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臨時警備派出所を開設
28日は公園開きに合わせて高遠城址公園内の高遠閣隣に臨時警備派出所が開設されました。
さくら祭り期間中に公園内の警備にあたるもので4人から10人の体制でパトロールを行うことにしています。
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高遠城址公園で公園開き
伊那市高遠町の高遠城址公園の公園開きが28日行われ2年ぶりとなるさくら祭りが始まりました。
去年は新型コロナの影響で開催できず今年は感染防止対策がとられています。
公園開きでは伊那市観光協会会長の白鳥孝市長と高遠町内の園児などが桜雲橋を渡り、開門を宣言しました。
今年のさくら祭りは新型コロナ感染防止対策として入園の際は検温を実施するほかマスクの着用を呼び掛けています。
飲食は指定の場所のみ可能で飲酒や食べ歩き、ござやシートの使用は禁止しています。
伊那市観光協会ではイベントとして「高遠の桜・春」をテーマにした句を募集していて専用のホームページから応募することができます。
さくら祭りは29日から入園が有料となり料金は大人500円、子ども250円となっています。 -
高遠城址公園 開花宣言
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が26日、開花しました。
昭和58年に入園の有料化をしてから最も早い開花宣言となりました。
高遠城址公園南側の信州高遠美術館近くにあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5~6輪咲いていることを確認し白鳥孝伊那市長が午前10時45分に開花を宣言しました。
ここ数日の暖かさで開花が進み例年より10日、去年より4日早く、昭和58年に入園の有料化をしてから、最も早い開花となりました。
今年の高遠城址公園さくら祭りは、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で2年ぶりの開催となります。
南側の桜はちらほら咲いていて、訪れた観光客が写真を撮るなどして楽しんでいました。
高遠城址公園にはおよそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、県の天然記念物に指定されています。
園内の桜はまだ蕾で、伊那市では満開を5日頃と予想しています。
28日に公園開きが行われ、翌日の29日から入園が有料となります。
ライトアップは4月3日から11日まで、時間は午後6時半から午後10時までとなっています。
コロナ対策として来園者には園内でのマスクの着用を義務付け、入園口で検温・連絡先の記入などを行います。
園内での飲食については、決められたエリア以外での飲食やシートなどを用いての宴会も禁止となっています。
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高遠城址公園 開花目前
24日の伊那地域の最高気温は19.9度と4月下旬並みとなりました。
ここ数日の陽気で、高遠城址公園の桜はつぼみが膨らみ、開花目前となっています。
24日の高遠城址公園です。
南側ゲート近くにある開花の基準となる標本木のつぼみは赤く膨らみ、今にも花が開きそうな状況です。
伊那市によりますと、標本木の桜が5~6輪咲くと、開花宣言が出されるという事です。
きょうの伊那地域の最高気温は、午後2時に19・9度を記録し、4月下旬並みの陽気となりました。
さくら祭りに向け準備も進んでいます。
高遠閣近くでは、桜守の西村一樹さんが、花芽の確認をしていました。
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第7回桜の開花予想をきょう発表しました。
高遠城址公園の開花は前回の30日から25日となっていて、満開は前回の4月6日から1日に早まっています。
伊那ケーブルテレビでは高遠城址公園の桜の開花の様子をハイビジョン映像で122チャンネルで放送します。
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高遠町の西村さん宅でアズマイチゲの花咲く
伊那市高遠町上山田の西村周市さん宅の庭にキンポウゲ科の多年草アズマイチゲが花を咲かせています。
西村さん宅の庭です。
アズマイチゲが白い花を咲かせていました。
西村さんが子供の頃から庭に群生していたということです。
22日は西村さんの妻の泰子さんと一緒に花を愛でていました。
