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飯島で重傷交通事故
16日午後1時50分ごろ、飯島町飯島の町道で伊那市御園の会社員松原義明さん(40)が運転する普通乗用車が、同方向に走っていた兵庫県宝塚市の会社員齋藤潔さん(58)の自転車を追い抜こうとして接触。齋藤さんは自転車ごと転倒し、駒ケ根市内の病院に運ばれたが肋骨を折るなどの重傷を負った。松原さんにけがはなかった。
現場は追越しのための右側部分はみ出し通行禁止区間だが、ほぼ直線の見通しの良い道路。駒ケ根署が原因を調べている。 -
緑化木頒布
駒ケ根市は15日朝、緑化木の無料頒布を市役所南庁舎の駐車場で行った=写真。用意された苗木はマンサク50本、ヤマボウシ190本。冷たい風が吹く中、長い行列を作ってじっと待っていた約100人の市民らは、午前8時30分に頒布が始まるとうれしそうに苗木を受け取り、大事そうに両手に抱えて持ち帰っていた。
列の先頭は宮田村中越の吉沢和彦さん(70)。「6時40分に来た。寒かったが、帰って庭に植えるのが楽しみだ」と笑顔で話していた。
苗木の頒布は16日も午前8時30分から行われる。 -
町一区子ども会1年生を迎える会
創立31年目を迎えた駒ケ根市の町一区子ども会(堺沢良枝会長)は15日、小学校に入学した区内の1年生を迎える会を赤須町地域交流センターで開いた。今年入学した1年生は14人。地域のお兄さん、お姉さんたちに囲まれた子どもたちは保護者らとともにゲームなどをして楽しいひとときを過ごした。6年生に一人一人インタビューを受けた1年生は大勢の前で少し照れながらもそれぞれ名前やクラスなどをはっきりと答え=写真、自由帳などが入ったプレゼントの包みをもらってうれしそうな笑顔を見せていた。
会場には区内の子どもたちの家が一目で分かるよう、05年に子ども会が新たに作成した子どもマップが持ち込まれ、1年生は自分の家の場所に貼ってある保育園児用のグレーのシールを1年生用の緑色の物に楽しそうに貼り替えていた。 -
こぶし花まつり
駒ケ根市菅の台の家族旅行村で15・16日の2日間「こぶし花まつり」が開かれている。コブシの花が白い花を咲かせるテント村には団子や地ビール、野菜、鉢植えの花、おもちゃなどの屋台のほか、シイタケの駒打ちや竹笛作りの体験コーナーなどが並び、訪れた親子連れなどでにぎわいをみせている=写真。ボブスレー、ゴーカート、リンリンサークルの各コーナーは料金が半額になっていることもあり、多くの子どもたちが集まって歓声を上げて楽しんでいる。
16日は午後1時15分からちびっこマスつかみ取り大会などが行われる予定(悪天候中止)。
問い合わせは家族旅行村アルプスの丘(TEL83・7227)へ。 -
中林忠良展オープニングパーティ
駒ケ根市の高原美術館で版画家中林忠良さんの展覧会が始まった。中林さんが1960年代から06年に制作した銅版画作品約150点が展示されている。初日の15日にはオープニングパーティーが同館で開かれ、関係者約40人が出席して展覧会の開催を祝った。中林さんはあいさつで「今まで人に言ったことはないのだが、実は私の作品の題材は皆原寸大。自分と社会のあり方やアイデンティティを訪ねる気持ちの表れかもしれない」と作品についてのエピソードを披露した。
中林さんは1937年東京生まれ。東京芸術大絵画科在学中に銅版画に出会い、同大学院では版画を専攻した。数々の国際賞を受けるなど活躍し、03年には紫綬褒章を受章。89年同大教授に就任、05年に退任した。現在日本版画協会理事長。
問い合わせは同館(TEL83・5100)へ。 -
花まつりで園児が甘茶掛け
