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自然の中で雪遊び
冬の自然を楽しむイベント「冬の高遠フェスティバル」が4日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この日は県内外からおよそ300人が参加し、スノーシューや歩くスキーなどを体験しました。
イベントは、冬場に施設を利用してもらうとともに、遊びや体験を通じて自然に親しんでもらおうと開かれています。
スノーシューの体験では参加者が初心者と上級者の2つのグループに分かれて雪道を歩きました。
途中動物の足跡を見つけるとスタッフが子ども達に説明していました。
長さ120メートルのソリコースでは、子ども達がソリで遊んでいました。
東京都から子どもと一緒に参加したある男性は「東京でこれだけの雪を見ることはできない。子どもと冬の遊びを楽しむことができて良かった」と話していました。
冬の高遠フェスティバルは5日までで、5日は午前9時からソリすべり大会が開かれる予定です。 -
高遠城址公園さくら祭りポスター完成
伊那市観光協会が毎年作成している「高遠城址公園さくら祭り」のポスターが完成しました。
ポスターは、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが満開になっている写真を採用しています。
B1サイズで2,000枚作成しました。
伊那市観光協会では、このポスターを地元の観光施設の他、全国の旅行会社や宿泊施設などに発送し、集客を図るということです。
ポスターは、購入希望者に1枚500円で販売します。
伊那市では、高遠城址さくら祭りの開催を4月1日から30日まで予定していてます。 -
高遠第2第3保育園手づくりの木のコマで遊ぶ
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児達は31日、手作りの木のおもちゃで遊びました。
31日は、年長から未満児までの園児27人が、木のコマで遊びました。
保育園の近くに住む大工の丸山義貞さんが、子ども達に木のおもちゃの良さを知ってもらおうと企画しました。
丸山さんは、穴の開いた丸い木に紐を通して回すおもちゃを紹介しました。
最初はうまく回らなかった園児たちは、丸山さんにコツを教わると、5分ほどで全員が回せるようになりました。
高遠第2第3保育園の唐澤はる代園長は「プラスチックのおもちゃが増える中、自然の素材に触れることができ、とてもいい機会になった」と感謝していました。 -
歴博特別展「日露戦争の記憶」好評につき延長
高遠町歴史博物館の特別展「信州高遠・伊那に残る日露戦争の記憶」が好評で期間を延長することになりました。
会場には、写真や新聞など、日露戦争に関する資料120点が並んでいます。
この特別展は日露戦争の資料を通して高遠・伊那の人がどのように戦争に関わりどのような影響を与えたのか考えてもらおうと開かれています。
3か月間展示をしたところ訪れた人の評判がよく、1月の入館者数は去年と比べて2.3倍ほどになっているということです。
当初は29日までの予定でしたが、人気が高いことから観桜期が終わる頃の5月13日まで期間を延長することになりました。
歴史博物館では「反応が良く大変ありがたい。期間を延長して、さらに多くの方に見に来てもらいたい」と話しています。 -
高遠町歴史博物館 火災対応訓練
文化財防火デーの26日、伊那市の高遠町歴史博物館で、火災対応訓練が行われました。
訓練は、博物館の敷地で枝焼きを行っていたところ、風にあおられて、博物館に延焼する危険が生じたとの想定で行なわれました。
職員は手分けをして、非常ベルを鳴らし、119番通報。来館者を避難させ、初期消火に当たっていました。
高遠町歴史博物館には、土器や古文書などの伊那市有形文化財が保管されています。
文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に、法隆寺金堂が炎上し、壁画が焼損してしまったことを契機に定められました。高遠消防署では、毎年、寺など文化財を収容する建物で火災を想定した訓練を行っています。
