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300人が参加 場広山ハイキング
伊那市美篶の美篶財産区が管理している場広山に親しむイベント、場広山ハイキングが26日行われました。
場広山は伊那市富県新山から高烏谷山に続く山です。
ハイキングは美篶公民館や地区の青少年育成会などが行ったもので美篶の住民などおよそ300人が参加しました。
このイベントは美篶財産区が管理している山を歩くことで、地域の歴史を知ってもらおうと毎年開かれています。
50年ほど前は、地区の収入源として、ここの山の木を売り公民館を建設したり、学校のプールを造っていたということです。
参加者は新緑の山道を歩きながら地域の歴史に理解を深めていました。 -
復興支援ソング 団員が合唱
日本を元気にしようをテーマにした南信合唱祭が26日、伊那文化会館で開かれました。
合唱祭は南信地区で活動する合唱団でつくる南信合唱連盟が開いたもので、今年は19団体が参加しました。
今年は日本を元気にしようをテーマに開かれ、参加者全員で東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を歌いました。
今年の合唱祭で復興支援ソング「花は咲く」を歌うことを決めた南信合唱連盟では、団員が1部500円のこの歌の楽譜を購入していてその売り上げが復興支援に役立てられるということです。 -
問屋街ミュージックスタジオオープン
オリジナルTシャツの生産、販売を手掛ける伊那市坂下の株式会社問屋街は、新たな事業として音楽スタジオをオープンしました。
こちらが完成したスタジオです。
広さはおよそ100平方メートルで40人から50人入れます。
壁や床には防音材が使用されています。
スタジオ内には、音響機器や照明機器の他、ユーストリーム配信ができる映像機器が備わっています。
問屋街は、Tシャツの卸売販売業として企業し、今年で12年目です。
ITを利用した商品の販売を展開していて、今回は動画制作に力を入れようと新たにメディア事業部「問屋街ミュージック」を設立し、音楽スタジオや音響機材のレンタルを始めることになりました。
問屋街では、「様々なジャンルの音楽の発表の場になれば」と話します。
音楽スタジオの使用料金は、1時間3000円からとなっています。
問い合わせ:74-2253 -
安全運転啓発パレード
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」が発足から2周年を迎え、24日伊那市のナイスロードで啓発パレードを行いました。
信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、今月の20日で発足して2年が経ちました。
24日は、伊那市役所前から高遠方面に向かってパレードが行われ、安協会員らおよそ100人が安全運転を呼びかけました。
信州伊那スマートドライバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。
5月24日までにおよそ1万1千人が加入しています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は、「ドライバーには思いやりのある運転を心がけて、1件でも事故をなくすように意識してもらいたい」と話していました。
去年は3市町村で交通事故が大幅に減少していて、安協では今後も引き続き交通事故防止の啓発活動に取り組んでいきたいとしています。 -
金メダリスト 荻原健司さんと歩く
冬季オリンピック・ノルディック複合の団体で2大会連続の金メダルを獲得した荻原健司さんが25日、伊那市を訪れ、ノルディックウォーキング教室の講師を務めました。
この日は、伊那市の鳩吹公演でノルディックウォーキング教室が開かれ、およそ200人が荻原さんと一緒に歩きました。
講師を務めた荻原さんは、群馬県出身の43歳。
ノルディックスキーの選手として冬季オリンピックに4回出場していて、1992年のアルベールビルと1994年のリレハンメルでは、団体で2大会連続の金メダルを獲得しました。
荻原さんは「ストックを使って背筋を伸ばして」などと声をかけながら参加者と一緒に公園内を往復していました。
