-
ラー油「長谷の太陽」に合う限定メニュー提供
伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷にある食堂で地元産のラー油「長谷の太陽」で冬の寒さを乗り切ってもらおうと、期間限定メニューの提供が22日から始まりました。
「辛さでHotに温まろうフェア」ではラー油と合う2種類の特別メニューが提供されます。
提供されているのは南アルプス村はせ内にある食堂「御食事処よってかし」です。
ラー油・長谷の太陽は、長谷中学校の生徒が地域を元気にしようと2016年から唐辛子の栽培や加工品づくりを始めました。
現在は4種類が販売されています。
野菜とキノコの麻婆丼は1000円で、具材には長谷を中心に上伊那産の野菜やシイタケ、キクラゲが入っています。
長谷の酒粕汁は、長谷産の米で作った酒粕を使い、定食料金に100円を足すと味噌汁から変更できます。
-
西春近北小学校 校内リンクでスケート授業
22日の伊那地域の最低気温は午前7時9分に氷点下4度で2月下旬並みとなりました。
伊那市の西春近北小学校では、22日に今季初めて校内の天然リンクでスケートの授業が行われました。
22日は2年生24人がスケート授業を行いました。
児童はスケート靴を履いて氷の上を歩いて往復していました。
西春近北小学校では、陽のあたらない校舎北側に水を張り、リンクを作っています。
去年11月にPTAがシートを敷いたりして準備をしたもので、
広さは、縦18メートル、横9メートルあります。
現在厚さ15センチほどの氷が張っているということです。
西春近北小学校では、冬のスポーツを楽しんでもらおうと毎年1年生と2年生が体育の授業でスケートを行っています。
西春近北小学校によると、小学校で天然スケートリンクがあるのは、上伊那ではここだけだということです。
スケート授業は氷の具合にもよりますが、2月はじめまでを予定しています。
-
春の高校伊那駅伝PR看板設置
3月23日に予定されている春の高校伊那駅伝をPRする看板が、伊那市美篶のナイスロードに設置されています。
ナイスロード沿いには、大会をPRする看板が設置されています。
看板は当日にむけてカウントダウンをしていて、車を運転する人などに、あと60日を知らせていました。
今年の春の高校伊那駅伝は3月23日に開催を予定しています。
-
伊那ケーブル FM番組審議委員会
伊那ケーブルテレビが運営するコミュニティFM伊那谷FMの番組審議委員会が22日に、伊那ケーブルテレビで開かれました。
22日は、放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員5人が出席しました。
伊那谷FMでは、テレビ番組として制作している、いなテレ12ニュースをラジオでも放送しています。
審議委員会では、実際に放送された番組を聞きました。
委員からは「違和感なく聞けたと思う」「テレビのまま放送しているため間が空くのが気になった」などの意見が出されました。
向山賢悟社長は「地域の人にスポットをあてるのもFMの役割、今後もていねいに取り組んでいきたい」と話していました。
番組審議委員会は2か月に1度開かれています。
この内容は伊那ケーブルテレビのHPで公開されます。
-
伊那文化会館 会館日数1万日達成
伊那市の伊那文化会館で開館1万日達成イベントが11日に開かれました。
イベントでは玄関ホールで西春近の和太鼓グループ小出太鼓が演奏で出迎え、来場者には菓子が配られました。
伊那文化会館は37年前の1988年12月1日にオープンし、去年12月27日に開館日数1万日を達成しました。
これまでにのべ454万人が利用しています。
福岡県出身でプロの口笛奏者分山貴美子さんがウクレレを弾きながら口笛を吹く「弾き吹き」で行進曲や童謡を演奏し会場を盛り上げました。
イベントの最後にはプラネタリウム無料券などの当たり付きの福餅撒きが行われました。
イベントには115人が集まったということです。 -
仙醸 寒仕込みピーク
伊那市高遠町の酒蔵、仙醸では冬の寒さを利用して酒を仕込む寒仕込みの作業がピークを迎えています。
午前8時30分。
蔵人4人が、純米大吟醸の仕込みを行っていました。
酒米「ひとごこち」が蒸し上がると、冬の寒さを利用して温度が一定になるように冷まします。
気温が低い時期に行うことで雑菌の繁殖を防ぐことができるということです。
