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伊那市地域おこし協力隊 佃さん委嘱
伊那市の地域おこし協力隊の委嘱式が4日市役所で行われ、新たに1人が任命されました。
新たに任命されたのは千葉県出身の佃夏子さん37歳です。
この日は、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
佃さんは、早稲田大学を卒業後、東京の保険会社に就職しました。
伊那市が主催する農業のオンラインスクールに参加した事がきっかけとなり、応募したということです。
協力隊では伊那谷の農林産物を使った商品開発や宣伝、ブランド化などを行うという事です。
佃さんは「地域の人たちと繋がりをつくり、伊那谷の農産物の魅力を発信していきたい」と話していました。
佃さんの任期は1日から最長3年となっています。
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東春近で園芸用ガラスハウスが全焼 けが人はなし
5日の午前1時ころ、伊那市東春近の有限会社導楽園で園芸用のガラスハウスを全焼する火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市東春近の有限会社導楽園です。
5日の午前1時ころ、ハウスから火が出ているのを近所の人が見つけ消防に通報しました。
7棟ある園芸用のガラスハウスを全焼し、2時間40分後の午前3時40分に鎮火しました。
ハウス内では花の栽培が行われていて、出火当時、暖房用に薪ストーブを使っていたということです。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では火元や出火の原因などについて調べをすすめています。
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みはらしファーム 〆の子飾り付け
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで〆の子の飾り付けが28日行われました。
28日は組合員など関係者およそ30人が700本の〆の子を飾り付けていました。
みはらしファームでは、新年の営業開始となる2日の午前10時から「スタートまつり」を予定しています。
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JICA海外協力隊鈴木さん出発報告
JICA海外協力隊として東アフリカのケニアへ派遣される伊那市の鈴木みのりさんが22日、白鳥孝伊那市長に出発の報告をしました。
鈴木さんは伊那市境出身の24歳で、今年の3月まで伊那北高校で保健体育の非常勤講師をしていました。
派遣先のケニアでは、14歳から18歳が通う中等学校に配属され、体育の教員を務めます。
鈴木さんは、高校生の時に、JICAの駒ケ根訓練所へ体験入隊したことがきっかけとなり、海外協力隊を目指したということです。
鈴木さんは「配属先の学校には体育の教員がいないと聞いている。授業を通して、体育教育が根付くきっかけとなるように取り組みたい」と話していました。
鈴木さんの任期は2023年1月から2025年1月までの2年間で、来年1月24日に出国します。 -
食育川柳の授賞式
伊那市食育推進会議が募集した食育川柳の授賞式が21日に伊那市役所で行われました。
21日は特選に選ばれた5人のうち3人に賞状と記念品が贈られました。
東春近小学校6年、中島妃亜さんの川柳は「もくしょくで 目くばせしたら 大爆笑」です。
西箕輪中学校1年、中道きま里さんの川柳は「わいわいと 楽しい給食 もう一度」です。
東春近小学校6年、唐澤和々さんの川柳は「妹の にっこり笑った ほほに米」です。
主催した伊那市食育推進会議の大日野剛会長は「これからも食への関心を高くしてください」と話していました。
特選ではほかに、手良小学校6年、藤田煌生君と春富中学校3年、木嶋彩音さんが選ばれています。
食育川柳には市内の小中学校から、あわせて631点の応募がありました。
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創立150周年の節目祝う
創立150周年を迎えた伊那市の西春近南小学校の記念式典が17日西春近南小学校で行われました。
記念式典では校庭に植えられていた桜の木で作った笛、ユカイナを全校児童が吹いて節目の年を祝いました。
西春近南小学校は1872年明治5年に表木小学校として開校しこれまでに約5,000人が卒業しているということです。
記念式典実行委員会の加納義晴委員長は「伝統を受け継ぎ西春近南小学校が名実ともに発展することを願っている。」と話していました。
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縁起の良い菓子で新年を!増田屋製菓で正月限定商品
縁起の良い菓子で福を呼び込み、新しい年を迎えてもらおうと伊那市山寺の増田屋製菓は、来年1月3日から正月限定商品を販売します。
かりんとうまんじゅうの新作「お多福カリマン」です。
伊那市荒井の、煮豆などを製造しているだるまの名物、「お多福豆」が餡に入っていて、皮には「宝船」や「福」の焼き印が入っています。
