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伊那市理容組合が保育園に図鑑寄贈
伊那市理容組合は市内7つの保育園に生き物や宇宙について分かりやすく書いた図鑑を寄贈しました。 7日は伊那市理容組合の組合員4人が伊那市の竜東保育園を訪れ園児に図鑑を贈りました。 これは組合の地域貢献事業として行われたもので、組合に加盟している54件から集めた歳末募金およそ4万円で購入したものです。 内容は魚に関するもののほか、宇宙、鳥の3冊です。 園児たちはうれしそうに図鑑を見たり内容について質問したりしていました。 組合青年部長の丸山明彦さんは「新しい図鑑を見ることで子どもたちにいろんなことに興味を持ってもらいたい。」と話していました。
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安保法廃止訴える 上伊那平和のつどい
今年9月に成立した平和安全保証関連法の廃止を訴える上伊那平和のつどいが6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 これは住民有志でつくる実行委員会が開いたもので会場にはおよそ600人が集まりました。 平和のつどいでは東京大学大学院教授で九条の会事務局長の小森陽一さんが「憲法と民主主義が生きる日本へ」という演題で講演しました。 小森さんは「平和安全保証関連法は憲法9条の武力によらない平和の理念をくつがえすもの。 署名運動など声をあげることで廃止を求めていかなければならない」と述べました。 平和のつどいではほかに平和安全保証関連法を廃止し平和主義、立憲主義を取り戻すとする上伊那平和のつどいアピールが採択されました。
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寒さ利用し糸寒天づくり
今日は24節気の一つ大雪。寒さが一段と厳しくなる頃とされています。 伊那市東春近ではその寒さを利用した糸寒天づくりが行われています。 頂上付近が雪で覆われている中央アルプス。 7日の伊那地域の最低気温は午前7時過ぎ0.1度を記録しました。 伊那市東春近で糸寒天づくりを行っている小笠原商店では天日干しの作業が行われています。 小笠原商店は富士見町で大正5年に創業し東春近に移って16年目となります。 原料となるテングサを煮詰めたものを寒暖の差で凍らせたり溶かしたりを繰り返します。 この手間暇を惜しまない昔ながらの方法により糸のような白さとつやのある糸寒天ができるということです。 確かな品質が認められ昭和30年代から和菓子の老舗として知られる虎屋のようかんの原料として使われ続けています。 糸寒天づくりへのこだわりは老舗を支えているという使命感がそうさせているといいます。 小笠原商店は今年、寒天品評会で県知事賞を受賞するなどその品質が改めて評価されています。 東春近田原の工場直販で、一般向けにところてんの販売も行っていて価格は290グラム300円となっています。
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エコリーダー協議会 温暖化対策で電気やガソリンの使用量削減を
地球温暖化対策を進める伊那市のエコリーダー協議会が7日に開かれ、二酸化炭素削減のため電気やガソリンの使用量削減に引き続き取り組んでいく事が確認されました。 今年度2回目の協議会で、今年度4月から9月までの、伊那市の二酸化炭素排出量の報告がありました。 排出量は15万5千トンで、前年度と比べ0.2%の増となっています。 協議会では今後の取り組みとして、二酸化炭素排出の多くを占める電気やガソリンの使用量削減に力を入れ、エコドライブやウォームビズ、再生可能エネルギーの推進などを行う事が確認されました。
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女子大生の目線で地域の魅力発見
首都圏や関西の大学に通う女子大生や地元の中高生が古い地図を頼りに目的地となる住宅を探すイベントが6日伊那市富県で開かれました。 このイベントは、女子大生が1泊2日のホームステイを通して仕事や子育て、地域とのつながりなどについて学ぶ、「家族留学」の一環で開かれたものです。 イベントは、慶応義塾大学の学生が8月にキャリア教育で伊那市を訪れたことがきっかけとなり開催されました。慶応の学生と地元有志で作る実行委員会が主催し、首都圏や関西から女子大生6人が参加しました。 参加者は、6つのグループに分かれグループごとに車に乗り込むと、目隠しをしてスタート地点へと移動します。 スタート地点に到着すると、富県の古い地図が手渡され、屋号を頼りに目的地の家を探します。 地域の人を見つけると、家の方角や目印などを聞き目的地の家を目指していました。 目的地に到着すると、参加者は地元産の野菜などをお土産に受け取っていました。 その後、参加者全員とイベントのサポートをした地域のボランティアなど60人が富県ふるさと館で郷土料理を囲み会話を楽しみました。 実行委員会では「女子大生の感覚とネットワークで伊那の良さを発信してもらい、来年度も継続して開いていきたい」と話していました。
