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高遠北小児童が砂防えん堤を見学
伊那市高遠町の高遠北小学校の児童たちは24日、藤沢を流れる小田井入沢の砂防えん堤の建設現場を見学しました。
この日は、高遠北小の3年生7人が建設現場を見学しました。
見学会は、6月の土砂災害防止月間に合わせて、防災教育の一環で南信の小学校を対象に駒ケ根市の天竜川上流河川事務所が毎年開いているものです。
この日は天竜川上流河川事務所が箕輪町の浅川建設工業に発注している、高遠町藤沢の小田井入沢砂防えん堤の現場を見学しました。
児童らは、職員から砂防えん堤の建設方法を教わると、測量器を使って距離を測ったり、ショベルカーに乗って操縦体験をしていました。
今年度は、南信の小学校4校が砂防えん堤を見学することになっています。
天竜川上流河川事務所では「学習を通して砂防設備に関する知識を身に着け、防災意識を高めてもらいたい」と話していました。 -
旧馬島家住宅で五月人形展
伊那市高遠町の民俗資料館にある県宝・旧馬島家で、五月人形展が開かれています。
会場には、各家庭から寄贈された五月人形23体のほか、幟旗7本、兜飾り3点など小物も合わせると70点ほどが飾られています。
こいのぼりとともに飾る幟旗は、古いもので明治時代のものもあります。
また、展示会場となっている江戸時代から続く旧家・旧馬島家の土蔵から出てきたという飾りや人形も展示されています。
旧馬島家を含む伊那市民俗資料館は、今月3日から17日まで、資料整理や展示替えのため臨時休館していました。
そのため、五月人形展も当初よりも延長し、30日まで開催します。
なお、旧馬島家住宅に隣接する様々な農機具や生活用具を展示している高遠なつかし館は現在、リニューアルのため閉館中です。
リニューアルオープンは、来月2日を予定しているということです。
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児童虐待予防協力家庭募集
子どもの養育支援などを行っている伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、親と子供を虐待から守ろうと、一時的な預かりなどをする協力家庭の募集をしています。
22日、市の保健センターで、
児童虐待予防と社会的擁護推進を目的とした研修会が開かれました。
伊那市は、今年度から養育支援事業として、フリーキッズヴィレッジに事業委託し、児童虐待防止に取り組んでいます。行政が虐待防止や要保護親子支援を予算化することは、県内で初めてだということで、今年度は、およそ190万円を計上しています。
研修会では、教育委員会こども相談室の田畑和子さんが、市内での虐待や支援活動の現状などについて話しました。
それによりますと、昨年度は、64件の虐待通告があり、相談件数も103件に上りました。報告では、コロナウイルスの影響から、育児へのイライラやゲーム依存、夫婦間の争いもふえてきているということです。
フリーキッズヴィレッジによりますと、協力家庭は現在11件です。増加傾向にある児童虐待の防止と、SOS が発信しづらいご家庭にとって、クールダウンし、一息つける場の必要性が高まっていて、協力家庭を募集しています。
協力家庭への支払いや登録に関しては、フリーキッズヴィレッジ 94-5028
虐待相談は、伊那市子育て相談室72-0999 までご連絡ください。
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高遠高校2年生 バラのアロマ水商品化へ
伊那市の高遠町高遠高校の2年生は、しんわの丘ローズガーデンでバラの花摘みを15日に行いました。
今後は、摘んだバラを使ってアロマウォーターを作る計画です。
15日は、高遠高校の進学コースの2年生16人が花摘みをしました。
伊那市振興公社の職員から指導を受けながら、見ごろを過ぎたものを摘んでいました。
地域の科学の授業の一環で行われたもので、去年から地域資源を活かした商品開発に取り組んでいます。
今年は、バラの花びらから水分を抽出して、部屋の芳香剤などに使われるアロマウォーターを作ることにしました。
15日は、2種類のバラ合わせて23キロを摘み取ったということです。
18日には、試験的に抽出を行う予定です。
秋にも花摘みを行い、来年のバラ祭りに合わせて商品化を目指すとしています。 -
梅雨の晴れ間 最高気温30.4度真夏日
伊那地域は、14日午前0時からの24時間に58.5ミリの雨を観測しました。
15日は一転梅雨の晴れ間となり、最高気温は30.4度と真夏日となりました。
伊那市高遠町小原の交差点付近にある花壇では、住民有志がサルビアや日日草を植えていました。
長野地方気象台によりますと、今週の前半は高気圧に覆われて晴れますが、木曜日ごろから雲が広がり雨の降る日があると予想しています。
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伊那の「食」をテーマに特別展
