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親子で夢を形に~夢ケーキ作り~
8月8日は夢ケーキの日です。子どもたちの描いた夢をケーキにする夢ケーキ創りの催しが、伊那市の伊那小学校体育館で、開かれました。
この催しは、全国の菓子職人などで作る、NPO法人 Dream Cake Projectが主催したもので、上伊那を中心におよそ140組の親子が参加しました。
参加した親子は、直径15センチほどの、土台となるスポンジに、アーモンドのペースとで思い思いの形をつくり、飾り付けを行っていました。
夢ケーキは、2006年から伊那市の菓匠Shimizuが始めたイベントです。
2010年には、日本全国や世界に夢ケーキを広めたいと考える、菓匠Shimizuの清水慎一さんが賛同した全国の仲間と共にNPOを立ち上げました。
イベントには、全国各地からおよそ70人がボランティアスタッフとして参加しました。
また、普段はライバル店でもある、伊那市内の菓子店もイベントに参加し、ケーキ作りを手伝いました。
Dream Cake Projectでは、菓子を通じて子供たちに夢を与えると共に、家族だんらんの時間をもってもらおうと活動しています。
参加したある子供は「創造していたケーキが完成しうれしい。家族みんなで食べたいです」と話し、母親は「今回イベントに参加し子どもの夢を聞けてよかったです」と話していました
2時間程でケーキが完成すると、参加した親子は、できばえを見ながら、記念写真を撮っていました。 -
「土産合格品」販売コーナー設置
長野県の観光土産品の審査に合格した上伊那の商品をPRする販売コーナーが、8日、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷に設置されました。
販売コーナーは、上伊那観光土産品公正取引協議会が、土産合格品の販売促進のため、観光客が増える夏から秋に合わせ設置するもので、去年に続き2回目の取り組みとなります。
2年に1度、長野県観光土産品統一審査会が長野市で開かれ、全県から応募された土産品の中から合格品が決まります。
今回は、平成22年10月の審査で合格した上伊那の土産品13社54品目のうち、常温で陳列できる5社の10品目がコーナーに並べられ、販売されます。
販売期間は11月30日までとなっています。 -
七夕飾りで厄払い さんよりこより
三峰川を挟んだ伊那市美篶と富県の天伯社で、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が今日行われました。
さんよりこよりは洪水を起こす厄病神に扮した大人を地区の子供たちが七夕飾りでたたき、厄払いをする伝統行事です。
およそ580年前の洪水で高遠町藤沢にあった天伯社が当時の桜井村に流され、その後対岸の川手村に流れ着いたことが縁で毎年8月7日に行われています。
美篶の川手天伯社では、集まった子供たちが七夕飾りを手に鬼役の大人をかこみ「さー寄ってこいよ」という意味の「さんよりこより」と唱えながら3週まわります。
そして手にした七夕飾りで鬼役の大人を一斉にたたき、これを3回くりかえしました。
さんよりこよりが終わると、神輿にご神体を載せ、富県の桜井天伯社を目指して三峰川を渡りました。
桜井天伯社に到着すると、同じようにさんよりこよりが行われました。 -
東西春近の財産区議員らが貝付沢での取り組みを視察
伊那市の東春近と西春近の財産区議員らが平成18年豪雨で土砂災害にあった伊那市西春近諏訪形の貝付沢での地域住民の活動を7月27日視察しました。
27日は東西春近の財産区議員など20人ほどが地域住民らで作る諏訪形地区を災害から守る委員会の活動を視察しました。
委員会が取り組んでいる保育ブロック工法は、根が地中深く伸びるようにする工法で、深く張った根が土砂災害を防ぎます。
根が深く張ることで、植物が抜けにくくなり野生鳥獣対策にも有効と期待しています。
貝付沢は平成18年豪雨で氾濫し、広域農道に大量の土砂が堆積するなど大きな被害がありました。
5月に植えた160株の苗は秋頃に災害のあった斜面に植える予定だということです。
