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広域連合議会 来年度当初予算案など可決
上伊那広域連合議会2月定例会が28日開かれ、総額23億8,000万円となる来年度の一般会計当初予算案など11議案が提出され、原案通り可決されました。
上伊那広域連合の来年度の一般会計当初予算案は総額23億8,000万円で、今年度と比べ1億2,900万円少なくなっています。
主な事業として、伊那中央清掃センターとクリーンセンターたつのの解体工事に1億3千700万円などとなっています。
上伊那広域連合では、来年度から2年間で2施設の解体を行う計画です。
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イベントの中止・延期情報
新型コロナウイルス感染症の影響によるイベントの中止・延期情報です。
伊那市は、27日、市が主催するイベントや講座の中止・延期を発表しました。
中止は、29日の春読~春を感じるお茶会~、こどもひろば、
1日の信大中国人留学生友好交流餃子パーティ、
3日の料理教室、
5日の高遠北小学校おはなし会、古文書教室、
3月7日のみんなで学ぶ防災教室・第18回チューリップ祭り、第16回スプリングコンサート、
8日のお雛祭りお茶会、
10日の音楽あそび、健康長寿のための「食から作ろう健康講座」、
11日のソフトテニス教室、
13日のG・G5フライデーコンサート、
14日のおはなし会、川畠成道ヴァイオリンリサイタル、
16日の子育て教室、
18日のいーな元気応援セミナー、
20日の春休み子ども人形劇場、
27日の童謡唱歌教室 ふるさとの四季 春編です。
随時開催されている、シルバーハウジングいきいき館行事・地域活動支援センターの各教室・脳いきいき教室、認知症カフェ、保健センターで行われているリハビリ教室・筋力アップ教室・長谷リハビリ教室、ひまわり会は中止となります。
会議などの中止は、2日の買い物・移動支援地域づくりネットワーク会議、5GとICT・IOTセミナー、
4日の介護予防自主グループ代表者会、
5日のケアマネ連絡会幹事会、
8日の伊那市を考えるセミナー、
12日の女性教室です。
随時開催されている、各地区の民生児童委員協議会、上伊那圏域地域自立支援協議会専門部会、介護相談員派遣事業は中止となります。
延期は、3月8日のカメラ講座、
13日の空き家の総合相談会、
14日の空き店舗見学会です。
箕輪町では、3月7日のみのわ子どもメッセ2020、
14日のおはなしこんにちはが中止となっています。
南箕輪村では、3月7日の親子わんぱくランド2020、
15日のジビエ料理体験教室が中止となっています。
29日からかんてんぱぱホールで予定されていた「よみがえれ古布手造り仲間達展」は中止となります。
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新型コロナウイルス 影響・対策
新型コロナウイルスの感染者が県内でも確認されたことを受け、県や市町村、医療機関などでは対応に追われています。
県教育委員会は、学校現場でのウイルス感染防止対策として、県立の高校の卒業式は、生徒、教職員のみの出席とするなどの方針を26日にまとめました。
生徒、教職員に感染が確認された場合は中止にするとしています。
その他、式典全体の時間短縮・マスクの着用・アルコール消毒など感染予防対策の徹底を呼び掛けています。
上伊那の県立高校8校では、学校によって時間短縮を予定しているということです。
行事などにも影響が出ています。
伊那市の春富中学校は、来月9日~11日に予定していた修学旅行を延期することを決めました。
伊那市創造館・伊那図書館学習室・いなっせ4階の学習室、7階のちびっこ広場は、28日から3月17日まで利用を中止します。
伊那市の伊那中央病院では27日から面会を全面的に禁止しています。
主治医が許可した場合のみ面会は可能となり、付き添いが許可された場合は、付き添い許可証が発行されます。
洗濯物・生活用品の受け渡しは、スタッフステーションで取り次ぐとしています。 -
いなテレショップ移転オープン
伊那ケーブルテレビのいなテレショップが、伊那市山寺の新しいマンション、グランデえちごや1階に27日、移転オープンしました。
店内が広くなり、客席は4席用意されています。
また、駐車場は店舗横に完備されています。
いなテレスマホは月々1,480円から販売しています。
