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羽広菜のかぶ漬け作業始まる
信州の伝統野菜に認定されている伊那市西箕輪の羽広菜のかぶ漬けの漬け込み作業が10日からみはらしファームで始まりました。
10日は羽広菜生産加工組合の組合員など6人が前日に収穫した羽広菜かぶ、およそ200キロを加工しました。
作業はかぶを水で洗った後に傷んだ部分や根を切り落として漬ける大きさにしていきました。
味噌、酒粕、砂糖、塩を混ぜ合わせたものに、かぶを漬け込んでいきました。
今年は全部で1.2トン漬ける予定だということです。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べてシャキシャキとしていて辛みや旨味があるのが特徴だということです。
西村かほる組合長は「伝統を守りながら、若い人にも食べてもらえるようなかぶ漬けを作っていきたい」と話していました。
11月下旬には店頭に並ぶ予定で、みはらしファームのほか、伊那市と箕輪町のベルシャイン、南箕輪村のファーマーズあじーな、通信販売などで購入できるということです。 -
小学生が地元企業の仕事を体験
小学生に地元企業の仕事を体験してもらい将来について考えてもらうイベント「このまちのおしごとごっこ」が伊那市の伊那商工会館で14日行われました。
14日は事前に申し込みをした小学生が地元企業などの21ブースで1人3つの仕事を体験していました。
このうち有限会社原口製パン所のブースでは「パン屋さん体験」でサンドウイッチを作っていました。
子どもたちはお店で実際にサンドウィッチを作る工程と同じように、中に入れる具の量を計って食パンにサンドしていました。
有限会社FLOWERPEACE南信州サンスイのブースでは「お花屋さん体験」で壁掛けのクリスマスツリーを作っていました。
完成したものはスタッフが持ち帰るためにプレゼントの形にラッピングして渡していました。
また、伊那ケーブルテレビのブースでは原稿を読むアナウンスとカメラに分かれ、ニュース制作を体験していました。
「このまちのおしごとごっこ」は伊那商工会議所青年部が開いたもので今年で4回目です。
小学生に地元企業の仕事を体験してもらうことで将来へのイメージを膨らませてもらいたいと開かれました。
14日はおよそ270人が集まったということです。
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上伊那郡市バレーボール選手権大会
上伊那郡市バレーボール選手権大会が6日伊那市の伊那弥生ケ丘高校で開かれました。
大会には、箕輪進修、伊那北、赤穂、駒ヶ根工業と上伊那農業・伊那弥生ケ丘合同チームの5チームのほか、上下伊那の中学校の選抜2チームが出場し、リーグ戦が行われました。
この大会は、チームの交流と技術の向上を目的に上伊那バレーボール協会が毎年春と秋に開いています。
上伊那バレーボール協会では「新型コロナの影響で思うように練習ができない時期が続く中、大会を通じて技術を磨いてほしい」と話していました。
大会の結果、駒ヶ根工業高校が優勝しました。
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元プロボクサー 越本隆志さん講演会
元プロボクサーで第34代WBC世界フェザー級王者の越本隆志さんによる講演会が、13日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
越本さんは、福岡県出身で現在50歳の元プロボクサーです。
日本人最年長となる35歳の時に世界フェザー級の王者となりました。
講演会では、越本さんが世界チャンピオンになるまでの道のりについて話をしました。
越本さんは、思うような結果が得られずボクシングから離れた経験や、怪我で医師から引退を進められたことなどを紹介し、「失敗を経験ととらえ挑戦することでタイトルを獲得することができた。好きなことだからこそ、あきらめずにがんばれば叶う道はある」と話していました。
講演会は、一般社団法人伊那青年会議所が開いたもので、会場には約50人が訪れました。
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伊澤修二を顕彰する記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京音楽学校、今の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二を顕彰する伊澤修二記念音楽祭が30日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
