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新酒やまむろが12日から販売
伊那市高遠町の山室地区で採れた酒米のひとごこちを使い、高遠町の仙醸が作った新酒やまむろが、12日から販売されます。 やまむろは、高遠町の酒販店で作る高遠旨い酒研究会が、地域活性化を目指して、平成18年から毎年造っています。 10日は、高遠町の鉾持神社の境内にある、酒の神様「松尾社」の前に関係者が集まり、神事をして新酒の完成を祝いました。 酒米のひとごこちは、農事組合法人山室が委託を受け生産していて、今年は夏の気温が高かったことなどから粒の大きな良い米ができたということです。 その米をつかって、高遠町の酒蔵、仙醸が醸造しました。 新酒やまむろは、720ミリリットル入り1,260円で、旨い酒研究会に加盟する高遠町内7店の酒屋で購入することができます。
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伊那スキーリゾート今シーズンから降雪見学ツアー開催
今月21日にオープンする伊那スキーリゾートは、今シーズン初めて雪まき作業を間近で見ることができる降雪見学ツアーを実施します。 9日は、伊那スキーリゾートで安全祈願祭が行われ、伊那市や西春近地区の関係者が出席しました。 伊那スキーリゾートは今シーズン、雪まき作業の様子に合わせて夜空や市街地の夜景を見るツアーを開催します。 降雪見学ツアーは、バナナボートに乗りゲレンデの頂上から景色を楽しむツアーです。 シーズン中3回から4回実施する予定で、電話またはメールで予約することができます。 また、今年からスノーボードの無料レッスンも始まります。 昨シーズン好評で上下伊那の小中学生およそ3,000人が利用した無料リフト券の提供を今年も実施します。 オープンの21日から27日は、通常3,600円の大人1日リフト券が 1,000引きの2,600円で利用できます。 今シーズンの営業は、今月21日から来年3月23日までとなっています。
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~伊那~秋葉町のあゆみ 完成
伊那市中央区秋葉町の住民有志が地域の歴史などをまとめた、『~伊那~秋葉町のあゆみ』が完成しました。 『~伊那~秋葉町のあゆみ』は、伊那市地域づくり活動支援金事業として作られたもので、総事業費はおよそ65万円となっています。 内容は秋葉町の変遷や活動などで地域住民から集めた古い写真も掲載されていて200部作られました。 あゆみを作成した秋葉町誌編纂委員会では、地域の歴史を記録としてまとめようと5月から作業に入りました。 秋葉町には84戸、およそ240人の住民が暮らしているということであゆみは全戸配布されました。 秋葉町誌編纂委員会によりますと常会単位で作成するのは、市内でも珍しいということで、町誌作成をきっかけに地域の結びつきを強めていきたいと話しています。
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盲導犬キャラバンが伊那市を訪問
盲導犬への理解を深めてもらおうと2日、静岡県にある日本盲導犬総合センターの関係者らが伊那市役所を訪れました。 この日は、日本盲導犬総合センターの関係者と、全盲の障害がある伊那市長谷在住の西村安寿賀さんが白鳥孝市長を表敬訪問しました。 公益財団法人日本盲導犬協会は、身体障害者補助犬法完全施行10周年に合わせて長野盲導犬キャラバンとして県内4カ所を訪れています。 西村さんは6年前から、ラブラドールレトリバーのベンと一緒に生活しています。 西村さんは「市内で段差のある道路を整備していただけるとありがたいです」と要望しました。 盲導犬による歩行体験をした白鳥市長は「何も見えないのはすごく不安だと分かった。気付いたこと、不便に思う事があれば遠慮なく伝えて下さい」と話しました。
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伊那西小学校で児童と地域住民がしめ縄作りで交流
伊那市の伊那西小学校で9日、児童と地域住民が正月に飾るしめ縄を作りました。 伊那西小学校では毎年、しめ縄を作って地域住民と交流を深めています。 この日は、全校児童と地域住民合わせて100人がしめ縄を作りました。 児童は、地区のお年寄りや保護者に作り方を教わりながら丁寧に縄をなっていました。 この日作ったしめ縄は、来年の正月に各家庭に飾る予定です。
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糸と紙コップの楽器「ストリングラフィ」演奏会