移転記念として、今月29日までに新規申込をした方には、商品券3,000円分がプレゼントされます。
いなテレショップの営業時間は、午前10時から午後6時で、定休日は月曜日と火曜日です。
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東ティモールパラ選手が伊那市視察
東ティモールのパラリンピックチームの選手らが26日、事前合宿の候補地としている伊那市の視察に訪れました。
この日は、東ティモールのパラリンピックチーム団長のセサリオ・ダ・シルバさんをはじめ、選手らが陸上競技場を視察しました。
選手のテオフィロ・フレイタスさんは、左足に麻痺があるということです。
2018年のアジアパラ競技大会の陸上400メートルで金メダルを獲得しています。
フレイタスさんは、競技場を走って感触を確かめていました。
視察には、日本東ティモール協会会長の北原巌男さんが協力していて、大使館の臨時代理大使も現地を確認していました。
また、この日は団長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長を表敬訪問しました。
白鳥市長は「伊那市は標高が高い場所も多く、高地トレーニングに向いている。選手に見てもらい魅力を感じてほしい」と話していました。
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スマート林業部会最新機材デモ見学
伊那市新産業技術推進協議会のスマート林業部会は、最新技術を使った機材のデモンストレーションを、伊那市西春近の山林で25日見学しました。
伊那市や林業関係者など部会のメンバー15人が森林整備業・平澤林産の作業現場に集まり、最新機材のデモを見学しました。
こちらがその最新機材の集材機です。
伐採した木材を、ワイヤーロープを使って運びます。
オペレーターはコントローラーを使い遠隔で操作します。
本体の動作状況は、専用のアプリを通してタブレットで確認できます。
あらかじめ設定した距離まで、全自動でリールを巻取り、人が離れて作業できるため、安全性の確保と生産性の向上が見込めることが最大の特徴です。
部会の一員で、西春近の平澤林産は、全国で初めてこの機材を導入したということです。
平澤林産は、「自動化することで人的ミスによる事故を防ぐことができ、省力化も見込める」と話していました。
見学したある参加者は「今後、ドローンと連携して作業することで更なる効率化が見込めると思う」と話していました。
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伊那養護学校 劇で感謝伝える
伊那市の伊那養護学校中学部1年生は、おもてなしプリンの掛け紙づくりで協力してもらった人たちに感謝を伝える劇を25日、披露しました
この日は、南箕輪村の大芝研修センターで、伊那養護学校の生徒およそ20人が、掛け紙づくりの感謝を伝える劇を発表しました。
劇は自分たちで考えたもので、悪者に盗まれた掛け紙を障がい者スポーツのフロアホッケーやボッチャで対戦して取り返すという内容です。
会場には地域住民や保護者など、およそ20人が集まり、劇を鑑賞しました。
伊那養護学校では去年の12月から、地域との繋がりを作ろうと、大芝の湯などで販売されているおもてなしプリンの掛け紙を作り、販売しました。
劇の後には大芝高原の各施設に、手作りのドライフラワーでアレンジしたリースや写真立てを贈りました。
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テレビで注文 7月からスタート
伊那市と伊那ケーブルテレビが共同で進める「ICTライフサポートチャンネル」の概要が、25日に開かれた伊那市議会全員協議会で説明されました。
この日は伊那市役所で市議会全員協議会が開かれ、概要が説明されました。
伊那ケーブルテレビの画面上でリモコンを使って買い物サービス、交通サービス、医療サービス、安心サービスが受けられるもので、専用機器とインターネット環境が必要です。
高齢者のみ世帯など対象となる世帯は、伊那市が導入費用の一部を補助する予定で、専用機器の購入や工事などの初期負担は5,500円、利用料は月額2,200円となっています。
またサービスのひとつ、買い物サービスは「ゆうあいマーケット」という名称で7月から行われます。
画面上で注文した商品が店舗からドローンで地域の公民館などに運ばれ、公民館に取りに行くか地区ボランティアが届けるというシステムです。