冷ました酒米は小さなタンクの中に入れ、麹や水と混ぜて発酵させていきます。
発酵が進んだら、大きなタンクに移して撹拌します。
2週間~5週間で発酵が終わるということです。
-
農業女子 妄想を語り合う
上伊那の農業に携わっている女性がやりたいことなどを語り合うイベントが、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで21日に開かれました。
このイベントは、上伊那の専業農家や兼業農家、農業に興味のある女性で作る、伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会が開いたものです。
この日は20代から50代の会員およそ30人が参加しました。
イベントでは、それぞれが今後やりたいことなど自分の妄想を紙に書いて発表していました。
伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会では毎年この時期に、農業に関する集会を開いています。
イベントではほかに、信州大学農学部の小林みずき助教が「妄想の具現化に向けた農業経営」と題し講演しました。
-
高遠町荒町で山の神講
伊那市高遠町荒町に伝わる一年の豊作を祈る伝統行事、山の神講が19日に行われました。
荒町公民館に地区住民が集まり、山の神講で使う弓と矢を作りました。
山の神講は農林業を司る神様を祀る伝統行事で荒町の住民が受け継いでいます。
弓矢が出来上がると公民館近くにある貴船神社の裏山にある祠に向かいました。
集まった人たちは今年の良い方角とされる西南西に向けて矢を放ちました。
神事が終わると祠に弓と矢を供え山の恵に感謝していました。
公民館では、縁起物とされる長芋をすった長芋汁などを食べて一年の豊作を祈っていました。
-
26日の和楽器コンサートに向け練習
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子どもたちが出演する「日本の音を未来にコンサート」が26日に開かれます。
19日は、本番に向けた練習が行われました。
いなっせジュニア和楽器講座には、伊那市と南箕輪村の小中学生32人が月に1回通っています。
今年で5回目となるコンサートでは、日本の四季をテーマにした童謡唱歌メドレーなど2曲を演奏します。
他に、地元で活躍するプロや愛好家でつくる「チーム日本の音を未来に」が5曲を演奏します。
代表の伊東忍さんは、「初心者から経験者まで様々なメンバーが心を一つにして良い演奏ができればうれしいです」と話していました。
「日本の音を未来にコンサート」は、26日日曜日午後2時から、伊那市のニシザワいなっせホールで行われます。
入場は無料です。 -
伊那青年会議所始動 新春会員大会
伊那青年会議所の新春会員大会が19日に、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
新春会員大会では、第58代理事長の有賀大輔さんに、歴代理事長の名前プレートが首飾りになったプレジデンシャルリースが渡されました。
会場には、OB、OGの他、来賓などおよそ100人が出席しました。
今年度のスローガンは、「誇り Let’s Try」です。
現在会員は46人で、5つの委員会に分かれて様々な事業に取り組みます。
有賀理事長は、「10年後20年後も明るい豊かな社会の実現にむけ、活気に満ちた活動を約束し、誇りにあふれる地域の未来を目指したい」と話していました。
青年会議所は、20歳から40歳までの会員がより良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革などの社会的課題に取り組む組織です。
-
大寒 西箕輪上戸で大文字下ろし
20日は大寒。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市西箕輪上戸では、小正月の伝統行事「大文字」の柱が地域住民によって下ろされました。
午前5時過ぎ、子どもたちが太鼓を打ち鳴らすと、地域住民が続々と集まってきました。
大寒の20日、伊那地域の最低気温は、0.4度と穏やかな朝となりました。
ロープを引っ張りながらさすまたを使って柱をゆっくりと下ろしていきました。
区内安全や五穀豊穣を願う大文字は、曜日に関係なく毎年柱を1月14日に建て、20日に下ろす鎌倉時代から続くとされる上戸の小正月の伝統行事です。
