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秋のコレクション 三人展
骨とう品や着物のリメイク品、木工インテリアが並ぶ、秋のコレクション三人展が伊那市のかんてんぱぱホールできょうから始まりました。
会場には三人が持ち寄った作品など、およそ500点が並んでいます。
南箕輪村の塀和一彦さんは、オークションなどで収集した、古い映画のポスターや陶器、書や絵画などを展示しています。
妻の紀代子さんは、昭和の古い着物や製粉所で使われていた布袋をリメイクした洋服を展示しています。
木祖村で木工房を開いている高橋茜さんは、木工の家具や小物を展示していて、小物入れやスマホスタンドなど実用的なものもあります。
「秋のコレクション三人展」は23日(火)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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三人展 織りと水彩画
絵画と手織物が並ぶ、展示会「三人展 織りと水彩画」が、伊那市のかんてんぱぱホールできょうから始まります。
三人展は、今回初めて開かれたもので、会場には絵画31点、織物100点が展示されています。
伊那市荒井の伊藤敏和さんは、伊那市や駒ヶ根市の風景を描いた
水彩画や鉛筆画を展示しています。
妻の康子さんは、中央アジアの伝統的な織物、キリムを展示しています。
羊毛を使って織られていて、模様には魔除けや五穀豊穣などの意味合いがあるということです。
康子さんが作品制作に使っている糸車も展示されています。
また、布を裂いて、加工したものを糸として使う、裂き織りの作品も展示されています。
西春近の原れい子さんは、八つ縄文織りの作品を展示しています。
八つ縄文織りは、パソコンで模様を計算し、それを基に作る織物です。
規則的で、ち密な柄が特徴で、拡大したり縮小したりすることによって変化をつけることが出来るということです。
「三人展 織りと水彩画」は23日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています
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伊那谷の珍味 イナゴが不作
伊那谷の珍味のひとつ、イナゴ。
夏の暑さや大雨で、今年も不作となっています。
伊那市上新田のつかはらです。
つかはらでは、入荷したイナゴを甘露煮にして販売しています。
18日は、2代目の塚原保治さんが、イナゴの田舎炊きの出荷作業を行っていました。
店の外には冷凍で入荷した去年のイナゴがあり、塚原さんが状態を確かめていました。
イナゴは、毎年山形や秋田など、日本海側から仕入れていますが、地球温暖化による高温や急な雷雨の影響で、年々数が減っています。
最盛期は1シーズンに1トンほどあったものが、去年は600キロ、今年は400キロ程度を見込んでいます。
塚原さんは、80年以上イナゴを取り扱う中で、今年1番の不作ではないかと話します。
不作続きとなっているイナゴですが、国内外で昆虫食への注目は高まっています。
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伊那地区戦没者追悼式
伊那地区戦没者追悼式が伊那市の福祉まちづくりセンターで18日行われました。
追悼式には伊那地区遺族会の会員や、各地区の社会福祉協議会の役員などおよそ30人が出席しました。
出席者は、太平洋戦争などで犠牲になった伊那地区出身の戦没者564人の冥福を祈り、献花を行いました。
主催した伊那地区社会福祉協議会の宮原勝会長は「これからも力を合わせ、誰もが心豊かに暮らせる世の中の実現に全霊を尽くします」と式辞を述べました。
伊那地区遺族会の有賀昭洋会長は「戦争を二度と繰り返さないよう活動を続けていきたい」と話していました。
遺族会では語り部活動を継続し、戦争を知らない世代へ経験を伝えていきたいとしています。 -
鎌倉国光さん山岳写真展
駒ヶ根市のアマチュア写真家鎌倉国光さんの山岳写真展が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで18日から始まりました。
会場には鎌倉さんが15年以上前に撮影した、中央アルプスの写真38点が飾られています。
鎌倉さんによると現在は15年前に比べて積雪量が減り、紅葉の色付きも悪くなったということです。
鎌倉さんはおよそ40年前に転勤を機に山岳写真を撮り始めたということです。
写真展は23日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
旧陸軍伊那飛行場米田所長の長女主美さん 山寺の下宿先を訪問
伊那市上の原にあった旧陸軍伊那飛行場で所長だった米田主登さんの長女、主美さんが16日に伊那市を訪れ、米田所長の下宿先だった山寺の福沢勉さん宅を訪問しました。
米田主美さん、埼玉県熊谷市在住の80歳です。
高遠町歴史博物館の塚田博之館長が発見した文書から伊那飛行場の米田主登所長の長女とわかり、今回の伊那市訪問につながりました。