来年度は非持、溝口、黒河内、中尾でサービスの提供が始まり、順次地域を拡大していくということです。
ドローン配送システムと併用して、軽自動車でも配達を行う予定です。
事業費はおよそ3千500万円を見込んでいます。 -
新型コロナ 県内で初の感染
長野県内で25日、新型コロナウイルスへの感染が初めて確認されました。
長野県は25日、松本保健福祉事務所管内で60代の男性1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
県内で感染が確認されたのは初めてです。
これを受け伊那市では、「新型コロナウイルス感染症対策本部」を立ち上げました。
対策本部は、新型インフルエンザ発生時と同様の対策行動計画に沿って対応を行います。
当面は、会議やイベントの対応や、学校・保育園の休校・休園基準などについて検討することになっています。
また、伊那保健福祉事務所には新型コロナウイルス感染症に関する帰国者・接触者相談センターが設けられています。
伊那保健福祉事務所では、相談の目安を、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上、高齢者や持病がある人は2日以上続く場合。強い倦怠感や息苦しさがある場合などとしています。
また伊那市では、発熱や風邪の症状がある場合は学校や会社を休み、外出を控えること、毎日体温を計ること。また妊婦や子どもは重症化しやすいので早めに相談することなどを呼びかけています。
この日開会した市議会3月定例会で、市内中学校の修学旅行の実施について笠原千俊教育長は「国や県の方針や情報をもとに慎重に検討を進めていきたい」と話しました。
市内6校の中学校のうち、春富中学校は3月に、その他の5校は4月に修学旅行を予定していることから、現在学校でも検討が進められています。
箕輪町・南箕輪村の教育委員会でも同様の対応をとるとしています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、3月5日から伊那文化会館で予定されていた「県芸術文化総合フェスティバル」と、「県水墨画協会南信地区会員展」、4月19日の伊那フィルハーモニーファミリーコンサートの中止が決まっています。
また、伊那中央病院で26日に予定されていた「一般緩和ケア研修会」も中止されました。 -
移住検討者に企業の魅力をPR
首都圏から伊那市への移住・定住を考えている働き盛り世代を対象に、地域に魅力的な仕事があることを知ってもらうイベントが23日、東京都新宿区で行われました。
イベントには、伊那市内のメッキ業や木材加工業、酒造業、飲食業など10社の経営者が参加しました。
伊那市が、移住定住を考えている人に、不安要素のひとつである地域の仕事について知ってもらおうと初めて開きました。
パネルディスカッションでは、参加した経営者らが自社の紹介をしたほか、伊那で働くことの魅力やどんな想いで仕事をしているのかなどを話しました。
㈲スワニーの橋爪良博社長は「アルプスに囲まれた田舎の伊那市にこんな会社があるんですね、と言われます。何をやっているかというと、3Dプリンターを使った造形をやっています」と説明していました。
サン工業㈱の川上健夫社長は「新しいフィールドでも情熱を傾けられるものを見つけられれば、仕事も充実するしいろんな出会いにもつながる」と話していました。
会場には首都圏に住むおよそ100人が訪れ、話に耳を傾けていました。 -
市議会3月定例会開会 44議案提出
伊那市議会3月定例会が25日に開会し、来年度当初予算案など44議案が提出されました。
市議会3月定例会には、過去最高の総額346億3,800万円の来年度一般会計当初予算案など44議案が提出されました。
一般会計当初予算案のほか、横山をアクティビティのメッカとして来年度から4年かけて整備する総額3億8,710万円の計画の策定に関する議案も提出されています。
3月定例会は、3月4日から一般質問、9日から委員会審査が行われ、16日に委員長報告と採決が行われる予定です。 -
伊那RC60周年記念式典
伊那ロータリークラブの創立60周年記念式典が伊那市のJA上伊那本所で24日、行われました。
式典には、会員や来賓など80人が出席しました。
伊那ロータリークラブは、社会奉仕を目的とした団体で、地域貢献活動や留学生の受け入れなどを行っています。
クラブは昭和35年に発足し今年、創立60周年を迎えました。
現在会員は、伊那市内を中心に57人です。