荻原さんは「伊那市は初めて来たが、とてもスポーツに対する熱のある地域だと感じた。みんな感心をもって教室に臨んでくれているのでこれを続けていってもらえるとさらに効果があると思う」と話していました。
この後公園横にあるクロスカントリーコースも歩きました。
ある参加者は「教え方もとても上手いし、とても参考になった。今後に生かしていきたい」と話していました。
今回主催した伊那市総合型地域スポーツクラブは、今年発足5年目を迎え、会員は全国的にも多いとされる2千人に上るということです。 -
なんじゃもんじゃ見ごろ
伊那市上牧の唐木啓吉さん宅のヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木が見ごろとなっています。
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竹内徹さん油絵展
伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんの油絵展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には近作を中心に56点の風景画が展示されています。
竹内さんは、現在76歳。
平成14年から22年まで信州高遠美術館の館長を務め、日展には34回入選しています。
全国を旅する中で信州の美しさを再発見したということで、県内の風景を中心に作品を制作しています。
竹内徹さんの油絵展は30日木曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市景観計画策定委員会 検討結果市長に報告
去年7月から伊那市の景観計画案について協議してきた委員会は24日、白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
24日は、景観計画策定委員会の伊藤精晤会長らが市役所を訪れ、委員会でまとめた計画案を白鳥市長に手渡しました。
計画案では、建物の建設に必要となる届け出や審査基準などについて定められています。
白鳥市長は「議論を重ね作られたこの案は、極めてレベルの高い物。この案を基に、地域の財産である景観を守っていきたい」と話していました。
伊那市では、景観条例の制定案を9月の定例議会に提出し、10月を目処に景観行政団体へ移行、来年4月1日からの景観計画の全面施行を目指しています。 -
平澤一雄さん宅のジャーマンアイリス見ごろ
伊那市西春近柳沢の平澤一雄さん宅のジャーマンアイリスが見ごろとなっています。
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伊那市有害鳥獣被害 1千万円減少
ニホンジカなどの有害鳥獣による伊那市の昨年度の農作物への被害額は、前の年度と比べおよそ1千万円減少したことが分かりました。
一方で、ニホンジカが東山から西山に移動していることから、今年度は西山の生体調査や捕獲にも力を入れる考えです。
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が24日、市役所で開かれ、猟友会員や農業関係者などおよそ40人が出席しました。
昨年度の有害鳥獣による農作物への被害額は、防護柵の設置や捕獲の成果などから前の年度よりおよそ1,100万円少ないおよそ3,100万円でした。
鳥獣別では、ニホンジカとイノシシでそれぞれ400万円ずつ減少しています。
伊那市では昨年度、ニホンジカ2,500頭の捕獲を目標に取り組み、およそ3,300頭捕獲しました。
2年連続で3千頭を超える捕獲となっていて、市では「少しずつ成果が表れている。今後も猟友会などと連携を強化して対策をとっていきたい」としています。
総会では他に、権兵衛峠の頂上付近で数十頭のニホンジカの群れが確認された事が報告されました。
ここ数年、ニホンジカが東山から西山へ移動している傾向が顕著にみられるということで、市では今年度西山地区での調査と捕獲にも取り組む考えです。
他に、国の法律に基づき今月1日から猟友会員を伊那市鳥獣被害対策実施隊に位置付けています。
これにより一部の技能講習の免除や狩猟税が半額になるということです。 -
遠照寺 ぼたん見ごろに
ぼたんの寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺で花が見ごろを迎え、多くの見物客が訪れています。
