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箕輪町の畜産農家柴勇一郎さん 農林水産大臣賞を受賞
箕輪町の畜産農家柴勇一郎さんは、2月に東京都で開かれた全国青年農業者会議の意見発表で、最高賞にあたる農林水産大臣賞を受賞しました。
2日は、柴さんが伊那市のJA上伊那本所を訪れ、宮下勝義組合長に受賞を報告しました。
農業者会議は、若手農業者が農業経営について意見を発表するもので、柴さんが出場した畜産部門には、全国から4人が出場しました。
受精卵を利用した和牛の繁殖、飼育を行っている柴さんは、地域の畜産振興を視野に入れたこれからの農業経営や、これまでの取り組みについて発表しました。
柴さんは「地域の看板を背負っているという自覚を胸に、自分の思いが伝えられた」と話します。
宮下組合長は「地域のために取り組む姿勢がとても心強い。若い人が地域を元気にしていってほしい」と話していました。 -
みのわ営農が水系別作付け研究へ
箕輪町の農事組合法人みのわ営農は、新たに稲の水系別作付けの研究を始めます。
稲の水系別作付けの研究は、平成24年度の新規事業として25日の総会で承認されました。
この事業は、町内の河川などの水系別に農地をブロックに分け、それぞれのブロック内の水田で同じ時期に田植えをすることで、収穫時期をそろえるものです。
これにより、コンバインでの刈り取りがブロックごとに行うことができ、効率的な運用が図れるというものです。
市川隆男理事長はあいさつの中で、「水稲の作付け時期の調整を行い、水田農業の効率的な運営を図りたい」と話していました。 -
平澤豊満町長と母親が意見を交換
箕輪町の平澤豊満町長は、子育て中の母親との意見交換会を24日、箕輪町文化センターで開きました。
意見交換会は、子育ての環境の充実を目的に町が去年から開いているもので、24日は町内の子育てサークルなどに通う母親およそ30人が集まりました。
母親からは「保育園の統合で園が遠くなり送り迎えが大変」「未満児保育がいっぱいで通わせることができない」などの意見がでました。
これに対し平澤町長は「交通の手段としてみのちゃんバスを上手く活用していきたい」「未満児については、今ある施設を最大限に生かし、可能な範囲で受け入れていきたい」と話しました。
町では、今後も子育てについての意見を聞きながら、できる限りの支援を行っていくということです。 -
河川愛護団体2団体 県から感謝状
長年地域の道路や河川の美化活動に努めたとして、伊那市と箕輪町の河川愛護団体2団体に、県から感謝状が贈られました。
20日は、伊那建設事務所の原明善所長から、箕輪町道路河川愛護会の加藤壽一郎副会長と、小沢川河川愛護会の小松朝雄代表に感謝状が手渡されました。
箕輪町道路河川愛護会は、昭和62年から町内の道路や河川のゴミ拾い、アレチウリの駆除などを行ってきました。
小沢川河川愛護会は、平成2年から、小沢川周辺の草刈りや河川清掃の他、小学生を対象にした水質検査学習を行ってきました。
今年度の感謝状は、県全体で18団体に贈られるということです。 -
南アルプスジオパーク協議会 発足
ジオパークを活用した地域振興などに取り組もうと、南アルプスジオパーク協議会が24日、発足しました。
協議会では今後、ホームページを活用したPR活動の他、ガイドの養成などを行います。
24日は、協議会の設立総会が伊那市役所で開かれ、関係者およそ40人が出席しました。
協議会は、伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村や観光協会などで組織されていて、会長には、白鳥孝伊那市長が選ばれました。
ジオパークは、地球の成り立ちなどを見ることが出来る場所で、南アルプスは平成20年にジオパークに認定されました。
協議会では今後、日本ジオパークネットワーク事業へ参加し、活動の拡大やPRなど、全国のジオパークと連携した取り組みを行うということです。 -
ふるさとの四季フォトコンテスト
箕輪町観光協会が主催する今年度の「ふるさとの四季フォトコンテスト」の最高賞に、山梨県の中村清治さんの作品が選ばれました。
最高賞の推薦に選ばれたのは、山梨県の中村さんの作品「ここが赤そばの里」です。
審査員は、「人物や看板など比較対象があり奥行きがある」「空の青と赤そばなど色のコントラストがはっきりしている」などと評価していました。
フォトコンテストは、箕輪町の魅力をPRしようと町観光協会が毎年開いているもので、今年度は県内外から39人、141点の応募がありました。