通報を受けて駆けつけた高遠消防署の署員は、博物館の職員と協力して、文化財を搬出していました。
高遠消防署では、「早期発見・119番通報・初期消火・入館者の避難誘導の4点が重要。いざというときは大きな声を出して、確認して欲しい」と話していました。 -
高遠高校芸術コース卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、美術専攻と書道専攻の3年生20人の作品およそ40点が展示されています。
卒業制作展は、芸術コースの3年間の集大成として開かれています。
書道専攻の生徒は、掛け軸や額に入れた作品などを出品しました。
美術専攻は、油絵や水彩などの絵画、デッサン、切り絵やイラストを組み合わせた作品などを展示しました。
高校の庭で集めた枝や石を使って森の中の家を作ったという作品もあります。
高遠高校芸術コース卒業制作展は2月2日まで、信州高遠美術館で開かれています。
美術館では22日、音楽専攻の生徒による卒業演奏会が午後1時から開かれる予定です。 -
高遠高校芸術コース卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、美術専攻と書道専攻の3年生20人の作品およそ40点が展示されています。
卒業制作展は、芸術コースが行う第11回芸術フェスティバルの中の一つで、3年間の集大成として行われています。
書道専攻の生徒は、掛け軸や額に入れた作品などを出品しました。
美術専攻は、油絵や水彩などの絵画、デッサン、切り絵やイラストを組み合わせた作品などを展示しました。
高校の庭で集めた枝や石を使って森の中の家を作ったという作品もあります。
高遠高校芸術コース卒業制作展は2月2日まで、信州高遠美術館で開かれています。
美術館では22日、芸術フェスティバルのもう一つのイベント、音楽専攻の生徒による演奏会が午後1時から開かれる予定です。 -
悪魔払い 引持の獅子舞
伊那市高遠町の引持地区で、獅子とひょっとこが舞う悪魔払いの獅子舞が15日夜行われました。
引持生活改善センターには、地区住民およそ50人が集まり、伝統の獅子舞を見物しました。
獅子舞は、無病息災、五穀豊穣、家内安全を願い、悪魔払いとして行われます。
引持獅子舞保存会のメンバーが舞を披露しました。
体についたノミを食べる仕草があるなどユニークな構成になっています。
かつては徹夜で酒を酌み交わし日の出を待つ、お日待ち行事の中で行われてきたということです。
1月17日に行われていましたが、現在は17日に近い日曜日となっています。
引持獅子舞保存会の伊藤裕偉会長は、「獅子舞を見て、1年間安全に過ごしてほしい」と話していました。 -
高遠そばのそば打ち講座
伊那市高遠町の高遠閣で13日、高遠そばのそば打ち講座が開かれました。
そば打ち講座は、高遠町公民館が毎年開いているもので、伊那市内から16人が参加しました。
講座では、毎回地元の愛好会などが指導にあたっていて、13日は、高遠そば組合の飯島進組合長が指導しました。
そば粉と水を混ぜる作業で飯島さんは、「おいしいそばを作るには水加減が大切。そば粉1粒1粒に均等に水がまわるよう、丁寧に素早く混ぜて下さい」とアドバイスしていました。
参加者で、4年前に高遠町に移り住んだ男性は「普段料理はしないが、せっかく信州に来たのでそば打ちを覚えたいと思った。早く家族に食べさせたい」と話していました。
講座は全部で5回開かれ、最終日の20日には参加者に修了証が手渡されるということです。 -
この冬一番の冷え込み 伊那竏・.4度
12日の伊那地域は、この冬一番の冷え込みとなり、マイナス9.4度を記録しました。
伊那市の高遠城址公園では、積雪の季節に合わせて、桜の枝を支える支柱を設置する作業が行われました。
この冬一番の冷え込みとなった12日朝、伊那市の桜守、稲辺謙次郎さんら3人が城址公園で作業にあたっていました。
毎年11月頃から、雪の重みで枝が折れてしまわないように、積雪の時期に合わせて支柱が立てられます。
今日は、神社の屋根に掛かりそうな枝など3箇所に支柱を立てました。
