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一人暮し高齢者の集い
駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)は19日「駒ケ根市一人暮し高齢者の集い」をふれあいセンターで開いた。70歳以上の一人暮しのお年寄り約140人が出席し、歌や踊りなどの演芸や屋台村での食べ歩きなどを楽しんだ。
ステージでは華やかな衣装を身にまとった出演者が見事な歌や踊りを次々に披露し、集まったお年寄りを喜ばせた=写真。
会場内には上伊那調理師会駒ケ根支部の会員やボランティアが出店する焼きそば、五平もち、かけそば、すし、てんぷら、おでんなどの屋台が並んだ。お年寄りらは「こんなにたくさんあってとても全部は食べられないね」などと話し、笑いながらおいしそうに味わっていた。 -
安全運転管理者交通安全の集い
安全運転管理者上伊那支部駒ケ根部会は17日、交通安全の集いをアイパルいなんで開いた。市内の企業から安全運転管理者約30人が出席し、駒ケ根警察署の渋谷保人交通課長の講話を聞いたほか、交通安全教育車「まなび号」での運転シミュレーター体験や交通安全ビデオ視聴を通じて交通事故防止への認識を深めた。
渋谷課長は今年に入って発生した管内の交通事故の事例などを交え、駒ケ根市内の琴平町、北原、バイパス入口などの交通事故多発交差点の特徴について解説した=写真。その上で「事故を防ぐには道路に潜む危険を予知し、起こりそうな状況を予想して運転することが大事だ」と話した。参加者らは身近な事故の教訓を社員の安全教育に生かそうと、時折メモを取ったりしながら熱心に話を聞いていた。 -
赤中三六年会還暦記念寄付
駒ケ根市の赤穂中学校を昭和36(1961)年度に卒業した同窓生らでつくる「赤中三六年会」は18日、還暦を迎えた記念として50万円を市に寄付した。実行委員会の林奉文会長ら2人が駒ケ根市役所を訪れ「少しだが市民の福祉のために役立ててください」と中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「還暦おめでとう。福祉の増進のため、社会福祉協議会で有効に使わせていただく」と感謝を述べた。
同会は9日、還暦記念式典と祝賀パーティーを駒ケ根市のアイパルいなんで開いた。式典には約200人の同窓生と恩師らが出席。同窓生が一堂に会するのは50歳記念の祝賀会開催以来10年ぶりとあって、会場のあちこちで久しぶりの再開を喜び合う笑顔がこぼれていた。 -
国体など全国大会出場選手激励
駒ケ根市は17日、第60回国民体育大会秋季大会(22縲・7日、岡山県)など3つの全国大会に出場する地元選手らの激励会を駒ケ根市保健センターで開いた。出席した6人の出場者らは「決勝に進みたい」「初戦突破が目標」「一丸となって優勝を目指す」「良い報告ができるよう頑張る」などとそれぞれ大会に向けての決意を語った。中原稲雄教育長は「コンディションを整え、良い成績を挙げてください」と激励した。
出場者は次の皆さん。
【第60回国民体育大会】▽陸上競技少年女子A1500メートル、少年女子共通3000メートル=大沼香織(東伊那、伊那北高2年)▽少年女子テニス=神林由希(赤穂中割、飯田風越高2年)▽ソフトボール=坂井比呂六(東伊那、KOA)▽弓道(監督)=外薗公毅(小町屋)
【第21回全日本ゲートボール選手権大会】▽駒ケ根天龍(花村洋美、滝澤弘三、川上輝功、塩澤由美、塩澤やよい)
【第56回全日本弓道遠的選手権大会】▽水田明美(上穂北) -
健康の駅・駒ケ根セミナー
地域が連携して健康増進の拠点づくりを目指す「健康の駅を考える会」(大倉久直会長)は18・19日、駒ケ根市東伊那のふるさとの家セミナーハウスで「健康の駅・駒ケ根セミナー」を開いた。全国各地から関係者約50人が参加し、講演会や活動事例の報告などを行った=写真。