8個入りの年賀用セットとして販売され、価格は税込み1,600円です。
来年の干支「卯」をモチーフにした紅白大福です。
紅はこしあん、白はつぶあんで、2個セットで税込み300円です。
うさぎの焼き印をした「干支万十」です。
苦しみから離れて安心できる年にしてほしいという思いを込めて苦離安(栗餡)を使っています。
干支万十は、1つ税込み140円です。
正月限定商品は、来年1月3日から販売され、いずれも数量限定のため、事前予約を呼び掛けています。
なお、12月31日から来年1月2日までは休みで、3日は予約者への受け渡しのみ、4日から通常営業を行うということです。
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木でできた手作りのスピーカー 小室晃さん
イヤホンやヘッドフォンとは違った音楽の楽しみ方、スピーカー。
伊那市高遠町の小室晃さんです。
小室さんはこのスピーカーを……手作りしています。
小室さんは、務めている木材加工の会社で仕事の傍ら、製作に取り組んでいます。 -
大和電機工業女子ソフトボール部 優勝報告
今年の日本女子ソフトボールリーグで優勝した、下諏訪町の大和電機工業女子ソフトボール部が、長野県ソフトボール協会会長の白鳥孝伊那市長に21日に優勝を報告しました。
この日は大和電機工業女子ソフトボール部の杉野公英監督ら3人が伊那市役所を訪れ、白鳥会長に優勝を報告しました。
今年4月から11月まで行われていた、全12チームが参加する日本女子ソフトボールリーグで、大和電機工業女子ソフトボール部は、創部50年目にして初の優勝を果たしました。
杉野監督は「チームひとりひとりが活躍し、総力戦で戦えたことが大きかった」と話していました。
白鳥会長は「2028年には長野国体もあるので、今後もチームの活躍を期待しています」と話していました。
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伊那市のニューストップ10
2022年も残すところわずかとなりました。
26日から3日間にわたり、伊那ケーブルテレビが選ぶ伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えします。
26日は伊那市です。
まずは10位から6位です。
10位「鹿嶺高原にKareinaテラス完成」
9位「仕事と子育ての両立支援ママand開所」
8位「伊那市営住宅若宮団地A棟完成」
7位「伊那まつり代替イベントみなまつり開催」
6位「伊那バイパス一部区間開通」です。 -
伊那市と会津若松市の子ども達が交流
伊那市と親善交流都市の福島県会津若松市の小学生らが26日、高遠町を訪れ、市内の小学生と交流しました。
伊那市を訪れたのは、会津若松市こども会の小学生などおよそ20人です。
伊那市からは、冬休みに入った富県小と高遠北小の児童13人が参加し、交流を深めました。
児童らは、記念品を渡し合ったあと、自己紹介を兼ねて名刺交換をしました。
会津若松市子ども会では、ジュニアリーダー育成を目的に、地域と関わりのある場所を訪れようと今回2泊3日のツアーを企画しました。
伊那市と会津若松市は、高遠藩主だった保科正之がのちに会津藩主となったことが縁で旧高遠町時代の平成12年から親善交流を行っています。
他に、それぞれの地域の特産品や郷土食、歴史について紹介していました。
会津若松市子ども会では、26日から2泊3日の日程で、静岡県や関東方面を訪れるということです。
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新年を前に書初め教室開催
小学生を対象にした書初め教室が25日伊那市のいなっせで開かれました。
教室には伊那市を中心に上伊那のおよそ40人の児童が参加し半紙や新聞紙を広げ、手本を見ながら筆を動かしていました。
教室は、新年を前に書初めを書いてもらおうと、伊那市生涯学習センターが毎年開いています。
講師は、書道教室の指導者らでつくる書晋会のメンバー4人が務めます。
子ども達の横に座わり、筆の動かし方やバランスの取れた書き方などをアドバイスしていました。
また「墨をたっぷりつけ、力強く一つ一つ丁寧に書いて下さい」と話していました。
教室では一人20枚程書き、それぞれ気に入った物を持ち帰っていました。
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県議選伊那市区 酒井氏が出馬表明
任期満了にともない来年4月9日に投票が行われる県議会議員選挙伊那市区に現職で東春近の酒井茂さんが立候補することを24日正式に表明しました。
酒井さんは伊那市の後援会事務所で記者会見を開き立候補に向けた決意を述べました。
酒井さんは「目指す政治姿勢として3つ変革を考えています。ひとつは政治の変革。もうひとつは政策を変えていく。3つめは社会を変えていくをスローガンに県会議員として仕事にチャレンジをさせていただきたい。選挙運動も変えていきたい。選挙事務所の開設期間、開設時間の短縮。選挙カーの運行時間も短くしたい。これによりお手伝いいただいているスタッフの皆さんの負担を軽減したいと思っています。」と話していました。