観光協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「新たなスポットを発見できるすばらしい作品が多かった。町の活性化につなげていきたい」と話していました。
入賞した作品は、町観光協会のホームページやパンフレットなどに使われる他、3月19日からは役場の正面玄関ホールに展示されるということです。 -
劇団「歩」25・26日に公演
箕輪町文化センター附属 劇団歩(あゆみ)の第7回定期公演が、今週末25日(土)と26日(日)に開かれます。
22日夜は、箕輪町産業会館で、通し稽古が行なわれていました。
今回の作品は、ごく普通の高校生が暴力団の娘たちと関りあうことで、織田信長などの武将が群雄割拠する戦国時代で生き残るために剣を持って闘うことになるというオリジナルの書き下ろし作品です。
生まれた環境の違いによる差別を受けながらも、生きる事の意味合いを模索する若者達を描いています。
今回の演目は、女性キャストが本格的な殺陣に挑戦しています。
今回の演目で主役の一人、普通の高校生を演じるのは箕輪中学校2年の原 涼音さんです。原さんは、「芝居の中で、主人公が成長していく様子を見て欲しい」と話していました。
去年12月からこの芝居に取り掛かり、2月からは毎日稽古が行われています。
階段を使用し高さのある立ち回りも見どころのひとつ。ホール客席の平らな部分も舞台として使用されるということです。
劇団歩の第7回定期公演は、25日(土)26日(日)に箕輪町文化センターで行なわれます。 -
ながたの湯 300万人突破
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は23日、平成10年の開業からの入場者数がのべ300万人を突破しました。
300万人目となったのは塩尻市の青柳勝司さんです。
青柳さんには、ながたの湯の無料券33枚と記念品が贈られました。
青柳さんは、各地の温泉によく足を運んでいるという事で、この日は、家族3人でながたの湯を訪れました。
この日は、300万人目の前後の2人にも記念品が贈られました。
ながたの湯は、その泉質から美肌の湯を売り物に平成10年12月にオープン、平成21年には露天風呂を中心としたリニューアルを行いました。
一日の平均利用者数は715人となっています。
ながたの湯では、300万人突破記念として静岡日帰り旅行があたる抽選の応募受付を、今月25日から来月25日まで行うという事です。 -
保育園建設予定地白紙撤回で減額補正可決
箕輪町臨時議会が20日、箕輪町役場で開かれ、新しい保育園建設を予定していた箕輪東小学校隣りのJA上伊那所有地の白紙撤回にともなう約6億円の減額補正予算案が可決されました。
町は、保育園建設関連予算案を提出し賛成多数で可決されました。
平沢豊満町長は建設予定地を白紙撤回するとの方針を議会で正式に表明したほか、これまで通り、おごち、長岡両保育園の統合を推進し新しい用地の選定について区と連携して進めていくとの方針を示しました。
町では、おごち保育園と長岡保育園を統合した新しい保育園の建設場所を箕輪東小学校隣りのJA上伊那所有地としていました。
去年9月の町議会で、およそ6億円の保育園建設関連予算案が可決されていましたが道路事情など安全面での不安の声が保護者から上がっていました。 町ではこれまでに新保育園の設計、測量など関連予算およそ400万円を支出していて、議員からは「税金を無駄にしてしまった」「議会にも議決責任がある」といった意見のほか町長の報酬カットで対応するべきとの声があがっていました。
これについて平沢町長は「当初の目的に向かって進めてきた必要経費だった」と述べました。
新しい保育園の建設場所については今後、町と区で検討を進めていくことにしていますが、今回の予定地白紙撤回で町の保育園統合施設整備計画の遅れなど影響が出るものとみられています。 -
箕輪町木下 天神様に学問成就を祈願
学問の神様にこの一年の学問成就を祈る天神様祭りが、19日、箕輪町木下で行われました。
この日は、箕輪町木下の上の段常会にある天神様が祭られている社の前で神事が行われました。
天神様祭りは、地域の子どもたちの健康と学問成就を願って、木下区青少年健全育成会が毎年行っているものです。
天神様は、学問の神様とされる菅原道真のことで、命日の2月25日に合わせて各地で祭りが行われています。
集まった100人ほどの小学生は、頭をさげ学問の成就を祈っていまいした。
