-
箕輪南小で百人一首大会
箕輪町の箕輪南小学校で14日、毎年恒例の百人一首大会が開かれました。
百人一首大会は、日本の文化を改めて知り、親しんでもらおうと毎年開かれています。
14日は、全校児童84人が5縲・人のグループに分かれ枚数を競いました。
冬休みに家で覚えてきたという児童が多く、次々と札に手が伸びていました。
箕輪南小学校では、「小規模校として全校でやれることはいいこと。遊びながら集中力を養ってほしい」と話していました。 -
災害時のガス供給について箕輪町が協定
箕輪町は12日、災害時の炊き出しの時に必要となるガスの供給や場所の提供について、(株)川岸商会と(株)ニシザワとの間で協定を結びました。
箕輪町役場で行われた調印式では、川岸商会の馬場浩之社長、平澤町長、(株)ニシザワの小池和広専務取締役が協定書を取り交わしました。
この協定は、ニシザワの敷地内にコインランドリーを設置している川岸商会が、災害時の炊き出しなどに使うLPガスを無償で町に提供するものです。
またニシザワは、駐車場を炊き出し用のスペースとして提供します。
川岸商会の馬場社長は、「万が一の時いち早く住民のお役に立てたらうれしい」、またニシザワの小池専務取締役は「訓練などをして地域と関わり合いながら防災意識を高めたい」と話していました。 -
ながたドームに災害対応型自動販売機を設置
箕輪町と北陸コカ・コーラボトリング(株)は12日、災害時の飲料水の提供に関する協定を結びました。
この日は、災害対応型の自動販売機が設置されたながたドームで調印式が行われ、北陸コカ・コーラボトリング(株)長野地区本部の畑正信本部長と、平澤豊満町長が協定書を取り交わしました。
コカ・コーラボトリングの災害対応型自販機は、ながたドームの入口に設置されています。
災害により断水などの被害が発生した場合、自販機内の飲み物が住民に無料で提供されます。
また、役場や長野県警、時事通信社などが発信した災害情報が電光掲示板に表示されます。
長野県内ではこれまで45台設置されていて、上伊那では他に辰野町に設置されています。 -
箕輪町消防団 出初式
箕輪町で9日、出初式がありました。
出初式には、6分団から230人が参加しました。
木下南宮神社から箕輪町文化センターまでの市中行進では、文化センター前で町長と分団町の観閲をうけました。
式典で、箕輪町消防団の小松孝寿団長は「火災件数は減少しているが、無火災という大きな目標にむけ、地域に貢献できるよう励んでほしい」と訓示しました。
去年町内で発生した火災は、前の年より3件少ない4件で、損害額は930万円でした。 -
下古田公民館で初のほんだれ様づくり
五穀豊穣を願う小正月の伝統行事「ほんだれ様」作りが8日、箕輪町の下古田公民館で行われました。
子どもおよそ20人が、ほんだれ様作りを体験しました。
これは、伝統行事を子どもたちに伝えようと下古田分館が初めて行ったものです。
ほんだれ様は、アワやヒエの穂に見立てた木やまゆ玉を飾り、五穀豊穣を願います。
子どもたちは、アワなどに見立てたクルミの木を枝に挿し込んだり、まゆ玉を飾り付けていました。 -
寺平シュウコウ氏県議選出馬表明
4月に予定されている長野県議会議員選挙に、箕輪町議会議員の寺平シュウコウさんが、初当選を目指し無所属で立候補することを8日、表明しました。
これにより上伊那郡区は定数2に対し現職・新人合わせて3人が立候補を表明しています。
無所属で新人の寺平さんは8日、箕輪町で記者会見を開き、上伊那郡区から立候補する事を表明しました。
寺平さんは、「知事与党として安部守一知事の進める改革を支える。政治とカネの癒着を絶つため、選挙費用は150万円で行う。県政直結、対話の政治で、具体的にはツィッターを活用した双方向政治へのアクセスを開きたい」と話していました。
寺平さんは、昭和49年4月に箕輪町松島に生まれ現在36歳。平成15年に箕輪町議会議員選挙で初当選し、現在2期目。箕輪町議会で福祉文教常任委員長を務めています。 -
今期最低-9.9度 箕輪町ではスケート場オープン
8日の伊那地域は、最低気温がマイナス9.9度を記録しました。
この冬一番の冷え込みとなったこの日、箕輪町の屋外リンク、箕輪町営スケート場が、オープンしました。
この日は朝7時にオープンし、親子連れなど30人ほどが氷の感触を楽しんでいました。
先月13日から水をまき始め、現在、氷は厚いところで15センチほどあります。