18日は基調講演として農林水産省関東農政局農村計画部農村振興課の松村広一さんによる「グリーンツーリズムと健康増進」が行われたほか、県園芸福祉研究会会長の藤田政良さんによる講演「園芸福祉と健康増進」、信州大農学部教授の杉本光公さんの「運動科学からみた園芸療法の生物的効果および心理的効果」が行われた。
19日は実践報告、事例報告が行われ、駒ケ根市産業振興部農林課の林典男農村公園調整幹が、駒ケ根市が取り組んでいる健康増進プログラムの活動などについて説明した。 -
伊那毎パネル展
伊那毎日新聞の創刊50周年を記念したパネル展が駒ケ根市中央のアルプス中央信用金庫赤穂営業部で11月18日まで開かれている。駒ケ根市に関係する出来事を中心に50年の歴史を記事で振り返る22枚のパネルを展示している。訪れた人は、宮田分市問題、赤穂高校甲子園大会初出場、中央アルプスロープウェイ運行開始、皇太子夫妻来駒窶狽ネどの記事を見て「こんな事もあったね」「懐かしいね」などと話しながら食い入るようにパネルに見入っていた=写真。
伊那毎日新聞は1955(昭和30)年2月11日に第1号を発刊し、今年で創刊50周年になる。 -
農集排竜東中部処理場起工式
駒ケ根市の中沢、東伊那の一部を対象とする農業集落排水事業竜東中部地区処理施設建設工事の安全祈願祭が17日、中沢原の現地で行われた。工事関係者のほか地元住民代表者ら約60人が出席し、くわ入れ、すき入れなどの神事を行って工事の安全を祈った=写真。
処理場の敷地面積は約2870平方メートル。建屋は鉄筋コンクリート平屋建てで延べ床面積約410平方メートル。事業費は約4億8300万円の見込み。07年5月しゅん工予定。
農集排事業の対象となるのは下割、中割、本曽倉、原、伊那耕地の計約46ヘクタールで、人口は約400戸の2290人。総事業費は約24億円を見込んでいる。 -
パキスタン北部地震への救援金寄付
駒ケ根青年海外協力隊と市民との親ぼくを図ろうと9日に駒ケ根市内で行われた「こまがね国際広場」の会場で、前日の8日に起きたパキスタン北部地震への救援金として実行委員会が急きょ募金箱を設置したところ、趣旨に賛同した市民らから5万8千円余りの募金が集まったとして副実行委員長の池上博康さん、海外協力隊訓練所の加藤高史所長ら3人が19日、駒ケ根市役所を訪れて中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。池上さんは「現地は大変な状況になっていると聞く。救援のために少しでも役に立ってくれれば」と話した。
中原市長は感謝の意を伝えるとともに「市民の意思を踏まえ、早速赤十字を通じてパキスタンに送りたい」と述べた。 -
ねんりんピック入賞・出場者を激励
第18回ねんりんピック(11月12縲・5日、福岡県)の弓道競技に出場する赤須昭正さん(67)=町二区=と、05年度県高齢者作品展日本画の部に入賞した有賀勤さん(76)=北割二区、手工芸の部に入賞した土川トメノさん(82)=福岡=が17日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長の激励を受けた。赤須さんは「自信はないが落ち着いて(弓を)引いてきたい」と大会への抱負を語った。
中原市長は「精進の成果が立派に実った。年を取っても努力し、学ぶ皆さんの心に敬意を表する。これからもさらに心豊かな人生を歩んで」と激励の言葉を述べた。 -
下平長栄木彫展
91年に脳出血により右半身が不随となった下平長栄さん(70)=駒ケ根市赤穂北割二区=が左手一本で彫り上げた木彫作品の展示会が駒ケ根市の赤穂公民館で24日まで開かれている。馬や羊、申など、毎年のえとにちなんだ動物の作品や宝剣岳などの風景のほか、地蔵をモチーフにした一連の作品などの新作を含む約80点を展示している。