木下区青少年健全育成会の木下實会長は、「勉強をしっかりして、体も鍛え、お父さん、お母さんを喜ばせてあげてください」と子ども達に呼びかけていました。 -
春告げる洋ランがずらり
春の訪れを告げる洋ランの展示会が、箕輪町富田のガーデン和らぎで始まりました。
会場には、白やピンク、黄色など、色鮮やかな洋ラン40種類280点が並んでいます。
展示会は、町内外の洋ラン愛好家でつくる「洋らんの花を咲かせる会」が毎年開いているものです。
会のメンバーによると、洋ランは種類によって夏や秋に咲くものもあるということですが、この時期に咲く種類が一番色鮮やかだということです。
今年は例年に比べ気温が低いため、展示会に合わせて花を咲かせるのに苦労したということですが、訪れた人たちは色鮮やかな洋ランを眺めながら一足早い春を楽しんでいました。
会場を訪れたある女性は「今年は寒かったので会員のみなさんの苦労を感じる。色鮮やかな洋ランを見たら一気に春が来た感じ」と話していました。
洋らんの花を咲かせる会の平松生男会長は「今年は花を咲かせるのに苦労も多かった。会員が丹精込めた洋ランが並んでいるので是非足を運んで下さい」と話していました。
この洋ラン展は19日まで、箕輪町富田、与地・辰野線沿いのガーデン和らぎで開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
箕輪町松島で住宅全焼
16日午前5時10分ごろ、箕輪町松島で住宅を全焼する火事がありました。この火事によるけが人はありませんでした。
火事があったのは箕輪町松島の上田 幸生さん宅です。
火事は午前5時10分ごろ発生し、1時間10分後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅、およそ244平方メートルと、物置20平方メートルを全焼しました。
この住宅には、上田さん夫妻が暮らしていましたが、けが人はありませんでした。
火事の原因については伊那署で調べを進めています。 -
箕輪町在住の木彫工芸家、中澤達彦さん個展
箕輪町在住の木彫工芸家、中澤達彦さんの個展が箕輪町文化センターで開かれています。
地元での本格的な個展は2回目で、会場には53点が展示されています。
中澤さんは現在54歳。高校卒業後、木彫の道に進んで36年になります。
1991年に日展に初入選し、これまでの入選回数は15回、現在は、日展会友、日本現代工芸美術家協会本会員として制作活動をしています。
個展では、作風の移り変わりがわかるよう、制作された年代に沿って作品が展示されているほか、日展入選作品も展示されています。
中澤さんは、水や雲、風など身近な風景から感じるものを、木の色や形を活かしながら表現しているという事です。
この中澤達彦木彫展は、18日(土)まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
箕輪出身の漆戸駿投手 甲子園へ
3月21日に開幕する選抜高校野球大会に、地球環境高校エースとして出場する箕輪町出身の漆戸駿投手が、15日、箕輪町役場を訪れ、平沢豊満町長に甲子園での健闘を誓いました。
この日は、漆戸投手が箕輪町役場を訪れ、平澤町長に甲子園出場の挨拶をしました。
漆戸投手は箕輪町北小河内出身で、現在は地球環境高校野球部に所属し、寮生活をしています。
小学2年生から地元の「守屋スネークス」で野球を始め、中学時代は辰野町の伊北リトルシニアに所属していました。
ピッチングはストレートが主体で、打たせて取るのが持ち味だという事です。
現在は、甲子園にむけ、走りこみを中心に体力づくりに力を入れています。
平澤町長は、「箕輪町の皆さんが応援しているので、まずは初戦突破を目標に頑張ってください」と激励していました。 -
かんがい整備事業の負担割合示す
伊那西部土地改良区連合総会が14日南箕輪村の村民センターで開かれ、農地のかんがい整備事業の負担割合の案が示され了承されました。
伊那西部土地改良連合では、辰野町から伊那市の天竜川西岸の段丘上にあるかんがい設備で施設や送水するポンプの老朽化に伴い国の補助などを受けて改修します。
事業費のうち地元負担が20億円となっていて、3分の2が国、6分の1を県が負担し、残り6分の1の約3億3千万円を4市町村と4つの土地改良区が分担します。
負担割合は土地の広さの割合とし、面積は、西部伊那土地改良区が1336haで比率が52%。
西部西箕輪土地改良区が809haで比率が31%。
西部南箕輪土地改良区が360haで比率が14%.