山寺の福沢勉さん宅です。
主美さんが保管している父主登さんのアルバムには、下宿先の写真も残されていて、松や池、庭の眺めから福沢さん宅と特定されました。
当時、主登所長のお世話をしていたというよしさんの仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちとともに父の生活に思いをはせます。
主美さんは、創造館で開かれている伊那飛行場に関する展示も見学しました。
訓練用の複葉機、赤とんぼの整備兵だった城倉肇さんとも対面し、展示資料を見ながら当時の話に耳を傾けました。
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伊那市下水道従量料金2027年度から値上げへ
伊那市上下水道事業運営審議会は、下水道の従量料金を2027年度から平均11.4%値上げするよう白鳥孝市長に17日に答申しました。
17日は、審議会の岡野哲郎会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
審議会では下水道使用料について基本料金は現行のまま据え置き、使用料で変動する従量料金については2027年度から平均11.4%の値上げを諮問通り答申しました。
市のシミュレーションでは、4人世帯で2か月で56㎥使用した場合、現行は11,660円が改定後は12,548円で888円の値上がりとなります。
また水道料金については諮問通り現行のまま20㎥使用した場合平均1ヶ月あたり3,210円で答申しました。
市では、2026年12月定例議会に下水道従量料金の値上げに関する条例改正案を提出します。 -
地価調査 南箕輪村の住宅地2年連続上昇
長野県は、土地の価格を算定した「地価調査」の結果を16日に公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が2年連続の上昇で、他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、96地点で上昇、30地点で横ばい、149地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市は1%の下落、箕輪町は0.8%の下落、南箕輪村が0.5%の上昇となりました。
南箕輪村は2年連続の上昇です。
商業地は県内111地点で調査が行われ、37地点で上昇、13地点で横ばい、61地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市が1%の下落、箕輪町は1.8%の下落、南箕輪村は1%の下落となっています。
また、長野県の住宅地の平均変動率が29年振りに0.2%上昇、商業地が33年ぶりに0.4%上昇しました。
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VC長野選手 一日警察署長就任
秋の全国交通安全運動を前に、バレーボールSVリーグ男子のVC長野トライデンツの選手が15日、一日警察署長に就任し、交通事故防止などを呼びかけました。
15日は南箕輪村役場駐車場で委嘱式が行われ、伊那警察署の駒津一治署長がVC長野の飯田孝雅選手を一日警察署長に、一日生活安全課長に難波宏治選手、一日交通課長に工藤有史選手を委嘱しました。
委嘱された3選手は、式に訪れた人に交通安全や詐欺被害防止を呼び掛けていました。
会場では長野県警察音楽隊の演奏のほか、パトカー乗車体験なども行われました。
伊那警察署では「チーム一丸となって戦っているVC長野の力を借りて、地域一丸となって安心・安全に取り組んでいきたい」と話していました。
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井月さんまつり&俳句大会 合同開催
漂泊の俳人井上井月を顕彰する千両千両井月さんまつりと、信州伊那井月俳句大会が、13日・14日の2日間、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれています。
井月さんまつりと、俳句大会は、今年から合同で開かれることになりました。
34回目となる俳句大会の事前投句には1154句が寄せられ、13作品が入賞しました。
最高賞の井月俳句大賞には、東京都の飛鳥 蘭さんの作品
「更衣 昭和を脱がぬ 男たち」
伊那市長賞には、長野県の萩原 空木さんの作品
「甲冑の顎のくろがね 秋のこゑ」が選ばれました。
俳句談義も行われ、伊那市出身の俳人 伊藤 伊那男さんは、「井月は、京都で出会った俳人仲間を頼りに伊那を訪れたのではないか」と話していました。
主催した井上井月顕彰会の北村 皆雄会長は「井月の俳句を通して伊那を見直し、井月の研究をすすめ、井月を広く知ってもらう機会にしたい」と話していました。
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伊那新校の校名考えるワークショップ