参加者は、「植えたあとの育ちは良いのか」「東春近の山も貝付沢と同じやわらかい土なので、取り組みを参考にしたい」などと話していました。
諏訪形区を災害から守る委員会副委員長の酒井卓実さんは、「長い時間がかかることだが、委員会や住民も協力してくれているのでコツコツとりくんで災害のない強い里山にできれば」と話していました。 -
日中友好都市中学生卓球交歓大会 壮行会
日中国交正常化40周年を記念して開かれる日中友好都市中学生卓球交歓大会の壮行会が2日伊那市役所で行われました。
大会に出場するのは、市内の予選を勝ち抜いた伊那東部中学校3年生の御子柴誠也くんと後藤幸乃さんです。
壮行会では、伊那市長がユニフォームを選手に手渡しました。
選手は、伊那市と友好都市の中国北京の通州区の選手とチームを組んで大会に出場します。
伊那市チームの三澤一志隊長は、「オリンピックでは日中は競争をしているが、交歓大会ではチームを組んで、日中友好の力を示したい」と話していました。
長野県内からは6つの自治体がそれぞれの友好都市とチームを組み、大会に参加します。 -
狼煙リレーを前に火起こし体験
戦国時代の武将、武田信玄が通信手段として使った狼煙を再現する南信州狼煙リレーが来月行われます。
それを前に7日、火起こしの体験が伊那市の西春近公民館で行われました。
狼煙リレーは飯田下伊那地域の住民でつくる武田信玄狼煙会が実施するものでリレーには西春近の住民も参加します。
火起こし体験は、狼煙リレーで火をつける際、当時の様子を再現しようと行われたものです。
7日は西春近北小と南小の児童のほか、地区役員など約
30人が集まりました。
体験では木をこすりあわせて発生する摩擦熱や、火打ち石を使った火起こしが行われました。
体験では大人も子どもも夢中になり実際に火がつくと歓声があがっていました。
戦国時代、武田信玄は、敵が攻めてきたことなどを伝える通信手段として狼煙を使っていたということで、それを再現する催しが来月8日に行われます。
上下伊那と諏訪の27か所で狼煙がリレーされることになっていて参加者は、この催しを通して伊那谷の歴史を学び、地域の連携を図りたいと話しています。 -
手良小4年生 野菜販売で栄村の小学校支援
長野県北部地震で被災した小学校を支援しようと、伊那市の手良小学校の児童は6日、自分達で作った野菜を販売しました。
野菜を販売したのは、手良小学校の4年生21人です。
6日は、JA上伊那手良支所の敷地内で、収穫したスイカとスイートコーンを販売しました。
4年生は、3年生の頃から総合学習の時間に野菜を育てています。
今年2月の授業参観日に、ポップコーン作って販売し、その売り上げを栄村の栄小学校に義援金として送ったことが縁で、手紙のやりとりをするなど交流を続けています。
今回も、売り上げを栄小に送ろうと、5月に種を蒔き育ててきたスイカおよそ30玉と、スイートコーン500本を販売しました。
用意した野菜は完売し、この日の売り上げ6万8,280円全額を、栄小学校に送るということです。 -
熱気と興奮 伊那まつり開催
40回の節目となる伊那まつりが4日と5日に開かれました。
市民おどりには98連およそ6800人が参加しました。
今年の伊那まつりはテーマを「明日へ」サブテーマを「心をひとつに明日へがんばろう日本」とし被災地の復興に願いをこめました。
4日は市民おどりが行われ、98連およそ6800人が熱気あふれる踊りを披露しました。
今年は歴史ある踊り「伊那節」と「勘太郎月夜唄」をクローズアップ踊りコンテストも行われました。
コンテストでは連ごとに踊りの正確さのほか、観衆を楽しませるパフォーマンスなど4つの部門で審査され優秀な連に伊那まつり実行委員会から賞状が贈られました。 -
原爆投下から67年 平和のつどい
1945年の8月6日広島に原爆が投下されてから67年が経ちました。
原爆の火が灯された平和の塔が建立されている伊那市山寺の丸山公園で6日、平和のつどいが開かれました。
6日は、原爆が投下された時刻の午前8時15分に合わせて集まった人たちが黙とうを捧げました。