西部辰野土地改良区が56haで比率2%となっています。
各市町村とそれぞれの土地改良区の負担割合は協議して決めることになっています。
改修は来年度から平成33年度までの10年間実施され計画です。 -
さつき盆栽の手入れ学ぶ
盆栽にした、さつきの手入れ方法など学ぶ講習会が、13日箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
講習会は箕輪町公民館が行っている出前講座として開かれたもので愛好家5人が参加しました。
指導にあたったのは、さつきの盆栽を趣味として30年以上の上田博生さんです。
上田さんは、手入れした盆栽を町内の公共施設に飾り訪れた人を楽しませています。
講習会では、剪定の時期や病害虫の防ぎ方のほか、見栄え良く仕上げる方法などについて指導していました。
参加した人たちは、質問をしたりメモをとったりしながら、熱心に話を聞いていました。
さつきは、木が丈夫で折れても芽吹きが早いことや、花を咲かせる楽しみがあることから、盆栽の愛好家の中でも人気があるということです。
講習会に参加した人たちは、「大変参考になりました。花をつけるのが今から楽しみです。」と話していました。 -
箕輪南小で二胡の演奏会
中国の伝統楽器「二胡」の演奏会が11日、箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
演奏したのは、伊那市や飯田市などで二胡の教室を開いている劉鉄鋼さんと、その教室に通う生徒6人です。
箕輪南小では、月に3回全校集会を開いていて、演奏会はそれに合わせて開かれたものです。
二胡は、中国の伝統的な楽器の1つです。
劉さんらは、二胡を使って中国語の挨拶を教えた他、子ども達にも馴染みのある日本のアニメの曲などを演奏しました。
箕輪南小学校では「世界の様々な文化や音楽に興味を持つきっかけとなればうれしい」と話していました。 -
箕輪町環境審議会の初会議 環境基本計画の見直しを協議
箕輪町環境審議会の初会議が7日、箕輪町役場で開かれ、環境基本計画の見直しについて協議しました。
7日は、平澤豊満町長から委員9人に委嘱状が手渡されました。
会長には、箕輪町衛生部長会会長の今井幸信さんが選ばれました。
箕輪町が平成12年度に策定した環境基本計画では、環境保全に関する施策の方向性の他、住民や行政が自主的な取り組みを行う為の行動指針を示しています。
計画年度が終了したことから、今回はより環境に優しく快適に暮らせるまちづくりを目指し、計画の見直しを行うものです。
新しい基本計画の期間は、平成26年度までの4年間で、町では、今年度中の策定を目指すということです。
委員の任期は、平成25年12月31日までとなっています。 -
北小河内でお念仏講
家内安全や無病息災を願うお念仏講の行事が5日、箕輪町北小河内の中村集会所で行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期にお念仏講の行事が行われています。
5日は、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、大きな数珠を回しました。
中村常会のお念仏講は地区内を流れる大堰が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったとされています。
集まった人達は、輪になって座り大きな数珠を回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げていました。
およそ20分数珠を回した後、家内安全で健康で過ごせるように、各家から集めた米でおにぎりを作ってみんなで味わいました。
中村常会の河手厚志常会長は「これからもこの伝統行事を守っていきたい」と話していました。 -
立春 福与城跡に春告げる福寿草
4日は立春です。暦の上では4日から春となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、日当りのよい斜面で福寿草が咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の4日の最高気温は3.7度、最低気温はマイナス8.7度で平年並となりました。