35回目となる音楽祭は文化芸術のまち伊那市実行委員会などが開いたもので高遠中学校、春富中学校、高遠小学校、高遠北小学校、高遠高校が参加しました。
新型コロナウイルスの影響で去年は中止となり今年も規模を縮小しての開催となりました。
音楽祭では高遠北小学校5、6年生の児童が東京芸術大学の教授から指導を受けた音楽劇、「狐にだまされた話」を披露しました。
ほかには東京芸術大学の学生が木管楽器などを演奏しました。
伊澤修二記念音楽祭の模様は12月に放送します。
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子どもの成長祝う七五三詣
子どもの成長を祝う七五三詣が13日伊那市東春近の春近神社で行われました。
春近神社では新型コロナウイルス感染防止のため参拝は時間予約制で行われました。
神殿内にはパーテーションが設置され宮司もマスクをつけて祈祷していました。
祈祷が終わると子どもには千歳飴が渡されていました。
花畑樹彦宮司は「新型コロナにより学校や地域の行事が中止、縮小されるなか家族の行事だけでも大切にしたいという気持ちを感じることができた。」と話していました。
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介護予防自主グループの交流発表
伊那市内で活動する介護予防自主グループの交流発表会が伊那市のいなっせで11日開かれました。
11日は10団体、およそ100人が選んだ曲に合わせて手足を動かす体操を発表しました。
このうち令和3年度の伊那市いきいきサポーター養成講座の受講者たちでつくるグループは、市の合併10周年を記念して伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんが作詞作曲した「このまちいいな」の曲に合わせて体操を発表をしました。
伊那市東春近の渡場筋トレ教室は歌謡コーラスグループ「純烈」の曲に合わせて体操を発表していました。
発表会は今回で4回目です。
去年は新型コロナの影響で中止になりましたが、今年は形を変え無観客で、グループを発表ごとに入れ替えて行いました。
11日の発表の様子は伊那ケーブルテレビが収録し、ご覧のチャンネルで12月に放送する予定です。
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刑務所作業製品展示即売会
受刑者が作った家具や小物の展示即売会が、13日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
革靴や家具など全国の刑務所から477種類およそ2600点が集まり買い物客で賑わっていました。
展示即売会は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所などが開いたものです。
売れ筋商品は、横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸で、落ちにくい汚れをきれいにすると評判だということです。
こちらは、丸で囲った獄の字が大きく書かれている、マル獄シリーズで商標登録されています。
松本少年刑務所は、木曽のネズコやサワラで作った木彫品の他、便箋を販売しています。
会場には他に、財布や名刺入れなどの革製品や金属製のバーベキューコンロなども並んでいます。
売り上げは、原材料費や犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者がつくった刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で14日まで開かれています。
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伊那年金事務所 「こども絵画展」
11月の「ねんきん月間」に合わせて、伊那市の伊那年金事務所では「こども絵画展」が開かれています。
11日は伊那市の竜北保育園の園児22人が事務所を訪れ、自分たちが描いた絵を観賞していました。
絵は「将来の夢」をテーマに、お菓子や車などを題材に夢を描いていました。
「こども絵画展」は年金を少しでも身近に考えてもらおうと、平成30年から伊那年金事務所で開かれていて、今年で4回目です。
日本年金機構では「ねんきん月間」の最終日11月30日を「年金の日」と定めていて、インターネットから自分の年金情報を確認できるサービス「ねんきんネット」の活用を推進しています。