2028年度開校予定の伊那新校の校名を考えるワークショップが、伊那市の伊那図書館で6日と7日の2日間開かれました。
会場には様々な言葉が書かれたカードが並べられ、それを参考に訪れた人たちが自由に校名を考えていました。
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校が再編統合する伊那新校は、2028年度開校予定です。
長野県教育委員会が7日まで募集していた校名案として、訪れた人がワークショップで考えたアイデアを応募しました。
このワークショップは、上伊那の高校生の学びを支援する団体「ネイバーシップ」が、伊那新校に通う世代の子どもたちに関心を持ってもらおうと企画しました。
ワークショップには2日間で約100人が参加し、60のアイデアを県教委に応募したということです。
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伊那中央RCが中学生とソフトボールで交流
伊那中央ロータリークラブは、南信地域の中学生が所属するソフトボールクラブとの交流会を14日に、伊那西高校グラウンドで開きました。
交流会には、伊那中央ロータリークラブの会員22人が参加しました。
伊那西高校ソフトボールクラブのメンバーが助っ人に入った伊那中央ロータリークラブチームと、「イ~ナJr.ソフトボールクラブ」が試合を行いました。
「イ~ナJr.ソフトボールクラブ」は、2021年に発足しました。
伊那中央RCは、今年6月に団旗を贈るなど、発足当初から支援をしています。
今回は、顔の見える交流をしようと、初めて企画したものです。
試合の合間には、円陣を組み士気を高めていました。
ゆっくりとした球を投げてもらうなどハンデをもらいますがなかなかヒットが打てず、「イ~ナJr.ソフトボールクラブ」が4対3で勝利しました。
伊那中央RCでは、今後も定期的に交流会を開いていきたいとしています。
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西町区で敬老会
15日は敬老の日です。
伊那市の西町区では75歳以上を対象に敬老会が14日に西町公民館で開かれました。
敬老会には、西町区に住む75歳以上の高齢者、701人のうち81人が出席しました。
地元の伊那小学校の児童がお祝いのメッセージを発表しました。
児童がお祝いの言葉とともに出席者一人一人に花とメッセージカードを手渡しました。
春日博区長は「区内では34人が米寿を迎えました。今日は楽しいひと時を過ごしてもらえたら嬉しいです」と話していました。
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長野県華道教育会伊那・飯田支部の華道展
長野県華道教育会伊那支部と飯田支部の華道展が伊那市のくぬぎの杜で13日と14日の2日間開かれています。
会場には15の流派の作品102点が展示されています。
華道展は、県内の7支部が持ち回りで開いていて、伊那市で開かれるのは9年ぶりだということです。
伊那支部では「個性豊かな作品が並んでいます。多くの人に来てもらい花を楽しんでほしい」と話していました。
長野県華道教育会伊那支部と飯田支部による華道展はあすまでくぬぎの杜で開かれています。
入場は無料です。
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木質バイオマス発電所の稼働率28%にとどまる
伊那市高遠町の上伊那森林組合内にあり6月から稼働している、伊那木質バイオマス発電所の稼働率が目標の28%にとどまっていることが分かりました。
これは11日市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問により明らかになったものです。
6月11日から8月19日にかけての発電所の稼働日数は目標の63日に対し17日で約28%にとどまっているということです。
伊那市ではその理由として燃料のガス化の際に発生する大量の灰がフィルターにつまりエンジンの自動停止が繰り返されていることによるものとしています。
これについて現在、設置業者が順調な稼働ができるように対応しているということです。
伊那木質バイオマス発電所は今年6月に完成し稼働が始まりました。
流木や松枯れの被害木などを燃料に発電する施設です。
伊那市はこのバイオマス発電により今年度から3年間の計画で「エネルギー自給モデル」の実証実験を行っています。
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10月に仁科五郎テーマの公演
戦国時代の高遠城主、仁科五郎盛信に焦点を当てた舞台公演「足跡に、花筏」のリハーサルが6日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
リハーサルでは役者が衣装をつけてセリフや動きの確認を行っていました。
公演は高遠城址公園開園150周年記念事業実行委員会が行うものです。
舞台に立つのは伊那市を中心に活動している社会人劇団咲花座のメンバーです。