酒井さんは東春近の70歳。自民党現職、2期目です。県議会では議会運営委員会委員長などを務めています。主な政策として子育て、医療、福祉、介護の充実や情報公開制度の適正運用などをあげています。
定数2の県議選伊那市区には酒井さんのほかにこれまでに新人1人が立候補を表明しています。
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通り町がクリスマスムード
クリスマスムードを楽しむイベント、クリスマスマーケットが25日、伊那市の中心商店街で行われました。
中心商店街にはイベントを楽しむコーナーが設けられました。
射的コーナーでは親子連れが菓子などの景品を狙っていました。
クリスマスマーケットではほかにキャンドル作りなども行われました。
このイベントは通り町1丁目商店会がクリスマスシーズンに合わせた演出で街の賑わいをつくりだし活性化につなげようと開いたものです。
街角コンサートも開かれ訪れた人たちが演奏に耳を傾けていました。
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新型コロナ 上伊那252人含む県内2,453人感染確認
長野県内で24日、新たに上伊那地域の252人を含む2,453人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は252人、上田保健所管内で262人、飯田保健所管内で250人、佐久保健所管内で234人、諏訪保健所管内で215人、松本・長野保健所管内でそれぞれ209人、北信保健所管内で88人、大町保健所管内で67人、木曽保健所管内で12人、長野市343人、松本市312人のあわせて2,453人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは36万9,407人で入院は654人、死亡は622人です。
23日、午後8時現在の確保病床使用率は57.8%となっています。 -
上伊那の小中学校で終業式
伊那市長谷の長谷小学校で23日、2学期の終業式が行われ、子どもたちはあすから冬休みを迎えます。
23日は、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校のうち、6校で2学期の終業式が行われました。
このうち長谷小学校の終業式では、学年発表として4年生が取り組んだ全校児童対象のアンケート結果を発表していました。
好きな教科のアンケートでは、1位が体育、2位が算数、3位が図工となっていました。
塩澤秀彦校長は、プロジェクターを使いながら「年末年始は周りの人に感謝をして過ごしましょう。3学期も元気よく登校してきてください」と話していました。
式が終わると、2年生の教室では全員が2学期に頑張ったことを発表していました。
長谷小学校の冬休みは、あすから来年1月5日までの13日間です。
終業式のピークは26日となっています。
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伊那市 産学官民連携による新たなまちづくり
産学官民連携による新たなまちづくり、伊那市まちづくり推進事業の説明会が23日に市役所で
開かれました。
説明会には伊那商工会議所や区長会、市の職員などおよそ70人が参加しました。
伊那市まちづくり推進事業は、環境の変化に対応し選ばれるまちづくりを進めていくものです。
説明会で白鳥孝伊那市長は
「地方都市のモデルとなるような街づくりをしていきたい。」と話していました。
事業推進にあたり産学官に市民を加えた協議会や庁内若手職員によるプロジェクトチームなどを来年度中に設置し新たなまちづくりに必要なものはなにかを検討していくということです。
事業では若者が住みたいまち、新産業技術を活用したまちづくりなどをコンセプトとしていて持続可能な伊那市を目指すとしています。
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伊那スキーリゾート 今シーズンの営業開始
伊那市の伊那スキーリゾートの今シーズンの営業が、23日から始まりました。
23日は、全長1,200メートルのうち、第1リフトまでの700メートルが滑走でき、スキーヤーやスノーボーダーが初滑りを楽しんでいました。
オープンは17日を予定していましたが、きょうに変更になりました。
スノーマシーンで雪をつくることができる氷点下2度まで下がった21日から雪を作り始めたということです。
地元の常連客が多く訪れ、年末年始にかけては県外からの客が増えてくるということです。
現在のゲレンデ状況はほぼ人工雪となっています。
23日の伊那地域は最低気温が氷点下4.8度で、日中も氷点下0.9度までしか上がりませんでした。
長野地方気象台によりますと、冬型の気圧配置の影響で伊那地域でも厳しい寒さが続き、きょうの夜遅くからあすの午前中にかけて、平地でも5センチ未満の雪が積もる見込みです。
伊那スキーリゾートでは、あすから全面滑走を予定していて、今期の営業は来年3月21日までです。
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3市合同ガールスカウトフェスティバル