長さおよそ12メートルの柱がゆっくりと倒されました。
柱に取り付けられていた花飾りや、巾着を取り外します。
各自が家に持ち帰り、玄関や神棚などに1年間飾っておくということです。
最後にお神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。 -
伊那西高校が義援金を石川県の高校に贈る
伊那市の伊那西高校は、去年の文化祭で集めた能登半島地震義援金約9万円を交流のある石川県小松市の小松大谷高校に15日、贈りました。
15日は、小松大谷高校2年の山本悠雅さんと教諭の2人が伊那西高校を訪れました。
前生徒会長の福澤月恋さんから、去年の文化祭で生徒や来た人から集めた義援金91,283円が贈られました。
伊那西高校と小松大谷高校は、2023年に開かれた探究フォーラムに参加したことがきっかけでオンラインで交流を続けています。
今回の義援金は小松大谷高校を通して、輪島市の子どもの居場所施設を運営するNPO団体に贈られるということです
15日はほかに、山本さんが3年1組の生徒と探究の授業について報告し合い交流しました。
-
みはらしファームでせいの神
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、どんど焼き「せいの神」が19日に行われました。
羽広地区の児童代表など5人が着火すると、高さ13メートルほどの櫓が勢いよく燃えあがりました。
せいの神は、五穀豊穣の神「歳神」がなまったものです。
小正月の伝統行事で、毎年この時期に行われています。
長さ6mほどのヒノキで土台をつくり、12本の竹で囲ってあります。
まわりには、みはらしファーム内に飾られていた〆の子などの正月飾りの他、羽広地区の住民が持ち寄っただるまなどが置かれています。
時折、だるまや竹が爆ぜると大きな音が鳴っていました。
みはらしファームでは、「去年は能登半島地震など天変地異が多く起きた年となってしまったので、今年こそは良い1年になるよう願いを込めました」と話していました。 -
月に1回フィンランドを身近に
月に1回、フィンランドを身近に感じてもらうイベントが、伊那市の市民の森で18日に開かれました。
伊那市では、フィンランド連携を推進する中で、去年から「月1モイmoi」というイベントを開いています。
モイモイとは、フィンランドで「おはよう」「こんにちは」など挨拶の時に使う言葉です。
18日は市内外からおよそ20人が参加し、たき火を囲み暖まりました。
参加者はマシュマロを焼いたりして楽しんでいました。
フィンランドの子どもたちは氷点下20度でも外で遊ぶということで、暖かくなる遊びを参加者で考えました。
フィンランド発祥のスポーツ、モルックのピンを使った丸太レースが行われました。
次回の月1モイmoiは、来月15日(土)に、伊那小学校の児童とフィンランドの菓子作りを行う予定です。
-
小沢さちさん19日にリサイタル
がんで闘病中のピアニスト小沢さちさんは、地元伊那市で初めてとなるピアノリサイタルを、19日にニシザワいなっせホールで開きます。
東京在住の小沢さんは、16日に伊那市の実家に戻り、リサイタルに向けて練習を行っています。
小沢さんは伊那北高校出身で東京の桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻を卒業。
卒業後は、東京をベースに、国内外での演奏を続けてきました。
しかし、2022年5月にステージ3の進行がんが発覚しました。
その一か月後、伊那文化会館で行われた音楽イベントで治療を受けながらステージに立ちました。
そこから長い闘病生活が始まり去年の春頃から回復しピアノ演奏ができるようになったということです。
復帰した小沢さんのピアノ演奏を多くの人にみてもらおうと、伊那北高校の同窓生たちが中心となり企画しました。
リサイタルは、闘病中に身近に感じられたというショパンのみで構成しています。
また、夫でチェロ奏者の称原哲雄さんとの共演も予定しています。
小沢さちさんのピアノリサイタルは19日の午後2時から伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
全席自由で一般3000円、高校生以下は1000円です。
チケットは残りわずかとなっています。
販売・問い合わせは伊那市生涯学習センター、電話78−5801までお願いします。