駒ケ根市のすずらん保育園(高見洋子園長)の園児らが14日、園の近くにある安性寺(佐々木辰保住職)でお釈迦さまの誕生を祝う花まつりのお祝いをした。約70人の園児らは順番に小さな手にひしゃくを持ち、不思議そうな表情でお釈迦さまの像に甘茶を掛けた=写真。中には「頭に掛けちゃったら濡れてかわいそうだよ」と儀式に戸惑いをみせる園児もいた。
甘茶掛けを終えた園児らは寺の管理組合の役員らが用意した甘茶を味わい「甘くておいしい」と笑顔を見せていた。 -
東伊那小で1年生を迎える会
駒ケ根市の東伊那小学校(小川清美校長)で14日、1年生を迎える会が開かれた。1年生24人は6年生に手を引かれて体育館に入場。各学年が披露する歌や寸劇など、趣向を凝らした楽しい出し物の数々に大喜びで明るい笑顔を見せていた。
5年生は学校についてのクイズを8問出題。「校庭に時計はあるか」「水泳大会は12月にあるか」などの問題が次々に出された。1年生は迷いながら○か×を選び、答えが発表されると正解を選んだ児童らは飛び上がって喜んだ=写真。
4年生、6年生はそれぞれ学校の決まりや行事などを寸劇で紹介。ユーモアあふれる内容に、1年生は歓声を上げながら笑い転げていた。 -
高遠の桜のにぎわい報じる70年前の地元紙見つかる
駒ヶ根市赤須東の小松茂郁さん(64)の自宅から、戦前に上伊那で発行していた信濃民友新聞の1933年(昭和8年)4月14日付号が見つかった。高遠の桜の開花状況や賑わいなどが紙面を飾っており、「70年余りも前の昔から、高遠の桜は変わりがないんですね」と、偶然見つけた貴重な資料に小松さんは目を細めている。
きのう13日は高遠の桜の開花宣言があったが、見つかった73年前の信濃民友新聞は「日増しに赤味を帯びて来り開花期も近づいて来た」と報じている。
「高遠も宣伝に大童(おおわらわ)の有様」という見出しで紹介し、町商工会が観桜客を呼び込もうと関東、関西方面に大々的な宣伝を行ったと掲載。
また、伊那電気鉄道(現JR飯田線)が下伊那からの観桜団体ツアーを募集しているとも記している。
この新聞は小松さんが自宅の片づけをしていた所、祖父で赤穂郵便局長も務めた今朝弥さんの持ち物の中から見つかった。
「ちょっと古い新聞だと思ったら、地元のことが書いてあった。掲載広告には今も続いている商店などがあって、ちょっと熱を入れて探してしまいました」と小松さん。
同新聞のその日の紙面には「一家6人心中」「人妻がネコ自殺」など気になる事件、事故も載っているが、サクラも含めて当時の民衆の様子を克明に伝えている。 -
JA伊南地区杯マレット
第49回JA上伊那伊南地区杯マレットゴルフ大会が12日、宮田村マレットゴルフ場で開かれた。伊南各地区から108人が出場。シーズン初めの大会で腕を競った。
今季のオープンをしたばかりの同マレットゴルフ場で、出場者はプレーを満喫。新緑に包まれた久しぶりの競技会に、自慢の腕も鳴った。
地元宮田村の唐沢治男さんが2位に2打差をつけて優勝。今季開幕の主要大会を制した。
上位の結果は次の通り。
【総合優勝】唐沢治男(宮田村)109
【男子】(1)斉藤昭二(中川村)111(2)倉田東亜(宮田村)112(3)森田孝司(同)113
【女子】(1)山口ひで子(駒ヶ根市)112(2)山本かね子(同)112(3)小田切宏子(宮田村)115
【混合】(8)下島一男(飯島町)114(9)宮崎忠雄(中川村)115(10)村井敏雄(駒ヶ根市)115
【ホールインワン】倉田東亜、宮崎勝司、尾形正 -
地域で児童にあいさつ運動
