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信州カンパイFESin伊那
信州の地酒の消費促進を図るイベント「信州カンパイFES2024in伊那」が、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで8日に開かれました。
8日は、市内外からおよそ50人が参加し好きな酒を選んで乾杯しました。
会場には上伊那の7蔵の清酒と地ビール、シードルが用意されました。
イベントでは、南信の酒蔵やシードル醸造所など4人がトークセッションを行いました。
参加者はお酒を吞みながら話を聞いていました。
日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されることについて伊那市高遠町の酒蔵仙醸の黒河内貴さんは、「これからも良い酒を造っていきたい。海外の人にも日本酒を知ってほしい」などと話していました。
2016年に制定された、毎月8日の「信州地酒で乾杯の日」に基づく取り組みで、酒の造り手が考える地酒の魅力や地域文化への愛着を知ってもらおうと行われています。
信州カンパイFES2024実行委員会が主催し、南信では2020年以来2回目です。
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多世代が交流 だがしや楽校
地域のさまざまな世代の人が交流するイベント「だがしや楽校2024in上伊那」が伊那市のいなっせで6日に行われました。
イベントは世代間交流のきっかけ作りをしてもらおうと、子どもの居場所づくりに取り組む上伊那地域子ども応援プラットフォームが今年初めて開いたものです。
会場では上伊那で活動する27団体がブースを出店し、それぞれの活動内容を紹介していました。
不登校のこどもの支援を行うNPO法人子ども若者サポートはみんぐのブースでは、子どもたちが作ったアクセサリーを販売していました。
また、伊那市食器リサイクルの会は先月のイベントで集めた食器を来場者に無料配布していました。
イベントには170人が訪れました。 -
東部中 伊那市の魅力を発表
食や観光など伊那市の魅力について今年の5月から学習してきた東部中学校の3年生はまとめの発表を21日に行いました。
東部中学校の3年生230人は、総合的な学習の一環で、伊那市の魅力について学習してきました。
生徒それぞれが関心のある食や祭り、観光名所など9つのテーマに分かれて活動してきました。
21日は、まとめとして各グループが9つの教室でそれぞれ
発表しました。
まつりについて学習してきたグループは、伊那まつりの前身、勘太郎まつりからの歴史を紹介しました。
生徒は「伊那まつりは映画、伊那の勘太郎が上映されたことを機に始まったことがわかった」などと話していました。
食について学習したグループは、伊那名物ローメンを紹介しました。
生徒は「もともとは戦後の食糧難の時代に生まれた料理で、地域の食文化や時代背景と深く結びついていることがわかった」「ローメンからは単なる食べ物としての味わいだけでなく地域の歴史を感じることができた」と発表していました。
東部中学校では「生徒たちが地域の人たちと関わりながら学習することができ、改めて住んでいる伊那市の良さを発見できた」と話していました。
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伊那60歳ソフトボール 伊那西町クラブ優勝
伊那60歳ソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦の表彰式が11月28日に、伊那市のJA上伊那本所で行われました。
11月28日は、春日喜三会長代行から優勝した伊那西町クラブに賞状と優勝旗が贈られました。
リーグ戦には6チームが参加し、5月から8月まで5試合を行いました。
伊那西町クラブはリーグ戦、4勝1敗で、同じく4勝1敗の高遠旧友クラブと優勝決定戦を行い、勝利しました。
準優勝は、高遠旧友クラブ。
3位は、伊那OBクラブでした。
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白鳥市長「女性が働きやすい企業誘致を」
伊那市が2004年から行っている企業誘致について、白鳥孝市長は、女性が働きやすい環境づくりのために、特定の業種の誘致に力を入れていく考えを示しました。
これは、11日に市役所で開かれた伊那市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
伊那市は2004年から企業誘致を行っていて、今年で20年目を迎えました。
これまでに41社の誘致を行ってきたということです。