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西春近南小 親子で正月飾りづくり
伊那市の西春近南小のPTA活動の一環で、正月用のしめ飾りづくりが行われました。 6日は、希望者80人ほどが参加し、親子で協力しながらしめ飾りを作りました。これは、PTAの活動の一環で毎年行われています。 地域住民など3人が指導に当たりました。 PTAでは、「地域の先輩から伝統を学び、親子で触れ合う時間になった」と話していました。
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青葉の会写真展 13日まで
伊那市内の写真愛好家でつくる「青葉の会」の写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、会員14人が今年1年で撮影した作品28点が並んでいます。 青葉の会は、市内で写真講座を受講していた生徒達が、講座が終わっても写真撮影を続けようと15年前に発足しました。 会員は市内在住の50代から最高齢は83歳で、各々に風景写真を中心に県内外に出かけて撮影しているということです。 青葉の会写真展は、13日(日)まで伊那図書館で開かれています。
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まちの縁側サミット 意見を交わす
伊那市社会福祉協議会が進める「まちの縁側づくり」について考える研究集会「まちの縁側サミット」が、5日、伊那市の長谷中学校で開かれました。 サミットには、地域のボランティアなどおよそ130人が参加しました。 伊那市社協では、個人の庭や商店の店先など少人数が集う日常的な居場所を地域につくり、コミュニティを再構築していこうと、今年7月から「まちの縁側」づくりに取り組んでいます。 5日は、6つのグループに分かれ、まちの縁側に登録している個人や商店と意見を交換しました。 このうち、荒井で自宅の離れを縁側として開放している唐沢洋子さんは自身の体験を話しました。 ワークショップでは、どんな縁側があったらうれしいかについて意見を交換しました。 昼食時には、地域の飲食店や個人が作った郷土料理などが並ぶ「つながりメシ大会」が企画もあり、参加者同士会話を楽しみながら料理を味わっていました。 伊那市社協では今後、長谷中学校を拠点に、長谷地域のコミュニティの再構築を図っていく考えです。
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ASTTALシードルクラブがシードル用のりんご収穫
伊那市内の飲食店の店主らでつくるASTTALシードルクラブは、りんごの発泡酒、シードルに使うりんごを11月29日に伊那市西春近の農園で収穫しました。 29日はメンバーおよそ20人がシードルに使うりんごを収穫しました。 アスタルシードルクラブでは、地元でお金が循環する仕組みづくりや地域の魅力向上につなげようと、去年から伊那産のりんごを使った発泡酒シードル作りに取り組んでいます。 今年は「フジ」のみを使ったものに加え、新たに、12品種のりんごを使ったものの2種類を作ります。 去年の倍の700キロを仕込むということです。 醸造は市内の伊那ワイン工房で行われることになっていて、来年6月頃、市内の飲食店などで販売する予定です。
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寒い一日
伊那地域の4日の最高気温は、午前3時半の5.1度で1月上旬並みの寒い1日となりました。 午前9時前の箕輪町の様子です。 田んぼにうっすらと雪が積もりました。 4日の最低気温は、午前8時36分の1.1度でした。 午後になっても気温は上がらず、午後1時に3.7度、午後2時には2.9度と1月上旬並みの寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと明日は寒さは緩み、その後1週間は平年よりも気温は高めで推移するということです。
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市長給料据え置きを答申
伊那市特別職報酬等審議会は、市長などの給料を据え置き、市議会議員の報酬を引き上げる審議結果を4日白鳥孝市長に答申しました。 現在の白鳥市長の給料月額は、92万8,000円で、合併前の平成17年に決められました。 副市長は、76万8,000円、教育長は65万4,000円です。 人口規模で伊那市は県内19市中7位ですが、給料は市長・副市長とも5位です。 審議会では、トップセールスなどの行動力と財政状況を改善させている点が評価でき、据え置くとの意見で一致しました。 一方、市議会議員の報酬は、議長が45万9,000円、議員は36万円です。 審議会では、無投票の増加や候補者数の減少を危惧し、それぞれ5,000円の増額を答申しました。 白鳥市長は、答申を尊重する考えです。 来年の3月定例議会に条例改正案を提出し議決されれば来年の4月から引き上げられます。 審議会会長の川上健夫伊那商工会議所会頭は、任期中に1回は審議会を開くよう口頭で白鳥市長に要望しました。