「ねんきんネット」への登録は日本年金機構のホームページか伊那年金事務所の窓口で申し込めるということです。
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福祉に尽力 伊那市の2人知事表彰
長年社会福祉に尽力した人におくられる知事表彰 社会福祉表彰の障がい者福祉分野で伊那市の2人が受賞し、11日表彰状が伝達されました。
11日は伊那市の伊那合同庁舎で伝達式が行われました。
伊那市ますみヶ丘の加藤キヨさん81歳です。
加藤さんはますみヶ丘と横山の身体障害者福祉協会の支部長を、これまで23年間務めてきました。
伊那市野底の滝澤美智子さん76歳です。
滝澤さんも野底と福島の身体障害者福祉協会の支部長を25年間務めてきました。
令和3年度の知事表彰 社会福祉表彰は県内で42人が受賞し、そのうち障がい者福祉分野では5人が受賞しました。
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伊那市中学生キャリアフェスがオンラインで開催
伊那市内の中学2年生が大人とふれあい、将来を考える伊那市中学生キャリアフェス2021が11日、オンラインで開催されました。
キャリアフェスは、伊那市内6校の中学2年生、およそ600人が参加しました。
新型コロナ感染防止のため、エレコムアリーナを配信拠点にして上伊那の企業や団体など70か所をオンラインでつなぎました。
伊那中学校では生徒たちがタブレット端末を使い、希望する企業に接続して仕事内容などの話を聞いていました。
キャリアフェスは伊那市中学生キャリアフェス実行委員会が将来を考えるきっかけにしてもらおうと毎年開いていて、今年で4回目となります。
ほかに、スマホ世代で手紙を書かない生徒もいることから、事前に手紙を書き、市内の中学校へランダムに配り読んでもらう、600人の手紙交換も行われました。
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特殊詐欺99万円余り被害
今月6日、伊那市内の60代女性が99万円余りをだましとられる特殊詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと被害にあったのは伊那市内の60代女性で被害金額は99万8,644円です。
今月6日に被害者宅に市役所職員を名乗る男から電話があり「保険料が4万5,000円不足しています。今すぐに振り込んでください。」などと言われました。
被害者は市内のATMに行き男と携帯電話で話をしながら男の指示どおり操作をしました。
その後通帳を記帳したところ他人名義の口座に99万円余りを振り込んだことがわかり被害に気付いたものです。
伊那署では保険料の払い込みの名目でATMを操作させるものは詐欺を疑うよう呼び掛けています。
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看板建築保存へ 一部を取り外し
伊那市の通り町の西澤デパート一帯で進められている再開発事業にともない、10日看板建築の一部が保存の為取り外されました。
看板建築の一部を取り外しているのは、伊那市創造館の捧剛太館長と通り町の町並みや歴史を研究する伊那市荒井の小平和夫さんです。
取り外しを行っているのは、酒販店正藤酒店がテナントとして借りていた店舗です。
看板建築は、店の正面のかべを洋風に装飾した昭和の建築様式で通り町ではレトロな建物が今に残っています。
小平さんによりますと、この建物は昭和25年に建てられ、銅板を使った看板建築としてはもっとも新しいものだという事です。
保存しているのは雨戸などをしまっていた戸袋で、幅80センチ、高さは160センチ程で江戸小紋の模様が施されています。
この歴史的な建物の一部を保存しようと、小平さんが捧館長にもちかけ実現しました。
取り外した、戸袋は創造館で保管され、修復などが行われる事になっています。
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石仏ガイドツアーで道路情報を収集
自転車で伊那市高遠町の石仏を巡るモニターツアーにあわせ、道路状況を調査するためのデータ収集が10日行われました。
ツアーは伊那市地域おこし協力隊の石井基裕さんが企画したもので、市民など5人が参加しました。
今回のツアーは電動アシスト自転車を使い、高遠町にある石仏など7か所を巡るもので移動距離はおよそ10キロです。
参加者の自転車には、スマートフォンが取り付けられGPSによる位置情報や自転車の速度、カメラによる映像がデータとして記録されます。