内容は高遠城を攻めた織田軍を迎え撃つ高遠城主、仁科五郎盛信の姿を描いたものでオリジナル作品です。
咲花座は「繰り広げられるチャンバラアクションを楽しんでもらいたい」と話していました。
舞台公演「足跡に、花筏」は来月11日土曜日の午後6時から12日日曜日の午前11時からと午後3時からの3回行われ、入場は無料です。
また高遠城の歴史を学ぶ場として市内の小学5・6年生の希望者を招待しています。
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伊那市モバイルクリニック 新たに2つの医療機関が参画
伊那市は、現在12ヶ所の医療機関で運用している移動診療車モバイルクリニックに、新たに2ヶ所が参画することを明らかにしました。
これは12日に開かれた伊那市議会一般質問で、白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
モバイルクリニックには現在、市内の内科8ヶ所、産婦人科1ヶ所、婦人科1ヶ所、薬局2ヶ所が参画しています。
これに加え、今年の11月から伊那市荒井の木村内科医院、鷲見産婦人科が加わります。
白鳥市長は、モバイルクリニックの受診者を増やすため、今後も伊那市医師会を通して医療機関への周知を進めていくとしています。
モバイルクリニックは昨年度200件の利用がありました。
今年度も200件の利用を目標としています。
10月には、2台目のモバイルクリニックが導入され、産婦人科専用として運用されます。
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下水道に関する展示
9月10日の下水道の日に合わせて、下水道に関する展示が伊那市役所で行われています。
会場には下水の処理についてまとめた模造紙や、市内のマンホールが展示されています。
下水道の役割の一つとして雨水の排水があり、台風の多いこの時期の9月10日が全国で下水道の日とされています。
展示では油や猫砂などを下水道に流さないように呼び掛けています。
他に下水道に関するクイズが展示されています。
コップ一杯の牛乳を川に流すと魚が住むために風呂11杯分の水が必要ということです。
展示は17日水曜日まで伊那市役所で行われています。 -
ふるさと納税返礼品 区域外の梨が混在していたことが判明
伊那市・箕輪町・南箕輪村は、3市町村で生産されたものとして贈っていたふるさと納税返礼品の梨と梨ジュースについて、区域外のものが含まれていたことが判明したと、11日に発表しました。
ふるさと納税の返礼品として登録していた梨の一部について、伊那市・箕輪町・南箕輪村で生産されたものとしていましたが、ほかの南信地域で生産されたものが半数以上の割合で混在していた恐れがあることが8月19日に分かりました。
また、梨ジュースも、この梨を使っているため、ほかの南信地域で生産された梨の割合が半分以上になるおそれがあるということです。
寄付状況は、去年10月から今年8月までに、3市町村合わせて全国から16,789件、寄付額は2億4,830万5,500円となっています。
この実態を受け、返礼品の寄付の募集を8月19日に停止しましたが、すでに寄付金を受け付け、返礼品が未送付のものは、対応を検討しているということです。
今回返礼品を提供していた箕輪町の事業者が扱っているほかの返礼品についても、現在調査中だということです。
伊那市と箕輪町・南箕輪村は、この返礼品提供事業者に、地場産品基準について改めて遵守するよう指導しました。
また、伊那市と南箕輪村は、この事業者への損害賠償請求についても検討する可能性があるとしています。
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江戸時代の女中 絵島の法要
江戸時代中期に起きた絵島生島事件で、高遠に流刑された絵島を偲ぶ第285回忌の法要が、6日、墓のある伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
この日は、蓮華寺の裏にある絵島の墓に、伊那市と東京都三宅村の関係者が花を手向け、手を合わせました。
絵島生島事件は、江戸時代中期、大奥の女中だった絵島と、歌舞伎役者の生島新五郎の遊興で1500人が処罰された一大スキャンダルです。
発覚後、絵島は江戸から高遠に、生島は三宅島に流されました。
蓮華寺によると、絵島は、高遠に流されて生涯を終えるまでの31年間、信仰のため囲み屋敷から蓮華寺に通ったということです。
その際に、使用したという駕籠が、本堂に残されています。
絵島生島の縁で、毎年、伊那市と三宅村の関係者が集まり法要が行われています。
伊那市の白鳥孝市長は、「過去の皆さんの延長に我々がいることを感じる。この縁を大切にしていきたい」
三宅村の山高 亜紀子村長は、「海と山を越え生島の思いを連れて、法要を重ねていきたい」と話していました。
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小境さん 彫刻作品展「こころ」