子どもたちは、保護者に手を引いてもらったり、イスを使ったりしてリンクの上を滑っていました。
子どもと一緒に訪れたある男性は「昔スケートをやっていて、子どもにもスケートをやってもらおうと連れてきた」と話していました。
管理人の飯島岱さんは「毎年オープンの日はドキドキするが、今年は特別。前の管理人の唐澤さんが去年亡くなり自分の手作りのスケート場という感じがするから」と話していました。
スケート場は、25年前、上古田区に住んでいた故・唐澤多喜男さんが、地元でもスケートができるようにと、グラウンドの半分を氷らせて作ったのが始まりです。
20年以上スケート場の管理をしていた唐澤さんが去年亡くなり、現在は飯島さんが管理をしています。
飯島さんは「このスケート場が続く限り、このスケート場の管理をして、子どもにスケートを楽しんでもらいたい」と話していました。
箕輪町営スケート場は、2月6日頃まで開かれている予定で、無料で滑ることができます。
平日は午前7時から午前8時、土日・祝日は午前7時から午前10時、夜間は午後6時から午後7時半までで、スケート靴は無料で借りることができます。 -
フェンシング国際大会出場報告
ヨーロッパで行われるフェンシングの3つの国際大会に出場する箕輪町の中学生と高校生6人が6日、平澤豊満箕輪町長に出場報告をしました。
今月15日と16日にイタリアのカデ欧州サーキット男女エペ・ピサ大会に出場するのは、箕輪中学校3年の河西翔平君、上伊那農業高校2年の今井萌さんです。今井さんは去年に続いて2度目の出場です。
2月5日と6日にフランスのマラソンフルーレ2011に出場するのは、箕輪中学校3年の北原達也君です。
3月26日と27日のドイツ国際大会ケーニヒ杯には、フランス大会に出場する北原君のほか、箕輪中学校3年の根橋拓海君、同じく箕輪中学校3年の馬場侃也君、箕輪中学校1年の西藤俊哉君が出場します。西藤君は3回目の出場です。
箕輪町のほか東京や京都で去年行われた全国大会で上位に入賞し、日本フェンシング協会からそれぞれの大会に派遣されます。
選手達は、「初めての海外だが落ち着いて1回1回勝ちたい」などと抱負を話していました。
平澤町長は、「いい経験になるので頑張って」と激励していました。
6人はそれぞれ現地に1週間滞在し、大会に臨むということです。 -
箕輪中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で、3学期の始業式が6日行われました。
箕輪町の箕輪中学校では、始業式で各学年の代表生徒が新年の決意を発表しました。
1年の浦野亜嵐君は、「生活態度にけじめをつけて、気持ちよく楽しく過ごしたい」と話しました。
2年の高木知世さんは、「一歩一歩着実に努力する一年にしたい」と話しました。
3年の小坂勇登君は、「後悔しないように全力で生活し、高校受験では大きな成功をこの手につかみたい」と話しました。
北原秀樹校長は、「目標を達成するために、今の自分を大事にして力を発揮し、夢をかなえてほしい」と呼びかけていました。
3学期の始業式は7日と11日にも行われ、7日がピークとなります。 -
萱野高原で初日の出を
1日、箕輪町の萱野高原では初日の出を見るイベントが行われました。
この日は、早朝からおよそ50人が萱野高原に集まり、日の出を待ちました。
東の空が次第に明るくなりはじめ、7時15分頃黄金色に輝く太陽が顔を見せました。
訪れた人達は写真を撮ったり、初日の出に向かって手を合わせていました。 -
箕輪東小学校 第九を合唱
箕輪町の箕輪東小学校の終業式が28日に行われ、児童と地域住民が第九を合唱して1年を締めくくりました。
箕輪東小学校は、地域に開かれた学校づくりの一環で、今回初めて終業式を保護者や地域住民に公開しました。
普段の学校生活では、クラブ活動や総合的な学習の時間に地域住民を講師に招き、指導を受けています。
第九の合唱は、お世話になった地域の人や保護者に感謝の気持ちを伝えようと12月の始めから練習してきたという事です。
終業式では、合唱の他にも、1、2年生が鍵盤ハーモニカで第九を演奏し、今年1年間の学校生活を締めくくりました。 -
ふれあいサロンお楽しみ会
箕輪町松島の住民が集う、ふれあいサロンまつしまは25日、コカリナ演奏などを楽しみました。
お楽しみ会として開かれた今年最後のサロンには、松島区の住民およそ60人が集まりました。
ふれあいサロンまつしまは、区民が自由に集まり交流するお茶飲みの場として、松島区の民生委員が中心となり年6回開いています。