下平さんは倒れた後のリハビリ中に利き腕でない左手の訓練のため彫刻を始めた。独学で木彫に励み、95年には県障害者福祉展知事賞に入選したほか、県歌『信濃の国』を彫った作品を県知事室や駒ケ根市役所に寄贈するなど、今では創作活動がライフワークとして欠かせないものになっている。「一番大変なのは細かい文字を彫る時だね。以前ほどは苦労しなくなってきたが、やっぱり左手だけだからね…」。現在までに仕上げた作品は数百点に上るという。
入場無料。問い合わせは赤穂公民館(TEL83・4060)へ。 -
い~なび導入
求職者の職探しの利便性を向上させるため、ハローワーク伊那(山田末男所長)は駒ケ根駅前ビル・アルパ3階の駒ケ根市地域職業相談室に求人自己検索パソコン「い~なび」3台を新たに設置し17日、開通式を行って運用を開始した。ハローワーク関係者のほか中原正純市長ら約10人が出席して設備の導入を祝った。
棚に入った紙の求人票を閲覧する従来の方式と比べ、「い~なび」は見たい情報を素早く検索できる▽同じ情報を数人が同時に見られる▽職種別・地域別など効率的な検索ができる-などのほか、求人票をその場で印刷できるなどの利点がある。画面に専用ペンで触れるだけの簡単な操作で上伊那全域の求人情報が検索でき、情報は1時間後ごとに更新される。ハローワーク関係者は「い~なび」導入により、伊南地域の就職件数がさらに増えることを期待している。
同相談室は96年に高年齢者職業相談室として開設され、99年に現在地に移転。今年4月から地域職業相談室となった。紹介件数は今年に入って月平均120件以上と、県内各地の相談室の中で有数の多さ。
同相談室の利用時間は午前8時30分~午後5時。土・日・祭日は休み。 -
大正琴発表会県大会
琴伝流大正琴全国普及会は15・16日、第26回琴伝流大正琴県大会を駒ケ根市文化会館で開いた。2日間にわたり、県内各地の69グループ・約1800人が出演して日ごろの練習の成果を披露し合った=写真。
約10人縲・0人で編成するグループのメンバーはそれぞれ緊張した表情でステージに上がっていたが、各グループともソプラノ、アルト、テナー、ベースの4種の大正琴を巧みに組み合わせた一糸乱れぬアンサンブルを奏でた。会場に響く大正琴独特の音色に、聴衆は大きな拍手を送っていた。 -
ツリーハウスづくり
駒ケ根の豊かな自然環境をフィールドに、講師にスローライフの提唱者、清水国明さんを招き、新しいシニアライフスタイルを発信する「自然楽校in駒ケ根」が16日スタート。第1回は東伊那のふるさとの家周辺の林で、約30人が参加し、ツリーハウスづくりに熱中し、冒険心を満足させた。
縦横約3メートル余のツリーハウスは、4本ヒノキの立木を四隅の柱として利用した。まず、地上2メートルの高さに足場を組み、地元産の杉の床材を引き上げ、ヒノキとヒノキの間に渡し、地上4メートルの高さに土台を作り、床張り作業に精を出した。
参加者は高所とあって、慎重にのこぎりで杉板を切ったり、金づちで板を打ちつけていた。
高所からの眺望を楽しんだり、少しずつ形になっていくツリーハウスを見上げ、少年の日の基地づくりの楽しさを重ねた。
清水国明さんとともに、指導に当った「自然暮らしの会」の清水英二さんは「ツリーハウスづくりは自然の形を利用し、みんなで作り、自然と一体になれる」と話していた。
なお、次回(来春)屋根を葺き、完成させる計画。 -
校歌にうたわれる滝を見に
感激の赤穂南小6年3組総合学習で自分たちの校歌について調べている駒ケ根市赤穂南小学校6年3組の31人。歌詞の1節に「不動滝」が出てくるが、どこにあるのかも知らない児童が多く、「この目で見てみたい」と興味を持った。
宮田村商工会が滝で例祭を行なうことを知り、6年3組も一緒に参加することに。バスに揺られて宮田村の山中に足をのばした。
黒川渓谷にかかる橋を渡り、少し歩くと荘厳な滝が出現。あいにくの雨で滝上部には霧もかかったが「思ったより、すごい迫力」と歓声をあげた。