伊那市、駒ケ根市、飯田市のガールスカウトが交流を深めるガールスカウトフェスティバルが18日伊那市の伊那公民館で行われました。
ガールスカウトフェスティバルではスプーンにピンポン玉を乗せて走りチームごとにスピードを競うレクリエーションが行われました。
この催しは新しい友だちづくりや各ガールスカウトの交流を図るもので約60人が参加しました。
また入団を検討している子どもも参加し活動の一端に触れていました。
ガールスカウトはいろいろなことができる自分を目標にしていて活動の輪を広げていきたいとしています。
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冬至に合わせ ソースかつ丼冬の陣
伊那市と南箕輪村の15店で作る伊那ソースかつどん会は、かつ丼を食べて冬を乗り越えてもらおうと、冬至に合わせ、「冬の陣」と題してイベントを行います。
15日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、伊那ソースカツどん会の北原英之会長がイベントの概要
を説明しました。
このイベントは、今年の夏至に合わせて行った「夏の陣」に続く取り組みとなります。
イベントは、加盟店15店で、22日の冬至の前後1週間ほどの期間に、それぞれに工夫したサービスを行うということです。
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浅川建設工業 清掃ボランティア
箕輪町に本社を置く浅川建設工業株式会社は、工事を請けおっている伊那市の元西澤デパート周辺のボランティア清掃を、22日に行いました。
この日の朝は雪が降ったため、雪かき作業を中心に清掃を行いました。
施工管理者や技能者など、社員15人ほどが作業にあたりました。
浅川建設は、元西澤デパート周辺の再開発ビルの建築工事を請けおっています。
建築工事が始まった9月から毎月1回清掃を行っています。
清掃作業は、ごみ拾いのほか、季節によって落ち葉掃きや、除草も行っているということです。
ボランティア清掃は、ビルが完成する来年4月まで毎月1回続けるということです。
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冬至 みはらしの湯でゆず湯の提供
22日は二十四節気の一つ冬至です。
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯では、ゆず湯の提供が行われました。
みはらしの湯では、露天風呂におよそ40個のゆずが浮かべられました。
冬至の日にゆず湯に入ると風邪をひかないといわれることから、毎年行っています。
露天風呂ではゆずの香りを楽しみながら湯に浸かる姿が見られました。
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伊那地域で積雪 商店街で雪かき
22日の伊那地域は未明から朝方にかけて雪が降り、雪かきをする姿がみられました。
伊那市高遠町の商店街では、店の前の歩道の雪かきをしていました。
長野地方気象台によりますと、伊那地域では3センチの積雪を観測したということです。
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小学生放送コンクール 伊那小塚越さんが3位に
伊那小学校6年の塚越百々果さんは、有線放送などが加盟する団体主催の放送コンクールで3位となる優良賞に選ばれました。
22日は、伊那小学校で表彰式が行われ、伊那市有線放送の松枝義弘組合長から表彰状が手渡されました。
今回で50回目となる小学生放送コンクールは、有線放送などおよそ10の施設が加盟している長野県情報ネットワーク協会が行っているものです。
低学年と高学年の部があり、テーマにそって400字で作文を書いて朗読します。
塚越さんが応募した高学年の部のテーマは「10年後のわたしへ」で、現在の新型コロナの状況と、その中でもバレリーナになるという夢を作文にしました。
審査員からは、夢をかなえられているかどうかの自分への問いかけと、コロナ禍という社会情勢を取り入れていることが評価されました。
今年は、県内39校の5,655人から応募があり、伊那市有線放送管内では4校61人の児童が参加しました。
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弥生・伊那中生徒制作 絵馬奉納
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の美術部と書道部、伊那中学校の美術部の生徒が描いた絵馬が伊那市西町の春日神社に、21日に奉納されました。
こちらが来年の干支、卯が描かれた絵馬です。
弥生の絵馬は、コロナの終息を祈っているうさぎ達という、ストーリー性があるものになっています。
絵は美術部が、文字は書道部が描きました。
伊那中の絵馬は、ウサギの蹴りのポーズを描き、今の世の中に必要だと生徒が考えた「底力」という2文字を入れています。
この日は、弥生ヶ丘高校の生徒や神社の関係者などおよそ20人が集まり、絵馬が奉納されました。
弥生ケ丘高校と伊那中学校による絵馬の奉納は、神社を身近なものに感じてもらおうと始まったもので、今年で8年目になります。