5日からは気温が上がり、6日には暖かくなりますが、8日以降は再び冬型の気圧配置となり、寒い日が続くということです。 -
節分 無量寺で福豆まき
節分の3日は、各地で節分にちなんだ行事が行なわれました。
箕輪町北小河内の無量寺では、護摩祈祷と福豆まきが行われ、福を求めて多くの人が集まりました。
午後3時からは、阿弥陀堂で年男や年女、厄年の人が護摩木を火に投げ入れて、厄除けや家内安全、交通安全を祈願していました。
会場に来ることが出来ない人は、お札に託し、僧侶が火にかざして厄除けを祈願していました。
時節柄受験生のお札もあり、合わせて500人分を祈願しました。
午後4時からは、福豆まきが行なわれました。
裃に身を包んだ年男や区の役員らが豆まきをしました。
境内には、町内外から大勢がつめかけ、福を得ようと、必死になって拾っていました。 -
箕輪北小で来入児1日入学
箕輪町の箕輪北小学校で2日、来年度入学する保育園児の1日入学が行われました。
2日は、沢保育園と長田保育園を中心に、来年度、箕輪北小学校に入学を予定している65人ほどの園児が訪れました。
これは、小学校がどんなところか体験してもらうために開かれています。
園児は、1年生に似顔絵を描いてもらったり、お店やさんごっこなどをして遊びました。 -
2011年交通事故・火災発生件数まとめ
去年1年間の交通事故と火災の発生件数がまとまりました。
伊那警察署管内の去年1年間の交通事故は、死亡事故が13件で前の年より4件増加しました。
死亡事故では、13件のうち9件が高齢者の絡む事故で、11件が自宅近くで発生しました。
人身事故は511件で前の年より12件減少、物損事故は3186件で前の年より49件増加しました。
伊那警察署では、夜間に歩行中の高齢者の事故が多いとして、夜光反射材を着用し、安全確認をしっかりしてほしいと呼び掛けています。
伊那消防署管内の去年1年間の火災発生件数は、これまでのまとめで61件となっていて、前の年より24件増加しました。
内訳は、建物火災25件、林野火災4件、車両火災9件などとなっています。
去年は春先のたき火の不始末やたばこの投げ捨てなどによる火災が27件で、前の年より21件増加しました。
伊那消防署では、ストーブなどの暖房器具やコンロ、たき火や取り灰など火の取り扱いには十分注意してほしいと話しています。 -
新保育園建設予定地変更へ
箕輪町保育園運営審議会が、1月31日に役場で開かれ、町は南小河内に計画している新しい保育園の建設場所について「JA東箕輪支所での建設は困難である」との方針を示しました。
白鳥一利副町長は、建設場所について「JA東箕輪支所での建設は困難である」と述べ、事実上この場所での建設を取り止める方針を示しました。
おごちと長岡保育園の統合については、合意されている事から計画通り進め、建設予定地は関係区を中心に検討を進め町と共に選定をしていくとしています。
委員からは、「おごち保育園は、建設から30年以上経過している、子どもの安全のためにも早く計画を進めてほしい」や、「保護者だけでなく地域全体で、新しい保育園のありかたを考える機会を作ってほしい」などの意見が出されていました。 -
町長・副町長給料10%減額 答申
箕輪町特別職報酬等審議会は1日、平成24年度の町長と副町長の給料について、今年度と同様の10%減額とする答申をしました。
この日は審議会の黒田重行会長が、平澤豊満町長に答申しました。
町長と副町長の給料は、今年度10パーセント減額しています。
審議会では、東日本大震災の影響が長引くことが予想される事などから、この難局に対処する必要があるとして、抑制措置を継続する事を答申しました。
適用されれば、町長の給料月額は74万7千円、副町長は60万3千円、年間およそ、280万円抑制されます。
平澤町長は、「内容を十分尊重したい」と話しました。 -
箕輪中体育館 建て替えへ
箕輪町は、老朽化が進んでいる箕輪中学校の体育館を建て替えます。
箕輪中学校の体育館は、昭和30年の10月に建設され老朽化が進んでいます。