駒ケ根市の北割二区分館(小平邦一分館長)が区の役員やPTAらに呼び掛けて毎年実施しているあいさつ運動が今年も行われた。役員らは児童らの登校時間に合わせて通学路の交差点や赤穂小学校の校門前など区内の4カ所に分散して立ち、児童らに「おはようございます」「行ってらっしゃい」などと笑顔で声を掛けると、児童らもそれぞれ元気な声であいさつを返していた=写真。
明るく交わす朝のあいさつを通して子どもたちを地域で育てようと数十年前から始まった運動。今年も6日の入学式の日から1週間実施した。近年、児童を狙った犯罪が増加していることから、地域ぐるみの取り組みのモデルとして注目を集めている。 -
駒ケ根市民ナイターソフト開会式
第27回駒ケ根市長杯争奪市民ナイターソフトボール大会の開会式と開幕試合が12日夜、市営グラウンドで行われた。A・B・女性の各リーグに計44チームが出場し、半年間にわたって戦う長いシーズンが開幕した。
開会式で伊井島清子会長は「天候が心配だったが何とか開幕戦ができる。けがのないよう、しっかりウォーミングアップをして今年もみんなでソフトを楽しもう」とあいさつした。選手を代表して「伊那村ジェーン」チームの羽場高主将は「勝負にこだわらず、楽しくプレーすることを誓う」と宣誓した=写真。 -
駒ケ根市高齢者クラブ連合会役員改選
駒ケ根市高齢人クラブ連合会は12日夜開いた理事会で任期満了に伴う06年度の役員を新たに選出した。新会長は前副会長の高坂繁夫さん。任期2年。
新役員は次の皆さん。
▽会長=高坂繁夫▽副会長=松尾安彦、渡辺国子▽女性委員長=渡辺国子▽副女性委員長=木下正子、長野英子▽理事=清水好海(北割二)横山博美(北割一)小島郁男(小町屋)谷口松美(福岡)吉村茂雄(市場割)吉瀬貴(上赤須)松崎平治(下平)高坂繁夫(町一)寺平幸男(町一)小林俊雄(町二)松尾安彦(町三)吉村修(町四)松崎庄市(上穂町)滝沢正(中山) -
駒ケ根市結婚相談員会
駒ケ根市社会福祉協議会が運営する市結婚相談所は12日、06年度第1回の相談員会をふれあいセンターで開いた。委員ら17人が出席し、今年度の事業計画などについて話し合った。竹内会長が新任・再任の委員に委嘱状を手渡した=写真。任期1年。
06年度は日常の相談活動のほか、研修会や情報交換、他団体との連絡会などを行い、新規事業として東京駒ケ根会の協力により首都圏の約700人の会員との交流を計画している。
市社協の竹内正寛会長は「晩婚や少子化により、結婚しない人が増える傾向にある。問題解決に向け、皆さんのお力添えをさらにお願いしたい」とあいさつした。
新任・再任の委員は次の皆さん。
福澤美恵子(小町屋)久保田元次(町一)下平雅子(中割)横山栄子(南割)小出尚美(町四) -
壮年ソフトボール大会開会式
壮年、実年、シニアの3クラスで優勝を争う第24回駒ケ根市壮年ソフトボール大会の開会式が11日夜、駒ケ根市民体育館で開かれた。選手ら約200人が出席し、シーズンの開幕を祝った。選手代表の谷村文敏さん(飯坂実年)は「スポーツマン精神にのっとってプレーし、試合後の慰労会ではとことん反省することを誓う」と宣誓して選手らの爆笑を誘った=写真。主催者を代表して市壮年ソフト連盟の松崎勝治会長はあいさつで「待望の季節がやって来た。勝敗にこだわりつつ年齢、体力に応じて悔いのない元気なプレーが展開されることを期待する」と激励した。
あいにくの雨で予定されていた始球式と開幕試合はお流れ。いきなりの予定変更で今後の試合日程の調整を心配する声も聞かれた。
出場するのは壮年(40歳代)14チーム、実年(50歳代)14チーム、シニア(60歳代以上)12チームの計40チーム。市内4会場で10月まで6カ月の長丁場を戦う。 -
「ぐるっと駒ケ根花めぐりバス」スタート