江戸時代から現代までの伊那の食をテーマにした特別展「ふるさとごはんの300年」が伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。
特別展では江戸時代から現代に至るまでの伊那の食に関する資料などおよそ100点が展示されています。
こちらは、江戸時代の1845年に高遠藩の藩主が御堂垣外の本陣で振る舞われた献立を再現したサンプルです。
野菜の他にエビやマグロなどの海産物が使われていました。
またこちらは、江戸幕府の命令により全国を測量した伊能忠敬が1811年に測量で訪れた伊那谷で振る舞われた食事を再現したものです。
こちらの献立にも滋賀県の琵琶湖で採れた魚が使われていました。
この他に、昭和に作られた炊飯器、平成の給食の献立表や食器なども展示されています。
特別展「ふるさとごはんの300年」は今月で終了する予定でしたが、新型コロナにより臨時休館が続いた事から、会期は延長され9月6日までとなっています。
入館料は一般400円、高校生以下無料です。 -
入笠牧場に牛を放牧
JA上伊那は、夏の暑い時季に牛たちに涼しい場所で過ごしてもらい足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場に11日、牛を放牧しました。
この日は、上下伊那の畜産農家が飼育する牛30頭が入笠牧場に放されました。
ホルスタイン種と黒毛和種の雌牛で、生後6か月から1年までの若い牛が多いということです。
放牧は、夏の暑い時季に牛たちに涼しい環境で過ごしてもらい足腰を鍛え、また農家の労力を軽減する目的でJA上伊那が毎年行っているものです。
到着した牛たちは、体重を測り、けがや病気がないかを確認した後、牧場に入りました。
去年まではオスも1頭放されていましたが、今年は牛の安全面を考慮してメスのみとなっています。
JA上伊那によりますと、雌牛はお産をすると体力の消耗が激しいため、高低差のある入笠牧場で過ごして体力をつけることで分娩の負担軽減にも繋がるということです。
牛たちは、10月中旬までここで過ごし、その後下牧する予定です。 -
鈴木岬さん花の日本画展
伊那市高遠町の日本画家 鈴木 岬さんの個展「一時の花を描く」が、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
会場には、春から晩秋までの花を描いた日本画41点と、水彩画20点が並んでいます。
鈴木さんは伊那市高遠町在住の日本画家です。
個展を開くのは3年ぶりで、その間に描きためた作品を出品しました。
庭や野に咲く素朴な花を中心に描いたということです。
中には、鈴木さんの心象風景を取り入れた作品もあります。
一時の花をテーマに描いたということです。
鈴木岬さんの花の日本画展は、16日(火)まで伊那市のベルシャイン2階文化ホールで開かれています。
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ポレポレの丘でシャクヤク見ごろ
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘では、初夏の花が見ごろとなっています。
公園内では、初夏の花、アヤメやオオデマリ、ヒトツバタゴ・別名ナンジャモンジャの木の花が見ごろとなっています。
ポレポレの丘では、区画を分け、会員が管理するマイガーデン制度を導入していて、丸山義貞さんは、シャクヤク栽培に力を入れています。
10年間かけて、こぼれた種から数を増やしたシャクヤクは現在250株ほどあります。
シャクヤクの見ごろは来月上旬までだということです。
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高遠城下まつりなど中止
新型コロナウイルスの影響で、 9月5日に伊那市高遠町で予定されていた「第13回高遠城下まつり」は中止となりました。
旧高遠町時代の「絵島まつり」から数えて中止は4回目です。
10月10日に長谷で予定されていた「第37回南アルプスふるさと祭り」は中止となりました。
このイベントの中止は3回目となります。
10月25日に高遠町文化体育館で予定されていた第34回伊澤修二記念音楽祭は中止となりました。
中止となるのは初めてで、合わせて予定されていた中学生への器楽・合唱講習会も中止となりました。
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遠照寺ぼたん見ごろ
ぼたんの寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺では、色とりどりのぼたんが見ごろを迎えています。
遠照寺の境内には、150種類、約1,500株のぼたんが植えられていて、現在見ごろを迎えています。
遠照寺によりますと今年の開花時期は例年並みだが、花が小さく、雨や風の影響で、形が崩れてしまっているものもある。ということです。
毎年開催しているぼたん祭りでは、和傘が飾られ、ぼたんとのコントラストが楽しめますが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止としています。