今月いっぱい花を見ることができるということです。 -
歴博で和装をテーマに特別展
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、第70回特別展「服飾文化を支えるシゴト」が開かれています。
初日の6日は、オープニング式典が開かれ、主催した伊那市教育委員会や歴史博物館の関係者などが参加しました。
特別展は、近代以降の和装をテーマにしていて、和服や着物、古布などに関心を持ってもらおうと企画されたものです。
この日は、歴史博物館の学芸員福澤浩之さんが出席者らに展示解説をしました。
会場には、着物や帯、敷物のほか、それらを作るための道具など128点が並んでいて、上伊那の小学校や呉服店、個人などが所蔵しているものを集めました。
歴史博物館では、「多くの人に訪れてもらい、着物に親しんでもらいたい」と話していました。
特別展「服飾文化を支えるシゴト」は6月20日(日)まで高遠町歴史博物館で開かれています。 -
高遠中学校で卒業生・新入生に贈る花のコサージュ作り
伊那市高遠町の高遠中学校は卒業生と新入生に贈る、水引を使った花のコサージュ作りを9日に行いました。
高遠中学校の2年生は卒業生49人に付けてもらう花のコサージュを作りました。
卒業する3年生に贈ろうと飯田地方の伝統工芸の水引を使い作ることにしたということです。
飯田市にある木下水引 株式会社に協力をしてもらい、作り方の動画を見ながら生徒たちが作りました。
また、1年生は来月の入学式に新入生に付けてもらう41人分のコサージュを作りました。
高遠中学校の卒業式は18日に、入学式は来月6日に行われます。
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原発事故で移住した農家に聞く
10年前、東日本大震災による原発事故の影響で伊那市高遠町に移住してきた農家、橘内孝太さんに話を聞きました。
橘内さんは「結局、福島原発はどうなっているのかという話だし。本当にこれからだんだん経済もひどい中で原発の処理というのがまだまだ続くし、すごいお金もかかるんだけど他人事じゃだめなんですよね。この国の人間がみんな考えないといけないことだからどうしていくのかってやっぱり一人一人考えて決めていかないとだめなんだろうなって。そこだけは変わらずに思いますね。」と話していました。
福島県伊達市出身の橘内孝太さんです。
農家に生まれ後を継ぎましたが東日本大震災の原発事故の影響で地元での農業を断念しました。
両親は福島に残し知人のつてで伊那市高遠町に移住し野菜づくりを始めて10年が経ちました。
これからについては「最初こっちに来た頃からやっぱり変わらずにここで基盤もできていて、ここでやっていくっていうのは変わらないんですけども、先送ってきてる福島のことをこれからは考えて、維持管理だったりとか方向とかを次の10年の間には決めていきたいなと思っています。」と話していました。
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メドデコ材寄進した板山 写真集完成
諏訪市小宮の御柱祭で使用するメドデコの材を寄進した伊那市高遠町板山地区は、一連の流れをまとめた写真集を作成しました。
今回完成した写真集には、斧入れから建御柱までの一連の流れをまとめました。
平成28年の諏訪市の御頭御社宮司社の御柱にメドデコ材として板山生産組合のナラを寄進しました。
メドデコは、御柱の前後にV字に付けられるものです。
その後、御柱祭に住民15人が招かれ里曳きに参加したほか、板山集落収穫祭に諏訪市から役員を招くなど交流してきました。
7日は、板山多目的集会施設に住民20人が集まり写真集の完成を祝いました。
板山では過去にない名誉なことして記録に残し後世に伝えようと、今回、160余りの写真や記事を36ページの冊子にまとめました。
写真集は60部作成し、板山の全戸33戸に配布したほか、諏訪の関係者や、出身者にも送るということです。
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信州高遠美術館で企画展
これからの桜のシーズンを前に、伊那市高遠町の信州高遠美術館では、伊那市や高遠町とゆかりのある作家たちの作品展「文化が結ぶ縁の物語」が、6日から始まりました。
会場には、30人の作家による絵画や彫刻など68点が並んでいます。
こちらは、歌手で画家の八代亜紀さんの作品、「高遠の春 伊那市」です。
残雪の中央アルプスをバックに、咲き誇る桜を描いた風景画です。
作品は、2018年に八代さんの個展を信州高遠美術館で開いた際に寄贈されたものです。
