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町長と職員との職場懇談会
飯島町は2月1日から7日まで、初の町長と職員との職場懇談会を開く。
自立し持続可能なまちづくりに向け、日頃意見交換する機会の少ない職員と町長が直接懇談し、町政に生かす。
対象は課長、係長職以外の職員。懇談時間は概ね1・5時間。テーマは仕事の上で日頃感じていること、仕事を進める上での提案など、フリーに話し合う。
初日は午前10時から、議会、総務課、企画財政課、会計室、午後3時から住民税務課を予定する。 -
原色ドライフラワー&プリザーブドフラワー展
生花の美しさいつまでも-。飯島町文化館エントランスで15日まで、「原色ドライフラワー&プリザーブドフラワー展」が開かれ、来場者の目を楽しませている。
「早春」をテーマに、飯島町赤坂の葛岡一枝さんが制作した、原色ドライフラワーとプリザーブドフラワーのアレンジ作品23点を展示した。
完全に乾燥させてつくる原色ドライフラーは、湿気を嫌うため、作品はカップやドーム型などガラスケース入り。ケースの中で、シンビジウムやカトレア、バラ、クリスマスローズなどが生花のままの色、形を留め、華やかな雰囲気を醸している。
花の色を薬剤で脱色し、脱水、好みの色に染色してつくるプリザーブドフラワーは、自然界には存在しない濃茶や濃緑色、くすんだ黄色などシックな色合いに染めたバラ、実物をかごに盛るなどアレンジした。 -
飯島中学校で入学説明会
飯島町の飯島中学校(竹沢代蔵校長)で23日、4月入学の新1年生の保護者を対象に入学準備の説明会を開いた。会に先だって、入学前に授業や学校を知っておこうと保護者が授業参観もした。
説明会では竹沢校長はチンパンジーのアイとその息子アユムの天才振りや、オオカミに育てられたカマラとアマラを紹介し、環境や教育の大切さを強調した後「中学に入学すると、環境が大きく変わるので、わが子の様子をしっかり見守り、気になることがあったら担任に相談してほしい。中学生活の3年間は一生の土台をつくる時、食生活にも気を配り、充実した中学生活を」と呼び掛けた。
引き続き、心の準備や部活動、生活のきまり、みなり、通学のきまりなど生活全般について説明があった。
このほか、制服や辞典、運動着など1年次に購入する学用品などにも触れた。 -
地区活動に関する懇談会
飯島町は23日夜、文化館で地区活動に関する懇談会を開いた。区長や地区公民館長、町、教委など関係者13人が出席し、地区活動の現状と課題のほか、新たな自治組織や指定管理者制度の導入などの課題について意見交換した=写真。
はじめに、教委が地区活動・公民館活動に関する検討会の意見集約を報告。昨年8月2日縲・月27日まで全体会全5回、地区公民館全5回検討してきたが、結論が出ず、意見のまとめとして、(1)地区公民館方式(配置専従方式・派遣方式)(2)中央公民館方式(現状の体制で支援)-両論併記した。
検討経過を受けた基本的考え方として、中央公民館は5館並列を基本にしながら、社会教育主事は地域の実情、ニーズにより地区公民館事業を積極的に支援する。地区公民館の事業実施は、現行地区選出役員体制で行い、地区公民館長の任期を2年とする-とした。
また「協働のまちづくり」を進めるための組織「新たな自治組織」については、出席者からは「現行組織のほかに、新たに組織をつくると、負担増になる」「具体的に形が見えてこない」など懸念の声が上がった。 -
交通安全標語表彰授与式