平和のつどいは非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が開いているもので、今年で26回目となります。
平和のつどいでは、参加者が原爆の火が灯されている平和の塔の前に花を手向けていました。
平和の塔の横には伊那市の宮原栄子さんが寄付した被爆柳が植えられています。
宮原さんは1987年に広島から被爆した柳の枝を持ち帰り自宅の庭に植えていました。
平和の塔建立に合わせて寄付したもので、反核反戦のシンボルとなっています。
非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会代表の建石繁明さんは「戦争の記憶を常に呼びさましながら平和の尊さと大切さを市民に発信していきたい。」と話していました。 -
世界一の会 経営セミナー
上伊那の製造業者などでつくる世界一を目指し行動する上伊那地域企業の会の経営セミナーが26日伊那市内で開かれました。
セミナーには世界一の会の会員など60人ほどが参加しました。
「がんばれ!日本の中小企業 円高・増税・放射能にまけるな」と題して、中小企業の活性化について研究している政策研究大学院大学の橋本久義さんが講演しました。
世界一の会は、経営や技術開発の方策を模索しようと上伊那の製造業を中心に28社で組織し、セミナーは自社の戦略に役立ててもらおうと毎年開かれています。
橋本さんは、国内外の3300以上の工場を訪問した経験から、「日本は合理的なものづくりができる国。中国では作れない精度の高いものを作っていくことに日本の出番はある」と話していました。 -
西天竜発電所 運転継続を要望
伊那市の白鳥孝市長や南箕輪村の唐木一直村長らは、3日県庁を訪れ、廃止が決定している西天竜発電所の運転の継続を県企業局に要望しました。
白鳥市長らは、山本浩司企業局長に「県の重要施策のひとつである自然エネルギーの普及拡大の視点からも西天竜発電所を廃止せず継続してほしい」と要望しました。
昭和36年から運転している伊那市小沢の西天竜発電所は、秋から春にかけてのみの運転で、採算性が悪く経営的に苦しいとして平成21年度に廃止することが決まっています。
県は、田中知事時代に電気事業の民営化を決定し、中部電力への譲渡交渉を開始していましたが、去年の東日本大震災を受け、阿部知事は、今年6月の県議会で民営化計画を白紙撤回する意向を示しています。
ただ、西天竜発電所は、維持コストも高く中部電力も譲渡を見合わせていて、企業局は、廃止の判断をしています。
運転継続の要望に対し山本局長は、「現時点においては、廃止が決定しているが、今後課題解決に向けて、お互いに研究する場を設けていきたい」とこたえたということです。 -
戦争とともに100年
1929年、昭和4年に当事の伊那中、今の伊那北高校で起きた伊那中事件の最後の生存者だった伊那市西箕輪の小坂光春さんが7月31日に亡くなり、3日葬儀が執り行われました。
伊那市西箕輪中条の小坂光春さんは、7月31日、老衰のため亡くなりました。
100歳でした。
伊那中事件は、昭和恐慌に入り、戦争の色が日増しに濃くなっていった1929年、昭和4年に当事の伊那中、現在の伊那北高校で起きました。
反戦平和を求め反戦ビラを印刷したとして10人が退学させられました。
そのうち9人は、すでに他界していましたが、当事中学5年だった小坂さんは、唯一残る生存者でした。
この日行われた葬儀では、親族や関係者が、小坂さんの冥福を祈りました。
伊那市議会議員の前沢啓子さんは、伊那中事件に触れ「小坂さんは、初心を貫き通した」と弔辞を読み上げました。
宮田村の唐木達雄さん。
中学校の教員時代、伊那中事件を知った唐木さんは、小坂さんに復学の申請を再三にわたり薦めてきました。
唐木さんは、「伊那北高校が名実ともに平和への取り組みを進めるならば、伊那中事件を解決しなければならない」と話しています。
当事の中学5年生は、今は高校生の年齢です。
小坂さんが、退学になったビラの内容です。
「政府が彼らの利益のみを目的として、満州等を植民地にするために労働者、農民、一般市民を戦争に送り、鉄砲弾の的とする帝国主義戦争には反対だ」
