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美鈴工房パッチワークキルト展
美鈴工房キルト教室の作品展示会が6日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には教室の生徒50人の作品およそ100点が並んでいます。
美鈴工房キルト教室は、上伊那の伊那、辰野、箕輪と飯田で教室を開いています。
教室では、色にこだわった作品づくりが行われていて、布の切れ端でも微妙な色合いを出すのに使えるということで、捨てないよう大切に扱っています。
代表の磯千恵子さんは「パッチワークは個性を表現する素晴らしい手法。会員の個性を見てもらいたい」と話していました。
美鈴工房パッチワークキルト展は、8日月曜日まで、伊那文化会館で開かれています。
また、会場内には作品や生地の販売コーナーもあり、売上の一部は児童養護施設たかずやの里に寄付されることになっています。 -
江副行昭さん 傘寿記念窯吹展
10月1日で満80歳を迎えたガラス工芸家、江副行昭さんの傘寿を記念した作品展が7日から伊那市長谷の工房で始まりました。
伊那市長谷のアートビレッジ信州内に工房を構え作品作りをしている江副さんは、ガラス工芸の第一人者で、土を高温で溶かしてつくる熔壌ガラスは、独特の輝きを放ちます。
昭和57年に高遠に工房を構えた江副さんは、その後長谷に活動の拠点を移しました。
今回メインに展示されているのは、宝珠およそ50点です。
2年ほど前から宝珠を題材に制作していて、熔壌ガラスの神秘的な側面が見えてきたということで、購入した人からは、願い事がかなったなどという声もあるということです。
これらの作品は、去年の12月に制作しました。
江副さんの傘寿を記念した作品展は、13日まで、伊那市長谷のアートビレッジ信州内、長谷ガラス工房ギャラリーで開かれています。 -
しんわの丘ローズガーデン秋の感謝祭
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、6日から、秋の感謝祭が始まりました。
これまで、「秋のバラ祭り」として行われてきましたが、バラの管理をしている人たちや訪れる人に感謝の気持ちを伝えようと、今年は、「感謝祭」として行われました。
ローズガーデンのバラは、春と夏、秋に咲く四季咲きで、秋の見頃は、今月末までだということです。
感謝祭は、8日(月)までで、期間中、豚汁の無料サービスやバラの -
第35回 伊那市民美術展
伊那市民美術会の会員による、洋画や工芸の作品展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で、開かれています。
作品展の35回目の開催を記念して、今回は、会場を伊那市のいなっせから信州高遠美術館に移して開かれました。
作品展には、洋画や日本画、工芸など、会員62人の作品が展示されています。
伊那市民美術会は、昭和51年に発足しました。
会員同士の親睦や技術向上、地域の文化向上を目的に活動しています。
作品展は、昭和53年に伊那まつりに合わせて1回目が開かれ、今回で35回目になります。
会長の橋爪まんぷさんは、「プロからアマチュアまで、様々な作品が並んでいるので気楽に楽しんで見て欲しい」と話していました。
第35回伊那市民美術展は、14日(日)まで、信州高遠美術館で、入場無料で開かれています。 -
伊那飲食店組合 初めての集客イベントで抽選会
伊那市と南箕輪村の303店舗が加盟する伊那飲食店組合は、4日、旅行券などが当たる抽選を行いました。
この日は、関係者が出席し、約9,200枚の応募券の中から抽選を行いました。
伊那飲食店組合では、9月1日から30日まで一か月間を「伊那飲食店組合祭り」とし、集客イベントとして、初めて、旅行券などが当たる抽選会を実施しました。
2店舗分のスタンプを押すと1回応募できるもので、約9,200の応募がありました。