式では、台風19号災害の義援金を長野県に、地域振興のための寄付金を伊那市・南箕輪村・宮田村に贈りました。
また、地域への隠れた貢献に光をあてる伊那ロータリー顕彰では、3団体と個人2人が表彰されました。
伊那ロータリークラブの唐木一平会長は「さらなる会員増強を図り、活動プログラムを充実させ奉仕と理想の実践にまい進したい」と話していました。
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ミドリナ白書シンポジウム
伊那市が進める50年の森林(もり)ビジョンを民間からサポートする団体「ミドリナ委員会」は、人と森の心地よい関係を考えるシンポジウムを、きょう市内で開きました。
シンポジウムでは、初めに、プロダクトデザイナーで、武蔵野美術大学教授の若杉浩一さんが、基調講演を行いました。
若杉さんは、様々な商品のデザインを手掛けてきましたが、会社の収益のためだけに働くことに疑問を感じ、デザインで地域と産業を活性化させる取り組みへと活動をシフトさせていきます。
その地元の木材を活用した家具や遊具のデザインを行い、地域や企業と連携しながら新しい価値づくりを進めているということです。
若杉さんは、「地域資源を使って地域で価値を生み出し循環する暮らしを作っていく時代が来ている」と話していました。
イベントには、150人が参加しました。教育、食、住まいなどの5つのテーマに分かれ、森林との関係性でどのような未来が描けるのかを、1日かけてディスカッションしました。
これは、伊那市が進める50年の森林(もり)ビジョンを民間からサポートする団体「ミドリナ委員会」が開きました。
委員会では、「人と森の心地よい関係」をテーマに、これからの道筋を描く白書の作成を検討しています。
白書は2年間かけて検討します。
そのための1回目の検討を行うため今回シンポジウムが開かれました。
イベントは伊那市ますみヶ丘にある地域材を使った家づくりを進める総合建設業・フォレストコーポレーションの社屋で行われました。
昼には、ジビエ料理などが用意され参加者が味わっていました。
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手作りの遊び楽しむキッズ王国
親子で手作りの遊びを楽しむイベント「キッズ王国」が23日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
会場には、小麦粘土やマラカスづくりなど室内遊びのブースが設けられました。
キッズ王国は、寒い時季でも部屋の中でできる手作りの遊びを親子で楽しんでもらおうと、市内9つの公民館でつくる伊那市公民館運営協議会などが毎年この時期に開いているもので、今年で26回目です。
富県公民館のブースでは、紙でできた魚の釣り体験が行われました。
西春近公民館のブースでは、ホウ砂と洗濯ノリ、色水を混ぜてつくるスライム体験が行われました。
この他、ボランティアスタッフで参加した春富中学校の生徒による劇や、伊那西高校吹奏楽クラブの演奏が行われ、会場は多くの親子連れでにぎわいました。
伊那市公民館運営協議会では「子どもの好きな遊びや普段では見られない新たな一面を発見してもらう機会にしてほしい」と話していました。
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歌声喫茶で日中友好
日中友好協会伊那地区本部主催の歌声喫茶in伊那が、伊那市のニシザワいなっせホールで、23日に開かれました。
ステージでは、歌声喫茶実行委員会のメンバーらが演奏を行い、集まった人たちと歌謡曲や童謡唱歌を歌いました。
歌声喫茶は、歌を通して日中の輪を広げようと、日中友好協会伊那地区本部が開いたもので、今年で2年目です。
今回は新型コロナウイルスの影響が心配されましたが、会場にはおよそ160人が集まりました。
客席からステージに招かれた男性たちがロシア民謡を歌ったり、全員で童謡に合わせて手を動かしたりと、和やかな雰囲気で会が進められていました。
日中友好協会伊那地区本部の小原茂幸会長は「歌は人と人を結び、歌声は国境も越えていきます。笑って、歌って、踊ることで楽しみを共有していきましょう」と話していました。
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アピタでいなテレスマホ大幅値引きイベント