伊那市では道路舗装などを手掛ける大成ロテックと包括連携協定を結び、自転車や車椅子などで移動する際により安全で快適に利用できる道路整備の在り方や、課題の検証を行っています。
伊那市と大成ロテックでは収集したデータなどを分析し、道路の安全性の指標となるものを作っていくとしています。
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伊那西小5年生 親子で餅つき
伊那市の伊那西小学校5年生は親を招いて餅つきを10月31日行いました。
最初に児童たちは蒸したもち米の味を確認していました。
餅は総合学習の一環で、10月初めに収穫した白毛もちを使っています。
もち米六升を臼の中に入れ、親子およそ30人が途中で交代しながら餅つきをしていました。
ついた餅は親子で協力しながら、ちぎって味付けをしていました。
新型コロナ感染予防のため、完成した餅は家に持ち帰りました。
残ったもち米は教諭や保護者に販売し、売上は学習に役立てるということです。
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公園の水銀灯 ボランティアで清掃
伊那市電設業協会と上伊那電気工事協力会伊那地区は、市内3つの公園の水銀灯の清掃をボランティアで9日行いました。
9日は雨の中、メンバーおよそ30人が6班に分かれ、春日公園、伊那公園、高遠ほりでいパークの3つの公園の水銀灯の清掃を行いました。
高所作業車を使い、普段清掃することが難しい所を掃除しています。
他に電球や配線の確認もしました。
清掃は毎年1回行われていて、今回で21回目です。
9日は3つの公園のおよそ110基の水銀灯を清掃したということです。
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秋の全国火災予防運動 街頭啓発
秋の全国火災予防運動が9日から始まりました。
伊那消防署では、朝の通勤時間帯に合わせのぼり旗を持って ドライバーに火災予防を呼びかけました。
伊那市の中心市街地では、伊那消防署の署員6人がのぼり旗を持ち、通勤中のドライバーに火災予防を呼びかけました。
秋の全国火災予防運動は、9日から15日までの7日間です。
ストーブなどの暖房器具を使い始める時期となり、機器の故障や消し忘れで火災が増える傾向があるということです。
新型コロナ感染拡大防止で、チラシの配布や消防車両の展示などは行わず、去年からのぼり旗での街頭啓発を行っています。
上伊那広域消防本部管内の今年の火災の件数は8日現在55件で、去年の同じ時期に比べ8件減少しています。
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第3回伊那VALLEY映画祭 11日から始まる
映画を通して伊那谷の宝や価値を見出す「第3回伊那VALLEY映画祭」が11日から伊那市のかんてぱぱ西ホールで行われます。
8日は、オンラインで記者会見が行われ、映画祭実行委員長で映画監督の北村皆雄さんが、概要を説明しました。
映画祭は、映画を通して地元の歴史や文化、風土に目を向け、地域の宝や価値を見出すものです。
伊那VALLEY映画祭実行委員会と井上井月顕彰会が開いていて、今年で3回目になります。
11日から13日の3日間、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで行われ、三六災害などの災害、戦争、伊那の教育・歴史をテーマにした映画を上映します。
制作者によるトークも行われるということです。
映画祭では、伊那ケーブルテレビが制作した作品も上映されます。
新型コロナ対策のため、3日間とも午前と午後の完全入れ替え制で、定員は各回先着75人だということです。
入場は無料です。
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伊那市中央 城倉孝雄さん宅の枝垂れもみじが見ごろ
伊那市中央の城倉孝雄さん宅の枝垂れもみじが見ごろとなっています。
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伊那市ドローン物流サービス MCPC Award2021で最高賞
伊那市とKDDIが行っているドローン物流サービスが、先進的なモバイルシステムの活用事例を表彰する「MCPC Award2021」のユーザー部門で、最高賞のグランプリと総務大臣賞を受賞しました。
MCPC Awardは、モバイルシステムの導入により、業務の効率化やコスト削減などの成果をあげた事例を顕彰し表彰するものです。
伊那市は、中山間地域の買物困難者解消の手段として、KDDIが開発したシステムを使い、補助者なしで自律飛行が可能なドローン物流を、去年8月に始めました。
