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ハッチョウトンボ 羽化始まる
伊那市新山のトンボの楽園で、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が始まっています。
ハッチョウトンボは体長およそ2センチで1円玉とほぼ同じ大きさの、日本で一番小さなトンボです。
トンボの楽園を管理している新山トンボの楽園を育てる会の酒井昇治さんに羽化について解説してもらいました。
今年は平年並みの5月13日に最初の羽化が確認できたということです。
羽化はこれからピークを迎え、6月上旬まで観察できるということです。
八チョウトンボは雄と雌で見た目が異なり、オスは羽化直後が黄色く、次第に赤くなります。メスは黄色と黒の縞模様です。 -
羽柴さん宅 クリンソウ見ごろ
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅で、クリンソウが見頃を迎えています。
羽柴さん宅には、ピンクや白のクリンソウが庭一面に花を咲かせています。
現在91歳の羽柴さんは、30年ほど前にイベントでもらった2株を庭に植え、育ててきました。
今ではおよそ3,000株にまで増えています。
23日は、野口高齢者クラブのメンバーもクリンソウを見に訪れました。
羽柴さん宅のクリンソウは、6月中旬まで楽しめるということです。
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公衆衛生専門学校の学生が園児に歯科指導
歯の健康の大切さを知ってもらおうと、伊那市にある長野県公衆衛生専門学校の3年生19人が23日、保育園児に歯みがき指導を行いました
23日は、近くの竜西保育園の年長園児24人が県公衆衛生専門学校を訪れ歯の健康について学びました。
実習室では、園児が一人ずつ診察台に座り、赤い染め出し液を歯に塗って、磨き残しがないかを学生が確認しました。
園児たちは、赤く染まった様子を鏡で確認しながら歯を磨き、学生たちは磨き残しを教えたり、歯ブラシの使い方を指導していました。
歯科指導は、子どもたちに歯の大切さを知ってもらい、歯磨きの習慣を身に着けてもらおうと、実習の一環として毎年行われています。
23日は学生たちが手作りした紙人形劇も披露されました。
劇では、「好き嫌いをせずによく噛んで食べること」「食後には歯を磨くこと」など、歯の健康につながる生活習慣を楽しく伝えていました。
県公衆衛生専門学校では、「小さいうちから正しい歯磨きの習慣を身に着けてもらいたい」と話していました。 -
鳩吹公園のツツジ色とりどり
伊那市横山の鳩吹公園では色とりどりのツツジが花を咲かせています。
鳩吹公園には10種類、3万本のツツジが植えられています。
花は散ってしまったものもありますが、公園の奥ではまだ色とりどりのツツジが花を咲かせています。
公園を管理する伊那市振興公社によりますと、ツツジはあと2,3日楽しめるということです。
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17とりどり祭 高校生実行委員2期生募集
高校生が主体となって行うJR伊那北駅周辺の賑わい創出イベント「17とりどり祭」が今年も行われます。
現在、高校生実行委員の「2期生」を募集しています。
22日は伊那商工会館で記者会見が開かれ、高校生をサポートする伊那商工会議所賑わい創出特別委員会の宮下健委員長が概要を説明しました。
17とりどり祭は、高校再編をきっかけに伊那北駅周辺の賑わい創出につなげようと、高校生が実行委員となり去年初めて行われました。
今年の17とりどり祭は、10月25日(土)に、伊那北駅前交差点からきたっせまでを歩行者天国にして開催する予定です。
実行委員として募集するのは伊那北駅周辺のまちづくりに興味がある高校1年生から3年生20人程度です。
今回は地元の山寺区と協働でイベントを作り上げます。
実行委員は、空き店舗を活用したイベントの企画運営や商品開発、広報活動などを行います。
22日は、1期生の高校生2人も訪れ、参加を呼びかけました。
前の実行委員長でさくら国際高校3年の倉田成登さんです。
高校生実行委員の募集は31日までで、画面のQRコードか、伊那商工会議所 電話72‐7000で受け付けています。
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田楽座 稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」の稽古場公演が、3日から6日の4日間行われました。
公演では、メンバー6人が、太鼓や踊りなど、9演目を披露しました。