特等の4万円相当の旅行券やスカイツリー ペアチケットなどのほか、スポンサー賞まで含めて、約200本の賞品が用意されました。
13日(土)に伊那市で行われるまちの文化祭で贈呈式が行われ、当選者に商品が贈られることになっています。 -
城南クラブ5連覇
40歳以上が対象の、やまびこソフトボールリーグの伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が昨夜伊那市の富士塚スポーツ公園で行われ、城南クラブが5連覇を果たしました。
決勝戦は紺のユニフォーム城南クラブと水色のユニフォーム錦西峰クラブの対戦となりました。
城南クラブは初回、ヒットなどで3点を先制し、2回にも1点を追加して優位に試合を進めます。
錦西峰クラブは4回、粘りを見せます。
この回連打で3点を返し、4対3の1点差と詰めよります。
しかし城南クラブはその後、ホームランや相手のミスなどで追加点を挙げ10対3で錦西峰クラブを破り大会5連覇を果たしました。
この模様は10月24日から伊那ケーブルテレビで放送します。 -
大地震を想定 災害拠点病院訓練
上伊那地域の災害拠点病院に指定されている伊那中央病院で6日、大地震の発生を想定した訓練が行われました。
今回の訓練は、東海沖地震が発生し、上伊那地域で死傷者が多数出ているとの想定で行われました。
伊那中央病院では、地域医療の拠点として24時間被災者を受け入れる災害拠点病院に指定されていて、毎年訓練を行っています。
病院の入口付近では、診療の順序を色によって判別するトリアージが行われ、赤い札がつけられた重症患者は病院内に設置された緊急治療スペースに運ばれていました。
今回の訓練は、平日の朝の災害発生を想定して行われました。
患者が押し寄せることが予想されることから、緑の札がつけられた軽傷の患者のスペースでは、治療が終わった人や治療が必要でない人を帰す場面も見られました。
軽傷患者のスペースにいた医師は「特に軽傷患者のスペースには多くの患者が押し寄せる可能性がある。帰して良い人か、正しい判断ができるようにしていきたい」と話していました。
災害対策本部長の川合博伊那中央病院長は「スムーズに進んだと思う。万が一のときに今回の訓練を思い出しながら動いてもらえるよう、職員に呼びかけていきたい」と話していました。
伊那中央病院では、今回の訓練の経験を災害発生時の対応マニュアルに反映させていきたいとしています。 -
「きのこ中毒防止展」 毒きのこに注意
毒きのこによる食中毒を防ごうと、伊那保健福祉事務所などによる「きのこ中毒防止展」が、伊那市狐島のAコープ伊那店で開かれています。
これは、きのこ狩りのシーズンに合わせ、毒きのこによる食中毒を防ごうと、伊那保健福祉事務所と伊那食品衛生協会が毎年開いているものです。
80種類のきのこが並べられ、毒きのこはピンク、食用に適さないものは黄色、食用は白に色分けされています。
会場を訪れた人たちは、専門の指導員から毒きのこの特徴などを聞いていました。
今年はとくに、食用のウラベニホテイシメジによく似た「クサウラベニタケ」が多く発生し、鑑別の依頼も多数あるということです。
クサウラベニタケは、誤って食べると激しい嘔吐や下痢を起こす毒きのこで、傘の裏が白からピンク色に変化し、柄がもろいのが特徴だということです。
伊那保健福祉事務所によりますと、管内では、ここ10年以上、毒きのこによる食中毒は発生していませんが、県内では、平成22年に5件発生しているということです。
きのこ中毒防止展は、明日まで、伊那市狐島のAコープ伊那中央店で開かれていて、専門の指導員による鑑別も受け付けています。 -
春日神社例大祭 子供神輿賑やかに
伊那市西町の春日神社の例大祭が6日から始まり、周辺は賑やかな雰囲気に包まれました。
宵祭りの6日は、祭りの衣装に身を包んだ子ども達が、手作りの神輿を担いで町内を回っていました。
この日は西町区内の子どもやその保護者など、およそ150人が参加し、2つの班に分かれて子ども神輿の巡行が行われました。