前田蓮太郎君、広野正士君、松尾暢晃君、日下大雅君らは滝の直下まで近寄って大喜び。「初めて見たけど、きれい。来れて良かった」と話した。同学級はこの日の体験もあわせてまとめ、学習に活かす。 -
東伊那きのこ祭
マツタケをはじめキノコの不作がささやかれている中で、駒ケ根市のJA上伊那東伊那支所は15・16日、恒例のきのこ祭を開いた。「きのこ宴会」では1人5千円でマツタケのすき焼きや吸い物、きのこおにぎりなどが食べられるとあって、争って予約を申し込んだ先着200人が宴会場を訪れ、ぐつぐつと煮える鍋を囲んで秋の味覚に舌鼓を打った=写真。
特売コーナーではキノコをはじめ野菜や果物、漬物などが特価で販売されたほか、毒キノコの見分け方などを教える鑑定コーナーや、きのこ汁やきのこお焼きなどを販売する軽食コーナーが出店し、訪れた人たちでにぎわった。 -
防火ポスター審査
伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)は14日、小中学生を対象にした05年度防火ポスターコンクールの審査を同本部で行った。管内の小中学生から寄せられた141点の作品を竹上消防長ら署の幹部が審査し、学年ごとに金・銀・銅賞を選んだ=写真。
入賞作品は11月に開かれるこども消防広場で北署に展示されるほか、管内の大型店や事業所などでも展示される。
入賞者は次の皆さん。
◇小学5年▽金=宮沢啓太(赤穂東)▽銀=宮下倫子(宮田)▽銅=北林麻里(赤穂)
◇小学6年▽金=小木曽梓(赤穂)▽銀=加藤龍(宮田)▽銅=田口瑠莉(宮田)
◇中学1年▽金=酒井優花▽銀=平賀愛美▽銅=下平勇太(以上赤穂)
◇中学2年▽金=山崎恵▽銀=岩牧あいり▽銅=上田美咲(以上赤穂)
◇中学3年▽金=平賀翔太▽銀=西沢尚平▽銅=市瀬仁美(以上赤穂) -
第1回にしこま祭
駒ケ根市の知的障害者総合援護施設・長野県西駒郷はこれまで生業、更正訓練、保護の3部でそれぞれ開いていた部祭を初めて統一した第1回にしこま祭を15日、同施設で開いた。施設が県社会福祉事業団に指定管理者として全面委託されたことから今年から実施する。
テーマは「みんなで広げよう地域の輪 みんなと一緒におまつりゴー」。体育館では利用者らによる歌や踊りなどのステージ発表のほか、太鼓やアルプホルンの演奏などのアトラクションが多彩に行われた=写真。敷地内には利用者らの作品や自主生産品などをはじめ、ドーナツや焼き鳥を売る屋台など多くの模擬店が出店し、あれもこれもと買い込んで買い物袋をいくつもぶら下げた多くの買い物客らで終日にぎわった。 -
高校改革プランについて考える高校生集会の実行委員長
駒ケ根市福岡
滝澤文那さん(17)自分たちの知らないところで話し合いが進む高校改革プラン。高校生の率直な思いを知ってほしい窶狽ニ、県教育委員会に、高校生との直接対談を求めてきた。そして22日、「高校改革プランについて考える高校生集会」が実現する。多くの高校生の意見を聞いてほしい窶狽ニ、県内の全公立校にも参加を呼びかけた。開催を目前に、実行委員らと準備に追われる。
伊那北高校の3年生。志望大学合格を目指し勉強に励む。「うちの親は『本当に才能がある人は大学に行かなくてもやっていける』って言うんです。けど自分はそうじゃないから行くって言ってるんです」と笑って話す。
検討委員会が高校改革プランについて話し合いを進めている段階で「どうやら高校がなくなるらしい」ということを知った。しかし、最初から高校生の声は求められていない。どこの話かと思うほどの距離感。何かが違う。むしろ高校生が考えて、興味を持たなければいけないことなんじゃないか窶煤B
文化祭の前日、県教委は高校改革プランのたたき台として、具体的に校名を挙げた統廃合案を公表した。「頑張ってきたかいあって、地域の評判も良くなってきていた。これからだったのに訳がわからない」名前が挙がった駒ケ根工業高校に通う友人の思いを知る。“高校が減る”という事実が、ぐっと現実に近づく。