獅子舞の演目では、観客もステージに呼ばれ一緒に盛り上がりました。
稽古場公演は、地域の人に感謝を伝え、活動を知ってもらおうと始まり、今回で32回目です。
1年間インターンとして活動し、今年3月から正式に座員となった栃木県出身の岡浜陸さんは初めて稽古場公演の舞台に立ちました。
稽古場公演には、4日間でおよそ400人が訪れたということです。 -
平和のための信州・戦争展in上伊那 記録集を作成
去年9月に伊那市で開かれた「第35回平和のための信州・戦争展in上伊那」の実行委員会は、展示や講演会の内容をまとめた記録集「80年目の証言」を作成しました。
記録集はB5版160ページで、価格は税込み880円です。
記録集には、会場で展示された戦争遺品などの写真や説明の他、記念講演会・戦争証言の内容が掲載されています。
実行委員会では「戦争をめぐる貴重な証言や資料を、展示に来られなかった人にも知ってもらいたい」と話していました。
冊子は1冊税込み880円で、上伊那地域の書店で販売されています。
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伊那地域32.1度 2日連続の真夏日
21日の伊那地域は今シーズン最高の32.1度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
伊那市御園の田んぼでは、30度を超えるなか田植えを行っていました。
21日の伊那地域は、午後1時23分に32.1度となり、今シーズンの最高気温を更新し、20日に続き2日連続の真夏日となりました。
これは5月の観測史上2番目に高い気温です。
長野地方気象台では、22日の伊那地域は最高気温が28度と予想しています。
高い気温が続くため熱中症などに注意するよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいません。
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二十節気「小満」矢島さん宅ムギナデシコ見頃
21日は、二十四節気のひとつ「小満」です。
草木が生い茂り、天地に満ち始めるころと言われています。
伊那市美篶青島の矢島信之さんの畑では、ムギナデシコが見ごろを迎えています。
ムギナデシコは11年前に亡くなった妻を偲んで矢島さんが10年ほど前から育てています。
21日は、美篶西部保育園の園児およそ60人が訪れ、畑の中を歩いたりして花を楽しんでいました。
矢島さんは、およそ20アールの畑で数万本のムギナデシコを育てています。
毎年この時期に満開になるように11月に種を撒くということです。
矢島さんによりますと花は今月いっぱい楽しめるということです。 -
伊那美術協会100周年で記念講演
伊那美術協会100周年記念講演会が17日、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれました。
講演会では伊那食品工業株式会社の最高顧問、塚越寛さんが、「父の面影」と題して伊那美術協会創立時の会員だった、父親の塚越栄一さんについて話をしました。
会場には塚越栄一さんの絵も展示されました。
伊那美術協会はその前身の黒百合会が大正13年1924年に発足し、その後別の絵画グループ、ソリッカ協会と統合し昭和8年1933年に設立されました。
現在は約120人の会員が活動しています。
講演会は伊那美術協会が開いたもので会場には約130人が集まりました。 -
最高気温31.2度 今シーズン初の真夏日
20日の伊那地域は午後2時29分に31.2度を記録し、今シーズン初めての真夏日となりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では、親子が水遊びをしていて涼んでいました。
この日の伊那地域は午後2時29分に31.2度となり、今シーズン初めての真夏日を記録しました。
伊那市街地の交差点では、半袖の人や日傘をさして歩いている人が見られました。
長野地方気象台によりますと、あすも最高気温が30度を超えると予想しています。
急に気温が上がり、体が慣れていないため、熱中症などに注意するよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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伊那まちバラジャズストリート 6月21日開催
バラをテーマとした伊那市のイベント、伊那まちバラぶらりの最終日、来月21日に行われる、伊那まちバラジャズストリートについての記者会見が、通り町商店街のワイルドツリーで20日、開かれました。
ワイルドツリー前で開かれた記者会見では、石田義久実行委員長が伊那まちバラジャズストリートの概要について説明しました。