一昨年の4月には花が咲いてから大雪となり、桜の枝が折れるという被害が発生しました。
老木となり、芯が弱くなってしまっている桜は、支柱で支える必要があるということです。
訪れた人たちの視界の邪魔にならないようにと、支柱は角度を揃えてたてられます。
心配りの桜守と手をかけられた桜が、今年も春の訪れを待ちます。 -
大人の自覚胸に 長谷地区成人式
年明けとともに、上伊那各地で成人式が行われ、新成人が大人の仲間入りを果たしました。
1日には伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われ、小学校時代に残したタイムカプセルを全員で開封しました。
今年成人を迎えるのは19人で、この日はそのうち16人が出席しました。
タイムカプセルの中から、成人の自分に宛てた手紙や思い出の品が出てくると、新成人らは思い出話に花を咲かせていました。
式では、池上謙長谷公民館長が「大人になったのと同時に権利と義務が生まれる。これまで吸収してきた知識を、地元長谷のために役立ててもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して保科勇介さんは「無事成人を迎えられたことに感謝したい。自覚と責任ある行動をとり、広い視野を持つようにしたい」と挨拶しました。 -
高遠小学校でひと足早く2学期の終業式
伊那市高遠町の高遠小学校で26日、上伊那ではひと足早く2学期の終業式が行われ、子ども達は冬休みに入りました。
26日は、全校児童238人がランチルームに集まり終業式を行いました。
式では、3年生と4年生が2学期に取り組んだことについて発表しました。
高遠町内を散策し地域のことについて調べた3年生は、「鉾持神社の階段は、1年の日数と同じ365段だったことが分かった」などと発表しました。
小池真利子校長は「2学期は、今がんばるべきことを考えながら学習している様子が見られた。3学期も目標を持ち、厳しさを乗り越えて頑張っていきましょう」と話しました。
この後各クラスでは、2学期がんばったことや、冬休みにやりたいことなどをそれぞれ発表しました。
上伊那の小中学校の終業式は、27日と28日がピークとなっています。 -
高遠町図書館クリスマスこどもひろば
伊那市立高遠町図書館では、クリスマススペシャル「こどもひろば」が24日開かれました。
親子およそ30人が、読み聞かせなどを楽しみました。
「こどもひろば」は毎月最終土曜日に開かれていて、読み聞かせや工作をしています。
22日はクリスマススペシャルで、ボランティアが絵本や紙芝居の読み聞かせをしました。
最後に、サンタクロースが図書館にやってくるようにと、みんなで歌をうたうと、サンタクロースが登場しました。
子どもたちは、順番に並んでプレゼントをもらっていました。 -
バス藤沢線は土日4→2往復に減便へ
JRバス関東が土日の運休の方針を示していた伊那市の路線バス「藤沢線」は、1日4往復から2往復へと減便となることが22日決まりました。
これは、22日開かれた伊那市地域公共交通協議会で決まったものです。
土日の「藤沢線」については、11月に開かれた会議でJR側から運休としたいとの考えが示されていました。
地元高遠町から、現行通りの運行を求める要望があがっていることや、地域への影響を考慮して、協議会が、これまでの半分となる2往復分を確保する事になりました。
そのほか、三義・長谷巡回バスと、長谷巡回バスの最終便についても、「廃止」とする考えが示されていましたが、予約制の乗り合いデマンドタクシーを運行させることで対応していくことも了承されました。 -
信州伊那高遠の四季展応援作家展
来年7月から開かれる信州伊那高遠の四季展のPRと協賛金を募るための作品展示即売会が、15日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、63人の作家から出品された177点が展示されています。
信州伊那高遠の四季展は、伊那市が主催する全国公募展で、来年5回目を迎えます。