絹糸と紙コップで音を奏でる楽器「ストリングラフィ」の演奏会が8日、伊那市のいなっせで開かれました。 ストリングラフィは、21年前に作曲家の水嶋一江さんが考案したオリジナル楽器と演奏スタイルの総称です。 この日は、水嶋さんら4人がクラシックや日本のポップスなどを演奏しました。 糸電話の原理を応用して作られていて、糸をはじいたり、こすったりすると、紙コップがスピーカーとなりとなり大きな音を出す仕組みとなっています。 毎回、会場の広さに合わせ、糸の長さなどを調整していて、今回は120本の糸を使用して設置には2時間ほどかかったということです。 会場には多くの親子連れなどが訪れ、絹糸の生み出す音色を楽しんでいました。
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竜東保育園 思い出づくり「芋煮会」
新園舎の建設で現在仮設園舎となっている伊那市の竜東保育園で8日、芋煮会が行われ子供達が育てた里芋を親子で味わいました。 鍋に入れる里芋30キロは、保育園近くの畑で園児が育てた物で、この日は朝早くから母親らが皮をむいていました。 竜東保育園は伊那東保育園と統合することから現在新築工事が行われて、園児は伊那市役所近くの仮設園舎で過ごしています。 保護者会では、子供達の思い出づくりや保護者の親睦を深めようと芋煮会を初めて開きました。 里芋の他、牛肉やゴボウ、ネギなどが鍋に入れられ、1時間程煮込み完成です。 鍋が出来上がると、持参したお椀に盛り付け、園庭で味わっていました。 竜東保育園の新しい園舎は、来年3月に完成する予定です。
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芸大生が中学校吹奏楽部を指導
伊澤修二の縁で伊那市と交流のある東京芸術大学の学生が8日伊那市内の中学校で吹奏学部に楽器の演奏指導をしました。 この日は市内の3つの中学校で指導が行われ、伊那中学校には芸大の学生9人が訪れ楽器ごとに指導をしました。 演奏指導は、伊那市高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長だったことが縁で毎年行われています。 サックスのグループでは、「弱い音を出す時でも、息を残さないように吹ききって、次の音につながるように」と指導していました。 また打楽器のグループでは、「楽譜の通りに演奏するのではなく、間の取り方や音の強弱など自分が聞きやすいと思う演奏をイメージする事が大切」とアドバイスしていました。 ある生徒は、「楽器ごとに専門の学生から指導を受けることができるので、大変勉強になります」と話していました。
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bjリーグ 伊那開催熱戦展開
プロバスケットボールbjリーグの信州ブレイブウォリアーズ対新潟アルビレックスの試合が、6日と7日の2日間伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で行われました。 今シーズン初めてとなる伊那開催には、6日が1,126人、7日は1,447人が集まりました。 6日の試合、88対78で勝利したブレイブウォリアーズは、6日までの15試合を消化し10勝5敗の4位。 一方新潟アルビレックスは、19試合を消化し13勝6敗と3位につけています。 7日勝てば新潟に勝率で上回り3位となるこの試合。 ブレイブウォリアーズは、前半10点差以上を付けられましたが、第2クオーター終了までに追いつき、その後一進一退の攻防を繰り広げます。 その後ウォリアーズは着実に得点を積み重ね、試合は81対77で新潟アルビレックスに競り勝ちました。 この結果伊那開催で2連勝したブレイブウォリアーズは、新潟に代わり3位と順位を1つあげています。
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オレオレ詐欺で1,800万円騙し取られる
今月3日から4日の間に伊那市内の男性が1800万円を騙し取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと 被害にあったのは伊那市内の80歳代の男性です。 3日に息子を語る男から「株で損をし1000万円を送ってくれないと困る」と電話があり指定場所に送りました。 また翌日にも息子を語る男から電話があり800万円を送ったもので合計1800万円を騙し取られました。 伊那署では急な現金の振込などを要求する電話はオレオレ詐欺を疑うよう呼びかけています。
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各地で新年の準備