白鳥市長は今後のビジョンについて「IT関連や化粧品メーカーなどの企業の誘致を行い、女性が働きやすい環境づくりを行っていきたい」との考えを述べました。
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南アルプス林道バス 2路線で7万人が利用
今年度の南アルプス林道バスの利用者の速報値が10日報告されました。
利用者は2路線でおよそ7万1,000人でした。
南アルプス林道バス乗り場と仙流荘周辺は今年4月に山岳観光の拠点 長谷戸台パークとしてプレオープンしました。
路線は北沢峠行の南アルプスクイーンラインと分杭峠行きの分杭気の里ラインの2路線です。
南アルプスクイーンラインは、4月25日から11月15日までの運行で、利用者は過去3番目に多い5万7,453人でした。
また、分杭気の里ラインは4月12日から12月1日までで、1万3,819人が利用しました。
戸台パーク周辺の駐車場は220台増設して650台とし、駐車場収入は1,862万円です。
戸台パークは、仙流荘前のバスロータリーを整備し、来年度グランドオープン予定です。
10日の市議会一般質問で、白鳥孝市長は「クイーンラインの北沢峠行は予定より1週間早めて運行を始めた。来年度以降も雪が無ければ柔軟に運行期間が変更できるよう検討している」と話しました。
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いなまちクリスマスにむけ飾り付け
21日に伊那市中心商店街で開かれる「いなまちクリスマス2024」にむけ、実行委員会と伊那小学校の児童が10日に飾り付けを行いました。
きょうは、商店主らでつくるいなまちクリスマス実行委員会と伊那小学校6年智組の児童が、松ぼっくりで作ったオーナメントなどで会場となるセントラルパークを飾り付けました。
今年のいなまちクリスマスのテーマは世界のクリスマスです。
インドやペルー、アルゼンチンなど7か国のブースが出展します。
智組の児童たちは去年もイベントに参加していて、今年はフィンランドの菓子を手作りして販売します。
外国人が扮するサンタクロースが登場するほか、ウクレレコンサートが行われます。
いなまちクリスマス2024は、21日(土)の午前10時から、セントラルパークや通り町商店街で開かれます。
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伸和の社員食堂で有機農産物使用したランチ提供
伊那市内に工場があり、精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社で、市内の有機農産物が使われたランチが提供されました。
こちらが社員食堂で提供されたメニューです。
味噌汁、ごはん、豚の角煮、サラダ、かぶ漬けです。
使用された野菜や米が、伊那市で栽培された有機農産物です。
有機農業を推進している長野県が提案し、伸和コントロールズで社員食堂を運営する会社を通じて伊那市の有機農産物を使ったランチが提供されました。
10日限定で40食用意され、完売していました。
有機野菜を提供した伊那市富県七草農場の小森健次さんも訪れていました。
県では有機農産物の活用を広げるため学校給食などへも展開していく考えです。
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「地域のお宝展Ⅱ」個人所有の郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ
伊那地域の個人が所有する郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「地域のお宝展Ⅱ」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、高遠町出身の日本画家池上秀畝の他、書家で洋画家の中村不折など、郷土にゆかりのある作家13人の作品57点が展示されています。
信州高遠美術館では、市内の施設の他、小中学校が所蔵している作品を展示する「地域のお宝展」を、今年1月に開きました。
今回はその第2弾として、郷土作家作品の愛好家グループ「芝田会」会員を中心に、個人所蔵の40点と美術館所蔵の17点合わせて57点が展示されています。
細合秀穀は、池上秀畝の後継者で、写実的で繊細かつ柔らかい筆遣いが特徴です。
東京都出身の日本画家佐藤雪洞は、17歳の頃長野県に移り住み、上伊那の学校で美術教師として働きながら作品づくりに励みました。
地域のお宝展Ⅱは、来年3月2日日曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。
(休館日:毎週火曜日) -
い~な音楽祭2024 合唱団体が一堂に