同日は、箕輪町を拠点に活動するコカリナサークル明音が正月の曲などを演奏しました。
参加者は、コカリナの音色を聞いたり、演奏に合わせて歌っていました。
また、箕輪町のガールスカウト第34団の小学生によるダンスの発表もありました。
ダンスは、日本のガールスカウト運動90周年を記念した曲に振り付けしたものです。
参加者は、コカリナ演奏や小学生のダンスを見て楽しいひと時を過ごしていました。 -
信州黄金シャモ普及へ意欲
箕輪町の酪農家、根橋英夫さんは、長野県が信州ブランド食材として開発した新品種の地鶏「信州黄金シャモ」の飼育に意欲をみせています。
信州黄金シャモは、鶏の中でも歯ごたえがあり、最もおいしいといわれているシャモと、肉の色が赤みを帯び、歯ごたえとコクに定評のある名古屋種の鶏をかけあわせてつくられた地鶏です。
歯ごたえのある食感と、深いうま味、脂肪分が少ないことなどが特長ということで、県が信州ブランドとして普及に力を入れています。
箕輪町南河内の酪農家、根橋英夫さんは、その信州黄金シャモを上伊那でも普及させようと、県から譲り受け、現在試験的に飼育しています。
正式に飼育するためには県の認定を受けることが必要で現在県内では18件、上伊那では駒ヶ根市の農家1件が認定を受けています。
飼育には、その品質を維持するために、他の品種と混ぜて飼わない。衛生管理の徹底などいくつかの基準が設けられています。
信州黄金シャモは平成16年度に開発され、その肉を提供している店は県内外合わせて、およそ190店舗ありますが、そのうち、上伊那地域は3店舗にとどまっています。
信州ブランドの地鶏として 開発された黄金シャモですが、飼育農家が少ないことや、鶏肉の処理施設が少ないこと、流通体制が確立されていないことなどが課題になっているということです。
上伊那地域ではまだ馴染みの薄い信州黄金シャモですが根橋さんは、上伊那地域で飼育から流通、販売までの体制を整備させたいと考えています。
根橋さんは、今後仲間を募り、体制が整備できれば、正式に飼育者としての申請を出したいとしています。 -
ながたドーム完成
箕輪町がながた自然公園に建設を進めていた屋内運動施設、ながたドームが完成しました。
来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われます。
ながたの湯西側に建設された「ながたドーム」は、国からの補助金などを活用し今年の3月から工事が進められてきました。
19日は引き渡し式が行われ、施工業者から平澤豊満箕輪町長に施設のカギなどが手渡されました。
ながたドームは、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積はおよそ3400平方メートル。
人工芝のテニスコートが3面ありフットサルや各種イベントに利用できます。
また多目的のイベントなどに使えるよう大型スクリーンも設置されました。
2階には、観客席が288席設置された他、一周205mのジョギングが出来るスペースが設けられています。
利用料は1時間1面500円で、夜は照明代が700円かかります。
ながたドームは、来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われることになっています。
施設の利用の予約は1月17日を予定しています。 -
木下駅前に山車飾 展示
来年の干支「兎」にちなんだ山車飾の展示作業が20日、箕輪町の木下駅前で行われました。
山車飾の展示をしたのは、地区住民有志でつくる木下山車飾保存会です。
保存会では、毎年、一月の南宮神社の初祭りで山車飾を奉納しています。
この日は木下駅前に、「二兎追うものは一兎をも得ず」のことわざにちなみ、二羽のうさぎを追って戸惑っている若者の様子を表現した、山車飾りを展示しました。
保存会の岡久幸会長らは、人形の位置や角度など全体のバランスを見ながら設置作業をしていました。
岡会長は「良い出来。ライトアップや、イルミネーションの飾り付けもするので多くの人にみてもらいたい」と話していました。
初祭りには、保存会や中部小の6年3組の児童などが作った山車飾り、合わせて5場面が神社境内で奉納される予定です。 -
国際ソロプチミスト伊那 町に2万円を寄付
女性の地位向上などの為の奉仕活動を行っている国際ソロプチミスト伊那は20日、箕輪町役場を訪れ、町に2万円を寄付しました。