伊南交通安全協会飯島支会(今井豊支会長)は21日、JA飯島支所で、昨年、小・中学生・一般を対象に募集した交通安全標語入選者の表彰授与式を行った。応募総数200点余の中から、小学校、中学校、一般の各部門で、最優秀賞、優秀賞、入選、佳作の合わせて入賞者18人の栄誉をたたえ、表彰した。
今井支会長は「子どもから高齢者まで幅広い年代層が事故防止に関心を深め、安全意識を高めてもらおうと、初めて募集し、りっぱな標語がたくさん集まった」と感謝し「公民館など公共施設に張るなどして、有効活用したい」と述べた。
この後、駒ケ根署の渋谷保人交通課長からひとり一人に表彰状が手渡された。
入選者は次のみなさん(敬称略)
◇一般の部・最優秀賞=岩村と志子▽優秀賞=木下久子▽入選=今井豊司◇中学校の部・最優秀賞=奥田健太▽優秀賞=塩沢夏那子▽入選=唐沢康史、羽生友多▽佳作=石田晴香、新井雄貴◇小学生の部・最優秀賞=漆沢淳▽優秀賞=山口未記、野村友香▽入選=伊藤優花、片桐貴央▽佳作=鷲野勝歳、木下智彬、有賀佑美、那須野日菜 -
本郷交通安全祈願祭
飯島町の本郷区は22日、交通安全祈願祭を本郷神社で行った。氏子総代、伊南交通安全協会飯島支会本郷分会の役員、飯島駐在署の警察官ら10人が出席。拝殿で茅野建夫宮司が祝詞を奏上し、参列者が玉ぐしをささげて区民の無事故を祈った=写真。
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「鎌田實先生を呼ぶ会」が医療・福祉関係図書を寄贈
「鎌田實先生を呼ぶ会(太田妙子会長)」は20日、飯島町役場に高坂町長を訪ね、鎌田實講演会の収益金で購入した医療・福祉関係書籍約30冊(3万円相当)を寄贈した。町は図書館内に専門コーナーを設け、展示貸出を行う。
同会は昨年11月、飯島町宅幼老所「いいさとねっと梅戸」の開所1周年を記念し、鎌田實さん(諏訪中央病院名誉院長)を講師に招き、講演会「ひとり一人が安心して暮らせる地域福祉」を開いた。580人が入場、ユーモアを交えた話に聞入り、医療とはなにか、福祉となにか、原点に返って考えた。
また、会場では著書の販売も行い、販売益約5万円はチェリノブイリ連帯基金を通じ、イラクの子どもたちに医療費支援として贈られる。 -
お陣屋行燈市に向け、高札設置
江戸情緒を楽しむ飯島町のお陣屋行燈市は2月11、12日、広小路で開かれる。19日、町触組(原裕昭組頭)は市の開催日や場所を記した高札、立て看板などを設置した。
作業は8人が3班に分かれ、高札22本を町の公共施設、商業施設に立て、大型立て看板は多くの人の目に触れてほしいと、道の駅花の里いいじまとショピングセンターコスモ21の2カ所に、国道153広小路交差点前には横断幕も張った。
お陣屋行燈市の今年の目玉は花魁(おいらん)道中、人気の大型時代劇「必殺仕事人」のほか、代官行列、陣馬太鼓、どんどろしし舞など多彩なイベントが繰り広げられ、露店も多数並ぶ。 -
3歳児健診未来飛行
飯島町は子どもたちの健やかな成長を願う子育て支援事業「3歳児子育て未来飛行」を20日、保健センターで3歳児健診に合わせて行った。
98年度からの継続事業で今年初の実施。 会場には02年12月、03年1月生まれの幼児11人が親子で集まり、高坂町長は3歳児健診で、虫歯ゼロの幼児には、賞状とピカピカメダルを贈り「これからも、虫歯にならないように頑張って」と声を掛け、虫歯のあった幼児には「がんばりましょう」メダルを首に掛け「虫歯があって、残念だったね。気をつけようね」と優しく話した。
また、全員に絵本「を贈り、「子育てに役立てて」と期待した。 -
飯島中で百人一首クラスマッチ
飯島町の飯島中学校で19日、新年恒例の百人一首クラスマッチがあった。
1クラスが8チームに分かれ、源平方式で競った。ルールはお手つきは1枚相手から札をもらい、早く取り終えたチームが勝。