伊那市出身で東京都在住のアマチュア彫刻家、小境隆男さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、木や粘土で製作した仏像など、およそ40点が並べられています。
小境さんは、伊那市東春近出身で、東京都練馬区在住の79歳です。
40年ほど前に彫刻を始めた頃は、魚や鳥の作品を作っていました。
20年ほど前、京都や奈良の寺を訪れたことがきっかけで仏像の彫刻作品を作るようになったということです。
実物や資料を見ながら細部までこだわっていて、目力を強くすることがポイントだということです。
作品展は、15日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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トルコギキョウの出荷がピーク
上伊那が県内一の生産量を誇るトルコギキョウの出荷が現在ピークを迎えています。
このうち、伊那市東春近の花卉農家北原みづほさんのハウスでは、7月中旬から出荷が始まり、秋の彼岸を前に現在ピークを迎えています。
北原さんは、6棟のハウスで、白や紫、マーブル模様のものなど20種類近くを栽培しています。
ピーク時は、5人のスタッフで朝6時半から昼頃まで収穫をしているということで、多い時には1日1,000本にのぼるということです。
今年はおよそ4万本の出荷を見込んでいます。
JA上伊那によりますと、上伊那のトルコギキョウの生産量は県内1位で、去年は245万本出荷されたということです。
北原さんによると、成長する過程で、なるべく早く枝を整理することでつぼみが上に集中し、綺麗な花になるということです。
収穫した花は、ハウス近くの選花場に運び、葉を落としてから出荷されます。
出荷作業は、10月末まで行われるということです。
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伊那弥生ケ丘高校音楽会 3B最優秀賞
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が、伊那文化会館で9日に開かれました。
最優秀賞には、3年B組が選ばれました。
音楽会では、1年生から3年生までの合わせて15クラスが、練習の成果を披露しました。
審査の結果、「ほらね、」を歌った3年B組が最優秀賞に選ばれ、アンコール演奏を行いました。
伊那弥生ケ丘高校音楽会の模様は、10月18日から、121chで放送予定です。
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防犯ポスター審査会 特賞7点決まる
伊那防犯協会連合会などによる防犯ポスターの審査会が9日に伊那警察署で開かれ、県の審査会へ推薦される7作品が選ばれました。
審査会には、伊那署管内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から中学3年生の作品291点が集まり、各学年の特賞が決まりました。
小学4年生の部は、箕輪中部小学校の種山華さん、
小学5年生の部は、伊那東小学校の池上心葉さんと、髙橋柚希さん、
小学6年生の部は、箕輪中部小学校の中坪良介さん、
中学1年生の部は、春富中学校の小平結月さん、
中学2年生の部は、春富中学校の井上紗綺さん、
中学3年生の部は、春富中学校の戸田央弥さんの作品が選ばれました。
特賞に選ばれた7作品は、県の審査会に推薦されます。
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アド・コマーシャル株式会社 伊那市に小学生の学習用ノート13,000冊を寄贈
伊那市の広告代理店アド・コマーシャル株式会社は4日、小学生の学習用ノート13,000冊を伊那市に寄贈しました。
市役所に、アド・コマーシャル株式会社の赤羽悠一社長らが訪れ、福與雅寿教育長にノートを寄贈しました。
ノートは、国語、算数、社会、自主学習用、自由帳合わせて
13,000冊で、市内の全小学生およそ3,200人に配布されます。
アド・コマーシャル株式会社は4年前から伊那市にノートの寄贈を行っています。
ノート制作には、市内外の13の企業が協賛しました。
赤羽社長は「子どもたちにはそれぞれの個性を活かして勉強して、最後のページまで使い切ってほしい」と話しました。
ノートはすでに教育委員会を通して、市内の各小学校に配布されています。
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曼荼羅の作品並ぶ展示16日(火)まで
曼荼羅を作家独自の世界観で描く展示「第10回銀河のロータス展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、諏訪市を中心に活動している「曼荼羅アーティストの会」のメンバー16人の作品およそ300点が並んでいます。
油絵や水彩画など使用する画材は様々です。
伊那市在住の竹村美紀さんの作品「ありがとう曼荼羅」も展示されています。
8年ほど前から曼荼羅アートを描き始めた竹村さんは、ありがとうで円を描いています。