20日は、国際ソロプチミスト伊那の会員で箕輪町に住む山口町子さんが、平澤豊満町長に寄付金2万円を手渡しました。
12月15日に開かれた例会で、会員同士のチャリティーバザーを行い、その時の売上金を箕輪町に2万円、伊那市に5万円、駒ヶ根市に3万円寄付したものです。
山口さんは「ささやかな気持ちですが、福祉事業に役立ててもらえればうれしいです」と話していました。 -
コンビニエンスストア関係者が防犯訓練
伊那市や箕輪町、南箕輪村のコンビニエンスストアの経営者らを対象にした、防犯研修会が20日、伊那警察署で行われました。
研修会には、およそ20人が参加しました。
今年は、いざという時の為に、より実践的メニューとして、カラーボールの投てき訓練が初めて行われました。
指導した警察官は、「投げる時は、あわてずしっかり狙いをつける事」や「足元を狙うと液体が飛び散り付着しやすい」等と教えていました。
このあと、参加者全員が、塗料の代わりに水の入った模擬カラーボールを犯人役の警察官に投げていました。
参加したある経営者は「液体が揺れ投げる感覚がつかみにくかったです」と話し「今日の研修内容を活かし、防犯を意識した店づくりをしていきたい」と話していました。 -
そば料理コンテスト 藤澤さん優勝
そば粉やそばの実を使った、料理コンテストが19日、箕輪町の地域交流センターで開かれ、伊那市の藤澤久美子さんが優勝しました。
19日は、箕輪町が主催する、そばを使った地域おこしイベント「みのわ幸せ新そばまつり」が、地域交流センターで開かれました。
コンテストは、その企画の一つで、この日は、応募のあった38点レシピの中から、一次審査を通過した、5品が会場に並べられました。
並んだのは、小麦粉などに代わり、そば粉やそばの実が使われた、カルパッチョや、たこ焼き、シューマイ、ピザ、ケーキの5品です。
審査は、会場を訪れた人達が5品を試食し、気に入った料理に投票し、獲得数が一番多い料理が優勝となります。
会場を訪れた人達は「どれも美味しい、選ぶのが難しい」などと話していました。
審査の結果、優勝したのは、「そば粉で和風ピザ!」を作った、伊那市在住の藤澤久美子さんです。
藤澤さんは「そばの風味を出す為に、油で炒めたそばの実を使うのがポイント。簡単にできるので、多くの家庭で参考にしてもらえれば」と話していました。
会場ではこの他に、訪れた人達に、町内で収穫した新そばが振る舞われた他、そば打ち体験イベントが開かれ、会場は新そばの香りに包まれ -
「おはなしおばさん」藤田浩子さんのお話会
わらべうたや、昔の遊びを伝えたり、子育て講演を行うなどして活躍している、千葉県在住の藤田 浩子さんのお話会が、18日、箕輪町文化センターで開かれました。
18日は、箕輪町の親子50人ほどが参加して、お話会を楽しみました。
お話を行ったのは、おはなしおばさんとして親しまれている千葉県在住の藤田浩子さんです。
藤田さんは、幼児教育や、子育てサークルに携わってきた経験を活かして、わらべうたや、昔の遊びを若いお母さんたちに伝えたり、子育てについての講演などを行っています。
400縲・00ほどのレパートリーがあるということで、その時々で、内容を考えるということです。
18日も様々な小道具や歌が飛び出し、子供たちを楽しませていました。
お話会を開いた箕輪町の読み聞かせグループ、お話応援団は、「昔からのお話を、肉声のよさを伝えていきたい」と話していました。 -
プロレスラー征矢学さん伊那市長表敬
全日本プロレスに所属する箕輪町出身のプロレスラー、征矢 学さんが、17日、伊那市役所を訪れ、来年1月に伊那市で開く興行をPRしました。
17日は、スーツ姿の征矢学さんが、市役所を訪れました。
征矢さんは、箕輪町出身で、千葉国際武道大学を卒業後、中学生のころからの夢だったというプロレスラーとなりました。
今年の8月には、タイトルマッチに勝利し、世界最古といわれるベルト、アジアタッグベルトを手にしました。17日は、そのベルトも持参しました。
白鳥孝市長のもとを訪れ、地元でのイベントをPRしていました。
征矢さんが出場する興行は、来年1月9日(日)に伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。
伊那市で、全日本プロレスが興行を行うのは、およそ25年ぶりだということです。
なお、征矢さんの弟の匠さんもプロレスラーとしてデビューする予定で、当日は、兄弟対決、兄弟タッグのカードもありえるということです。 -