-
高遠高校 学習成果を発表
伊那市高遠町の高遠高校の学習成果発表会が伊那文化会館で17日に開かれました。
学習発表会は授業や総合的な探求の時間の学びの成果を発表する場で、全校生徒およそ280人や保護者・地域住民などが集まりました。
このうち去年12月に4日間の台湾研修へ参加した生徒5人が活動を振り返りました。
研修では台湾の高校生との交流やホームステイを行ったということです。
生徒は「言葉を覚えてから行ったので自分の気持ちを伝えられてよかった」「食文化の違いを感じて、広い視野を持つことができた」などと感想を話していました。
高遠高校は地域住民との交流を深めようと毎年「高遠高フォーラム&芸術フェスティバル」を開いていて、学習成果発表会はその一環で行われたものです。
-
伝統文化おやこ体験フェスタ
伊那谷の伝統芸能や文化を体験する伝統文化おやこ体験フェスタが伊那市のいなっせで13日に行われました。
体験フェスタには伊那市を中心に60人が参加し、獅子舞や南京玉すだれ、和太鼓など5種類の伝統文化を体験しました。
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座は、太鼓の打ち方を教えていました。
伝統文化おやこ体験フェスタは、田楽座と地域住民で作るNPO法人ふるさと芸能研究所が、子どもたちにこの地域の文化を伝えていこうと行ったもので、今年で4回目です。
体験会の後は伝統文化公演が行われ、伊那市長谷のざんざ節保存会などが出演しました。
-
森林活用の産業創業セミナー
森林を観光など産業としての活用を目指す、信州・森林サービス産業創業セミナーが16日、伊那市西箕輪のマウンテンバイクコースで行われました。
セミナーには県内を中心に森林サービス産業に関心のある人たちおよそ60人が参加しました。
参加者は3つの班に分かれ森林サービス産業に取り組んでいる施設の現地視察を行いました。
このうち伊那市西箕輪のマウンテンバイクコースC.A.B TRAILには約20人が集まりました。
現地視察ではコースの管理運営を行っている株式会社TRAIL CUTTER社長の名取将さんが、経営状況などについて話をしました。
長野県は森林の利活用に関心のある人たちを繋ぐ、信州・森林サービス産業推進ネットワークを去年設立し創業支援などを行っていてセミナーはその一環として初めて行われました。
セミナーではほかに伊那市のイナダニシーズで信州・森林サービス産業推進ネットワークの概要についての説明がありました。
県では健康や観光、教育など様々な分野で森林を活用した創業を支援していくことにしています。
-
富県保育園で園児が伝統芸能に触れる
伊那市の富県保育園で、地元の芸能集団田楽座が芸を披露し、園児たちが伝統芸能に触れました。
16日は伊那市の富県保育園に、富県保育園と新山保育園の園児、合わせておよそ100人が集まりました。
伊那市は、幼いうちから伝統芸能に触れてもらおうと、毎年こうした機会を設けています。
16日は、富県を拠点に活動している、まつり芸能集団田楽座が芸を披露しました。
民謡やお囃子が披露され、年長園児が南京玉すだれもしました。
去年60周年を迎えた田楽座の十八番演劇の「とりさし舞」も披露されました。
最後に、幼いうちから親しんでもらおうと、伊那節体験が行われました。
田楽座のメンバーが、伊那節の振り付けをアレンジしたもので、園児は輪になって、伊那節を踊りました。
伊那市のイメージキャラクター、イーナちゃんも登場し、会場を盛り上げていました。
伝統芸能の鑑賞は、市内の保育園で毎年行われていて今年度は、高遠保育園や上の原保育園、東春近保育園でも予定されています。 -
弥生ダンス部 全国大会で初優勝
伊那市の伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、1月11日と12日に東京都で開かれた全国大会、「全国高校ダンスドリル冬季大会」で初優勝しました。
優勝したのは、2年生12人のチームです。
弥生ダンス部は、11日と12日に東京都調布市で開かれた、「全国高校ダンスドリル冬季大会」の、ヒップホップ女子部門、10人以上15人未満のミディアム編成に出場しました。
この部門には全国から7校が出場し、これまでの最高順位、4位を上回り、念願の優勝を果たしました。