なお、国の重要文化財に指定されている遠照寺境内の釈迦堂は、希望をすれば釈迦像の拝観が可能で、拝観料は500円となっています。
遠照寺のぼたんは今月末まで楽しめるということです。
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国道361号 6月19日まで平日全面通行止め
国道361号の伊那市高遠町西高遠地籍で、災害防除工事が11日から始まりました。
6月19日までの期間中、平日の一部の時間帯で工事区間が通行止めとなります。
工事区間は、伊那市高遠町西高遠地籍のおよそ250mです。
昨年度工事が完了した箇所よりおよそ60m西側の法面に、モルタルの吹き付けなどを行います。
工事期間は、11日から来月19日までです。
平日の午前9時30分から午後4時30分までは全面通行止めとなり、それ以外の時間帯と土日・祝日は片側交互通行となります。
歩行者の通行は可能です。 -
塩漬け用の八重桜 花摘み
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、桜の塩漬けに使う八重桜の花摘み作業を3日に行いました。
この日は、高遠支部のメンバー14人が、高遠スポーツ公園文化体育館の敷地内にある八重桜の花を摘んでいました。
高遠支部では、30年程前から毎年八重桜を塩漬けして、高遠城址公園の桜まつりなどで桜茶として提供しています。
今年は新型コロナウイルスの影響で公園が閉鎖となり、桜茶の提供も行われませんでした。
毎年60kg程を収穫していますが、今年は例年の半分程の量を摘み取ったということです。
桜の塩漬けは「桜志津久」という商品名で販売されています。
支部のメンバーは「新型コロナウイルスが落ち着いて、来年の春に多くの人が高遠に来てくれることを願っています」と話していました。
桜は仮漬けをした後に本漬けをして10か月寝かせ、来年の春に味わえるということです。 -
ポレポレの丘 春爛漫
伊那市高遠町のポレポレの丘では、春の花が咲き誇り、見ごろとなっています。
2.5ヘクタールの園内には、様々な種類の木や花が植えられています。
今の季節では100万本ほどというスイセンのほか、レンギョウやハナモモが咲き誇ります。
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新型コロナで伊那市の宿泊施設など閉鎖
伊那市はゴールデンウィークの人の移動を最小限にするため、市内施設の新たな閉鎖を決めました。
閉鎖となるのは、7施設で、羽広荘・高遠さくらホテル・仙流荘・花の丘公園・高遠「しんわの丘ローズガーデン」・道の駅 南アルプスむら・三峰川榛原河川公園のマレットゴルフ場です。閉鎖は5月10日までです。
なお、6月に予定されていたばらサミットin伊那の開催も中止となりました。
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長野県が休業要請
新型コロナ感染拡大対策として、阿部守一長野県知事は、21日県庁で記者会見を開き、休業要請する職種や支援策について説明しました。
休業要請する職種は、県内すべてのキャバレー、カラオケボックス、スポーツクラブ、パチンコ店、劇場等です。
食事提供施設については、営業時間の短縮を要請し、午後8時から午前5時までは自しゅくしてもらい、酒類の提供は、午後7時までとしています。
期間は、4月23日から5月6日までですが、準備が整いしだい対応してもらいたいと協力を呼びかけました。
県の要請に協力した事業者には、協力金や支援金として30万円を支給するとしました。 -
テレビDEお花見・弘妙寺の桜
伊那ケーブルテレビではテレビで花見を楽しんでもらおうと地域の桜をシリーズで紹介しています。
18回目の21日は、伊那市高遠町の弘明寺の桜をお届けします。
標高1020メートルにある弘明寺にはタカトウコヒガンザクラや枝垂れ桜などが植えられています。
このうち50本ほどあるタカトオコヒガンザクラは、見頃を迎えています。
門の横にある樹齢200年以上と言われる枝垂れ桜はこれから見ごろを迎えます。
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テレビDEお花見・五郎山近くの桜
伊那ケーブルテレビでは、テレビで花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
17回目の20日は、伊那市高遠町五郎山に続く道の桜をお届けします。
伊那市高遠町の五郎山に続く道にはおよそ100本の桜が植えられています。
伊那市高遠町五郎山近くの桜でした。 -
高遠町松倉の桜
伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
15回目のきょうは、伊那市高遠町松倉の桜をお届けします。
国立信州高遠青少年に向かう県道沿いの桜が見ごろを迎えている
約100本のタカトオコヒガンザクラが植えられている。 -