こちらは、東京藝術大学出身の作家、押元一敏さんの作品「forest」です。
押元さんが作品制作で高遠町に滞在していた時、朝に見た高遠の山々がテーマだということです。
高さ1メートル、幅2メートル30センチの大作となっています。
また、こちらは同じく東京藝術大学出身の小柳景義さんの作品「信濃太樹」です。
高遠町勝間の龍勝寺の近くにあった古い木がモチーフとなっています。
3つの作品は、収蔵後初出品となっています。
ほかに、幕末の江戸で生まれ、伊那市で育った画家、中村不折の作品なども並んでいます。
展示は、5月9日(日)まで、信州高遠美術館で開かれていて、入館料は500円です。 -
高遠中学校の文化祭紹介ビデオを児童がオンラインで視聴
伊那市高遠町の高遠小学校6年生の児童は高遠中学校の生徒が制作した文化祭の紹介ビデオを2月9日オンラインで視聴しました。高遠中学校3年2組は去年9月に開催された文化祭 聖桜祭のビデオを総合的な学習の時間に制作しました。
高遠中学校では毎年、高遠小学校と高遠北小学校の6年生を聖桜祭に招いていますが、去年は新型コロナの影響で見送りました。
6年生に聖桜祭を紹介しようと体育祭や学びの発表などの様子を文化祭の実行委員と教師が撮影した写真を使い3か月かけて制作しました。
高遠中学校では「中学生になるのを楽しみにしている児童もいる。ビデオという形でも聖桜祭を知ってほしい」と話していました。
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高遠町に観光案内所設置
26日開かれた伊那市議会全員協議会で高遠町に観光案内所を設置することが報告されました。
仲町駐車場東側にある旧JA高遠支所を購入し観光案内所とするものです。
土地と建物の購入金額は800万円で屋内の改修工事が行われます。
令和4年4月のオープンを目指していて商工業の振興を図るとしています。
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建替えの総合支所について市が方針
伊那市議会全員協議会が26日、市役所で開かれ建て替えが計画されている高遠町総合支所は高遠町文化センター敷地内に長谷総合支所は現地建替えとする方針が示されました。
高遠町総合支所は防災上のリスクが低いことや新たに用地を取得する必要がないことなどから高遠町文化センター敷地内とする方針です。
高遠町総合支所は1966年に建てられた旧高遠町役場を庁舎としていましたが老朽化などの課題がありました。
新しい庁舎は令和6年度の完成を目指すとしています。
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さくら祭り方針案示す
伊那市高遠町の高遠城址公園で行われるさくら祭りの対策打ち合わせ会議が開かれ、新型コロナ対策を徹底してさくら祭りを実施する方針案が24日、示されました。
24日は、高遠町総合福祉センターやますそで対策会議が開かれ伊那市や商工会など関係者50人が出席しました。
会議では、今年の高遠城址公園のさくら祭りの現時点での方針案が示されました。
方針案では、新型コロナの感染防止対策を徹底し実施するとしています。
去年は、新型コロナの影響でさくら祭りは中止となっています。
対策としてスタッフや来場者のマスク着用の徹底、入園口でサーモカメラによる検温、入園時に連絡先の聴取などを行うとしています。
園内でのござやシートを持ち込んでの飲食、食べ歩きは禁止としています。
ただし飲食できるエリアを設置する計画です。
公園内に飲食店を出店する場合は、原則持ち帰りが可能な容器での販売が条件となります。
伊那市では、3月上旬に最終的な判断を行うとしています。
高遠城址公園の公園開きは来月28日を予定しています。
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三義村誌 90年を経て復刻
伊那市高遠町の旧三義村についてまとめた書籍「三義村誌」が、90年ぶりに復刻されました。
20日は、復刻に取り組んできた住民有志でつくる「三義地域おこしの会」のメンバーが高遠町図書館を訪れ、村誌を市に寄贈しました。
「三義村誌」は、地域の歴史や文化、産業などについてまとめたもので、昭和5年に旧三義村役場が出版しました。
旧三義村は昭和31年に合併し、村誌を所蔵しているのは県内では高遠町図書館と県立図書館だけとなっていました。
気軽に閲覧できるようにすることで地域の活性化のつなげていこうと、三義地域おこしの会が今年度復刻に取り組んできたものです。