この日は沢地区の長持ち保存会も地区内を練り歩き、家内安全や商売繁盛を祈願して長持ち踊りを踊っていました。
春日神社は400年以上続くとされる、歴史ある神社で、例大祭も古くから続けられています。
氏子総代会長の関本健一さんは「年に一度、氏神様に感謝する祭り。感謝の気持ちを込めるとともに、地域の絆を深める祭りになれば」と話していました。
春日神社の例大祭は、あす本祭りが行われることになっています。 -
まほらいな市民大学 入学式
伊那市の生涯学習講座、まほらいな市民大学の第15期生の入学式が5日いなっせで行われました。
第15期生として入学したのは、34歳から83歳までの80人です。
学長の白鳥孝市長は、「これからの2年間、出会いと絆を大切に励んでいただきたい」と式辞を述べました。
講座は、2年間で地元出身の映画監督などの講義のほか、飯田市上郷の人形浄瑠璃の見学、地域の寺社めぐりなどが予定されています。
入学生を代表して、西箕輪の清水智子さんは、「先輩の足跡を引き継ぐよう精進する覚悟。出会いを大切に健康で明るく楽しく友情の輪を広げていきたい」とあいさつしました。
入学式記念講演では、信州ジビエの第一人者で茅野市のフランスレストラン、オーベルジュエスポワールのオーナーシェフ、藤木徳彦さんがフランス料理の食文化とジビエの魅力について話しました。
まほら伊那市民大学は、平成10年度から始まり、これまでに約900人が卒業しています。 -
朝食レシピ 試食審査会
市民から朝食レシピを募集し、朝食習慣の定着を進めていこうという伊那市の朝食レシピコンクールの試食審査会が9月30日に伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
集まった朝食レシピは、子ども部門に58作品、親子部門に4作品の62作品で、この日は、書類審査を通過した6作品の調理と試食審査が行われました。
伊那市食育推進会議が行っていて今年で4年目の取り組みです。
指定された旬の野菜10種類の中から3種類以上を使うことが条件で、どのレシピも野菜たっぷりの健康メニューとなっていました。
審査の結果、梅しそごはんにおくら納豆「さっぱり朝ごはんで賞」には、西村香穂さん。
サラダに味噌マヨネーズ、「これぞ!夏の朝食で賞」には、瀬沼柚貴くん。
野菜いっぱいオムレツにねばトマトスープ、「夏野菜で元気いっぱいで賞」には、丸山智也くん。
おくら納豆にかぼちゃのサラダ、「ヘルシーな朝食で賞」には、池田竜雅くん。
鉄火味噌に冷奴サラダ、「元気もりもり朝ごはんで賞」には、西村舞佳さん。
巣ごもり卵に野菜サラダ、「仲良しで賞」には、広瀬千代美さんと倉田夏希さんのペアが選ばれました。
食育推進会議では、今回のレシピを一般公開することにしていて、「簡単になりがちな朝食にもう一品野菜を増やしてもらいたい」と話しています。 -
幼保小の連携強化 伊那市接続時カリキュラム作成へ
伊那市は、園児が小学校に入学後すぐに学校生活に馴染めるよう事前に養うべき力を示す「伊那市接続時カリキュラム」を、今年度中に作成します。
これは、4日に開かれた伊那市保育行政審議会で、市が示したものです。
接続時カリキュラムは、入学後すぐに学校に馴染めず授業に集中できない、いわゆる小1プロブレムを解消するためのものです。
カリキュラムの内容は、基本的な生活習慣や人との関わりなど、卒園までに育てたい力と、小学校1年生の1学期末までに育てたい力を項目にし、明確化します。
市では、昨年度から保育士の小学校長期派遣を実施していて、派遣された保育士から意見を聞きカリキュラムに反映させたい考えです。
今年度中に作成し、来年度からカリキュラムに基づいた指導を実施したいとしています。 -
来年用の年賀はがき 到着
伊那市坂下の日本郵便伊那郵便局に5日、来年用の年賀はがきが到着し、社員が搬入作業に追われていました。
伊那郵便局には、年賀はがき607箱、242万8千枚が到着しました。
年賀はがきは、伊那郵便局エリア内の28局に振り分けられます。
このうち、伊那郵便局で販売するのは、108万8千枚で去年より、4万8千枚増えています。
