち寄った巾着。
その上部に酒樽、先端には、色紙で作られた花が飾り付けられました。
太鼓の合図で、柱が建てられます。
上戸の大文字建ては、今年1年の家内安全や五穀豊穣を願う小正月の伝統行事で、上戸南部実行部によると、鎌倉時代から続くとされています。
一度中止したところ疫病が流行ったため、それ以降毎年欠かさず続いているということです。
およそ30分かけて、柱が建てられました。
建て終わると、御神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。
今朝建てられた大文字は20日に下ろされます。
巾着などの飾りは持ち帰り、各家庭の玄関に飾るということです。