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地域の見守り協定 2団体追加
伊那市は、地域見守りネットワーク事業で、4日新たに2つの団体と協定を締結しました。 伊那市が新たに協定を締結したのは、伊那市金融団と株式会社セブンイレブンジャパンです。 金融団は、市内の各金融機関7行29店舗です。 セブンイレブンは、市内13店舗です。 4日は、それぞれの団体の関係者と白鳥孝市長が市役所で協定を締結しました。 事業者が業務活動中に高齢者等のなんらかの異変を察知した場合は、市役所や警察、消防に通報します。 白鳥市長は、「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう協力をお願いしたい」とあいさつしました。 伊那市は、平成24年度からこうした協定の締結を進めていて、今回で9つの業種55の事業者となりました。
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美篶小学校の児童が大工道具体験
伊那市の美篶小学校の開校114周年を祝う記念行事が1日に行われ、特別企画として地元の大工を招いた木工体験教室が開かれました。 木工体験は、毎年開校記念行事に合わせてイベントを企画している美篶小学校資料館運営員会が今年初めて行ったものです。 教室は、昔からある大工道具に触れてもらおうと開かれました。 上伊那建設労働組合美篶支部の6人が道具の使い方を指導し、児童は カンナやノコギリを使いながら木に触れていました。 ある児童は「カンナを初めて使って力が必要だと思った。手で作業することの大変さが分かった」と話していました。
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野溝嘉彦さん絵画展
伊那市東春近在住の画家・野溝嘉彦さんの県内の風景画を中心とする絵画展が、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、6号から15号までの近作、およそ40点が並んでいます。 作品は、伊那谷、安曇野、木曽路など、県内を中心とした風景画です。 野溝さんは、現在79歳。30代のころ、指導者や仲間と一緒に歩いた道を一人でたどって、現在、絵を描いていることです。 野溝さんは、懐かしい風景を描いているということで、絵を見た人の中には、50年ぶりにふるさとに帰る決心をした人もいるということです。 野溝嘉彦さんの絵画展は、8日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開かれています。
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伊那市社協が進める「まちの縁側」事業 登録順調
伊那市社会福祉協議会が進める少人数が日常的に集う場「まちの縁側」が、順調にその数を増やしています。 3日は、伊那市のふれあい~なで登録された縁側に贈るための「看板」づくりが行われていました。 看板は、ますみヶ丘で間伐したアカマツから作られたもので、一つ一つ丁寧に、スタンプを押していました。 伊那市社協では、今年7月から、「まちの縁側」づくり事業に取り組んでいます。 日常的に人が集まる場所を認定することで、すでにある自然に生まれた住民同士のつながりを評価するとともに、日常的なコミュニティを再構築しようというものです。 これまでに個人の庭や離れ、商店の店先など15か所が登録されていて、順調に数を伸ばしています。 取り組みに呼応して、伊那市の中心市街地では、多くの商店が「まちの縁側」に登録しようという動きが出ています。 すでに縁側に登録している店の他に、伊那まちの再生やるじゃん会が中心となり、20店舗ほどに声がかけられています。 伊那市社協ではまず100か所の登録を目指したいとしています。 公民館、学校、自宅、神社の森、お店の中など、あらゆる場所が縁側の候補になるとしています。 問い合わせ 伊那市社協 電話73-2541
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橋爪まんぷさん 来年の干支「申」のカレンダー原画展