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが、23日まで伊那市のアピタ伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
いなテレスマホは、伊那ケーブルテレビが2016年から提供している格安スマートフォンのサービスで、音声通話コースの最も安いプランで月額1,480円となっています。
イベントの期間中、いなテレスマホの申し込みをした人を対象に、くじ引きで最大5千円分の商品券をプレゼントしています。
また会場では、ケーブルテレビ、インターネット等、各種サービスもキャンペーン価格で申し込みを受け付けています。
イベントは23日までで、時間は午前10時から午後5時、アピタ伊那店1階の休憩スペースで開かれています。 -
タウンページ 伊那市内に最新版を無料配布
防災啓発情報の相互協力に関する協定を伊那市と締結しているNTTタウンページ株式会社は、最新版のタウンページを市内の事業所や家庭に無料配布します。
最新の伊那市版タウンページと別冊防災タウンページです。
タウンページは、より親しみを持ってもらおうと、高遠町のしんわの丘ローズガーデンの風景を表紙にしています。
電話番号の他に、災害必需品や災害用伝言板などについて紹介しています。
防災タウンページには、災害発生の危険性を直観的に理解できるよう、5段階の「警戒レベル」の情報が新たに掲載されました。
市とNTTタウンページは、2016年に防災情報の相互協力に関する協定を締結しています。
タウンページ・別冊防災タウンページは、今月中に市内の事業所や家庭およそ2万8,000軒に無料配布されます。
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ベースボール5体験会
伊那市西春近を拠点に活動する野球塾BASEは5人制の手打ち野球「ベースボール5」の体験会を22日、開きました。
体験会は伊那市長谷の長谷中学校体育館で開かれました。
ベースボール5は世界野球ソフトボール連盟が考案したスポーツで、柔らかいゴム製のボールを使って行い、バットもグローブも不要です。
ピッチャーとキャッチャーを置かずに5人が守備につきます。
攻撃側はホームベースの後ろのエリアからボールを手打ちします。
体験会には、市内のスポーツ少年団の子どもたち、30人が参加しました。
ベースボール5の指導資格をもつ小諸市の伊部嘉男さんが指導にあたりルールなどを解説しました。
22日は、実際にゴムボールを使って手打ちをする体験が行われました。
伊部さんは「良いスイングができていないとボールは飛びません。正しく振ることを意識してください」とアドバイスしていました。
22日は、スポーツ少年団の監督やコーチも訪れ様子を見学していました。
このイベントは、西春近を拠点に活動する野球塾BASEが初めて開いたものです。
BASE代表の唐木雅弥さんは「イベントを通して野球人口の底辺拡大につなげたい」と話していました。
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児童虐待に関する講演会
上伊那地区保護司会は児童虐待に関する研修会を、伊那市のニシザワいなっせホールで14日、開きました。
14日は、諏訪児童相談所の主任児童福祉専門員の牛澤広幸さんが「児童相談所の役割と子どもの現状」と題し話をしました。
牛澤さんは「子育てに困っていてなんとかしたいと思っている保護者が多い」とした上で「親がいくら一生懸命であっても子ども側にとって有害な行為であれば虐待になる」と説明しました。
児童虐待の防止に向け、育児支援や経済的支援を導入してストレスを軽減することなどをあげました。
諏訪児童相談所は、諏訪圏域の他、伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村を管轄しています。
児童虐待は年々、増加傾向にあり昨年度、県内では前年度に比べおよそ300件多い2370件確認されていて、特に暴言などで子どもを傷つける心理的虐待が目立つということです。
研修会には、保護司会や、民生委員など300人が参加しました。
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沢渡駅待合室竣工
建て替えが進められていた伊那市西春近のJR飯田線沢渡駅の待合室が完成し竣工式が22日、行われました。
竣工式には、関係者およそ50人が出席し、テープカットなどをして完成を祝いました。