広島、長崎に原爆が投下され67年。
15日は、終戦記念日を迎えます。 -
4日、5日は伊那まつり
4日から2日間の日程で第40回伊那まつりが行われます。
今年の伊那まつりのテーマは「明日へ」、サブテーマに「心をひとつに明日へ がんばろう日本」としています。
伊那市のいなっせ北側では、東日本大震災の復興支援のイベントに使用する風車の飾り付けを行っていました。
まつり当日は、来場者に風車を作ってもらい、1本につき10円を被災地に寄付します。
伊那ケーブルテレビでは、伊那まつりの模様をご覧のチャンネルで生中継します。
市民おどりは午後5時から、花火大会は午後7時からを予定しています。
3日の伊那の最高気温は35.3度で昨日に続き猛暑日となりました。
4日も気温が高くなる見込みで、気象台では9日連続で高温注意情報をだし注意を呼び掛けています。 -
伊那地域 8月観測史上初めての猛暑日
2日の伊那地域の最高気温は35.4度で8月の観測史上最高を記録しました。
この日の伊那地域は最高気温35.4度を記録する猛暑日となりました。
伊那市の8月の観測史上では初めての猛暑日となります。
長野地方気象台では8日連続で高温注意情報を出していて、今週末までは暑い日が続きそうなので熱中症に注意するよう呼びかけています。 -
公衆衛生専門学校 模擬患者実習成果発表
長野県公衆衛生専門学校の3年生は、模擬患者を通して実習した成果を、2日に発表しました。
2日は、3年生17人が、2月下旬から6月まで取り組んだ模擬患者実習の成果を発表しました。
この実習は、身内などの模擬患者に対して、口腔内の健康を保つため、検査や指導などをおこない、どのように改善したか、課題が残ったのであれば、どこに問題があったかなどをまとめ発表するものです。
会場には、1・2年生や保護者などが出席し発表を聞きました。
会では、「患者の意思を大切にした指導が大切だと分かった。患者の生活や考え方など情報収集をしっかりしなければならないと思った」などの発表がありました。
発表が終わった後は、会場から、工夫されている点などに対して意見が出されたほか、歯科医師や歯科衛生士からのアドバイスも送られていました。
長野県公衆衛生専門学校では、この実習を臨床の現場で生かしてもらいたいとしています。 -
伊那ロータリークラブ 被災地へユニフォーム
伊那ロータリークラブは、被災地支援として、福島県相馬市の小学生女子サッカーチームに、ユニフォームを送ります。
2日は、伊那ロータリークラブの例会が、伊那市内で開かれ、会員に、ユニフォームが披露されました。
伊那ロータリークラブは、昨年度から、被害の大きかった相馬市に支援金137万円を送るなどの支援を行っています。
松下正博会長らが、5月に相馬市を訪問したところ、相馬市の小学生の女子サッカーチーム「エステレーラ相馬」に加盟する20人のうち5人ほどが被災し、ユニフォームが流されてしまったことを聞きました。
ユニフォームがそろっていないと、公式試合ができないことから、ユニフォーム上下と、ソックス20人分・40万円相当を届けることにしました。
今回送るのはホーム用のユニフォームで松下会長ら、4人が、今月4日に相馬市に出向き贈呈する予定です。
なお、伊那ロータリークラブでは、アウェイ用のユニフォームも、秋ごろに送りたいとしています。 -
理鏡物語リハーサル
11日に上演される朗読劇「理鏡物語縲恁ウ禄事件余話縲怐vのリハーサルが29日伊那市美篶の青島地域交流センターで行われました。
29日は理鏡物語の脚本と語りを担当する旧吉良町・現在の愛知県西尾市の田中ふみえさんらが訪れ、リハーサルをしました。
理鏡物語は江戸時代、吉良上野介に仕え、赤穂浪士討ち入り後出家し、伊那市美篶青島で生涯を終えたとされる理鏡坊の話です。
朗読劇は、現代によみがえった理鏡が身の上話をし、吉良公との関係などを明らかにしていくという内容です。
理鏡坊が縁となり、平成19年から愛知県旧吉良町と伊那市青島の住民は交流を続けています。
朗読劇理鏡物語は青島の地域住民らで作る理鏡さまを語る会が中心となって計画しています。
