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長谷小3年生 中尾座で「孝行猿」披露
伊那市長谷の長谷小学校3年生は、長谷に伝わる民話「孝行猿」を題材にした演劇をきょう、中尾座で披露しました。
孝行猿は、猟師の勘助が母猿を仕留め家の囲炉裏に吊るしていたところ、夜中に子猿が家を訪れ、手を火にかざしては母親を暖めようとします。
その姿に心打たれた勘助は、母猿の墓を作り供養したという、親子の愛情を描いた物語です。
長谷小学校では毎年3年生が孝行猿について学んでいて、去年9月の授業参観でもこの劇を披露しましたが、地域住民にも見てもらおうと、中尾座を借りて発表を行いました。
会場にはおよそ70人の地域住民や保護者が訪れました。
最後には、おひねりが飛び交い、盛大な拍手が送られました。
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春の火災予防運動に合わせ 保育園で呼びかけ
1日から春の火災予防運動が始まりました。
伊那市高遠町の高遠消防署は、高遠保育園で火災予防啓発イベントを1日に開きました。
高遠保育園の園児たちは、防火服の着衣体験や消防車に乗るなどしていました。
上伊那広域消防本部によりますと、2月末現在、上伊那での今年の火災件数は16件で、去年より1件多いということです。 -
県内で新たに上伊那17人を含む357人新型コロナ感染確認 死亡3人
長野県内で3日、新たに上伊那地域の17人を含む357人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県は、新型コロナ患者3人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は17人、佐久保健所管内で51人、長野保健所管内で36人、飯田保健所管内で34人、諏訪保健所管内で32人、松本保健所管内で29人、上田保健所管内で22人、大町保健所管内で16人、北信保健所管内で13人、木曽保健所管内で1人、長野市68人、松本市38人の合わせて357人です。
県は、65歳以上で基礎疾患がある3人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは45万3,326人で入院は117人、死亡は856人です。
2日午後8時現在の確保病床使用率は13.8%となっています。 -
高遠城の劇場型歴史探訪ツアー開催
武田軍と織田軍の合戦を再現したストーリーを高遠城跡と周辺を歩きながら体験する劇場型歴史探訪ツアーが2日に開かれました。
ツアーには上伊那などから25人が参加しました。
ツアーではポイントごとに演劇の経験のある人が歴史上の人物に扮して登場します。
高遠城址公園の駐車場は勘助曲輪と呼ばれています。
名前の由来は城の築城に関わった山本勘助からきています。
戦国時代の1582年のきょう3月2日に武田家の最後の砦となる高遠城を守る信玄の五男、仁科五郎盛信と織田軍の合戦がありました。
武田軍の勢力は3千人、対する織田軍は5万人と伝えられています。
高遠閣では仁科五郎盛信と家臣は戦いが劣勢と知りながらも最後まで戦うことを誓う場面が再現されました。
公園内にある桜雲橋では、戦いに敗れた盛信が自害する場面が再現されました。
最後は桜雲橋の門が閉められ、ツアーは終了しました。
劇場型歴史探訪ツアーは、桜の時期以外にも高遠町の歴史を知ってもらおうと伊那市観光協会が企画しました。
参加者には記念品として、盛信と織田の名前が書かれた合戦印がプレゼントされました。
合戦印は2日から販売が始まり、伊那市高遠町観光案内所と高遠町歴史博物館で購入することができます。
1枚400円、3枚セットは1,000円となっています。
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ろうきん伊那支店運営委員会テーブルを寄贈
長野県労働金庫伊那支店運営委員会は伊那市の児童養護施設たかずやの里にテーブルを2日、寄贈しました。
2日は、労働金庫伊那支店運営委員会の村上俊和運営委員長ら3人がたかずやの里を訪れ、テーブル2台を贈りました。
テーブルは就学前の子どもたちが使うということです。
子どもの安全面を考え、折り畳み式のテーブルではなく、脚が固定式になっているものを選んだということです。
運営委員会では毎年、管内の保育園や福祉施設に寄贈を行っていて、それぞれの施設から要望があった品物を贈っているということです。
たかずやの里では子どもたちの食事のときなど、日常的に活用するということです。
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伊那市議会 議員研修会
伊那市議会は議会改革の意義と課題について考える研修会を2月13日に伊那市役所で開きました。
講師を務めたのは大正大学社会共生学部教授の江藤俊昭さんです。
江藤さんは、住民自治の根幹は議会だとして、「提出された議案に対して議員同士で十分に議論することが必要だ」と話していました。
また、「議案に対して、専門家や関係者から話を聞き、政策のメリットとデメリットを理解することが大切だ」と話していました。
出席した議員は「議案が出てきた背景を知ることが大切だと感じた」と話していました。
研修会には、市議会議員21人が参加しました。
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卒業式シーズン 弥生201人が巣立つ
卒業式シーズンを迎え、上伊那地域では高校の卒業式が1日から始まりました。