伊那市内の合唱団体が一堂に会する「い~な音楽祭」が8日に、伊那文化会館で行われました。
音楽祭には、20団体のべ450人が参加しました。
市内の学校や合唱団体など多彩な顔触れのコーラスグループが、1年間の練習の成果を発表する場として、毎年この時期に行われています。
「男声合唱団GaKu」は、去年5月に発足した団体です。
平均年齢は71歳ですが、若い気持ちをもちつつ練習をしているということで、8日は2曲を披露しました。
今回初めてい~な音楽祭に参加した「東春近小学校合唱クラブ」は、音楽会が終わってから1か月間練習してきた「Soranji」という曲を歌いました。
音楽祭の模様は、新年に伊那ケーブルテレビの121chで放送します。 -
荒井区 しめ縄づくりを楽しむ会
伊那市荒井区の「しめ縄づくりを楽しむ会」が、いなっせで7日に開かれました。
この日は、区民およそ30人が参加し、正月用のしめ縄を作りました。
講師を務めたのは、北原文明さん81歳です。
北原さんは「両手をうまく使い、ゆるまないように綯ってください」とアドバイスしていました。
しめ縄づくりを楽しむ会は、伝統文化を伝えていこうと、荒井区公民館が毎年この時期に開いています。
この日は、子どもから大人まで幅広い年代が参加しました。
荒井区公民館では「今後も、区民が集まり親睦を深める機会を大事にしていきたい」と話していました。
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幼児教育でコロンビアへ派遣
コロンビアへ国際協力機構JICA海外協力隊として派遣される伊那市の藤谷直美さんが18日市役所を訪れ白鳥孝市長に出発のあいさつをしました。
18日は藤谷さんと、駒ヶ根成年海外協力隊訓練所の木村卓三郎所長が市役所を訪れました。
藤谷さんは伊那市高遠町在住の65歳で、これまでに東京都の保育園で園長などを務めてきました。
JICA海外協力隊2024年度2次隊としてコロンビアに派遣され幼児教育にあたります。
貧しい地域の子どもたちの役に立ちたいとの思いを長年持ち協力隊の隊員となりました。
白鳥市長は「幼児教育への思いを実現させて下さい」と激励していました。
藤谷さんは来年1月から2年間派遣されます。 -
県図書館協会の南信地区大会講演会
小中学校の教諭や図書館司書でつくる長野県図書館協会小中学校部会の南信地区大会の講演会が、11月11日に伊那市のいなっせホールで開かれました。
講演会は、長野県図書館協会が主催して開かれました。
講師は伊那ケーブルテレビの平山直子放送部長が、「伝える 伝わる」をテーマに話をしました。
災害発生時の特別番組について紹介し、「情報のバリューは経過で変わる。緊急情報は繰り返し伝えることが大切だ」と説明しました。
また、コミュニティFMのアナウンサーを通して「話すことより、話を聞くことの大切さを改めて感じている。そしてそれは情報になっている」と話していました。
長野県図書館協会小中学校部会上伊那支部では「メディアの伝える、伝わるについて話を聞き、勉強になった」と話していました。
講演会には、南信地区の小中学校の教諭や図書館司書、およそ100人が訪れました。
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伊那市創造館 ザザムシ漁の見学会
伊那市創造館は、冬の風物詩、ザザムシ漁の見学会を天竜川で8日に開きました。
8日は、伊那市内の8人が参加し、中央の中村昭彦さんと東春近の原雄一さんの漁の様子を見学しました。
参加者は、川に入り、ザザムシの獲り方の説明を聞いていました。
この見学会は、伊那谷の伝統的な漁や食文化を広く知ってもらおうと伊那市創造館が企画したものです。
創造館では、今後も展示や講演会を通して昆虫食についての情報発信をしていきたいとしています。 -
伊那中央行政組合 職員を懲戒処分
伊那中央行政組合は、職員が今年2月に重傷人身事故を起こしたとして減給6か月の懲戒処分にしたと6日に発表しました。
懲戒処分となったのは組合が運営する伊那中央病院の診療技術部、29歳の職員です。
組合によりますと、この職員は今年2月24日に私用で伊那西部広域農道を走行中、センターラインを越えて対向車に衝突させ、相手の運転手に後遺障害を伴う全治およそ2か月の傷害を負わせたということです。
組合では懲戒処分等の指針に基づき職員を、減給10分の1、6か月の懲戒処分としました。
また関係職員3人を厳重注意としました。
再発防止策として年4回の交通安全週間での啓発活動や全職員が飲酒運転の撲滅に取り組むとしています。
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レスリング須﨑さんが市長を表敬訪問
