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荒井区こどもクリスマス大会
伊那市荒井に住む小学校6年生が企画した荒井区こどもクリスマス大会が22日伊那中学校体育館で開かれました。
クリスマス大会には荒井の小学生とその親270人ほどが参加し、6年生が扮したサンタクロースから下級生がプレゼントを受け取りました。
荒井区こどもクリスマス大会は公民館活動として毎年開いているもので、6年生が実行委員会となり企画、進行を行いました。
ビンゴゲームでは、実行委員会が用意した景品が並び、児童は夢中になって選んでいました。
進行にあたった6年生は、「皆の前にでてまとめるのが大変で、緊張したけれど、楽しそうだったのでよかった」と話していました。 -
陸前高田に図書館を
東日本大震災で被災した岩手県の陸前高田市を支援しようと、伊那図書館では現在古本の回収を呼びかけています。
支援活動は、東京や上田市を拠点にインターネットで本の買取りなどをしている(株)バリューブックスと長野県図書館協会が、陸前高田市に図書館を建てようと行っているものです。
県内の図書館で集めた古本をバリューブックスが売却し、その売り上げを図書館建設のために陸前高田市に送るというものです。
伊那図書館でもこの活動に協力しようと今月初め頃から特設の古本回収ポストを設置して、図書館利用者に協力を呼びかけています。
19日には図書館利用者から集まった古本126冊がバリューブックスへ発送されました。
伊那図書館の小牧のぞみさんは「小さな支援でも被災地の人たちにとっては大きな力になるかもしれない。たくさんの人に協力してほしい」と話していました。
発送作業は本が集まり次第、随時行われることになっています。 -
ロッジ吹上 3つの星レストランに
伊那市西箕輪のペンション、ロッジ吹上が、食育を発信する3つの星レストランに登録されました。
20日、ロッジ吹上のオーナー倉田節子さんに、伊那保健福祉事務所から3つの星レストランを表示するプレートが手渡されました。
3つの星レストランは、●栄養バランス●食文化の継承●食べ残しを減らす取組の3つの要件を満たすと登録されるもので、県が平成22年度から行っている事業です。
ロッジ吹上は、伊那市西箕輪吹上にあるペンションです。
登録対象となったメニューは、「馬刺しとホイル焼きの定食」です。
鮭のホイル焼き、味噌汁、馬刺しなど5品で、白菜やジャガイモ、小松菜、エノキダケなど、全て自家栽培したものを使っています。定食は、宿泊客の食事として提供しているということです。
ロッジ吹上の登録は、上伊那では6店目、伊那市では4店目となっています。 -
冬至 さくらの湯で柚子湯
冬至の21日、伊那市高遠町の日帰り温泉施設さくらの湯で柚子湯のサービスが行われましたた。
さくらの湯では、6月の父の日には、菖蒲湯を、冬至には柚子湯のサービスを毎年実施しています。
21日は、男風呂、女風呂それぞれ100個ほどの柚子を浮かべました。
日本では、江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣があり「ゆず湯 に入れば風邪を引かない」と言われています。
さくらの湯館内の食堂では、冬至にあわせ、かぼちゃの煮つけを一品加えた特別メニューも提供され、季節感を演出していました。
なお日本気象協会は、23日から27日にかけてこの冬一番のクリスマス寒波が流れ込むと予想していて積雪や路面の凍結などに注意を呼び掛けています。 -
電気自動車普及で条例改正
電気自動車の普及に伴い、伊那消防組合の火災予防条例に電気自動車用の急速充電設備の基準が新たに定められることになりました。
21日伊那市役所で開かれた伊那消防組合議会12月定例会に条例改正案が提出され全会一致で可決されました。
火災予防条例に追加されるのは、電気自動車用の急速充電設備の設置位置や構造、管理に関するものです。
なお、組合によりますと、管内となる伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村には、急速充電器は、まだないということです。 -
ジビエ料理を楽しむイベント
ニホンジカや猪による農作物への被害を減らそうと、各地の地方自治体などは有害鳥獣の駆除に取り組んでいます。
そんな中、駆除した有害鳥獣をジビエ料理として味わおうというイベントが20日夜、伊那市内の飲食店で開かれました。
20日夜、伊那市中央の竜門で開かれたイベントには、およそ60人が参加しました。