今年も残すところ1か月を切りました。 伊那市内では7日、正月用のしめ縄作りが行われ、新しい年を迎える準備をしていました。 このうち、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、しめ縄に付ける〆の子作りが行われました。 みはらしファームでは、1年間の無事を祈り毎年新しい年の数だけ〆の子を作り、飾り付けています。 中心となって作っているのは、近くに住む林正義さんです。 林さんが幼い頃は、この時期になるとどの家でもしめ縄を作っていたということで、両親や祖父母が作るのを見て覚えたということです。 しかし、近年はコンバインなどが普及し長い藁が手に入りにくくなったことや、市販の物で済ませる家が多くなったことから、手づくりの物は少なくなったと話します。 みはらしファームの〆の子飾りは、28日に取り付けられるということです。
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夜空に満開 咲光桜
冬のイルミネーションイベント「夜空に満開 咲光桜」が、29日まで伊那市の春日公園で行われています。 公園内東側の桜およそ30本には、ピンク色のLEDライトが施されています。 冬の観光資源にしようと伊那商工会議所青年部が今年初めて企画したものです。 イルミネーションは、29日日曜日まで楽しめるということです。
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JA上伊那とファミリーマートのコラボレーション店舗がオープン
JA上伊那とファミリーマートのコラボレーション店舗が6日、旧JA上伊那伊那支所跡地に、オープンしました。 オープニングセレモニーには組合員や、ファミリーマート社員など関係者およそ200人が参加しました。 セレモニーでは、テープカットと鏡開きでオープンを祝いました。 JA上伊那の米の取扱いをしていたことが縁で今年の2月にファミリーマートとのコラボレーションが実現しました。 6日オープンしたファミリーマートは、上伊那地区で4店舗目のコラボ店舗です。 店内には、生産者コーナーや、Aコープブランドの品物が並びます。 また、イートインコーナー20席もあり、買った弁当を食べたり、コーヒーを飲みながらくつろぐことができます。 セレモニーでJA上伊那の御子柴茂樹(みこしばしげき)組合長が、「Aコープ伊那店がなくなり地域の皆様に迷惑をおかけしました。これからは24時間地域のために頑張ります」と挨拶しました。 関係者によりますと、今後も上伊那地区に数店舗コラボ店を増やす計画があるということです。 ファミリーマートJAいな店の営業は年中無休の24時間となっています。
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いきいきサポーター高遠が地域
伊那市高遠町のいきいきサポーターが、一般財団法人千代田健康開発事業団のチヨダ地域保健推進賞を受賞しました。 この日は一般財団法人千代田健康開発事業団の山本吉明専務理事が伊那市役所を訪れ、伊那市の高齢者福祉課の木ノ嶋志津子さんに賞状を手渡しました。 一般財団法人千代田健康開発事業団は昭和41年に設立され、主に医学研究助成、地域保健活動助成などを行っています。 いきいきサポーターは平成17年に旧高遠町で発足し、今年で9年目になります。 受賞は、地域の健康推進に長年にわたり活動してきた点が評価されました。 いきいきサポーターは現在75人で活動していて、月に2回ほど各地区のおたっしゃ教室で指導しています。
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伊那スキーリゾート 準備本格化
12月に入り、伊那市西春近の伊那スキーリゾートではシーズンインに向けた準備が本格化しています。 6日は、標高900メートルから1,000メートルまでの高低差100メートル、長さ600メートルの第2ペアリフトの取り付けが行われました。 伊那スキーリゾートのゲレンデは、全長1,200メートルで、第1クワッドリフトと第2ペアリフトで結んでいます。 ワイヤーに固定するフックを組み立て、グリースを注入すると3人がかりで取り付けていました。 取り付けるリフトは、98基で、7日まで行われます。 昨シーズン、伊那スキーリゾートは、12月22日から3月24日まで営業し、前年を18パーセント上回る5万1,800人の利用がありました。 今シーズンは、9日に安全祈願をして、雪づくりを本格化させ、21日のオープンを目指します。 今シーズンは、新たに降雪見学ツアーなどのイベントも予定し、集客アップを目指したい考えです。
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白鳥市長 10日一般質問で進退表明の見通し