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんが、来年の干支、申をモチーフに描いたカレンダーの原画展が、みはらしの湯で開かれています。 会場には、来年の干支、申をモチーフにした作品30点が展示されていて、このうち13点は来年用のカレンダーの原画となっています。 4月用は「大願成就」を文字って「猿願成就」。新学期、新しいスタートを切る様子を孫悟空に例え、申が空を飛びます。 5月、「大器晩成」を文字って「猿器晩成」。 端午の節句にちなんで男の子の成長を祈ったイラストです。 カレンダーの原画の他にも最近のトレンドを取り入れたイラストも展示されています。 橋爪さんは、「猿の愉快で快活な様子を自分に置き換えて楽しんでほしい」と話していました。 卓上のミニカレンダーは500円で販売されていて、原画は1枚6千円で予約を受け付けています。 橋爪まんぷさんの、猿起まんが絵巻 カレンダー原画展は、来年1月31日まで、伊那市のみはらしの湯で開かれています。
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地産地消セミナー こんにゃく作り
地元の食材を使った料理教室「地産地消セミナー」が3日、伊那市のいなっせで開かれ、参加者がこんにゃく作りを体験しました。 伊那市手良で栽培されたこんにゃく芋を使って刺身こんにゃくを作りました。 セミナーは、市内の農産物加工グループや生産者の会などでつくる農村女性ネットワークいなが開いたものです。 この日は農村女性ネットワークいなの白鳥あき江さんが講師を務め、市内の女性19人が参加しました。 芋をミキサーにかけた後、20分ほど火にかけるとのり状になります。 冷やしながら炭酸ナトリウムを入れると固まり始めます。 バットに移して手の平でたたいて空気を抜き、形を整えて30分ほど冷やした後にゆでて完成です。 味噌や醤油などで味付けをしました。 農村女性ネットワークいなでは、地域の食材を使った料理を家庭でも作ってもらおうと10年ほど前からセミナーを毎年開いています。 次回は来年2月4日で、米粉を使った餅菓子、やしょうまを作る予定です。
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白山登り窯 高遠焼窯出し
伊那市高遠町勝間にある白山登り窯で2日、焼きあがった高遠焼きの窯出し作業が行われました。 2日は高遠焼きの陶芸家・浦野真吾さんがレンガを一つ一つ外し作品を取り出していました。 登り窯は幅が3メートルで斜面に沿って4段あります。 先月末に4日間火入れをして、およそ5百点を焼きあげました。 浦野さんは14年前22歳の時に祖父で、高遠焼きの後継者唐木米之助さんに弟子入りしました。 去年2月に唐木さんが亡くなり、一人での作品作りは今回2度目となります。 浦野さんは「登り窯は、薪の入れ方一つや、灰により作品が変化してしまう。 実際に作品を見るまでは、期待と不安が交互にやってくる」と話します。 作品の窯出しは4日頃まで行われます。
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伊那北小6年2組がそりづくり
伊那市の伊那北小学校の6年2組の児童は、地域の住民と一緒にそり作りを2日行いました。 伊那北小の6年生は、総合学習の一環で、地域住民有志でつくる上牧里山づくりと連携して、地域の里山の整備などを行っています。 今回は活動のまとめとして、そりを制作しました。 中には4人乗りや6人乗りの大きなものもあります。 今後そりのコースも、近くの里山に作る予定だということで、雪が降れば年内にもそりすべりをする計画です。
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伊那市スポーツ推進委員 手塚さん 文部科学大臣表彰
スポーツ教室の指導などを行う伊那市スポーツ推進委員の手塚廣子さんは、長年にわたり地域スポーツの推進に功績があったとして、文部科学大臣表彰スポーツ推進委員功労者表彰を受賞しました。 2日は手塚さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 手塚さんは、伊那市スポーツ推進委員を昭和55年から現在まで35年間務め、バレーボールやソフトテニスなど、市から委託されたスポーツ教室の指導を行ってきました。 また、春の高校伊那駅伝では手作りのイーナちゃんマスコットを参加校に贈っています。 長年にわたり地域スポーツの推進に功績があったとして、先月12日に文部科学大臣表彰の功労者表彰を受賞しました。 白鳥市長は、「これからもよろしくお願いします」と話していました。
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伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁 解禁