マスク着用については個人の判断にまかせられましたが、伊那市の伊那弥生ケ丘高校ではほとんどの生徒が着用したまま式に臨みました。
伊那弥生ケ丘高校では今年度、男子83人、女子118人の201人が卒業を迎えました。
松村明校長から、各クラスの代表者に卒業証書が渡されました。
式は、新型コロナ感染防止のため在校生は参加せず、規模を縮小して行われました。
生徒と教職員はマスクの着用については、個人の判断となっていて、弥生ではほとんどの卒業生がマスクを着用していました。
卒業生を代表し唐澤利海さんが挨拶をしました。
松村校長は「困っている人に寄り添い、失敗を恐れずチャレンジしてほしい。人との出会いを大切に、周りの人を幸せにできる人になって下さい」と式辞を述べました。
式が終わると、各クラスでは最後のホームルームが行われました。
3年A組では、担任の野中学教諭から一人ひとりに証書が手渡されました。
伊那弥生ケ丘高校では今年度卒業生4人が就職、その他の卒業生は進学を希望しています。
上伊那の高校の卒業式は2日と3日にそれぞれ3校、4日に1校で行われます。
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上伊那医師会附属准看護学院 卒業式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院第70期生の卒業式が1日に行われ、18人が卒業しました。
卒業を迎えたのは19歳から50代までの、18人です。
式では前澤毅学院長から、卒業証書が手渡されました。
准看護学院では2年間、准看護師の資格取得のため学んできました。
卒業生の今後の進路は、看護師免許取得を目指し進学する生徒が13人、上伊那圏域の病院や診療所への就職が5人となっています。
前澤学院長は「患者から感謝され、愛される准看護師になってください」と話していました。
卒業生を代表して松川町の大島江玲奈さんは「命に携わる責任を受け止め、必要とされるように日々精進していきます。」と話していました。
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高遠 桜開花予想4月3日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第4回の桜の開花予想を1日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は4月3日、満開は9日となっています。
1日の伊那地域の最高気温は14.8度と4月上旬並みの暖かさとなりました。
1日の高遠城址公園です。
ウェザーニューズの予想によりますと、今年の高遠城址公園の開花は4月3日、満開は9日で
前回の発表と比べ、開花は1日、満開は2日早くなっています。
関東甲信は3月の気温が平年より高くなり、満開時期は例年よりやや早いか、早い見込みだという事です。第5回の開花予想は8日の予定です。
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伊那市の画家 坂本勇さん展示会
伊那市美篶の画家、坂本勇さんのパステル画や絵手紙が並ぶ展示会が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で1日から開かれています。
会場には、地元の身近な自然を切り取った作品、およそ20点が展示されています。
坂本さんは上伊那の15か所でパステル画や絵手紙の教室を開いています。
今回の展示では、普段生活している中で見つけた魅力的な自然を描いたものが多いということです。
この展示は31日まで、コーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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上の原保育園が平和学習
伊那市の上の原保育園は平和の大切さを学ぶ平和学習を2月13日行いました。
平和学習では年長の38人が話を聞きました。
篠平明美園長が講師を務め、地域の歴史から戦争や平和について写真を見ながら説明をしました。
平和学習は上の原保育園を育てる会が続けていましたが、新型コロナの影響で園長が代わって行いました。
上の原保育園は旧陸軍の伊那飛行場滑走路のあった場所に建てられています。
現在も園舎の隣りには格納庫の跡が残っています。
上の原保育園では平和の大切さについて知ってもらおうと毎年、平和学習を行っています。
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Five―Spark伊那 全国大会に出場
伊那市の伊那西小学校を拠点に活動するミニバスケットボールチーム「Five―Spark伊那」が、3月に東京都で開かれる全国大会に出場します。
27日は、市橋祐一監督とFive―Spark伊那のメンバー15人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場を報告しました。
Five―Spark伊那は、伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学生31人が所属していて、伊那西小学校を拠点に練習を行っています。
去年12月から今年1月に開かれ、16チームが出場した、長野県U12選手権大会女子の部で優勝し、チーム発足7年目にして全国大会への出場を決めました。
白鳥市長は「あきらめず、粘り強く試合を楽しんできてください」と激励していました。