市内の業者に依頼し、原本を解体せずに複写できるAI技術を使って印刷したということです。
市の支援金を活用し、180冊印刷しました。
復刻版三義村誌は、高遠町図書館をはじめ、市内の公共施設で見ることができます。 -
「お膳岩」完成お披露目
伊那市の高遠町図書館のオリジナル紙芝居「お膳岩」の完成記念お披露目会が伊那図書館で21日開かれ、市内の小学校に紙芝居が贈呈されました。
お膳岩は高遠町勝間に伝わる昔話です。
結婚式などでお膳が必要なときに、岩の前で祈ると翌日に出てくるというもので、欲を出した村人が一つ返さずにいると、二度とお膳が出てこなくなってしまったというストーリーです。
高遠町図書館では高遠高校と協力して地域の昔話を紙芝居にする取り組みを行っていて、お膳岩は2作目となります。
紙芝居の文は高遠高校の大日方章教諭が、イラストは高遠図書館の市川みずきさんが担当しました。
お膳岩の紙芝居は伊那市内の15の小学校に贈られ、きょうは代表して5つの小学校に渡されました。
また19日から伊那図書館と高遠町図書館で一般への貸し出しも始まっています。
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高遠中生 観桜期に向け環屋とコラボ料理試作
伊那市高遠町の高遠中学校の2年生は、高遠城址公園の桜が見頃となる時期に向けて、地元の店や団体と協力して、新たなおもてなしを考案しています。
このうち、一般社団法人環屋とのコラボ料理をつくろうと取り組んでいるグループは、16日に試作品づくりをしました。
作ったのは、米の代わりにそばを包んだそばいなりと桜の塩漬け入りかき揚げです。
そばいなりは、高遠中の敷地で採れた梅を入れたものや、ねぎをトッピングしたものがあります。
かき揚げには、桜の塩漬けをトッピングして、春を感じさせる仕上がりにしました。
高遠中学校では、毎年観桜期に学校の駐車場を開放したり、さくら茶をふるまうなど、おもてなし活動を行っています。
今年は、各グループに分かれて地元の店や団体と協力して、新たなおもてなしを検討してきました。
この日試作に取り組んだグループは、地元の高遠そばを使ったオリジナルの料理や、桜をモチーフにした環屋とのコラボ商品を作って、訪れた人をもてなそうと考えたということです。
この日試作した料理は、観桜期に環屋のメニューとして提供する計画で、生徒らは配膳や接客を手伝うということです。 -
高遠高校生徒 南アルプスジオパークガイドに認定
ジオパークガイド養成講座を受講していた伊那市高遠町の高遠高校2年生16人が南アルプスジオパークガイドに認定されました。
4日伊那市役所で認定式が行われジオパーク協議会の清水俊一郎事務局長から認定証が渡されました。
ジオパークガイドは南アルプスジオパークでツアーの案内を務めます。
高遠高校では「地域の科学」の授業を選択した生徒16人が南アルプスの地形や地質のなどの7回の講座を受講しました。
模擬ガイドの発表も行われ生徒が実際のツアーを想定して説明していました。
高遠高校の生徒が講座を受講するのは8年目で今年度を含めて95人がジオパークガイドに
認定されています。
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第3回桜の開花予想 高遠城址公園4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第3回目となる桜の開花予想を16日、発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は、4月1日となっています。
16日午前11時ごろの高遠城址公園です。
園内の桜のつぼみは、まだ固い状態です。
ウェザーニューズの予想によりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は4月1日で、去年の開花と比べ2日遅い予想となっています。
次回の開花予想は、3月3日に発表されることになっています。 -
鉾持神社の祈年祭
伊那市高遠町の鉾持神社の祈年祭が、11日に厳かに行われました。
祈年祭では、神社総代など関係者が集まり、祭式が執り行われました。
例年は、来賓を招きますが、今年は新型コロナの影響で、関係者のみで行いました。
また、密を避けるために、氏子の半分は、外で式に参列しました。
毎年、高遠のだるま市と同じ日に開催されていますが、今年はだるま市が中止となり、例年より人出は少なくなりました。
それでも、祈年祭には多くの人々が訪れ、五穀豊穣などを祈っていました。
総代会長の小松 照治さんは、「本来ならば盛大に行うお祭りだが、安全に無事行うことができて良かった」と話していました。
