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男性専用の健康フィットネス オープン
伊那市のMEGAドン・キホーテUNY伊那店に、男性専用の健康フィットネス、メンズ・カーブスが、11日にオープンしました。
オープニングセレモニーには、メンズ・カーブスを運営する株式会社玉扇グローバルの関係者やスタッフなどが参加しました。
メンズ・カーブスは男性専用の健康フィットネスです。
筋トレと有酸素運動を組み合わせた運動を、1日1回30分行います。
コーチが常駐していて、それぞれに合ったトレーニングメニューで体を動かすことができます。
11月末まで、入会金や1か月の会費が無料になるキャンペーンを行っています。
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西春近新そば祭り
伊那市の西春近公民館で、西春近新そば祭りが2日に行われました。
会場では、かけそばともりそばの2種類が1杯600円で提供されました。
西春近産のそば粉を使用した二八そばです。
昼頃には多くの人が新そばを食べに訪れていました。
この日はおよそ800杯を用意したということです。
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伊那北高校演劇部 登戸研究所を学ぶ
伊那市の伊那北高校演劇部の生徒は、第二次大戦末期に上伊那地域に疎開した旧陸軍の秘密機関「登戸研究所」を題材に劇で演じるため、調査研究会のメンバーから10日に話を聞きました。
この日は伊那北高校演劇部の9人が話を聞きました。
講師は登戸研究所調査研究会のメンバーで伊那北高校非常勤講師の竹内豊一さんです。
竹内さんは登戸研究所平和資料館のパンフレットに沿って説明をしていきました。
伊那北高校の演劇部は、竹内さんの提案で登戸研究所について学び劇で演じる予定です。
よりリアルに演じてもらおうと、証言ビデオも用意しました。
部員たちは話を聞いた後、早速構想を練っていました。
劇は来年1月中の発表を目指しています。
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那須寿美さん メルヘンアートの作品展
伊那市の那須寿美さんによるメルヘンアートの展示会が、南箕輪村久保の多機能型事業所ほっとジョイブ こむぎ工房で開かれています。
会場には、那須さんが描いたメルヘンアート31点が展示されています。
作品は、パステルと色鉛筆で妖精や動物が描かれています。
那須さんは、今年5月、伊那市のメルヘンアートの技術やその世界観を学びました。
今回多くの人に作品を見てもらおうと、初めて展示会を開きました。
展示会は14日まで、南箕輪村久保のほっとジョイブ こむぎ工房で開かれています。
時間は午前10時半から午後6時までで、土日祝日は休みです。
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高遠高校の生徒製作 火災予防看板
秋の全国火災予防週間に合わせ、伊那市高遠町の高遠消防署で、高遠高校の生徒が製作した火災予防看板が11日にお披露目されました。
看板は高遠消防署が高遠高校に依頼して毎年製作されています。
炎に立ち向う消防士に対しての尊敬と心強さを表現したということです。
高遠消防署の若林豊署長は「この看板を見てみなさんが火の用心してくれると思います」と話していました。
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伊那市小沢で畳を焼く火事
10日午後6時40分頃、伊那市小沢の住宅で、畳や障子を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
火事があったのは伊那市小沢の田畑秀明さん宅です。
木造2階建ての住宅で、畳や障子、衣類、カセットコンロを焼きました。
火は5分後の10日午後6時45分に消し止められました。
伊那警察署では屋内から出火したものとみて調べを進めています。 -
伊那フィル 40周年定期演奏会のチケットを寄贈
今年創立40周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団は、12月7日に開かれる定期演奏会に子どもたちを招待しようと、チケットを10日に伊那市に寄贈しました。
10日は、指揮者の横山奏さんら4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に定期演奏会のチケットを手渡しました。
伊那フィルは、1985年に創立し、12月7日に40周年の定期演奏会を開きます。
9日は、富県ふるさと館で練習が行われました。
演奏する曲は、チェコの作曲家スメタナの6つの交響詩からなる連作交響詩「我が祖国」です。
横山さんによると、この曲をつくったころスメタナは耳が聞こえなくなっていて、想像で作曲したため難曲だということです。
チケットは、伊那市内の21の小中学校と、市内にある4つの高校にそれぞれ10枚ずつ贈られます。
入場料は、大人1人1,000円で、会場となる伊那文化会館などで販売しています。 -
長谷小 創立50周年
伊那市長谷の長谷小学校が今年度で創立50周年を迎え、記念式典が10月31日に校内で行われました。
記念式典には長谷小の全校児童65人の他に長谷中の生徒や来賓、保護者が出席しました。