朗読劇理鏡物語は8月11日に伊那市のいなっせで上演され、チケットは前売り大人1000円、中学生300円、小学生以下無料となっています。 -
わがまち探索ぐるりん号 誘致企業を見学
小学生と保護者が伊那市の施設などを見学するわがまち探検ぐるりん号が2日行われました。
2日は市内の小学1年から3年までの児童とその保護者、23組48人が参加しました。
わがまち探検ぐるりん号は市政に興味をもち、理解を深めてもらおうと毎年伊那市が行っているもので、市役所や消防署など6か所を見学しました。
参加者から工場を見学したいという声があり、今年は初めて誘致企業の株式会社TBMを見学しました。
株式会社TBMは飛行機のエンジンなどに使われるタービンブレードを製作しています。
参加者は材料を削る機械などを見学し、説明に耳を傾けていました。
株式会社TBMでは、「こういった機会を通して、若い人たちに会社に興味を持ってもらえたら」と話していました。 -
長野県吹奏楽コンクール中学生の部南信地区大会
長野県吹奏楽コンクール中学生の部の南信地区大会が29日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンクールには上伊那や諏訪地域の28校から800人が参加しました。
コンクールは長野県中学校吹奏楽連盟などが毎年開いています。
コンクールでは、課題曲の部に参加した22校のうち上位10校が、自由曲の部に参加した6校のうち上位2校が8月に開かれる県大会に出場します。
審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の東部中学校と伊那中学校、箕輪町の箕輪中学校が金賞で県大会へ出場することが決まりました。 -
多彩なステージ発表 区民交流
伊那市高遠町藤沢の台殿区で28日に納涼祭が行われ、ステージ発表などで区民が交流を深めました。
台殿区では、区民が一堂に会しコミュニケーションできる場にしようと、おととし第1回目を行い、この日は、2年ぶり2回目の納涼祭となりました。
区内にある台殿八幡社広場周辺には、各種屋台が立ち並びにぎわっていました。
ステージでは、バンド演奏や地区の長寿会による発表、大正琴やフラメンコなど多種多彩な出し物が演じられ、訪れた人たちは、楽しいひとときを過ごしていました。
高遠町の台殿区は、平成6年に藤沢地区の台地区と、長藤地区の殿垣外地区が合併して誕生した地区です。
区の関係者は、「高遠町の藤沢には7区あるが、納涼祭を行っているのはここだけ。地域の交流と活性化につなげていきたい」と納涼祭の成功を喜んでいました。 -
戦争の悲惨さを後世に伝える原爆パネル展
戦争の悲惨さを後世に伝えようと、伊那市の伊那図書館で原爆パネル展が開かれています。
1945年、昭和20年8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆が投下されて今年で67年になります。
パネル展は、戦争の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを再認識してもらおうと、伊那市が毎年開いているものです。
原爆が投下された直後の写真では、やけどに食用油を塗って応急処置をする広島での様子や、駅のプラットホームで亡くなった長崎の親子の姿などが写し出されています。
子どもと一緒に会場を訪れたある母親は「悲惨な戦争は、二度と起きて欲しくないと思う。子どもと一緒に戦争について学んでいきたい」と話していました。
原爆パネル展は、16日(木)まで伊那図書館で開かれています。 -
外部評価 12事業実施
伊那市行政改革審議会が1日開かれ、今年度外部評価を実施する、12事業が示されました。1日は、市役所で伊那市行政改革審議会が開かれ、今年度の計画が示されました。
審議会は、伊那市が行う事業を第三者機関として評価していて、今年で4年目です。
十分な審議時間の確保や、現場視察の実施など、より充実した審議を行うため、今年度は審議する事業を、昨年度の20事業から今年度は12事業に減らしました。
対象となるのは、女性労働者の福祉の増進を図る目的で設置されている、女性プラザ伊那の管理や公園みはらしファームの運営、桜によるまちづくりを積極的にすすめる「日本一の桜の里づくり事業などです。