だるま市は中止となりましたが、参道には数店が出店し、訪れた人がだるまを買い求めていました。
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地域に笑顔を 園児が人形飾り
伊那市高遠町の高遠保育園と高遠第2・第3保育園の園児は、地域の人たちに喜んでもらおうとだるま市恒例の人形飾りを霜町商店街駐車場に10日飾り付けました。
10日は高遠保育園と高遠第2・第3保育園の園児が飾り付けを行い、記念写真を撮っていました。
毎年2月11日に行われている高遠だるま市は新型コロナの影響で中止となりました。
高遠と高遠第2・第3保育園では地域の人たちに喜んでもらおうと、商工会の協力もあり人形飾りを展示する事にしました。
高遠保育園は、年長がだるまのちぎり絵、年中が牛乳パックで作った牛の置物、年少が吊るし飾りを作りました。
1月から準備を進めてきたという事です。
高遠第2・第3保育園は保育園で世話をしていた羊の人形を段ボールと毛糸で作りました。
他に、園児一人ひとりの夢も飾られています。
園児が作った人形飾りは11日まで展示される予定です。
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信州高遠美術館 アートスクール作品展
伊那市高遠町の信州高遠美術館が主催のアートスクールの受講生の作品展が、開かれています。
信州高遠美術館には、今年度のアートスクールを受講したのべ41人の中から17人が出品した作品26点が並んでいます。
今年度は8講座を予定していましたが、新型コロナの影響で中止になったものもありましたが、デッサン、風景スケッチ、アクリル画、陶芸、書道の5講座が開かれました。
書道は、硯石を削ってアート作品にしたものが並びました。
アートスクールは、信州高遠美術館が主催していて、今年度で15回目になります。
この作品展は、28日(日)までで、美術館の入館料は、一般500円です。
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高遠町歴史博物館 古文書講座
伊那市の高遠町歴史博物館が継続して開いている古文書講座が、6日、高遠町地域間交流施設で開かれました。
この日は、第1期生クラスの講座が開かれ、鉾持神社の祭礼についての古文書を読み解きました。
講師を務めているのは、高遠町歴史博物館学芸員の福澤浩之さんです。
受講生は、配布されたプリントの古文書を確認しながら、書かれた文字を読み解いていました。
講座は、平成31年度から始まり、第1期生40人は午前と午後の部に分かれて継続的に学習しています。
2期生のクラスもあり、現在3クラスに分かれて学習しています。
高遠町に残る資料を中心に、古文書を読み解いているということです。
この古文書講座は、来年度も開かれる予定で受講料は無料となっています。
(高遠町歴史博物館 電話94-4444)
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高遠の春日医院にだるまのパネル
毎年2月11日に行われている伊那市高遠町の高遠だるま市は、今年、新型コロナの影響で中止となりましたが、西高遠の春日医院では、地域を明るくしたいとパネルを設置しています。
パネルは、春日医院の向かいの建物と正面玄関前の2か所に展示されています。
「桜とだるま」をモチーフにしたものと、たくさんのだるまが並んだ2つのデザインです。
実は、どちらも毛糸で作っただるま人形を撮影し、モザイク画にしたものです。
人形とパネルは、だるま市の中止がわかってから看護師や従業員の家族、退職した人たち10人ほどで制作してきました。
春日医院では、「だるま市は中止となってしまったが周りを明るく元気にしたい」と話していました。
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高遠中萌えキャラ決定
伊那市高遠町の高遠中学校は、公式の「萌えキャラ」を4日、発表しました。
4日は、午後4時過ぎに「萌えキャラ」が張り出されました。
4人組のキャラクターで「高遠さくら組」と名付けられました。
高遠中学校では、さくら祭り期間中に校庭を駐車場として開放したり、さくら茶を振る舞うなどのボランティア活動を行っています。
「萌えキャラ」は、観桜期などで学校のPRに活用しようと生徒から募集し4人の生徒から6作品が集まりました。
その中から投票で4作品を選びました。
今後は、学校のホームページで紹介される他、地元の店と協力してつくる菓子の包装に使われる予定です。