伊那食品 店舗等臨時休業へ
新型コロナウイルスの影響により伊那食品工業は、かんてんぱぱガーデンと全国のかんてんぱぱショップの臨時休業を発表しました。
伊那食品工業は、緊急事態宣言の発令や感染拡大を防ぐため、4月18日土曜と19日日曜、4月25日土曜と26日日曜、昭和の日の29日水曜と、5月2日土曜から6日水曜までの期間、かんてんぱぱガーデンとかんてんぱぱショップの臨時休業を決めました。
5月6日以降については、今後の情勢により検討するとしています。 -
高遠中 テレビ会議システムで学活
新型コロナウイルスの影響で休校となっている伊那市高遠町の高遠中学校で、テレビ会議システムを使った学活が14日行われました。
3年1組の教室です。
朝9時からテレビ会議システムを使った学活が行われました。
生徒たちは各家庭にあるスマートフォンやパソコンなどを使って学活に参加しました。
担任の教諭が生徒一人ひとりに休校中の生活について聞いたり、登校日の連絡をしていました。
高遠中学校では、新型コロナウイルスの影響で休校となる中、生徒と顔を合わせる機会を作ろうとICTを活用した取り組みを進めています。
テレビ会議システムを使った学活は、3月の休校中に一度行っていて、新学期になってからは初めてです。
3年1組では、24人中23人が学活に参加しました。
参加できない生徒には教諭が電話などで個別に連絡を取るということです。
高遠中では今後、授業の配信についても研究を進めていくということです。
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テレビDEお花見・勝間薬師堂しだれ桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出されるなか伊那ケーブルテレビではテレビでお花見を楽しんでもらおうと地域の桜をシリーズで紹介しています。
9回目の12日は伊那市高遠町の勝間薬師堂しだれ桜をお届けします。
伊那市高遠町の勝間薬師堂のしだれ桜が見ごろを迎えています。
例年、高遠城址公園を訪れた花見客が足を伸ばし賑わいをみせますが今年は静かな春となっています。
12日の勝間薬師堂周辺です。
例年ならこの時期、高遠城址公園との桜の共演を楽しむ人たちで賑わいますが、新型コロナウイルスの影響による公園閉鎖などから日曜日にもかかわらず人影はまばらでした。
しだれ桜は樹齢170年余りの古木で2本植えられています。
地域住民でつくる、勝間桜を守る会が管理していて今年は新しい
説明看板も設置しました。
薬師堂の裏山は元はりんご畑でしたが、今はタカトオコヒガンザクラが植えられていて、こちらも見ごろとなっています。
守る会では「桜は見てもらいたいが今年は仕方ない。」と話していました。
勝間薬師堂のしだれ桜と裏山のタカトオコヒガンザクラは来週いっぱい楽しめるということです。
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テレビDEお花見・正法寺の桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
7回目の10日は、伊那市高遠町長藤の正法寺の桜をお届けします。
正法寺を囲うように並べて植えられたタカトオコヒガンザクラです。
40年ほど前に地区住民で植えた桜は地域のシンボルとして親しまれています。
現在8分咲きで今週末見ごろだということです。
伊那市高遠町長藤の正法寺の桜でした。 -
臨時休業に備え 高遠中ICT講習
伊那市の高遠中学校は臨時休業に備え、インターネットで授業の課題や学活が行えるICT講習会を8日急遽開きました。
このうち3年生の講習会では、遠隔会議や授業への参加の仕方を教わりました。
高遠中では臨時休業の場合、インターネットを使いクラス毎に生徒の安否や健康状態の確認を行う事にしています。
説明会では、IDとパスワードを教わると、タブレットを使いアクセスしていました。
高遠中の伊藤栄勇教頭は「インターネットの活用で生徒の不安を少しでも和らげていきたい」と話していました。
高遠中では、インターネットが使えない家庭については、個別に訪問するという事です。
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教諭が教室の消毒作業
高遠高校では新型コロナウイルスの感染予防として教諭による
教室内の消毒作業が7日から始まりました。
午後3時から作業が始まり教諭らは布に消毒液をかけ机やドアなどを拭いていました。
1つの教室を3、4人の教諭が分担し約30人で9クラス分を消毒しました。
高遠高校では生徒に新型コロナウイルスをうつされない、またうつさないための指導を行っているということです。
高遠高校の教諭は消毒作業を17日まで毎日行うことにしています -
閉鎖中の高遠城址公園 観光協会「満開発表」
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため閉鎖中の伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が6日に満開となりました。