はがきは、パソコンの普及で主流となったインクジェット紙の他、キャラクター入り、また、寄付金付きの長野県限定絵入りはがきなど11種類です。
年始の挨拶を、メールで済ませる人もいますが、関係者は「心のこもった年賀状を、1通でも多く出してもらいたい」と話します。
年賀はがきの販売は、来月1日木曜日から始まります。
投函の受付けは、12月15日土曜日からとなっています。 -
羽生田デッサンクラブ 初めての作品展
伊那市で教室を開く羽生田デッサンクラブの作品展が5日から、伊那市の伊那図書館で始まりました。
会場には、羽生田由佳さんと生徒17人の作品44点が並んでいます。
デッサンクラブは、月に2回伊那市のいなっせで開かれています。
指導する羽生田さんは、上手い絵を描くのではなく、良い絵を描くことを大切にしています。
デッサン以外にも、フラメンコの指導をしていて、「絵も音楽も踊りも、芸術には人生観が現れるところが共通している」と話します。
作品は、自分の好きなものと自画像をテーマに描かれていて、どの人がどんな絵を描いたのかが分かるようになっています。
生徒のほとんどは、デッサンを始めて2年半ということで、それぞれの個性が表れた作品となっています。
作品展は、11日木曜日まで、伊那図書館で開かれています。 -
アートビレッジ信州内に「アートスペース巧」オープン
伊那市長谷非持のアートビレッジ信州内に、芸術家の作品を展示する、「アートスペース巧」がオープンしました。
アートスペース巧は、伊那市長谷非持のアートビレッジ信州内にオープンしました。
ここに工房を構える、鍛金家の土屋豊さんが、各地の芸術家の作品を紹介するスペースを作ろうと
開設しました。
展示スペースは20坪で、現在、オープン記念として「精鋭作家招待展」が開かれています。
会場には、地元長谷や東信、県外などで活動する作家の、陶磁器や木彫
などの作品、約200点が展示されています。
アートビレッジ信州は、1995年に6人の工芸家が集まって、芸術活動の拠点として作られました。
土屋さんもそのメンバーのひとりで、発足からまもなく20年を迎えるにあたり、活動を活性化させようと、このアートスペースを作りました。
土屋さんは、今後、年4回ほど展示会を開いていきたいということです。
アートスペース巧オープン記念「東信・南信精鋭作家招待展」は、10日(水)まで、伊那市長谷非持のアートビレッジ信州で開かれていて、入場は無料です。 -
大規模事故想定し集団災害訓練
大規模な事故で多数のけが人が出たことを想定した訓練が、5日、伊那市の高遠城址公園グラウンドで行なわれました。
訓練は、マイクロバスと普通乗用車が衝突し、多数のけが人が出たとの想定で行なわれました。
伊那消防組合消防本部や、伊那消防署、高遠消防署、信州大学医学部のドクターヘリなど、90人が参加しました。
大規模な災害が起きた場合軽症から重症まで様々な状態のけが人などが発生し、現場活動は困難を極めます。
伊那消防組合ではそうした事態に迅速に対応するために、毎年訓練を行っています。
4日は、事故により、23人の死傷者が出たという想定です。
署員らは、緊急性によって患者を振り分けるトリアージを行っていました。
トリアージでは、歩ける人は、軽症の緑、意識はあるがけがをしている黄色、緊急性の高い赤色、心肺停止状態の黒の4色に分けます。
エアーテントが設置され、赤色の患者から応急処置が行われていました。
ドクターヘリが到着すると、署員らが症状を医師に伝え、緊急性の高い患者から病院に搬送していました。
伊那消防組合では、訓練を行うことにより、技術習得と、消防署同士の連携を再確認し、大きな災害に迅速に対応していきたいとしています。 -
アマランサスを具に入れた新作伊那餃子を発表
伊那市を中心とした飲食店でつくる伊那餃子会は、雑穀アマランサスを具に入れた新作伊那餃子を、4日に発表しました。
この餃子を来週末福島県で開かれる全国餃子サミットに出展し、伊那の餃子を全国に発信したい考えです。