これまで入賞した作家のほか、近隣市町村の有名作家に協力を呼びかけ、作品を展示販売しています。
作品は、通常よりも求めやすい価格に設定されていて、訪れた人が、気に入った作品の購入を予約するなどしていました。
売り上げの一部は、四季展の運営に役立てられます。
この信州伊那高遠の四季展応援作家展は、19日まで、かんてんぱぱホールで、20日と21日には伊那市役所に会場を移して開かれます。 -
満光寺で雪吊り作業
本格的な冬の訪れを前に伊那市高遠町の満光寺で13日、境内の松を雪から守る雪吊り作業が行われました。
満光寺の境内には、一目みるだけで極楽往生できるといわれている樹齢500年の松があり、13日はその松を含む3本に、雪吊りが行われました。
作業は、長さおよそ8メートルの支柱を松に対して垂直に立てます。
支柱の上部からおよそ100本の縄をらせん状に垂らし、松に結び付けていきます。
作業にあたった人達は、ロープが絡まないよう、1本1本確かめながら作業を進めていました。 -
日本画院展竏注。に息づく日本画の心
伊那市高遠町の信州高遠美術館で「日本画院展竏注。に息づく日本画の心」が、開かれています。
会場には、全国の会員や一般の作品54点が展示されています。
日本画院は、昭和13年設立の歴史ある会で、現在全国に176人の会員がいます。
人物や風景など、テーマを持たずに日常生活の中で感じた美しさを表現している点が特徴です。
信州高遠美術館での展示会は、会員同士の交流を目的に開かれたもので去年に続き2回目です。
上伊那地域からは、3作品が展示されています。
日本画院展は来月11日日曜日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 -
新ごみ処理施設 暫定的な施設規模決定
新しいごみ中間処理施設の処理方式や施設の規模について検討する「施設整備検討委員会」は26日、プラントメーカーに対するアンケートで使用する暫定的な施設規模を決定しました。
アンケートに記載する暫定的な施設規模は、計画年間処理量をおよそ3万7千トン、年間稼働日数を280日、1日平均141トン処理する規模としています。
また、この施設規模に必要な焼却炉の数として、現在稼働している施設の実績や建設費、敷地面積などから2つが妥当としています。
2つの焼却炉で構成した場合、ごみをためておくごみピットの必要容量は9日分、5千300立方メートルとしています。
この数値をもとに、新ごみ中間処理施設で採用する焼却方式について、プラントメーカーにアンケート調査を行います。
アンケートは、国内プラント竏茶=[カー18社に対して行う予定で、委員会では12月初旬にアンケート用紙を送り、来年2月に集計、3月に処理方式の選定を行う計画です。 -
純米酒「やまむろ」の新酒完成
伊那市高遠町山室の酒米を使った、純米酒「やまむろ」の新酒が完成し町内酒販店の店頭に並んでいます。
新酒「やまむろ」は、高遠町内の酒販店で作る旨い酒研究会の加盟店8店で販売が始まりました。
高遠町山室地区で栽培されている酒米「ひとごこち」を使った純米酒で、呑み口がさわやかでピリッと辛いのが特徴です。
仕込みをしている高遠町の酒蔵仙醸では「収量が少なかったが、例年に比べて辛みのある良い味に仕上がった」と話しています。
新酒「やまむろ」は、800本限定で、高遠町内の酒販店8店で1本720ミリリットル入り1260円で販売されています。 -
仙醸蔵まつり 新酒味わう
伊那市高遠町の酒造メーカー株式会社仙醸で20日、仙醸蔵まつりが行われ、訪れた人が新酒を味わいました。
仙醸蔵まつりは、新酒を地域の人に味わってもらおうと仙醸が2年前から行っているものです。
会場には、販売や試飲コーナーなどのブースが設置された他、豚汁や粕汁が振舞われました。
その他にも、高遠そばや岩魚の塩焼きなど日本酒に合う食べ物が用意されました。
この日は、晩酌に日本酒は欠かせないという年輩の人から、家族連れやカップルなどで賑わいました。
蔵まつりでは、訪れた人全員に新酒のにごり酒がプレゼントされお土産に持ち帰っていました。 -
路線バス藤沢線 土日祝日減便