6日の昼ごろの公園内の様子です。
閉鎖中の園内では、ここ数日の暖かさで開花が進み、6日に満開となりました。
今年はこれまでで最も早い3月30日に開花しました。
管理している桜守によりますと、開花以降気温が上がらず足踏み状態だったということですが、ここ数日の暖かさで一気に進み、伊那市観光協会は6日に「満開」を発表しました。
高遠閣周辺です。
一部で蕾が見られ現在8分咲きです。
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高遠まん頭オリジナル商品 2店舗で販売
公園の閉鎖で大きな影響を受けている高遠町内の和菓子店では、この状況をなんとかしようと高遠まん頭のオリジナル商品を開発しました。
高遠城址公園近くにある千登勢です。
千登勢の新商品「高遠まん頭桜餡」は、桜の葉を刻んだものを入れた白あんを高遠まん頭と同じ皮で包んだものです。
香り豊かでしっとりとした食感が楽しめるというこの商品は、1つ140円で1日100個限定です。(4月下旬まで)
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オンラインで移住セミナー
伊那市は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、インターネットを利用したオンライン移住セミナーを5日開きました。
5日は、伊那市高遠町で有機農業に取り組んでいる移住者の宇野俊輔さんが安心安全な農業とコミュニティーづくりの実践について話をしました。
web会議システムを使って宇野さん宅から配信しました。
伊那市では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京都で5日予定していた移住セミナーを中止とし自宅からでも参加できるツールを活用しセミナーを開きました。
5日は、市の職員が宇野さんに質問する形で進められました。
宇野さんは、2002年に東京から伊那市高遠町に移住し2010年から会員制で参加型の農業団体LURAの会を運営しています。
現在伊那市を中心に会員はおよそ50人で、持続可能で安心安全な農業を目指しています。
web会議システムは双方向でのやりとりも可能なため質疑応答の時間も設けられました。
伊那市によりますとインターネットを活用したオンライン移住セミナーには、35人が参加したということです。
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高遠高校で入学式 116人入学
4日は、上伊那の高校の一部でも入学式が行われました。
伊那市高遠町の高遠高校には、116人が入学しました。
新型コロナウイルスへの感染対策として、新入生全員がマスクを着用しました。
来賓は招かず、保護者も1人のみ参加が認められ、席の間隔も広くとられました。
一人一人名前が読み上げられ、入学が許可されていました。
近藤 信昭校長は、「高遠高校が大切にしている実学を学び、新型コロナなど不測の事態が起きたときでも、日常生活を大切にできる力を身につけてほしい」と式辞を述べました。
新入生を代表して、石川志音さんが、「社会の中で活躍する自分を意識しながら自己実現につなげる3年間にしたい」と宣誓しました。
コロナ対策で、国歌や校歌は歌わずCDが流されました。
高遠高校では、来週6日から授業が始まります。
7日から17日までは授業の時間を10分短縮して行い、授業終了後、教員が30分かけて教室を消毒するということです。
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高遠城址公園など伊那市内3公園 閉鎖
3日の伊那市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を受け、4日から高遠城址公園、春日城址公園、伊那公園が閉鎖されています。
伊那市によりますと、新型コロナウイルス感染予防の強化策として、高遠城址公園に入場するグラウンド口、北口、南口の各ゲートのほか、公園周辺10箇所の市営駐車場が、4日から散り終わりまで閉鎖されます。
また、県内外からの観光客のほか、地元住民の立ち入りも禁止するということです。
高遠城址公園には、東京や千葉などから自家用車で観光客が訪れていましたが、閉鎖の案内を見て残念そうに引き返していました。
ゲートの中の高遠城址公園は、ひっそりとしていて、桜を管理してきた桜守も、今まで見たことのない公園の様子だと話していました。
白鳥孝伊那市長は、「県内での新たな感染状況や、首都圏を中心とした、急激な感染者増加の状況を勘案し、伊那市内での感染防止を最優先に考え、市民の皆様、県内外の皆様の安心安全を守るために苦渋の決断をした」と3日夜コメントを発表し、理解を求めています。
春日城址公園と伊那公園についても、高遠城址公園と同様に公園内での密集・密接により感染拡大の恐れがあるとして4日から散り終わりまで閉鎖しています。