遠照寺のぼたんは、昭和57年に亡き住職の菩提を弔うため3本の苗を植えたのが始まりで、今は170種、1,000株にまで増えました。
好天に恵まれた24日は、平日にもかかわらず多くの見物客が遠照寺を訪れ、足を止めて色とりどりのぼたんの花をながめていました。
6月2日までぼたん祭りが行われていて、手打ちの十割そばも味わうことができます。
松井教一住職によりますと、花はあと1週間ほど楽しめるということです。
入場料は、大人400円、高校生以下は無料です。 -
廃校で天野惣平展
造形作家天野惣平さんの作品展が伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で24日から始まりました。
教室の中央部分に置かれている作品は、マニラ麻の繊維をアクリルポリマーで固めたものです。
麻の繊維は、一般的には石膏作品の強度を高めるために使用されますが、天野さんは、それ自体を作品に作りあげています。
1か月半ほどかかりました。
テーマやイメージはなく、見た人がそれぞれ何かを感じ取ってもらえればいいと天野さんは話しています。
天野惣平さん59歳。
高遠町出身で武蔵野美術大学を卒業後、イタリアに留学。
31歳の時から19年間東京で個展を開き続け、10年ほど前から立体作品に取り組むようになりました。
廃校と出会い、旧い教室の空間や外光、照明など空間全体が作品と話します。
この場所での作品展は今回で7回目となりました。
天野惣平展は、29日まで、伊那市高遠町芝平の旧三義小学校芝平分校で開かれています。 -
商店街で呑み歩きイベント
伊那谷で造られたお酒を飲みながら商店街を歩くイベントが24日、伊那市の通り町で行われました。
初夏の呑みあるきと題して行われたこのイベントはお酒を呑みながら商店街を歩いてもらい街の賑わいにつなげようと商店主や蔵元などでつくる実行委員会毎年恒例で開いているものです。
いなっせ北側広場から入舟交差点までの間にブースが設けられ24日は、辰野から飯田まで8つの蔵元と4社の酒造メーカーが出店しました。
1500円で購入した道中手形を見せると好きなだけお酒を呑むことが出来ます。
24日は午後4時からイベントが始まり多くの人が訪れていました。
セントラルパークでは伊那市そば打ち名人の会による手打ちそばも振るまわれていました。
訪れた人たちは心地よい風の吹く中、地元のお酒を思う存分楽しんでいる様子でした。 -
韓国の中学生が農家民泊
韓国の中学生が18日、教育旅行で伊那市を訪れ農家民泊を体験しました。
韓国の中学生およそ40人は空港からバスで伊那市役所に到着しました。
農家民泊は国内外からの旅行者受け入れに力を入れている伊那市観光協会が企画したもので市役所では歓迎会が開かれました。
歓迎会が終わり夜は市内8つの農家に分かれて宿泊しました。
このうち伊那市長谷の農家、市ノ羽幸子さん宅には5人が訪れ、囲炉裏を囲んで食事をしました。
夕食には、五平餅やニジマスの串焼き山菜などが振舞われ中学生たちは伊那地域の食文化を堪能していました。
市ノ羽さんは、韓国語や英語で料理を説明するなど中学生に話しかけていました。
伊那市観光協会では農家の田舎暮らしを体験してもらう農家民泊を誘客の柱として推進していきたいとしています。 -
伊那市今年度採用職員が伊那節体験
伊那地方を代表する民謡「伊那節」の唄と踊りを学ぼうと、今年度採用された伊那市の職員が22日、富県公民館で研修を受けました。
伊那節の研修は今年で2年目で、伊那節振興協会の20人の指導のもと、伊那市の職員13人が唄と踊りを学びました。
唄の研修では、息を吸うタイミングや声を伸ばすタイミングなどを学び、踊りでは全員で輪になって中心にいる指導者のアドバイスを聞きながら身につけました。
伊那節振興協会では、伊那節を地域の宝として、次の世代に継承していけるように、普及活動を続けていきたいとしています。 -
台湾と長谷の中学生 交流
海外からの誘客を進めようと積極的に修学旅行生の受け入れを進める伊那市。
23日は、台湾から初の旅行生が伊那市の長谷中学校を訪れ、生徒たちと交流しました。
台湾から訪れたのは台南市の崇明国民中学の3年生13人と1年生が1人です。
成績の良い生徒の選抜隊だということです。
生徒達は、早速、授業の様子を見学しました。