伊那市の天竜川では、伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日解禁となり、早速漁をする人の姿が見られました。 伊那市福島の天竜川左岸でザザムシ漁をしているのは伊那市中央の中村昭彦さん71歳です。 40年近くザザムシ漁を行っていて、その昔、親戚の漁を手伝ったことがきっかけで始めたということです。 解禁初日の1日は、午前中からザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。 くわで水ゴケのついた石を掘り返し足を使って石の裏側についているザザムシを四手網に流し入れます。 5分ほどするとザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れていました。 ザザムシは冬場の貴重なタンパク源として食べられてきた伝統食で、醤油と砂糖、みりんで煮込み佃煮にして食べます。 これから水温が下がってくると脂がのってさらに美味しくなるということです。 中村さんは、捕ったザザムシを佃煮にして家族や友人などと味わうということです。 漁には足踏み許可証が必要となります。 天竜川漁業協同組合によりますと解禁日の1日までに許可証を取得したのは7人だということです。 ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。
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伊那の地酒で乾杯キャンペーン
伊那市の地酒の消費拡大につなげようと伊那商工会議所は、伊那市の地酒で乾杯キャンペーンを1日からスタートさせました。 30日は、商工会議所や伊那市の関係者など40人が出席しキックオフセレモニーが行われました。 乾杯キャンペーンは、伊那市の地酒の消費拡大や飲食店の活性化につなげようと行われるものです。 30日は、市内4蔵の日本酒と伊那ワイン工房がつくるワインを出席者が味わっていました。 キャンペーンポスターのモデルを務めた二人も訪れ、地酒で乾杯していました。 キャンペーンに合わせ、1日からスタンプラリーが始まっています。 市内の飲食店35店舗で漆戸醸造、大國酒造、仙醸、宮島酒店、伊那ワイン工房の地酒とワインのどれかを一杯目に注文するとスタンプがもらえます。 スタンプを集めて応募すると抽選で地酒や飲食券がもらえます。 キャンペーンは来年1月31日まで行われることになっています。
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年末特別警戒 出陣式
警察の年末年始の特別警戒のパトロールが1日から始まり伊那警察署では、出陣式が行われました。 伊那警察署では年末年始に増加傾向にある事件や交通事故に備えて毎年この時期にパトロールや取締りを強化しています。 1日は、伊那警察署で出陣式が行われ警察や防犯ボランティア団体、交通安全協会など150人が参加しました。 出陣式では、伊那署管内の市町村のイメージキャラクターも参加しスローガンを発表しました。 また、伊那市の美篶西部保育園の年長園児が歌を歌い「頑張ってください」とエールを送りました。 伊那署によると今年管内で起きた傷害や詐欺などの刑法犯は10月末現在で519件となっています。 去年の同じ時期に比べて85件減少していますが特殊詐欺被害は増加傾向にあるということで、引き続き犯罪抑止に務めていくとしています。
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地元の伝統野菜 羽広菜かぶ収穫
伊那市の西箕輪小学校の4年生は、地域に伝わる伝統野菜羽広菜かぶを1日、収穫しました。 西箕輪小の4年すぎ組の児童は、伊那市教育委員会が進めている「暮らしのなかの食」事業の一環で羽広菜かぶを栽培しています。 1日は、学校近くの畑で収穫作業を行いました。 9月に種を蒔きましたが雨が多く芽が出なかったということで、畑をもう一度耕し、蒔きなおしたということです。 その後は、天候にも恵まれかぶは大きく成長しました。 羽広菜かぶは、西箕輪羽広を中心に昔から栽培されてきたもので信州の伝統野菜に認定されています。 普通のかぶより歯ごたえがあるのが特徴だということです。 収穫した60キロのかぶを学校に持ち帰り漬け込みが始まりました。 4年生の児童の祖父、林今朝文さんが指導にあたります。 縦に2つに切ったあと酒粕と味噌、砂糖を混ぜたものに漬け込みます。 林さんは、まんべんなく混ぜる事がポイントだと児童にアドバイスしていました。 漬けたかぶは、2週間ほど熟成させクラス全員で味わうということです。
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年末の交通安全運動はじまる
年末の交通安全運動が1日から始まり、伊那市役所前では日没の早めのライト点灯などを呼びかける街頭啓発が行われました。 啓発活動には、伊那警察署の署員や伊那交通安全協会の会員ら70人が参加しました。 年末のこの時期は日没が早くなり、また忘年会など お酒を飲む機会も増えることから、早めのライト点灯や飲酒運転根絶を呼びかけています。 今年、伊那警察署管内では11月30日現在で403件の交通事故が発生していて、4人が亡くなっています。 去年と比べて死亡した人は3人増えていて、亡くなった4人はいずれも高齢者です。 さらに4人のうち3人は、横断歩道付近を歩いていたところを走ってきた車と衝突しているということです。 年末の交通安全運動は31日まで行われます。