筝曲が流れる中、文芸委員長、副委員長が読み手になって、上の句から読み上げると、取り札を囲んだ生徒たちは、身を乗り出し、札の上をすばやく視線を滑らし「ハイ!」と手を伸ばした。
枚数が少なくなると、いよいよ競技は白熱、勢い余って札も舞い上がった。 -
有害図書自販機早期撤去に向け、看板を製作
飯島町田切の田切地区青少年安全対策会議(山田治男会長)は17日夜、田切公民館で、第2回会議を開き、有害図書自販機撤去活動について状況報告を受け、今後の取り組みを協議した。同会議は昨年末、区役員や春日平耕地役員、育成会、防犯女性部ら約30人で組織した。
今後の取り組みとして▽有害図書撤去署名活動開始(17日縲・1日)▽有害図書撤去立て看板作成、設置(17縲・8日)▽長野地裁伊那支部へ有害図書等自動販売機撤去土地明け渡し仮処分命令申請(申請10日、第1回審尋23日)▽自販機看視パトロール活動▽防犯パトロールステッカー車貼付活動-などを確認した。
議事終了後、立て看板作り。幅90センチ、高さ180センチの両面看板3基を製作し、「有害自販機早期撤去を」「防犯カメラ作動中」などを赤と黒のペンキで書き込み、翌18日朝、春日平の現地や広域農道沿いに設置した。 -
飯島町福祉有償運送協議会を設置、
飯島町は18日、町福祉有償運送協議会を設置。役場で開いた初会議で、町社会福祉協議会が申請、審査した結果、全会一致で承認された。社協は近日中に長野陸運支局に、上伊那第1号となる有償運送許可申請をする。
会の冒頭で、高坂町長は社協やタクシー事業者、移動困難者、知識経験者などの代表、9人に委員を委嘱し「国土交通省が黙認し、社協が実施してきた白タク的送迎サービスが、4月から許可が必要になった。福祉有償運送の安全確保、円滑、円満に事業を進めるために協議を」と、同協議会設置の目的に触れてあいさつ。
引き続き、協議会設置要綱、申請指針などのほか▽運送条件▽対象者の要件▽運行範囲▽使用車両▽運転者▽運送対価-などを盛り込んだ判断基準を確認した。
この後、町社会福祉協議会が業務計画や運行規約、料金表、運転者名簿、移動困難者等の状況など必要書類を添付し、申請した。
委員からは「安全運転の徹底を」「運転手の研修を」「車両管理の十分に」などの意見、要望が出されたが、全会一致で承認、推薦することを決めた。
町社会福祉協議会の04年度実績は利用者15人前後、年間利用数119件。駒ケ根市内の病院への通院が中心。 -
JA上伊那の七久保宅幼老所起工式
JA上伊那(征矢福二組合長)は飯島町七久保の七久保支所旧資材店舗を利用し、仮称JA七久保宅幼老所を開設する。18日現地で、大規模改造の安全祈願祭を行い、工事の無事と期限内完成を祈った。3月末しゅん工、4月中旬の開所を目指す。
高齢者福祉事業に取り組むJA上伊那が、遊休施設の有効活用を図りながら、小規模地域密着型の介護施設として、また、学童を含めた地域全体の拠り所として初めて整備する。運営は生活部ふれあい事業課がかかわる。
建設面積は160・75平方メートル、約37平方メートルの食堂・機能訓練室、相談室(4平方メートル)、静養室(6平方メートル)、休憩室(10平方メートル)のほか、事務所、ちゅう房、浴室、トイレなどを整備する。
事業は介護保険通所介護事業「一般型」(生活指導・機能訓練・介護サービス・送迎・給食・入浴サービス・筋力向上トレーニング)、町委託の身体障害者デイサービスのほか、自主事業として障害児(者)のタイムケア、高齢者の地域交流、学童保育-など。
利用定員12人。