JRバス関東株式会社が運行している、伊那市高遠町の高遠駅と藤沢を結ぶ路線バス「藤沢線」が、来年4月から、土日祝日の運行を取り止める方針である事が21日わかりました。
21日、伊那市役所で開かれた、地域公共交通についての会議で、JRバス関東中央道支店のししくら宍倉こういち幸一支店長が、社の方針として土日祝日の運行を取り止める事を報告しました。
JRバス関東が運行する、藤沢線の利用者は、平日7便の合計が、50人から80人前後あるのに対して、土日8便の合計は、10人前後にとどまっていると言うことです。
JRバス関東では、現状の路線を維持する為の経費節減策として、来年4月から、土日祝日に限り、バスの運行をとり止めるとしています。
伊那市地域公共交通協議会では、地域への影響も考慮し、JRバス関東への財政支援をして、土日祝日の運行の、一定の便数を確保する方針です。 -
36災害の経験から三峰川の水害対策考える
今年で発生から50年を迎えた36災害から、三峰川の災害対策について学ぼうと19日、伊那市高遠町で三峰川みらいフォーラムが開かれました。
これは、伊那谷を襲った36災害を忘れることなく、その経験を活かしていこうと開かれたもので、会場にはおよそ40人が集まりました。
フォーラムでは、36災害の実体験を、伊那市高遠町在住の矢沢章一さんが、当時の映像を使いながら話しました。
当時消防団員として出動していた矢沢さんは「生臭いようななんとも言えない匂いがした。災害後はヘリコプターが唯一の交通手段という場所もいくつかあった」と当時の惨状について話しました。
また伊那市美篶在住の北原弘さんも当時消防団として出動していて「三峰川は堤防が決壊し、ものすごい勢いで濁流が流れ出た。霞堤防があったおかげで流れを戻す作業が順調にいった」と話していました。
対策について伊那市役所危機管理課防災係の埋橋進係長は「三峰川流域には危険が予想される重要水防区域が27か所ある。自然災害はいつ起きるかわからないので、川の流れや濁り、雲の流れなどを注意して見てもらいたい」と呼びかけていました。
フォーラムに参加した男性は「水の怖さというものを感じた。自然災害はいつ起きるかわからないので常に危機感を持つことが大事だと思う」と話していました。
フォーラムを開いた三峰川みらい会議の織井秀夫代表は「昔氾濫した場所にも人が住むようになった。今一度36災害を振り返り水害対策について考えてもらいたい」と話していました。 -
高遠高校 中国の高校生と交流
中国の高校生が、14日、伊那市の高遠高校を訪れ、授業体験などを通し、生徒たちと交流をしました。
中国の高校生の訪問は、外務省が行っている、日中21世紀交流事業の一環で行われ、この日は、中国の遼寧省の高校生、32人が、高遠高校を訪れました。
体験授業では、福祉、美術の2つのグループに別れ、折り紙と、手鏡の絵つけをしました。
このうち、福祉コースの折り紙体験では、高遠高校の生徒が、作り方を教えた後、一緒に、つるや手裏剣等を折りました。
わからない部分が出ると、生徒達は、英会話や漢字を書くことで、コミュニケーションを取っていました。
中国の生徒は、16日まで日本に滞在し、日本の高校生との交流の他、科学技術や防災などの施設見学をするということです。 -
山麓一の麺街道フェスタ
国道361号沿線地域のご当地麺料理を楽しめる「山麓一の麺街道フェスタ」が5日、6日の2日間、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれています。
今年で4年目を迎えた麺街道フェスタには、昨年と同じく5種類の麺料理が集まりました。
岐阜県高山市の高山ラーメンや木曽福島のすんきとうじそば、伊那のローメンやそばなどが販売されています。
麺街道フェスタは、「麺」と「街道」にスポットを当て、街道に隣接する地域の広域的な観光PRを目的に開かれています。
会場を訪れた人たちは、お目当ての麺料理を注文し、味わっていました。
山麓一の麺街道フェスタは6日も開かれます。 -
弘妙寺のイチョウ 見ごろ
伊那市高遠町荊口の弘妙寺のイチョウが、現在見ごろを迎えています。
弘妙寺の境内にある樹齢300年を越えるといわれるイチョウの木は、黄金色に色づき、見ごろとなっています。