1年生は理科、2年生は英語、3年生は技術の授業です。
台湾の生徒達は、興味のあるクラスを選んで一緒に授業を受けました。
そのうち2年生のクラスでは、英語で自己紹介をしたり、質問しあったりして交流していました。
伊那市は、去年から、長野県と連携して、海外からの教育旅行の誘致に取り組んでいて、これまでに、中国と韓国から中学生が訪れています。
今回は、台湾からの受け入れ第一号となりました。
授業のあとは、体育館で交流しました。
台湾の生徒達は、長谷中の生徒達の拍手に迎えられて入場。
一緒にダンスを踊るなどして交流しました。
伊那市では、市内に21ある小中学校にそれぞれ年に1度くらいの頻度で、海外からの修学旅行生を受け入れていきたい考えです。 -
勝間にも・・・ 松くい虫被害拡大
伊那市では松くい虫被害が、新たに高遠町の勝間で確認されるなど、長谷地区を除く全ての地域で被害が確認されています。
市は樹種転換を進めるなど、被害拡大を防ぎたいとしています。
23日は、財産区や各地区の代表など20人ほどが参加して、松くい虫対策協議会が、市役所で開かれました。
上伊那管内の被害量を示すグラフです。
赤色のグラフが示す伊那市は、平成18年に初めて被害が確認され、その後、増加してきました。
伊那市野底のアカマツ林です。茶色く枯れた松が目立ちます。
伊那市には5万5千haの森林があり、内7千haがアカマツ林です。
松くい虫の被害を広げるカミキリムシは標高800メートル以上では活動できないとされていますが、温暖化などの影響で、去年、西箕輪でも被害が確認されています。
今月に入って、高遠町勝間でも、新たに被害が確認され、長谷地域への拡大が懸念されています。
伊那市では、被害の拡大を防止するため、アカマツを伐採し樹種転換を行うよう、財産区や地主などに求めています。
昨年度は、県や市の補助を受けおよそ40haで実施されました。
協議会の中で、「被害が一向になくならない中で、今後、取り組みをやめるという事はないか」という委員からの問いに、白鳥孝市長は、「以前よりも対策手段が増えている。被害先端地域として、被害拡大防止に努めていく」と答えていました。
他にも、「このままでは、マツタケ山もなくなってしまうのではないか」といった声もありました。 -
伊那市の二酸化炭素排出量、平成21年度比で1万9千トン削減
伊那市は、昨年度1年間の二酸化炭素排出量は、平成21年度と比べて1万9千トン削減できたとの調査結果をまとめました。
当初の削減目標の3千トンを大幅に上回る結果だとしています。
これは、23日に開かれた、伊那市地球温暖化対策地域エコリーダー協議会で報告されたものです。
それによりますと、昨年度の二酸化炭素の年間排出量は35万2千トンで、平成21年度の37万1千トンに比べて1万9千トン、率にして5.1%削減されました。
伊那市では、この結果について、温暖化対策の取り組みを実施する家庭が増えてきている事や大きな気温の変化がなかった事により、予想以上の削減につながったとみています。
この日開かれた協議会では、今年度の削減目標を、H21年度比で、1万9千トン削減する事を決めました。
次年度以降の削減量の負担を軽減させるため、当初の目標値通りとしました。
今後は、エコドライブやアイドリングストップの普及、公共交通機関の利用促進などにより目標達成を進めていくとしています。 -
フクロナデシコ見頃
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑のフクロナデシコが見頃を迎えています。
およそ30アールの畑には、ピンクのフクロナデシコが植えられていて、現在見頃となっています。
フクロナデシコの他にも、紫色のムラサキナバナやオレンジ色のニオイアラセイトなども楽しめます。
伊藤さんによりますと、フクロナデシコは6月はじめ頃まで楽しめるということです。 -
伊那市美篶青島の民家にカラスの巣
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、民家の庭で見つかったカラスの巣を子供たちに見てもらおうと、美篶資料館に展示します。
これがその、カラスの巣です。
直径が60センチほどあり、沢山の枝が組み合わされています。
寝床になる部分には、動物の毛のようなものも使われています。