翌日の文化祭。田中知事との討論会で、高校改革に対する率直な意見をぶつけた。知事は「要求ばかりで、どうして日本の高校生は行動しないのか」と反論。悔しいけど、その通りだった。それなら窶狽ニ、知事や県教委と高校生が直接話せる場を要求。とっさの提案だったが、会場の熱気も後押しし、知事は要求を飲んだ。会場は拍手にわいた。
生徒会活動は1年生後半から始めた。伊那北を変えてみたい窶狽サんな思いがあった。それから2年間、真剣に伊那北と向き合ってきた。
伊那北は「自由な校風」だとよくいう。しかし実際は、自由を都合良く解釈し、奔放にやっているだけ窶狽サんな実感があった。
そんな時、イラク戦争が始まる。米国の掲げる「自由」と、自分たちが普段使う「自由」は、同じもの。しかし本当の自由とは一体何なのか窶泊S校に問いたいと考えた。奔放な行動をし続ければ、自分たちの自由も奪われかねないというメッセージを込め、半没する「自由の女神」の張りぼてを作成。生徒会から全校に投げかけ、真剣に議論を交わした。「『自由とはなんだ』なんて本気で議論することなんてなかったから、『こいつはなんだ』って思ったんじゃないですかね」
何かが劇的に変化したわけではない。しかし、徐々に変化していることは感じる。「『伊那北は変わったよね』と言われるのは3年、5年先かもしれない。でも僕は、そのための足がかりができればいいと思ってたんです」この2年を振り返る。
今回の集会も、高校生が自ら行動するきっかけにしてほしい窶狽ニの願いが強い。「自分の考えで発言したり行動することは、責任が伴うから勇気がいる。でも、間違ったら指摘してもらえばいいし、高校生の時にしか許されない失敗もたくさんある。だからこそ今、声をあげるんです」。まっすぐな眼差しで未来を見つめる。 -
駒ケ根市2中学校で文化祭
14・15日の2日間、駒ケ根市の赤穂中学校(諏訪博校長)で「つながれ赤中mind窶拍Wまれ心の結晶 咲かそう僕らの夢の花」をテーマに「第49回白鈴祭」が、東中学校(向山健一校長)で「Free minds窶狽サの希望は宇宙より大きく」をテーマに「第41回桑東祭」がそれぞれ開かれた。クラスや部活動、選択教科ごとの発表、展示や体験講座などが各教室で行われたほか、ステージでは音楽の演奏やダンスなどが多彩に繰り広げられた=写真。
赤穂中では今まで体験したことのないものに挑戦する「チャレンジ講座」として太鼓演奏、フットサル、バルーンアート、手話、生け花など30の講座を開き、生徒らが地域の人の指導を受けながら体験を楽しんだ。
東中では桑東の時間に取り組んだ学習の成果を生徒らがステージで発表した。竜東の伝統文化について調査した生徒らは、地域に伝わる珍しい踊りなどを披露して訪れた保護者らの大きな拍手を受けていた。 -
交通事故の重体死亡
8日に宮田村の県道交差点で軽自動車にはねられて頭を強く打ち、意識不明の重体となっていた宮田村南割の無職坂駄あき子さん(75)が14日午後5時5分、多臓器不全により駒ケ根市内の病院で死亡した。
坂駄さんは8日午前9時55分ごろ、宮田村の県道交差点の横断歩道を歩いていたところ、伊那市西春近の無職溝上康時さん(80)が運転する軽自動車にはねられた。 -
新体操発表会に向け練習
駒ケ根市の新体操クラブチーム「舞(まい)エンジェルス」は30日に開く年に1度の発表会に向け、追い込みの練習に一丸となって取り組んでいる。チームメンバーはスポーツ少年団を中心とした幼稚園・保育園児縲恍・w1年生の約60人。万全の状態で発表会に臨むため、指導者らの「もっと動きをそろえて」「つま先に神経を使って」と厳しい指摘が繰り返し飛ぶ中、メンバーはボールやフープ、リボンなどを使った演技を何度も何度も練習して、培ってきた技にさらに磨きをかけている。