Five―Spark伊那が出場する第54回全国ミニバスケットボール大会は3月に東京都で開かれる予定です。
順位を決めない交歓大会で、京都府、熊本県、愛媛県代表の3チームとの対戦が決まっています。
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伊那まつり 8月5日の1日開催が決定
伊那市の今年の伊那まつりは8月5日の1日開催となることが27日決まりました。
27日の夜は伊那まつり実行委員会が開かれ、今年の伊那まつりの実施方針や組織の改編について承認されました。
今年の伊那まつりは、8月5日(土)の1日開催で、市民おどりを中心に実施します。
2日目の花火大会は行わず、花火実施の詳細については今後決めていくとしています。
組織については、最高決定機関だった「伊那まつり委員会」は廃止とし、伊那まつり実行委員会で決定していくこととなりました。
まつりの詳しい内容については、今後事務局会議や各専門委員会で検討していく予定で、実行委員会では「新たな伊那まつりの在り方を構築するべく試行錯誤する第一歩としていきたい」としています。
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春の高校伊那駅伝を前に応援旗づくり
春の高校伊那駅伝が3月19日日曜日に行われます
市内の保育園や小中学校では、大会を盛り上げる応援旗づくりが行われています。
伊那市の竜北保育園では27日に、年中園児12人が旗に絵を描きました。
春の高校伊那駅伝実行委員会では、1校1チーム応援運動と題し、出場するチームの旗を2012年から製作しています。
今年度は、保育園や小中学校、介護施設など73団体で合わせて220枚作られます。
竜北保育園の年中クラスでは、石川県の遊学館高校女子チームの旗を製作しました。
応援旗は、3月8日から15日まで市役所に展示され、大会当日は発着点の伊那市陸上競技場に飾られます。 -
県議選定数2の伊那市区に2人
任期満了に伴う県議選は28日告示1か月前となります。
これまでに出馬を表明している伊那市区と上伊那郡区の立候補予定者を表明順に紹介します。
定数2の伊那市区はこれまでに現職1人、新人1人の合わせて2人が出馬を表明しています。
西町の向山賢悟さん。48歳。自民党の新人です。
東春近の酒井茂さん。70歳。自民党の現職2期目です。
伊那市区はこの2人以外に表立った動きはありません。
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伊那ケーブルテレビ番組審議委員会
伊那ケーブルテレビが制作している番組について意見を聞く番組審議委員会が27日に開かれました。
番組審議委員会には、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員8人が出席しました。
令和5年度の計画について担当部署が、コミュニティFMの立ち上げを計画していることや、上伊那のケーブルテレビ3局共同によるリニア・三遠南信自動車道関連の番組制作などについて説明しました。
番組視聴の後に意見交換が行われ、委員からは「若者のテレビ離れについて考えていく必要がある」、「支え合い買い物サービスゆうあいマーケットは有効的だと思う」、「ドキュメンタリー番組で多くの人に地域の伝統を残してもらいたい」などの意見が出されていました。
伊那ケーブルテレビでは、今後も地域に密着した番組作りに力を入れて取り組んでいく方針です。
この様子は伊那ケーブルテレビのホームページでも公開されます。
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クラシック音楽の祭典を前に横山さんが演奏指導
6月に伊那文化会館で開かれる「第2回クラシック音楽の祭典」を前に、指揮者の横山奏さんによる演奏指導が5日に行われました。
5日は、指揮者の横山さんが伊那市を訪れ、伊那フィルハーモニー交響楽団と合唱団にそれぞれ演奏指導を行いました。
このうち、富県ふるさと館で行われた伊那フィルハーモニー交響楽団の練習には、団員およそ40人が参加しました。
本番で演奏するのは、ドイツの作曲家カール・オルフのカルミナ・ブラーナです。
伊那フィルの演奏に合わせて、カルミナ・ブラーナ合唱団と少年少女合唱団が歌をうたいます。
東京都在住の横山さんは、2012年に伊澤修二記念音楽祭で伊那を訪れて以降、市内の合唱グループで指揮を務めるなど交流が続いています。
第2回クラシック音楽の祭典は、6月4日に伊那文化会館で開かれます。 -
南アルプスの気候変動の影響学ぶ講座
南アルプスの気象や気候変動による影響について学ぶ講座が26日に伊那市の伊那市役所で開かれました。
会場にはおよそ30人が集まりました。
講師は長野県環境保全研究所の浜田崇さんが務めました。
地球温暖化により100年間で長野県の年間の平均気温が1.2度ほど上がっていると説明していました。
浜田さんは「気温が上がると海面が上昇して台風が発生しやすくなるなど災害のリスクがある」と話していました。
またこれまで高山帯での気象観測が行われてこなかったことから、気候変動の影響について把握できていなかったということです。
長野県環境保全研究所では2022年10月から仙丈小屋に装置を設置して観測を始めたということです。
26日の講座の模様はオンラインでも配信されました。
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春のコレクション3人展