この巣は、矢島さんと同じ青島に住む北村弘さん宅の松の木にあったものです。
今年3月に、親鳥が巣の中で卵を温めている事に気づき、4月にヒナが飛び立っていったということです。
北村さんによりますと、ここ10年くらいの間、近所でカラスが巣をつくるようになったという事で、近くの田んぼの電柱にもカラスが巣を作っていました。
矢島さんは、カラスの巣を子どもたちにも見せてあげたいと思い、北村さんから譲り受けました。
カラスの巣は、来月中には、美篶小学校隣の美篶資料館に展示するということです。 -
島崎さん「みどりの文化賞」受賞
伊那市坂下在住で元信州大学教授の島崎洋路さんが、公益社団法人国土緑化推進機構より「第23回みどりの文化賞」を受賞しました。
23日は、島崎さんが伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
みどりの文化賞は、緑や森林に関して功績のあった人や団体に1年に1回送られるもので、長野県での受賞者は島崎さんが初めてです。
今月の11日に東京都で開かれたみどりの感謝祭の式典で、受賞しました。
島崎さんは、昭和26年から信州大学で森林の管理や研究に携わり、退官後は横山の「島崎森林塾」を拠点として山仕事に携わる人を育ててきました。
その数は、10代から80代までのおよそ600人で、日本各地で活躍しているとのことです。
島崎さんは、今後も人材育成を続けて、林業従事者が自立して林業に取り組めるような指導をしていきたいとしています。 -
伊那市長谷で現金数十万円拾う
13日、伊那市長谷の市道脇に現金数十万円が落ちているのを通りがかった人が見つけ、警察に届け出ました。
伊那警察署の発表によりますと、現金が見つかったのは、伊那市長谷の市道脇です。
13日に付近を歩いていた人が、散らばっていた紙幣や硬貨を見つけ警察に届け出たという事です。
翌日の14日に警察官が付近を調べところ、さらに、現金と、金融機関の封筒が見つかったと、22日、警察が発表しました。
今回、拾われた現金数十万円は、拾得物として、伊那警察署に3か月間保管されます。 -
蜂の子煎餅 試作
伊那市の産直市場グリーンファームは、上伊那の伝統食、蜂の子を使った煎餅づくりに取り組んでいます。
小麦やもち米の粉などを使った生地に、蜂の子を入れ焼いたものです。
買い物に訪れた人は「パリパリして食べやすい」、「蜂の子は高価なものなので、もう少し小さい方くてもいいのでは」と話しながら試食していました。
グリーンファーム会長の小林史麿さんは、地域の食文化を見直し、気軽に食べてもらおうと煎餅を考案し、今年1月から商品化に向け取り組んでいます。
グリーンファームから300メートルほど離れた、加工施設では、煎餅の試作研究が行われています。
昆虫食については、13日に国連食糧農業機関が、栄養価が高く、手に入れやすい事から、今後、理想的な食料であるとの報告書を発表し、注目を集めています。
上伊那では、蜂の子やイナゴ、ザザムシが、貴重なタンパク源として古くから、食べられていました。
現在は、食生活の変化もあり、地域の珍味として守られています。
蜂の子煎餅は、今後、味着けや大きさなど、商品化に向けさらに試作が行われる事になっています。 -
手良小児童が代掻き・どろんこバレー
伊那市の手良小学校5年生は自分たちで代掻きをした学校近くの田んぼでどろんこバレーをしました。
22日は手良小5年生20人が水を張った田んぼに入り、どろんこバレーをしました。
手良小学校では毎年5年生が米を育てていて、今年は昔ながらのやり方で米を育てたいと自分たちで代掻きを行いました。
代掻きをした田んぼで、児童は2つのチームに別れ、ボールを落とさないよう、泥まみれになって楽しんでいました。
代掻きの作業では、児童は一列になり手を繋いで田んぼの土をならしていました。
30日と31日にうるち米ともち米の苗を植え、10月上旬に収穫。
11月の収穫祭で餅やおにぎりにして食べるということです。 -
ケア付き共同住宅を考えるパネルディスカッション
障害者が社会の中で暮らすためのケア付き共同住宅を考えるパネルディスカッションが18日伊那市のいなっせで行われました。
ディスカッションには産婦人科医で書画家の根津八紘さんと障害者やその家族でつくるパンセの会の会員4人が参加しました。
パンセの会は、社会福祉法人を設立し、障害者が地域の中で暮らせる施設の建設を目指しています。