この取り組みが、今年のMCPC Awardで最高賞となるグランプリと総務大臣賞を受賞しました。
国内初のドローン物流サービスとして1年を超える運用実績を持ち、中山間地域の住民の日常的な暮らし・買物支援に貢献している点が評価されたということです。
また、併せてモバイルパブリック賞を受賞しています。 -
ケーブルテレビ杯サッカー大会 東春近が優勝
第15回ケーブルテレビ杯少年サッカー上伊那6年生大会が、7日、伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、伊那市の東春近少年サッカークラブが初優勝しました。
大会には、上伊那の少年サッカーチーム11チームが参加しました。
決勝戦は、オレンジのユニフォーム東春近少年サッカークラブと、青のユニフォーム南箕輪FCジュニアの対戦となりました。
前半、東春近の今井奈緒斗君が先制点を挙げます。
対する南箕輪は、後半、キャプテンの宮澤真太君がシュートを決め同点となります。
その後東春近の原一途君がシュートを決め1点を追加します。
そのまま逃げ切り、2対1で東春近が初優勝を果たしました。
この大会の模様は、来月4日からご覧のチャンネルで放送します。
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高遠在来とうがらしフォーラム
高遠在来とうがらしの魅力について語るフォーラムが、伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで10月30日、開かれました。
フォーラムでは、信州大学農学部准教授の松島憲一さん、料理研究家の横山タカ子さん、株式会社八幡屋磯五郎の室賀栄助社長が、とうがらしの魅力や家庭で楽しめるレシピなどを紹介しました。
このうち、松島さんは、高遠在来とうがらしについて話をしました。
松島さんは「高遠てんとうなんばんは、上向きに生えるのが特徴で、鷹の爪よりも辛味がマイルドです。
芝平なんばんは、下向きに生え、高遠てんとうなんばんの2倍の辛さです」と話していました。
また、「とうがらしを活用して、地域農業を明るくし食文化を豊かにしましょう」と呼びかけていました。
横山さんは、とうがらしを使ったドライカレーや醤油漬けのレシピを紹介しました。
室賀社長は、高遠てんとうなんばんを使った七味を紹介しました。
フォーラムを企画した、高遠在来とうがらし保存会は、「伝統あるとうがらしを知ってもらい、日常の中で使うヒントにしてほしい」と話していました。
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故・矢澤章一さんの自作アンプを使ってコンサート
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館は、去年4月に亡くなった伊那市の郷土史研究家、矢澤章一さんが作ったアンプを使ったコンサートを開きます。
8日は、有賀克明館長が、アンプから音が出るかテストを行いました。
矢澤章一さんは、伊那市高遠町出身の郷土史研究家で、去年4月に91歳で亡くなりました。
矢澤さんは、研究の傍ら、趣味で無線機やオーディオ機器の収集や製作を行っていました。
歴史博物館では、矢澤さんが自作したオーディオ機器の中から、真空管を使ったアンプでコンサートを開催しようと、アンプのテストを行いました。
アンプは3台あり、CDデッキに繋いで音楽を流し、ひとつずつ音が出るかチェックしていました。
3台すべてで音が出ましたが、そのうち1つはほかの2つに比べて音質が悪いということです。
高遠町歴史博物館では、来年2月20日まで、矢澤さんの資料を繙く展示「高遠今むかし」が開かれていて、開催期間中にアンプを使ったコンサートを計画しているということです。
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高遠高校の生徒が製作した看板を設置
伊那市の高遠消防署は、秋の全国火災予防運動に合わせて高遠高校の生徒が描いた看板を8日、お披露目しました。
こちらが、高遠高校芸術コース美術専攻の生徒9人が描いた看板です。
燃え上がる炎を鳳凰、それを消す水をイルカとクジラで表現したということです。
高遠消防署では、12年前から高遠高校の生徒が描いた看板を設置し、火災予防の啓発を行っています。
上伊那広域消防本部によりますと、ことしに入って発生した火災の件数は、7日現在55件だということです。
高遠消防署は「この看板が地域の人や通りかかった人の火災予防につながってほしい」と話していました。