外部評価は、2班に分かれそれぞれ6つの事業を分担して検討し、10月には結果を出す計画です。
今日の会議ではこの他に、平成23年度の行政改革の推進による効果として、およそ18億3千万円の効果が見込まれる事が報告されました。
また、平成18年度から導入している、指定管理者制度について、制度導入から6年が経過し、さまざまな検討課題が見えてきた事から制度の見直しを行う方針も示されました。 -
上の原保育園でクラシックコンサート
伊那市の上の原保育園で、保育園では少しめずらしい音楽コンサートが1日、開かれました。
上の原保育園で開かれたのは、プロの声楽家による、クラシックコンサートです。
歌声を披露したのは、伊那市出身で、現在、東京でオペラ歌手として活動している飯島竜也さんです。
飯島さんの姪が上の原保育園に通っている事から、小さいうちに本物のオペラを鑑賞してもらおうと、今回このコンサートが開かれました。
飯島さんが、日本語やイタリア語で6曲を歌うと、子供たちは、興味深げに、聞き入っていました。
コンサートの最後には、保育園でも歌われている曲を、飯島さんと園児が一緒に歌いました。
飯島さんは「小さいうちから、本物の歌をきく事で、感性を伸ばしてもらえれば」と話していました。 -
市芸術文化大使に柘植伊佐夫さん
伊那市出身でNHK大河ドラマ「平清盛」の人物デザイン監修を務める、柘植伊佐夫さんが、伊那市芸術文化大使に任命されました。
1日は、伊那市役所で委嘱式が行われ白鳥孝伊那市長から、委嘱状が手わたされました。
柘植さんは伊那市山寺出身の52歳。現在東京で、ヘアメイクなどの会社を経営しています。
柘植さんは、NHKで中の大河ドラマ「平清盛」の人物デザインを監修していて、出演者全員の衣装やかつら、メイクの仕方などを決める仕事をしています。
伊那市は、地元出身者や市と関わりがあり、各界で活躍している著名人に市の魅力を発信してもらおうと、伊那市特命大使を設置していて、今回柘植さんを、伊那市芸術文化大使として委嘱しました。
伊那市特命大使には、これまでに、子どもタレントの鈴木福君や脚本家で映画監督の三谷幸喜さん等が任命されていて、柘植さんで5人目となります。 -
休園中の新山保育園で夏パーティ
園児数の不足により休園している伊那市の新山保育園で29日夏パーティーが開かれました。
夏パーティーには新山を中心に25家族64人が参加しました。
パーティーではプールやヨーヨー釣りなどが用意され、参加した子どもたちが交流しました。
パーティーは新山の小さい子供がいる家族の交流の場にしようと地域住民でつくる新山の保育園・小学校を考える会が開いたものです。
新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて、現在園児は上の原や富県など他地域の保育園に通っています。
新山保育園への入園希望数が定員の半分である20人以上を満たさないと休園は解除できず、平成28年度までこの状況が続くと廃園となります。
考える会によると、現在新山には0歳から6歳までの子どもは20人います。
しかし、他地域への入園希望者もいて、20人確保には至っていません。
新山の保育園・小学校を考える会女性委員長の伊東佳保里さんは、「こうした機会を通して、新山の自然を生かした保育や、少人数での保育など新山保育園の良さを知ってもらい、保育園の再開につなげたい」と話していました。 -
6月の有効求人倍率0.62倍 3か月ぶり上昇
6月の上伊那の月間有効求人倍率は5月を0.02ポイント上回る、0.62倍で、3か月ぶりに上昇しました。
新規求人数は1,124人で、前の月に比べ119人増加しました。
そのうち上伊那の主力の製造業は前の月に比べ55人増の197人で、派遣を通しての募集から直接募集に切り替えていることがその要因になっているということです。
新規求職者数は865人で、5月より57人減少しました。
また、長野県の平均は0.83倍で、県内12か所のうち上伊那は9か月連続で最低水準となっています。