神主の伊藤光森さんは「暗いニュースが多い中、参拝者がこれを見て少しでも明るい気持ちになって欲しい」と話していました。
この絵馬はあすから神社に飾られます。
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「排水ひ管」の管理に貢献
国土交通省天竜川上流河川事務所は、河川管理施設の「排水ひ管」を長年にわたり管理したとして、伊那市下新田の沖村哲也さんに感謝状を21日、贈りました。
21日は駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ、佐藤保之所長から感謝状が手渡されました。
沖村さんは平成23年から狐島にある新田ひ管を、平成27年からは狐島ひ管を、現在は再び新田ひ管の維持管理を行っています。
こちらが、沖村さんが管理してきた狐島にある河川管理施設「排水ひ管」です。
「排水ひ管」は、大雨や洪水の時にゲートを開閉させることで、宅地に水が逆流しないよう設けられています。
沖村さんは、ひ管の点検、周辺の堆積土砂の撤去や除草を行ってきました。
沖村さんは「この11年間でひ管の開閉をするような災害はなかったが、台風や大雨が多い季節はいつも心配だった。地域の安全に関わる仕事のため、これからも責任感をもって取り組んでいきたい。」と話していました。
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警察活動支援に尽力 登内さんに感謝状
長年、警察活動の支援に尽力したとして、伊那警察官友の会の登内英雄会長に長野県警察本部長から感謝状が贈られました。
21日は伊那警察署で伝達式が行われ小林雄二署長から登内さんへ感謝状が渡されました。
友の会は警察官の活動をサポートしようと企業の経営者などが平成元年に設立し、登内さんは設立当初からの会員です。
平成23年からは会長を務め、伊那署の武道大会など、各種行事で慰問や激励を行い、署員の士気高揚に貢献してきたという事です。
登内さんは「署員の皆さんが健康で、地域の安全を守っていけるよう、今後も支援していきたい」話していました。
21日は登内さんの他に、辰野交通安全協会の井内庄三さんにも感謝状が贈られました。
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南信工科短大で伊那東部中科学部が体験講座
南箕輪村の南信工科短期大学校は、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと、伊那市の東部中学校科学部を招き体験講座を10日に開きました。
10日は、東部中学校科学部の生徒11人が参加し、2つのグループに分かれて加工やプログラム体験をしました。
生徒たちは、セロハンテープを張ったアクリル板を偏光板に挟んだしおりの製作や、電子顕微鏡を使いトンボを観察していました。
ドローンの操縦体験では、タブレットを使い目標地点に置かれたマークに着陸するように設定していました。
南信工科短大では上伊那の小学生や保護者を対象にものづくりの楽しさを体験してもらう「人材ふれあいフェア」を毎年開いています。
きょうは中学生にも、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと企画されました。
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山紫プレミアム 21日発売
伊那市と信州大学農学部が開発したやまぶどうを使い長期熟成させたワイン「山紫プレミアム」が完成し、21日から販売されます。
市役所で開かれた記者会見で、伊那ワイン工房の村田純社長と、やまぶどう生産者の城倉友幸さんが完成したワインについて説明しました。
去年収穫したやまぶどうを14か月間熟成させたプレミアムワインです。
720ミリリットル入りが税込み4,000円、375ミリリットル入りが税込み2,300円で、それぞれ100本の販売です。
山紫プレミアムは、市内の酒販店などで購入できます。
このほか、やまぶどうを使って作られた「山紫ジャム」が140g入り518円、「山紫ジュース」が500ミリリットル入り1,080円で販売されています。
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ゆうあいマーケット 2月に市街地でお試し利用
伊那市は、買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」のエリア拡大を検討するため、来年2月に中心市街地でのお試し利用を行います。
20日市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が発表しました。
ゆうあいマーケットは、ケーブルテレビの画面から商品が注文できるドローンを使った買い物支援サービスです。
現在は高遠町と長谷の全域と富県の一部で行っています。
お試しの対象地区は御園、山寺、坂下、荒井、西町、上牧、中央、上の原、日影、境、狐島、上新田、下新田です。
期間は来年2月一か月間で、1月に各地で説明会を開催します。
なお、中心市街地ではドローンによる配送は行わず集落支援員が車で配送するということです。