農産物直売所「愛来里」みのわ振興公社へ経営移管
箕輪町は、農産物直売所「愛来里」について、現在の農産物生産組合から、みのわ振興公社へ経営移管する考えを示しました。
今後は、企業感覚を持った経営を目指すとしています。
これは、17日に開かれた町議会全員協議会で町側が示しました。
農産物直売所愛来里は、地域の農畜産物の販路拡大による産地化の促進や担い手の育成を目的に平成9年に設置されました。
しかし、生産者本位の出荷の為消費者ニーズにあっていないことや、組合員の高齢化が問題となっていました。
町では、農産物生産組合からみのわ振興公社へ経営を移管することで、店舗経営と生産を切り分け、ニーズに応じた企業経営ができるとしています。
今後は、農産物生産組合を解散し、愛来里協力会を組織して経営の安定化を図っていくとしています。
これは、来年の3月定例会に条例改正案として提出されます。 -
年末食品の立ち入り検査
食品が多く流通する年末年始を前に、上伊那伊那保健福祉事務所によるスーパーなどへの立ち入り検査が14日行われました。
箕輪町のジャスコ箕輪店には、上伊那保健福祉事務所の食品衛生監視員3人が訪れ売り場の温度管理や原材料の表示が適正に行われているかなどをチェックしていました。
上伊那保健福祉事務所によりますと、今年は全国的にノロウイルスの流行が早まっていることから、小売店だけでなく家庭でも衛生面に気を配って欲しいと呼びかけています。
食品の立ち入り検査は今月28日まで行われることになっていて、上伊那保健福祉事務所では管内のスーパーや市場などおよそ40の施設で立ち入り検査を予定しています。 -
箕輪町のながたの湯 12周年を迎え記念イベント
H10年12月にオープンした箕輪町のながたの湯は12周年を迎え15日、記念イベントが行われました。
この日はオープンと同時に次々と利用客が訪れ、受付でミニタオルと飲み物の記念品を受け取っていました。
H10年12月14日に開館したながたの湯の、これまでの入館者数は約273万5,000人、一日平均715人の利用があります。
去年8月に露天風呂を中心に改築を行い、県外の利用客も増えたという事です。
ながたの湯を運営するみのわ振興公社社長の平澤豊満町長は「これからもたくさんの皆さんにご利用頂きたい」と話していました。 -
読育ボランティアネットワークの設立総会
読みきかせなどのボランティア活動を行っている、団体や個人の横の連携を図ろうと、読育ボランティアネットワークの設立総会が、箕輪町地域交流センターで13日に開かれ、規約の確認や運営委員の選出を行いました。
設立総会には、読みきかせなどの読育活動を行っている10のボランティア団体の代表や個人、合わせて46人が出席しました。
読育ボランティアネットワークは、会員同士の情報交換や活動の連携、スキルの向上を目的に設立されました。
総会では、会員のスキルアップを目的とした勉強会の開催や、保育園や福祉施設のイベントへの協力を行うことなどの規約を確認しました。
運営委員には、読みきかせグループの代表など4人が選ばれました。
箕輪町図書館の中村文好館長は「仲間の輪を広げ連携していくことで、ワンランク上の読育活動を目指していきたい」と話していました。
総会後に行われた講演会では、松本市に住む読書アドバイザーの越高一夫さんが「心をつなぐ読みきかせ」をテーマに講演しました。
越高さんは「内容のある本ばかりでなく、単純に楽しめる本も織り交ぜるとよい」「読んでいても反応がなく不安になることもあると思うが、自信をもって読むことが大切」と話していました。 -
囲炉裏を囲んで座談会
箕輪町郷土博物館で12日、囲炉裏を囲んで郷土料理について話す座談会が開かれました。
これは、博物館に気軽に足を運んでもらおうと毎年開かれていて、今回で3回目になります。
昭和30年代の家をイメージして博物館内に再現された囲炉裏を囲んで座談会が開かれ、集まった地域住民17人が、郷土料理について自由に会話を楽しみました。
参加者は、昔、うさぎの肉をお正月に食べる習慣があり子供の頃はそれを楽しみにしていた事や、田植えの時期は、黄金にみのるようにとの願いをこめて「きなこむすび」を食べたことなどを話していました。
博物館では、「話を聞くだけではなくお互いに会話ができるイベントを開くことで博物館を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