着物をリメイクした服や骨董品、木工品を展示する「春のコレクション3人展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示をしているのは、南箕輪村の塀和一彦さん紀代子さん夫妻と、木祖村に工房を持つ高橋茜さんの3人です。
塀和さんは、趣味で収集した、江戸時代の骨とう品や絵画などを展示しています。
妻の紀代子さんは、着物などをリメイクした手作りの洋服を展示しています。
高橋さんは、木製の生活小物などを展示しています。
紀代子さんは「昔と今の両方の良さを知ってもらいたい」と話していました。
この展示は、28日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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春富中2年生 中殿島歩道橋に横断幕設置
伊那市の春富中学校2年生は通学路の県道にある中殿島歩道橋に、交通安全啓発の横断幕を25日に設置しました。
この日は、中殿島歩道橋で横断幕設置式が行われました。
春富中の2年生は、去年から伊那市や国土交通省、道路舗装を手掛ける東京都の大成ロテック株式会社などと、通学路の危険箇所などを調べ安全対策について考えています。
生徒たちの通学路の中殿島歩道橋付近は坂になっていて、車がスピードを出して危ないことから、交通安全啓発の横断幕を設置しました。
横断幕の言葉やイラストは、運転手の気持ちによりそったものにしたということです。
春富中学校では今後、地域住民や周辺企業に横断幕の感想など、アンケート調査をおこなうということです。
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長谷総合支所 来年5月完成予定
伊那市議会全員協議会が24日開かれ、新しい長谷総合支所の概要が説明されました。
支所の完成は来年5月を予定しています。
新しい支所は、木造・平屋建てで、延床面積はおよそ690㎡となっています。
4つの課22人の事務スペースや、市民ホールなどがもうけられ、屋根には、太陽光発電設備が設置されます。
事業費は、およそ4億8千万円です。
6月から建設工事が始まり、来年5月の完成を予定しています。 -
長野県産木材でカッティングボード作り体験会
県産の木材で、食材を切るために使う板、カッティングボードを作る体験会が23日に伊那市内で開かれました。
体験会はアウトドアショップK研修センターで開かれ、5組10人の親子が参加しました。
カッティングボードは、食材を切るために使う板で、まな板と違い、固い木で作られることが特徴です。
参加者は電動ノコギリで木を切り、やすりで削って、好きな形に仕上げていました。
このイベントは、南信州アウトドア協議会が、長野県の木工体験活動授業の一環として開いたものです。
カッティングボードには、長野県産のヒノキとクリが使われました。
南信州アウトドア協議会の木下啓代表は「今回作ったものを、キャンプや家で活用してもらい、思い出に残れば嬉しい」と話していました。
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平和の文化祭26日まで
絵画や写真などの作品を通して平和について考えるイベント「平和の文化祭」が26日まで、伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで開かれています。
絵画や写真の他、戦争に関する資料などおよそ200点が展示されています。
このイベントは、上伊那医療生協などでつくる実行委員会が開いているもので、今回で4回目です。
平和の文化祭は26日まで開かれ、25日は操り人形の上演やコンサートが計画されています。
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女性対象の合同会社説明会
長野県などは、女性の働き方の選択肢を増やしてもらおうと女性対象の合同会社説明会を伊那市のいなっせで23日、開きました。
説明会には、上伊那地域の製造業やサービス業など24社が参加し、女性およそ70人が会場を訪れました。
一般的な説明会と違うのは、子どもと一緒でも参加できることです。
赤ちゃんをおんぶしたり、子どもを抱きかかえて話を聞く母親の姿もありました。
説明会は、長野県と長野労働局、就職支援などを手掛ける会社イーキュアが女性の再就職を支援しようと県内各地で開いています。
企業の人事担当者は、職場環境ややりがいなどをPRしていました。
県によりますと、育児をしながら働きたいと考えている母親が増えていて、子育てを応援する企業も多くなってきているということです。
県では、職業選択のアドバイスや相談を地域振興局でも随時行っているので活用して欲しいと話しています。
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県内で新たに上伊那3人を含む210人新型コロナ感染確認
長野県内で24日、新たに上伊那地域の3人を含む210人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は3人、飯田保健所管内で38人、佐久保健所管内で26人、松本保健所管内で18人、北信保健所管内で17人、上田保健所管内で14人、諏訪保健所管内で12人、長野保健所管内で10人、大町保健所管内で1人、長野市47人、松本市24人のあわせて210人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは45万1,300人で入院は152人、死亡は842人です。