職員体制は常勤換算5人、内訳は管理者兼生活相談員1人、看護職員1人、介護職員2人、調理職員1人、送迎運転手1人。
営業日は月曜日縲恣y曜日、午前9時縲恁゚後4時30分、延長あり。
実施地域は飯島町、中川村、駒ケ根市、宮田村。 -
県アンサンブルコンテスト中学校の部、上伊那から飯島中など5チーム県大会へ
第31回県アンサンブルコンテスト中学校の部南信大会(県吹奏楽連盟などの主催)が15日、下諏訪町総合文化センターで開かれ、上下伊那、諏訪の地区予選を勝ち抜いた25校47組が出場し、日ごろの練習の成果を披露した。上伊那勢は飯島中学校2チームのほか、赤穂中学校、箕輪中学校、辰野中学校の5チームが28日、松本市文化会館で開く県大会への出場を決めた。
このうち飯島中学校は10年ぶりの県大会進出、2チーム出場は初めて。木管8重奏でフェルナンデス作曲「シェリトリンド」を演奏し金賞に輝き、打楽器3重奏では、金田真一作曲「エオリアントリオ」で銀賞を獲得、県大会への切符を手にした。
顧問の小林孝行教諭は「部員数が少なく、1年生を交えての編成だったが、ひとり一人が頑張ってくれた」と喜んでいた。
上伊那関係分の結果は次の通り
▽赤穂中学校=クラリネット7重奏・金賞(県大会)、木管5重奏・銀賞▽箕輪中学校=金管8重奏・金賞(県大会)▽辰野中学校=打楽器5重奏・金賞(県大会)、金管8重奏・銀賞、クラリネット5重奏・銅賞、木管5重奏・銅賞▽伊那中学校=金管8重奏・銀賞、クラリネット4重奏・銅賞▽伊那東部中学校・クラリネット8重奏・銀賞▽西箕輪中学校フルート3重奏・銅賞▽中川中学校=金管5重奏・銅賞 -
井坪建設が飯島町に進出、主要生産ラインを移転
駒ケ根市赤穂の井坪建設(井坪義幸社長)は飯島町赤坂の下平製作所長野工場を用地ごと買取、住宅部材加工部門を移転する。昨年末、工場の大規模改修に着手、5月に完成予定で、4月から順次、断熱パネル製造、プレカット生産ラインなど主要生産部門を移転し、稼働開始する。合わせて、敷地内にある老朽化した社宅を共同住宅に再生する。将来的には本社機能を含め、全面移転の考え。
仮称井坪建設飯島工場は敷地面積は1万5300平方メートル余、東西に長い3300平方メートル余の工場、事務所、厚生施設のほか335平方メートルの社宅もある。
社宅は補強コンクリートブロック造鉄板ぶき2階建、築37年。無断熱コンクリート住宅を徹底した高断熱化と設備やデザインを一新し、高性能で快適な共同住宅(10世帯、2LDK、1LDK各5室)に大改造する。具体的には外壁、天井に断熱材(厚さ10センチの発泡スチロール)を張り、開口部にはペアガラスを、水周りをグレードアップし、オール電化で省エネ、快適住宅を目指す。入居は5月を予定、入居者を募集している。
井坪社長は「建物は古いが躯体がしっかりしている。解体すれば、大量の廃棄物が出るが、改修すれば、環境に優しく、費用も新築の約半分で済む」と話している。 -
金の干支クイズ、正解者は14人
飯島町のショッピングセンターコスモ21は15日、初売り・金の干支クイズの正解者を発表した。正解は2万2020円、正解者は14人。
高さ50センチのイヌのぬいぐるみに一円硬貨から百円硬貨まで5種類の硬貨を張り付け、総額を当てるクイズ。2縲・日まで、千円以上の買物をした人に応募券が渡され、町内を中心に924人が応募した。
正解者多数のため、22日午後3時に抽選会が行われ、当選者には現品が渡され、はずれた人にも商品券が贈られる。
正解者は次のみなさん(敬称略)
横前久枝、横前章子、宮下陸、宮下綾菜、豊口善弘、下法憲夫、佐々木結花、小松しな、小林たみえ、小林華音、北村千恵子、柄山大樹、大嶋一輝(以上飯島町)、小倉ひとみ(松川町) -