箕輪中学校の3年生 松島保育園を訪れ園児と交流
箕輪中学校の3年生が7日、松島保育園を訪れ園児と交流しました。
7日は、箕輪中学校3年3組の生徒38人が松島保育園を訪れました。
箕輪中学校では、家庭科の授業で子どもの体の成長や心の発達について学んでいます。
園児との交流は、その一環で行われたものです。
生徒らは、園児たちと紙を丸めて遊んだり、ブロック遊びなどをしていました。
松島保育園の伊澤万寿美園長は「自分たちにもこんな時があったんだなと思い起こしながら、日々の生活につなげていってほしい」と話していました。 -
木下泉沢常会イルミネーション点灯
箕輪町木下の泉沢常会の住民有志は、家にイルミネーションを飾り通行する人たちの目を楽しませています。
4日の夜、住民らおよそ20人が参加し点灯式が行われました。
泉沢常会では毎年この時期にイルミネーションの飾り付けを行っていて今年で6年目となります。
最初は2、3軒で始まりましたが、地域一帯をイルミネーションで明るくし、防犯の手助けになればと今では10軒が飾り付けをしています。
ほとんどの家が11月の中旬から作業をしてきたということで、ある人は「毎年続けるのは大変だが、道行く人達が喜んでいる姿を見るとやりがいがあります」と話していました。
泉沢常会のイルミネーション
25日まで
点灯時間:夕方5時30分縲・時30分まで点灯されます。 -
古田人形芝居 定期公演
箕輪町の伝統芸能「古田人形芝居」の定期公演が4日、箕輪町文化センターで行われました。
定期公演は、上古田の伝統芸能「古田人形芝居」を多くの人に見てもらおうと毎年開かれているもので、会場にはおよそ400人が訪れました。
このうち、箕輪中学校の古田人形部は、浄瑠璃「生写 朝顔話」縲恟h屋の段縲怩繪奄オました。
これは、目の見えない娘と武士の切ない恋物語を描いたもので、途中、娘が琴を弾くシーンでは、生徒が三味線に合わせて器用に娘の手を動かしていました。
また、箕輪西小学校古田人形クラブは、生き別れになった親子の悲劇を描いた「傾城阿波鳴門」縲恟・迚フの段縲怩繪奄オました。
芝居を見たある男性は「年々レベルが上がっている。地域の伝統芸能をこれからも受け継いでいってほしい」と話していました。 -
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区 10万5千円を寄付
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区は、地区会員から募った支え合い募金10万5千円を3日、箕輪町に寄付しました。
3日は、地区委員の小松和彦さんと、事務局の浦野幸年さんが箕輪町役場を訪れ、集まった募金10万5千円を平澤豊満町長に手渡しました。
支え合い募金は、地域福祉に役立てもらおうと毎年行っているものです。
11月30日に開かれた地区懇談会で、会員195人から募りました。
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区では、「今後も地域に役立てる活動を行っていきたい」と話していました。 -
箕輪町議会基本条例制定
箕輪町は、議会や議員の活動などを定めた箕輪町議会基本条例を制定します。長野県内の町としては、箕輪町が初めての制定となります。
2日開会した箕輪町議会に議会側から条例案が提出され、可決されました。
条例制定については、町議会が去年の6月から小委員会を設け検討してきました。
条例は、議会と議員の責務や活動など取り組んでいる内容を10項目にまとめています。
このうち、町民との懇談会や模擬議会、議員が政策などを勉強する毎月の議員定例協議会の開催に今後力を入れていきたいとしています。
議会基本条例は、長野市、松本市、大町市がすでに定めているということです。
同日開かれた町議会には、一般会計補正予算案など14議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、およそ1億8千万円を追加するものです。
主なものは、グリーンツーリズムの施設設置を前倒しして行う費用およそ1800万円、温泉スタンドの移設費およそ1700万円、保育園、学童クラブ、子育て支援センターに置く小児用AED13台の整備費およそ600万円となっています。
箕輪町議会は9日、10日に一般質問、17日に委員長報告・採決が行われる予定です。