会見後には、石田実行委員長、中川賢司副実行委員長が演奏を披露しました。
伊那まちバラジャズストリートは今年で11回目です。
通り町周辺の複数会場でプロ、アマチュア問わず演奏が行われ、毎年千人以上が来場するということです。
伊那まちバラジャズストリートは、6月21日(土)の午後1時から8時まで行われます。
今年は通り町商店街周辺の7会場に加え、伊那市駅近くのライブハウス、グラムハウスと、クラブモメンタムも会場となり、去年の22組の倍、全44組のアーティストが演奏を披露します。全会場入場無料で、出入り自由です。
午後3時からは、セントラルパークを起点に、いなっせエントランス前までのおよそ200mが歩行者天国になります。
なお、伊那まちバラぶらりは今月25日(日)から伊那市街地を中心に行われます。
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手良小5年生 田植え
伊那市の手良小学校5年生の児童が学校の田んぼで20日に田植えをしました。
この日は児童14人が広さおよそ2アールの田んぼに苗を植えていきました。
JA上伊那の職員や保護者も児童のサポートに集まりました。
児童は田んぼに張られた紐の目印に合わせて、一列ずつ丁寧に植えていました。
手良小学校では毎年5年生が1枚の田んぼで半分ずつうるち米ともち米を育てています。
稲刈りは9月上旬を予定していて、150kgほど収穫できるということです。
11月に収穫祭を行い、おにぎりや餅にして味わう他、給食にも使われるということです。
手良小学校では「米を作る大変さを知ることで、感謝の気持ちを持ってほしい」と話していました。 -
第10回同塵会展 絵画24作品並ぶ
上伊那の絵画愛好者による作品展「第10回同塵会展」が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には同塵会の会員が描いた、油絵やアクリル画、水彩画などの作品24点が並んでいます。
同塵会には現在、上伊那地域の10代から80代までの絵画愛好者18人が参加していて、年に一回、展示会を開いています。
共通のテーマなどは設けず、各々が自由な題材、画風で作品を描いています。
同塵会幹事の天野マサカツさんは、蓮の花の油絵を出展しました。
展示会は、23日(金)まで開かれています。
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カメラリポート 天竜川の通船
明治時代の盃です。
天竜川通船業 迅速勉強
開始披露 と記されています。
天竜川通船を明治時代末期まで行った伊那市坂下の中村奥治郎が、開業を祝い配ったものです。
伊那市坂下の飯田線踏切近くにある中村さん宅。
中村奥治郎の子孫にあたり、今でも大切に当時から伝わる資料を保管しています。
水量が豊富な天竜川では、江戸から明治にかけて、交通・輸送の重要な手段として、舟で人や物を運ぶ通船が行われていました。
天竜川は、岡谷市の釜口水門から伊那谷、愛知県をかすめ、静岡県の遠州灘に注ぐ延長213キロ、日本全国9位の長さです。
下る舟は、川の流れにまかせ、上流に上げるには、帆を張り、人力も使いました。
帆を張って上げるのは、春先から夏ごろまでが多く、下流から吹き上げる風が最もよかったようです。
伊那谷からの下り荷は、米、大豆、漆、柿、酒など、遠州からの上り荷は、砂糖、塩、綿、煮干し、海老、みかんなどでした。
辰野町平出から飯田市時又までの天竜川。
午前7時15分辰野朝日橋を出た舟は、8時35分伊那町大橋着。
時又を目指して南に下っていきます。
午前7時15に辰野を出発した舟が飯田市時又に着くのは、午後3時。およそ8時間の船旅でした。
大洪水があった1904年、明治37年以降孤軍奮闘した中村奥治郎でしたが、1906年、明治39年5月末に通船は途絶えます。
天竜川上流に白帆の影は消え、今では、観光舟による川下りが残るのみとなっています。
天竜川通船の歴史は、江戸時代以来、挑戦、開業、休業、廃業の繰り返しでした。
陸上交通がない時代、遠州まで下る天竜川の存在は、大きな魅力だったにちがいありません。 -
上農生 春日公園に設置するウッドステージ製作
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、2021年から伊那市の春日公園噴水跡地をリニューアルする取り組みを行っています。
19日は、校内で里山コースの3年生20人が木材を決められた長さに切断する作業を行いました。
生徒たちは、長野県建築士会上伊那支部の会員から教えてもらいながらノコギリを使い、切っていきました。
使っている木材は上伊那木材協同組合から寄付された上伊那産のヒノキ材230枚です。