飯島町の出初式
穏やかに晴れ上がった15日、飯島町の06年度出初式が、飯島文化館などで開かれ、表彰や分列行進で無災害、平穏な1年を願った。
消防団員ら185人、消防車両15台が飯島駅前に集合。沿道の町民が頼もしげに見守る中、広小路を威風堂々と分列行進し、来賓36人の観閲を受け、文化館での式に臨んだ。
高坂町長は「団員の昼夜を分かたぬ活動で、昨年は大きな災害もなく平穏な年になった」と振り返り「来年は消防団発足から50年の節目を迎えるが、歴史の重みを胸に、早稲田団長をはじめ団員ひとり一人が、崇高な消防使命のもと、06年が平穏な年となるように、一層の精進を」と呼びかけた。
この後、表彰に移り、県消防協会表彰や上伊那協会、町関係の各章などが団体や団員に贈られた。
05年中の飯島町の火災発生件数は4件で前年と比べ、3件減少した。うち建物(倉庫)火災1件、土手火災3件で焼失額は約150万円だった。 -
目玉は花魁道中、大型時代劇、「必殺仕事人」
江戸情緒を楽しむ飯島町のお陣屋行燈市は2月11、12日、広小路で開かれる。今年の目玉は花魁(おいらん)道中、人気の大型時代劇「必殺仕事人」のほか、代官行列、陣馬太鼓、どんどろしし舞など多彩なイベントが繰り広げられ、露店も多数並ぶ。
開催まで1カ月足らずとなった13日夜、町商工会館で初の実行委員会が開かれ、当日のタイムスケジュールや、各組ごとの準備の手順、出し物を確認した。
25人の委員を前に、世話掛名主(実行委員長)の宮下寿さんは「13回を迎え、時期や役員などさまざまな課題が出ているが、まずはみんなの力を結集し、13回を成功させよう」とあいさつ。
行燈市のタイムスケジュールは次の通り
▽初日(11日)午前11時30分、どんどろしし舞、正午、開門、代官行列、午後12時30分、式典、市場開き、午後1時俳句表彰、陣馬太鼓、2時30分、大型時代劇「必殺仕事人」、フォトコンテスト表彰、午後4時、花魁道中、ジャンケン大会、点灯式、午後6時30分、閉門。
▽2日目(12日)午前10時開門、陣屋太鼓、11時、代官行列、大型時代劇、午後1時30分花魁道中、午後2時、宝投げ、市場納め。 -
戌年にちなみ、秋田犬の絵馬
飯島町岩間の下平一夫さん(87)が戌年にちなみ、秋田犬を彫った絵馬が飯島町成人大学センターロビーに飾られ、来場者の目を楽しませている。
絵馬は約35センチ×30センチケヤキの板に犬を彫り、周りを草原のイメージし、緑色にした。
秋田犬の精悍さを表現するために、目は白と金色に色付けした。
下平さんは「来場者の来福を願い、犬も歩けば、福に当ると彫った」と話していた。
下平さんの干支の木彫作品展示はサル、トリに続く3作目。 -
コラボ×コラボ06
信州を拠点に活動する4人の作品展「コラボ×コラボ06」が2月6日まで、飯島駅前ヤナギヤ2階のアミカホール2002で開かれている。4作家が独自の感覚で制作した抽象的油彩画、ミクストメディア、立体など30点余を展示した。
出展作家は飯田市の林正彦さん、桐生好さん、飯島町の原隆夫さん、松川町の魚田一人さん。
林さんはウレタンに赤土を塗り、増殖する土をイメージした完成度の高い作品を展示。原さんは黒く塗りつぶしたアクリル板に心象風景を描く静的作風を表出した。魚田さんは麻袋を張り付け、焼いたり、焦がすなどして、素材の持つ質感を表現した。
和紙にリズミカルに書画風に描いた桐生さんなど、4人4通りの表現方法が目を引く。
松川町資料館でも31日まで同時開催。 -
第4回花の道杯中学生バレーボール交流大会
第4回花の道杯中学生バレーボール交流大会は7縲・日、飯島町体育館など南信地区8会場で開かれ、県内外から61チームが参加、8グループに分かれ熱戦を展開した。南信地区中学バレーボール指導者有志の会主催。