2024年パリオリンピック 女子レスリング銅メダリストの須﨑優衣さんが伊那市の白鳥孝市長を表敬訪問しました。
千葉県出身の須﨑さんは株式会社キッツに所属していて、オリンピック入賞を報告するために伊那市を訪れました。
須﨑さんは手書きのサインを白鳥市長に贈りました。
須﨑さんは今年開かれたパリオリンピック女子レスリングフリースタイル50kg級で銅メダルを獲得しています。
過去には2021年の東京オリンピックで金メダルをとり、去年の世界選手権では優勝しています。
この日は東春近にあるキッツ伊那工場を訪れ、入賞報告や社員との記念撮影をしたということです。 -
加納さん寺の梁の装飾彫り作業
2025年1月から、伊那市西春近の法音寺の本堂建て替え工事が始まります。
西春近の工芸家、加納義晴さんは本堂で使う梁の装飾を彫る作業を行っています。
6日は、作業場で長さ1.7メートルの梁に花と葉の模様を彫っていました。
梁の彫刻は、法音寺の建て替えを行う、建築会社が工芸家の加納さんに依頼したものです。
加納さんは8月に図案を描き、9月から彫り始めたということです。
木槌と20種類のノミ、彫刻刀を使いわけて作業をしています。
法音寺の本堂は、建てられて250年経つということです。
2025年1月に取り壊し2026年12月の完成を予定しています。
梁のほかにも、入口に取り付ける飾りの彫刻も行っています。
現在の飾りには鳳凰が彫られていて、それを見本にしながら、大きさは倍の長さ1.8メートル、幅80センチのものを2年かけて彫り上げるということです。
加納さんは本堂に使われる、15本の梁に装飾を彫る予定です。
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伊那市創造館ホーロー看板展
昭和の街を彩ったレトロなホーロー看板を展示する企画展が7日から、伊那市創造館で始まります。
殺虫剤に菓子、薬など懐かしいホーロー看板。
光沢のある塗装や印刷で仕上げられた屋外掲示用の鉄製の看板です。
石川県穴水町出身の広告ディレクター伊藤雅克さんが30年間かけて収集した看板およそ400点を展示しています。
伊那市創造館では、1926年12月25日に始まった昭和が来年100年を迎えることから、昭和の広告史と産業史を振り返ってもらおうと企画しました。
創造館によりますとホーロー看板は主に屋外での宣伝用として明治20年代に誕生し、昭和の時期には商品宣伝の主流となりました。
カラーテレビの普及でテレビCMが盛んになったのに伴い、昭和50年頃から徐々に姿を消していったということです。
この他に、戦前のホーロー看板店のものや、車関連のものなどもあります。
伊那市創造館の企画展伊藤雅克コレクション昭和のホーロー看板展は来年5月26日まで開かれています。
入場は無料ですが、会場では伊藤さんの故郷、能登半島のための地震災害義援金を受け付けています。
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小坂洋一さんステンレス工芸展
伊那市御園のステンレス工芸作家、小坂洋一さんの作品展が、伊那図書館で開かれています。
会場には、小坂さんのステンレス工芸作品26点が展示されています。
現在82歳の小坂さんは、およそ60年にわたりステンレス加工の仕事をしてきたことから、その技術を活かして15年ほど前から作品づくりを行っています。
熱が伝わりづらく、加工が難しいとされるステンレスを、曲げたり叩いたりして作品を作っていて、様々な部品を使って人間の顔などを仕上げています。 -
上農植物コース2年生 シクラメン販売実習
花の栽培から販売までを学ぶ、南箕輪村の上伊那農業高校植物コースの2年生によるシクラメンの販売実習が、伊那市の伊那合同庁舎で5日に行われました。
この日は、上農高校植物コースの2年生14人が、シクラメンを販売しました。
シクラメンは全部でおよそ200鉢用意され、5号サイズは800円、4号サイズは300円で販売されました。
この実習は、上伊那地域振興局が行う「はな(花)高々い~な(伊那)」プロジェクトの一環で、商品の見せ方や販売方法などを学び、実践しました。
生徒が育てた花は、普段は校内で、学校に来た保護者などに販売していて、今回初めて一般向けに販売会を開きました。
会場には、生徒が作ったポップや看板も設置されました。
シクラメンには、手作りの値札を挿していました。
ほかに、生徒による寄せ植えの実演も行われました。
上伊那地域振興局では、上伊那の花を身近に感じてもらおうと、来場者に花カードを配りました。
振興局では、来年2月には生徒と花の生産者との対談を予定していて、進路選択の1つにしてほしいとしています。
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ウラノ商工が伊那養護学校に干支石鹸をプレゼント