9年前、このイチョウの枝の一部が寺の改修工事の際折れてしまいましたが、他の枝に引っかかりその後も枯れることなく成長していることから、強い生命力にあやかろうと受験生やその家族などがイチョウを見に訪れているということです。 -
高遠・長谷地域社協設立説明会
伊那市高遠町や長谷地区を対象に、地域社会福祉協議会の設立説明会が、29日、高遠町文化センターで開かれました。
説明会は、地域社協の活動を理解し、多くの地域で立ち上げてもらおうと、伊那市社会福祉協議会が開きました
市社協によりますと、区や常会などで組織する、地域社協は、旧伊那市には100ある一方、高遠町・長谷地域には12しかないということです。
市社協の職員は、「高齢化が進む中、住民が主体となり、福祉について特化し、課題について話し合うことが大切。地域で助け合い、支えあう、地域社協の設立が必要」と話していました。 -
高遠城址の秋まつり
紅葉の見ごろに合わせた高遠城址の秋まつりが3日から13日までの日程で行われます。
高遠城址公園には、およそ250本の楓があり、赤く色づいています。
伊那市観光協会では、紅葉に合わせ毎年秋まつりを開催していて今年で10回目となります。
すでに高遠城址公園には、県内外から紅葉狩りを楽しむ人たちが訪れています。
秋まつりの期間中は、高遠城址公園内で新そばまつりや、そば打ち体験が予定されています。
5日には、高遠囃子が、6日には高遠太鼓が披露されます。
また5日と6日には恒例となった「山麓一の麺街道フェスタ」が開催されます。
この他、菊花展も同時に行われることになっていて、伊那市観光協会では、桜の時期とはまた違った秋の装いの高遠城址公園を楽しんでもらいたいと話しています。
高遠城址の秋まつりは、3日から13日まで入場無料で開かれています。 -
伊那市消防団河南分団 園児と合同の消火訓練
伊那市消防団河南分団は、園児との合同による消火訓練を28日、高遠第四保育園で行いました。
28日は、河南分団の団員と高遠第四保育園の園児合わせておよそ60人が、合同で訓練を行いました。
合同訓練は、子ども達に消防団の仕事について理解を深め、興味を持ってもらおうと行われています。
訓練は、保育園の南側の山林から出火したとの想定で、団員らは保育園のプールの水を使い消火活動を行いました
河南分団では、今後も地域との交流を深めていきたいとしています。 -
弘妙寺のもみじ見頃
伊那市高遠町荊口の弘妙寺で、もみじが見頃を迎えています。
裏山一帯に、数え切れないほどのもみじが自生していて、赤く色づき、見頃を迎えています。
もみじは、今週いっぱい見頃だという事です。 -
志事(しごと)甲子園が高遠高生対象に講演
上伊那在住の経営者や社会人で作る地域活性化と人材育成などを目指すグループ「志事甲子園」は、27日、伊那市の高遠高校の2年生を対象に講演会を開きました。
講演会は、高遠高校の進徳館講座の一環で開かれ、2年生100人ほどが、文化体育館に集まり、話を聞きました。
志す事と書いて「しごと」と読む「志事甲子園」は、若者に夢を持ってもらうことや、伊那谷の素晴らしさをPRしようと、今年8月に結成されたグループです。
会社経営者や自営業、会社員など、上伊那を中心に12人で構成されています。
会の結成のきっかけとなったのが、化粧品の輸入・製造などを行う東京の日本ロレアル(株)で教育本部長を務める戸谷 益三さんです。
この日の講演会でコーディネーターを務めた戸谷さんは、ペアを作るゲームを織り交ぜ、挨拶やうなずきの大切さを生徒に訴えていました。
また、「何を聞いたかではなく、聞いて今から何をするかが大切」と話していました。
講演会では、美容師や社会保険労務士など、20代から40代の5人が、自分の高校時代などの映像を見せながら自分が仕事に就くまでの経過などを紹介していました。
林業士をしている金井渓一郎さんは「若いときに旅に出て欲しい。ツアーではなく、自分で計画して、世界を旅行をすることで見えてくる世界がある」と高校生に呼びかけていました。
志事甲子園では、今後も、進路選択に悩む高校生を対象に講演会を開いていきたいとしています。