バレーボールを通じ、中学生としての友情を深め、技術の向上を図るとともに、指導者の指導力向上を図るのがねらい。趣旨に賛同する県内47チーム、県外(関東、関西)14チームが予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を目指した。
結果は次の通り
▽優勝=3年選抜(2)裾花中(3)辰野中、岐阜チャレンジクラブ
リーグ優勝は次の通り
▽3年選抜、クレスト、常盤、伊那東部、喬木、上田五、鉢盛、鼎、辰野、山梨南、裾花、開成、戸倉上山田、竜峡、三郷、近江兄弟社、岐阜チャレンジ、中川 -
芋焼酎「穆(ばく)王」の新酒発売
04年12月、飯島産の原料を使い、信州初の芋焼酎としてデビューした県業務用酒類販売卸連合会酒販店8社が企画開発した「穆(ぼく)王」の05年新酒(乙種、25度)が完成、発売を開始した。
昨年5月、小学生を含む町民ら57人で120アールに「黄金センガン」を植え付け。11月に掘り上げ、20トンを収穫した。飯田市の喜久水酒造が醸造し、原酒換算で5千リットルの芋焼酎が出来上がった。
価格は720ミリびんが1350円、1・8リットルびんが2500円。 上伊那で唯一取り扱う、飯島町の池上酒店の池上明さんは「前回よりもさらに味に磨きがかかった。さわやかで飲みやすい」と話していた。 -
七久保新田耕地がしし舞披露
飯島町七久保の七久保小学校は10日、体育館で七久保新田耕地(伊藤章男総代)に伝わるしし舞を見学した。
同校は郷土の伝統芸能を見学することで郷土文化を知り、郷土愛を育もうと、毎年新春に地区内のしし舞を見学している。
新田耕地のしし舞は4月第3土、日の稲荷神社の例祭に合わせ奉納している。
伊藤総代ら20人が訪れ「五穀豊じょうを祈願するおめでたいしし舞で、1年間健やかで、しっかり勉強して」と呼び掛け、笛と太鼓の演奏による「道中囃子」でスタート。例祭では男性がキツネの面を付けて踊る「狐踊り」と続いた。
「ソラーイ」の掛け声でししが登場し、数え歌、練りなど勇壮な舞を披露した。 -
飯島陣屋繭玉づくり
飯島町歴史民俗資料館飯島陣屋は9日、小正月の伝統行事、繭玉と「鬼木」づくりをした。 町内を中心に近隣から約30人が参加、いろりばたで、飯島陣屋友の会の会員から、繭玉の言われなどを聞きながら、米の粉をこね、手の平で丸め、まゆの形にし、いろりに掛けた鉄なべでゆで上げた。
ゆでた繭玉はソヨギの木に飾ったり、もち帰り用に小枝に数個ずつさした。
玄関前では、わらじクラブの指導で、正月を「十二月」「十三月」と偽り、鬼をだます「鬼木」づくりをしたり、五穀豊じょうを祈る「ほんだれさま」も飾った。
「ほんだれさま」は松の木を束ね、中心にソヨギを立て、ヌルデで作った「鬼木」やしめ縄を張った。
小学1年の長男、年少の次男の3人で参加した平沢洋子さん(北町)は「繭玉作りは私も子供も初めて。とても楽しかった」と話していた。
出来上がった繭玉は飯島文化館に展示する。 -
農業の担い手法人本郷農産サービス設立
飯島町本郷地区で8日、地区営農組合を母体に農作業の受託事業などを行なう担い手法人「本郷農産サービス」が設立された。有志を含め15人と1団体が出資し、有限会社化したもの。10人ほどの従業員をパート雇用。受託作業により高齢化が進む農家の受け皿になるほか、キュウリのハウス栽培や転作田を使ったそば栽培など積極的な事業展開を図る。
代表取締役は小林雄一さん、取締役には飯島孝志さん、伊藤正典さん、監査役は米山登さん、伊藤一男さんが就任。