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伊那で再現VTR撮影
伊那市で10月に再現VTRの撮影が行われたフジテレビ系列の全国放送「奇跡体験アンビリバボー」が12月3日に放送されます。 10月に伊那市役所議場や伊那市駅周辺で「奇跡体験アンビリバボー」の再現VTRの撮影が行われました。 内容は1966年神奈川県で、当時26歳の息子を殺害された両親が被害者遺族の補償制度実現を国に求める運動を始め、法律を制定させるまでの活動をまとめたものです。 両親が国会で制度制定を国に訴える場面は市役所議場で撮影され母親のみゆきさん役は両親が伊那市出身の女優、唐木ちえみさんが務めました。 被害者の父親市瀬朝一さんは下伊那郡高森町出身、母親のみゆきさんは箕輪町出身です。 被害者の市瀬清さんと犯人は面識がなく通り魔的な衝動殺人でした。
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初級バーベキューインストラクター検定
バーベキューに対する正しい認識を持ち、手際よく炭をおこして焼くことができる初級バーベキューインストラクターの検定が30日伊那市の創造館で行われました。 検定は、手軽に楽しめるバーベキュー文化の普及を目指す日本バーベキュー協会が行っているものです。 バーベキュー協会の下城民夫会長による実技講習が行われ、火のおこしかたや肉の焼き方についての説明がありました。 下城さんは、「火を消すために水鉄砲を用意すると子供でも参加できる」「肉の断面をみんなに見せることでおいしさが共有できる」などと説明し、「バーベキューの楽しみは仲間とのコミュニケーション」だと話していました。 検定では筆記試験も行われ、合格発表は一か月後に行われます。
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東部中学校 給食用の大根の収穫を体験
伊那市の東部中学校の生徒は、30日、給食の食材として使う大根の収穫を体験しました。 1年7組の生徒32人が、美篶末広の山岸眞由美さんの畑を訪れ収穫を体験しました。 伊那市教育委員会が進める暮らしのなかの食事業の一環で、今年9月に種をまきました。 給食の食材を自分たちで育て食について学ぶ取り組みで東部中学校が山岸さんの畑で活動するのは2年目となります。 間引きや草取りなどは山岸さんが行い、今年は天候にも恵まれて大きく育ったという事です。 生徒から山岸さんへ質問の時間も設けられました。 収穫した大根は12月1日から3日間、サラダやみそ汁などにして学校の給食で味わうという事です。
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第63回上伊那郡縦断駅伝競走大会 箕輪町が優勝
市町村対抗の第63回上伊那郡縦断駅伝競走大会が29日に行われ、箕輪町が10年ぶり14回目の優勝を果たしました。 大会は、上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。 市町村の代表チームとオープン参加の合わせて14チームが出場しました。 駒ヶ根市役所から辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎます。 1区は伊那市の桃沢大祐さんが区間新記録の19分23秒でタスキを渡しました。 前半の総合タイム1位は1時間3分51秒で伊那市、2位は1時間3分55秒で箕輪町、3位は1時間4分34秒で駒ヶ根市でした。 伊那公民館前で、後半がスタートしました。 追い上げる箕輪町、4区でトップに立ちます。 5区では、駒ヶ根にぬかれ2位となりますが、6区で再びトップに。 そのままゴールし総合タイム2時間6分41秒で、箕輪町が、2005年以来、10年ぶり14回目の優勝を果たしました。 2位は2時間7分11秒で駒ヶ根市、3位は2時間10分52秒で伊那市でした。 南箕輪村は6位となっています。
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和太鼓の打ち手が競演 ニッポン ドド御祭
全国から500人の和太鼓の打ち手が集まり競演するニッポンドド御祭が29日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 ニッポンドド御祭には海外の2団体を含む全国の太鼓チーム70団体およそ500人が参加しました。 これまでに埼玉や東京で開催され今回が4回目です。 中学生から35歳までの若手の太鼓打ちによる「天地」は和太鼓ならではの一体感が伝わる演奏となっていました。 ステージでは合同演奏やグループ演奏など3時間にわたり16曲が披露されました。 総勢119人が演奏した「荒波」は八丈島に伝わる唄と太鼓をもとにした創作曲です。 会場にはおよそ1300人が集まり迫力ある演奏に聞き入っていました。