ダンスのスキルや表現力、フォーメーションなどが審査され、弥生は振りの揃った一体感のある演技が評価されたということです。
ダンス部は、週に1回外部コーチによるレッスンを受け、それ以外は、部長や副部長を中心に振り付けの確認などを行っています。
この日は、1年生の部員も優勝したダンスを見ていました。
赤須部長「最初は実感がわかなかったけれどとても嬉しい。本番は今までで一番楽しく踊れた。今後ももっと上を目指していきたい。」 -
田中寛美さん個展とバイオリンコンサート
伊那市西春近の学校教諭で画家の田中寛美さんの個展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示のタイトルは「音楽的物語から精神世界への表現の追求」で、油絵を中心に20点が展示されています。
現在59歳の田中さんは、第一美術協会の会員で、小学校の教諭を務めています。
第一美術展に出品を続け、第一美術賞、東京都知事賞などを受賞しています。
音楽も学んだ経験があるという田中さんは、音楽を絵画で表現することを目指し制作に取り組んでいるといいます。
楽器と女神をテーマに描いていましたが、徐々に、より抽象的な表現へと変化していったということです。
会場では、妻の和美さんのバイオリン演奏が毎日行われています。
和美さんは伊那フィルハーモニー交響楽団のコンサートミストレスで、自宅でバイオリン教室を開いています。
13日には25人ほどが集まり、演奏に耳を傾けていました。
田中寛美さんの個展は19日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
和美さんのバイオリンの演奏は毎日午前10時15分からと午後1時45分から行われます。
-
伊那市 新年度予算市長査定
伊那市の来年度当初予算案の市長査定が15日から始まりました。
市長査定は冒頭のみ公開されました。
白鳥孝市長は「予算の範囲内で優先順位や規模など検討しそれぞれの事業を実施していきたい。また、保育園など施設の統廃合については避けては通れない。行政を運営するのではなく経営するという考えで、赤字を出さない健全経営をする考えをもって査定から初めていきたい」とあいさつしました。
予算編成の基本方針として「社会の変容に対する先を見据えた取り組み」や「すべての福祉に漏れがない取り組み、子どもに係る政策の一元化」などをあげています。
予算化を検討する主な事業は、官民協創の新しいまちづくり事業の推進や保育士確保に向けた補助金の検討、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金事業の推進などとなっています。
市長査定は、2月上旬まで行う予定で、来年度当初予算案は2月に発表されます。
-
伊那市西箕輪上戸 大文字建て
家内安全や五穀豊穣を願う、伊那市西箕輪上戸の小正月の伝統行事、大文字建てが14日に行われました。
朝5時。
太鼓が鳴らされると、色紙で作った巾着を持ち寄り、上戸の住民が三ツ辻に集まってきました。
14日朝5時ごろの伊那地域は氷点下5.1度まで冷え込みました。
長さおよそ12メートルの柱を担ぎ出し、飾り付けが行われます。
柱の中ほどには、天下泰平、区内安全と書かれた飾り箱や、区民が持ち寄った巾着。
その上部に酒樽、先端には、色紙で作られた花が飾り付けられました。
太鼓の合図で、柱が建てられます。
上戸の大文字建ては、今年1年の家内安全や五穀豊穣を願う小正月の伝統行事で、上戸南部実行部によると、鎌倉時代から続くとされています。
一度中止したところ疫病が流行ったため、それ以降毎年欠かさず続いているということです。
およそ30分かけて、柱が建てられました。
建て終わると、御神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。
今朝建てられた大文字は20日に下ろされます。
巾着などの飾りは持ち帰り、各家庭の玄関に飾るということです。
-
伊那市消防団出初式
伊那市、箕輪町、南箕輪村の消防団の出初式が12日行われました。
このうち伊那市出初式には消防団や赤十字奉仕団など407人が参加しました。
春日公園第2駐車場を会場に分列行進が行われ、白鳥孝市長や駒井啓晃団長らの観閲を受けました。
駒井団長は「訓練を通じ団員の技術力、組織力のさらなる強化を図るとともに地域との連携を強化したい」と訓示しました。