各農家から請け負う年間の作業総量は、地区内の水田総面積の1・7倍にも及ぶ225ヘクタールを見込んでいる。
また、転作田のそば栽培は41ヘクタールを予定しており、地区内に設けられたそば施設を有効活用してブランド化を図る。
この日、本郷公民館で開かれた設立総会には出資者ら関係者約30人が出席。
小林代表取締役は「優良農地を維持するには、個々の農家の対応だけでは難しい。地区の農業を守る中核的な担い手として、力強い企業経営を目指す」とあいさつした。
飯島町では営農センターが農家の高齢化対策として、町内4地区の営農組合に・ス実働部隊・スとなる担い手法人の設立を呼びかけ。昨年3月には七久保と田切で、本郷と同様の有限会社会化による法人が発足している。
3地区とも営農組合と担い手法人の連携により、人材を確保して農業の生き残りを図る。 -
道の駅、大鏡もち重量当てクイズ
飯島町七久保の道の駅花の里いいじま・本郷農産加工組合は9日、道駅で、百号の大鏡餅開きと、大鏡餅重量当てクイズの当選者を発表した。重量は19・7キロで、ピタリ賞は藤本拓海さん(伊那市)。
クイズの応募総数は487人、ピタリ賞1人のほか、0・2キロ違いの前後15人のうち、抽選で「近いで賞」10人を選び、賞品の切り餅セットとお年玉を贈った。
鏡餅は計測後、早速、一口大に切り分け、汁粉にして、来場者600人に振舞った。
来場者は「熱くて、おいしい」「とっても甘い」と笑顔でほおばっていた。
「近いで賞」当選者は次の皆さん(敬称略)
▽今井康子(飯田市)、中村啓子(富士見町)、松下良治(松川市)、中村綾子、山崎悠也(以上、駒ケ根市)、太田早苗(宮田村)久保田晃宏(飯島町)、ローレン・ランズベリー(名古屋市)、米山登(飯島町)、久田静香(安曇野市) -
道の駅仕事始め式
飯島町七久保の道の駅花の里いいじま(駅長・高坂町長)は5日、仕事始め式を行い、06年の営業をスタートさせた。
25人のスタッフを前に、高坂駅長は「全国に向けた情報の発信、産業の集積基地として、昨年6月に利用者50万人を達成、年末には60万人余となり、道の駅の存在は大きい。町はさらなる発展を目指し、周辺整備を前向きに検討している」と述べ、スタッフの協力を求めた。
05年の直売所の売上は1億6千万円余。昨年よりも650万円増、104・2%と好調だった。 -
中原菜採さん
飯島町七久保の道の駅、花の里いいじまの花の店を担当する。
「1日中、きれいな花に囲まれ幸せ。顔なじみのお客様が増え、お客様から花束をプレゼントしたら、とても喜ばれたと言われることが1番うれしい」
飯島町鳥居原に生まれ、美術系の短大に進学、造形を中心に生活デザインを学んだ。卒業と同時に道の駅から花店のスタッフにと声が掛かり、2年間、大阪市の花屋で研修した。
水揚げや葉の整理など下処理のし方を教わり、フラワーアレンジ教室にも通い、ヨーロピアンスタイルからブーケまで習得した。「アレンジやブーケは花材選びが1番難しい。病気見舞いにはにおいのしないもの、誕生日の花贈りは、相手の年齢、性別、雰囲気、好みを詳しく聞いてつくる」。一般的には男性には黄色やグリーン、シックな赤色を中心に「持った時の格好良さ」にこだわる。年配の女性には、明るい色の花を使い、講演会の講師や演奏会のアーチストに贈る花束は、大きな花、華やかな雰囲気の花でまとめるとか。
「お任せの注文が多い。花束を渡す時、気に入ってもらえたかどうか、いつもドキドキ、お客様の反応が怖い」。
仕入れは花き栽培が盛んな飯島町とあって「安くて新鮮、できるだけ飯島産を使うようにしているが、ほとんどは伊那市の中卸業から仕入れる。珍しい花、変わった物が好きで、渋い色の花、実物も多い」。