駒ヶ根市の工作機械や工具などを販売する、株式会社ウラノ商工は伊那市の伊那養護学校に来年の干支のヘビの形をした石鹸を4日に贈りました。
4日は、伊那養護学校で贈呈式が行われ、ウラノ商工の浦野英喜社長から来年の干支石鹸300個が贈られました。
石鹸は、会社で使用している工業用石鹸メーカーが作っているものだということです。
浦野さんは、以前、孫が伊那養護学校に通っていたことが縁で21年前から毎年干支石鹸を贈っています。
石鹸は、全校の児童生徒228人に配られるほか、使ったり飾ったりするということです。
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伊那地区社協が菓子を贈る
伊那地区社会福祉協議会は今月15日に開かれるクリスマスプレゼント会で子どもたちに贈る菓子を5日伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
伊那地区社会福祉協議会の宮原勝会長が福祉まちづくりセンターを訪れ菓子700人分、7万円相当を寄付しました。
クリスマスプレゼント会は伊那市社協が15日に福祉まちづくりセンターで開きます。
当日は菓子が配られるほか、市民有志で作る伊那市子どもの未来応援隊が子ども無料のキッチンカーなどを出店する予定です。
伊那市社協の林俊宏会長は「子どもたちのために有効に使わせていただきます」と感謝していました。
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文化功労者の髙木さんが書道指導
今年度の文化功労者に選ばれた、書家で大東文化大学名誉教授の髙木聖雨さんによる書道の授業が4日に、伊那市高遠町の高遠高校で行われました。
開講式では、書家の髙木聖雨さんが揮毫を行いました。
高木さんは、文化の向上発展に顕著な功績があったとして、今年度の文化功労者に選ばれています。
4日は、芸術文化コース書道専攻や音楽専攻の生徒などおよそ60人が参加しました。
中国の古代書体で「解衣」という文字を書き上げました。
開講式では、音楽専攻の生徒が合唱を披露して歓迎しました。
教室では、書道専攻の生徒が書いた作品の添削指導が行われました。
高遠高校は、今年度の文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」の実施校に選ばれました。
事業は、功績が顕著な芸術家を学校に派遣し、子どもたちに質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会をつくり、豊かな想像力や思考力などを養うことを目的としています。
髙木さんは、手本を示して生徒にアドバイスを送っていました。
髙木さんは、この事業で、これまで小中学校で指導を行ってきましたが、高校生を指導するのは今回が初めてだということです。
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伊那スキーリゾート 安全祈願
21日にオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、安全祈願祭が4日行われました。
4日はスキー場や伊那市の関係者などおよそ40人が出席し今シーズンの安全を祈願しました。
昨シーズンの利用者は、およそ4万4千人でした。
今シーズンは、地元や中京圏からの利用者を伸ばし、4万8千人を目標にしているという事です。
新たに休憩室を改装し未就学児を対象にした室内キッズパークを設ける他、レンタルコーナーをリフト券売り場横に移設し利便性を良くしたという事です。
安全祈願祭の後には、関係者がゲレンデでお祓いを行いました。
伊那スキーリゾートでは、毎年この時期には雪作りを行っていますが、今シーズンは気温が下がりきらない為、行えていません。
オープンは21日を予定していて伊那スキーリゾートでは今週末の冷え込みに期待しています。
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地酒やまむろ20周年 新酒を奉納
今年で20周年を迎えた伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社の松尾社に3日に奉納しました。
「やまむろ」は高遠町の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する地酒で今年20周年を迎えました。
農事組合法人山室が育てた酒米「ひとごこち」を使い、株式会社仙醸が醸造しています。
この日は松尾社に「やまむろしぼりたて生原酒」が並べられ、関係者が完成を感謝して奉納しました。