子どもの頃に食べた味が忘れられないという年輩客から、両親と一緒に参加したという20代の女性まで様々です。
このイベントを開いたのは、竜門の社長小阪洋治さんです。
小阪さんは猟友会員で、毎年猟期が来ると猟に出かけています。
今回提供された肉は、全てこの冬に小阪さんが捕獲したものです。
イベントは4年ほど前から不定期に開いているということですが、口コミで参加者は増えているということです。
小阪さんは「有害鳥獣だからといって駆除するだけでなく、おいしく食べて供養することが大切」と話します。
イベントの参加費は、食べ放題飲み放題で3,000円です。
小阪さんは「材料が手に入れば来月また開きたい。誰でも参加できるイベントなので、興味のある方は是非参加して下さい」と話していました。 -
「い~な食育応援隊」シンボルマーク決定
伊那市は、市民の健康づくりを応援する飲食店や生産者などを「い縲怩ネ食育応援隊」として登録する事業を今年度中に始めます。
19日、その事業のシンボルマークが決定し表彰式が行われました。
シンボルマークをデザインした、伊那西高校3年の小田切花香さんに、白鳥孝市長から表彰状が手渡されました。
シンボルマークは、アルプスを背景に、伊那の街並みを描き、リンゴや牛乳、ブドウが微笑みかけるデザインとなっています。
伊那市では、中高生を対象に今年8月からデザインの募集を行い、33作品の応募がありました。
この日は、優秀賞、特別賞の3人にも表彰状が贈られました。
シンボルマークは、ポスターなどに使用され、い縲怩ネ食育応援隊に登録した飲食店などに掲示します。
栄養表示をしている、地産地消に取り組んでいるなどの審査基準をみたした飲食店や、国のガイドラインに沿って生産された農産物を市内で販売している生産者や団体が登録の対象となります。
伊那市では、随時、登録事業者を募集していて、今年度中には、登録証の交付を始める予定です。 -
新政権に白鳥市長「地方の声聞いて」
伊那市の白鳥孝市長は、自民党の新政権に対し、「偏ったお金の使い方を見直し、地方の声を聞いて欲しい」との考えを示しました。
これは、20日開かれた定例記者会見の中で、新政権に期待することはとの記者の質問に答えたものです。
白鳥市長は、「地方では10メートルの道路を作るにも10年かかることがある。お金の使い方に偏りがあるのではないか。現場に出向いて、地域の生の声を聞き、政治に生かしてもらいたい」との考えを示しました。 -
伊那中央病院に口腔外科 来年設置へ
20日の伊那中央行政組合議会で、白鳥孝組合長は、伊那中央病院に口腔外科を設置する方向で準備を進めていることを明らかにしました。
時期は、来年10月を予定していて、現在建設が進められている救命救急センター棟2階に設置するということです。
信大病院から派遣される歯科医師1人が常勤し、入院患者の口腔ケアや、開業医から紹介状のあった患者の外科手術を行います。
口腔外科設置にかかわる費用は、来年度当初予算に計上する予定です。 -
伊那中央病院 4年連続の黒字の見通し
伊那市の伊那中央病院の今年度の予算上の黒字見込みは、約4億3千万円で、4年連続の黒字となる見通しです。
20日、伊那市役所で、伊那中央行政組合議会が開かれ、今年度の伊那中央病院事業会計の補正予算案が提出され可決されました。
補正後の予算額では、今年度の病院事業収益から事業費を引いた額は、約4億3千万円の黒字となっています。
黒字の主な要因は、患者一人あたりの一日の入院単価が上がった事をあげています。
伊那中央病院は、平成21年度から4年連続の黒字となる見通しです。 -
伊那スキーリゾート 小中学生にリフト無料券を提供
22日にオープンする、伊那市の伊那スキーリゾートは、今シーズン、さらなる誘客に力を入れ、上下伊那の小中学生を対象にリフト券を無料で提供します。
19日、伊那スキーリゾートで安全祈願祭が行われ、伊那市、や地元、西春近の関係者とともに、今シーズンの安全を祈願しました。
伊那スキーリゾートは、今年11月に、(株)クロスプロジェクトの子会社「(株)伊那リゾート」が経営を引き継ぎました。
伊那リゾートは、伊那市の小黒川渓谷キャンプ場、飯島町のキャンプファームいなかの風も経営しています。
社長に就任した白澤裕次さんは「夏と冬の営業は両輪。一元化を進めていきたい」と挨拶しました。
伊那スキーリゾートは、昨シーズン、約4万6千人の利用があり前のシーズンより2割増となっています。
今シーズンは5万人を目指すということで、上下伊那の小中学生3万2千人を対象に、シーズン中、何回でも使える無料リフト券を提供します。