上農高校では、2021年から春日公園噴水跡地を野外コンサート会場にリニューアルする取り組みを行っています。
これまでにはブロックを敷き詰め、地面を整備しました。
最終年度の今年度はウッドステージを製作し、コンサート会場の完成を目指します。
長野県建築士会上伊那支部では「地域のためにステージをデザインした経験を活かして今後の進路選択の1つにしてほしい」と話していました。
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伊那市長谷でウォーキングイベント
初夏の風景を楽しみなが歩くイーナちゃんウォーキングカーニバルが伊那市長谷を会場に、18日に行われました。
ウォーキングカーニバルには市内を中心に過去最高となるおよそ450人が参加しました。
今年は、長谷小学校を発着点に14キロを歩く健康ウォークの部、子どもと一緒に3キロを歩くてくてくウォークの部、クイズやゲームを楽しみながらグループで8キロを歩くウォークラリーの部が行われました。
このうち健康ウォークの部は、コース途中にチェックポイントが設けられ、参加者はスタンプを押していました。
参加者は、家族や友人と会話を楽しみながら歩いていました。
長谷公民館近くでは、キッチンカーが今年初めて出店しました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、生涯スポーツの一環として地域の歴史に触れながらウォーキングを楽しんでもらおうと伊那市や伊那市スポーツ推進委員会などが毎年開いています。 -
伊那市消防団 水防訓練
出水期を前に、伊那市消防団の水防訓練が18日行われました。
訓練には、伊那市消防団の団員およそ220人が参加しました。
訓練では、ロープの結び方や、土嚢の積み方、倒木を撤去するためのチェーンソーの使い方などを確認しました。
今回は、水防工法のひとつ、「シート張り工」の訓練を5年ぶりに行いました。
シートに竹や土嚢を取り付けて堤防ののり面などに設置し、崩壊や浸水を防ぐものです。
団員は、設置の手順などを確認していました。
水防訓練は、梅雨の時期を前に災害に対応できる技術を学ぼうと毎年行われています。
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上戸地区で水ぎょうざづくり
伊那市西箕輪の上戸環境保全会は、地元でとれた小麦を使った水ぎょうざ作りを、上戸集落センターで17日に行いました。
この日は、上戸地区の保育園児から70代まで、21人が参加しました。
中国ハルピン出身の伊藤百恵さん一家が講師となり、水ぎょうざを皮から作りました。
皮に使われたのは、上戸地区の遊休農地でとれた小麦「ハナチカラ」です。
生地をこねたあと平たくのばし、具を詰めていきました。
最後に、ゆであがったぎょうざを食べました。
上戸環境保全会では、今後も地元でとれた食材を使った料理を行うということで、夏に収穫されるハナチカラを使ったパン作りや、秋にはりんごを使ったスイーツを作る計画です。
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笹川農林水産副大臣伊那市を視察
笹川博義農林水産副大臣は米国の関税措置への対応や地方創生などに関する実態把握や関係者との意見交換を目的に伊那市をきょう訪問しました。
笹川副大臣は、はじめに、西箕輪の味噌・醸造製品メーカーハナマルキ株式会社で関係者と米国関税措置に関する意見交換を行った後、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施inadani sees を訪れました。
ここでは、白鳥孝市長が、モバイルクリニックや人工知能AIを使って自動配車する「ぐるっとタクシー」などの取り組みを紹介しました。
また、伊那市で作られている経木や麦ストローなども紹介し、笹川副大臣は関心を寄せていました。
この後行われた、農林業に取り組む企業や団体との意見交換会は冒頭のみ公開されました。
最後は、伊那市高遠町の上伊那森林組合バイオマス工場を視察しました。
職員が、需要が高まっている木質ペレットについて説明をしました。
視察を終え、笹川副大臣は「行政も積極的にやっている。様々な関連事業者のみなさんも頑張っている。そういった事が横展開できれば大きな地方創生につながる。今回は勉強になった視察だった」と話していました。
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遠照寺 ぼたん祭り
ぼたん寺で知られる伊那市高遠町の遠照寺でぼたん祭りが10日から行われています。
遠照寺の境内には180種類2,000株のぼたんが植えられています。
5月8日頃に咲き始め、現在見ごろを迎えています。