建物は、待合室とトイレを備えた木造平屋建てで、延床面積はおよそ82平方メートル、総事業費は4500万円となっています。
地域住民や高校生、地元企業などでどんな建物にしたいか検討を重ね、地域のシンボルとなるような温もりを感じられる施設をコンセプトにしたということです。
地元の木をふんだんに使用していて待合室を支える4本の柱は伊那産材のアカマツです。
最寄り駅となっている伊那西高校からも代表者が式に出席しました。
施設内には伊那西高校の生徒たちの要望で展示スペースが設けられました。
竣工式では、伊那西高校の吹奏楽クラブが演奏を披露しました。
沢渡駅は伊那地域定住自立圏事業で運行するバス「伊那本線」のバス停にもなっていてJR飯田線の利用者の利便性向上につなげたいとしています。 -
聖火リレー伊那市は午前11時59分出発
東京オリンピック聖火リレーの出発時間と到着予定時間が21日、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から発表されました。
伊那市を聖火リレーが走るのは4月3日金曜日で春日公園下交差点を午前11時59分に出発し御園交差点に午後0時40分に到着する予定です。
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暮らしに生きる手仕事展
着物をリメイクした洋服や陶芸作品などの展示即売会「暮らしに生きる手仕事&アンティーク展」が伊那市のかんてんぱぱホールで21日から始まりました。
会場には、古くなった着物などを再利用して作った洋服や木工品、小物など上伊那を中心とした7人の作品600点が展示販売されています。
観賞用でなく生活の中ですぐ使えるもの役立つものをテーマに展示しています。
「暮らしに生きる手仕事&アンティーク展」は26日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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ラオスの留学生がラー油づくり
ラオスからの留学生が、伊那市長谷の長谷中学校で取り組んでいるラー油づくりを21日体験しました。
長谷中学校を訪れたのは、ペッダーラー・スンダーラーさんです。
塩尻市にある東京都市大塩尻高校に通う1年生です。
受け入れている箕輪町のホストファミリーと高遠のだるま市を訪れた際に、長谷中の生徒がラー油を販売しているのを知り、作り方を学ぼうと今回中学生と交流することになりました。
長谷中学校では、2016年からとうがらしの栽培を始め、2018年からラー油として製品化し販売しています。
ラオスでは唐辛子を使ったスパイスを多くの料理に使っているということです。
21日は、2年生の総合の時間にラー油づくりが行われました。
スンダーラーさんは「葱はどうして使うのか?」と質問すると中学生は「香りづけになります」と答えていました。
スンダーラーさんは、「今日教えてもらったラー油をラオスでも作りたい」と話していました。
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寸劇で人権の大切さ伝える
伊那人権擁護委員協議会は、幼い頃から人権の大切さを理解してもらおうと、伊那市の竜西保育園で20日、寸劇を披露しました。
この日はたぬきのしっぽ」を披露しました。
この寸劇は、しっぽが短いことをからかわれた子だぬきが仲間外れにされながらも、最後は仲直りするという物語です。
伊那人権擁護委員協議会は、人権尊重の啓発活動として、毎年、上伊那の保育園で寸劇を披露しています。
原孝壽会長は「友達の長所を見つけてみよう。
友達に悲しい思いをさせてしまったら謝ろう」などと呼びかけていました。
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天竜川氾濫を想定 避難誘導訓練
天竜川が氾濫したとの想定で、福祉施設の職員と伊那警察署の署員が連携して避難誘導をする訓練が、伊那市の輪っこはうす・コスモスの家で、20日に行われました。
訓練は、施設の近くを流れる天竜川が氾濫し、避難が必要になったとの想定で行われました。
車いすに乗った施設利用者役の署員を職員が車まで押していき、車いすを持ち上げて乗せていました。
今回訓練に参加したのは、伊那警察署の署員でつくる緊急災害警備隊の隊員17人です。
隊員らは、去年10月に発生した台風19号の被災地で、実際にボートを使った救助を行ったということです。