長谷小学校は昭和51年(1976年)に旧伊那里小学校と旧美和小学校が統合し開校しました。
福永佐枝子校長は「開校以来地域に支えられてきました。これからも地域全体で学校を作り上げていきたいです」と式辞を述べました。
記念式典のあとは小中合同音楽会が開かれました。
長谷中3年の南アルプス太鼓のオープニングで始まりました。
児童・生徒は劇や合唱を学年ごとに披露し、50年の節目を祝いました。 -
伊那エンジェルス隊が国の紹介事例に
内閣府の、年齢にとらわれず生き生きとした生活を送るエイジレス・ライフを実践している高齢者グループの紹介事例に、上伊那地区の防犯ボランティア団体「伊那エンジェルス隊」が選ばれました。
10月15日は、伊那市役所で伝達式が行われ、白鳥孝市長から伊那エンジェルス隊の唐澤良二隊長に賞状が手渡されました。
地域での社会参加活動を積極的に行っている高齢者グループの紹介事例に選ばれました。
伊那エンジェルス隊は、1998年に結成された防犯ボランティア団体で、現在20人が所属しています。
地域の安全安心を守るため、伊那警察署などと連携し特殊詐欺被害防止のための啓発活動やイベントでのパトロール活動などに取り組んでいます。
伊那エンジェルス隊の唐澤隊長は。
今年度は全国の50団体が申請し、32団体の事例が選ばれています。
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中尾歌舞伎「三六災害半世紀」
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の秋季公演が中尾座で9日に行われ、三六災害をテーマにしたオリジナルの演目が披露されました。
今回の演目は、中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」です。
演目は、昭和36年、1961に伊那谷で起きた豪雨災害を題材にしています。
幕末の農村を舞台にしていて、長雨による土石流で、兄の忠勝は、妹を亡くします。
10年後、再び同じような土石流が起こり、忠勝が村や家族を守るという物語です。
大蛇を土石流に見立てていて、大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。
公演は、伊那ロータリークラブと中尾歌舞伎保存会が主催するものです。
伊那ロータリークラブのメンバーは照明を担当しました。
会場の外では、演目が三六災害であることから、天竜川上流河川事務所が災害についてまとめたパネルの展示をしました。
中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」は、来年1月に121chで放送を予定しています。 -
ふれあい消防広場
9日から始まった秋の全国火災予防運動に合わせ、消防体験を通して防火や防災意識を高めてもらうイベント「ふれあい消防広場」が9日、伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
上伊那広域消防本部には家族連れなどが訪れ、消火器や救助体験などを行いました。
救助体験では担架をロープで引き上げていました。
子どもたちは署員にサポートしてもらいながら体験を楽しんでいました。
また、子ども用の消防服の試着も行われました。
着替え終わると消防車の前で記念撮影をしていました。
ふれあい消防広場は毎年この時期に開かれています。
9日はおよそ120人が訪れたということです。
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つくしんぼ保育園 シクラメン販売
伊那市御園のつくしんぼ保育園は、ニシザワ双葉食彩館で、8日からシクラメンの販売を行っています。
つくしんぼ保育園では、園舎の修繕など、保育環境の改善に役立てようと、毎年シクラメンを販売しています。
市内のシクラメン農家が育てたもので、1鉢1,600円です。
花の販売は、11月の毎週土日の、午前9時30分から午後3時30分までとなっています。
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受刑者が作った製品展示即売「伊那矯正展」
全国の刑務所の受刑者が作った製品を展示、販売する「伊那矯正展」が7日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
会場では、全国のおよそ70か所の刑務所の受刑者がつくった291品目、2000点の製品が販売されています。
伊那矯正展は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所が開いているものです。
一番人気の商品は、横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
汚れがよく落ちるということです。
ほかには丸で囲った獄の字が入った前掛けなどのマル獄シリーズも人気です。
木製の大型犬も入れる犬小屋やベンチなどもあります。
松本少年刑務所は、木曽のサワラなどで作った木彫品を販売しています。
ランチョンマットは新商品だということです。
売り上げの一部は、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で9日(日)まで開かれています。 -
西春近法音寺の本堂 上棟式
伊那市西春近にある法音寺で、建て替えが進められている本堂の上棟式が7日に行われました。