この日は、伊那餃子会の櫻井信久会長らが、伊那商工会館で新作伊那餃子を発表しました。
伊那餃子は、これまで、皮にポップしたアマランサスを使用していましたが、よりアマランサスの特徴が出るように、今回は、具にアマランサスをいれました。
もち米のようなもっちりとした触感が具とよくからみ合うのが特徴だということです。
全国餃子サミットには、具にアマランサスを入れた水餃子に、信州みそでつくった味噌だれをかけて食べる餃子を「伊那餃子」として販売します。
全国餃子サミットは、13日(土)から福島県で開かれ、伊那餃子会を含め、全国から29のご当地餃子が出展します。
また、13日(土)に伊那市で行われる、まちの文化祭でも新作の伊那餃子を出展し、市民にPRしていくということです。 -
西駒山荘建設に尽力 孫が語る
大正2年、1913年の中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳遭難を機に、伊那市の内ノ萱と天狗の集落の人々が建設した西駒山荘。建設に命を捧げた唐木金弥さんの孫が、当時を振り返りました。
4日夜は、内ノ萱公民館に地元住民など50人が集まり、唐木金弥さんの孫の唐木好春さんの話を聞きました。
唐木金弥さんは、西駒山荘の建設を進めた中心人物です。
大正2年8月、中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳集団登山で37人が遭難し、11人が亡くなりました。
この事故を受けて、登山口のある内ノ萱と天狗の集落の人々は、事故の翌年から資金の調達をはじめ、大正4年に山荘を完成させました。
西駒山荘の石室は、このときに作られたもので、現在も使用されています。
金弥さんは、長期にわたる山荘の建設作業での体の冷えから病気に倒れ、大正4年に60歳でなくなりました。
孫の好春さんは、母親から伝え聞いた話をしました。
中箕輪尋常高等小学校の遭難があった際、内ノ萱では、半鐘が鳴り響き、救援隊がひっきりなしに出入りしたこと。下山した生徒たちは金弥さんの家に泊めて介抱したこと。金弥さんが、自分の家のことより、山のことを優先していたことなどを紹介していました。
西駒山荘は来年度、石室部分を残し、建て替えられる予定です。
集会には、白鳥孝伊那市長も参加し、「建て替えに際して、全国から募金を呼びかけているほか、資材を皆さんに運んでいただくことも検討している。みんなの力で、内ノ萱の100年前の思いを100年後に伝えたい。」と話していました。 -
伊那市の9月の平均気温22.1度 記録的残暑
伊那市の今年9月の月平均気温は22.1度と、統計開始以来過去最高となり、記録的な残暑となりました。
長野地方気象台によりますと、9月の伊那市の月平均気温は22.1度で、平年の19.5度より2.5度高く、1993年の観測開始以来最高となりました。
10月は2週目までは平年より高い気温が続くということですが、3週目以降は平年並みの気温に戻るということです。 -
伊那西高校インターアクトクラブが信大留学生と交流
奉仕活動や国際交流の活動を行っている伊那市の伊那西高校インターアクトクラブが29日、信州大学の留学生と交流しました。
交流会には伊那西高校のインターアクトクラブの部員や中国、バングラデシュなどからの留学生50人が参加し、万華鏡を作って交流しました。
伊那西高校インターアクトクラブは、奉仕活動や国際交流の活動を行っていて、信大留学生との交流は10回目です。
生徒は、留学生に工作のしかたを教えながら交流していました。
ある生徒は、「外国の人が考えていることなど、普段聞くことのできない話ができてよかった」と話していました。 -
楠洲流吟道大会
詩吟の楠洲流吟道大会が30日、伊那市のいなっせで開かれました。
楠洲流吟道大会は毎年開かれているもので、30日は450人ほどが参加しました。
詩吟楠洲流聖楠会は、上伊那の東部・竜東・竜西・伊北・伊南の5つの吟詠会で作られています。