花を日差しや雨から守るために傘が取り付けられています。
訪れた人は写真を撮って花を楽しんでいました。
ぼたんは42年前に先代の住職の妻が3株の苗をもらって植えたのが始まりということです。
まだつぼみの花もあり、5月下旬まで楽しめるということです。
拝観料は500円、高校生以下は無料です。 -
伊那60歳ソフト リーグ戦開幕
60歳以上のソフトボールリーグ、伊那60歳ソフトボール連盟のリーグ戦が15日夜に開幕しました。
伊那市の美篶六道原運動場で開会式が行われました。
開会式では、昨シーズンの入賞チームから優勝旗やトロフィーが返還されました。
伊那60歳ソフトボール連盟の横田勉会長は「今年一年楽しいソフトボールができ、よい成績を残せるよう健闘を祈ります」と話していました。
選手を代表して、伊那西町クラブの唐澤康博さんが選手宣誓をしました。
今シーズンのリーグ戦は、昨シーズンより1チーム少ない5チームの総当たり戦で、7月中旬まで行われます。 -
那須さん お地蔵様のイラスト展示販売
伊那市西町のアーティスト那須寿美さんのイラストの展示販売が伊那市西町の着物を楽しむ店 萌黄屋で行われています。
会場には、那須さんのオリジナルキャラクター「ありがとうお地蔵様」が書かれたはがきやトートバッグなどおよそ50点が飾られています。
那須さんは2年前に筆文字を習い始め、お地蔵様もその中で誕生したということです。
那須さんの作品には全て「ありがとう」の文字が書かれています。
展示販売会「愛と平和といやしのありがとうお地蔵様展」は23日金曜日まで萌黄屋で開かれています。
18日には予約制でお地蔵様を書くワークショップが開かれます。
予約は萌黄屋 電話09033155386 -
長谷浦でヤギ飼育 トカラのおうち
伊那市長谷浦の林さん夫妻は、ヤギの魅力を多くの人に知ってもらおうと、ヤギ牧場「トカラのおうち」を営んでいます。
伊那市の中心市街地から車でおよそ1時間のところにある、伊那市長谷浦地区。
現在7世帯ほどが暮らすこの集落で、神奈川県から移住した夫婦が、ヤギを飼育し、販売・レンタルを行っています。
仙丈ヶ岳を望むことができる、標高1,150mの場所にある牧場「トカラのおうち」です。
ここには、24頭のヤギが暮らしています。
トカラのおうちの林清美さんです。
10年前に神奈川県から移住した清美さんは、夫の整さんとトカラのおうちを営んでいます。
当時飼っていた犬と遊ぶための別荘地を探していた清美さんは、長谷の自然に魅了され、この地を選びました。
ヤギをペットとして1頭飼いはじめたことがきっかけで飼育を始めました。
林さんにヤギを紹介してもらいました。
「大きく2種類のヤギがいます。一般的に思い浮かぶ白いヤギのザーネンヤギと、黒や茶のトカラヤギです。トカラヤギはザーネンヤギよりも少し小さいのが特徴です」
ミックスのヤギの赤ちゃんもいます。
林さんによりますと、ヤギは穏やかな性格で人懐っこいのが特徴だということで、ペットとして飼ったり、雑草を食べてもらったり、家畜としてミルクを搾乳することもできます。
トカラのおうちでは、ヤギの販売やレンタルを行っています。
詳しくは、インターネットで「トカラのおうち」と検索し、ホームページからお問い合わせください。
※事前連絡が必要です。ふれあい体験などは行っていません。
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常福寺でぼたんが見ごろ
伊那市長谷溝口の常福寺のぼたんが現在見ごろを迎えています。
常福寺には、赤や白、ピンクのぼたんおよそ300株が植えられています。
30年ほど前にうえはじめ、境内のいたるところで花を咲かせています。
常福寺のぼたんは、今週いっぱい楽しめるということです。
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やまびこソフトボール リーグ戦開幕
40歳以上のソフトボールリーグ、伊那市やまびこソフトボール連盟のリーグ戦が14日夜に開幕しました。
伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で開会式が行われました。
開会式では、昨シーズンの入賞チームから優勝旗やトロフィーが返還されました。
やまびこソフトボール連盟の橋爪博会長は「優勝を目指して楽しく元気に戦い抜いてください」と話していました。
選手を代表して、城南クラブの原辰徳さんが選手宣誓をしました。
開会式後には、早速リーグ戦がスタートし、2試合が行われました。
今シーズンのリーグ戦は、昨シーズンと同じ5チームの総当たり戦で、9月まで全部で20試合行われます。
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伊那西小学校 児童製作の映画を絵本に