ハローワーク伊那では、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」と話しています。
また、昨年度の新規高卒者の就職内定者数は333人で、就職内定率は100%だということです。
今年度の新規高卒者の就職希望者数は昨年度に比べ60人ほど増加しているということですが、求人数は例年並みのため、厳しい就職戦線になるものと見られています。 -
伊那地域の最高気温35.9度で観測史上最高タイ記録
31日の伊那地域の最高気温は35.9度で、伊那市の観測史上最高タイ記録となりました。
伊那市の市役所南側のせせらぎ水路では、子供たちが元気に水遊びを楽しんでいました。
長野地方気象台によりますと、伊那の35.9度は1994年7月15日以来観測史上最高タイ記録だということです。
厳しい暑さの中、伊那消防組合管内では、31日午後6時現在80代の男性2人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されています。
気象庁では、水分をこまめにとるなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。 -
伊那まつり歴史展 8月5日まで
第40回伊那まつりは8月4日5日に開かれます。
まつりムードも高まる中、伊那市のタウンステーションいなまちでは、来月5日まで40回を記念した歴史展が開かれています。
歴史展は、第40回の伊那まつりの記念事業の一環で開かれているもので会場には、第1回から39回までの歴史を物語る写真およそ50点が展示されています。
この他、Tシャツやうちわ、ポスター、第1回から伊那市が記録した写真を収めたアルバムも展示されています。
展示を見ているこちらの男性は、伊那市荒井に住む酒井一雄さん82歳です。
31日は、小学生の姿もありカメラで当時の写真やポスターなどをおさめていました。
また、伊那まつりの前身勘太郎まつりの写真も展示されています。
勘太郎まつりは昭和33年から昭和47年までの15年間行われたまつりです。
伊那まつり実行委員会では、「当時を懐かしんでもらい、これからの新たな伊那まつりのあり方を考えるきっかけになれば」と話していました。
今年の伊那まつりは、伝統ある伊那節、勘太郎月夜唄をクローズアップし踊りコンテストなど様々なイベントを予定しています。
伊那ケーブルテレビでは、昭和18年に放映され勘太郎まつりのきっかけになった映画「勘太郎月夜唄」を1日からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那ビデオクラブ作品コンクール
上伊那のビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールで最優秀にあたる市長賞に、河野恆さんの作品「男」が選ばれました。
29日に伊那市のいなっせで表彰式があり、市長賞を受賞した河野さんをはじめ、入賞者に賞状が贈られました。
河野さんの作品「男」は、伊那市高遠町を通る古道「法華道」を整備し復活させた男性をテーマにした作品です。
15回目となるコンクールには25点の作品が集まり映画監督の後藤俊夫さんらが審査を務めました。
高校まで伊那市で過ごし、現在池田町に住む河野さんは、「上伊那に住んでいない私をクラブに入れてもらい感謝しています。今後も良い作品づくりに励みます。」とあいさつしました。
河野さんは、伊那ケーブルテレビの放送部門賞でも優秀賞を受賞しています。
他に作品コンクールでは、妻の日常生活を題材にした「この人と」を制作したクラブ会長の武田忠芳さんが監督賞を受賞。
家で飼っているウコッケイの成長を記録した前田耕一さんの「ウ・コッコ」が伊那ケーブルテレビジョン賞を受賞しています。
入賞作品は順次、伊那ケーブルテレビで放送する予定です。 -
西春近北保育園 七夕飾り付け
8月7日の月遅れの七夕まつりを前に伊那市の西春近北保育園で30日、笹竹の飾り付けが行われました。
西春近北保育園では、旧暦の7月7日に毎年七夕まつりを行っています。
7日は、地域の人からもらった笹竹に、子ども達が手づくりした飾りを取り付けました。