伊那スキーリゾートのほか、下伊那郡阿智村のヘンブンスそのはらなど、4つのスキー場で利用できるということです。
伊那スキーリゾートでは、ほかに、駒ヶ根高原スキー場とタイアップして、ポイントをためるとクーポン券が当たるイベントも企画しているということです。
伊那スキーリゾートの今シーズンの営業は、今週末の22日(土)からとなっています。 -
おおにし整骨院スタッフ 乾布摩擦で地域を元気に
日に日に寒さが厳しさを増すなか、伊那市美篶のおおにし整骨院では、地域に元気を発信しようと、毎朝スタッフ2人が屋外で乾布摩擦を行っています。
19日の伊那地域の最低気温は、午前7時7分にマイナス3.8度を記録しました。朝7時40分。おおにし整骨院の前には、スタッフの大山拓也さんと、中山亮太さんの2人が、上半身裸姿でタオルを手に乾布摩擦を行っていました。
もともとは室内で行っていましたが、地域の話題作りにと大山さんが提案し、今月から外で行っているという事です。
乾布摩擦には、体温を調整する機能を高め、皮膚の角質がとれ、肌をきれいにする効果があるという事です。
おおにし整骨院では、晴れた日は毎朝行っているので、興味のある人は一緒にやりましょうと仲間を呼び掛けています。 -
高遠北小児童が高遠辛味大根の試食
伊那市の高遠北小学校の3年生は、自分たちが収穫した辛味大根で高遠そばを19日試食しました。
19日は3年生10人が伊那市職員から指導を受けてそばを打ちました。
高遠北小3年生は、地域の特産品や農業を学ぼうと社会科や総合学習の時間に辛味大根の収穫などを行ってきました。
高遠そばは、辛味大根、焼き味噌をあわせたからつゆに麺を付けて食べるのが特徴です。
19日は、めんつゆにすりおろした辛味大根を入れて味わっていました。
そば打ちを指導した伊那市の職員は、「これをきっかけに子ども達が地元のそばや辛味大根に興味を持ち、次の世代に受け継いでいってほしい」と話していました。 -
高校で次のステップに
上伊那の中学生が活躍する硬式野球チーム伊那ファイターズの第32期生の卒団式が16日箕輪町で行われました。
今回卒団するのは、東部中、伊那中、南箕輪中、西箕輪中、春富中の3年生12人です。
保護者などが見守る中、一人一人名前が呼ばれ、卒団生が入場しました。
三澤良男会長は、「伊那ファイターズで学んだことは、自信になる。次のステップで活躍してください」とあいさつ。
登内英夫代表は、「野球を通じて勝負の世界を実践してきた。人生の中で一番大事なことを学んだ」と激励しました。
この後、登内代表から1人1人に修了証書が手渡されました。
伊那ファイターズ32期生は、長野日報杯で準優勝するなどの活躍を見せました。
卒団生を代表して松崎優太君は、「団結力や感動、喜びを学ぶことができた。それぞれの高校で野球を続け夢に向かって走り続けていきたい」と話しました。
伊那ファイターズは、3年生が抜け、2年生が11人、1年生は16人の27人が所属していて、新入団員を随時募集しています。 -
南ア ジオパーク再認定に向け意見交換
平成20年に南アルプスが日本ジオパークに認定されて4年。
4年ごとの再認定に向けた意見交換会が今日、伊那市役所で開かれました。
18日は、関係者40人が参加し、南アルプスのジオパーク再認定に向けた今後の方針や活動内容を確認しました。
ジオパークは、地層や地形、断層などの地質現象を観察できる場所で、南アルプスは平成20年12月に認定を受けました。
4年ごとの更新が必要で、再認定には「4年間に行った事業や活動が質の高いものであったか」や「認定以降に始めた事業が適切かどうか」などの評価項目について、審査を受ける必要があります。
今月末に日本ジオパーク委員会の委員らが、関係者に対しヒアリング調査を行い、順調に進めば今年度中に再認定されるかどうかが決まるということです。
18日は、現在の取り組み状況や今後の活動についてグループごと意見を交わしました。
県学者を案内するガイドからは「人数や年齢など状況によって案内の仕方を工夫する必要がある」「リニアのトンネル建設に合わせ地質調査や研究を行いたい」などの意見が出ていました。
主催した南アルプスジオパーク協議会では「再認定をステップに、今後さらに活動をひろげていきたい」と話していました。 -
新山学校 5年生がしめ飾り作り
伊那市の新山小学校の児童は18日、正月用のしめ飾りの作り方を地域の人から教わりました。
18日は、5年生3人が近くに住む橋爪由美さんからしめ飾りの作り方を教わりました。
新山小では、毎年5年生が白毛餅作りを行っていて、収穫した後の藁を使ってしめ飾りを作っています。