言葉で伝えるのが難しくても、絵にすれば伝えられるという想いで作品を手掛けているということです。
期間中は、メンバーによるワークショップも行われています。
第10回銀河のロータス展は16日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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移住定住促進に向け手良で交流会
去年7月に田舎暮らしモデル地域に指定された伊那市手良地区で、移住定住促進に向けた意見交換を行う交流会がてらとぴあで7日開かれました。
交流会には、手良の住民や移住してきた人、今後移住を希望する人など32人が参加しました。
参加者は、グループに分かれ「手良に住んでいてよかったこと、困ったこと」について話し合いました。
参加者からは、良かったこととして「景色が良く、自然を感じられる」、困ったこととして「移住してすぐは屋号がわからず、会話についていけなかった」などの意見が出ていました。
手良地区は、去年7月に伊那市の「田舎暮らしモデル地域」に指定されました。
それに伴い有志が、田舎暮らしサポート委員会を設立し、PRや移住希望者のサポートを行っています。
この交流会は、移住定住を促進するにあたり、まず区内で横のつながりを深めようと初めて開かれました。
委員会では、今回出た意見を参考に今後の活動につなげていきたいとしています。
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薪を山荘へ 西駒んボッカ大会
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある伊那市の西駒山荘に薪を運ぶ登山レース「西駒んボッカ」が7日に行われました。
今年のレースには県内外から過去最多の260人がエントリーしました。
伊那市の鳩吹公園から西駒山荘までの
およそ11・6キロ、標高差1,750メートルを駆け上がりました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束を運びます。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として2013年に始まり、2017年からはストーブの燃料の薪を運び上げています。
3キロの部の優勝は、伊那市出身で駒ヶ根市在住の北原崇志さんでタイムは2時間14分40秒でした。
15キロの部の優勝は、新潟県の貝瀬淳さんで、タイムは2時間25分51秒でした。
運び上げられた薪は、西駒山荘
に設置されたストーブで使用されます。
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市内の高齢者長寿を祝う 白鳥市長が福澤さん100歳を訪問
15日の敬老の日を前に、伊那市は今年度100歳を迎える高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
9日、白鳥孝市長が伊那市山寺の福澤章子さん宅を訪れ、市と国からの祝い品などを渡しました。
福澤さんは大正14年、1925年の6月生まれで、今年100歳です。
松本市出身で、駒ケ根市や南箕輪村などで教師を務め、43歳で退職しました。
現在は、趣味の折り紙で様々な作品を作っています。
米寿の時に作った千羽鶴は、一羽一羽に、福澤さんが出会った人の名前が刻まれています。
また、若い人の人生相談に乗ることもあり、評判を聞きつけて、県外からも相談が来るそうです。
白鳥市長は、「長い間、伊那市発展のためにご尽力いただき、感謝しています。今後もお体を大切に、末永く幸せに過ごしてほしい」と祝いました。
伊那市では今年、男性3人、女性38人が100歳を迎えます。
最高齢は、男性が106歳、女性が108歳です。
市では、88歳、100歳、最高齢の高齢者、合わせて535人に祝金や祝品などを贈ります。
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伊那北高校と伊那市議会が意見交換
伊那市の伊那北高校の生徒と市議会議員との意見交換会が25日に、市役所で開かれました。
意見交換会には、伊那北高校の2年生32人と市議会議員21人が出席しました。
生徒と議員は7つのグループに分かれ意見を交わしました。
あるグループでは、「新校建設に伴い、部活動で使っている体育館が取り壊される。他の施設への移動に時間がかり、練習量が減ってしまうことが心配だ」との生徒の意見に対し議員は、「マイクロバスを運行した場合、決まった時間に乗ることができますか?」などとやりとりしていました。
若者の政治や地域への関心を高め、選挙での投票率向上や議員の若手候補者を増やすことを目的に開かれたものです。
グループごとの意見交換の後、生徒らは「遠い存在に感じていた議会が身近に感じることができた」「ただお願いするのではなく、自ら動くことも必要だと感じた」などと感想を発表しました。
伊那市議会では、「参考になる意見がたくさんあった。何かあればいつでも相談にのります」と話していました。