体育館は現在の建物を取り壊し、同じ場所に新たに建設されます。
現在の述べ床面積999平方メートルから、1219メートルに広げ、建て替えられます。
平成24年度中の完成を目指していて、総事業費は約3億3600万円です。
先月開かれた町議会臨時会で、建て替えに関する補正予算案が提出され、可決されました。
町内の小中学校の耐震化工事は、中学校の体育館が建て替えられれば完了となります。 -
セーフコミュニティー審査始まる
箕輪町が認証取得を目指す世界保健機関、WHOのセーフコミュニティの現地審査が31日から始まりました。
スウェーデン、韓国、台湾から審査員3人が訪れました。
セーフコミュニティは、事故やケガ、自殺などは偶然起きるものではなく、予防できるとの考えのもと、住民と行政が一体となって町づくりを進める取り組みです。
午前中は、町内の事故の現状や事故撲滅に向けた取り組みを説明していました。
発表を聞いた審査員からは「箕輪町には外国人が多く住んでいると聞いている。外国人による事故は多いのか」などの質問が出されていました。
また午後は、町が行っているみのわ健康アカデミーの様子を視察しました。
審査は1日も行われ、結果は2月末から3月の初めに発表されることになっています。 -
伊那地域最低気温ー9.7度
30日の伊那地域は最低気温マイナス9.7度となり、この冬一番の寒さを記録しました。
標高およそ800メートルにある箕輪町長岡の十二天渓谷妙見乃滝も寒さで氷ついていました。
滝の高さは20メートルほどありますが、水の流れはわずかとなっています。
30日の伊那地域は放射冷却により気温が下がり午前7時46分にマイナス9.7度を記録。
平年より2.3度低く、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台では31日も強い寒気が流れこむため、朝方はマイナス5度まで下がると予想しています。 -
フェンシングジュニアワールドカップ 出場
箕輪中学校3年の上田果歩さんは、来週からスウェーデンで開かれる、フェンシングのジュニアワールドカップに出場します。
上田さんは、週3回練習をしていて、金曜日の夜は箕輪町社会体育館で練習をしています。
世界大会の選考基準となっている、日本国内の3大会のポイントで総合3位となり、2年連続ジュニアワールドカップ出場を決めました。
上田さんが出場するのはエペと呼ばれる種目で、全身がポイントになる他、剣の鍔の部分も対象となっています。
上田さんの指導にあたっている大槻高範さんによると、エペは日本ではあまり一般的ではなく、世界との差が大きい難しい種目だということです。
今回で4回目の世界大会出場となる上田さんは「世界の人が相手だと慌ててしまう。落ち着いてポイントを取り、少しでも上の順位を目指したい」と話していました。
上田さんは2月2日にスウェーデンに向け出発し、5日に最初の試合が行われることになっています。 -
みのわ祭り会場 松島区の工業団地一帯へ
今年7月28日に行われるみのわ祭りは、会場を、これまでの国道153号バイパスから、松島区の工業団地内に移し開催されます。
27日、箕輪町内で開かれた2012みのわ祭り実行委員会で、会場の変更が報告されました。
まつり実行委員会と町は、去年12月に警察に対しバイパス使用の要望書を提出しましたが、警察からは「許可をする事は難しい」との連絡があったということです。
理由として、「今年3月にバイパスが、伊那市内で竜東線と接続することから、交通量の増加が予想される事」や「バイパスを会場に大規模なイベントを開催する例が県内では他に例がない」としています。
新たな会場としては、これまでの会場の東側になる、松島区の工業団地、日之出工専地区と、みのわ天竜公園一帯で行う案が示され、承認されました。
バイパス以外での祭り開催については、4年前の実行委員会で検討が行われ、今回承認された場所は、その時、候補に上がった場所です。
実行委員会では、新たな会場について、バイパスを使わない事から交通規制の面で安全性が向上し、駐車場も容易に確保できる事などから、多く人が祭りに参加できる場所だとしています。