伊那市では去年1年間に27件の火災が発生していて被害総額は3,992万円となっています。
-
伝統行事 羽広の獅子舞 奉納
伊那市西箕輪羽広に伝わる小正月の伝統行事、羽広の獅子舞が12日、仲仙寺に奉納されました。
また各家庭をまわり獅子舞を披露する戸毎舞が5年ぶりに再開されました。
羽広の獅子舞は、口を閉じている雄獅子と口を開けている雌獅子の2頭の舞い合わせが特徴で400年以上続いています。
午前7時から仲仙寺本堂で奉納されました。
ゆっくりと左右に舞う「肇国の舞」、悪魔を切り祓う「剣の舞」など5つの舞で構成されていて、総称して「阿吽の舞」と呼ばれています。
伊那市無形民俗文化財に指定されていて、区内全戸が会員となる羽広の獅子舞保存会が受け継いでいます。 -
伊那市「こころむすび」でこども用品シェアリング
伊那市が進めるモノやコトが循環する仕組みづくり「こころむすび」の一環で、子ども用品のシェアリングが、11日に市役所で行われました。
開場の正午には、ずらりと列が並び、訪れた人が、気になる洋服やおもちゃなどに手を伸ばしていました。
提供する側は予約制で、ブースに持参した服や靴、ぬいぐるみなどを並べます。
今回40組が提供しました。
提供される側は予約不要で、気に入ったものがあれば持ち帰ることが出来ます。
伊那市は、モノやコト、スキルなどを循環させる仕組みづくりを進めようと「こころむすび」と名付けて運用しています。
今回の子ども用品のシェアリングはその第2弾です。
第1弾は、サイズが合わなくなったおむつのシェアリングで、市役所などに随時、専用のボックスが設置されています。去年7月に始まり、こちらも好評だということです。
この日は400人ほどが訪れたということです。
園児服・学生服が欲しいといった声もあったということで、伊那市では、開催時期も含めて検討し、今後もシェアリングの輪を広げていきたいとしています。
-
そばの実を川に浸す「寒ざらし」作業
伊那市高遠町のそば店などでつくる高遠そば組合は、小寒にあわせ、そばの実を川に浸す「寒ざらし」作業を5日、行いました。
5日は、伊那市長谷の粟沢川で、高遠そば組合の7人が、そばの実およそ250キロを浸しました。
そばの実を冷たい水に浸すと、アクが抜けて、甘味が増すということです。
高遠そば組合はおよそ20年前に古文書に基づいて寒ざらしそばを復活させ、試行錯誤を繰り返し2015年から高遠町のそば店で提供を行っています。
浸したそばの実は、来月3日の立春に引き上げ寒風にさらして1か月ほど乾かすということです。
そばは、7月19日から組合の加盟7店で提供する計画です。
-
常光寺で大晦日マルシェ初開催
伊那市手良野口の常光寺で一年の終わりを和やかに過ごしてもらおうと、大晦日マルシェが12月31日に初めて開かれました。
常光寺では、副住職の妻、石原美沙さんが毎年春と秋にマルシェを開催していますが、一年の終わりを和やかに過ごしてもらおうと、初めて大晦日に企画しました。
12月31日は、4店が出店しました。
石原さんも地元の酒とたまごを使用した「和尚のプリン」を販売しました。
大晦日マルシェにはおよそ80人が訪れたということです。
-
霜町実業団 だるま市で干支だるま販売
2月11日に伊那市高遠町で開かれる高遠だるま市にあわせ、商店主でつくる霜町実業団は、今年の干支、ヘビをモチーフにしただるまを販売します。
こちらがだるま市で販売されるヘビの干支だるまです。
縁起の良い白ヘビが、だるまに巻き付いているようなデザインになっています。
高さ15センチ、幅11センチで、800個販売する予定です。
価格は、税込み1,700円です。
霜町実業団では、毎年干支だるまを販売していて、今年で9年目です。
だるまは、当日販売もありますが、事前予約を呼び掛けています。
予約は2月5日までで、専用電話、080-9703-0245かメールで予約することができます。
電話の受付時間は、午前9時から午後6時となっています。
■専用電話:080-9703-0245
■メール:etodaruma@gmail.com
-
第1回開花予想 高遠城址公園4月4日
民間気象情報会社ウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を9日に発表しました。
高遠城址公園は、4月4日となっています。
なお、去年は、4月5日に開花、11日に満開となっています。
第2回の開花予想は1月下旬の予定です。