看板は、1年間設置するということです。
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森JOY たき火と森を感じるをテーマに開催
森を楽しむイベント「第4回森JOY」が7日に、伊那市の鳩吹公園隣りの市民の森で行われました。
今年は、「たき火と森を感じる1日」をテーマに、トークやワークショップ、コンサートなどが行われました。
小学校で森と木を活かした授業を行っている教諭らによるトークでは、それぞれの取り組みを紹介していました。
森JOYは、市が進める50年の森林ビジョンを官民で応援する伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で4回目です。
今年は、新型コロナ対策として入場を制限した他、伊那ケーブルテレビとオンラインで生中継しました。
フィナーレを飾った森のコンサートでは、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんの演奏に合わせて、オペラ歌手の髙橋正典さんと伊那北高校合唱部の生徒が歌声を響かせていました。 -
「上戸ふれあい花だん」 看板お披露目会
伊那市西箕輪上戸の「上戸ふれあい花だん」に設置された看板のお披露目会が7日開かれました。
看板には南アルプスの山々を撮影した写真が転写されています。
7日は「上戸ふれあい花だん」に看板を設置した上戸環境保全会のおよそ30人が集まり、完成を祝いました。
会は去年から本格的に遊休農地を花だんとして整備し花を植え始めました。
看板は、花とともに目の前の景色を楽しんでもらいたいと設置されました。
会では8日、花だんの葉牡丹を保育園などに届けるということです。
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伊那まちBASEがオープン前に内覧会
伊那市のタウンステーション伊那まちの跡地に福祉、飲食、観光の機能を備えた情報交流の拠点、伊那まちBASEが8日にオープンします。
7日は内覧会が開かれ、関係者がテープカットを行いました。
伊那まちBASEはいなっせ向かいの通り町商店街、旧タウンステーション伊那まちの跡地に開設されました。
福祉面では、日本財団が中心となって開設をすすめている、子ども第三の居場所コミュニティモデルとして、ひとり親世帯の子どもや不登校の子どもたちの居場所づくりをすすめるとともに、地域の人たちが交流できる場を提供します。
飲食面ではシェアキッチンを備え、飲食業者の創業支援を行います。
観光案内所としても新しい観光のあり方を提案していくということです。
シェアキッチンやショップスペースは、申請をすれば誰でも利用することができます。
子どもからお年寄りまで気軽に立ち寄ることができる交流の場を目指していて、みんなでつくるみんなの居場所をテーマにしているということです。
利用時間は午前8時から午後10時までで、年中無休で利用できるということです。 -
伊那ケーブル 西山生産森林組合にテレビ寄贈
伊那市の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、高遠町藤沢御堂垣外の西山生産森林組合に大型テレビを6日寄贈しました。
6日は、伊那ケーブルテレビの向山賢悟社長らが御堂垣外公民館を訪れ、西山生産森林組合の伊藤博組合長理事に目録を手渡しました。
贈ったのは、55インチの4K液晶テレビです。
伊那ケーブルテレビは、昭和61年1986年の開局に合わせ、東京キー局の電波を受信するアンテナを西山生産森林組合が管理する御堂垣外の山林に設置しました。
デジタル化に伴いその役目を終えたことから、今年アンテナを撤去し、これまでのお礼にとテレビを寄贈しました。
贈られたテレビは御堂垣外公民館に設置されるということです。
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つくしんぼ保育園がシクラメン販売
伊那市御園のつくしんぼ保育園は、6日からニシザワ双葉食彩館でシクラメンの販売を行っています。
シクラメンは、1鉢1,400円です。
11月の毎週土日の午前10時から午後2時30分まで販売しています。
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梅垣佐知子さん宅 菊が見ごろ
伊那市美篶の梅垣佐知子さん宅では、菊が見ごろとなっています。
91歳になる梅垣さんは、25年ほど前から菊を育てています。
庭には、13種類、60鉢の菊が並べられています。
これから花を咲かすものもあり、11月中旬ごろまで楽しめるということです。