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第2回桜の開花予想 高遠城址4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第2回目の桜の開花予想を4日、発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は4月1日となっています。
ウェザーニューズが発表した桜の開花予想によりますと、今年の高遠城址公園は4月1日で、去年より2日遅い予想となっています。
ウェザーニューズによりますと、今年は記録的に早く開花した去年よりも、数日程度遅くなる見込みだということです。
第3回の開花予想は16日の予定です。
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高遠だるま市福箱販売
新型コロナウイルスの感染拡大で伊那市高遠町伝統のだるま市が中止になったことを受け、一般社団法人環屋などは、町内の名産品を詰め合わせた高遠だるま市福箱を販売します。
これは、だるま市に行った気分を味わってもらおうと環屋と高遠さくらホテルが共同で企画したものです。
福箱は、3000円と5000円の2種類あります。
それぞれに、だるまや鉾持神社でお祓いをしただるま札、高遠饅頭などが入ります。
3000円のものには、2号のだるまの他に甘酒などが入る予定で、全部で5品程になるということです。
5000円のものは、3号のだるまの他、地酒や高遠そば愛好会の手打ちそばなど6品程入る予定です。
商品は他に、市内の障がい者施設の利用者が作った麦わらストローやトートバッグの他、高遠とうがらしなどもあります。
それぞれ、3割ほどお得なセットになっているということです。
高遠だるま市福箱は、事前申し込みが必要で、28日から来月7日まで高遠さくらホテルで受け付けていて販売は来月11日です。
それぞれ限定100セットを用意しているということです。
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文化財防火デーに合わせ高遠町の史跡内で防火訓練
26日の文化財防火デーに合わせ、伊那市教育委員会は、国指定の史跡高遠城跡内にある進徳館で防火訓練を25日に行いました。
訓練は、進徳館の裏の山林に雷が落ちて出火し、建物に燃え移る可能性があるとの想定で行われました。
市の職員が消防署に通報し、その後建物内や周辺にいる見学者を避難させていました。
訓練用の消火器や消火栓を使った初期消火訓練も行いました。
指導した高遠消防署の署員は、「まずは自分が逃げられる場を確認してから初期消火にあたってください。消火器の放射距離は3~4メートルなので、天井まで火がいっている時は消火栓を使って放水してください」などと話していました。
進徳館は茅葺屋根の建物で、国指定の史跡高遠城跡の敷地内にあります。
文化財防火デーは、昭和24年1月26日に世界最古の木造建造物法隆寺の金堂で火災が発生したことを契機に制定されたものです。
上伊那広域消防本部によりますと、上伊那管内の去年1年間の火災件数は73件で、うち伊那市は22件、高遠消防署管内では11件となっています。 -
高遠城址公園 桜の開花予想4/1
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を13日発表しました。
高遠城址公園は4月1日となっています 。
ウェザーニューズによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月1日となっています。
今年は天候の影響により、全国的に開花時期は平年より早まる予想だという事です。
第2回の開花予想は2月上旬の予定です。
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地域からコロナ偏見・差別なくす
伊那市高遠町的場の住民有志は、新型コロナウイルス感染者への偏見や差別をなくし、思いやりのある地域を目指そうと「シトラスリボン」作りを的場生活改善センターで9日行いました。
的場生活改善センターには地区住民およそ15人が集まり、手芸用のテープを使い、リボンを作りました。
シトラスリボンの3つの輪は「地域」「家庭」「職場」を表現していて、コロナ禍でも安心して暮らしやすい社会を目指そうという願いが込められています。
運動の趣旨に賛同した的場町内会と的場地区社協は、地域のつながりをより大切にしようと、リボンを作る事にしました。
9日は全部でおよそ80個製作し、的場町内全戸に配るという事です。