伊那市の白鳥孝市長は、任期満了に伴い来年4月に行われる伊那市長選挙に立候補することを10日に表明する見通しです。 10日は、12月定例市議会の一般質問初日で、黒河内浩議員が次期市長選挙について質問します。 取材に対し、白鳥市長は、「後援会の出馬要請もいただいた。いくつかの団体からも早い時期での表明を求める声もいただいている。質問の内容にもよるが、聞かれたら、答えるつもりだ。」と述べました。 黒河内議員は、「10日の一般質問で、これまでの4年間の総括と進退について確認したい」と話していて、白鳥市長の2期目の出馬表明は、10日となる見通しです。 伊那市長選挙は、来年4月20日告示、27日投開票の日程で行われます。 これまでに立候補を表明している人はいません。
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農村女性ネットワークいな主催 地産地消セミナー
伊那市内の女性農業者でつくる「農村女性ネットワークいな」は6日、地元の食材を使った地産地消セミナーをいなっせで開きました。 地産地消セミナーは、地元の食材を使って料理を味わい、会員同士の情報交換の場にしようと年に2回開かれています。 この日は、農村女性ネットワークいなの会員25人が、じゃがいもピザとおからサラダを作りました。 農村女性ネットワークいなの会員は、農産物の加工や販売を行ったり、保育園や小学校の給食の食材を提供しています。 会員は、できたピザとサラダを味わっていました。 ある会員は「みんなで集まって料理をするのは楽しい。地元の食材で美味しいものができて良かった」と話し
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伊那市成人式 白鳥市長「今年度中に判断」
伊那市の成人式のあり方について検討してきた委員会から報告を受けた白鳥孝伊那市長は、時期や開催方法について今年度中にも判断したいとの考えを示しました。 5日は、丸山 敞一郎委員長らが、市役所を訪れ、検討結果を白鳥市長に報告しました。 丸山委員長は、「開催時期や方法について検討したが、一体化や分散などさまざまな意見が出され、今すぐ変更するべき時期ではないというまとめとなった。方向性については、市長に決断していただきたい」と話しました。 報告を受けて、白鳥市長は、「会場によって記念品が異なることなど同じ市民なのにばらつきがあるのは望ましくない。パンフレットも主催者が分かりにくく、公民館単位で実施するにしても伊那市がやっていることを理解してもらえるものにしなければいけない」と話し、今後の成人式について早急に検討したいとの考えを示しました。 白鳥市長は、来年度からの成人式には反映できるよう、今年度中には結論を出したいとしています。
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第18回書晋展
伊那市の書道教室の指導者などでつくる書晋会のチャリティー展が、5日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 伊那市内の書道教室の指導者などでつくる書晋会が展示会を開くのは今回で18回目となります。 いなっせを会場に開くのは初めてで、会場の広さにあわせて小品を集め、今回初めてチャリティー展にすることにしました。 会員は15人でジャンルや会派もさまざま。 出店者の写真とともに、かなや漢字、交書などが並びます。 チャリティーで集まった寄付金で、点字用タイプライターや高齢者疑似体験セットなどを購入し伊那市社会福祉協議会に寄付する予定で、書晋会では多くの来場を呼びかけていました。 この第18回書晋展チャリティー展は、8日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています、
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長谷中学校が東日本大震災の被災地を支援 募金届ける
東日本大震災の被災地を支援しようと、伊那市の長谷中学校は、9月の文化祭で開かれた音楽会の来場者に呼びかけ集めた募金を、5日、伊那市に届けました。 長谷中学校生徒会役員が伊那市長谷総合支所を訪れ、田中博文次長に、集まった募金1万3,227円を届けました。 長谷中学校では、今年9月28日の文化祭音楽会でチャリティーイベントを行いました。 3年生全員で太鼓を演奏し、会場全員で合唱を行った後、来場者に募金を呼びかけました。 届けられた募金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に届けられることになっています。
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ジオパークで地域活性化を先進事例学ぶ