法音寺は、西春近南小学校近くにあります。
旧本堂は、安永8年1779年に建設されました。
築240年余りが経ち老朽化が進んだため、同じ場所に新しい本堂を建てることになり、ことし春に取り壊されました。
7日に行われた上棟式には、檀家をはじめ、西春近南小学校の児童や西春近南保育園の園児など、およそ300人が参加し、工事の安全と寺の繁栄を祈りました。
式では、棟木を打ち固める「槌打ちの儀」や綱を引いて棟木を引き上げる「引綱の儀」など日本の伝統的な建設儀式が行われました。
神事が終わると、餅や菓子などがまかれ、集まった人たちが手を伸ばして受け取っていました。
新しい本堂は木造平屋建てで、地元産のヒノキや松などが多く使われています。
建物の事業費はおよそ1億4000万円となっています。
2019年に、本堂建設委員会が発足し、これまで準備が進められてきました。
法音寺の新しい本堂は、来年12月に完成する予定です。
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伊那市長谷の植野忠司さん 木とあかりと家具展
伊那市長谷の木工職人、植野忠司さんの作品展「木とあかりと家具展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで7日から始まりました。
会場には木製の家具や小物など、植野さんの作品およそ50点が展示されています。
作品は、全国各地から取り寄せたケヤキ、さくら、ヒノキなどの木を組み合わせて作られています。
着色は行わず、木、本来の色や形を活かした作品づくりをしているということです。
展示されている作品は購入することも出来ます。
「木とあかりと家具展」はかんてんぱぱホールで、13日木曜日まで行われています。
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古い着物で作られた猫展示 古裂いな猫の日々
伊那市の旧井澤家住宅で、古い着物を使って作られた猫の作品展、「古裂いな猫たちの日々」が開かれています。
旧井澤家住宅の居間には、古い着物を使って作られた猫が伸びをしたり、あくびをしたり、かごの中で寝たりしている、猫の日常を切り取った作品、およそ40点が展示されています。
駒ヶ根市の人形工房、とらきち工房の草田美津保さんとその生徒10人の作品です。
発泡スチロールと粘土で体を作り、そこに明治や大正の頃の着物の端切れを張り付けて作りました。
旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会では「古民家ならではの展示をぜひ楽しんでほしい。」と話していました。
展示は14日金曜日まで行われています。
旧井澤家住宅の入館料は一人200円、高校生以下18歳未満は無料です。
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戦後80年展 創造の翼を広げる作家たち
戦争を体験した作家などの作品が並ぶ「戦後80年展 創造の翼を広げる作家たち」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、戦時中から現代までの作家16人の、絵画や立体作品48点が展示されています。
信州高遠美術館では、戦後80年の節目に、戦中・戦後の創作活動を振り返るとともに、平和への願いを込めた現代作家の作品を見てもらおうと企画しました。
戦時中に創作活動をしていた10人の収蔵作品と、上伊那地域の現代作家6人の作品が並んでいます。
「戦後80年展 創造の翼を広げる作家たち」は、来年1月30日(金)まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生以下および18歳未満は無料です。
1月10日には、学芸員と現代作家6人によるギャラリートークが予定されています。
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医労連が処遇改善や賃上げ訴える
医療や介護・福祉施設などの職員でつくる、長野県医療労働組合連合会は処遇改善や賃上げを求めるスタンディングを6日伊那市のいなっせ前で行いました。
スタンディングには組合員10人が参加しました。
組合によりますと、医療、介護現場はスタッフ不足により疲弊しているのが現状でそれが離職者の増加につながり、利用者への対応にも影響しているということです。
組合では安全、安心の医療・介護体制を守るため、賃上げと処遇改善を求め、魅力のある職場づくりにつなげていきたいとしています。
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向山さんジャベリックスローで2連覇
伊那市の東部中学校3年、向山和果さんは、10月に三重県で開かれた陸上競技の全国大会でジャベリックスロー競技に出場し2連覇を果たしました。
4日は、向山さんと東部中学校陸上部顧問の桐山勝次教諭が市役所を訪れ、福與雅寿教育長に優勝を報告しました。
向山さんは、10月に、三重県で行われたジュニアオリンピックカップのU16女子ジャベリックスローに出場しました。
本番2日前の練習で足を捻挫したということですが、結果は50メートル91センチで優勝し2連覇を果たしました。
2位とはおよそ2メートル20センチの差をつけたということです。