駒ケ根市内の花の見所をバスで巡る「ぐるっと駒ケ根花めぐりバス」が12日、運行を開始した。早太郎温泉開湯10周年を記念する温泉郷感謝祭の企画として今年初めての実施。前日からの雨の影響などでキャンセルがあり、初日の乗客は1人と少々寂しいスタートとなったが、晴天の下、大沼湖のザゼンソウやミズバショウ、光前寺や吉瀬のシダレザクラなど6カ所を約5時間かけて回った=写真。
バスは週2縲・回、11月19日まで60本運行する予定。サクラが見ごろを迎える4月下旬にかけては予約が集中している日もあるため、市観光案内所は早めの予約を呼び掛けている。
記念事業実行委員会の宇佐美宗夫委員長は「1年目はまず花めぐりバスを知ってもらうことが大事。じっくり育てて来年以降も継続して運行していきたい」と話している。
問い合わせは市観光案内所(TEL81・7700)へ。 -
共同募金高額寄付者に感謝状
県共同募金会は駒ケ根市の高額寄付者3人と2団体に感謝状を贈った。12日、代表者ら3人が駒ケ根市役所を訪れ、同会駒ケ根支会長の中原正純市長から感謝状を受け取った。中原市長は「多くの浄財の寄付に感謝する。募金は80%が駒ケ根支会に還元される。社協を通じて市民福祉増進のために使いたい」と感謝を述べた。
感謝状を贈られたのは次の皆さん。
太田秋夫(町四区)竹内寿一(上穂栄)久村良助(小町屋)駒ケ根ライオンズクラブ、駒ケ根ロータリークラブ -
危険交差点に反射材設置
交通事故多発交差点の安全対策の一環として駒ケ根署と伊南交通安全協会駒ケ根支会、駒ケ根市交通安全推進協議会は12日、駒ケ根市内の2カ所の交差点に高輝度反射材約50個を設置した。安協役員ら13人が同市赤穂北割二区下の坊と南割区の交差点に出向き、反射材を一つ一つ接着剤で縁石に取り付けた=写真。
反射材は横9センチ、高さ6センチのゴム製。両面が車のライトなどの光に反射して明るく輝くことにより、ドライバーに交差点の存在を知らせるとともに進入速度を抑制させる効果がある。 -
理容生活衛生同業組合総代会
県理容生活衛生同業組合南信部会は10日、第50回定期総代会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた=写真。諏訪から飯田の7支部の総代約60人が出席し、05年度事業・決算報告、06年度事業計画・予算案を承認したほか、06年度役員を選出した。
新役員は次の皆さん。
▽県常任理事=松澤光洋、菅沼一弘▽県監事=唐木寛武▽南信部会長=中村文明▽同副部会長=辻村章▽南信部会監事=太田正夫、唐澤満男▽同会計=下島善三▽県教育部委員=池上喜郎▽県総務部委員=藤木益男▽県文化広報部委員=下島善三▽県事業厚生部委員=樋口眸、志賀良雄▽県共済部委員=辻村章▽県組織部委員=桜井智明 -
伊南少年友の会委嘱式
駒ケ根警察署は11日、管内の少年の非行防止や健全育成のための活動を行う伊南少年友の会会員の委嘱式を駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。委員21人のうち19人が出席。山本修作署長が一人一人に委嘱状を手渡した=写真。任期2年。会長に赤穂地区の大嶋信義さん、副会長に宮田地区の松下正吉さんと赤穂地区の宮澤美恵子さんを選出した。
引き続いて伊南防犯女性部と各市町村の防犯指導員らとともにつくる伊南ホワイトエンジェルス隊の会議が同会場で行われ、委嘱を受けたばかりの委員も出席。11縲・1日まで展開される「春の地域安全運動」の活動内容などについて説明を受けた後、早速伊南各地の大型店などに出向き、訪れた買い物客らに店頭で防犯チラシを配布するなどの啓発活動を行った。
伊南少年友の会会員は次の皆さん。