コーナーの室内温室にはバラやユリ、ガーベラ、トルコキキョウなど品ぞろえは約百種類。「バラは好きで種類も多い、ユリはボリウムがあり、大きな花束には欠かせないため、一応そろえてある」。
店内では切り花、鉢花のほか、フラワーアレンジ、キッチンブーケが目に付く。キッチンブーケは値段が手ごろとあって、結構売れ筋。ピンクと赤のバラでかわいい系にしたり、紫のトルコキキョウと濃い赤のバラをメインにしたシックなブーケなど、色々と工夫する。時には花嫁のブーケも手掛ける。ドレスの色や身長、顔立ちなどバランスの良いブーケになるように心がけているとか。
「今は冬の真っ只中、それでもチューリップやヒヤシンス、スイトピーなど春の花が並ぶとうれしくなる」と優しい顔がほころぶ。
両親と祖母の4人暮らし(大口国江) -
中原菜採さん(25)、飯島町鳥居原
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飯島町七久保の道の駅、花の里いいじまの花の店を担当する。
「1日中、きれいな花に囲まれ幸せ。顔なじみのお客様が増え、お客様から花束をプレゼントしたら、とても喜ばれたと言われることが1番うれしい」
飯島町鳥居原に生まれ、美術系の短大に進学、造形を中心に生活デザインを学んだ。卒業と同時に道の駅から花店のスタッフにと声が掛かり、2年間、大阪市の花屋で研修した。
水揚げや葉の整理など下処理のし方を教わり、フラワーアレンジ教室にも通い、ヨーロピアンスタイルからブーケまで習得した。「アレンジやブーケは花材選びが1番難しい。病気見舞いにはにおいのしないもの、誕生日の花贈りは、相手の年齢、性別、雰囲気、好みを詳しく聞いてつくる」。一般的には男性には黄色やグリーン、シックな赤色を中心に「持った時の格好良さ」にこだわる。年配の女性には、明るい色の花を使い、講演会の講師や演奏会のアーチストに贈る花束は、大きな花、華やかな雰囲気の花でまとめるとか。
「お任せの注文が多い。花束を渡す時、気に入ってもらえたかどうか、いつもドキドキ、お客様の反応が怖い」。
仕入れは花き栽培が盛んな飯島町とあって「安くて新鮮、できるだけ飯島産を使うようにしているが、ほとんどは伊那市の中卸業から仕入れる。珍しい花、変わった物が好きで、渋い色の花、実物も多い」。
コーナーの室内温室にはバラやユリ、ガーベラ、トルコキキョウなど品ぞろえは約百種類。「バラは好きで種類も多い、ユリはボリウムがあり、大きな花束には欠かせないため、一応そろえてある」。
店内では切り花、鉢花のほか、フラワーアレンジ、キッチンブーケが目に付く。キッチンブーケは値段が手ごろとあって、結構売れ筋。ピンクと赤のバラでかわいい系にしたり、紫のトルコキキョウと濃い赤のバラをメインにしたシックなブーケなど、色々と工夫する。時には花嫁のブーケも手掛ける。ドレスの色や身長、顔立ちなどバランスの良いブーケになるように心がけているとか。
「今は冬の真っ只中、それでもチューリップやヒヤシンス、スイトピーなど春の花が並ぶとうれしくなる」と優しい顔がほころぶ。
両親と祖母の4人暮らし(大口国江) -
福だるま貯金
飯島町のJA上伊那飯島支所、七久保支所は4日、恒例の正月だるま貯金を行った。今年1年の蓄財を願って、開店前から続々と来店し、早々に貯金を済ませ、福だるまを受け取っていた。
この日はお年玉を握りしめて来店した小・中学生、農産物代金を預ける農家、越年資金の残金を再度預入に訪れる主婦などで、終日にぎわい、両支所合わせて680個用意した福だるまや干支(えと)にちなんだ犬の貯金箱はたちまち来店者に引き取られていった。
今日1日の貯金総額は両支店合わせて1億2千万円を見込んでいる。