児童らは、「右手を手前に引くようになうと良い」と橋爪さんからアドバイスを受けながら、40センチほどの束をなっていました。
最後に、鯛やおかめ、小判などの縁起物の飾り付けをして完成です。
橋爪さんは「お金を出せば何でも買える時代だが、手づくりの良さを感じてもらい、伝統を次の世代に伝えていってほしい」と話していました。 -
蜜ロウで来年の干支「巳」置物づくり
今年も残すところ10日余りとなりました。
伊那市御園の小松養蜂園では来年の干支の置物作りが行われています。
小松養蜂園の小松実治さんは、18年前から蜜ロウで干支の置物を作っています
作業は、今月初めから始まっていて18日は、毎年この作業を手伝っている障害者社会就労センター「ゆめわーく」の利用者が応援に駆けつけました。
小松養蜂園で使う蜂の巣箱をゆめわーくの利用者が作っていることが縁で毎年作業を手伝っています。
クレヨンとロウを溶かし、専用の型に流し込み2時間ほどかけて固めます。
ロウが固まった後、型を外して完成です。
利用者たちは小松養蜂園の小松実治さんから作り方を教わりながら作業にあたっていました。
今年は、仙丈ヶ岳をバックにヘビが2匹いるものやヘビが帽子をかぶったものなど3種類、およそ300個作る予定です。
作業は22日まで行われることになっていて、完成した置物は、ゆめわーくの利用者が日頃おせわになっている人たちに贈るということです。 -
雑穀フェスタ
伊那市長谷で17日のい縲怩ネ雑穀の日にあわせた料理のイベントが16日に開かれ、参加者たちが雑穀料理に腕をふるいました。
日本雑穀協会認定の雑穀クリエイター、梶川愛さんが講師をつとめました。
この日使用した雑穀は、もちきびやもちあわ、しこくびえ、アマランサスで、肉料理やケーキ、サラダのワンポイントとして利用されました。
作った料理は、北イタリアの豚肉の煮込み料理とリンゴのティラミス、サラダです。
講師の梶川さんは、手際よく料理を紹介し、参加者の間をまわりながらポイントをアドバイスしていました。
参加した30人の主婦たちは、料理を自分のものにしようと真剣でした。
この日は、料理教室のほか、梶川さんの講演会や上伊那農業高校の生徒による活動報告もありました。 -
い~な音楽祭
伊那市内の合唱団などが出演するい縲怩ネ音楽祭が16日伊那文化会館で開かれました。
音楽祭には23団体、およそ670人が出演しました。
い縲怩ネ音楽祭は、伊那市などが2001年から開いているもので、今年で12回目です。
ある参加者は、「毎年この音楽祭への出演を励みに練習しています。練習通りに歌え、よかったです」と話していました。 -
高遠そば復活15周年を祝う
平成9年に復活した高遠そばが今年で15年目を迎え、16日に式典が行われました。
高遠さくらホテルで行われた記念式典には、地域で活動しているそばの会などから80人が出席し、15年の節目を祝いました。
高遠そばは、高遠藩主保科正之が愛したとされています。
福島県会津地方にあって、保科ゆかりの高遠になぜないのかと平成9年に研究会が発足。
以来、そば祭りや各種イベントを精力的に行い、高遠そばの名はじょじょにしられるようになりました。
あいさつした飯島進実行委員長は、「高遠そばは、おいしく食べる知恵や工夫だけでなく、まちづくりの知恵もつまっている」とあいさつしました。
式典では、高遠そばを地域から盛り立てている山室そばの会、弥勒そばの会、芝平そばの会、そば打ち愛好会の代表者に感謝状が贈られました。
来賓として招かれた白鳥孝伊那市長は、「信州そば発祥の地はここだと大きな声で言っていきたい」とあいさつしました。
高遠そばの会では、今後、さらなるブランド化や高遠辛味大根の生産と販売などまちづくりも含め取り組んでいきたいとしています。 -
ポーラ☆スター新体操発表会
伊那市と塩尻市の新体操教室、ポーラ☆スターの発表会が16日伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
発表会では3歳から高校3年生までのおよそ120人が日頃の練習の成果を披露しました。
ポーラ☆スターは伊那市と塩尻市に教室があり、合同で発表会を開いていて、今年で21回目です。
個人のほか、団体では保護者が参加しての演技もありました。
代表の橋爪みすずさんは、「去年20回を迎え、今年は初心に帰り、1回目のような気持ちで挑んだ。子どもたちが一つのことに夢中なり成長していく姿を見守っていきたい」と話していました。 -
ぽかぽか陽気 最高気温11.9度