大会では、仁科五郎盛信が織田軍と戦った様子を表現した詩、高遠城懐古を全員で吟じました。
個人吟詠の部では、初級者や中級者の部ごとに、支部の代表が発表しました。
大会に向け1年間練習を重ねてきたということで、堂々と吟を披露していました。
北原荘洲大会会長は、「皆力強く吟じていた。楠洲流の心意気を大いにしめしていた」と話していました。 -
伊那中央病院救命救急センター起工
今年4月に県から、救命救急センターに指定された伊那市の伊那中央病院で3日、救命救急センターや整備改修工事の安全祈願祭が行われました。
センターは平成25年8月完成、10月からの利用開始を目指します。
この日は、中央病院を運営する伊那中央行政組合や病院の関係者など、およそ50人が集まり、安全祈願祭が行われました。
救命救急センターは、病院本館の南側に増築され、鉄筋コンクリート2階建で、延床面積は、およそ3600平方メートル。救命救急センターには、診察室4室や、救急病室10床が設置され、2階は医師や看護師が医療技術を習得する研修センターや、がん患者サロンが新たに設置されます。
事業費はおよそ20億円で、そのうち、6億円は地域医療再生交付金の基金を活用します。
中央病院によりますと、センターの指定以降、緊急で手術などの処置が必要な、重篤の平均患者数は、1か月あたり、指定前の15人から25人に増えているという事です。
新たに増築される建屋は、来年8月に完成する予定で、本館を含めた改修工事は、再来年の平成26年3月に竣工する予定です。 -
市芸術文化大使に北村皆雄さん任命
伊那市出身で映画「ほかいびと縲怦ノ那の井月」の監督を務めた、北村皆雄さんが、伊那市芸術文化大使に任命されました。
3日は、伊那市役所で委嘱式が行われ白鳥孝伊那市長から、委嘱状が手わたされました。
北村さんは伊那市美篶出身の69歳。現在、東京で映画やドキュメンタリー番組の制作会社を経営しています。
北村さんは、映画「ほかいびと縲怦ノ那の井月」で監督を務めた経験から「映像を通して伊那の根っこにある文化を掘り起し、発信していきたい」と話していました。
伊那市は、地元出身者や市と関わりがあり、各界で活躍している著名人に市の魅力を発信してもらおうと、伊那市特命大使を設置していて、今回北村さんを、伊那市芸術文化大使として委嘱しました。
伊那市特命大使には、これまでに、子どもタレントの鈴木福君や脚本家で映画監督の三谷幸喜さん等が任命されていて、北村さんで7人目となります。 -
炎が下向き!?不思議なランプ
伊那市ますみケ丘の産直市場グリーンファームに炎が下を向いて燃える不思議なランプが飾られています。
グリーンファームの会長、小林史麿さんが灯りをつけたのは、炎が下向きに燃える、逆さランプ。
昭和初期、手元を照らす灯りとして重宝されたといいます。
このランプは知り合いの農家が倉庫にあったものを見つけ、持ちこんだものです。
農家の主人はこれが何だか分からず、初めて見た小林さんも首をひねったといいます。
この正体を知る人がいないか探したところ同じ物を持っている人が現れ、逆さランプだと知りました。
持ち込まれたときは、灯油をいれておくビンはなかったということで、小林さんがランプを譲り受けたあと自分で付けました。 -
全国障害者スポーツ大会 北原さん出場挨拶
13日から岐阜県で開かれる全国障害者スポーツ大会に、伊那市の北原伍さんが出場します。
2日は、北原さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の挨拶をしました。
北原さんが出場するのは、足に障害のある人が出場する水泳の25メートル自由形と背泳ぎです。
現在66歳になる北原さんは、生後10か月の時に股関節脱臼を発症したことから、右足に障害があります。
石川県で生まれ育った北原さんは、小さい頃から海で泳ぐのが好きだったと話します。
全国大会への出場は、1981年と、2000年以来3回目で、これまでに金メダル1つと銅メダル2つを獲得しています。
大会まで1か月を切った頃から毎日練習をしていて、1日に500メートルは泳ぐということです。