パンセの会では、住宅の建設に向け、支援を呼びかけていました。 -
アルクマが伊那市駅前でPR
長野県観光PRキャラクターのアルクマが、21日伊那市駅前で市民に「ご当地キャラ総選挙2013」への投票をよびかけました。
21日は長野県観光PRキャラクターのアルクマが通勤、通学中の市民に投票を呼びかけました。
ご当地キャラ総選挙2013は日本百貨店協会が行っているもので、投票により「TOP of ご当地キャラ」を決定します。
予備選挙には全国から500以上のキャラクターがエントリーし、アルクマは地区予選に進出する24体に選ばれました。
エントリーしていた伊那市のキャラクター、イーナちゃんは地区予選に進出することができませんでした。
地区予選は6月16日日曜日まで、ご当地キャラ総選挙のホームページで投票することができます。 -
真夏日 最高気温30.3度
21日の伊那地域の最高気温は、今年最高の30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、明日22日も30度近くになると予想しています。
伊那市の鳩吹公園のツツジが見頃を迎えています。 -
安川保さん、博さん親子「父子展」
昭和初期に伊那美術協会の発足に携わった安川保さんと、その長男でフランス在住の洋画家安川博さん親子の「父子展」が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
フランス在住の洋画家、安川博さんは現在82歳です。
博さんは、昭和6年に伊那市中央で生まれ、多摩美術大学を卒業後、伊那北高校や高遠高校で美術の指導にあたり、35歳の時にフランスへ渡りました。
会場には、博さんがヨーロッパの風景を題材に制作した作品や、伊那の風景を描いた作品60点が展示されています。
父の保さんは、明治37年に伊那市荒井で生まれ、昭和62年に82歳で亡くなっています。
保さんは、司法書士の仕事の傍ら水彩画を描き、昭和8年の伊那美術協会設立に尽力しました。
会場には、伊那谷の風景を題材にした作品や静物画など
30点が展示されています。
伊那で父子展を開くのは今回が初めてです。
企画したはら美術では、「昭和初期の伊那谷の文化、芸術の発展に尽力した父、保さんと、フランスで活躍する博さんの作品を、合わせて楽しんでほしい」と話していました。
安川保さん、博さんの父子展は、26日(日)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 -
ジオパークガイド講座 高校生も参加
南アルプスジオパークの魅力を案内するために必要となるスキルを身に着けるための講座が13日開講し、高遠高校3年生が初めて参加しました。
13日は高遠高校の生徒や昨年度までにジオパークガイドの認定を受けた人など30人が参加しました。
ジオパークガイド講座はガイドのスキルアップを目的に南アルプスジオパーク協議会が開いているもので、今年で3年目です。
高遠高校では、今年度から始まった科目「地域の科学」の一環で、地域の環境を学ぼうと3年生10人が初めて参加しました。
初回の13日はジオパークの概要や、ガイドの心構えなどを学習しました。
ジオパーク協議会では「専門的な用語は使わず、言い伝えや自分の体験を加えながら話すと良い」と話していました。
これまでに48人がガイドの認定を受けています。
今年度の講座は6回開かれ、次回からは認定を受けたガイドが自ら講座を受け持ちます。 -
伊那市でクールビズ始まる
伊那市の職員は、20日から上着やネクタイを着用せずに勤務するクールビズを始めました。
20日は担当職員がクールビズ開始の案内を庁舎内に掲示していました。
職員はネクタイを外した軽装で仕事に取り組んでいました。
伊那市では平成17年度からクールビズに取り組んでいて、東日本大震災をうけ平成23年度からは、5月から実施しています。
今年度は、昨年度と同様冷房の設定温度を28度とするほか、今月末に庁舎南側にグリーンカーテンを設置します。
伊那市によりますと、昨年度の夏のピーク時の最大電力は325kwで、平成22年度の452kwに比べ27.9%減りました。
伊那市では「市民の皆様にご理解をいただき、無理のない範囲で節電に取り組んでいきたい」と話していました。
伊那市のクールビズは9月30日までを予定しています。