福與教育長は「けがのアクシデントを乗り越えての2連覇は素晴らしい」と話していました。
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寒暖差を利用 糸寒天づくり
寒暖差を利用した、糸寒天づくりが伊那市東春近の小笠原商店で始まっています。
5日の伊那地域の最低気温は4.2度で平年並みでした。
午前7時過ぎ、小笠原商店では糸寒天の天日干し作業が行われていました。
稲刈りが終わった田んぼにレールを敷いて10月中旬から天日干し作業が行われています。
寒天づくりには昼と夜の寒暖差が必要で、伊那市は冬は冷え込み、曇りの日が少なく晴天の日が多いことから、気候的に適しているということです。
凍結と乾燥を1週間ほど繰り返すことで、歯ごたえがよく、つやのある糸寒天ができるということです。
小笠原商店は、大正5年創業で天然の糸寒天を県内で唯一作っているということです。
小笠原(おがさわら)義雄(よしお)専務は。
寒天の原料は海藻のテングサです。
釜場では、4日の夜に煮たテングサの煮汁を半日かけて絞る作業が行われていました。
小笠原商店の糸寒天は、全国の菓子店に卸していて、羊かんに使われます。
糸寒天づくりは2026年3月頃までを予定しています。
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子どもが店長務めるフリーマーケット 8日に春日公園で開催
伊那商工会議所青年部は、来月8日に伊那市の春日公園で、子どもたちが店長を務めるフリーマーケットイベント「つながるキッズチャリティフリマ」を開きます。
10月27日は、伊那商工会館で、出店者への事前説明会が開かれ、参加する子どもとその保護者、およそ40人が参加しました。
会では、伊那商議所企画員会の宮原健委員長が、イベントの概要や運営のルールなどを説明しました。
出店するのは、事前に応募した、未就学児から高校生までの43人で、それぞれが店長を務めます。
使わなくなったおもちゃや洋服などを販売する予定です。
売り上げの一部と、会場で募った募金を市内の全小学校に寄付します。
「つながるキッズチャリティフリマ」は、8日土曜日に春日公園で午前10時から午後2時まで開かれます。
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いのちのWa!コンサートⅣ 合唱劇「雪わらし」上演
上伊那を中心とした小中高校生と、オーケストラによる音楽の集い「KOA音楽の日 いのちのWa!コンサートⅣ」が2日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンサートでは、合唱劇「雪わらし」が上演されました。
出演したのは、箕輪中部小学校のOBなどでつくる合唱団「新星合唱団」と、伊那市の東部中学校OBでつくる合唱団「いなっこ」です。
御嶽山で命を落とした子どもが、雪わらしとなって母親の元に帰ってきます。
しかし、二人は声を交わしたり抱き合ったりすることはできません。
母親と舞を踊った後、雪わらしは消えていきました。
雪わらしが消えた後、御嶽には真っ白な雪が降るという物語です。
11年前の御嶽山噴火で亡くなった人たちへのレクイエムとして、箕輪町在住の音楽家、唐沢史比古さんが作詞作曲、脚本を手掛けました。
コンサートでは他に、上伊那を中心とした小中高校、22校の合唱団などによる合唱が披露されました。
このコンサートのために、全国各地の奏者で編成される、いのちのWa!オーケストラによるクラシック音楽の演奏も行われました。
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伊那商工会議所 唐木会頭再任
伊那商工会議所の臨時議員総会が10月31日に伊那市のJA上伊那本所で開かれ任期満了に伴う役員改選で会頭に唐木和世会頭が再任されました。
唐木さんは現在74歳で廣瀬建設工業株式会社の社長です。
2019年から会頭を務め、3期目となります。
3期目にあたり唐木会頭は「地方の活性化を目指し、中小企業が利益を出せるように取り組んでいきたい」と挨拶しました。
臨時議員総会では副会頭の選任も行われました。
再任で株式会社BISO社長の吉澤文男さん。
新任で社会保険労務士法人田畑事務所所長の田畑和輝さん。
新任で株式会社南信化成社長の唐澤淳さんです。
正副会頭の任期は2028年10月31日までの3年間となっています。
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信州の名工 畳工・小松敏男さん
卓越した技能を持ち、県内の産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に、伊那市手良の小松敏男さん75歳が選ばれました。
信州の名工に選ばれたのは、伊那市手良中坪の小松敏男さん75歳です。
50年以上に渡り、伊那市手良で南・小松畳店を営んでいます。
上伊那農業高校定時制に通いながら、中央の伊藤畳店で修行を始め、7年間腕を磨いたのち、独立して南・小松畳店を開業しました。
現在は、住宅用の畳を中心に製作し販売しています。
丁寧な仕事を心がけてきた小松さんは「周りの人のおかげで受賞できた。今後も畳の良さを伝え普及に努めたい」と話していました。
信州の名工には、小松さんを含め16人が選ばれています。