16日の伊那地域は最高気温11.9度と、11月下旬並みの暖かい一日となりました。
この日の伊那地域の最高気温は11.9度まで上がり、11月下旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の春日公園では、子ども達がいつもより薄着で遊んでいました。
長野地方気象台によりますと、これは、低気圧が日本海上空を通過し、暖かく湿った空気が流れ込んだことによるものだということです。
17日の午後からは、再び冬型の気圧配置となり、18日以降は平年並みか平年より寒くなりそうだということです。 -
長谷中学校生徒会が義援金届ける
伊那市長谷の長谷中学校の生徒会役員が文化祭などで集めた東日本大震災への義援金を11日長谷総合支所に届けました。
11日は生徒会長の西村清剛くんが長谷総合支所の池上忍次長に義援金4万337円を手渡しました。
長谷中学校生徒会では、去年から東日本大震災の被災地で役立ててもらおうと義援金をおくっています。
今年は文化祭の来校者に募金を呼びかけたほか、造園委員が育てたパンジーの苗を文化祭や道の駅南アルプスむらで販売し、その売り上げを義援金としておくることにしました。
伊那市に昨日までに集まった東日本大震災への義援金はおよそ7,200万円となっています。
義援金は、伊那市を通して日本赤十字社から東日本大震災の被災地におくられるということです。 -
第46回衆院選 あす投開票
第46回衆議院議員総選挙が、あす、投開票されます。
投票を翌日に控え、伊那市の大型店の入口では、投票を呼び掛ける啓発活動が行われました。
15日は、上伊那地方事務所の職員が、ティッシュを配りながら投票を呼び掛けていました。
啓発活動は、14日から15日にかけて、長野県全域で行われました。
職員は買い物客に「明日は総選挙です。投票をお願いします」と呼びかけながらティッシュを配っていました。
県は、14日までの期日前投票の中間投票者数を、15日に発表しました。
それによりますと、伊那市は有権者の13.59%にあたる7千667人が期日前投票していて、前回平成21年の衆院選に比べて、千231人少なくなっています。
箕輪町は、全体の10.54%にあたる2千117人で、前回に比べ575人少なくなっています。
南箕輪村は、全体の9.6%にあたる千95人で、前回よりも247人少なくなっています。
第46回衆議院議員総選挙は16日に投開票が行われます。
投票時間は午前7時から午後8時までで、伊那市高遠町の東高遠、長藤、山室、荊口、芝平、藤沢の9投票所と、長谷の7投票所については午後7時までとなっています。
開票作業は、市町村ごとに投票箱が集まる午後8時50分頃から、行われることになっています -
年賀はがき受け付け開始
今年も残すところあと半月となりました。日本郵便株式会社は、15日から年賀はがきの受け付けを開始しました。
伊那郵便局には年賀はがき投函用の特設ポストが設置され、訪れた人が早速投函していました。
伊那郵便局管内では、今年の年賀はがきは、去年より1.4%、4万通多い、およそ291万通を予想していて、引き受けのピークは27日頃になりそうだということです。
25日までに投函した年賀はがきは元旦の配達に間に合うということで、伊那郵便局では早めの投函を呼びかけています。 -
舎羅の会 第4回合同展
県内9つの木彫教室でつくる舎羅の会の第4回合同展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはおよそ70人の木彫作品210点が展示されています。
県内9か所の木彫教室でつくる舎羅の会は、2年に1度成果を発表しようと合同発表会を開いています。
ある会員は、「作品の中にこめられた作者の熱意や苦労を感じとってほしい」と話していました。
舎羅の会第4回合同展は、18日火曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
黒部の太陽 チャリティ上映会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー駒ヶ岳による映画「黒部の太陽」のチャリティ上映会が15日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
会場には750人ほどが訪れました。
チャリティ上演会は全国のケーブルテレビ局などが連携し約150か所で開いているものです。
「映画は大きなスクリーンで見てほしい」という俳優・石原裕次郎の遺言を実現しようと開かれました。