▽会長=大嶋信義▽副会長=松下正吉(宮田地区部長)宮澤美恵子▽赤穂地区部長=関口啓二郎▽竜東地区部長=堀内英昭▽飯島地区部長=五味祐二▽会員=藤塚義誠、小林節子、梅澤正春、吉村すみ江、菅沼渥美、城田幸子、小出光恵、春日佐千江、片桐光繁、吉川志保子、小林美恵子、小林淳一、宮下進八郎、伊佐栄豊、林小夜子 -
男女共同参画推進市民委員会
駒ケ根市は10日、06年度第1回の男女共同参画推進市民委員会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。委員15人のうち13人が出席し、市教育委員会の中原稲雄教育長から委嘱状の伝達を受けた=写真。委員らは今後の方針などについて市教委の担当者から説明を受け、06年度の事業計画を了承した。
今年度の委員長に中坪宏明さん(元男女共同参画コミュニケーター、2期目、下平)副委員長に松崎敏子さん(男女共同参画推進リーダー、2期目、赤須東)が選出された。所属団体の役職異動や任期満了に伴って新たに就任した委員は9人。
委員は次の皆さん。
▽委員=中坪宏明▽副委員長=松崎敏子▽委員=山田近美、清水壽一、戸枝まゆみ、宮下美鈴、竹村典明、小池真理子、湯澤章作、宮澤清高、守屋千里、松崎道靖、堺沢政江、佐々木たみ子、小宮山よし子 -
駒ケ根市で交通指導所
春の全国交通安全運動期間中の10日、伊南交通安全協会駒ケ根支会と県自動車店協会、駒ケ根署は駒ケ根市内の国道153号線伊南バイパスの路上に交通指導所を設け、安協役員など約30人が出てドライバーらにチラシやティッシュペーパーなどを手渡しながら安全運転を呼び掛けた。駒ケ根署に新しく着任した山本修作署長も陣頭に立ち、運転中のドライバーに声を掛けた=写真。安協役員らは歩道上に「交通安全運動実施中」「飲酒運転禁止」などと書かれたのぼり旗を立て、道行くドライバーに事故防止をアピールしていた。
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県下弓道大会駒ケ根大会
第15回県下弓道大会駒ケ根大会(駒ケ根体育協会弓道部主催)が9日、駒ケ根市弓道場で開かれた。高校男子・女子、一般の3部に県下各地から計183人が出場し、日ごろの修練の成果を競った=写真。競技は個人戦が1人12射、団体戦が3人12射。同中の時は競射で争われた。
上位は次の皆さん。
◆個人▼高校男子 (1)井上加奈英(下諏訪向陽)10中(2)清水哲平(赤穂)10中(3)木下陽(下伊那農)10中(4)高木利真(下諏訪向陽)10中(5)畑口翼(駒ケ根工)9中▼高校女子 (1)長谷川円(岡谷南)11中(2)遠山美佳(赤穂)10中(3)山口麻奈(飯田風越)9中(4)高戸風香(下諏訪向陽)9中(5)新井はるか(伊那西)9中▼一般 (1)前沢秀夫(宮田)11中(2)高仲成人(駒ケ根)10中(3)久保田知恵(伊那)10中(4)小越剛(エプソン)9中(5)中田真也(伊那)9中
◆団体 (1)赤穂高(渋谷純・板山洸介・浅原健太)11中(2)下諏訪向陽高(中村彩音・高戸風香・掛川佳奈)10中(3)東伊那(前沢秀夫・湯沢幸司・森田慶一)10中 -
駒ケ根市春季バレーボール選手権大会
06年度春季駒ケ根市バレーボール選手権大会(6人制)が9日、同市の社会体育館(男子)市民体育館(女子)の2会場で開かれた。市バレーボール協会(清水博人会長)主催。上伊那各地から男子5、女子6チームが出場し、優勝を目指してそれぞれ熱戦を繰り広げた=写真。
上位は次の通り。
▼男子 (1)駒ケ根クラブ(2)赤穂高(3)伊那体協▼女子 (1)伊那西高(2)駒ケ根クラブ(3)中川中 -