ジオパークを使った地域活性化の先進事例を学ぶ講演会が3日伊那市の長谷公民館で開かれました。 講演会は、来年、伊那市でのジオパーク全国大会の開催や、南アルプス国立公園指定50周年を迎える事から、南アルプスジオパークの魅力を多くの人に伝えようと伊那市が主催したものです。 講師は、兵庫県香美町でジオパーク推進委員をしている今井ひろこさんです。 今井さんは、2010年に地元の山陰海岸ジオパークが世界ジオパークに認定された事をきっかけに役場の嘱託職員となり、初めて地域の地形や地質などについて勉強したという事です。 今井さんは香美町で行っている取り組みとして、地元産の農産物をただ美味しいというのではなく「花崗岩により水が濾過され、軟水となり酒造りに適しているや」、「砂丘では、長芋がまっすぐに育ち、水はけが良く、良質なメロンが栽培できる」など地質や地形の特徴を盛り込んだストーリーと結びつける事で、売る側も地域への理解が深まるとアドバイスしていました。 会場には観光関係者など約80人が訪れ今井さんの話に耳を傾けていました。
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定住促進へ 地域おこし協力隊員全国募集
伊那市は、「都市部からの若者」をターゲットにした移住・定住促進策として地域おこし協力隊員と集落支援員を来年度から配置する計画です。 地域おこし協力隊員は、全国から4人を公募して市内に移住してもらい、それぞれ得意な分野で活性化に協力してもらいます。 具体的な事業としては、新たな特産品の開発をする「いなかもん開拓団」や、里山ガイドの育成や組織作りを進め、SNSを活用した情報を発信する「里山アテンダント」を計画しています。 協力隊員のサポートや調整などをする集落支援員も1人配置する計画です。 移住・定住促進プログラムは、人口減少に少しでも歯止めをかける取り組みとして、平成26年度から10年間を計画しています。 基本方針は、「農業」と「教育」をキーワードに若い世代の移住を支援し、地域の魅力向上や他市町村と差別化を図り独自性の施策を展開する等としています。 伊那市では、プログラムによる人口増の目標は新規就農者の受け入れを50人とするなど年間120人としています。 プログラムによる相乗効果として、出生率を平成23年度の1.52から平成45年度以降は2.0まで引き上げたいとしています。
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たかずやの里 竹筒募金におよそ130万円集まる
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築のため、上伊那のおよそ60か所に設置されている竹筒募金箱に、3日までにおよそ130万円の募金が集まりました。 4日はたかずやの里の施設内保育園で子どもたちが見守る中、いっぱいになった募金箱が開封されました。 竹筒募金箱は、たかずやの里が去年9月に上伊那の市町村窓口や店舗などおよそ60か所に設置したものです。 いっぱいになった募金箱は随時回収・集計を行っていて、3日までに竹筒募金箱で集まった金額は129万8,182円です。 また、上伊那広域連合に寄せられた寄付金は11月30日現在636件3,697万6,366円となっています。 竹筒募金箱の設置、寄付金の受付は来年3月まで行うということです。
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下小沢あかりの会 おやき作りで交流
伊那市の下小沢地区の高齢者でつくる下小沢あかりの会は3日、小沢地域交流センターでおやきを作って交流しました。 この日は会員30人が集まり、5種類の味のおやきを作りました。 地域の味を手作りで味わおうと、今回はおやきにしました。 下小沢あかりの会は、地区の高齢者が集まり交流を深めようと3年前に発足しました。 会では、年に8回ほど流しそうめんや神社の掃除などをして交流しているということです。 ある会員は、「みんなで集まって地域の食べ物を作ることで童心に返る気持ちになれました」と話していました。
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満光寺で雪吊り作業
本格的な積雪シーズンを前に伊那市高遠町の満光寺では境内の松を雪の重さから守る雪吊りの作業が3日行われました。 満光寺では、20年ほど前から松の雪吊りを行っています。 雪吊りは木々の枝が雪の重みで折れないように保護するもので冬の風物詩にもなっています。 3日は、朝から伊那市手良にある造園業者、花月園の職人が作業にあたっていました。 長さ10メートルほどの支柱に松を固定し、上から円すい状にワラの縄を張り巡らせます。 使われる縄は、100mの玉縄7個分だということです。 満光寺の境内には高所作業車が入れないため、はしごを使って一本一本丁寧に縄を下していきます。 作業していた松は樹齢およそ、500年の黒松で武田信玄の弟、武田信康が信玄の遺言によりこの寺に植えたという言い伝えがあります。 この松を一目見ると極楽往生できると言う噂が広まり極楽の松と呼ばれています。 満光寺では、「訪れた人たちに冬の風情を楽しんでもらいたい」と話していました。