14日夜に市民体育館で行われた全体練習では、メンバーらは普段は着ることのない本番用の衣装を着けてちょっぴりうれしそうな表情で練習に取り組んだ=写真。衣装は保護者の一人である洋裁専門家の御子柴直美さんが制作したという。演技を指導する北原陽子さんは「(仕上がりは)まだまだ…。本番までには、皆の動きがそろうこと、演技に向かう姿勢などがしっかり身に付くようもっと練習し、見る人が感動するような演技に仕上げたい」と話している。
今年で17回目となる発表会は「信頼窶韮ELIEVE」をテーマに30日午後1時から駒ケ根市民体育館で開かれ、学年別の団体演技や個人種目などが約2時間にわたって披露される。 -
【記者室】郵政民営化-公務員の意識改革
郵政民営化関連法案が提出から半年余り、解散、総選挙を経てついに成立した。2年後には民営化。赤いバイクで街を走る配達員や局内で働く職員らの心中はどんなものだろうか▼一昔前は郵便局員の態度といえば横柄そのもので、客とのトラブルもあちこちで起きていた。それが郵政公社になってからか、少しずつ改善されてきたのはありがたい変化だが、よく考えれば当たり前のことだ▼駒ケ根市では市役所の若手職員が市長を囲んで昼食を共にしながら意見を述べ合うミーティングが定期的に開かれている。郵便局と同様、市役所職員への市民の印象は芳しいものではない。しかし参加した職員らは意識改革の必要性を真剣に考えている。その意気込みに期待したい。(白鳥記者)
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駒ケ根市高齢者クラブ体育祭
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(池上重雄会長)は12日、第30回体育祭を駒ケ根市営グラウンドで開いた。風船サンドイッチ、運試し、玉入れ、輪投げ、グラウンドゴルフなど全10種目(得点種目は5)が行われ、参加した会員約550人が地区対抗で優勝を争った。
「玉送り」は1チーム15人が一列に並び、ボールを脚の間に通したり、頭の上から後ろに送る速さを競うゲーム。出場者らは「早く、早く窶煤vと気持ちはあせるものの体は思うようには動いてくれず、よろけたりしりもちをついたりしながらも懸命にボールと格闘した。中にはボールを落としてしまい、大きくタイムをロスするチームもあったが、応援席から「あきらめるな」「頑張れ」と声が掛かるなど、和やかな雰囲気の中で競技が行われた。秋晴れの空の下、参加者はスポーツの秋の一日を存分に楽しんでいた。
上位の地区クラブは次の通り。
(1)北割一、下平(同点)(3)町一 -
労働体験で草むしり
総合的な学習の時間で「世界のさまざまな大変な中にいる子どもたち」をテーマに活動している駒ケ根市の赤穂東小学校5年1組(原郁雄教諭、30人)は12日、貧しい国で生活のため日々働かざるを得ない子どもたちの境遇について体験を通して考えようと、同市「ふれあいセンター」の庭や花壇などの草むしりをした。
児童らは日差しの照りつける中で汗を流しながら、草をむしったり枯草を運んだりするなど、黙々と作業に取り組んでいた=写真。作業は約2時間続き、児童らはすっかり疲れた様子で働くことの大変さを実感していた。
同組は今月初め、ストリートチルドレンの気持ちを知ろうと学校の廊下や玄関前などで寝泊りしたほか、恵まれない世界の子どもたちに古着を送るための輸送費用を捻出するため、独自にアルミ缶集めをするなどの活動を続けている。 -
性教育講座第4回
駒ケ根市男女共同参画推進講座、人権教育推進委員会、性教育プロジェクト会議は13日、「親のための知恵袋学習会」第4回講座として「性に関する犯罪の実態とその予防」と題した講演会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約100人が集まり、駒ケ根警察署生活安全・刑事課の前島昭文係長の話を聞いた=写真。