駒草会民謡発表会
雪輪民謡会、駒ケ根民謡友の会、三味線晴駒会主催の第20回駒草会民謡発表会が9日、駒ケ根市のアイ・パルいなんで開かれた。約50組の出演者は緊張した表情で次々にステージに登場し、三味線や尺八、笛太鼓などの伴奏に合わせてそれぞれ自慢ののどを披露した=写真。この道数十年というベテランから今日が初舞台という初心者まで、日ごろのけいこの成果を発揮しようと精いっぱいの歌を響かせた。客席の参加者らは時折手拍子を取ったりながら歌声に聴き入っていた。
上伊那各地の民謡クラブの賛助出演などもあり、ステージと客席が一体となって民謡づけの一日を楽しんでいた。 -
ドッグスクール開校
飼い犬のしつけに悩む愛犬家を対象にした日本聴導犬協会主催の第11回プロドッグスクール(全5回)が9日、駒ケ根市役所で開校した。第1回は犬は連れずに、飼い主のみ参加の講座。指導に当たる同協会の有馬もと会長は参加者の悩みを聞きながら丁寧にアドバイスをした=写真。「ほえて困る」という訴えには「原因のほとんどは思春期によるもの。人間なら不良中学生といったところかな。6、7、8カ月ごろはどうしようもないが、時期が過ぎれば治まることが多い」。「言うことを聞かない」悩みに対しては「犬は人間社会で暮らすことによって強いストレスを感じている。ストレスを解消すれば素直に言うことを聞くようになる。それにはかむものを与えることが有効。1種類だと飽きてしまうので幾種類も与えるのが良い」などと助言した。
16日に東伊那のふるさとの丘で行われる第2回以降の講座では受講者がそれぞれの飼い犬を伴っての参加となり、いよいよ実践的なしつけ訓練が行われる。 -
【記者室】渋滞でイライラ
春の行楽シーズンが始まった。休日になると都会に住む人たちが豊かな自然を求めて県内の観光地にやって来るが、たくさんの車が同じ方向に一斉に移動するのだから当然道路は込み合う▼中央道を利用する関東の人たちは往復とも小仏トンネル辺りで激しい渋滞に巻き込まれる。ニュースで「渋滞は50キロ」などと聞くと同情を禁じ得ないが、乗っている家族連れやカップルにしてみれば渋滞は承知の上で出掛けて来るのだから案外何とも思っていないのかもしれない▼しかしわれわれ田舎者がたまに観光地に出掛けて渋滞に巻き込まれると疲れとイライラで運転も荒くなるものだ。楽しい行楽が一瞬のうちに悪夢とならないよう、お出掛けの際はくれぐれも慎重な運転を。(白鳥記者)
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伊南行政組合消防本部北消防署長
4月1日付の異動で新たに署長の任に就いた。モットーとして「人の和」を挙げる。「和のない人間関係は駄目ですね。消防は命令系統で動いているが、和がないと現場に出た時に上司や同僚の間のどこかに溝ができる。それでは消防の使命は果たせないですからね」
◇ ◇
高校卒業後、飯島農協(当時)に就職したが「どうも仕事が性に合わない」と数年で退職。辞めるに際して当ては何もなかったが、知人の誘いもあり、取りあえずタクシーの運転手をしながら将来への道を探ることにした。
1年ほどたったある日、たまたま町の助役が客として乗ってきた。内心(これはいい機会だ)と思い、唐突だったが思い切って尋ねてみた。「役場職員の中途採用の予定はありませんか?」駄目でもともと竏窒ニ思っていたが、思いのほかあっさりと答えが返ってきた。「今度採用試験があるよ」
思わぬタイミングに喜び、早速準備勉強に取り組んで受験。首尾よく合格して職員に採用された。運命の計らいか、最初に配属された部署が消防担当。その後、署に派遣され、本格的に消防士として働くことになった。