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東部中合唱部 最優秀賞受賞
伊那市の東部中学校合唱部は、11月30日に東京都で開かれたTBS子ども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会で最優秀賞を受賞しました。 このコンクールでの最優秀賞受賞は2年ぶりです。 東日本優秀演奏発表会には、予選を勝ち上がった長野県、新潟県の中学校から9校が出場しました。 東部中学校が発表したのは「人間」という歌です。 この歌の歌詞は歴史小説家の司馬遼太郎のエッセイを素に作詞されたものです。 自然の大切さが歌詞に込められています。 8月に行われたNHK全国学校音楽コンクールの自由曲として発表しましたが思った結果が出ませんでした。 3年生にとって最後の大会となる東日本優秀演奏発表会でこの歌で勝負することを決めました。 音楽室の黒板には先輩や先生、同級生達の応援のメッセージが書かれています。 応援に後押しされながら生徒たちは、毎日練習に励んできました。 審査員からは、「心に訴えてくる」とか「気持ちの入った歌声」などの評価を受け、最優秀賞を受賞しました。 今後は、最優秀賞に選ばれた全国7ブロックの代表のテープ審査が行われ、来年1月下旬にこの中の1校が文部科学大臣奨励賞に決定することになっています。
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伊那市長選挙と伊那市議選挙の選挙日程決まる
来年4月の任期満了に伴い実施される、伊那市長選挙と伊那市議選挙の選挙日程が決まりました。 伊那市選挙管理委員会が2日発表しました。 告示日は来年4月20日、投開票は4月27日です。 市長と市議の任期はともに4年間で、市議の定数は21人です。 なお、12月現在、伊那市の選挙人名簿登録者数は、男性2万7,191人、女性2万8,819人の合わせて5万6,010人となっています。
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ふるさとCM大賞で伊那市から2作品が優秀賞
30秒にふるさとへの思いを込めたふるさとCM大賞NAGANOの最終審査会が1日長野市で行われ審査の結果、伊那市から2作品が優秀賞に選ばれました。 ふるさとCM大賞は、長野朝日放送が主催するもので、今年で13回目です。 今年は県内から83作品が寄せられ25作品が最終審査に進みました。 伊那市からは西春近南小学校、西箕輪中学校、伊那ローメンファン倶楽部の3作品が最終審査に進みました。 ステージでは、参加団体がパフォーマンスなどをしてCMをPRしました。 審査の結果、優秀賞となる知事賞に伊那ローメンファン倶楽部の「ロックンローメン」が選ばれました。 また、教育委員会賞には西春近南小学校6年の「伊那の子供達から、真心のこもった贈り物」が選ばれています。 伊那ローメンファン俱楽部と西春近南小学校の作品は年間50回放送されることになっています。 この模様は来年1月4日に長野朝日放送で放送されることになっています。
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事故防止へ安全運転呼びかけ
1日から年末の全国交通安全運動が始まり、伊那市交通安全協会会員らが伊那市のナイスロードでドライバーに安全運転を呼びかけました。 交通安全運動では山寺義士踊りの衣装で交通安全指導員らが啓発活動を行いました。 またドライバーのマナーアップを呼びかける「マナーアップる」と名付けられたリンゴが配られていました。 伊那警察署によりますと12月1日現在管内の事故件数は409件で去年の同じ時期と比べ2件減少。 死亡事故は5件で1件減少しています。 年末の交通安全運動は今月31日まで行われます。
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弥生の生徒が防犯呼びかけ
年末特別警戒の出陣式が2日、伊那警察署で行われました。 今年は伊那弥生ヶ丘高校の生徒が参加し防犯を呼びかけました。 伊那弥生ヶ丘高校では地域活動に貢献しようと、年末特別警戒に参加することを決めました。 出陣式では生徒が発案した「安全安心の木」に関係者や地域のマスコットキャラクターが安全への願いを書いた紙をつけていました。 伊那警察署によりますと、今年の管内の刑法犯は630件で去年とほぼ同じ件数だということです。 出陣式が終わると警察車両が広報活動のため管内を巡回しました。