前島係長は中学生、高校生を中心とする18歳未満の性に関連する犯罪について事例を交えながら「携帯電話やインターネットが性犯罪の温床になっている。特に女子中・高生が遊ぶ金欲しさに出会い系サイトを利用して援助交際の相手を募集するケースが多く、その実態はまったくひどいものだ。南信でも何件かの検挙事例があり、決して他人事ではない」として、周囲が犯罪の前兆を見逃さないよう訴えた。 -
ランチタイムミーティング
若手の職員が市長と昼食を共にしながら意見を交わすランチタイムミーティングが11日、駒ケ根市役所で行われた。2回目のテーマは「行政サービスについて窶拍Z民満足度を考えよう」。参加を希望した20窶・0歳代の男女職員10人が中原正純市長を囲み、日ごろ感じている思いや考えなどを述べた=写真。
市役所の職員は電話や窓口での応対など、対応が悪いという不満が市民の間にあることについて職員らは「市役所は市内で最大のサービス業だが、最高のサービス業ではない。見直すべきところはたくさんある」「職員の根本的な意識改革が必要」「誇りと自信を持つことが意識改革につながるのでは」などと活発に意見を出し合った。
中原市長は黙って職員らの意見を聞いた
後「意識改革は必要だが、どうやって実現するかが問題だ。さらに検討し、具体的な取り組みにつなげてほしい」と述べた。 -
看護大学園祭の売り上げ寄付
9月に開かれた駒ケ根市の県看護大学園祭「第10回鈴風祭」の実行委員長らが11日、駒ケ根市役所を訪れ、売上金の一部2万円を市社会福祉協議会に寄付した。実行委員長の田中洋平さん(21)と副委員長の有賀絵里香さん(20)は「学園祭の模擬店の売上の一部です。社会福祉のために役立ててください」と寄付金を原寛恒助役に手渡した=写真。
原寛恒助役は「苦労して得た収益金の尊い寄付に心から礼を申し上げる。志を生かせるよう、市社協で有効に使わせていただく」と感謝を述べた。 -
赤穂小稲刈り
駒ケ根市の赤穂小学校(高野普校長)5年生は12日、学校近くの田んぼで稲刈りをした。ほとんどの児童がかまを手にするのは初めてとあって始めのうちはぎこちない手つきだったが、教諭らや応援に駆けつけた保護者らの助言を受けるうちにすぐに慣れ、どの児童もザクザクと歯切れの良い音をたてながら刈り取り作業を楽しんだ=写真。が、しばらくすると慣れない中腰の姿勢や力の要る作業に「腰が痛い」「腕が疲れたー」などの悲鳴があちこちで上がっていた。
約3アールの田に実った稲は幻の米といわれる白毛もち米。総合的な学習の時間などを利用して、児童らが草取りや水の管理などの手入れをしてきた。刈り取った米は11月の収穫祭で児童らがもちつきをして食べる予定という。 -
赤穂南小秋の遠足
駒ケ根市の赤穂南小学校(白鳥彰政校長)は11日、秋の遠足を行った。大きなリュックサックを背負った児童らは、各学年ごとに市内や飯島町の公園など、それぞれの目的地を目指して元気に学校を出発した。
2年生は赤穂町四区にある北の原共楽園を目指した。元気に歩いて到着した共楽園で児童らは早速弁当を広げ、おかずを友達と見せ合ったりしながらおにぎりやハンバーグをおいしそうにほお張っていた。食後は公園内のスライダーやブランコ、鉄棒などの遊具で遊んだり、鬼ごっこをして走り回ったりするなど、歓声を上げながら秋の一日を思い切り楽しんでいた=写真。 -
防犯パレード
全国地域安全運動初日の11日、駒ケ根市と伊南防犯連合会、駒ケ根警察署は市民に防犯を呼び掛けるパレードと街頭啓発活動を市内で行った。パトカーを先頭に「防犯パトロール中」のステッカーを貼った市の公用車など十数台が市役所を出発=写真。「車上狙いや振り込め詐欺などに気をつけましょう」などとスピーカーで放送しながら市街を走り、市民に防犯を呼び掛けた。
市内の大型店では警察官や防犯連合会の役員らが買い物客らにチラシを手渡して、犯罪の未然防止を訴えた。
市役所前で行った出発式で原寛恒助役は「小中学校の児童・生徒への通学路での声掛けや、民家への侵入などの犯罪を防ぐため、地域で一丸となって警戒に当たり、自分たちの手で地域を犯罪から守ろう」と参加者を激励した。