2021年度に当時の伊那西小学校の4年生が製作したショートムービーを基にした絵本が完成しました。
絵本のタイトルは森のえほん「5人の小人と森の宝」です。
2021年度に当時の4年生6人が学校林の魅力を伝えるためにストーリーを考え製作した映画が基となっています。
フルカラーの32ページです。
絵は伊那市のイラストレーター芦たくみさんが担当しました。
基となった映画は、およそ8分間あり、学校林を舞台に、魔女から小人たちが盗まれた宝を取り戻すという物語です。
13日は、当時の4年生で、映画を製作した現在伊那中学校2年生の生徒に完成した絵本が贈られました。
絵本の出版を企画した元地域おこし協力隊の石田健祐さんです。
14日は伊那西小学校で贈呈式が行われ、石田さんから全校児童76人に1冊ずつ贈られました。
絵本は田舎暮らしモデル地域の補助金を活用して100冊作り、発行は伊那市役所地域創造課が行いました。
絵本の題字は現在の4年生から募集し、4つの中から選ばれました。
背表紙には4つの題字も掲載されています。
絵本はおよそ1年かけて完成したということです。
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信州高遠美術館で刺しゅう講座 ブローチづくり
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、刺しゅうブローチづくりの講座が、11日に開かれました。
講座には、伊那市を中心に8人が参加しました。
参加者は、これから花が見ごろとなるラベンダーのブローチを作りました。
大鹿村在住で、飯田市など3か所で刺しゅう教室を開いている中村鹿林さんが講師を務めました。
参加者は、10色ほどある紫色の糸から好きなものを選び、直径5センチほどのブローチを作りました。
ある参加者は、「刺しゅうは数十年ぶりだったが楽しかった。忘れないうちに他の作品も作ってみたい」と話していました。
信州高遠美術館での刺しゅう講座は、昨年度に続き2回目で、来年度も計画しているということです。 -
伊那新校 校名案募集を7月から
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名案募集が7月から始まります。
13日は、伊那合同庁舎で伊那新校再編実施計画懇話会が開かれました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名案募集は、7月から8月の1か月程度、インターネットと郵送などで行います。
両校の在校生と教職員、懇話会の委員は全員参加するほか、地域住民からも募集します。
校名案は、両校のこれまでの歴史や伝統がイメージされ、生徒が誇りを持てるものであることなどとしています。
一次選考は、長野県教育委員会と両校の教職員でつくる伊那新校設立準備委員会が行い、数点に絞り込みます。
絞り込んだ校名を一般に公開し投票を10月頃に行います。
投票結果などを参考に、候補名を決定し、年内の懇話会で報告を行うということです。
募集時期については、県教育委員会のホームページで周知するということです。
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伊那市の川柳作家 川合大祐さん句集出版
伊那市東春近在住の川柳作家川合大祐さんの3冊目となる句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」が今月7日に出版されました。
伊那市東春近の川柳作家、川合大祐さん51歳です。
7日に自身の3冊目の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」を出版しました。
砂漠から巨大舞妓が立ちあがる
落盤のあとから白湯がおもしろい
鉄下駄をためし買いする雨の日々
ガチャピンに追われて投げる目つぶし粉
ゴダールの画面のそとにぐりとぐら
17章あり、架空のキャラクターを詠み込んだ章や、殺人事件のストーリー仕立ての連作になっている章など、バラエティに富んでいます。
4年間で書き溜めた3万5千句の中から2,025句を厳選しました。
川合さんは、2001年から川柳を作り始めました。
川合さんは「現代川柳をポップなカルチャーとして楽しんでほしい。川柳というと風流ですねとか、堅苦しいと思われるんですが、斬新なエンターテイメントとして楽しんでいただければ」と話していました。
川合さんの現代川柳の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」は、336ページ税抜き2,200円で、全国の書店やネットショップなどで購入できます。