白鳥市長は「1つでも上の順位を目指して頑張ってください」と激励しました。
全国大会は、15日から岐阜県で開かれます。 -
上伊那林産協同組合 伊那市に寄付
上伊那地域の木材店などでつくる上伊那林産協同組合は、森林整備費として50万円を2日、伊那市に寄付しました。
2日は、上伊那林産協同組合の都築透理事長ら3人が、市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金50万円を手渡しました。
現在組合には、上伊那地域の木材店や建設業者26社が加盟していて、地域貢献として森林整備や木材製品の設置などを行っています。
都築理事長は「木材利用により自然を守るとともに、組合も発展できればうれしい」と話していました。
寄付金は、鹿嶺高原の整備と木製ベンチの制作費用に充てられるということです。 -
伊那市上牧で女性が車にはねられ大けが
1日の午後6時50分頃伊那市上牧で84歳の女性が車に跳ねられる事故がありました。
この事故で跳ねられた女性は左足を骨折するなどの重傷を負いました。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは伊那市上牧の竜東線です。
事故は、伊那市の56歳男性会社員が運転する普通自動車が道路を横断していた伊那市上牧の無職宮原文子さん84歳を跳ねたものです。
この事故で宮原さんは左足の骨を折るなどの重傷を負いました。
事故の原因について現在伊那署で調べを進めています。 -
自宅のパソコンや携帯電話で本を予約サービス
伊那市内にある図書館や公民館の図書室にある本を、自宅のパソコンや携帯電話をつかって予約ができるサービスが2日から始まりました。
インターネットをつかったサービスは伊那図書館、高遠町図書館の他、公民館にある図書室の合わせて8か所で行われ、およそ40万冊ある中から検索して予約することが出来ます。
これまでは、電話予約のみでしたが利便性を図ろうとインターネットサービスを始め、パソコンや携帯電話で「伊那図書館資料検索」ページから予約が出来ます。 -
今年のマツタケ豊作?不作?
秋の味覚の王様といえばマツタケ。
いつもの年なら店頭にマツタケが数多く並びますが、今年はマツタケの出がいまひとつのようです。
伊那市の産直市場グリーンファーム。
毎年この時期店頭には、マツタケが数多く並びますが今ひとつ。
去年は、1日30キロ近くが入ってきたということですが、現在は一日2縲・キロしか入ってこないということです。
グリーンファームの小林史麿会長は「この時期にマツタケが並ばないのは初めて。異常事態」と話していました。
一方、マツタケ料理のコースを提供している伊那市高遠町の竹松旅館です。
毎日、問い合わせの電話が来ています。
マツタケの数が揃わないため今年は常連客への案内が送れない状況です。。
竹松旅館の竹松志げ子さんは「入荷しないため断っている状況。早くマツタケが出てほしい」と期待していました。
伊那市富県のマツタケ名人、藤原儀兵衛さん74歳。
藤原さんは、贈答用などの注文を受け自分の山からマツタケを採って出荷しています。
藤原さんは8月の気温が高かったことや雨の量も適量だったことから今後の収穫に期待しています。 -
おたっしゃ教室が健康体操など発表会
高齢者の健康づくりのために伊那市高遠町の12地区で行われている「おたっしゃ教室」の発表会が25日総合福祉センターで開かれました。
発表会には教室の参加者などおよそ300人が参加し、健康体操を披露しました。
おたっしゃ教室では、地域の高齢者が健康づくりのために月に2回ほど筋力アップや転倒予防の運動を行っています。
教室の指導や運営は伊那市が養成した「いきいきサポーター」が中心となって行っています。
発表会ではいきいきサポーター養成講座の修了生も体操を披露し、参加者も一緒になって体を動かしていました。
ある参加者は、「演出や衣装も自分たちで考えた。みんなで楽しく体を動かせてよかった」と話していました。