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伊那北高校 小体感謝祭で体育館に別れ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の開校を控え、解体工事が始まる伊那北高校の小体育館で思い出作りイベント「小体感謝祭」が3日に行われました。
伊那北高校の小体育館では吹奏楽部や、軽音楽部によるステージ発表が行われ、訪れた伊那北高校OBなどが演奏を聴いていました。
4メートル四方の紙に、訪れた人の手形でヒマワリを描く、手形アートの制作も行われました。
伊那北高校の小体育館は広さ880平方メートル、鉄筋モルタル造で、昭和37年、1962年に建てられました。
当時、長野県は財政難だったため、体育館の建設費用1125万円のうち、750万円を、同窓会、PTAなどで負担しました。
小体育館は3日の感謝祭を最後に使用中止になり、解体工事に入ります。
跡地には、伊那新校の校舎、西棟が建てられる予定です。
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伊那市表彰式典 13人1団体を表彰
文化の日に合わせて、伊那市の地方自治や産業、保健衛生などに功績のあった個人や団体を表彰する式典が、3日に、市役所で行われました。
市役所で行われた伊那市表彰式典では、13人と1団体が表彰され、このうち12人と1団体が出席しました。
式典では、白鳥孝市長が受賞者に表彰状を贈りました。
地方自治功労が2人、消防功労が4人、寄付功労が1団体、教育文化功労が1人、産業功労が4人、保健衛生功労が2人です。
受賞者を代表して、産業功労を受賞した、上伊那郡伊那土地改良区前理事長の平澤正弘さんは、「これからも伊那市の発展に尽力していきたい。」と謝辞を述べました。
白鳥市長は、「市民を代表して、皆さんの功績に感謝と敬意を表します。今後も様々な場面でお力添えをいただければ幸いです。」と式辞を述べました。
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地蜂の巣 重さ競うコンテスト
クロスズメバチ・通称地蜂の巣の重さを競うコンテストが、伊那市西箕輪のみはらしファームで1日に行われました。
会場には、段ボール箱に入れられた地蜂の巣が持ち込まれました。
煙幕を焚いて、蜂を眠らせます。
箱から取り出して、巣を解体していきます。
蜂が飛び出さないように、ネットが張られたテントの中で行われました。
解体が終わった巣は計りに載せられ重さを測ります。
今年は伊那市地蜂愛好会の会員24人から巣が集まりました。
優勝は、伊那市中央の伊藤 祐一さん。重さは3.2キロで、今年の参加者唯一の3キロ越えでした。
会員は、春先から夏にかけて野山ですがれ追いを行って見つけた直径5センチほどの巣を持ちかえり、餌などを与えて育ててきました。
近年は猛暑の影響で、全体的に大きく育たず、会員それぞれに苦労しているということです。
コンテストに出品された巣は、1キロ9,000円で販売され、多くの人が買い求めていました。
伊那市地蜂愛好会では、伊那谷の伝統文化を未来に伝えていきたいとしています。
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土蔵獅子舞7年ぶり奉納
伊那市東春近の春近神社で例大祭が開かれ、地元の下殿島に伝わる土蔵の獅子舞が7年ぶりに奉納されました。
土蔵の獅子舞は約200年前から下殿島土蔵常会に伝わる伝統芸能で土蔵獅子舞保存会により受け継がれています。獅子は雌獅子で優雅な舞い方が特徴です。
春近神社の例大祭で毎年奉納していましたが、コロナ禍などで途絶え、今回7年ぶりに復活しました。
例大祭では子どもたちによるお囃子も奉納されました。
他に地元の小学生による春近神楽の奉納もありました。
あいにくの雨となりましたが、境内には住民が集まり地域の伝統芸能を楽しんでいました。
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高遠でもみじ祭り 9日まで
伊那市高遠町の高遠城址公園でもみじ祭りが1日から9日までの日程で始まりました。
高遠城址公園のもみじは現在色づき始めとなっています。
初日はオープニング式が行われました。
伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長は「桜だけでなくもみじも定着してきた。通年でたくさんの人に高遠を満喫してもらいたい」と話しました。 -
信州こころんで施設まつり・新そば祭り
伊那市東春近の障がい者就労支援B型事業所「信州こころん」 の施設まつり・新そば祭りが1日・2日の2日間行われています。
1日は、高遠町産のそば粉を使った新そばが手打ちされ、1杯500円で、訪れた人に提供されました。
信州こころんは、障がい者就労支援施設で、そばやうどんを提供しているほか、薪の販売や、野菜や花の栽培を行っています。
25人の利用者が登録していて、薪割りや接客などを行っています。
2010年にオープンし、今年15周年を迎えました。
訪れた人は、新そばを楽しんだり、きのこや野菜を買い求めたりしていました。
こころんでは、イベントを通して、障害者福祉について知ってもらうとともに、利用者の工賃アップを目指しています。
平均工賃の実績は、昨年度は月額38,600円程でしたが、今年度は4万円以上を目指しています。
施設まつり・新そば祭りは2日も行われます。時間は、午前10時から午後2時30分までです。