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駐在所で警察業務に協力 坂田さんに感謝状
長年にわたり、警察官駐在所に勤務している警察官の家族として業務に協力したとして、伊那市西箕輪の坂田佳代さんに11月28日に感謝状が贈られました。
この日は、西箕輪駐在所で伝達式が行われ、長野県警察の原安志地域部長から坂田さんに感謝状が贈られました。
坂田さんは、駐在所勤務の夫、忠司さんと共に2014年から県内の駐在所で暮らし、道案内や拾得物の対応、困りごとの相談など、警察業務に協力・援助してきました。
西箕輪駐在所は3か所目で、2022年から駐在しています。
感謝状は、長年にわたり警察官駐在所に勤務する警察官の家族に贈られるもので、今年度県内では10年以上が坂田さんを含み2人、30年以上が1人となっています。
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いな少年少女合唱団 団員募集
伊那市を中心に活動する合唱団、いな少年少女合唱団では団員を募集しています。
いな少年少女合唱団は1987年発足の合唱団です。
これまでにハンガリーやフィンランドなどでの演奏経験があり、国内外の合唱団と共演してきました。
現在は上伊那の小中高校生の男女10人が所属していて、コロナ禍以降団員が減少しているということです。
学校や年齢の垣根を越えた活動ができ、様々な楽曲に取り組むことが特徴だということです。
練習は月に3回、日曜日に伊那公民館で行っていて、随時見学を受け付けています。
いな少年少女合唱団ホームページ:https://sites.google.com/view/inashonenshojo
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東部中2年の向山さんがジャベリックスローで全国優勝
伊那市の東部中学校2年、向山和果さんは、10月、三重県で開かれた陸上世代別の全国大会にジャベリックスロー競技で出場し、優勝しました。
11月15日は、向山さんと東部中学校陸上部顧問の桐山勝次教諭が市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝を報告しました。
向山さんは、10月、三重県で行われたジュニアオリンピックカップU16のジャベリックスローに出場しました。
競技は、中学に入ってから始めたということで、全国大会に出場するのは初めてです。
ジャベリックスローは、長さ70センチ、重さ300グラムの投てき物を投げる競技です。
大会には、全国から46人が出場しました。
結果49メートル63センチで優勝しました。
2位とは45センチの差をつけたということです。
白鳥市長は「初出場で優勝は素晴らしいこと。今後も頑張ってほしい」と話していました。
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みはらしいちご園 出荷始まる
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム みはらしいちご園では、真っ赤に色づいた大粒のいちごの出荷が始まっています。
みはらしファームには、4件の農家でつくる羽広いちご生産組合のハウスが17棟あります。
3日は、西村崇志副組合長が収穫をしていました。
品種は紅ほっぺ、女峰、章姫の3種類で、今年も甘く味の良いいちごができたということです。
秋にかけての暖かい日が続いたため今年は例年より1週間早く先月23日から収穫が始まりました。
収穫量については高温続きの影響が懸念されるということです。
収穫されたいちごは、みはらしファームのとれたて市場や、箕輪町のみのわテラス、南箕輪村のファーマーズあじ~ななどに出荷されます。
毎年恒例のみはらしファームのいちご狩りは来年1月2日から始まります。
料金は小学生以上が2,100円、小学生未満が1,400円となっています。
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いなっせジャズフェスティバル
プロやアマチュアのジャズグループが出演するいなっせジャズフェスティバルが、ニシザワいなっせホールで11月23日に開かれました。
ジャズフェスティバルには、神奈川県を拠点に活動するプロのジャズグループしろくま楽団を含む3団体が出演しました。
このうち、伊那市を中心としたジャズ愛好者で作るいなっせジャズフレンズは6曲を披露しました。
2011年のジャズフェス出演に向け公募で集まったメンバーで、今回で13回目の出演となります。
いなっせジャズフレンズのメンバーは「声援や手拍子を頂き、会場との一体感を感じられました」と話していました。