黒部の太陽は、石原裕次郎主演の映画で、黒部ダム建設の苦闘と人間ドラマを描いた作品です。
現在もDVD化されておらず、全国で上映されるのはおよそ40年ぶりだということです。
経費を除いた収益は日本赤十字社を通して東日本大震災の被災地に義援金として送られます。
映画をみたある女性は、「普段は見ることができない映画を見ることができうれしい。大勢の人が見ることで支援につながってほしい」と話していました。 -
最優秀賞に上牧20会
地域の環境整備や福祉活動、伝統芸能の伝承などに取り組んでいる個人や団体に贈られる伊那市地域づくり大賞の今年度の最優秀賞に上牧20会が選ばれました。
最優秀賞を受賞した上牧20会は地区の高齢者や民生委員など27人で組織し平成12年に発足しました。
地域の園児や小学生と交流したり、花壇の整備などの活動を行っています。
10日は、伊那市役所で表彰式が行われ優秀賞などを受賞した7団体と個人2人に白鳥孝伊那市長から表彰状などが手渡されました。
伊那市地域づくり大賞は地域の活性化を目的に各地域で様々な活動に取り組む団体などを表彰するもので平成22年度から行われています。
上牧20会の代表の小沢つね子さんは「高齢者が多くなる中で少しでもお互いに交流できる場を増やしていきたい」と話していました。
白鳥市長は「こうした活動が一つでも増えていく事が大事。みなさんの取り組みが市民の模範となってほしい」と話していました。 -
補助金新設 空き家バンク登録推進に期待
伊那市は、過疎地域への定住を促進しようと高遠町と長谷地区で空き家バンク制度を実施しています。
今回新たに補助制度を設け、空き家バンク登録に力を入れます。
14日市議会全員協議会で市側が議員に新設する補助制度の概要を報告し、了承されました。
新設される補助制度は、空き家バンク登録促進補助金で、空き家バンクに登録した家の所有者が対象です。
所有者が建物の増改築や修繕をする経費の10分の2以内で150万円を上限に補助が受けられます。
また家財道具の搬出や屋内外の清掃にも10万円を限度に補助金が交付されます。
平成21年の空き家調査で、高遠町には398件、長谷には87件の空き家が確認されています。市では、この補助制度の新設によりバンク登録に弾みをつけたい考えです。
伊那市議会12月定例会は、委員会に付託されていた26議案について委員長報告と採決が行われ、高遠町と長谷地区に設置されている地域自治区の地域協議会の委員の任期を4年から3年にする条例改正案は継続審査となりました。
一般会計補正予算案などを含む残る25の議案は、市側の原案どうり可決され閉会しました。
地域協議会の委員の任期は、伊那市と旧高遠町、長谷村の合併協議で地域自治区の設置に関する協議で4年と決められていましたが、高遠と長谷の地域協議会から任期を3年にしてほしいとの意向が示されていました。
議会側は、「地域自治区のあり方は、任期も含め総体的な議論が必要として継続審査とし、今後の検討事項にしたものです。
伊那市議会は、JR伊那北駅や沢渡駅の無人化方針を示しているJR東海の山田佳臣社長に対し、再考を求める要請書の提出を14日決めました。
12月定例市議会最終日の14日、議員提出議案として提出され全会一致で可決されました。
要請書は、「地域経済の核としての駅を無人化する方針は、地域、自治体にとって大きな損失」とした上で、「飯田線は、将来のリニア新幹線へのアクセス路線として重要で、駅の存在は大きい」などとして、無人化計画を再考するよう要請する内容となつています。
請願・陳情について、「すべての原子力発電所再稼動の中止を求める意見書の提出を求める陳情の委員長の報告は、不採択でしたが、議員からは、反対の意見があり、採決の結果不採択に賛成が13人、反対が7人で原発再稼動中止を求める意見書の提出は見送られました。 -
高遠中の生徒が車いす寄贈
伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が10日、特別養護老人ホーム「さくらの里」に車いす2台を寄贈しました。
10日は、高遠中学校3年の吉田ひなたさんと古村翔也君がさくらの里を訪れ、車いすを寄贈しました。
高遠中学校では、年に3回地域住民にアルミ缶回収を呼びかけ通学途中に集めています。
回収したアルミ缶を換金して車いすをさくらの里に贈るのは今年で4年目です。
吉田さんは「地域の人たちの協力で集まったお金で購入しました。ぜひ使ってください」と挨拶しました。
さくらの里では「車いすは利用頻度も高いので大変助かります。有効に使わせていただきます」と感謝していました。