去年の台風19号を受け、災害が発生し避難が必要となった場合に備えてもらおうと今回初めて訓練が行われました。
訓練では他に、救助用ボートの体験も行われました。
利用者は、ライフジャケットを身に付けてボートに乗りました。
伊那署では「水害が発生した時は泥水が溜まり避難が思うようにいかない場合がある。この日の訓練をいざという時の参考にしてもらい今後に役立ててもらいたい」と話していました。 -
旧井澤家住宅でひな祭り
伊那市西町の旧井澤家住宅で、江戸時代から現代までの様々な雛人形を展示する第15回ひな祭りが、19日から始まりました。
旧井澤家住宅には、雛人形や吊るし雛などおよそ200点が並んでいます。
今では残っているのが珍しいとされる江戸時代の押し絵雛も並んでいます。
こちらは大正時代に作られたとされる内裏雛です。
今回は、伊那市横山の地域住民から寄贈された「どてら」という着物が展示されています。
厚く綿が入っていて、袖口が広くなっていることが特徴で、明治時代のものとされています。
普段は保管されていて、ひな祭りに合わせて展示されました。
祭り期間は、来月3日までで、2日と3日には、甘酒がふるまわれます。
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伊那養護学校 25日にお礼の発表会
伊那市の伊那養護学校中学部1年生は、おもてなしプリンの掛け紙づくりでお世話になった大芝の湯や地域の人に感謝の気持ちを伝える発表会を、25日に南箕輪村の大芝研修センターで開きます。
19日は、発表に向けて生徒たちが劇の練習をしていました。
劇は、授業で扱うものづくり、スポーツ、ダンスの3つを盛り込んだものです。
伊那養護学校は、去年から大芝の湯と協力し、おもてなしプリンの掛け紙づくりに励んできました。
販売当日は、プリンがすぐに完売したことから、購入した地域の人や、大芝の湯のスタッフへ感謝の気持ちを伝えようと発表会を企画したということです。
伊那養護学校では「掛け紙づくりで協力してもらった多くの人に劇を見てもらい、感謝を伝えたい」と話していました。
発表会は、25日(火)午前10時45分から、大芝研修センターで開かれることになっています。
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40回の節目 富県ふるさとまつり
伊那市富県の住民が歌や演劇を発表するふるさとまつりが16日
富県ふるさと館で行われました。
まつりは今回が40回の節目となっています。
まつりでは40回の節目を記念して集まった住民全員で歌を歌いました。
富県ふるさとまつりは地域住民の親睦を深めようと毎年行われていて今年は歌や踊りなど21の演目が披露されました。
会場には子どもからお年寄りまで多くの人が集まりステージを楽しんでいました。 -
伊那養護の生徒手作り作品販売会
伊那養護学校高等部の生徒が作業学習で作った作品の販売会が16日伊那市と箕輪町で開かれました。
販売会では高等部の生徒が作った作品が並び訪れた人たちが
買い求めていました。
作業学習は木工や陶芸のほか手工芸、裁縫など7つの班があり班ごとに買い物客に商品の説明をしていました。
陶芸班は皿やカップ、花瓶など模様や形にこだわった作品を販売しました。
手工芸班はブレスレットやポーチなどかわいらしさを売りにした
作品を作りました。
伊那養護学校の販売会は22日土曜日に駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店でも行われることになっていて生徒らは「心を込めて作った作品を用意したので足を運んでもらいたい。」と話していました -
伊那北陸上部OB 横断幕を贈呈
伊那市の伊那北高校陸上部が今年で100周年を迎えるのを記念し、OBでつくる「薫友会」が現陸上部に横断幕を贈呈しました。
15日は伊那市で薫友会の総会が開かれました。
総会では、薫友会の堀正秋会長から現陸上部の武田光典顧問に横断幕が贈られました。
横断幕は縦1m、横8mで、薫友会の寄付金でつくられました。
武田顧問は「横断幕をすぐに部員たちに見せたい。
部員たちの士気をより高め、目標達成に向けてがんばりたい」と話しました。
横断幕は、来月22日の「春の高校伊那駅伝」で、伊那市陸上競技場に掛けられます。
薫友会は、OB同士の繋がりの強化や現陸上部の支援を目的に2018年に発足しました。
総会ではおよそ65年前の陸上部OBが、当時の陸上部の写真を見ながら思い出を振り返りました。