初任科訓練を受けるため、県消防学校に入校。厳しい救助の訓練でロープが足に食い込み、ひどいあざができた。休日に家に帰った時、母親がそのあざを見て顔をしかめた。「その時は何も言わなかったが、後になって『大変な仕事をするんだなあと思って心配だった』と言っていましたね」
見様見まねで夢中で仕事に取り組んだが、慣れない仕事は思ったよりずっと大変だった。「でも中途で入った私に対し、周りの皆さんはいやな顔もせず、親身になって助けてくれた。今でも本当に感謝しています」
一貫して警防畑を歩き、火災のほか水害や工事現場の事故、土石流災害による死亡事故など数え切れないほどの現場に出動してきた。「仕事として取り組んでいるためか、大出血を見ても気後れしたり気持ちが悪くなったりするようなことはなかったですね」
◇ ◇
「『泥棒は命までは奪わないが火事は何もかも持っていく』と昔からいうが、今は昔と違って火事の質も変化してきているんですよ」住宅は防災構造になったが、火災の時にはかえって火元が見つけにくいという問題があり、加えて恐ろしい有毒ガスが出るため、呼吸器は欠かせない。
「同じ現場は二つとない。だからこそ経験がものを言うんです。現場では冷静さを失いやすいが、若い人たちにはそこをよく自覚して行動してほしいと思いますね」
(白鳥文男) -
早太郎700年祭
霊犬早太郎の伝説で知られる駒ケ根市の名刹光前寺(吉澤道人住職)で「早太郎伝説700年祭」が始まった。本坊では700年祭に合わせて今年新たに製作したという不動明王と早太郎の木像=写真=が特別公開され、訪れた参拝者らが手を合わせている。吉澤住職は「次の公開は12年後の戌(いぬ)年としたい」と話している。ヒヒを退治するために早太郎を寺から借り受けた一実坊(いちじつぼう)が早太郎の手柄に報いるために3年かけて写経し、光前寺に納めたとされる大般若経も併せて公開されている。11月30日まで。拝観料は大人(中学生以上)500円、小学生以下200円。
境内を彩る約70本のシダレザクラは13日か14日ごろに開花すると予想されている。遠方から訪れる観光客も日増しに増え、寺のにぎわいは月末にかけてピークを迎える。 -
如月会生け花展
8流派が集う生け花の如月会(保科百子会長、103人)は第49回生け花展を駒ケ根駅前ビル・アルパで9日まで開いている。合作3点を含む約100点の作品が並び、華やかな色と香りで会場を包んでいる。かれんに咲いたサクラなどをあしらった美しい作品の数々に、訪れた人たちは「きれいだね」「素敵だね」などと話しながらじっくりと見入っている=写真。
入場無料。9日の開場時間は午前10時縲恁゚後4時30分。 -
上公連総会
上伊那公民館連絡協議会は7日、06年度総会を駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。辰野町から中川村の各公民館の館長、主事ら約60人が出席。新年度の会長に武田登さん(伊那公民館長)、副会長に下島大輔さん(中沢公民館長)吉川充彦さん(伊那公民館係長)竹中嘉文さん(箕輪町公民館社会教育指導員)を選出したほか、事業計画・予算案などを承認した。退職や異動に伴って公民館を退任する13人に感謝状が贈られた。
感謝状を受けたのは次の皆さん(カッコ内は旧職)。
▽辰野町=渡辺美江(館長)小野公(社会教育指導員)唐澤武志(主事)▽南箕輪村=小林勝(主事)▽東春近=松澤りょう(館長)▽高遠町=丸田武男(社会教育指導員)北原世津子(社会教育指導員)▽宮田村=上條雅典(主事)▽赤穂=北澤吉三(館長)宮下るみ(主事)▽中沢=所河輝男(主事)▽東伊那=細谷悦子(館長)▽中川村=有賀直(館長)