23日午後8時現在の確保病床使用率は17.8%となっています。
県は、松本圏域の県独自の感染警戒レベルを3から小康期に引き下げます。 -
新産業技術促進へオンライン工場見学
伊那市は、ものづくりの現場での新産業技術の導入促進を目的に、製造業者を対象にしたオンライン工場見学を2月22日、市内で開きました。
見学会には、製造業者や市の関係者など40人が参加しました。
見学したのは新潟県燕市にある富士通フロンテックの新潟工場です。
富士通フロンテックは富士通のグループ会社で伊那市と富士通がワ―ケーションパートナーシップ協定を結んでいることから、見学会が実現しました。
工場では、作業工程が記された管理シートをデジタルデータに変更するなどスマート化を進めたことで、本社からも在庫管理や作業の進捗などができるようになったという事です。
富士通の担当者は、スマート化により、1人あたりの生産効率は、以前とくらべ1・5倍に向上したと説明していました。
市では、生産性や収益性の向上を目的に、市内の製造業のスマート化を推進していて、今回は企業からの要望を受け、見学会を開催しました。
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高遠さくら祭り制限緩和し開催へ
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りはアルコール類の提供や園内での飲食などの制限を緩和しコロナ以前の形で祭りを実施する方針です。
22日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠城址公園さくら祭り対策打合せ会議が開かれ伊那市や商工会などの関係者50人が出席しました。
会議では、「これまでの様々な制限を緩和して実施する」との今年の開催方針が示されました。
感染対策として実施していた、入園時の検温や連絡先の記入は行わないとしています。
飲食では、出店者によるアルコールの提供が認められ、来場者はゴザやシートを持ち込んで園内で食事をする事ができます。
マスクの着用については推奨としていて、休憩所の高遠閣では、マスクの着用を徹底、検温も実施するという事です。
さくら祭りは、2020年は中止、去年と一昨年は制限をしての開催となっていて、今年は4年ぶりに概ねコロナ以前の形での開催となります。
高遠城址公園のさくら祭りの公園開きは来月25日の予定です。
なお市では有料入園者数について去年は9万人でしたが、今年は12万人を目標としています。
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ひな祭りを前に雛人形の展示
伊那市西町の旧井澤家住宅で3月3日のひな祭りを前に、雛人形の展示が22日から始まりました。
会場には、7段飾りの他、吊るし雛などが展示されています。
新型コロナの影響で3年ぶりに開かれました。
旧井澤家住宅を管理する、伊那部宿を考える会の中村國義会長は「古民家の雰囲気にも合っていて、綺麗に飾ることが出来た。ぜひ皆さんに見てもらいたい」と話していました。
この展示会は3月3日まで開かれています。
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美篶分団第3部 保育園で防災講座
消防団のイメージアップと地域貢献につなげようと、伊那市消防団美篶分団第3部は、独自の防災講座を21日美篶西部保育園で行いました。
21日は、伊那市消防団美篶分団第3部の7人が美篶西部保育園を訪れ、防災に関するクイズや紙芝居を披露しました。
園庭には消防車が登場し、子どもたちは運転席に乗ったり、防火服を着て楽しんでいました。
部長の藤澤貴宏さんです。
藤澤さんは園に子どもを預ける保護者です。
地域で暮らし防災に取り組む中で、自分たちの子どもを預けている保育園で何か貢献活動ができないかと考え、今回の講座につながったということです。
第3部では去年12月から準備を進めてきました。
参加した団員7人のうち、5人が美篶西部保育園に子どもを預ける保護者です。
美篶分団第3部では「今後も地域貢献や消防団のイメージアップにつながる活動をしていきたい」と話しています。
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県内で新たに上伊那29人を含む367人新型コロナ感染確認 死亡4人
長野県内で21日、新たに上伊那地域の29人を含む367人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県は、4人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は29人、佐久保健所管内で71人、諏訪保健所管内で53人、飯田保健所管内で35人、松本保健所管内で29人、大町保健所管内で24人、長野保健所管内で18人、上田保健所管内で14人、
北信保健所管内で11人、木曽保健所管内で3人、長野市17人、松本市63人のあわせて367人です。
また県は、65歳以上で基礎疾患がある4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは45万120人で入院は153人、死亡は842人です。
20日午後8時現在の確保病床使用率は18.7%となっています。
また、伊那保健所管内の高齢者施設で利用者12人の集団的な発生が疑われる事例があったことがわかりました。
なお、上田圏域の県独自の感染警戒レベルが、3から小康期に引き下げられます。